JP4576669B2 - カードリーダライタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はカードリーダライタに係り、特に、ICカードのデータを読み取る又は書き込むの少なくともいずれかを行うカードリーダライタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ICカードのリーダライタにおいて、複数のICカードを使用する場合、リーダライタのカード挿入口にカードを差し替えたり、リーダライタの複数のカード挿入口にICカードをそれぞれ挿入したりするなどの手法が採られている。前者は、カードの差し替えが面倒であり、複数のサービスを連続で受けることができない。後者は、複数のカード挿入口が必要であることからリーダライタの外形が大きくなってしまう問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明の目的は、複数枚のICカードに対して差し替えを行うことなくデータの読み取り又は書き込みの少なくともいずれかを行うことができるとともに、外形が大きくならないカードリーダライタを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明によれば、ケースの挿入口から重ねた状態で複数枚のICカードが、そのICカードをケースの内部に案内するためにケースの内部に平行状態を維持する態様で相対向して配置されている案内通路に差し込まれると、その案内通路に案内されたICカードは、同案内通路の配置面の一方側からそのICカードを挟持するためのカード挟持手段によって挟持される。また、前記案内通路の配置面の前記カード挟持手段が設けられた面とは他方側の面に沿って配置されているインターフェースにて複数枚のICカードのデータが読み取られる又は書き込まれるの少なくともいずれかが行われる。さらに、前記インターフェースは、コンタクト付きICカードにおけるコネクタと接触するコネクタを具備する第1のインターフェース、およびコンタクトレスICカードと非接触にて通信するアンテナを具備する第2のインターフェースからなる。そして、前記第1のインターフェースは、前記案内通路に案内されたコンタクト付きICカードが前記付勢手段により前記インターフェースに接近する方向に付勢されることにより、該コンタクト付きICカードにおけるコネクタと当該第1のインターフェースが具備するコネクタとの接触が確保される。また、前記第2のインターフェースは、前記コンタクト付きICカードをインターフェース側にした同コンタクト付きICカードとの重ね合わせも含めた1乃至複数枚の前記コンタクトレスICカードが前記案内通路に案内されることにより、同コンタクトレスICカードにおけるアンテナと当該第2のインターフェースが具備するアンテナとの非接触による通信が確保される。
【0005】
これにより、コンタクト付きICカードおよびコンタクトレスICカードからなる複数枚のICカード(複数枚でもコンタクト付きICカードは1枚)に対して差し替えを行うことなくデータの読み取り又は書き込みの少なくともいずれかを行うことができるとともに、挿入口が複数ある場合に比べ外形が大きくならないようにすることができる。
【0006】
なお、前記カード挟持手段に設けられている付勢手段が、前記案内通路に案内されたICカードを前記インターフェースに接近する方向に付勢し、コンタクト付きICカードたる前記ICカードにおけるコネクタと前記第1のインターフェースが具備するコネクタとを接触させる。あるいは、コンタクトレスICカードたる前記ICカードにおけるアンテナと前記第2のインターフェースが具備するアンテナとを接近させ、非接触にて通信させる。
【0007】
これにより、1枚のコンタクト付きICカードが差し込まれた場合であっても、当該コンタクト付きICカードのコネクタと前記第1のインターフェースが具備するコネクタとの接触を確保することができる。一方、1枚のコンタクトレスICカードが差し込まれた場合であっても、当該コンタクトレスICカードのアンテナと前記第1のインターフェースが具備するアンテナとの通信を確保することができる。このようにして、1枚の如何なるタイプのICカードが差し込まれた場合であっても、接続を確保することができるようになる。
【0008】
