JP4109029B2 - Icカード代替機能を有する携帯機器 - Google Patents

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    • G06K19/0727Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips the record carrier comprising an arrangement for non-contact communication, e.g. wireless communication circuits on transponder cards, non-contact smart cards or RFIDs the arrangement being a circuit facilitating integration of the record carrier with a hand-held device such as a smart phone of PDA

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICカード代替機能を有する携帯機器に関する。
詳しくは、携帯電話機等の携帯機器でありながら、交通機関用ゲートパスとしてあるいはプリペイドシステム用途として非接触ICカード同様にして使用できる携帯機器に関する。
【0002】
【従来技術】
携帯電話機などによるIDカードシステムの実用化が言われているが、その通信方式として、赤外線通信方式によるものとブルートゥース(Bluetooth )無線方式が提案されている。
一方、コイルアンテナによる非接触ICカードを使用した交通機関ゲートシステム、IDカードシステムなどのインフラ(Infrastructure)が整いつつあり、一部実用化もされている。これらは、ISO14443規格に準拠した通信方式が一般的である。
【0003】
ところが、赤外線通信方式やブルートゥース無線方式の場合は、新たなリーダライタの設備投資が必要となるため、非効率となる問題がある。
同じ無線技術でも、ブルートゥース等はその周波数を2.45GHz帯を使用し、5mm角のチップアンテナなどを携帯電話などに組み込み小型化できる。
ICカードはISO14443規格でその周波数帯は13.56MHzであって、コイルアンテナが使われており薄型化を達成している。しかし、この2つの技術を1つにすることができず、ICカードシステムのインフラに携帯電話を適合させることができない問題があった。
携帯電話機にICカード装着用スロットを設ける技術もあるが、携帯電話機が大型化したり機構が複雑化する問題がある。また、ICカード自体の読み書きが目的であって外部装置との交信を目的とするものではない。
なお、携帯電話自体の周波数帯は800MHz、1.56GHz、2GHzであり、携帯電話自体も非接触ICカードのインフラには適合していない。
【0004】
一方近年、携帯電話には小型のUIM、SIMやUSIMカードと呼ばれるセキュリティIDモジュールが組み込まれてきている。日本でも最新の携帯電話には組み込まれて既に実用化されている。
UIM(User Identity Module) は携帯電話会社が発行する契約者情報を記録したICカードであって、携帯電話機に組み込んで利用者の識別等に使用する。
これは同様の機能をを持つSIM(Subscriber Identity Module)から機能拡張が行われたもので、契約者情報以外に電話帳などのプライベート情報やクレジット決済用の個人識別情報などを暗号化して登録することが可能となっている。
SIMをベースにしていることからUSIM(Universal SIM)と呼ばれることもある。
SIMはGSM携帯電話サービスの利用を目的とするが、UIMは、例えば、アメリカのcdma2000携帯電話機に差し込んで国際ローミングサービスを受けるといった使用方法が考えられている。
【0005】
携帯電話を利用した取引システムとして、特開2002−150236号公報などの提案があるが、同公報によれば、携帯端末を持つこととICカード用カード収納具の双方を所持することが必要になり操作が煩雑となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は新たなインフラを開発することなく携帯電話機のような携帯端末を使用した無線通信取引を広範に可能とすべく、既存インフラに適合し、交通機関ゲートシステムや金融機関決済が可能なICカード代替機能を有する携帯機器を提供することを着想し本発明の完成に至ったものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の要旨の第1は、集積化した制御回路とメモリーおよび接触端子板を有する携帯機器用モジュールが携帯機器内に取り外し可能に装着されていると共に、当該携帯機器用モジュールの接触端子板と接続するアンテナコイルが携帯機器の函体外縁に沿って設けられている携帯機器において、当該携帯機器のアンテナコイルを介して携帯機器用モジュールが外部装置と非接触交信することを特徴とするICカード代替機能を有する携帯機器、にある。
