JP5917970B2 - X線検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、開閉可能な蓋体が設けられた本体の内部にX線源とセンサを有しており、本体の内部でX線源から被検査品にX線を照射し、被検査品を透過してきたX線をセンサで検出して被検査品の検査を行なうX線検査装置に係り、特に、蓋体を安定的かつ安全に開閉することができるようにしたX線検査装置に関するものである。
下記特許文献1には、X線の遮蔽能力を維持しつつ被検査物の種類や状態に対応して装置構成を簡単に変更できるX線異物検出装置の発明が開示されている。このX線異物検出装置の筐体5の略中央部には、筐体の正面と左右両側面が開口した開口部5aが形成されており、ここには搬送部3が着脱可能に固定されている。搬送部3は筐体の開口部の左側面側から右側面側に向けて被検査物を搬送する。筐体の開口部5aにおいて、搬送部3の正面はカバー34で覆われており、左右両側面(搬送方向についての前面側及び後面側)はカバー32,33で覆われており、それぞれX線を遮蔽している。被検査物の種類等により、装置内部にX線遮蔽用シートを設けることができない場合には、搬送部3及びカバー32,33,34を、X線が必要な程度にまで減衰する所定の搬送長のものに交換して用いる。既設の前段装置や後段装置がある場合には、これら前段装置及び後段装置のコンベア上まで突出するカバー32,33を用いて筐体外へのX線の漏洩を防止することができる。
特開2002−82070号公報
前記特許文献1に開示されたX線異物検出装置の発明によれば、筐体5の略中央部に設けられた開口部5aには、その前面に正面カバー34が設けられ、左側面には前カバー32が設けられ、右側面には後カバー33が設けられているが、これら各カバーは筐体に対してヒンジ等によって回動可能に連結されており、筐体内の清掃その他の必要がある場合には、これらのカバーを回動させて筐体の開口部を開放することができる。
なお、以上の説明における符号は特許文献1における符号をそのまま使用した。
このように各カバーと筐体を回動可能に連結するヒンジとしては、例えば所謂フリーストップ型と呼ばれるタイプのものが使用されることがあった。このタイプのヒンジは、2枚の基板を回動自在に連結するシャフトの周面に樹脂製の摩擦部材を設け、シャフトを中心に2枚の基板を回動させて任意の角度で静止できるように構成したものである。
ところが、この種のヒンジは、長期にわたって繰り返して使用した場合には樹脂製の摩擦部材が摩耗してしまい、所定角度での保持力が低下してしまうという問題があった。特に、X線検査装置の本体に取り付けられて開閉可能とされたカバーは、板厚が薄くても大型の場合には全体としての重量が相当に大きくなり、カバーの開閉を繰り返した場合にヒンジに加わる負担は相当に大きく、早期の劣化は避けられなかった。また、樹脂製の摩擦部材は油分に弱く、X線検査装置の可動部分等に使用される潤滑油その他の機械油等が付着した場合に劣化が促進され、必要な摩擦力が得られなくなって所定角度での保持力が低下してしまうという問題もあった。従って、このようなヒンジをカバーと本体との間に用いていた従来のX線検査装置によれば、相応の重量があるカバーを開閉するための構造としては十分な安全性が確保されているとは言えない面があった。
本発明は、以上の課題に鑑みてなされたものであり、重量物であるカバーを本体に対して開閉自在に連結したX線検査装置において、カバーを本体に対して所定の角度の開位置に保持することが可能であるとともに、そのようなカバーの開閉動作に関する耐久性に優れた安全なX線検査装置を提供することを目的としている。
請求項1に記載されたX線検査装置1は、
本体2から突出して被検査品Wを搬送する搬送手段6の両端部を覆うとともに前記本体2に対して開閉可能な蓋体9,25が設けられた本体2の内部にX線源とセンサを有し、前記本体2の内部で前記X線源から照射されて被検査品Wを透過したX線を前記センサで検出することにより被検査品の検査を行なうX線検査装置1において、
