遊技機に関する。
パチンコ機等の遊技機においては、弾球された遊技球が遊技領域(遊技盤の表面に形成されて遊技球が流下可能な領域であって、遊技球の流下による遊技や演出を実現するための領域。)を流下して、その流下の過程で遊技球が遊技領域内の遊技釘や風車に衝突しつつ転回して流下方向が変化する。その結果、遊技領域上に配置された各種入賞口に遊技球が入賞すれば所定の賞球の払出しがされ、一方いずれの入賞口にも入賞せずアウト口に遊技球が流入すれば賞球の払出しはされない。遊技者は、弾球における自らの技量を発揮して、又は遊技球の流下における偶然性を利用しつつ遊技球の入賞及び賞球の払出しを期待し、遊技を楽しむのである。
このようなパチンコ機において、遊技盤を透明に形成する構成が提案されている(例えば、特許文献1,2を参照。)。この特許文献1,2に開示の構成においては、透明な遊技盤に対して他の遊技用部品を取り付ける際に、その位置決めとして位置決め用ボスと位置決め穴とが用いられている。
特開2011−092588号公報
特開2011−092589号公報
遊技盤に取り付けられる取付部品の大きさや形状によっては、取付部品のうちの特定部分において撓みや歪みが生じる場合がある。そうすると、取付部品の全体としての位置決めが正確に行われたとしても、特定部分については撓みや歪みに起因して取付位置にずれが発生してしまう可能性がある。したがって、取付けの際に、全体としての位置決めに加え、特定部分における位置ずれを防止するための位置決めが可能な構造が望まれている。
また、パチンコ機においては、共通の遊技機枠に対し異なる種類の遊技盤を使用することがある。遊技盤の種類が異なると、その設計配置上の観点から位置決めボスや位置決め穴の配置位置が異なってしまう場合があるが、取付部品は共通で使用したいという要望もある。
本願発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、遊技盤と取付部品との位置決め、又は取付部品と他の取付部品との位置決めにおいて、全体としての位置決めが可能であることに加え、特定部分における位置ずれを防止することのできる位置決め構造を有する遊技機を提供することを例示的課題とする。
上記の課題を解決するために、本願発明の例示的側面としての遊技機は、遊技媒体が流下可能な遊技領域が表面に形成された遊技盤と、遊技盤の後方に取り付けられる後方ユニットと、基盤部材と遊技盤との位置決めのための位置決め構造と、を有している。その位置決め構造は、後方ユニット及び遊技盤のいずれか一方において、他方に向けて突出するように配置された複数の第1位置決めボスと、後方ユニット及び遊技盤のいずれか他方において、位置決めボスの配置に対応して形成された複数の第1位置決め穴と、を有している。複数の第1位置決めボスは、第1突出長を有する複数の第1大径ボスと、第1大径ボスよりも小径とされかつ第1突出長よりも短い突出長の複数の第1小径ボスとを有している。複数の第1位置決め穴は、第1穴深さとされて第1大径ボスが挿入される複数の第1大径穴と、第1穴深さ以下の穴深さとされて第1小径ボスが挿入される複数の第1小径穴とを有している。後方ユニットと遊技盤との位置決めの際に、第1大径ボスが第1大径穴に挿入され、かつ、第1小径ボスが第1小径穴に挿入されるようになっている。第1大径ボスの第1突出長は、後方ユニット及び遊技盤のいずれか他方の厚さ寸法よりも短くされている。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下添付図面を参照して説明される好ましい実施の形態によって明らかにされるであろう。
遊技盤と取付部品との位置決め、又は取付部品と他の取付部品との位置決めにおいて、全体としての位置決めが可能であることに加え、特定部分における位置ずれを防止することのできる位置決め構造を有する遊技機を提供することができる。
実施形態1に係るパチンコ機の正面図である。
図1に示すパチンコ機の外観斜視図である。
図1に示すパチンコ機においてガラス枠12を前方開放した状態の外観斜視図である。
前枠と遊技盤ユニットとを前後に分解した分解斜視図である。
遊技盤ユニットにおいて、遊技盤をスペーサに対して前方開放した状態を示す外観斜視図である。
実施形態1における位置決め構造を説明するための模式断面図であって、(a)は、大径ボスと大径穴の模式断面図であり、(b)は小径ボスと小径穴の模式断面図である。
遊技盤6の背面図である。
スペーサの正面図である。
実施形態2に係る遊技盤ユニットにおいて、スペーサを後方ユニットに対して前方開放した状態を示す外観斜視図である。
実施形態2における位置決め構造を説明するための模式断面図であって、(a)は、大径ボスと大径穴の模式断面図であり、(b)は小径ボスと小径穴の模式断面図である。
実施するための形態
