JP5915886B2 - 携帯情報端末 - Google Patents

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この発明は、携帯情報端末に関する。
例えば、携帯電話機などの電子機器においては、特許文献1に記載されているように、機器ケース内にカード装着部を設け、このカード装着部にメモリカードを差し込むことにより、メモリカードと機器ケース内の電子回路との間で情報の授受を行うように構成されたものが知られている。
特開2005−352544号公報
この種の電子機器では、機器ケース内にカード装着部が機器ケースの上下面と平行する平面状に設けられ、このカード装着部のカード挿入口が機器ケースの側面に設けられている。このため、メモリカードの大きさに応じてカード装着部の大きさが決定されると共に、このカード装着部が機器ケース内に占める領域が大きくなり、機器ケースが大型化するという不都合がある。
そこで、このような不都合を解消するために、カード装着部のカード挿入口を機器ケースの上面に設けてカード装着部を縦向きにして機器ケースの厚み方向に浅く形成することにより、メモリカードの一部をカード装着部に挿入させ、この状態で情報の授受を行うように構成されたものが開発されている。
しかしながら、このような電子機器は、機器ケースをコンパクトに形成することができても、カード装着部のカード挿入口が機器ケースの上面に設けられているため、雨天のときに屋外で使用すると、雨水などの水滴がカード挿入口からカード装着部内に浸入し易くなり、この浸入した水滴が機器ケース内に浸入して機器ケース内の電子回路に悪影響を及ぼす恐れがあるという問題が生じる。
この発明が解決しようとする課題は、機器ケース内に水滴が浸入した場合に制御回路部がショートするリスクを低減することである。
この発明は、メモリカードの情報を読み取るための読取ヘッド部が設けられた読取ケースと、前記読取ヘッド部に所定の接続ケーブルにより電気的に接続されて前記読取ヘッド部を制御する制御回路部が設けられた機器ケースと、を備え、前記機器ケースは、所定の面に表示部とキー入力部とが設けられているとともに、前記表示部と前記キー入力部とのうち前記キー入力部側の端面に前記接続ケーブルを引き入れるための挿通口が設けられており、前記読取ケースは、前記表示部と前記キー入力部とのうち前記キー入力部に近い側で前記機器ケースに取り付けられ、前記制御回路部は、基板面が前記所定の面に対して垂直に配置された回路基板を有しているとともに、前記回路基板が前記所定の面を平面視したときに前記端面から前記キー入力部と重なる位置まで後退した位置に配置されていることを特徴とする携帯情報端末である。
この発明によれば、機器ケース内に水滴が浸入した場合に制御回路部がショートするリスクを低減することができる。
この発明を携帯情報端末機に適用した一実施形態を示した正面図である。 図1に示された携帯情報端末機の側面図である。 図1に示された携帯情報端末機の裏面図である。 図3に示された携帯情報端末機の電池蓋を開いて上下反転させた状態を示した要部の拡大斜視図である。 図4に示された携帯情報端末機の電池収納部の内部を示した要部の拡大平面図である。 図4に示された携帯情報端末機の電池収納部に収納される電池パックを示した拡大斜視図である。 図1に示された携帯情報端末機のA−A矢視における要部の拡大断面図である。 図7に示された携帯情報端末機の取付部材およびこれを通り抜ける接続ケーブルを示した要部の拡大斜視図である。
以下、図1〜図8を参照して、この発明を携帯情報端末機に適用した一実施形態について説明する。
この携帯情報端末機は、図1および図2に示すように、機器ケース1を備えている。この機器ケース1は、図1〜図3に示すように、上部ケース2、下部ケース3、および中ケース4を備えている。
この機器ケース1は、図1および図2に示すように、全体が縦方向(図1では上下方向)に長いほぼ長方形の箱形状に形成されている。この場合、機器ケース1は、その手前側(図1では下部側)が幅の狭い握り部1aに形成され、先端側(図1では上部側)が幅の広いプリンタ搭載部1bに形成された構成になっている。この機器ケース1の上部ケース2における握り部1aには、入力表示部5とキー入力部6とが設けられている。