請求項2に記載の発明によれば、ケースの挿入口から重ねた状態で複数枚のICカードが、そのICカードをケースの内部に案内するためにケースの内部に平行状態を維持する態様で相対向して配置されている案内通路に差し込まれると、その案内通路に案内されたICカードは、同案内通路の配置面の両側からそのICカードを挟持するためのカード挟持手段によって挟持される。また、前記案内通路の配置面の各々の面に沿うように対向して配置されているインターフェースにて複数枚のICカードのデータが読み取られる又は書き込まれるの少なくともいずれかが行われる。さらに、前記案内通路の配置面の各々の面に沿うように対向して配置されているインターフェースは、共に、コンタクト付きICカードにおけるコネクタと接触するコネクタを具備する第1のインターフェース、およびコンタクトレスICカードと非接触にて通信するアンテナを具備する第2のインターフェースからなる。そして、前記第1のインターフェースは、前記案内通路の配置面に沿うように案内された1乃至複数枚のコンタクト付きICカードが前記付勢手段により付勢力の弱い方向に付勢されることにより、該コンタクト付きICカードにおけるコネクタと当該第1のインターフェースが具備するコネクタとの接触が確保される。また、前記第2のインターフェースは、前記コンタクト付きICカードをインターフェース側にした同コンタクト付きICカードとの重ね合わせも含めた1乃至複数枚の前記コンタクトレスICカードが前記案内通路に案内されることにより、同コンタクトレスICカードにおけるアンテナと当該第2のインターフェースが具備するアンテナとの非接触による通信が確保される。
これにより、コンタクト付きICカードやコンタクトレスICカードからなる複数枚のICカード(コンタクト付きICカード2枚も可)に対して差し替えを行うことなくデータの読み取りおよび書き込みの少なくとも一方を行うことができるとともに、挿入口が複数ある場合に比べ外形が大きくならないようにすることができる。
また、前記カード挟持手段の各々には、前記案内通路に案内されたICカードを同案内通路のそれぞれ対向する配置面に沿って配置されたインターフェースに接近する方向に付勢する付勢手段が設けられている。このとき、一方の付勢手段の付勢力と他方の付勢手段の付勢力が異なっていることにより、1枚のICカードが差し込まれた場合、弱い付勢力の付勢手段が設けられている側の前記案内通路の配置面に沿うように配置されているインターフェースに接近させてアクセスすることができる
すなわち、コンタクト付きICカードたる前記1枚のICカードにおけるコネクタと、弱い付勢力の付勢手段が設けられている側の前記案内通路の配置面に沿うように配置されている前記第1のインターフェースが具備するコネクタとの接触を確保する。あるいは、コンタクトレスICカードたる前記ICカードにおけるアンテナと、弱い付勢力の付勢手段が設けられている側の前記案内通路の配置面に沿うように配置されている前記第2のインターフェースが具備するアンテナとを接近させ、非接触による通信を確保する。
このようにして、1枚の如何なるタイプのICカードが差し込まれた場合であっても、接続を確保することができるようになる
【0009】
また、請求項に記載のように、インターフェースは、第1のアプリケーションで使用されるICカードと、第1のアプリケーションとは異なる第2のアプリケーションで使用されるICカードのデータを読み取る又は書き込むの少なくともいずれかを行うものであると、異なるアプリケーション用の複数のICカードを差し込んだまま異なるアプリケーションを利用することができる。また、請求項4に記載のように、付勢手段は、上記案内通路の配置面の上記ICカードが付勢される部分と対向する部分に一端が固定された板バネと、当該板バネの他端にて回転可能に支持されるとともに前記案内通路の配置面の前記ICカードが付勢される部分と対向する部分に設けられた透孔に配置されたローラとを備えるものであると、たとえ1枚のICカードが差し込まれた場合であっても、当該ICカードを上記インターフェースに接近させてアクセスすることができる。他方、請求項5に記載のように、付勢手段は、シリンダと、当該シリンダの内部に配置されたコイルバネおよびピストンとを備えており、当該ピストンの前記ICカードとの接触部が球面形状になっているものを採用してもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、この発明を具体化した第1の実施の形態を図面に従って説明する。
【0011】