前記本体2に取り付けられた第1基板部13と、前記蓋体9,25に取り付けられた第2基板部14と、前記第1基板部13と第2基板部14が相対的に回動可能となるように前記第1基板部13と第2基板部14を連結した上下方向に回動する回動部15とを有し、前記蓋体9,25を前記本体2に対して開閉可能に連結する連結部材22と、
前記連結部材22の前記第1基板部13と前記第2基板部14の少なくとも一方に取り付けられ、前記蓋体9,25が前記本体2を閉止する位置から開方向に所定の角度だけ回動したところで前記第1基板部13と前記第2基板部14の他方の側に当接し、前記連結部材の回動する角度範囲を限定する開角度設定部材16,26と、
を具備することを特徴としている。
請求項2に記載されたX線検査装置1は、請求項1記載のX線検査装置1において、
前記開角度設定部材16,26を少なくとも前記蓋体9,25の開閉に伴って回動する範囲について覆う保護カバー30を有することを特徴としている。
請求項3に記載されたX線検査装置1は、
本体2から突出して被検査品Wを搬送する搬送手段6の両端部を覆うとともに前記本体に対して開閉可能な蓋体9,25が設けられ、 前記本体2の内部にX線源とセンサを有し、前記本体2の内部で前記X線源から照射されて被検査品Wを透過したX線を前記センサで検出することにより被検査品Wの検査を行なうX線検査装置1において、
前記本体2に取り付けられた第1基板部13と、前記蓋体9,25に取り付けられた第2基板部14と、前記第1基板部13と第2基板部14が相対的に回動可能となるように前記第1基板部13と第2基板部14を連結した上下方向に回動する回動部15とを有し、前記蓋体9,25を前記本体2に対して開閉可能に連結する連結部材22と、
前記連結部材22の前記第1基板部13と前記第2基板部14の少なくとも一方に取り付けられ、前記蓋体9,25が前記本体2を閉止する位置から開方向に所定の角度だけ回動したところで前記第1基板部13と前記第2基板部14の他方の側に当接し、前記連結部材22の回動する角度範囲を限定する開角度設定部材16,26と、
を具備し、
前記開角度設定部材16,26の角度が90°より大きい角度に設定されていることを特徴としている。
請求項1に記載されたX線検査装置によれば、本体から突出した搬送手段の両端部を開閉可能に覆う蓋体と本体を連結する連結部材の回動部を上下方向に回動させることにより、蓋体を、本体を閉止する位置から開方向に所定の限定された角度範囲の角度だけ回動させると、第1基板部と第2基板部の少なくとも一方に取り付けられた開角度設定部材が対向する相手側の基板部又は開角度設定部材に当接し、蓋部材はそれ以上は開方向に移動できなくなり、蓋部材の本体に対する開角度が前記角度に固定的に保持される。従って、カバーを本体に対して開閉する際の角度範囲を限定し、所定の開位置で保持する構成をとることが可能になるので、蓋体の開閉操作時の作業性及び安全性が向上する。また、このように回動する開角度設定部材を静止側の基板部又は開角度設定部材に当接させて角度を保持する構造であれば、長期間の使用による劣化で開角度の設定ができなくなったり、開角度が変化したりする恐れが少ない。また、X線検査装置では、蓋体は遮蔽機能を有する範囲でなるべく薄い板材を用いて軽く構成する場合が多いが、そのような構造であっても、一方の開角度設定部材と相手側の基板部又は他方の開角度設定部材との当接箇所には蓋部材の重量による相応の力が加わるので、少なくとも当該箇所については、このような力に耐えうるだけの剛性を有していることが好ましい。しかし、このX線検査装置によれば、開角度設定部材は、蓋体と本体を連結する連結部材の基板部に取り付けられており、連結部材の基板部自体が蓋体の補強材料となるので、別途、蓋体と開角度設定部材の間に補強材料を別部品として設ける等の補強対策をとる必要がない。