入力表示部5は、表示パネルの表面に透明なタッチパネルを配置したものであり、表示パネルに表示された情報が透明なタッチパネルを通して見え、この表示された情報を見ながらタッチパネルをタッチ操作することにより、情報が入力されるように構成されている。また、キー入力部6は、テンキー、ファンクションキーなどの各種のキーを備え、キー操作によって情報が入力されるように構成されている。
また、この機器ケース1の上部ケース2におけるプリンタ搭載部1bには、図1に示すように、プリンタ部7およびプリンタカバー8が設けられている。プリンタカバー8は、記録紙収納部(図示せず)を開閉自在に覆うものであり、記録紙収納部の上辺部に位置する縁に回転可能に取り付けられている。記録紙収納部は、ロール状の記録紙が回転可能な状態で収納されるように構成されている。
プリンタ部7は、図1に示すように、記録紙排出口7a内における握り部1a側に設けられた印字ヘッド(図示せず)と、記録紙排出口7a内における印字ヘッドと反対側に位置する箇所に設けられたプラテンローラ(図示せず)とを備えている。このプリンタ部7は、図示しないが、印字ヘッドとプラテンローラとの間に送り込まれた記録紙に印字ヘッドによって情報を印字するように構成されている。
一方、機器ケース1の下部ケース3における握り部1aには、図4および図5に示すように、電池パック11を着脱可能に収納する電池収納部10が、下部ケース3の下側(図4では上側)に開放された状態で、設けられている。電池パック11は、充電池であり、プリンタ部7が記録紙に情報を印字する際に、プリンタ部7に十分な電流つまり大電流を供給するように構成されている。
すなわち、この電池パック11は、図6に示すように、長方形のほぼ箱形状に形成されている。この電池パック11の一方の側面(図6では右側の側面)には、電池電極11aが露出して設けられている。また、電池収納部10は、図4および図5に示すように、下部ケース3内に設けられた中ケース4に設けられている。
この場合、下部ケース3には、電池パック11が挿入する電池開口部3aが電池収納部10に対応して設けられている。中ケース4は、情報処理に必要な各種の電子部品が搭載された後述する回路基板30を取り付けるためのものであり、下部ケース3の電池開口部3aに対応する箇所に電池収納部10が凹部状に形成されている。
この中ケース4の周縁部と下部ケース3の電池開口部3aの周縁部との間には、図7に示すように、防水パッキン13aが挟み付けられた状態で設けられている。また、上部ケース2の周縁部と下部ケース3の周縁部との間には、防水パッキン13cが圧縮された状態で設けられている。これにより、電池収納部10および機器ケース1は、防水性が確保されている。
また、この電池収納部10の内面には、図5に示すように、電池パック11の電池電極11aが接触する接続電極14が設けられている。これにより、電池収納部10は、図4〜図6に示すように、その接続電極14に電池パック11の電池電極11aを対応させた状態で、電池収納部10の内部に電池パック11が挿入するように構成されている。
この電池収納部10は、図3および図5に示すように、挿入された電池パック11を接続電極14に向けてスライドさせることにより、電池パック11の電池電極11aが電池収納部10内に突出した接続電極14に弾力的に接触して電池パック11が電気的に接続されるように構成されている。
また、この電池収納部10は、図2〜図4に示すように、電池蓋15によって開閉可能に塞がれるように構成されている。この電池蓋15は、図4および図5に示すように、電池パック11のスライド方向に沿う下部ケース3の電池開口部3aの縁部に設けられた支持軸16に回転可能に取り付けられている。また、この電池蓋15は、図4に示すように、電池収納部10を塞いだ際に、下部ケース3の外形と連続する湾曲形状の蓋本体部15aと、この蓋本体部15aの内面に設けられた枠状部15bとを備えている。
これにより、この電池蓋15は、図4および図5に示すように、電池収納部10を塞いだ際に、下部ケース3の電池開口部3aの縁部に設けられた防水パッキン13bに枠状部15bが圧接するように構成されている。この場合、下部ケース3の電池開口部3aの縁部には、防水パッキン13bを収納するパッキン溝3bが、電池開口部3aの全周に亘って連続して設けられている。
