JP3139993B2 - 電子装置 - Google Patents

電子装置

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JP3139993B2 JP10169437A JP16943798A JP3139993B2 JP 3139993 B2 JP3139993 B2 JP 3139993B2 JP 10169437 A JP10169437 A JP 10169437A JP 16943798 A JP16943798 A JP 16943798A JP 3139993 B2 JP3139993 B2 JP 3139993B2
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義行 山名
純 古谷
邦夫 松本
修 上村
則貴 小杉
准一 中川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気カードをコンパク
トに実装可能な実装方法およびそれを用いた電子機器、
例えば携帯電話に関する。
【0002】
【従来の技術】ICカードを利用する機器における、I
Cカードの代表的な実装構造は、図9に示すとおり、機
器5の外壁部にICカード1を挿入するための挿入穴b
を設けたものである。そして、該挿入穴bから差し込ま
れたICカード1は、機器5の内部に特別に設けられた
ガイド機構により保持されている。また、ICカード1
の取り出しのための専用の取り出し機構が設けられてい
る。例えば、日経産業新聞1991.6.20の広告に
掲載されているICカード付き電話にこのような構成が
見られる。
【0003】このガイド機構を図10を用いて説明す
る。このガイド機構は、上記挿入穴bと、ICカード1
を差し込むコネクタ3との間に配置されたガイド溝aを
主要部として構成されている。上記挿入穴bから差し込
まれたICカード1は、このガイド溝aにより、確実に
コネクタ3に導かれる。そして、コネクタ3と電気的に
結合された状態においては、ICカード1は、コネクタ
3とガイド溝aとにより固定されるようになっている。
また、上述のICカード取り出し機構は、挿入穴b付近
に設けられた取り出しレバー6を押すことによりICカ
ード1を外側に押し出す機構のものが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
では、機器5の内部に、専用のガイド機構を必要とする
ため、かなりの実装スペースが必要である。また、挿入
後の取り出し機構の存在が、実装スペースをより大きく
している。そのため、薄型化、小型化への要望が大きい
携帯電話等の電子機器においては、このガイド機構の存
在が小型化等の妨げとなっていた。
【0005】本発明は、磁気カードの実装スペースの小
さい電子機器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたもので、その一態様としては、磁気
カードとの間でデータ授受可能な第一の部材と、該第一
の部材に接続・分離可能な第二の部材とを有する電子装
置において、前記第一の部材は、外壁面Aと、該外壁面
Aに隣接する外壁面Bとを有し、前記第二の部材は、前
記第一の部材との接続状態時に前記外壁面Aと対向する
外壁面aと、該外壁面aに隣接する外壁面bとを有し、
前記第一の部材の前記外壁面B及び/又は前記第二の部
材の前記外壁面bに、前記磁気カードを挿入可能な開口
が形成され、前記第一の部材と前記第二の部材との接続
状態時における、前記第一の部材の前記外壁面Aと前記
第二の部材の前記外壁面aとの間に、前記開口につなが
り、且つ該開口から挿入された前記磁気カードの少なく
とも一部を収納できる収納空間が形成され、前記収納空
間に面する前記第一の部材の面から該収納空間内に少な
くとも一部が露出し、該収納空間内に収納された前記磁
気カードからデータを読み取り、及び/又は該磁気カー
ドへデータを書き込む磁気カード読取ヘッドが設けられ
ている、ことを特徴とする電子装置が提供される。
【0007】ここで、前記第一の部材と前記第二の部材
とのうち、一方には、前記収納空間内に収納された前記
磁気カードを、外部からの操作で前記開口から排出する
取出レバーを設けてもよい。
【0008】また、以上の電子装置において、上記第一
の部材と第二の部材との少なくともいずれかは、バッテ
リーを含んでいてもよい。あるいは、表示器を含んでい
てもよい。さらには所定の入力を行う入力器を含んでい
てもよい。なお、以上の電子装置は、携帯電話であって
もよい。
【0009】
【作用】第一の部材、例えば装置本体と、第二の部材、
例えばバッテリーパックとは、使用時には互いに接続し
合って一体化される。そして、該装置本体の外部壁面と
該バッテリーパックの外部壁面との間に形成される収納
空間に、開口から磁気カードを挿入する。磁気カードが
収納空間内に収まると、収納空間内に露出している磁気
カード読取ヘッドで、この磁気カードからデータを読み
取れるようになる。