さらに、蓋体には、自重によって閉方向に作用する力と、これと実質的に同等で付勢手段によって開方向に作用する力の両方が作用している。従って、本体を閉止する位置から蓋体を開方向に回動させる際には、小さな力で抵抗なく蓋体を回動させて所定の開位置に設定することができる。
請求項に記載されたX線検査装置によれば、蓋体の開閉に伴って回動する開角度設定部材を、少なくとも回動する範囲について保護カバーで覆っているので、操作者が指を挟む等の危険性が少ない。また、開角度設定部材と相手側の基板部又は他方の開角度設定部材との間に異物が入り込んでしまうことがないので、異物の侵入により開角度設定部材や連結部材が破損したり、開角度が変化したりする恐れがない。
請求項3に記載されたX線検査装置によれば、本体から突出した搬送手段の両端部を開閉可能に覆う蓋体と本体を連結する連結部材の回動部を上下方向に回動させることにより、蓋体を、本体を閉止する位置から開方向に所定の限定された角度範囲の角度だけ回動させると、第1基板部と第2基板部の少なくとも一方に取り付けられた開角度設定部材が対向する相手側の基板部又は開角度設定部材に当接し、蓋部材はそれ以上は開方向に移動できなくなり、蓋部材の本体に対する開角度が前記角度に固定的に保持される。従って、カバーを本体に対して開閉する際の角度範囲を限定し、所定の開位置で保持する構成をとることが可能になるので、蓋体の開閉操作時の作業性及び安全性が向上する。また、このように回動する開角度設定部材を静止側の基板部又は開角度設定部材に当接させて角度を保持する構造であれば、長期間の使用による劣化で開角度の設定ができなくなったり、開角度が変化したりする恐れが少ない。また、X線検査装置では、蓋体は遮蔽機能を有する範囲でなるべく薄い板材を用いて軽く構成する場合が多いが、そのような構造であっても、一方の開角度設定部材と相手側の基板部又は他方の開角度設定部材との当接箇所には蓋部材の重量による相応の力が加わるので、少なくとも当該箇所については、このような力に耐えうるだけの剛性を有していることが好ましい。しかし、このX線検査装置によれば、開角度設定部材は、蓋体と本体を連結する連結部材の基板部に取り付けられており、連結部材の基板部自体が蓋体の補強材料となるので、別途、蓋体と開角度設定部材の間に補強材料を別部品として設ける等の補強対策をとる必要がない。
さらに、蓋部は90度以上の角度を最大開度としているため、この開放位置に設定された蓋部には、自重による力が開方向に作用するので、蓋部は開角度設定部材で定められた開放位置に確実に固定され、安定しており、作業者が蓋部から手を離しても、蓋部が閉方向に倒れて作業者が手等を挟む等の事故が起きることはなく、安全である。
第1実施形態のX線検査装置の斜視図である。 第1実施形態のX線検査装置における連結部材と開角度設定部材の拡大斜視図である。 第1実施形態のX線検査装置において本体に対する蓋部材の閉状態及び開状態を示す模式構造図である。 第2実施形態のX線検査装置における保護カバーで覆った連結部材と開角度設定部材の拡大斜視図である。 第3実施形態のX線検査装置において本体に対する蓋部材の閉状態及び開状態を示す模式構造図である。 (a)は第3実施形態の蓋体と本体に設けられた連結部材及び開角度設定部材を示す図、(b)は第4実施形態の蓋体と本体に設けられた連結部材及び開角度設定部材を示す図、(c)は第5実施形態の蓋体と本体に設けられた連結部材及び開角度設定部材を示す図である。
1.第1実施形態(図1〜図3)
本発明の第1実施形態を図1〜図3を参照して説明する。