[実施形態1]
以下、実施形態1について図面を用いて説明する。図1は、実施形態1に係る遊技機としてのパチンコ機2の正面図であり、図2は、図1に示すパチンコ機2の外観斜視図である。
パチンコ機2は、遊技機枠3、遊技盤ユニット5、ガラス枠12、発射ユニット(不図示)、球皿14を有している。遊技盤ユニット5の一部である遊技盤6の表面に形成された遊技領域16に向けて、発射ユニットによって1球ずつ遊技球(遊技媒体)23が発射可能とされている。
パチンコ機2は、後述する発射装置ハンドル15を遊技者が操作することによって、遊技領域16に向けて遊技球が発射され、遊技球の流下による遊技が実現される。なお、遊技機は、パチンコ機2の他にパチンコ式スロットマシン機(いわゆるパロット機)、コインゲーム機等のアーケードマシン、各種ゲーム機を概念することができ、要するに、遊技媒体の流下による遊技を実現する遊技領域を有するあらゆる遊技機が含まれる。また、パチンコ機においても、アレンジボール機、雀球機等の組合せ式パチンコ機、いわゆるデジパチタイプ(1種タイプ)やハネモノタイプ(2種タイプ)のパチンコ機等のあらゆるパチンコ機を概念することができる。
本願においては、一般的な方向の定義として、パチンコ機を正面(遊技者側)から見た場合における方向で上下左右方向を定義する。また、遊技者からパチンコ機に向かう方向を後方、パチンコ機から遊技者に向かう方向を前方と定義する。部材やユニット等の詳細部分については、個別に別方向の名称を用いる場合もある。また、遊技球23が遊技領域16を流下する場合、原則として流下方向(下方)が下流側であり、逆方向(上方)が上流側となるが、下流、上流の概念は上下に限定されず、あくまで遊技球の流下する方向を下流側と定義する。
パチンコ機2の遊技機枠3は、後述する遊技盤ユニット5を保持するためのもので、このパチンコ機2の周囲側面及び前方又はそれに加えて後方を囲むように構成される。遊技機枠3の内側には、遊技盤ユニット5の他にも各種制御基板や遊技球23用の通過経路等各種機構部品が配置され、遊技機枠3によって周囲側面及び前方又はそれに加えて後方からのパチンコ機2内部側への不正アクセスが防止されるようになっている。
パチンコ機2の周囲を囲む外枠4、その内側にヒンジ22によって前方開閉可能に揺動支持されて遊技盤ユニット5を保持する前枠9、前枠9の前方にヒンジ22によって前方開閉可能に揺動支持されガラス10及びその周囲を装飾する装飾部材32を保持するガラス枠12、を有して遊技機枠3が構成される。なお、ガラス10は、遊技機枠3内部側に保持された遊技盤6を前方から遊技者が視認することができるようにするための透明部材である。
ガラス10は、遊技盤6に対して一定距離以上離間して配置された透明板である。ガラス10は、2枚の透明平板ガラスが前後に配置されてガラス枠12の裏面側に保持され、遊技盤6との間に遊技球23が流下する流下空間を形成する機能、遊技者がガラス10を通して遊技盤6を視認できるように視認性を確保する機能、遊技者が遊技盤6に不正にアクセス(接触)できないようにする不正アクセス防止機能、を発揮する。ガラス枠12には、略中央に大きく中央開口が形成されており、その中央開口の周囲を囲むように装飾部材32が配置されており、中央開口を塞ぐようにガラス10が配置されている。
球皿14は、遊技者の持ち球を貯留するためにパチンコ機2の前面に配置された皿部材であって、本実施形態1においては上球皿14aと下球皿14bとを有している。上球皿14aは遊技盤6の下方、すなわちガラス枠12の下方部分に配置され、下球皿14bは、その上球皿14aの更に下方に配置されている。
発射ユニットは、球送り装置(不図示)によって球皿14の一部としての上球皿14aから発射位置に送り出された遊技球23を遊技領域16の上部に向けて発射(弾球)するためのものである。発射ユニットは、例えば発射位置の遊技球23を弾球する発射杆、その発射杆を駆動する発射モータ、発射杆を付勢して弾球力を発生させる発射バネ等を有してユニット構成され、前枠9に取り付けられている。その発射ユニットによる球発射のため、遊技者の操作に基づいて球発射のオンオフ及びその発射強度調整を実現する発射装置ハンドル15がパチンコ機2の前面下方に設けられている。
図3は、図1に示すパチンコ機2においてガラス枠12を前方開放した状態の外観斜視図である。ガラス枠12を前方開放すると、前枠9に保持された遊技盤ユニット5の遊技領域16が前方に露出する。このパチンコ機2においては、前枠9の後方から遊技盤ユニット5が取り付けられ、前枠9の略中央に大きく開口形成された中央開口9aに遊技領域16が臨むようになっている。なお、このパチンコ機2では、中央開口9aの内側面の一部が外レール26aとして機能しており、発射ユニットによって発射された遊技球23が外レール26aによって遊技領域16の上部に向けて案内されるようになっている。
