JP5899375B2 - バルーンカテーテル - Google Patents

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Description

本発明は、バルーンカテーテルに関する。
ラピッドエクスチェンジ型と称されるバルーンカテーテルは、例えば特許文献1に開示されているように、バルーンに連通する先端シャフト、先端シャフトの基端側に接続する中間シャフト、および中間シャフトの基端側に接続する基端シャフトを有する。また、ガイドワイヤが挿通される内管シャフトが先端シャフトの内部に設けられる。
先端シャフトおよび中間シャフトは、基端シャフトに比べ柔らかい。このため、体内の狭窄部等にバルーンが引っ掛かった場合、そこからバルーンを引き抜くため術者がバルーンカテーテルを軸方向基端側に引っ張ると、先端シャフトおよび中間シャフトは基端シャフトに比べて伸びる。
特表2006−500992号公報
しかしながら、先端シャフトが伸びてその内径が小さくなり、バルーン内の作動流体の排出路を構成する先端シャフトと内管シャフトとの間の隙間が狭まると、バルーン内からの作動流体の排出が妨げられてバルーンが収縮し難くなる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、引っ張られた場合でもバルーンが円滑に収縮し得るバルーンカテーテルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明のバルーンカテーテルは、拡張収縮可能なバルーンと、前記バルーンに連通するとともに内部に内管シャフトが設けられた、中空形状を有する先端シャフトと、前記先端シャフトの基端側に接続して連通する、中空形状を有する中間シャフトと、前記中間シャフトの基端側に重なり合って接続するとともに前記中間シャフトに連通する、中空形状を有する基端シャフトと、前記基端シャフトから前記先端シャフトにわたって伸びる前記基端シャフトに固定された補強体と、を有し、前記中間シャフトは、前記先端シャフトより高い柔軟性を有し、前記中間シャフトと前記基端シャフトとが重なり合うオーバーラップ部における、前記基端シャフトに前記中間シャフトが固定された固定部よりも先端側に、前記中間シャフトと前記基端シャフトとが固定されずに重なり合う非固定部が延在する。
本発明のバルーンカテーテルにおいては、中間シャフトが先端シャフトよりも高い柔軟性を有する。さらに、中間シャフトでは、基端シャフトと重なり合うオーバーラップ部において基端シャフトに固定された固定部よりも先端側に非固定部が延在するため、基端シャフトに固定されない伸びることのできる部分が長い。バルーンカテーテルが引っ張られたとき、これらの構成によって中間シャフトが優先的に伸び、その結果、先端シャフトの伸びが抑制されるため、先端シャフトと内管シャフトとの間の隙間が狭まり難い。従って、バルーンはその隙間から作動流体を排出して円滑に収縮できる。
また、前記オーバーラップ部において、前記固定部は前記中間シャフトの基端に位置し、前記非固定部は前記中間シャフトの基端より先端側に延在するようにすれば、バルーンカテーテルが引っ張られたとき、中間シャフトのほぼ全体が伸びる。このため中間シャフトの伸びが大きく、先端シャフトの伸びがさらに抑制される。その結果、先端シャフトと内管シャフトとの隙間がより狭まり難くなるため、バルーンはより円滑に収縮できる。
また、前記先端シャフトの軸方向の長さに対する、前記中間シャフトにおける前記基端シャフトと重なり合わない前記オーバーラップ部よりも先端側の部分の軸方向の長さの割合が50%以下であるようにすれば、中間シャフトにおいて基端シャフトと重なり合わずオーバーラップ部に比べ剛性の低い部分が減少する。このため、術者によって加えられる押込み力をバルーンカテーテルの先端まで確実に伝達するプッシャビリティが向上する。
また、前記先端シャフトの軸方向の長さに対する、前記先端シャフトの基端と前記固定部との間の前記中間シャフトの軸方向の長さの割合は、68%以上であるようにすれば、中間シャフトが長く、そのためバルーンカテーテルが引っ張られたときの中間シャフトの伸びが大きくなる。その結果、先端シャフトの伸びがさらに抑制され、先端シャフトと内管シャフトとの隙間がより狭まり難くなるため、バルーンはより円滑に収縮できる。
また、前記補強体は、前記基端シャフトに配置される細径部、前記オーバーラップ部より先端側で前記中間シャフトに配置される太径部、および前記先端シャフトに配置され先端側に向かって縮径するテーパ部を有する線材であるようにすれば、バルーンカテーテルの剛性が軸方向に緩やかに変化するため、バルーンカテーテルの折れ曲がりを抑制する耐キンク性が向上する。