図1は、本実施形態のX線検査装置1を背面側から見た場合の斜視図である。このX線検査装置1は、装置本体として、X線遮蔽構造の筐体2と、この筐体2を設置面上に支持する脚部を備えた支持体3とを備えている。筐体2の前面側には筐体2の内部に通じる前面開口部4が設けられ、筐体2の左右の両側面側には筐体2の内部に通じる入口開口部及び出口開口部5がそれぞれ設けられている(入口開口部は図1には表れない)。そして、筺体2の内部の底部には、矢印で示す搬送方向Aに沿って被検査品(以下、ワークWと呼ぶ)を搬送する搬送手段6が設けられている。この搬送手段6は、筐体2の入口開口部と出口開口部5から両端部を突出させた状態で設置されており、また筐体2の前面開口部4からは中央部分に近接できるようになっている。本実施形態の搬送手段6は、複数のローラに無端ベルトを巻装してなるベルトコンベアであり、そのベルトの上側が水平な搬送面とされており、ワークWを載置して搬送することにより、筐体2の一方の側面にある入口開口部から筐体2内にワークWを送り込み、筐体2内で該ワークWを検査した後、筐体2の他方の側面にある出口開口部5から筐体2外に退出させることができる。
図1には示していないが、筐体2内には、検査手段としてX線源とセンサが設けられている。すなわち、筐体2の内部において、搬送手段6の中央部分の上方にはX線源が設けられている。このX線源は、搬送手段6上の直下位置である照射位置(検査位置)に向けて照射口からX線を照射する。また、筐体2内には、X線の照射位置の反対側となる搬送手段6の下側に、X線を検出するセンサが設けられている。センサは搬送手段6の搬送方向Aに直交する方向に所定間隔で並んだ多数の検出素子と、その上方に配置されたシンチレータとを備えており、X線を受けてシンチレータからでた光を検出素子が検出するように構成されている。
図1には示していないが、搬送手段6とX線源とセンサを含む本装置の全体は、制御手段によって制御されるようになっている。検査中は、X線源からX線が連続的に放射されており、搬送手段6で搬送されたワークWは、照射位置でX線源からX線を照射される。そして、ワークWを透過したX線はセンサで検出され、その結果からワークWに含まれる異物の検出を行なう等の検査が行なわれるように構成されている。
図1に示すように、本実施形態のX線検査装置1においては、X線遮蔽性能を有する蓋体としての前部カバー7が筐体2の前面開口部4に開閉自在に設けられている。前部カバー7は概ね矩形状の部材であり、その一側縁は、垂直軸を有するヒンジ8によって筐体2の前面開口部4の一側縁に連結されており、ヒンジ8を中心として左右方向に回動させることにより筐体2の前面開口部4を開閉することができる。
図1に示すように、本実施形態のX線検査装置1においては、X線遮蔽性能を有する蓋体としての出口カバー9が筐体2の出口開口部5に開閉自在に設けられている。出口カバー9は、ワークWが搬送手段6によって筐体2から搬出されていく際の出口である出口開口部5からX線が外部に漏洩するのを可及的に防止するため、筐体2の出口開口部5及び搬送手段6の出口側を覆う遮蔽部材である。出口カバー9は、搬送方向Aと平行な前板部10及び後板部11と、前板部10と後板部11を連結する上板部12からなり、搬送手段6に面する下面側と搬送方向Aの上流側及び下流側とが開放された略箱枠状の部材であって、上板部12は搬送方向Aに沿って搬送面からの距離(高さ)が徐々に低くなっていくように傾斜している。
図1に示すように、出口カバー9の後板部11の下縁は、本体(筐体2又は筐体2と一体である支持体3)に対して2個の連結部材22で連結されており、連結部材22を中心として前板部10の側を上下方向に揺動させて筐体2に対して開閉動作させることができる。
図2は、出口カバー9が閉止された状態における連結部材22を拡大して示している。この連結部材22は、2枚の基板部13,14を回動部15によって回動可能に連結したヒンジ部材である。本実施形態では、便宜上、本体に取り付けられた基板部を第1基板部13と呼び、出口カバー9に取り付けられた基板部を第2基板部14と呼ぶ。出口カバー9が閉止された状態では、図2に示すように第1基板部13と第2基板部14は同一平面内で互いに平行な状態となる。本実施形態の連結部材22は、従来の技術で言及したフリーストップ型と呼ばれるタイプのものではなく、2つの基板部13,14は回動部15を中心として任意の角度をとることができる。