図4は、前枠9と遊技盤ユニット5とを前後に分解した分解斜視図である。図4においては、遊技盤ユニット5も、遊技盤6、スペーサ(基盤部材)11、後方ユニット(役物ユニット)13に分解して示している。
前枠9は、ガラス枠12の後方に位置し、ヒンジ22を介して外枠4に軸支され、ヒンジ22を中心として前後に揺動開閉可能とされている。前枠9の後方に遊技盤ユニット5が保持されるようになっており、前枠9の中央開口9aから遊技領域16が前方に臨むようになっている。遊技盤ユニット5は、前方ユニット8、遊技盤6、スペーサ11、後方ユニット13を有して大略構成されている。前方ユニット8は、遊技盤6の表面(遊技盤面)6aに取り付けられる部品であり、例えば、遊技領域16を囲むように配置されるレール飾り26、遊技盤6に開口形成されたセンター開口6bの周囲を囲むセンター役物7、始動入賞口29等を含む。
遊技盤6は、表面に遊技領域16を形成する盤状部材であり、その略中央位置には、後方ユニット13の一部や演出表示装置(不図示)を臨ませるためのセンター開口6bが形成されている。遊技盤表面6aには、流下する遊技球23の流下経路を変更させることにより遊技を演出するための、多数の遊技釘や風車等(いずれも不図示)も配置されている。遊技盤6は、アクリル等の樹脂で形成され、かつ、透光性を有しており、特に本実施形態1においては透明である。
スペーサ11は、遊技盤6の後方に取り付けられる平板状の樹脂部材である。本実施形態1においては、スペーサ11は黒色であって不透光とされており、その後方が遊技者から視認できないようになっている。スペーサ11は、図4に示すように、周囲において連続し、かつ中央が開口したいわゆるドーナツ形状を呈しており、遊技盤6の周囲における後面を支持している。またスペーサ11は、側面の少なくとも一部を覆うように位置している。
スペーサ11は、前枠9に遊技盤6を取り付ける際の補助部材として機能する。前枠9に取付け可能な遊技盤の前後方向における厚さは、本実施形態1に係る遊技盤6の厚さよりも厚い。そのため、遊技盤6にスペーサ11を取り付けて遊技盤ユニット5全体としての取付け部分における厚さを増大させて、前枠9に取付け可能な厚さと一致させている。それにより、この遊技盤6をスペーサ11と共に前枠9に適正に取り付けることができるようになっている。
もちろん、遊技盤6の前後方向における厚さが、少なくとも前枠9への取付部分において厚く形成されていれば、スペーサを用いることなく遊技盤6を前枠9に取り付けることが可能である。この場合においては、後述するように、スペーサを不要として、遊技盤6の後面6gに後方ユニット13を取り付けることも可能である。
後方ユニット13は、スペーサ11の後方に取り付けられる遊技演出用の役物ユニットである。後方ユニット13は、動作演出や光演出によって遊技者に対して演出を提供するためのもので、その一部がセンター開口6bから前方に露出するように配置されて遊技者に呈示される。また、後方ユニット13の中央開口13aには、その後方に取り付けられる演出表示装置の表示面が位置するようになっている。この遊技盤6は透明であるので、センター開口6b以外の部分においても遊技盤面6aを透過してその後方にある後方ユニット13が遊技者から視認できるようになっている。
図5は、遊技盤ユニット5において、遊技盤6をスペーサ11に対して前方開放した状態を示す外観斜視図である。図5においては、遊技盤6及びスペーサ11の左側辺6e,11a側を中心として右側辺6f,11b側を前後に大きく開放した状態を示している。
遊技盤6は、平面視において大略四角形状とされた盤状部材であり、透明樹脂によって形成されている。遊技盤6の前後厚さは、本実施形態1においては例示的に10mmとされている。遊技盤6には、後方ユニット13や演出表示装置を前方に露出させるためのセンター開口6bが形成されており、その他にも始動入賞口29用の開口29aや各種入賞口用の開口6c、アウト口用の切欠き6d等が形成されている。この遊技盤6の前面側である遊技盤面6aには、多数の遊技釘や各種入賞口(いずれも不図示)、前方ユニット8等が配置される。
遊技盤6の後面6g側にはスペーサ11が取り付けられる。スペーサ11は、遊技盤6の周囲と側面を保持する平板状の樹脂部材である。スペーサ11は、その後方が遊技者から視認不可となるように不透明とされており、本実施形態1においては黒色である。スペーサ11は、主として遊技盤6の撓みや歪みの発生を防止して補強するための補強機能と、遊技盤6の前枠9への取付けを補助する取付け補助機能とを有している。