【0008】
上記において、携帯機器用モジュールがISO7816に準拠した端子機能の接触端子板を有し、当該接触端子板のRFU端子を介して、携帯機器内のアンテナコイルがICチップの非接触通信機能部に接続している、ようにすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明はICカード代替機能を有する携帯機器に関する発明であるが、まず、本発明に使用する携帯機器用モジュールから説明することとする。
本発明に使用する携帯機器用モジュールは、前述したUIMやSIMまたはUSIMであって非接触型または非接触・接触両用のICチップを有するものを使用するか、または一部の実施形態では、こられにさらにアンテナコイルを設けて非接触通信機能を持たせたものを使用することに特徴がある。
従来のUIM(以下、UIMにSIMとUSIMを含めた携帯機器用モジュールを「UIM」と総称して説明する。)は、接触式であって携帯端末の端子間と端子板を介して交信している。
【0011】
また、本発明に使用する携帯機器用モジュールは、本来の契約者情報やクレジット決済用の個人識別情報などの他に、交通機関用途等を兼ねる場合には、それらの前払い金額や有効期間、区間等の情報を別途に備える必要がある。
あるいは本来の契約者情報等用途のUIMとは別途に交通機関用途等専用の携帯機器用モジュールを備えるものであってもよい。
本発明の携帯機器用モジュールの具体例は、UIMであるが、UIMはICカードとも呼ばれるので特許請求の範囲は、いわゆるICカードを含む広い概念として用いられている。
【0012】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明することとする。
図1は、Cカード代替機能を有する携帯機器の第1実施形態を説明する図であって、図1(A)は全体図、図1(B)は携帯機器側のアンテナコイル部を示す図である。
図2は、第2実施形態を説明する図、図3は、第3実施形態を説明する図である。
【0013】
図1(A)のように、第1実施形態では携帯機器1にUIM2が装着されていて、UIM2にアンテナコイル21が形成されていると共に、携帯機器1側にもアンテナコイル21と電磁結合するようにアンテナコイル11が形成されている。アンテナコイル11はブースターコイルの役割を果たすもので、これによりUIMとの通信距離が長くなり、水平方向の位置ズレに対しても通信が保たれ易くなる。この場合のアンテナコイル11は、携帯機器の配線や金属材料の無い部分であって、アンテナコイル21の外周域にあってできるだけ接近した平面に形成するのが通信を確実にし交信距離を大きくできる。
なお、携帯機器1より突出するロッドアンテナ16は電話通信等に使用するもので、UIMの非接触通信に使用するものではない。
【0014】
アンテナコイル11は、図1(B)のように、最外周の線パターン11aと最内周の線パターン11cとの間に、1または複数の線パターン11bを有する。
最外周の線パターン11aと最内周の線パターン11cとは、部材15を介して接続されている。部材15は、例えばICチップ、コンデンサ等により構成され、また、当該ICチップにコンデンサパターンを形成してもよい。コンデンサパターンの場合は共振周波数の調整が可能である。
UIM2の接触端子板22は、UIMが非接触通信ためだけのものであれば必須ではないが、図1では接触端子板を備える実施形態が図示されている。
【0015】
図2のように、本発明の第2実施形態では携帯機器1にUIM2が装着されているが、UIM2にはアンテナコイルが無く、UIM2の接触端子板22を介して携帯機器の函体12の外縁に沿って形成された捲線状アンテナコイル13と接続している。第2実施形態では、このアンテナコイル13により外部装置との交信が行われる。アンテナコイル13は捲線に限らずプリント配線等であっても勿論構わない。アンテナコイル13はできる限り函体の外周内側に沿った形で形成するのが好ましい。また、バッテリーや回路部品がアンテナと平面的に重なってしまえばしまうほど、非接触通信のためには阻害となる。
後述するが、UIMと携帯機器との接続は接点A1,A2により行われる。
【0016】
図3のように、第3実施形態では携帯機器1にUIM2が装着されているが、UIM2にはアンテナコイルが無く、携帯機器自体にもアンテナコイルを有しないが、UIMの接触端子板22を介して携帯機器の函体12の頭部(またはその他の部分)に装着するコイルアンテナアダプタ14を有している。
コイルアンテナアダプタ14は捲線状アンテナコイル141を内蔵する別函体として形成され、携帯機器のアンテナモジュール接続端子(プラグ穴)に差し込んで使用される。第3実施形態では、このアンテナコイルアダプタ14により外部装置との交信が行われる。UIMと携帯機器との接続は、第2実施形態の場合と同様に接点A1,A2により行われる。
【0017】