【0010】なお、第一の部材と第二の部材とを分離し
た状態であっても、磁気カードを上記外部壁面に沿って
配置すれば、この磁気カードから磁気カード読取ヘッド
でデータを読み取ることもできる。また、その後で、第
一の部材と第二の部材とを一体化させることも可能であ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例である各種携帯電話
を図面を用いて説明する。
【0012】本実施例の携帯電話は、図1、図2に示す
とおり、本体(第一の部材)4と、バッテリーパック
(第二の部材)2とから主に構成されている。本体4
は、バッテリーパック2から供給される電力により作動
する電気的回路を含んでおり、携帯電話の使用時には、
バッテリーパック2とは一体化する構成となっている。
なお、該本体4とバッテリーパック2との結合は、本実
施例においては、溝及び該溝と嵌合するレール等により
なされるがその機構はこれに限定されるものではない。
【0013】これらを一体化した状態において、本体4
とバッテリーパック2との間には、本体4の外壁4aと
バッテリーパック2の外壁2aとにより、ICカード
(又は磁気カード、以下、単にICカードとする)1を
挿入可能な収納空間cが形成される構成となっている
(図3参照)。そして、この収納空間cの本体4の側の
一端部には、ICカード1を挿入するコネクタ(又は磁
気カード読取ヘッド、以下、単にコネクタとする)3が
配置されている。また、他の端部、つまり、本体4及び
バッテリーパック2の側面の一部は、開放状態となって
おりICカード1を挿入する挿入穴(開口)dを構成し
ている。なお、この収納空間cは、本体4および/また
はバッテリーパック2の、上記外壁部に凹部を設けるこ
とにより容易に形成することができる。また、この収納
空間は、必ずしもICカード1のすべてを収容できる大
きさである必要はない。例えば、該装置の使用上問題が
なければ一部のみを収容できる大きさであっても構わな
い。
【0014】ICカードの取付け動作および取外し動作
を説明する。本体4とバッテリーパック2とを結合し、
収納空間cを形成する。この状態で、ICカード1を上
記挿入穴dから空間cに挿入する。この場合、ICカー
ド1は、本体4およびバッテリーパック2の外壁部によ
り、確実にコネクタ3にまで導かれ接続される。また、
コネクタ3に接続した状態においても、該壁部によりI
Cカード1はその両面を支えられ、十分に固定すること
ができる。なお、バッテリーパック2は、取りはずされ
ている状態でも、同様に実装可能である。
【0015】一方、ICカード1を取り外すには、ま
ず、挿抜部品であるバッテリーパック2を本体4から取
りはずす。この状態においては、ICカード1は、その
片側面が露出状態となるため、使用者はICカード1に
直接手を触れることができる。そのため、ICカード1
を手で容易に取り外すことが出来る。
【0016】以上のように、本実施例においては、装置
を構成する取外し可能な部材の外壁部を、ICカード1
のガイド機構として使用しているため、専用のガイド機
構を設ける必要がない。従って、ICカードの実装スペ
ースを小さくすることができる。
【0017】また、図4に示すように、取り出しレバー
9を設ければ、ICカード1を取り出す際に、バッテリ
ーパック2を取り外す必要がない。また、操作性も向上
する。これは、ICカード1の取外し時に、電源がオフ
となっていると都合が悪い装置において有効である。
【0018】さらには、図5及び図6に示すように、収
納空間cを形成する本体4の外壁部にパッキン10を配
置して、バッテリーパック2を装着した状態において、
空間cを密閉可能な構成とすれば、防水性を確保するこ
とができる。これは、野外での使用が伴う場合に特に有
効である。なお、この場合には、挿入穴dは設けること
ができないため、ICカード1の実装は、バッテリーパ
ック2を取外した状態で行う。
【0019】上記実施例においては、挿抜部品をバッテ
リーパック2としているが、これに限定されるものでは
ない。例えば、図7に示すとおり、操作パネル7を挿抜
部品としてもよい。また、図8に示すように表示パネル
8を挿抜部品としてもよい。
【0020】なお、上記実施例においては、ICカード
についてのみ説明したが、これに限るものではなく、装
脱着の必要な他の部材、例えば磁気カード等にも当然適
用可能である。但し、この場合にはコネクタの代わりに
読み取りヘッド等を配置することになる。
【0021】また、上記実施例においては携帯電話につ
いてのみ説明したが、他のあらゆる種類の電子装置に対
して適用可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、磁
気カードの実装スペースを小さくし、コンパクトに実装
することができる。従って、製品の薄型化、小型化を図
ることができる。また、磁気カードの保護及び防水も図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である携帯電話の裏面および