本実施形態1における遊技盤6は、厚さが10mmとされているので、厚さ19mmの従来の遊技盤に比較して前後厚さが薄い。遊技盤6にスペーサ11を取り付けることで遊技盤6が補強され、その撓みや歪みの発生が効果的に防止されている(補強機能)。また、従来の19mm厚さの遊技盤が取付可能な前枠9に、厚さ10mmの遊技盤6はそのままでは取り付けることができない。遊技盤6にスペーサ11を重ね合わせることで全体としての取付け部の厚さを19mmとし、従来の遊技盤が取付可能な前枠9に、この遊技盤6を取り付けられるようにしている(取付け補助機能)。
なお、遊技盤6の補強機能向上のために、スペーサ11は遊技盤6の左右側辺6e,6fと上側辺6hとを覆う形状となっている。ただし、遊技盤6の前枠9に対する取付け高さ位置は、遊技盤6の下側辺6jを基準とするので、遊技盤6の下側辺6jはスペーサ11によって覆われておらず、下方に露出している。
遊技盤6の後面6gにスペーサ11を重ねることで、両者の取付けが行われる。このとき、遊技盤6とスペーサ11との上下左右方向における位置決めは、位置決め構造によって行われる。位置決め構造は、遊技盤6の後面6gに形成された位置決め穴(第2位置決め穴)17とスペーサ11の前面11cに前方(遊技盤6側)に向けて突出する位置決めボス(第2位置決めボス)18とを有している。ここで、位置決め穴17は、大径穴(第2大径穴)17aと小径穴(第2小径穴)17bとを有している。位置決めボス18は、大径ボス(第2大径ボス)18aと小径ボス(第2小径ボス)18bとを有している。すなわち、位置決め構造は、径の異なる複数種類の位置決めボスと位置決め穴とを有している。
図6は、本実施形態1における位置決め構造を説明するための模式断面図である。図6(a)は、大径ボス18aと大径穴17aの模式断面図であり、図6(b)は小径ボス18bと小径穴17bの模式断面図である。位置決めボス18は典型的には円柱形状の凸部であり、位置決め穴17は典型的には円柱形状の凹部である。大径穴17aは大径ボス18aが挿入可能な寸法とされており、小径穴17bは小径ボス18bが挿入可能な寸法とされている。小径ボス18bのボス径(直径)DSBは、大径ボス18aのボス径DLBよりも小径とされている。また、小径ボス18bのボス長(すなわち、スペーサ11の前面11cからの前方への突出長)LSBは、大径ボス18aのボス長LLBよりも短くされている。
より具体的には、図6(a),(b)に示すように、大径ボス18aのボス径DLBはφ5mm、ボス長LLBは8mm、小径ボス18bのボス径DSBはφ2.4mm、ボス長LSBは4mmとされる。また、大径穴17aの穴径DLHはφ5.4mm、穴深さLLHは10mm、小径穴17bの穴径DSHはφ2.6mm、穴深さLSHは5mmとされる。もちろん、これらは具体例であり、本発明の趣旨はこれらの寸法に限定されない。本実施形態1においては、遊技盤6の厚さが10mmであり、大径穴の穴深さが10mmであるので、大径穴17aは貫通孔である。ボス長LLBが8mmであるので、遊技盤6の表面6aから突出することはない。
また、大径ボス18aのボス長LLBよりも小径ボス18bのボス長LSBが短くされているのは、遊技盤6とスペーサ11との組付けの際に、大径ボス18aの大径穴17aへの挿入が先に又は略同時的に行われ、小径ボス18bの小径穴17bへの挿入がその後又は略同時的に行われることを趣旨とするものであるので、必ずしもボス長LLBよりもボス長LSBが短くされる必要はない。本実施形態1のように、遊技盤6の後面6gもスペーサ11の前面11cも平面である場合には、ボス長LLBよりもボス長LSBの方が短くされる必要があるが、たとえボス長LLB≦ボス長LSBであっても、大径ボス18aの大径穴17aへの挿入が小径ボス18bの小径穴17bへの挿入よりも若干先又は略同時に行われるように構成されていればよい。
本実施形態1における位置決め穴17及び位置決めボス18の配置を図7及び図8に示す。図7は、遊技盤6の背面図であり、図8は、スペーサ11の正面図である。図8に示すように、スペーサ11の前面11cに、その四隅近傍に4個の大径ボス18aが配置されている。小径ボス18bは、大径ボス18aの近傍位置(例えば、距離にして30mm以内)に少なくとも1個が配置されている。小径ボス18bは、更に大径ボス18aと大径ボス18aとの間、すなわち、2つの大径ボス18aを結ぶ直線に沿って位置されている。2つの大径ボス18aを結ぶ直線から所定範囲内(例えば、距離にして30mm以内)に1個又は複数の小径ボス18bが配置されており、小径ボス18b間のピッチ及び大径ボス18a〜小径ボス18b間のピッチが大略一定間隔であることが好ましい。一定間隔とは、例えば、2つの大径ボス18aの間に1個の小径ボス18bが配置される場合は、2つの大径ボス18a間の距離の略真ん中であることが好ましく、2個の小径ボス18bが配置される場合は、略3等分の距離であることが好ましく、3個の小径ボス18bが配置される場合は、略4等分の距離であることが好ましい、との趣旨である。