図1には、本実施形態におけるカードリーダライタ1の全体構成図を示す。図1においてはリーダライタ1を正面と平面と側面から見ている。
ケース2は箱型をなし、その正面にはカード挿入口3が設けられている。この挿入口3にICカードを差し込んで当該ICカードのデータを読み取る又は書き込むの少なくともいずれかを行うことができる。ここで、本実施形態のリーダライタ1は、一つのカード挿入口3を有し、カード挿入口3は、1枚のICカード、または、複数のICカードの場合は、重ねて挿入することができる寸法になっている。つまり、一つのカード挿入口3に複数枚のICカード100,101を重ねた状態で差し込んでデータを読み取る又は書き込むの少なくともいずれかを行うことができるようになっている。
【0012】
以下、その詳細を説明していく。
ケース2の内部には、ガイド板4とプリント基板5が水平状態で、上下に相対向して配置されている。本例では、ガイド板4が上に、プリント基板5が下に位置している。このガイド板4及びプリント基板5の右端がケース2のカード挿入口3の部位に接触し、ガイド板4とプリント基板5の間の空隙(エアギャップ)AGがカード挿入口3と同じ高さになっている。ガイド板4とプリント基板5にて形成される空隙AGの距離dは、ICカードの2枚の厚み分、プラス、組み付けバラツキ及びカードの曲がりなどを考慮に入れた寸法となっている。この寸法はカード挿入口3も同様である。
【0013】
図2には、挿入されたICカードを受けるカードリーダライタ1の内部構造、特に、ケース2内におけるガイド板4とプリント基板5を示す。また、図3には、プリント基板5の詳細を示す。
【0014】
図1,2に示すように、ガイド板4には長方形状の透孔(角穴)6が左右に設けられている。この透孔6にはローラ7が配置され、ローラ7は図2の板バネ8により下方に付勢されている。このローラ7によりICカードが下方に押されてプリント基板5に押し当てられる。ローラ7および板バネ8に関して詳しくは、図4に示すように、長方形状の板バネ8の左端が丸め加工され、この部位がケース2側に固定される。板バネ8の右端の自由端には切り欠き部9が形成され、この切り欠き部9においてシャフト10が架設され、同シャフト10にローラ7が回転可能に支持されている。この図4のローラ7および板バネ8が図2のように配置されている。
【0015】
板バネ8とローラ7により、カード挿入口3から重ねた状態で差し込まれた複数枚のICカード100,101を挟持するためのカード挟持手段を構成している。なお、板バネ8は、ICカードとリーダライタ1側のコネクタ接触を確保するに十分なバネ係数を有するように設計されている。
【0016】
図3に示すように、プリント基板5にはコネクタモジュール11が埋設されている。つまり、プリント基板5に四角形状の透孔12が形成され、この透孔12に樹脂モールドされたコネクタ部品(11)が配置されている。このコネクタモジュール11において上面には複数のコネクタ(接続端子)13が配設されており、同コネクタ13がコンタクト付きICカードのコネクタと接触するようになっている。また、コネクタ13は電極14および半田15により、プリント基板5に形成した導体パターンと電気的に接続されている。プリント基板5でのコネクタモジュール11とは離間した部位においてプリント基板5の上面には、非接触用パターンコイル(アンテナ)16が描画されている。この非接触用パターンコイル16によりコンタクトレスICカードと非接触にて通信を行うことができる。さらに、プリント基板5にはインターフェース用電子部品(図示略)が搭載されている。
【0017】
図20には、コンタクト付きICカード200の一例を示し、図21には、コンタクトレスICカード300の一例を示す。図20のコンタクト付きICカード200においてはコネクタモジュール201の内部にICチップ202が内蔵されているとともに、表面にコネクタ(接続端子)203が設けられている。そして、このコネクタ203がリーダライタ1内においてコネクタモジュール11のコネクタ13と接触する。また、図21のコンタクトレスICカード300においては電波を受けるコイル(アンテナ)301が設けられるとともにICチップ302が内蔵されている。そして、このコイル(アンテナ)301にてリーダライタ1内においてコイル(アンテナ)16と非接触にて通信することとなる。
【0018】