該携帯電話に使用されるICカード(又は磁気カード)
の実装方法を示す斜視図である。
【図2】本実施例の携帯電話を表面側からみた斜視図で
ある。
【図3】ICカード(又は磁気カード)ガイド機構を示
す側面透視図である。
【図4】取り出しレバーを有する例を示す斜視図であ
る。
【図5】密閉構造とした場合の本体を示す斜視図であ
る。
【図6】パッキン取付け状態を示す説明図である。
【図7】操作パネルを挿抜部材とした場合の携帯電話お
よび該携帯電話に使用されるICカード(又は磁気カー
ド)の実装方法を示す斜視図である。
【図8】表示パネルを挿抜部材とした場合の携帯電話お
よび該携帯電話に使用されるICカード(又は磁気カー
ド)の実装方法を示す斜視図である。
【図9】従来技術を示す斜視図である。
【図10】従来技術を示す、側面透視図である。
【符号の説明】
1…ICカード(又は磁気カード)、 2…バッテリー
パック(第二の部材)、 3…コネクタ(又は磁気カー
ド読取ヘッド)、 4…携帯電話本体(第一の部材)、
6…取り出しレバー、 7…操作パネル、 8…表示
パネル、 10…パッキン、 11…外壁面、 a…
溝、 b…挿入穴、 c…空間、 d…挿入穴(開口)
フロントページの続き (72)発明者 松本 邦夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 生産技術研究所 内 (72)発明者 上村 修 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株式会社日立製作所 戸塚工場内 (72)発明者 小杉 則貴 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株式会社日立製作所 戸塚工場内 (72)発明者 中川 准一 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (56)参考文献 特開 平4−83447(JP,A) 実開 平1−160523(JP,U) 実開 平5−9057(JP,U) 実開 平3−69950(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/02 - 1/23

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気カードとの間でデータ授受可能な第一
    の部材と、該第一の部材に接続・分離可能な第二の部材
    とを有する電子装置において、 前記第一の部材は、外壁面Aと、該外壁面Aに隣接する
    外壁面Bとを有し、 前記第二の部材は、前記第一の部材との接続状態時に前
    記外壁面Aと対向する外壁面aと、該外壁面aに隣接す
    る外壁面bとを有し、 前記第一の部材の前記外壁面B及び/又は前記第二の部
    材の前記外壁面bに、前記磁気カードを挿入可能な開口
    が形成され、 前記第一の部材と前記第二の部材との接続状態時におけ
    る、前記第一の部材の前記外壁面Aと前記第二の部材の
    前記外壁面aとの間に、前記開口につながり、且つ該開
    口から挿入された前記磁気カードの少なくとも一部を収
    納できる収納空間が形成され、 前記収納空間に面する前記第一の部材の面から該収納空
    間内に少なくとも一部が露出し、該収納空間内に収納さ
    れた前記磁気カードからデータを読み取り、及び/又は
    該磁気カードへデータを書き込む磁気カード読取ヘッド
    が設けられている、 ことを特徴とする電子装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電子装置において、 前記第一の部材と前記第二の部材とのうち、一方には、
    前記収納空間内に収納された前記磁気カードを、外部か
    らの操作で前記開口から排出する取出レバーが設けられ
    ていることを特徴とする電子装置。
  3. 【請求項3】請求項1及び2のいずれか一項に記載の電
    子装置において、 前記第一の部材と前記第二の部材とのうち、少なくとも
    一方は、バッテリーを含んでいることを特徴とする電子
    装置。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれか一項に記載の電
    子装置において、 前記第一の部材と前記第二の部材とのうち、少なくとも
    一方は、表示器を含んでいることを特徴とする電子装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれか一項に記載の電
    子装置において、 前記第一の部材と前記第二の部材とうち、少なくとも一
    方は、所定の入力を行う入力器を含んでいることを特徴
    とする電子装置。
  6. 【請求項6】請求項1から5のいずれか一項に記載の電
    子装置を有していることを特徴とする電話機。
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