また、下部ケース3には、図3〜図5に示すように、電池蓋15を係脱可能にロックする一対の蓋ロック部材9が設けられている。この一対の蓋ロック部材9は、電池蓋15の支持軸16と反対側に位置する下部ケース3の電池開口部3aにおける縁部の両側にそれぞれ回転可能に設けられたロック部9aと、このロック部9aに設けられてロック部9aを回転操作する操作レバー9bとを備えている。
このロック部9aは、図4に示すように、そのほぼ半分が電池蓋15の支持軸16と反対側に位置する縁部に設けられた半円形状のロック溝12内に回転可能に配置され、このロック溝12内に設けられた係止鍔部12aを係脱可能に係止するように構成されている。また、このロック部9aは、操作レバー9bの操作によって回転し、ロック溝12内から離脱した際に、ロック溝12内の係止鍔部12aに対するロックを解除するように構成されている。
これにより、この一対の蓋ロック部材9は、図3に示すように、電池蓋15が電池収納部10を塞いで閉じた状態のときに、電池蓋15のロック溝12にロック部9aが対応し、この状態で操作レバー9bを操作してロック部9aを回転させると、このロック部9aの一部がロック溝12内に配置されてロック溝12内の係止鍔部12aを下部ケース3に向けて押し付けることにより、電池蓋15をロックするように構成されている。
ところで、この機器ケース1の手前側の端部(図1では下端部)には、図1〜図3に示すように、カード読取装置18が設けられている。このカード読取装置18は、図7に示すように、読取ケース20が取付部材21によって機器ケース1の端部(図7では右端部)に取り付けられている。この取付部材21は、機器ケース1の端部における外面に着脱可能に取り付けられる固定板部21aと、この固定板部21aの上部から機器ケース1の外部に向けて突出した取付板部21bとを備えている。
この取付部材21の固定板部21aは、図7に示すように、機器ケース1の端部に位置する上部ケース2の外面上部に設けられた上フック部22aと、機器ケース1の端部に位置する下部ケース3の外面上部に設けられた下フック部22bとに係止されることにより、機器ケース1の端部に取り付けられるように構成されている。
読取ケース20は、図1〜図4に示すように、機器ケース1の長手方向に対して直交する幅方向の長さよも少し短い長さで、この長さよりも機器ケース1の長手方向に沿う長さが更に短い、ほぼ長方形の箱形状に形成されている。この読取ケース20は、図7に示すように、機器ケース1に接近する側面に開口部20aが設けられ、この開口部20aから取付部材21の取付板部21bが挿入し、この挿入した取付板部21bに読取ケース20の上部内面が取り付けられるように構成されている。
また、この読取ケース20には、図1、図2および図7に示すように、カード挿入口23が機器ケース1の長手方向に対して直交する幅方向に沿って設けられている。このカード挿入口23は、磁気カード24がスライド可能に挿入する部分であり、読取ケース20の両側部に亘って連続して開放された状態で設けられている。
この読取ケース20の内部には、図7に示すように、磁気カード24に記録されている磁気情報を読み取るためのカード読取部25の一部、つまり後述する読取ヘッド部27が設けられている。この場合、カード読取部25は、制御回路部26と読取ヘッド部27とに分割されている。
この分割されたカード読取部25は、図7に示すように、制御回路部26が機器ケース1内に設けられ、読取ヘッド部27が読取ケース20内に設けられ、この状態で制御回路部26と読取ヘッド部27とが接続ケーブル28によって電気的に接続されるように構成されている。
このカード読取部25の制御回路部26は、図7に示すように、読取ケース20が取り付けられる箇所の機器ケース1の内面とこれに隣接して設けられた機器ケース1内の電池収納部10との間における狭い領域内に配置されている。また、この制御回路部26は、第1回路基板30と第2回路基板31とに分散されて搭載されている。
第1回路基板30は、図7に示すように、機器ケース1の上部ケース2と中ケース4との間に、上部ケース2の上面とほぼ平行な状態で配置されている。この第1回路基板30は、その一端部(図7では左側端部)が機器ケース1の長手方向に対して直交する幅方向と同じ幅で、読取ケース20が取り付けられる箇所の機器ケース1の内面とこれに隣接して設けられた機器ケース1内の電池収納部10との間に延出されている。