このように、図3のコネクタモジュール11により、図20に示すコンタクト付きICカード200に対処するための第1のインターフェースが構成され、また、図3の非接触用パターンコイル(アンテナ)16により、図21に示すコンタクトレスICカード300に対処するための第2のインターフェースが構成されている。
【0019】
図5〜図8には、ICカードを差し込んだ時の縦断面を示す。
図5は、コンタクト付きICカード200を1枚差し込んだ時であり、図6は、コンタクトレスICカード300を1枚差し込んだ時であり、図7は、1枚のコンタクト付きICカード200と1枚のコンタクトレスICカード300を差し込んだ時であり、図8は、コンタクトレスICカード300を2枚差し込んだ時である。
【0020】
図5のようにコンタクト付きICカード200を1枚差し込んだ時には、コネクタ13にてカード200と接続される。また、図6のようにコンタクトレスICカード300を1枚差し込んだ時には、アンテナ16を用いてカード300と通信できる。さらに、図7のようにコンタクト付きICカード200を1枚およびコンタクトレスICカード300を1枚差し込んだ時には、コネクタ13およびアンテナ16を用いてカード200,300とアクセスできる。このとき、コンタクト付きICカード200は電波が通過可能であり、コンタクトレスICカード300に対して電波にてコンタクト付きICカード200の存在により通信が阻害されるされることなくアクセスできる。さらには、図8のようにコンタクトレスICカード300を2枚差し込んだ時にはアンテナ16を用いて2枚のカード300と通信できる。
【0021】
なお、図7,8において、Z1にてコンタクトレスICカード300の通信エリアを示す。
上述したように、ICカードはコンタクト付きとコンタクトレスの2つのタイプがあり、それぞれ、既にISO規格で外形、電気特性、制御方法などが定められ、メーカーが違うICカードであっても物理的にはアクセスできる。しかし、実際の運用を考えると、サービス(アプリケーション)ごとにICカードが違って、どこに行っても同じカードで処理できるとは限らない。そうした場合、ICカードのデータを読み取るあるいは書き込むリーダライタ側は、何枚も挿入できるような構造が求められることになる。このとき、カード挿入口を複数備えると、ICカードリーダライタは、外形が大きくなってしまうが、本例では、図5〜図8を用いて説明したごとく、1つの挿入口3でICカードを1枚、または、2枚の場合は重ねて1度で挿入でき、かつ、そのICカードのタイプは限定されない。
【0022】
図9(a)は本実施形態のカードリーダライタ1の寸法を表し、高さはH1である。また、図9(b)は、カード挿入口を上下に並べて、各カード挿入口20,21毎に各々ICカードを受け止める構成とした場合の寸法を表し、高さはH2である。よって、高さH1,H2を比較しても明らかに本実施形態のカードリーダライタ1の方が小さいことが分かる。
【0023】
なお、本例は1枚のプリント基板5にコネクタモジュール11とアンテナ16を取り付けているが、別の基板にコネクタモジュールとアンテナを取り付けてもよい。即ち、コネクタモジュール11を備えたプリント基板と、アンテナ16を備えたプリント基板とをケース内に設け、両プリント基板をケーブルでつなぐ。
【0024】
本カードリーダライタの使用例を、図10に示す。図10においては道路通行料の自動料金収受システム(ETC;Electronic Toll Collection )およびDSCR(Dedicated Short Range Communication;狭域通信)による駐車料金の自動料金収受システムに適用している。この各アプリケーション(道路通行料の収受システムと駐車料金の収受システム)に使用される複数種類のICカードを一つのカード挿入口で取り扱うことができるようになっている。
【0025】
図10の車載側通信機(車載側送受信器)30は、図1に示したカードリーダライタを備えている。同通信機30は、自動車のダッシュボード31の上に取付けられ、高速道路の出入口や駐車場の出入口において地上側通信機(地上側送受信機)32に対し電波による通信を行うことができるようになっている。このとき、図11に示すように、道路通行料収受システム用のICカードと駐車料金収受システム用のICカードを重ねた状態で車載側通信機(カードリーダライタ)30のカード挿入口33に入れておけば、ICカードを差し替えることなく高速道路の出入口や駐車場の出入口でICカードによる支払いを行うことができる。
【0026】