実施形態のバルーンカテーテルの概略構成を示す図である。 実施形態のバルーンカテーテルの中間シャフトおよび基端シャフトの引張試験を模式的に示す図である。 実施形態のバルーンカテーテルの中間シャフトおよび基端シャフトの引張試験を模式的に示す図である。 引張試験によって得られた結果を示すグラフである。 実施形態のバルーンカテーテルおよび比較例のバルーンカテーテルの軸方向の剛性変化を示すグラフである。 オーバーラップ部よりも先端側の中間シャフトの長さを変えて測定したバルーンカテーテル先端での押圧力を示すグラフである。 補強体のテーパ部の長さを変えて測定したバルーンカテーテル先端での押圧力、バルーンカテーテルに加える押込み力、および、押圧力と押込み力との差の割合であるプッシュロスを示すグラフである。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる。
図1に示すように、実施形態のバルーンカテーテル10は、拡張収縮可能なバルーン100と、バルーン100に連通する先端シャフト110と、先端シャフト110の基端側に接続した中間シャフト120と、中間シャフト120の基端側に接続した基端シャフト130と、を有する。
バルーンカテーテル10は、ガイドワイヤWを挿通可能な、先端シャフト110の内部に設けられた内管シャフト140と、基端シャフト130から先端シャフト110にわたって伸びる補強体150と、基端シャフト130の基端側に接続するハブ160と、を有する。
バルーン100は、先端シャフト110の先端から突出した内管シャフト140の外周を囲む。X線造影性を有するマーカ141が、バルーン100の内側で内管シャフト140の外周に取り付けられている。バルーン100は、拡張前、折り畳まれている。
先端シャフト110は管形状を有する。中間シャフト120は管形状を有する。先端シャフト110と中間シャフト120とは、互いに連通する。先端シャフト110の基端と中間シャフト120の先端とは、例えば接着剤または融着等によって固定される。
先端シャフト110と中間シャフト120との境に、内管シャフト140の基端が配置される。内管シャフト140は、先端および基端に開口部を有する。ガイドワイヤWは、内管シャフト140の先端および基端に設けられた開口部を通じて内管シャフト140に挿通される。
中間シャフト120は、先端シャフト110より高い柔軟性を有する。径および肉厚等の形状を適切に設計することによって、中間シャフト120の柔軟性を先端シャフト110より高くすることができる。また、中間シャフト120の材質を適切に調整することによって、中間シャフト120の柔軟性を先端シャフト110より高くすることができる。
先端シャフト110および中間シャフト120は、例えば、ポリアミド、ポリエステル、ポリアミドエラストマー、ポリエステルエラストマー、ポリオレフィン(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、およびこれらの架橋もしくは部分架橋物)、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン等の熱可塑性樹脂によって形成される。
基端シャフト130は、先端シャフト110および中間シャフト120より高い剛性を有する。基端シャフト130を形成する材料は、例えば、Ni−Ti系合金等の超弾性合金、真鍮、SUS、アルミ等の金属であるが、これに限定されず、比較的剛性の高い他の材料であれば、例えば、ポリイミド、PEEK、塩化ビニル、ポリカーボネート等の樹脂であってもよい。
基端シャフト130は管形状を有する。基端シャフト130と中間シャフト120とは互いに連通する。基端シャフト130は、中間シャフト120の基端側に挿入される。中間シャフト120と基端シャフト130とが重なり合うオーバーラップ部121において、基端シャフト130に中間シャフト120が固定された固定部122よりも先端側に、中間シャフト120と基端シャフト130とが固定されずに重なり合う非固定部123が延在する。
固定部122は、中間シャフト120の基端に位置する。非固定部123は、中間シャフト120の基端より先端側に延在する。固定部122では、中間シャフト120は例えば接着剤または融着等によって基端シャフト130の周方向の全体に固定される。
ハブ160は、シリンジ等の作動流体を注入または吸引する器具に接続可能である。ハブ160に接続するシリンジ等の器具から注入される作動流体は、基端シャフト130、中間シャフト120、および、先端シャフト110と内管シャフト140との間の隙間を通過してバルーン100内に流入し、バルーン100を拡張させる。作動流体は、例えば、X線造影剤を生理食塩水によって希釈した液体である。
ハブ160に接続するシリンジ等の器具による吸引によって、バルーン100から作動流体が排出され、バルーン100は収縮する。バルーン100から排出される作動流体は、先端シャフト110と内管シャフト140との間の隙間、中間シャフト120の内部、および基端シャフト130の内部を基端側へ移動する。