第2回路基板31は、図7に示すように、読取ケース20が取り付けられる箇所の機器ケース1の内面とこれに隣接して設けられた機器ケース1内の電池収納部10との間に延出された箇所の第1回路基板30に、ほぼ垂直な状態でコネクタ部32によって電気的に接続されて取り付けられている。
一方、カード読取部25の読取ヘッド部27は、図7に示すように、読取ケース20内に設けられたヘッド取付部材33に取り付けられている。このヘッド取付部材33は、読取ケース20の底部上に一対のガイド板33a、33bを所定間隔離した状態で互いに対向させて配置した構成になっている。一対のガイド板33a、33bは、読取ケース20のカード挿入口23に対応して配置されており、その下部には、底板33cが設けられている。
すなわち、一対のガイド板33a、33bは、図7に示すように、読取ケース20のカード挿入口23から挿入した磁気カード24がスライド可能に挿入する部分であり、カード挿入口23よりも少し狭い間隔で互いに対向している。この一対のガイド板33a、33bのうち、機器ケース1側に位置するガイド板33aには、読取ヘッド部27が取り付けられている。
この読取ヘッド部27は、磁気カード24に記録されている磁気情報を読み取る磁気ヘッドであり、図7に示すように、接続ケーブル28によって制御回路部26の第2回路基板31と電気的に接続されている。この場合、接続ケーブル28は、読取ヘッド部27に接続された部分がモールド樹脂34によって覆われていることにより、防水性が確保されている。
また、この接続ケーブル28は、図7および図8に示すように、取付部材21の固定板部21aに設けられたシールド板35を通して、読取ケース20内と機器ケース1内とに導かれている。この場合、シールド板35は、その周縁部が防水テープ(図示せず)によって取付部材21の固定板部21aに、シールドされた状態で取り付けられている。また、このシールド板35は、その中央部にケーブル挿入孔35aが設けられ、このケーブル挿入孔35aに挿入された箇所の接続ケーブル28をクッション材などのシール材35bによってシールドした構成になっている。
次に、このような携帯情報端末機の作用について説明する。
まず、電池パック11を電池収納部10に装着する。この場合には、一対の蓋ロック部材9の操作レバー9bを操作してロック部9aをロック溝12内の係止鍔部12aから離脱させ、一対の蓋ロック部材9による電池蓋15のロックを解除する。これにより、電池蓋15の支持軸16を中心に電池蓋15を回転させると、電池収納部10が開く。
そして、電池収納部10内に電池パック11を挿入してスライドさせることにより、電池パック11の電池電極11aを電池収納部10内の接続電極14に押し付ける。この状態で、電池蓋15を閉じて電池収納部10を塞ぐ。そして、電池収納部10を塞いで閉じた電池蓋15を蓋ロック部材9によってロックする。
このときには、電池蓋15のロック溝12内にロック部9aが対応して配置される。この状態で、操作レバー9bを操作してロック部9aを回転させると、このロック部9aの一部がロック溝12内に配置されてロック溝12内の係止鍔部12aを下部ケース3に向けて押し付ける。これにより、電池蓋15が下部ケース3に対してロックされる。
このように、電池収納部10に電池パック11を収納して電池蓋15を閉じた状態で、屋外で使用する際には、雨天であっても、電池収納部10内に雨水などの水滴が浸入することがなく、良好に使用することができる。すなわち、電池蓋15を閉じて電池収納部10を塞いだ際には、防水パッキン13bが配置された下部ケース3の凹溝3b内に電池蓋10の枠状の凸部15cが嵌合して防水パッキン13bを押し付けることにより、下部ケース3の電池開口部3aが密閉されているので、雨水などの水滴が電池収納部10内に浸入するのを確実に防ぐことができる。
また、電池収納部10に電池パック11を収納して電池蓋15を閉じた状態で、カード読取部25で磁気カード24を読み取る場合には、磁気カード24の一端部(例えば右端部)を読取ケース20のカード挿入口23の一端部(例えば左端部)からヘッド取付部材33の一対のガイド板33a、33b間に挿入し、この挿入した磁気カード24をカード挿入口23および一対のガイド板33a、33b間に沿って、カード挿入口23の他端部(例えば右端部)に向けてスライドさせる。