図2に示すように、連結部材22の第2基板部14には開角度設定部材16が取り付けられている。開角度設定部材16は、第2基板部14の表面から垂直方向に沿って所定寸法の高さを有する基部17と、基部17の第1基板部13の側に設けられ、回動部15を覆うように第1基板部13の側に突出したストッパ部18とを有している。ストッパ部18の先端の第1基板部13の側には、第1基板部13の表面に対して所定の角度となる当接面19が形成されており、出口カバー9を本体から持ち上げて所定角度だけ回動させた際に、当接面19が第1基板部13に当接して連結部材22がそれ以上回動しないようになっている。なお、開角度設定部材16は、開角度設定部材16と連結部材22の第2基板部14を貫通して出口カバー9にねじ込まれるねじ20によって、第2基板部14及び出口カバー9と一体に固定されている。なお、連結部材22の第1基板部13もねじ20によって筐体2乃至支持体3に固定されている。
図3は出口カバー9の開閉状態を模式的に示す図であって、図3(a)は出口カバー9の本体に対する閉止位置を示す図であり、図3(b)は出口カバー9の本体に対する開放位置を示す図である。これらの図では、連結部材22の各基板部13,14は図示しておらず、出口カバー9の回動中心となる回動部15だけを示している。従って、開角度設定部材16は出口カバー9の後板部11に直接固定されているように示されている。
図3(a)に示すように、開角度設定部材16のストッパ部18の当接面19と、開角度設定部材16が取り付けられた第2基板部14の表面(出口カバー9の後板部11の表面)との間の角度をθ1 とすると、図3(b)に示すように、出口カバー9を本体から持ち上げて、当接面19が本体の第1基板部13(本体である筐体2又は支持体3)に当接して連結部材22がそれ以上回動しないようになるまで回動させた時、出口カバー9と本体の間の角度もθ1 となる。なお、図3に示す例では、所定の角度θ1 は例えば70度とした。
図1及び図3に示すように、本実施形態のX線検査装置1においては、出口カバー9と本体である筐体2又は支持体3の間に、出口カバー9を開方向に付勢する引張コイルばね等の付勢手段21が設けられている。この付勢手段21の付勢力は、出口カバー9がその自重によって閉方向に付勢される力と実質的に同等の力とされている。従って、閉止位置にある出口カバー9を開放位置まで持ち上げる際には、付勢手段21が出口カバー9を持ち上げる方向に付勢して開放操作をアシストするので、小さな力で出口カバー9を開放位置まで回動させることができる。
また、本実施形態では、出口カバー9は例えば70度という90度以下の角度を最大開度としているが、この開放位置に設定された出口カバー9には自重によって閉方向に作用する力と同等の力が付勢手段21によって開方向に作用しているので、出口カバー9はこの開放位置に固定され、作業者が出口カバー9から手を離しても、出口カバー9が自重で閉方向に倒れて作業者が手等を挟む等の事故が起きることはない。
さらにまた、開放位置に静止している出口カバー9を閉止位置まで下ろす際には、自重によって出口カバー9を閉方向に付勢する力と、付勢手段21によって出口カバー9を開方向に付勢する力とが釣り合っているので、操作者は出口カバー9を小さな力で支えながら閉止位置まで容易に回動させることができる。すなわち、出口カバー9は、付勢手段21の力にアシストされるので開閉操作が容易になる。
図1に示すように、本実施形態のX線検査装置1においては、X線遮蔽性能を有する蓋体としての入口カバー25が筐体2の入口開口部に開閉自在に設けられている。入口カバー25は、ワークWが搬送手段6によって筐体2に搬入されていく際の入口である入口開口部からX線が外部に漏洩するのを可及的に防止するため、筐体2の入口開口部及び搬送手段6を覆う遮蔽部材である。入口カバー25は、搬送方向Aと平行な前板部10及び後板部11と、前板部10と後板部11を連結する上板部12からなり、搬送手段6に面する下面側と搬送方向Aの上流側及び下流側とが開放された略箱状の部材であって、上板部12は搬送方向Aに沿って搬送面からの距離(高さ)が徐々に高くなっていくように傾斜している。