手技中、例えば体内で狭窄部等に引っ掛ったバルーン100を引き抜くため、術者がバルーンカテーテル10を軸方向基端側へ引っ張ると、先端シャフト110および中間シャフト120は、基端シャフト130に比べ伸びる。その結果、先端シャフト110の内径、および中間シャフト120の内径は小さくなるが、先端シャフト110と内管シャフト140との間の隙間は、中間シャフト120の内径より小さいため、作動流体の移動にとってボトルネックとなる。従って、先端シャフト110と内管シャフト140との間の隙間をできるだけ狭めないようにすることが作動流体を円滑に移動させる上で効果的である。
補強体150は、基端シャフト130に配置される細径部151、オーバーラップ部121より先端側で中間シャフト120に配置される太径部152、および先端シャフト110に配置され先端側に向かって縮径するテーパ部153を有する線材である。
補強体150を形成する材料は、例えば、Ni−Ti系合金等の超弾性合金、真鍮、SUS、アルミ等の金属であるが、これに限定されず、比較的剛性の高い他の材料であれば、例えば、ポリイミド、塩化ビニル、ポリカーボネート等の樹脂であってもよい。
補強体150は、太径部152の基端で例えば接着剤または溶接によって基端シャフト130の内周面に固定される。この固定箇所以外の部分では、補強体150は、先端シャフト110、中間シャフト120、および基端シャフト130に固定されない。
本実施形態の作用効果を述べる。
中間シャフト120は、先端シャフト110よりも高い柔軟性を有する。さらに、中間シャフト120では、オーバーラップ部121において固定部122よりも先端側に非固定部123が延在し、そのため基端シャフト130に固定されない伸びることのできる部分が長い。バルーンカテーテル10が引っ張られたとき、これらの構成によって中間シャフト120が優先的に伸び、その結果、先端シャフト110の伸びが抑制されるため、先端シャフト110と内管シャフト140との間の隙間が狭まり難い。従って、バルーン100はその隙間から作動流体を排出して円滑に収縮できる。
オーバーラップ部121において、固定部122は中間シャフト120の基端に位置し、非固定部123は中間シャフト120の基端より先端側に延在する。バルーンカテーテル10が引っ張られたとき、これらの構成によって中間シャフト120のほぼ全体が伸びる。このため中間シャフト120の伸びが大きく、先端シャフト110の伸びがさらに抑制される。その結果、先端シャフト110と内管シャフト140との間の隙間がより狭まり難くなるため、バルーン100はより円滑に収縮できる。
本実施形態のように、中間シャフト120における基端シャフト130と重なり合わないオーバーラップ部121よりも先端側の部分の軸方向の長さL1が短い、例えば、先端シャフト110の軸方向の長さL3に対する、長さL1の割合が50%以下であるような場合、中間シャフト120では、基端シャフト130と重なり合わずオーバーラップ部121に比べ剛性の低い部分が減少する。このため、術者によって加えられる押込み力をバルーンカテーテル10の先端まで確実に伝達するプッシャビリティが向上する。
本実施形態では、中間シャフト120が長い、例えば、先端シャフト110の軸方向の長さL3に対する、中間シャフト120における長さL2の割合が68%以上であるため、バルーンカテーテル10が引っ張られたときの中間シャフト120の伸びが大きくなる。その結果、先端シャフト110の伸びがさらに抑制され、先端シャフト110と内管シャフト140との間の隙間がより狭まり難くなるため、バルーン100はより円滑に収縮できる。
補強体150が設けられることによってバルーンカテーテル10の剛性が増すため、プッシャビリティが向上する。
補強体150は、細径部151が基端シャフト130に配置され、太径部152がオーバーラップ部121より先端側で中間シャフト120に配置され、かつテーパ部153が先端シャフト110に配置されるようにバルーンカテーテル10に取り付けられる。この構成によって、バルーンカテーテル10の剛性が軸方向に緩やかに変化するため、折れ曲がりを抑制する耐キンク性が向上する。
補強体150が一箇所で部分的にバルーンカテーテル10に固定されているため、複数個所で固定される場合に比べ、バルーンカテーテル10は補強体150によって動きを拘束され難く柔軟に曲がることができる。
<実施例>
本発明者らは、中間シャフト120の伸び、バルーンカテーテル10の軸方向の剛性変化、および、バルーンカテーテル10を押し込んだときの先端での押圧力を、試作したサンプルを用いて測定した。
図2および図3を参照して伸びについて述べる。
図2および図3に示すように、本発明者らは、長さの異なる複数の試作した中間シャフト120について、試作した基端シャフト130に実施形態と同様に固定部122で固定した状態で引張試験機を用いて軸方向に引っ張り、破断したときの伸びを測定した。本発明者らは、長さの異なる複数の試作した中間シャフト120の各々について、引張試験を3回行った。複数の中間シャフト120のそれぞれに固定する基端シャフト130は同一である。