このときには、一対のガイド板33a、33bのうち、機器ケース1側に位置するガイド板33aに取り付けられた読取ヘッド部27が、磁気カード24に記録されている磁気情報を磁気カード24のスライドに応じて読み取り、この磁気情報を接続ケーブル28によって制御回路部26に送り、この送られた磁気情報を機器ケース1の入力表示部5に表示する。これにより磁気カード24に記録されていた情報を確認することができる。
また、このような携帯情報端末機を雨天のときに屋外で使用しても、雨水の影響を受けずに、カード読取装置18を使用することができる。この場合には、雨水が読取ケース20のカード挿入口23からヘッド取付部材33の一対のガイド板33a、33b間に浸入しても、この浸入した雨水などの水滴のほとんどは、一対のガイド板33a、33bの下部の底板33c上に沿って流れて、カード挿入口23の両側部から読取ケース20の外部に排出される。このため、雨天のときに屋外で磁気カード24をカード読取部25の読取ヘッド部27で読み取ることができる。
また、雨水が読取ケース20のカード挿入口23からヘッド取付部材33の一対のガイド板33a、33b間に浸入し、この浸入した雨水などの水滴が読取ケース20内に浸入して読取ヘッド部27に付着しても、読取ヘッド部27は水滴の影響を受けずに磁気カード24を読み取ることができる。この場合、読取ヘッド部27に接続された箇所の接続ケーブル28がモールド樹脂32で覆われていることにより、この接続ケーブル28が水滴の影響を受けることがなく、読取ヘッド部27で読み取った磁気情報を制御回路部26に送ることができる。
また、この接続ケーブル28は、取付部材21の固定板部21aに設けられたシールド板35を通して、読取ケース20内と機器ケース1内とに導かれていても、シールド板35の中央部に設けられたケーブル挿入孔35aに挿入された接続ケーブル28の箇所がシール材35bによってシールドされているので、読取ケーシ20内に浸入した水滴が接続ケーブル28を伝わって機器ケース1内に浸入するのを防ぐことができる。これにより、雨天のときに使用しても、雨水などの水滴の影響を受けずに、磁気カード24の情報を良好に読み取ることができる。
このように、この携帯情報端末機におけるカード読取装置18によれば、磁気カード24の情報を読み取るカード読取部25を制御回路部26と読取ヘッド部27とに分割し、制御回路部26を機器ケース1内に設け、読取ヘッド部27を機器ケース1に取り付けられた読取ケース20内に設け、制御回路部26と読取ヘッド部27とを接続ケーブル28によって電気的に接続しているので、機器全体の小型化を図ることができると共に、機器ケース1内への水滴の浸入を防いで磁気カード24の情報をカード読取部25で良好に読み取ることができる。
すなわち、このカード読取装置18では、カード読取部25が制御回路部と読取ヘッド部とに分割され、制御回路部26が機器ケース1内に設けられ、読取ヘッド部27が読取ケース20内に設けられているので、水滴が読取ケース20内に浸入しても、この浸入した水滴が機器ケース1内に浸入するのを防ぐことができ、これによりカード読取部25の制御回路部26が水滴による悪影響を受けないようにすることができる。
また、このカード読取装置18では、カード読取部25の制御回路部26と読取ヘッド部27とを機器ケース1と読取ケース20とに分散して設けることができるので、機器全体をコンパクトに構成することができると共に、衝撃に弱い制御回路部26を機器ケース1内に設け、衝撃に強い読取ヘッド部27を読取ケース20内に設けることができるので、耐衝撃性の向上を図ることができる。
この場合、制御回路部26は、第1回路基板30と第2回路基板31とに分散されて搭載されていることにより、制御回路部26を機器ケース1内に効率良くコンパクトに設けることができる。すなわち、第1回路基板30を機器ケース1の上面に対してほぼ平行に配置し、第2回路基板31を第1回路基板30にほぼ垂直な状態でコネクタ部32によって電気的に接続して配置することにより、第1回路基板30と第2回路基板31とを機器ケース1内に最小のスペースで配置することができる。