図1に示すように、入口カバー25は本体(筐体2又は筐体2と一体である支持体3、以下単に本体とも呼ぶ)に対して連結部材22で回動可能に連結されており、連結部材22には開角度設定部材16が設けられ、入口カバー25と本体の間には付勢手段21が設けられている。これらの構成及びその作用効果は、出口カバー9の場合と実質的に同じであるため、出口カバー9の場合の記載を援用して説明の繰り返しを省略する。
以上説明したように、本実施形態によれば、入口カバー25又は出口カバー9(以下、総称して単にカバーとも呼ぶ)を閉止位置から開方向に回動させる場合、カバーは付勢手段21によって自重と釣り合う開方向の力を受けているので、小さな力で円滑に開操作を行なうことができる。そして、カバーを所定の角度θ1 だけ開方向に回動すると、第2基板部14に取り付けられた開角度設定部材16のストッパ部18の当接面19が第1基板部13に当接し、カバーはそれ以上は開方向に移動できなくなり、カバーの本体に対する開角度が前記角度θ1 に固定的に設定される。そして、カバーは付勢手段21によって自重と釣り合う開方向の力を受けているので、開角度設定部材16によって設定されたカバーの開角度はその状態に保持され、カバーから手を離してもカバーが倒れて閉まってしまうことはない。そして、開放位置から閉止位置までカバーを回動して閉止する操作も小さな力で容易に行なうことができる。
このように、本実施形態によれば、カバーを本体に対して開閉する際の角度範囲を必要な範囲に限定し、カバーを所定の開位置で安定して保持することができるので、清掃その他の作業上の要請からカバーを開閉する必要がある場合に、カバーの開閉操作の作業性及び安全性が向上する。また、このようにカバーと共に回動する開角度設定部材16を静止側の基板部13に当接させて角度を設定する構造であれば、長期間の使用による劣化で開角度の設定ができなくなったり、開角度が変化したりする恐れは少ない。
以上説明した本実施形態のX線検査装置1においては、カバーは、遮蔽機能を有する範囲でなるべく安価に製造するために薄い板材を用いて軽く構成する場合が多いが、そのような場合であっても、開角度設定部材16と相手側の基板部13との当接箇所にはカバーの重量による相応の力が加わるので、少なくとも当該箇所については、このような力に耐えうるだけの剛性を有している必要がある。しかし、このX線検査装置1によれば、開角度設定部材16は、カバー9と本体を連結する連結部材22の基板部14に取り付けられており、連結部材22の基板部14自体がカバー9の補強材料となるので、別途、カバー9と開角度設定部材16の間に補強材料を別部品として設けたり、カバー9の板材の厚さを大きくする等の補強対策をとる必要がない。
以上説明した実施形態では、開角度設定部材16を筐体2の上側にあるカバー9に取り付け、カバー9を開く場合には、開角度設定部材16が筐体2にある連結部材22の第1基板13に当接するようになっていた。従って、これとは逆に、開角度設定部材16を筐体2側に取り付け、カバー9を開くとカバー9にある連結部材22の第2基板14が回動して、静止した開角度設定部材16に当接するように構成した場合に比べると、カバー9が回動する角度自体は同じでも、開角度設定部材16の当接面19と第1基板13の隙間が操作者が接近しやすい上方に向けて開いていないので、開角度設定部材16と第1基板13の間に指等を挟む事故はより発生しにくい。
なお、以上説明した実施形態では、入口カバー25と出口カバー9の連結部材22に開角度設定部材16を設けたが、さらに、筐体2の前面開口部4に設けた前部カバー7を開角度設定部材16を利用した同様の開閉構造としてもよい。この場合、前述したように、前部カバー7は垂直軸を回動部とする連結部材によって左右方向に回動するものでもよいし、前述した入口カバー25や出口カバー9のように水平軸を回動部15とする連結部材22によって上下方向に回動するものであってもよい。