より具体的な例をとって説明すると、道路通行料収受システム用ICカードがコンタクトレスで、駐車料金収受システムがコンタクト付きであっても2枚重ねて一度に挿入しておけば、利用が可能となる。
【0027】
このように、プリント基板5に搭載したインターフェースは、第1のアプリケーション(道路通行料収受システム)で使用されるICカードと、第1のアプリケーションとは異なる第2のアプリケーション(駐車料金収受システム)で使用されるICカードのデータを読み取る又は書き込むの少なくともいずれかを行う。このようにすることにより、異なるアプリケーション用の複数のICカードを差し込んだまま異なるアプリケーション(道路通行料収受システムと駐車料金収受システム)を利用することができる。つまり、複数のアプリケーションを連続して利用する場合、人によるカードの差し替え時間を無くすことができる。
【0028】
なお、カードリーダライタ1は、車載機の他にも、パソコンや他の無線機(例えば携帯電話)等の一部に組み込んだり、単体のカードリーダライタとして使用してもよい。
【0029】
以上のごとく、本実施の形態は下記の特徴を有する。
(イ)カードリーダライタとして、図2に示すように、ICカードの挿入口3を有するケース2と、ケース2の内部に配置され、挿入口3から重ねた状態で差し込まれた複数枚のICカードを挟持するためのカード挟持手段としてのローラ7及び板バネ8と、ケース2の内部に配置され、カード挟持手段(7,8)にて支持された複数枚のICカードのデータを読み取る又は書き込むの少なくともいずれかを行うためのインターフェース(コネクタモジュール11とアンテナ16)と、を備えた。よって、複数枚のICカードに対して差し替えを行うことなくデータの読み取り又は書き込みの少なくともいずれかを行うことができるとともに、挿入口が複数ある場合に比べ外形が大きくなることはない。
(ロ)カード挟持手段は、インターフェース(11,16)に接近する方向にICカードを付勢する付勢手段としての板バネ8を備えた。よって、図5,6に示すように、1枚のICカードが差し込まれた場合、当該ICカードをインターフェース(11,16)に接近させてアクセスすることができる。このようにして、一枚のICカードが差し込まれた場合にも対処できることとなる。
(ハ)インターフェースは、図3に示すように、コンタクト付きICカードにおけるコネクタと接触するコネクタ13を具備する第1のインターフェース(コネクタモジュール11)と、コンタクトレスICカードと非接触にて通信するアンテナ16を具備する第2のインターフェースと、からなるものとしたので、両方のタイプのカード200,300に対処できる。
【0030】
なお、コネクタ13を具備する第1のインターフェースと、アンテナ16を具備する第2のインターフェースのうちの、第1のインターフェースのみを搭載したり、第2のインターフェースのみを搭載してもよい。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態を、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0031】
図12には、図1に代わる本実施形態におけるカードリーダライタ1の全体構成図を示す。図13および図14には、カードリーダライタ1の内部構造を示す。
【0032】
第1の実施の形態においては、プリント基板(インターフェース)とローラを1セット設けたが、第2の実施の形態においては、2セット設けている。このようにすると、挿入(利用)できるICカードの組み合わせを増やすことができる。換言すると、第1の実施の形態は、第2の実施の形態に比べて、挿入できるICカードの組み合わせは減るがローラ及びプリント基板(インターフェース)の数は少なくコストダウンを図ることができる。
【0033】
以下、詳しく説明する。
本実施形態においては、図12に示すように、プリント基板(インターフェース)40,41が向かい合わせに配置され、ICカードの2枚の厚み分に加えて組み付けバラツキ及びカードの曲がりなどを考慮に入れた距離を保った状態で、ケース2の内部に組み込まれている。図15には、プリント基板40,41の詳細を示す。
【0034】
インターフェースに関し、図14に示すように、上側のプリント基板40にはコネクタモジュール11aとアンテナ16aが搭載されるとともに、下側のプリント基板41にはコネクタモジュール11bとアンテナ16bが搭載されている。このようにして、上側の第1のインターフェース(11a,16a)と、下側の第2のインターフェース(11b,16b)とが対向して配置されている。