この場合、第1回路基板30は、機器ケース1内に配置された状態で、読取ケース20が取り付けられる機器ケース1の内面とこれに隣接して設けられた機器ケース1内の電池収納部10との間に延出されていることにより、機器ケース1内の狭いスペースに第1回路基板30を効率良く設置することができる。
このため、読取ケース20が取り付けられる機器ケース1の内面と機器ケース1内の電池収納部10との間のスペースを、第1回路基板30の幅方向の長さと同じ幅で狭く形成することができると共に、第2回路基板31を第1回路基板30にほぼ垂直な状態でコネクタ部32によって電気的に接続して配置することができ、これにより機器ケース1全体をコンパクトに構成することができる。
また、このカード読取装置18によれば、読取ヘッド部27に接続された箇所の接続ケーブル28の端部がモールド樹脂32によって覆われていることにより、雨水などの水滴が読取ケース20内に浸入して読取ヘッド部27に付着しても、読取ヘッド部27が水滴の影響を受けずに、磁気カード24を読み取ることができると共に、接続ケーブル28が水滴の影響を受けずに、読取ヘッド部27で読み取った磁気情報を制御回路部26に確実に且つ良好に送ることができる。
さらに、このカード読取装置18によれば、読取ケース20が機器ケース1に取付部材21によって着脱可能に取り付けられていることにより、カード読取部25を制御回路部26と読取ヘッド部27とに分割し、制御回路部26を機器ケース1内に設け、読取ヘッド部27を読取ケース20内に設ける際に、制御回路部26と読取ヘッド部27とをそれぞれ個別に機器ケース1と読取ケース20とに設けることができ、これにより組立て作業性の向上を図ることができる。
また、このカード読取装置18によれば、機器ケース1と読取ケース20との間に、シールド板35が配置されており、このシールド板35における接続ケーブル28が通り抜ける箇所に、接続ケーブル28をシールドするクッション材などのシール材35bが設けられていることにより、読取ケーシ20内に浸入した水滴が接続ケーブル28を伝わって機器ケース1内に浸入するのを防ぐことができる。これにより、雨天のときに使用しても、雨水などの水滴の影響を受けずに、磁気カード24の情報を良好に読み取ることができる。
さらに、この携帯情報端末機によれば、カード読取部25を制御回路部26と読取ヘッド部27とに分割し、制御回路部26を機器ケース1内に設け、読取ヘッド部27を読取ケース20内に設けているので、水滴が読取ケース20内に浸入しても、この浸入した水滴が機器ケース1内に浸入するのを防ぐことができ、これによりカード読取部25の制御回路部26が水滴による悪影響を受けないようにすることができる。
また、この携帯情報端末機によれば、カード読取部25の制御回路部26と読取ヘッド部27とを機器ケース1と読取ケース20とに分散して設けることができるので、機器全体をコンパクトに構成することができると共に、衝撃に弱い制御回路部26を機器ケース1内に設け、衝撃に強い読取ヘッド部27を読取ケース20内に設けることができるので、耐衝撃性の向上を図ることができる。
なお、上述した実施形態では、メモリカードとして磁気カード24を用いた場合について述べたが、必ずしも磁気カード24である必要はなく、例えばICカードなどのメモリカードであっても良い。また、読取ヘッド部27も、磁気ヘッド部である必要はなく、非接触近接型の読取ヘッド部であっても良い。
また、上述した実施形態では、携帯情報端末機に適用した場合について述べたが、必ずしも携帯情報端末機に適用する必要はなく、例えば携帯電話機やノート型のパーソナルコンピュータなどの電子機器にも適用することができる。