スペーサ11の前面11cには、数個のネジ用孔11dが貫通形成されている。このネジ用孔11dは、遊技盤6とスペーサ11とを締結するためのネジをスペーサ11の後方から挿通させるための貫通孔であり、後述するように、遊技盤6の小径穴17bに対応する位置に形成されている。
図7に示すように、遊技盤6の後面6gには、遊技盤6とスペーサ11とを組み付けた際に大径ボス18aに対応する位置に大径穴17aが4個配置されている。遊技盤6の後面6gには、小径穴17bも配置されており、そのうちのいくつかは小径ボス18bの位置に対応しており、いくつかはネジ用孔11dの位置に対応している。遊技盤6に対してスペーサ11を組み付ける際には、遊技盤6の後面6gにスペーサ11の前面11cを被せるように重ねる。このとき、まずボス長LLBが長い4個の大径ボス18aが4個の大径穴17aに挿入される。それにより、遊技盤6とスペーサ11との全体的な位置決めが正確に行われる。
大径ボス18aは、その先端に挿入ガイドとしてのテーパ面18cを有している。そのため、組付け当初に両者に多少の位置ずれがあった場合であっても、テーパ面18cが挿入ガイドとして機能し、大径穴17aを受けて多少の位置ずれを補正する。したがって、遊技盤6とスペーサ11との位置決めが容易に行える。
その後、スペーサ11の前面11cを遊技盤6の後面6gに更に近づけると、今度はボス長LSBの短い小径ボス18bが小径穴17bに挿入される。小径ボス18bも、その先端に挿入ガイドとしてのテーパ面18dを有しており、小径ボス18bの小径穴17bへの挿入が容易となっている。
なお、大径穴17aにおける大径ボス18aの挿入口付近や小径穴17bにおける小径ボス18bの挿入口付近にも、各々ボスの先端を受けて挿入を容易とするテーパ面が設けられていてももちろんよい。
まず大径ボス18aが大径穴17aに挿入されるようになっているので、遊技盤6とスペーサ11との全体的な位置決めを容易に行うことができる。その後に小径ボス18bが小径穴17bに挿入されるようになっているので、各部分部分における遊技盤6とスペーサ11との位置決めも容易かつ正確に行うことができる。
例えば、スペーサ11の左側辺11aの部品幅が細く、この左側辺11a部分においてスペーサ11が部分的に歪んでしまった場合に、4個の大径ボス18aと大径穴17aとで遊技盤6とスペーサ11との全体的な位置決めが行われていても、遊技盤6の左側辺6eとスペーサ11の左側辺11aとでは位置ずれが生じてしまう場合がある。しかしながら、このパチンコ機2はこの実施形態1に係る位置決め構造を有しているので、遊技盤6の左側辺6eとスペーサ11の左側辺11aとの間でも小径ボス18bと小径穴17bとによる位置決めが行われる。たとえ遊技盤6やスペーサ11に部分的に歪んだ箇所が生じていても、全体的な位置決めのみならず各部分部分における位置決めも正確に行うことができる。
大径ボス18a及び小径ボス18bによる位置決めが完了した後に、スペーサ11の後方からネジ用孔11dにネジを挿通させ、ネジ用孔11dと小径穴17bとを用いて遊技盤6とスペーサ11とが締結される。
本実施形態1においては、大径ボス18aの個数XLBが4個で大径穴17aの個数XLHも4個であり、XLB=XLHの関係が成立している。小径ボス18bの個数XSBは11個で小径穴17bの個数XSHが13個であり、XSB<XSHの関係が成立している。また、大径ボス18aの個数XLBと小径ボス18bの個数XSBとの関係は、XLB<XSBである。
なお、もちろん大径ボス18aの個数は大径穴17aの個数よりも少なくてもよいので、この位置決め構造の趣旨は、以下の数式で表すことができる。すなわち、
XLB≦XLH
XSB<XSH
XLB<XSB
である。
本実施形態1においては、スペーサ11の前面11cに小径ボス18bとネジ用孔11dとが配置され、遊技盤6の後面6gにおいてそれらに対応する位置に小径穴17bが配置されている。もちろん、遊技盤6側に小径ボス18bとネジ用孔11dとが配置され、スペーサ11側に複数の小径穴17bが配置されてもよい。複数の小径穴17bのうち、いずれの小径穴17bに対応して小径ボス18bを配置し、いずれの小径穴17bに対応してネジ用孔11dを配置するかは、配置の都合により変更可能である。もちろん、スペーサ11と遊技盤6のいずれに大径ボス18aを配置し、いずれに大径穴17aを配置するかについても限定されない。
例えば、スペーサ11を共通として異なる複数種類の遊技盤6を使用する場合や、逆に共通の遊技盤6に対して異なる複数種類のスペーサ11を用いる場合において、小径ボス18bやネジ用孔11dの配置は、小径穴17bの位置に対応する限りにおいて自由に設定可能である。また、小径穴17bのすべてを小径ボス18bかネジ用孔11dのいずれかに使用する必要もなく、使用しない小径穴17bが余っていても問題はない。遊技盤6又はスペーサ11の種類によって、使用する小径穴17bと使用しない小径穴17bとが異なっていても構わない。