【0035】
また、図15に示すように、プリント基板40,41には長方形状の透孔(角穴)46,47が左右に設けられている。この透孔46,47には各ローラ42〜45が配置され、ローラ42〜45は板バネ8a,8b(図13参照)により互いに接近する方向に付勢されている。
【0036】
ここで、上下のローラ42,44(及び43,45)の板バネ8a,8bのバネ係数は、どちらか一方が強くなっている。つまり、下側の板バネ8bは、ICカードとリーダライタ(インターフェース)とのコネクタ接触を十分にとるためのバネ係数で設計され、上側の板バネ8aは、ICカードとリーダライタ(インターフェース)とのコネクタ接触を十分にとるための付勢力、プラスαのバネ係数以上で設計されている。即ち、図13において、付勢力F1,F2の関係として、F1>F2となっている。
【0037】
このようにすることにより、図16(a)に示すように、コンタクト付きICカード200を1枚だけ挿入した場合において、上下の板バネ8a,8bのバネ係数が同じ場合には、ICカードは2枚のプリント基板40,41の中央に押されてしまい、コネクタ13が接触しなくなってしまうが、上下の板バネ8a,8bでバネ係数を異ならせれば、上側の板バネ8aのローラが下がり、ICカード200とコネクタ13は接触できるようになる。
【0038】
コンタクト付きICカード200を2枚挿入した場合は、図16(b)に示すように、上下の基板40,41に設けた各コネクタ13が密着する。
図16(c)は、コンタクトレスICカード300の通信エリアZ1が広い場合、コイル(アンテナ)16は片側の基板(インターフェース)だけでもよいことを表している。
【0039】
以上、本実施形態では、以下の5つの組み合わせでICカードを挿入して利用することができる。
・第1の組み合わせ;コンタクト付きICカード1枚
・第2の組み合わせ;コンタクトレスICカード1枚
・第3の組み合わせ;コンタクト付きICカード2枚
・第4の組み合わせ;コンタクトレスICカード2枚(通信エリアとカードの厚みでこれ以上も可能)
・第5の組み合わせ;コンタクト付きICカード1枚+コンタクトレスICカード1枚
このように、第1の実施の形態においては、図5〜図8を用いて説明した組み合わせで利用できるが、第3の組み合わせである「コンタクト付きICカード2枚」は使用できなかったが、第2の実施の形態においては、図16(b)に示すごとく、これが可能となる。
【0040】
このように、本実施の形態は下記の特徴を有する。
(イ)インターフェースは、対向して配置された第1および第2のインターフェース(プリント基板40に搭載された第1のインターフェース11a,16aおよびプリント基板41に搭載された第2のインターフェース11b,16b)よりなり、付勢手段は、第2のインターフェース(11b,16b)に接近する方向にICカードを付勢する板バネ8a(第1の付勢手段)と、第1のインターフェース(11a,16a)に接近する方向にICカードを付勢する板バネ8b(第2の付勢手段)よりなり、かつ、第1の付勢手段の付勢力F1と第2の付勢手段の付勢力F2を異ならせた。このように、第1の付勢手段の付勢力F1と第2の付勢手段の付勢力F2が異なっていることにより、図16(a)のごとく、1枚のICカードが差し込まれた場合、ICカードは付勢力が等しい場合における中間位置よりも付勢力が弱い方向にて支持される。よって、1枚のICカードでも確実にアクセスすることができる。
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態を、第1,第2の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0041】
図17,18には、本実施形態におけるカードリーダライタ1の構成図を示す。なお、図17においてケース60を二点鎖線で示す。
第1の実施の形態(図1)においてはガイド板4とプリント基板5にてICカードの案内通路(AG)を形成し、また、第2の実施の形態(図12)においてはプリント基板40とプリント基板41にてICカードの案内通路を形成したが、本実施形態においては樹脂成形品(カードホルダ)63にてICカードの案内通路64を形成し、さらに、このICカードの案内通路64にコネクタ(接続端子)70を配置している。