2.第2実施形態(図4)
本発明の第2実施形態を図4を参照して説明する。
図4は、保護カバー30で覆った連結部材22と開角度設定部材16の拡大斜視図である。同図に示した連結部材22と開角度設定部材16の構成及び作用は第1実施形態と同一なので説明は省略する。保護カバー30は、上面と、カバー及び本体側の背面とが解放された中空の箱形であり、開角度設定部材16のストッパ部18と連結部材22の第1基板部13を覆うようにして本体に取り付けられている。開角度設定部材16と保護カバー30の内面との間には隙間があり、出口カバー9の回動に伴って開角度設定部材16が保護カバー30の内部で移動することができるようになっている。本実施形態において出口カバー9を開閉する際の作用は第1実施形態と同一であるが、回動する開角度設定部材16のストッパ部18は保護カバー30の内部にあって外から見ることはできず、触ることもできないため、ストッパ部18と第1基板部13の間に操作者が指等を挟む事故は確実に防止され、第1実施形態に比べて安全性は一層向上している。
3.第3実施形態(図5)
本発明の第2実施形態を図5を参照して説明する。
図5は、第3実施形態のX線検査装置1において本体に対する蓋部材の閉状態及び開状態を模式的に示した構造図である。図5(a)は出口カバー9の本体に対する閉止位置を示す図であり、図5(b)は出口カバー9の本体に対する開放位置を示す図である。これらの図では、連結部材22の各基板部は図示しておらず、出口カバー9の回動中心となる回動部15だけを示している。従って、開角度設定部材16は出口カバー9の後板部11に直接固定されているように示されている。
図5(a)に示すように、開角度設定部材16のストッパ部18の当接面19と、開角度設定部材16が取り付けられた第2基板部14の表面(出口カバー9の後板部11)との間の角度をθ2 とすると、図5(b)に示すように、出口カバー9を本体から持ち上げて、当接面19が本体の第1基板部13(本体である筐体2又は支持体3)に当接して連結部材22がそれ以上回動しないようになるまで回動させた時、出口カバー9と本体の間の角度もθ2 となる。なお、図3に示す例では、所定の角度θ2 は例えば110度とした。本実施形態の構成は、ストッパ部18の角度θ2 が110度であること以外は第1実施形態と同一であるので、第1実施形態の記載を援用して説明を省略する。
図5に示すように、本実施形態のX線検査装置1によれば、出口カバー9は例えば110度という90度以上の角度を最大開度としているため、この開放位置に設定された出口カバー9には、自重による力と付勢手段21による力が共に開方向に作用するので、出口カバー9は開角度設定部材16で定められた開放位置に確実に固定され、作業者が出口カバー9から手を離しても、出口カバー9が閉方向に倒れて作業者が手等を挟む等の事故が起きることはない。この実施形態において付勢手段21を設けない場合は、開閉時のアシストがなくなる分だけ大きな開閉の力が必要になるが、最大開度の開放位置に設定した出口カバー9が安定していて閉方向に倒れず安全である点は、付勢手段21を設けた場合と同様である。
4.第4及び第5実施形態(図6)
本発明の第4実施形態及び第5実施形態を図6を参照して第1実施形態と比較して説明する。図6は、本体とカバーに取り付けられた連結部材22及び開角度設定部材16を示す図であり、分図(a)が第3実施形態、分図(b)が第4実施形態、分図(c)が第5実施形態を示している。
分図(a)に示す第3実施形態では、開角度設定部材16は、連結部材22のカバー側である第2基板部14に固定されており、連結部材22の本体側である第1基板部13には開角度設定部材16はない。なお、ストッパ部18の角度θ3 は約120度である。これと異なり、分図(b)に示す第4実施形態では、開角度設定部材16は、連結部材22の本体側である第1基板部13に固定されており、連結部材22のカバー側である第2基板部14には開角度設定部材16はない。但し、ストッパ部18の角度θ3 は約120度で同じである。さらにこれらと異なり、分図(c)に示す第4実施形態では、開角度設定部材26は、連結部材22の本体側である第1基板部13と、連結部材22のカバー側である第2基板部14の両方に取り付けられている。各開角度設定部材26のストッパ部28の当接面29の角度は分図(a)及び(b)とは異なっており、2つの開角度設定部材26,26の各当接面29,29の間の角度θ4 は約120度となっている。