[実施形態2]
図9は、実施形態2に係る遊技盤ユニット60において、スペーサ61を後方ユニット63に対して前方開放した状態を示す外観斜視図である。図9においては、スペーサ61及び後方ユニット63の左側辺61a,63a側を中心として右側辺61b,63b側を前後に大きく開放した状態を示している。
このスペーサ61は、実施形態1に係るスペーサ11と略同様の構成を有している。後方ユニット63も実施形態1に係る後方ユニット13と略同様の構成を有している。後方ユニット63は、スペーサ61の後面61cに位置決めされた上で取り付けられている。この両者の位置決めは、位置決め構造を利用して行われる。
スペーサ61の後面61cには、格子状の多数のリブ61dが立設形成されており、スペーサ61の肉厚を均一に維持しつつ強度を確保している。スペーサ61の後面61cには、第3位置決め穴65が配置され、後方ユニット63の前面63cには、第3位置決めボス66が配置され、これらが位置決め構造を構成している。
第3位置決め穴65は、スペーサ61の後面61cに形成された大径穴(第3大径穴)65aを有している。第3位置決めボス66は、後方ユニット63の前面63cにおいてスペーサ61側に突出する大径ボス(第3大径ボス)66aを有している。なお、第3位置決め穴65は、スペーサ61の後面61cに形成された複数の小径穴(第3小径穴)65bも有し、第3位置決めボス66は、後方ユニット63の前面63cに形成された複数の小径ボス(第3小径ボス)66bも有している。すなわち、位置決め構造は、径の異なる複数種類の第3位置決めボスと第3位置決め穴とを有している。
図10は、本実施形態2における位置決め構造を説明するための模式断面図である。図10(a)は、大径ボス66aと大径穴65aの模式断面図であり、図6(b)は小径ボス66bと小径穴66の模式断面図である。第3位置決めボス66は典型的には円柱形状の凸部であり、第3位置決め穴65は典型的には円柱形状の凹部である。大径穴65aは大径ボス66aが挿入可能な寸法とされており、小径穴65bは小径ボス66bが挿入可能な寸法とされている。小径ボス66bのボス径(直径)DSB3は、大径ボス66aのボス径DLB3よりも小径とされている。また、小径ボス66bのボス長(すなわち、後方ユニット63の前面63cからの前方への突出長)LSB3は、大径ボス66aのボス長LLB3よりも短くされている。
より具体的には、図10(a),(b)に示すように、大径ボス66aのボス径DLB3はφ5mm、ボス長LLB3は8mm、小径ボス66bのボス径DSB3はφ2.4mm、ボス長LSB3は4mmとされる。また、大径穴65aの穴径DLH3はφ5.4mm、穴深さLLH3は10mm、小径穴65bの穴径DSH3はφ2.6mm、穴深さLSH3は5mmとされる。もちろん、これらは具体例であり、本発明の趣旨はこれらの寸法に限定されない。
また、大径ボス66aのボス長LLB3よりも小径ボス66bのボス長LSB3が短くされているのは、スペーサ13と後方ユニット63との組付けの際に、大径ボス66aの大径穴65aへの挿入が先に又は略同時的に行われ、小径ボス66bの小径穴65bへの挿入がその後又は略同時的に行われることを趣旨とするものであるので、必ずしもボス長LLB3よりもボス長LSB3が短くされる必要はない。スペーサ61の後面61cも後方ユニット63の前面63cも平面である場合には、ボス長LLB3よりもボス長LSB3の方が短くされる必要があるが、たとえボス長LLB3≦ボス長LSB3であっても、大径ボス66aの大径穴65aへの挿入が小径ボス66bの小径穴65bへの挿入よりも若干先又は略同時に行われるように構成されていればよい。
大径ボス66aは、後方ユニット63の四隅に加え、その他の主要部分に合計12個配置されている。後方ユニット63は、複数のサブユニットが相互に締結されたり嵌合されたりすることによって全体として一体化された集合体である。大径ボス66aは、後方ユニット63を構成する複数のサブユニットのうちのいくつかに設けられている。そうすることで、各サブユニットのスペーサ61に対する位置精度を向上させることができる。