【0042】
以下、詳しく説明する。
図17,18に示すように、ケース60にはガード挿入口61が形成されている。ケース60の内部において、プリント基板62が配置されるとともにプリント基板62の上には樹脂成形品(カードホルダ)63が配置されている。樹脂成形品(カードホルダ)63にはICカード案内通路64が形成され、ICカード案内通路64の開口部がケース60のガード挿入口61と同じ高さになっている。図18に示すように、樹脂成形品(カードホルダ)63に設けた透孔65にはローラ66が配置され、ローラ66は板バネ67により下方に付勢されている。
このローラ66によりICカードが下方に押される。樹脂成形品(カードホルダ)63におけるローラ66の下方には透孔68が形成され、この透孔68にコネクタモジュール69が配置されている。このコネクタモジュール69において上面には複数のコネクタ(接続端子)70が配設され、コネクタ70はリードピン71を通してプリント基板62に形成した導体パターンと電気的に接続されている。なお、リードピン71はプリント基板62に半田付けされている。プリント基板62の上面には、非接触用パターンコイル(アンテナ)72が描画されている。さらに、プリント基板5にはインターフェース用電子部品73(図17参照)が搭載されている。
【0043】
そして、ケース60の挿入口61に、1枚のICカードまたは重ねた状態で複数枚のICカードが差し込まれると、ICカードは樹脂成形品(カードホルダ)63の案内通路64に入り、ローラ66および板バネ67にて挟持される。この案内通路64においてコネクタ70またはアンテナ72にて1枚または複数枚のICカードのデータが読み取られる又は書き込まれるの少なくともいずれかが行われる。
【0044】
これまで説明してきた各実施形態以外にも、図19に示すようにしてもよい。
つまり、図2等においてはローラと板バネを組み合わせてカード挟持手段を構成したが、図19に示すように、シリンダ80と、シリンダ80内に配置されたピストン81と、シリンダ80内に配置されたコイルバネ(付勢手段)82とによりカード挟持手段を構成し、先端が半球状をなすピストン81を用いてICカードを挟持してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態におけるカードリーダライタの全体構成図。
【図2】カードリーダライタの内部構造を示す図。
【図3】プリント基板を示す図。
【図4】板バネおよびローラの構成図。
【図5】ICカードを挿入したときの状態を示す断面図。
【図6】ICカードを挿入したときの状態を示す断面図。
【図7】ICカードを挿入したときの状態を示す断面図。
【図8】ICカードを挿入したときの状態を示す断面図。
【図9】実施形態のカードリーダライタと比較例のカードリーダライタを示す図。
【図10】本カードリーダライタの使用例を示す図。
【図11】本カードリーダライタの使用例を示す図。
【図12】第2の実施の形態におけるカードリーダライタの全体構成図。
【図13】カードリーダライタの内部構造を示す図。
【図14】プリント基板を示す図。
【図15】プリント基板を示す図。
【図16】ICカードを挿入したときの状態を示す断面図。
【図17】第3の実施の形態におけるカードリーダライタの全体構成を示す斜視図。
【図18】カードリーダライタの縦断面図。
【図19】別例のカードリーダライタを説明するための断面図。
【図20】コンタクト付きICカードの外観図。
【図21】コンタクトレスICカードの構成図。
【符号の説明】
1…カードリーダライタ、2…ケース、3…カード挿入口、6,7…ローラ、8…板バネ、11…コネクタモジュール、13…コネクタ、16…アンテナ、60…ケース、61…カード挿入口、66…ローラ、67…板バネ、70…コネクタ、72…アンテナ。

Claims (5)

  1. ICカードの挿入口を有するケースと、
    前記ケースの内部に平行状態を維持する態様で相対向して配置されて、前記挿入口から重ねた状態で差し込まれた複数枚のICカードを同ケースの内部に案内する案内通路と、
    前記案内通路に案内されたICカードを同案内通路の配置面の一方側から挟持するためのカード挟持手段と、
    前記案内通路の配置面の前記カード挟持手段が設けられた面とは他方側の面に沿って配置されて、前記カード挟持手段にて支持された複数枚のICカードのデータを読み取る又は書き込むの少なくともいずれかを行うためのインターフェースとを備え、