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は、これに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、機器ケースと、この機器ケースに取り付けられた読取ケースと、メモリカードの情報を読み取るカード読取部とを備え、前記カード読取部を制御回路部と読取ヘッド部とに分割し、前記制御回路部を前記機器ケース内に設け、前記読取ヘッド部を前記読取ケース内に設け、前記制御回路部と前記読取ヘッド部とを接続ケーブルによって接続したことを特徴とするカード読取装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のカード読取装置において、前記制御回路部は第1回路基板と第2回路基板とに分散されて搭載されていることを特徴とするカード読取装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のカード読取装置において、前記第1回路基板は前記機器ケースの上下面に対してほぼ平行に配置され、前記第2回路基板は前記第1回路基板にほぼ垂直な状態でコネクタ部によって電気的に接続されて配置されていることを特徴とするカード読取装置である。
請求項4に記載の発明は、請求項2または請求項3に記載のカード読取装置において、前記第1回路基板は、前記機器ケース内に配置された状態で、前記読取ケースが取り付けられる前記機器ケースの内面とこれに隣接して設けられた前記機器ケース内の電池収納部との間に延出されていることを特徴とするカード読取装置である。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のカード読取装置において、前記読取ヘッド部に接続された箇所の前記接続ケーブルの端部は、モールド樹脂によって覆われていることを特徴とするカード読取装置である。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載のカード読取装置において、前記読取ケースは、取付部材によって前記機器ケースに着脱可能に取り付けられていることを特徴とするカード読取装置である。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載のカード読取装置において、前記機器ケースと前記読取ケースとの間には、シールド部材が配置されており、このシールド部材における前記接続ケーブルが通り抜ける箇所には、前記接続ケーブルをシールドするシール材が設けられていることを特徴とするカード読取装置である。
請求項8に記載の発明は、請求項1に記載されたカード読取装置を備えていることを特徴とする電子機器である。
1 機器ケース
2 上部ケース
3 下部ケース
4 中ケース
5 入力表示部
10 電池収納部
11 電池パック
20 読取ケース
21 取付部材
23 カード挿入口
24 磁気カード
25 カード読取部
26 制御回路部
27 読取ヘッド部
28 接続ケーブル
30 第1回路基板
31 第2回路基板
32 コネクタ部
34 モールド樹脂
35 シールド板
35b シール材

Claims (3)

  1. メモリカードの情報を読み取るための読取ヘッド部が設けられた読取ケースと、
    前記読取ヘッド部に所定の接続ケーブルにより電気的に接続されて前記読取ヘッド部を制御する制御回路部が設けられた機器ケースと、
    を備え、
    前記機器ケースは、所定の面に表示部とキー入力部とが設けられているとともに、前記表示部と前記キー入力部とのうち前記キー入力部側の端面に前記接続ケーブルを引き入れるための挿通口が設けられており、
    前記読取ケースは、前記表示部と前記キー入力部とのうち前記キー入力部に近い側で前記機器ケースに取り付けられ、
    前記制御回路部は、基板面が前記所定の面に対して垂直に配置された回路基板を有しているとともに、前記回路基板が前記所定の面を平面視したときに前記端面から前記キー入力部と重なる位置まで後退した位置に配置されていることを特徴とする携帯情報端末。
  2. 前記読取ケースは、前記読取ヘッドに前記メモリカードを近接させるためのカード挿入口が設けられており、前記カード挿入口は、前記読取ケースにおける前記所定の面と同じ側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 前記読取ケースは、取付部材によって前記機器ケースに着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯情報端末。
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