これらの実施形態では、例えば携帯機器が交通機関用途のUIMを有する場合は、携帯機器1自体に対しては特別の操作をしなくても、通常の非接触ICカードのように携帯機器をゲートに近づけてかざすだけで、UIMが交通機関の改札ゲートと交信してゲートの開閉動作に作用することになる。
したがって、本発明の外部装置とは、交通機関の改札ゲートや企業内でのドアゲート、小売店のでのレジの端末非接触ICカード用リーダライタ、または自動販売機に設けられた非接触ICカード用リーダライタ等の非接触リーダライタによる作動装置をいうことになる。
【0018】
図1〜図3に図示のように、UIM2は、長さが25mm、幅が15mm程度の形状にされ、厚みは1.0mm以内の均一な薄板状のものである。
外観構成は、一般的なUIMと異なるものでなく、表面に接触端子板22を有し、端子板にはモジュール化されたICチップが装着されている。
ICチップは少なくとも非接触通信機能を有していて、非接触・接触両用機能を有するものが好適に使用できる。端子板の端子配置や大きさは一般のICカード規格およびGSM(Global System for Mobile Communications)に準じたものである。
UIMの基体も一般のICカードと同様にプラスチック材料から構成されている。矩形状のUIMの一端隅角部に切り欠き23が設けられているのは、携帯機器に装着する際の位置合わせの整合のためである。
【0019】
UIM2がアンテナコイルを有する場合は、図1のようにモジュール基体内にコイルが形成される。アンテナは細線の捲線であっても、エッチング形成したものでも、プリント配線であっても良いが、一般的には、コアシートに金属シートを積層した材料をエッチングしてアンテナコイルにする場合が多い。
アンテナコイル21は、モジュール基体内を数ターンとなるように形成する。その両端部は端子板を有する場合は、ICモジュール背面の接続端子板を介してICチップに接続するようにされている。
【0020】
図4は、UIMの接触端子板を示す図で、図4(A)は、端子板表面図、図4(B)は、端子板背面の配線関係を示す図である。実際には配線部は樹脂モールドされているが、モールド樹脂を透視した状態を示している。
図5は、ICチップのボンディングワイヤに沿う断面を示す図で、樹脂モールド前の状態である。図6は、非接触・接触両用ICモジュールをUIMに装着した状態を示す図である。
【0021】
UIMの接触端子板22表面は、通常ISO7816規格に準拠した端子機能になっていて、図4(A)のようにC1〜C8の8端子を持っている。
C1はVcc、C2はRST、C3はCLK、C5はGND、C6はVpp、C7はI/O用、C4,C8端子は、RFU(リザーブ;Reserved for Future Use) となっている。Vpp(可変供給電圧)も実際には使用していない。
UIMに使用可能なICチップとして、最新のものは接触、非接触の両方のI/Fをもつものが登場している。携帯機器側には、このモジュールと接続するための端子として最低5つの端子が必要となる。
【0022】
図4(B)のように、接触端子板の背面にはアンテナコイル接続用端子板24,25を設ける。UIMの基体内にアンテナコイルを設ける場合は、埋設したアンテナコイルとアンテナコイル接続用端子板24,25間を導電性接着剤等により接続して導通をとる。これらの技術は非接触・接触両用ICカードの製造上で採用されている技術である。
図4(B)において斜線のハッチングを施した部分は、金属材料で形成した導通部分であって、アンテナコイル接続用端子板はC2,C3とC6,C7の背面を利用して形成されていて、C4,C8端子の背面を通り末端はワイヤボンディングによりICチップ3の非接触通信機能部に接続するようにされている。
表面側接触端子に接続するC1,C2,C3,C5,C7端子は、端子基材に開けた開口を通じて、ワイヤボンディング基板側パッド26により表面側金属板に導通している。
【0023】
図5のように、ICチップ3は端子基材にダイボンディグされ、ICチップのパッドとワイヤボンディング基板側パッド26間はボンディングワイヤ27により接続されている。
図6のように、非接触・接触両用ICモジュールをUIMに装着する場合は、ICモジュール4を装着する凹部5をアンテナコイル21の面が現われるように掘削した後、ICモジュール4を装着する。この際、基板の下面に形成されているアンテナコイル接続用端子板24,25は、導電性接着剤(または接着シート)6によりUIMのアンテナコイル21に接続される。
【0024】
図7は、UIMの接触端子板の他の例を示す図で、図7(A)は、端子板表面図、図7(B)は、端子板背面の配線関係を示す図である。実際には配線部は樹脂モールドされているのは、図4の場合と同様である。
この接触端子板の場合は、第2および第3実施形態におけるICカード代替機能を有する携帯機器に使用される。端子板表面は図4の場合と同一に現われる。図4との相違点は、図7(B)に見られるように、表面側のC4,C8のRFU端子を利用して、携帯機器1のアンテナコイル13(図2)が、ICチップ3の非接触通信機能部のパッドA1,A2に接続するようにされていることにある。
【0025】
図8は、携帯機器のUIMコネクタ部の例を示す図である。図8(A)は表面側、図8(B)は裏面側を示している。