このように、開角度設定部材は、連結部材の2つの基板部の少なくとも一方に設けることができ、両方に設ける場合には、各開角度設定部材のストッパ部の当接面の角度は分図(c)のように同一にしてもよいし、異なるようにしてもよい。
1…X線検査装置
2…本体としての筐体
3…本体としての支持体
4…前面開口部
5…出口開口部
6…搬送手段
7…蓋体としての前部カバー
9…蓋体としての出口カバー
12…第1基板部
13…第2基板部
15…回動部
16,26…開角度設定部材
17…基部
18…ストッパ部
19,29…当接面
21…付勢手段
22…連結部材
25…蓋体としての入口カバー
30…保護カバー
W…被搬送物

Claims (3)

  1. 本体(2)から突出して被検査品(W)を搬送する搬送手段(6)の両端部を覆うとともに前記本体に対して開閉可能な蓋体(9,25)が設けられ 前記体の内部にX線源とセンサを有し、前記本体の内部で前記X線源から照射されて被検査品を透過したX線を前記センサで検出することにより被検査品の検査を行なうX線検査装置(1)において、
    前記本体に取り付けられた第1基板部(13)と、前記蓋体に取り付けられた第2基板部(14)と、前記第1基板部と第2基板部が相対的に回動可能となるように前記第1基板部と第2基板部を連結した上下方向に回動する回動部(15)とを有し、前記蓋体を前記本体に対して開閉可能に連結する連結部材(22)と、
    前記連結部材の前記第1基板部と前記第2基板部の少なくとも一方に取り付けられ、前記蓋体が前記本体を閉止する位置から開方向に所定の角度だけ回動したところで前記第1基板部と前記第2基板部の他方の側に当接し、前記連結部材の回動する角度範囲を限定する開角度設定部材(16,26)と、
    前記蓋体がその自重によって前記蓋体を閉方向に付勢する力と実質的に同等の力で前記蓋体を開方向に付勢する付勢手段(21)と、
    を具備することを特徴とするX線検査装置(1)。
  2. 前記開角度設定部材(16,26)を少なくとも前記蓋体(9,25)の開閉に伴って回動する範囲について覆う保護カバー(30)を有することを特徴とする請求項記載のX線検査装置(1)。
  3. 本体(2)から突出して被検査品(W)を搬送する搬送手段(6)の両端部を覆うとともに前記本体に対して開閉可能な蓋体(9,25)が設けられ 前記体の内部にX線源とセンサを有し、前記本体の内部で前記X線源から照射されて被検査品を透過したX線を前記センサで検出することにより被検査品の検査を行なうX線検査装置(1)において、
    前記本体に取り付けられた第1基板部(13)と、前記蓋体に取り付けられた第2基板部(14)と、前記第1基板部と第2基板部が相対的に回動可能となるように前記第1基板部と第2基板部を連結した上下方向に回動する回動部(15)とを有し、前記蓋体を前記本体に対して開閉可能に連結する連結部材(22)と、
    前記連結部材の前記第1基板部と前記第2基板部の少なくとも一方に取り付けられ、前記蓋体が前記本体を閉止する位置から開方向に所定の角度だけ回動したところで前記第1基板部と前記第2基板部の他方の側に当接し、前記連結部材の回動する角度範囲を限定する開角度設定部材(16,26)と、
    を具備し、
    前記開角度設定部材の角度が90°より大きい角度に設定されていることを特徴とするX線検査装置(1)。
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