    前記カード挟持手段には、前記案内通路に案内されたICカードを前記インターフェースに接近する方向に付勢する付勢手段が設けられてなるとともに、
    前記インターフェースは、コンタクト付きICカードにおけるコネクタと接触するコネクタを具備する第1のインターフェース、およびコンタクトレスICカードと非接触にて通信するアンテナを具備する第2のインターフェースからなり、
    前記第1のインターフェースは、前記案内通路に案内されたコンタクト付きICカードが前記付勢手段により前記インターフェースに接近する方向に付勢されることにより、該コンタクト付きICカードにおけるコネクタと当該第1のインターフェースが具備するコネクタとの接触が確保され、
    前記第2のインターフェースは、前記コンタクト付きICカードをインターフェース側にした同コンタクト付きICカードとの重ね合わせも含めた1乃至複数枚の前記コンタクトレスICカードが前記案内通路に案内されることにより、同コンタクトレスICカードにおけるアンテナと当該第2のインターフェースが具備するアンテナとの非接触による通信が確保されることを特徴とするカードリーダライタ。
  2. ICカードの挿入口を有するケースと、
    前記ケースの内部に平行状態を維持する態様で相対向して配置されて、前記挿入口から重ねた状態で差し込まれた複数枚のICカードを同ケースの内部に案内する案内通路と、
    前記案内通路に案内されたICカードを同案内通路の配置面の両側から挟持するためのカード挟持手段と、
    前記案内通路の配置面の各々の面に沿うように対向して配置されて、前記カード挟持手段にて支持された複数枚のICカードのデータを読み取る又は書き込むの少なくともいずれかを行うための2つのインターフェースとを備え、
    前記カード挟持手段の各々には、前記案内通路に案内されたICカードを同案内通路のそれぞれ対向する配置面に沿って配置されたインターフェースに接近する方向に付勢する付勢手段が設けられてなるとともに、それら付勢手段による付勢力が異なる付勢力に設定されてなるとともに、
    前記2つのインターフェースは、共に、コンタクト付きICカードにおけるコネクタと接触するコネクタを具備する第1のインターフェース、およびコンタクトレスICカードと非接触にて通信するアンテナを具備する第2のインターフェースからなり、
    前記第1のインターフェースは、前記案内通路の配置面に沿うように案内された1乃至複数枚のコンタクト付きICカードが前記付勢手段により付勢力の弱い方向に付勢されることにより、該コンタクト付きICカードにおけるコネクタと当該第1のインターフェースが具備するコネクタとの接触が確保され、
    前記第2のインターフェースは、前記コンタクト付きICカードをインターフェース側にした同コンタクト付きICカードとの重ね合わせも含めた1乃至複数枚の前記コンタクトレスICカードが前記案内通路に案内されることにより、同コンタクトレスICカードにおけるアンテナと当該第2のインターフェースが具備するアンテナとの非接触による通信が確保されることを特徴とするカードリーダライタ。
  3. 前記インターフェースは、第1のアプリケーションで使用されるICカードと、第1のアプリケーションとは異なる第2のアプリケーションで使用されるICカードのデータを読み取る又は書き込むの少なくともいずれかを行ものであることを特徴とする請求項1または2に記載のカードリーダライタ。
  4. 前記付勢手段は、前記案内通路の配置面の前記ICカードが付勢される部分と対向する部分に一端が固定された板バネと、当該板バネの他端にて回転可能に支持されるとともに前記案内通路の配置面の前記ICカードが付勢される部分と対向する部分に設けられた透孔に配置されたローラとを備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のカードリーダライタ。
  5. 前記付勢手段は、シリンダと、当該シリンダの内部に配置されたコイルバネおよびピストンとを備えており、当該ピストンの前記ICカードとの接触部が球面形状になっていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のカードリーダライタ。
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