小径ボス66bは、大径ボス66aの近傍位置(例えば、距離にして30mm以内)に少なくとも1個が配置されている。小径ボス66bは、更に大径ボス66aと大径ボス66aとの間、すなわち、2つの大径ボス66aを結ぶ直線に沿って位置されている。2つの大径ボス66aを結ぶ直線から所定範囲内(例えば、距離にして30mm以内)に1個又は複数の小径ボス66bが配置されており、小径ボス66b間のピッチ及び大径ボス66a〜小径ボス66b間のピッチが大略一定間隔であることが好ましい。一定間隔とは、例えば、2つの大径ボス66aの間に1個の小径ボス66bが配置される場合は、2つの大径ボス66a間の距離の略真ん中であることが好ましく、2個の小径ボス66bが配置される場合は、略3等分の距離であることが好ましく、3個の小径ボス66bが配置される場合は、略4等分の距離であることが好ましい、との趣旨である。
後方ユニット63の前面63cには、数個のネジ用孔63dが貫通形成されている。このネジ用孔63dは、スペーサ61と後方ユニット63とを締結するためのネジを後方ユニット63の後方又はスペーサ61の前方から挿通させるための貫通孔であり、スペーサ61の小径穴65bに対応する位置に形成されている。
各大径ボス66aに対応して、スペーサ61の後面61cに大径穴65aが形成されている。スペーサ61の後方から後方ユニット63を組み付ける際に、まず大径穴65aに対して大径ボス66aが挿入されることにより、両者の全体的な位置決めが行われる。その後に、小径ボスが小径穴に挿入されることで、スペーサ61と後方ユニット63との全体的な位置決めだけでなく、各部分部分における位置決めも高精度に行われる。
例えば、スペーサ61の右下方位置に配置された大径穴65aにおいては、その周囲の一定範囲においてリブ61dが形成されておらず、平面領域61eが形成されている。後方ユニット63をスペーサ61に組み付ける際、大径穴65aの位置が見え難い状態で大径ボス66aを挿入しなければならない場合がある。大径穴65aの周囲近傍に平面領域61eが形成されていれば、大径ボス66aが誤ってリブ61dとリブ61dとの間の隙間に嵌り込んでしまうことが防止され、円滑に大径穴65aへと挿入することができる。
大径ボス66aは、その先端に挿入ガイドとしてのテーパ面68cを有している。そのため、組付け当初に両者に多少の位置ずれがあった場合であっても、テーパ面68cが挿入ガイドとして機能し、大径穴65aを受けて多少の位置ずれを補正する。したがって、スペーサ61と後方ユニット63との位置決めが容易に行える。
その後、スペーサ61の後面61cと後方ユニット63の前面63cとを更に近づけると、今度はボス長LSB3の短い小径ボス66bが小径穴65bに挿入される。小径ボス66bも、その先端に挿入ガイドとしてのテーパ面68dを有しており、小径ボス66bの小径穴65bへの挿入が容易となっている。
なお、大径穴65aにおける大径ボス66aの挿入口付近や小径穴65bにおける小径ボス66bの挿入口付近にも、各々ボスの先端を受けて挿入を容易とするテーパ面が設けられていてももちろんよい。
まず大径ボス66aが大径穴65aに挿入されるようになっているので、スペーサ61と後方ユニット63との全体的な位置決めを容易に行うことができる。その後に小径ボス66bが小径穴65bに挿入されるようになっているので、各部分部分におけるスペーサ61と後方ユニット63との位置決めも容易かつ正確に行うことができる。
大径ボス66a及び小径ボス66bによる位置決めが完了した後に、後方ユニット63の後方又はスペーサ61の前方からネジ用孔63dにネジを挿通させ、ネジ用孔63dと小径穴66bとを用いてスペーサ61と後方ユニット63とが締結される。
本実施形態2においては、大径ボス66aの個数XLB3、大径穴65aの個数XLH3、小径ボス66bの個数XSB3、小径穴65bの個数XSH3との間に、以下の関係が成立している。
XLB3≦XLH3
XSB3<XSH3
XLB3<XSB3
である。
本実施形態2においては、後方ユニット63の前面63cに小径ボス66bとネジ用孔63dとが配置され、スペーサ61の後面61cにおいてそれらに対応する位置に小径穴65bが配置されている。もちろん、スペーサ61側に小径ボス66bとネジ用孔63dとが配置され、後方ユニット63側に複数の小径穴65bが配置されてもよい。複数の小径穴65bのうち、いずれの小径穴65bに対応して小径ボス66bを配置し、いずれの小径穴65bに対応してネジ用孔63dを配置するかは、配置の都合により変更可能である。もちろん、スペーサ61と後方ユニット63のいずれに大径ボス66aを配置し、いずれに大径穴65aを配置するかについても限定されない。
例えば、スペーサ61を共通として異なる複数種類の後方ユニット63を使用する場合や、逆に共通の後方ユニット63に対して異なる複数種類のスペーサ61を用いる場合において、小径ボス66bやネジ用孔63dの配置は、小径穴65bの位置に対応する限りにおいて自由に設定可能である。また、小径穴65bのすべてを小径ボス66bかネジ用孔63dのいずれかに使用する必要もなく、使用しない小径穴65bが余っていても問題はない。スペーサ616又は後方ユニット63の種類によって、使用する小径穴65bと使用しない小径穴65bとが異なっていても構わない。