UIM2は、UIMコネクタ部19の中にスライドして挿入できるようにされていて、UIMの接触端子板22が、コネクタ部の端子18に接触するようにされている。コネクタ部の背面には、図8(B)のように、プリント回路が設けられていて、携帯機器の各機能部に接続されるようにされている。この端子は前記のように、A1,A2端子を除いて最低限5つの端子が必要となる。
UIMの非接触通信のためには、A1とA2の端子が携帯機器内のアンテナコイルまたはコイルアンテナアダプタに接続されれば良いことになる。
【0026】
次に、携帯機器用コイルアンテナアダプタの使用方法について説明する。
図9は、携帯機器用コイルアンテナアダプタの外観を示す図である。携帯機器用コイルアンテナアダプタ14は、アダプタ内にアンテナコイル141を有し、差込みプラグ142により、携帯機器1のプラグ穴17に差し込んで使用するようになっている。当該アダプタを改札ゲート等にかざすことで非接触交信がなされる。コイルアンテナアダプタの形状は図示のものに限らず、携帯端末の折り畳みカバー内に形成するようなことも当業者が自由に実施できる程度のことに過ぎない。
【0027】
図10は、改札ゲートで携帯機器を使用する状況を示す図である。
ICカード代替機能を有する携帯機器1、例えば第1実施形態の携帯機器を、交通機関の改札ゲート7に接近させてかざすと改札ゲートの受信部8が携帯機器1の電波を受信して扉9の開閉が行われることになる。企業内のドアゲート等の場合も同様の使い方が可能である。
【0028】
以上のように、本発明のICカード代替機能を有する携帯機器は、携帯機器に装着されたUIMと外部装置が直接交信するため、ユーザーは携帯機器のキーボタン操作などが不要となる利便性がある。
なお、以上の実施形態の説明においては、主として携帯電話機の形状を参照して説明しているが、本発明は携帯電話機に限定されるものではなく、PDAなどの携帯端末でも同一の効果が得られることは言うまでもない。
【0029】
【発明の効果】
従来、携帯電話システムとしての周波数帯とICカードシステムとしての周波数帯が異なるため、UIM搭載の携帯電話であっても、今日の非接触ICカードシステムのインフラには適用できなかった。
本発明により、常時携帯することが多くなった携帯機器を非接触ICカードの代替として使用することが可能となる。
本発明では、既存ICカードシステムのインフラをそのまま利用できるので、新たな設備投資(赤外線通信やブルートゥース無線通信の設備投資)を必要としない。
【0030】
UIMは携帯電話のSIM(加入者識別素子)の機能に加えて、非接触ICカードのアプリケーション機能を搭載するだけで使用可能になる。
また、JavacardベースのUIMであれば、アプリケーションの追加だけであってもよい。
また、さらに複数種のUIMを備える携帯機器であてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】Cカード代替機能を有する携帯機器の第1実施形態を説明する図である。
【図2】第2実施形態を説明する図である。
【図3】第3実施形態を説明する図である。
【図4】UIMの接触端子板を示す図である。
【図5】ICチップのボンディングワイヤに沿う断面を示す図である。
【図6】非接触・接触両用ICモジュールをUIMに装着した状態を示す図である。
【図7】UIMの接触端子板の他の例を示す図である。
【図8】携帯機器のUIMコネクタ部の例を示す図である。
【図9】携帯機器用コイルアンテナアダプタの外観を示す図である。
【図10】改札ゲートで携帯機器を使用する状況を示す図である。
【符号の説明】
1 携帯機器
2 UIM(携帯機器用モジュール)
3 ICチップ
4 ICモジュール
5 凹部
6 導電性接着剤
7 改札ゲート
8 受信部
9 扉
11 アンテナコイル
12 函体
13 アンテナコイル
14 コイルアンテナアダプタ
15 部材
16 ロッドアンテナ
17 プラグ穴
18 端子
19 コネクタ部
21 アンテナコイル
22 接触端子板
23 切り欠き
24,25 アンテナコイル接続用端子板
26 ワイヤボンディング基板側パッド
27 ボンディングワイヤ

Claims (2)

  1. 集積化した制御回路とメモリーおよび接触端子板を有する携帯機器用モジュールが携帯機器内に取り外し可能に装着されていると共に、当該携帯機器用モジュールの接触端子板と接続するアンテナコイルが携帯機器の函体外縁に沿って設けられている携帯機器において、当該携帯機器のアンテナコイルを介して携帯機器用モジュールが外部装置と非接触交信することを特徴とするICカード代替機能を有する携帯機器。
  2. 携帯機器用モジュールがISO7816に準拠した端子機能の接触端子板を有し、当該接触端子板のRFU端子を介して、携帯機器内のアンテナコイルがICチップの非接触通信機能部に接続していることを特徴とする請求項1記載のICカード代替機能を有する携帯機器。
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