試作した複数の中間シャフト120における、中間シャフト120の端部を把持するチャックCから固定部122までの軸方向の長さL2は、それぞれ、130mm、150mm、170mm、190mm、220mm、240mmである。長さL2のうち、オーバーラップ部121よりもチャックC側の部分の長さは、複数の中間シャフト120で同じである。
長さL2以外の構成については、試作した複数の中間シャフト120で同一である。試作した中間シャフト120を形成する材料はナイロン12である。本発明者らは、80℃で1時間アニール処理された中間シャフト120を用いて引張試験を行った。試作した中間シャフト120の内径は0.67mm、外径は0.84mmである。
引張試験に用いた基端シャフト130を形成する材料は、SUS304である。引張試験に用いた基端シャフト130では、固定部122に対応する位置の外周面にテクスチャ処理が施してある。引張試験に用いた基端シャフト130の内径は0.46mm、外径は0.64mmである。
チャックCの間の離隔距離は300mmである。チャックCによる引張速度は、100mm/分である。
図4に引張試験の結果を示す。図4の横軸は、引張試験に用いた複数の中間シャフト120の各々の長さL2を、試作したバルーンカテーテル10における先端シャフト110の軸方向の長さL3(図1参照)によって割った値である。本実施例では、長さL3は220mmである。図4の縦軸の伸びは、各中間シャフト120について行った3回の引張試験で得られた伸びの平均値である。
図4から、中間シャフト120が長く、先端シャフト110の長さL3に対する中間シャフト120における長さL2の割合が68%以上では、中間シャフト120の伸びが大きいことが分かる。バルーンカテーテル10が引っ張られたとき中間シャフト120が大きく伸びることによって、先端シャフト110の伸びが抑制され、先端シャフト110と内管シャフト140との間の隙間が狭まり難くなる。そのためバルーン100が円滑に収縮できる。
次にバルーンカテーテル10の軸方向の剛性変化について述べる。
本発明者らは、試作したバルーンカテーテル10における軸方向に離隔した複数個所の各々で3点曲げ試験を行うことによって、軸方向の剛性変化を測定した。
剛性の測定に用いたバルーンカテーテル10における先端シャフト110の軸方向の長さL3は220mm、同先端シャフト110の基端から固定部122までの軸方向の長さL2は220mm、同バルーンカテーテル10におけるオーバーラップ部121の軸方向の長さは110mmである。
3点曲げ試験を行った測定箇所は、それぞれ、バルーンカテーテル10の先端からの軸方向への離隔距離が40mm、80mm、120mm、160mm、200mm、240mm、280mm、320mm、360mmの位置である。3点曲げ試験では、1インチの幅でバルーンカテーテル10を支持し、その幅の中心である測定箇所に軸方向に直交する方向に力を加えてバルーンカテーテル10を曲げる。
本発明者らは、比較例として、市販のラピッドエクスチェンジ型のバルーンカテーテルについても同様に軸方向の剛性変化を測定した。
図5に軸方向の剛性変化の測定結果を示す。図5の縦軸は、3点曲げ試験で加えられた荷重であり、実施例のバルーンカテーテル10および比較例1〜4の各々に対し軸方向に直交する方向に力を加えて曲げることによって、力を加えた測定箇所が0.3mm変位したときの荷重である。
図5の中の楕円によって囲まれた部分に示すように、比較例1〜4のバルーンカテーテルでは、ガイドワイヤWを挿通する外周に設けられた開口部の近傍で剛性の変化が大きい。これに対し、実施例である試作したバルーンカテーテル10では、剛性が軸方向に緩やかに変化することが分かる。剛性が大きく変化する箇所は折れ曲がりを生じさせる虞があるが、実施例のバルーンカテーテル10では剛性が軸方向に緩やかに変化するため、耐キンク性が優れる。
次にバルーンカテーテル10を基端側から先端側へ押し込んだときの先端での押圧力について述べる。
本発明者らは、中間シャフト120における長さL1(図1参照)が異なる、3つの試作したバルーンカテーテル10の各々について、先端での押圧力を測定した。
ここで、長さL1はそれぞれ110mm、150mm、220mmである。これら3つの試作したバルーンカテーテル10において、先端シャフト110の軸方向の長さL3は共通して220mmであり、オーバーラップ部121の軸方向の長さは共通して110mmである。
本発明者らは、試作したバルーンカテーテル10を血管の模型に挿入して押し込み、バルーンカテーテル10の先端によって血管の模型の内部に設置した力測定センサを押圧することによって、先端での押圧力を測定した。本発明者らは、長さL1の異なる3つの試作したバルーンカテーテル10の各々について、先端での押圧力を3回測定した。