[実施形態3]
上記実施形態1においては、遊技盤6と、その後方に取り付けられるスペーサ11との間での位置決めを実現する位置決め構造について説明した。上記実施形態2においては、遊技盤6の後方に配置されたスペーサ61と後方ユニット63との間での位置決めを実現する位置決め構造について説明した。本実施形態3においては、スペーサ11,61が省略され、遊技盤6の後方に後方ユニット63が取り付けられる場合の、遊技盤6と後方ユニット63との間での位置決めを実現する位置決め構造について説明する。
上述したように、パチンコ機2がスペーサ11,61を不要とする場合、遊技盤6の後面6gに後方ユニット63が直接取り付けられる。この場合の、遊技盤6と後方ユニット63との位置決めは、位置決め構造によって実現される。この位置決め構造は、遊技盤の後面6gに配置された第1位置決めボスと後方ユニット63の前面63cに配置された第1位置決め穴とを有している。
ここで、第1位置決め穴は、実質的に上述の第2位置決め穴17と同様の構成であってよい。すなわち、第1位置決め穴は、大径穴17aとそれより小径の小径穴17bとを有している。また、第1位置決めボスは、実質的に上述の第3位置決めボス66と同様の構成であってよい。すなわち、第1位置決めボスは、大径ボス66aとそれより小径の小径ボス66bとを有している。
そして、実施形態3においては、第1位置決めボスが第1位置決め穴に挿入されて、遊技盤6と後方ユニット63との位置決めが行われる。つまり、大径ボス66aが大径穴17aに挿入可能となっており、小径ボス66bが小径穴17bに挿入可能となっている。大径ボス66aの配置位置が大径穴17aの配置位置に対応しており、小径ボス66bの配置位置が小径穴17bの配置位置に対応している。後方ユニット63の前面63cには、ネジ用孔63dが形成されており、そのネジ用孔63dの配置位置は、小径穴17bの配置位置に対応している。
大径ボス66aのボス長は、小径ボス66bのボス長よりも長くされており、遊技盤6に後方ユニット63を組み付ける際に、大径ボス66aが大径穴17aに挿入されるのと略同時的又は若干遅れて小径ボス66bが小径穴17bに挿入されるようになっている。大径ボス66aの個数は、大径穴17aの個数以下であり、かつ、小径ボス66bの個数未満である。小径ボス66bの個数は小径穴17bの個数未満である。
大径ボス66a及び小径ボス66bの各々の先端部分には、挿入を容易とするためのテーパ面が形成されている。また、大径穴17a及び小径穴17bの挿入口付近にもボスの挿入を容易とするためのテーパ面が形成されていてもよい。その他、第1位置決めボスの構成、第1位置決め穴の構成、及び両者の関係については、第1位置決めボスの構成、第1位置決め穴の構成、及び両者の関係と略同様である。
DLB,DLB3:大径ボスのボス径
DLH,DLH3:大径穴の穴径
DSB,DSB3:小径ボスのボス径
DSH,DSH3:小径穴の穴径
LLB,LLB3:大径ボスのボス長
LLH,LLH3:大径穴の穴深さ
LSB,LSB3:小径ボスのボス長
LSH,LSH3:小径穴の穴深さ
XLB,XLB3:大径ボスの個数
XLH,XLH3:大径穴の個数
XSB,XSB3:小径ボスの個数
XSH,XSH3:小径穴の個数
2:パチンコ機(遊技機)
3:遊技機枠
4:外枠
5,60:遊技盤ユニット
6:遊技盤
6a:表面(遊技盤面)
6b:センター開口
6c:開口
6d:切欠き
6e:左側辺
6f:右側辺
6g:後面
6h:上側辺
6j:下側辺
7:センター役物(前方ユニットの一部)
8:前方ユニット
9:前枠
9a:中央開口
10:ガラス
11,61:スペーサ(基盤部材)
11a:左側辺
11b:右側辺
11c:前面
11d:ネジ用孔
12:ガラス枠
13,63:後方ユニット(役物ユニット)
13a:中央開口
14:球皿
14a:上球皿
14b:下球皿
15:発射装置ハンドル
16:遊技領域
17:位置決め穴(第2位置決め穴)
17a:大径穴(第2大径穴)
17b:小径穴(第2小径穴)
18:位置決めボス(第2位置決めボス)
18a:大径ボス(第2大径ボス)
18b:小径ボス(第2小径ボス)
18c,18d:テーパ面
22:ヒンジ
23:遊技球
26:レール飾り(前方ユニットの一部)
26a:外レール
29:始動入賞口(前方ユニットの一部)
29a:開口
32:装飾部材
61a,63a:左側辺
61b,63b:右側辺
61c:後面
61d:リブ
61e:平面領域
63c:前面
63d:ネジ用孔
65:第3位置決め穴
65a:大径穴(第3大径穴)
65b:小径穴(第3小径穴)
66:第3位置決めボス
66a:大径ボス(第3大径ボス)
66b:小径ボス(第3小径ボス)
68c,68d:テーパ面