図6に押圧力の測定結果を示す。図6の横軸は、押圧力の測定に用いた各バルーンカテーテル10における長さL1を、同バルーンカテーテル10における先端シャフト110の軸方向の長さL3によって割った値である。ここでL3は220mmである。図6の縦軸の押圧力は、各バルーンカテーテル10の3回の押圧力測定で得られた結果の平均値である。
図6から、長さL1が短い方が先端での押圧力が大きいことが分かる。長さL1が短くなると、中間シャフト120において基端シャフト130と重なり合わずオーバーラップ部121に比べ剛性の低い部分が減少する。このためプッシャビリティが向上すると考えられる。
本発明者らは、補強体150におけるテーパ部153の軸方向の長さが異なる、複数の試作したバルーンカテーテル10の各々についても、上述と同様にしてバルーンカテーテル10の先端での押圧力を測定した。
ここで、試作した複数のバルーンカテーテル10におけるテーパ部153の軸方向の長さは、それぞれ、160mm、190mm、220mm、250mm、280mmである。これら試作した複数のバルーンカテーテル10において、先端シャフト110の軸方向の長さL3は共通して220mmであり、中間シャフト120における、オーバーラップ部121よりも先端側の部分の軸方向の長さL1は共通して110mmである。
また、本発明者らは、比較例として、市販のラピッドエクスチェンジ型のバルーンカテーテル10についても同様に先端での押圧力を測定した。
図7にテーパ部153の長さを変えたときの先端における押圧力の測定結果を示す。テーパ部153の軸方向の長さが160mmより長く、先端シャフト110の軸方向中央よりも先端側に補強体150が伸びている場合、テーパ部153の軸方向の長さが160mmで先端シャフト110の軸方向中央よりも基端側に補強体150の先端が位置する場合に比べ、バルーンカテーテル10の先端での押圧力が10%以上高いことが分かった。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の範囲内で種々改変できる。
例えば、中間シャフトが基端シャフトに固定される固定部の位置は、上記実施形態のように中間シャフトの基端に限定されない。中間シャフトは基端よりも先端側で基端シャフトに固定される形態を本発明は含む。
10 バルーンカテーテル、
100 バルーン、
110 先端シャフト、
120 中間シャフト、
121 オーバーラップ部、
122 固定部、
123 非固定部、
130 基端シャフト、
140 内管シャフト、
141 マーカ、
150 補強体、
151 細径部、
152 太径部、
153 テーパ部、
160 ハブ、
W ガイドワイヤ。

Claims (5)

  1. 拡張収縮可能なバルーンと、
    前記バルーンに連通するとともに内部に内管シャフトが設けられた、中空形状を有する先端シャフトと、
    前記先端シャフトの基端側に接続して連通する、中空形状を有する中間シャフトと、
    前記中間シャフトの基端側に重なり合って接続するとともに前記中間シャフトに連通する、中空形状を有する基端シャフトと、
    前記基端シャフトから前記先端シャフトにわたって伸びる前記基端シャフトに固定された補強体と、を有し、
    前記中間シャフトは、前記先端シャフトより高い柔軟性を有し、
    前記中間シャフトと前記基端シャフトとが重なり合うオーバーラップ部における、前記基端シャフトに前記中間シャフトが固定された固定部よりも先端側に、前記中間シャフトと前記基端シャフトとが固定されずに重なり合う非固定部が延在する、バルーンカテーテル。
  2. 前記オーバーラップ部において、前記固定部は前記中間シャフトの基端に位置し、前記非固定部は前記中間シャフトの基端より先端側に延在する、請求項1に記載のバルーンカテーテル。
  3. 前記先端シャフトの軸方向の長さに対する、前記中間シャフトにおける前記基端シャフトと重なり合わない前記オーバーラップ部よりも先端側の部分の軸方向の長さの割合は、50%以下である、請求項1または請求項2に記載のバルーンカテーテル。
  4. 前記先端シャフトの軸方向の長さに対する、前記先端シャフトの基端と前記固定部との間の前記中間シャフトの軸方向の長さの割合は、68%以上である、請求項1〜請求項3のうちのいずれか1つに記載のバルーンカテーテル。
  5. 前記補強体は、前記基端シャフトに配置される細径部、前記オーバーラップ部より先端側で前記中間シャフトに配置される太径部、および前記先端シャフトに配置され先端側に向かって縮径するテーパ部を有する線材である、請求項1〜請求項4のうちのいずれか1つに記載のバルーンカテーテル。
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