JP5897247B2 - 電子部品及び電子部品の製造方法 - Google Patents

電子部品及び電子部品の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5897247B2
JP5897247B2 JP2010184108A JP2010184108A JP5897247B2 JP 5897247 B2 JP5897247 B2 JP 5897247B2 JP 2010184108 A JP2010184108 A JP 2010184108A JP 2010184108 A JP2010184108 A JP 2010184108A JP 5897247 B2 JP5897247 B2 JP 5897247B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plating film
electronic component
thickness
evaluated
alloy layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010184108A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011109065A (ja
Inventor
幸希 阿部
幸希 阿部
洋司 戸沢
洋司 戸沢
小野 勉
勉 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2010184108A priority Critical patent/JP5897247B2/ja
Publication of JP2011109065A publication Critical patent/JP2011109065A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5897247B2 publication Critical patent/JP5897247B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、電子部品及び電子部品の製造方法に関する。
従来の電子部品の製造方法として、セラミックコンデンサのチップ素体に焼付電極を形成し、当該焼付電極上にCuめっき被膜を形成し、当該Cuめっき被膜上にNiめっき被膜を形成し、当該Niめっき被膜上にSnめっき被膜を形成するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−100647号公報
ここで、コンデンサやチップバリスタなどの端子電極を備える電子部品では、熱衝撃を受ける環境下において、端子電極にウィスカが発生するという問題があった。しかしながら、上述の製造方法によって製造された電子部品では、十分なウィスカ抑制効果が得られなかった。従って、ウィスカの発生を更に抑制することのできる電子部品及びその製造方法が求められていた。なお、本願における熱衝撃とは、高温と低温の温度変化を繰り返し受けることを指す。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、ウィスカの発生を十分に抑制することのできる電子部品及び電子部品の製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る電子部品の製造方法は、チップ素体に、金属及びガラスを含有する焼付電極層を形成する焼付電極層形成工程と、焼付電極層より外側に、0.5〜5μmの厚さのNiめっき被膜を形成するNiめっき被膜形成工程と、Niめっき被膜上に、0.1〜0.5μmの厚さのCuめっき被膜を形成するCuめっき被膜形成工程と、Cuめっき被膜上に、2〜6μmの厚さのSnめっき被膜を形成するSn被膜形成工程と、加熱することによって、Niめっき被膜とSnめっき被膜との間に、Cu−Sn合金層を形成するCu−Sn合金層形成工程と、を有することを特徴とする。また、本発明に係る電子部品は、当該製造方法によって製造される。
本発明に係る電子部品の製造方法によって製造される電子部品では、焼付電極層の上に、Niめっき被膜、Cu−Sn合金層、及びSnめっき被膜がこの順で形成されている。このように、焼付電極層の表面にNiめっき被膜を有するため、焼付電極層のはんだ食われを抑制することができる。また、例えば、Cu−Sn合金層が形成されていない場合、Niめっき被膜とSnめっき被膜との間の線膨張係数が急激に変化する。この場合、電子部品が熱衝撃を受ける際に、ウィスカが発生する可能性がある。しかし、本発明に係る製造方法によって製造される電子部品では、Niめっき被膜とSnめっき被膜との間に、Niめっき被膜とSnめっき被膜との中間の線膨張係数を有するCu−Sn合金層が形成されている。すなわち、焼付電極層を覆う各層は、Niめっき被膜からCu−Sn合金層を介してSnめっき被膜となるに従って線膨張係数が順次大きくなる配置となる。従って、電子部品が熱衝撃を受ける際に、焼付電極層を覆う層は、滑らかに伸縮する。これによって、端子電極におけるウィスカの発生が抑制される。また、Cuめっき被膜形成工程においてCuめっき被膜の厚さを0.1〜0.5μmとし、Snめっき被膜形成工程においてSnめっき被膜の厚さを2〜6μmとする。これによってCu−Sn合金層形成工程において、適切な厚さのCu−Sn合金層を得ることができる。Cu−Sn合金層の厚みを適切なものとすることによって、ウィスカを防止するのに十分な厚みを確保すると共に、厚すぎることによってSnめっき被膜24の表面にCu成分が出てしまいはんだ濡れ性が悪化することを防止することができる。
また、本発明に係る電子部品の製造方法において、Cu−Sn合金層形成工程では、拡散によってCuめっき被膜を消滅させることが好ましい。これによって、Niめっき被膜とSnめっき被膜との間には、Cuめっき被膜が残存せず、Cu−Sn合金層のみが形成されることとなる。従って、ウィスカ発生の抑制効果を確実に得ることができる。
本発明によれば、ウィスカの発生を十分に抑制することができる。
本発明の電子部品の好適な一実施形態を示す斜視図である。 図1に示すセラミック電子部品のII−II線の切断面を模式的に示す断面図である。 本実施形態に係る電子部品の製造方法を示すフロー図である。 図3に示すNiめっき被膜形成工程とCuめっき被膜形成工程の工程内容を模式的に示す工程断面図である。 図3に示すSnめっき被膜形成工程とCu−Sn合金層形成工程の工程内容を模式的に示す工程断面図である。 変形例に係る電子部品の断面図である。 本発明の電子部品の評価試験の結果を示す表である。
以下、場合により図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、図面の説明において、同一又は同等の要素には同一符号を用い、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の電子部品の好適な一実施形態を示す斜視図である。本発明の対象となる電子部品は、積層インダクタ、積層型セラミックコンデンサ、チップバリスタなどのチップ型電子部品、及びフェライトコア、セラミックコアなどを用いた巻線型電子部品である。この電子部品100は、略直方体形状を有しており、例えば、長手方向(横)の長さが0.4〜6.3mm程度、幅方向の長さ及び奥行き方向の長さが0.2〜5.0mm程度である。ただし、電子部品の大きさはこれに限られない。
電子部品100は、略直方体形状のチップ素体1と、チップ素体1の両端部にそれぞれ形成された一対の端子電極3と、を備えている。端子電極3は、表面に複数のめっき被膜を有している(詳細な構成については後述する)。チップ素体1は、互いに対向する端面11a及び端面11b(以下、纏めて「端面11」という。)と、端面11に垂直で互いに対向する側面13a及び13b(以下、纏めて「側面13」という。)と、端面11に垂直で互いに対向する側面15a及び側面15b(以下、纏めて「側面15」という。)とを有する。側面13と側面15とは互いに垂直である。
チップ素体1は、端面11と側面13aとの間の稜部R13、端面11と側面13bとの間の稜部R14、端面11と側面15aとの間の稜部R15、端面11と側面15bとの間の稜部R16、側面13aと側面15aとの間の稜部R33、側面15aと側面13bとの間の稜部R34、側面13bと側面15bとの間の稜部R35、及び、側面15bと側面13aとの間の稜部R36を有している。稜部R13〜R16、R33〜R36は、チップ素体1が研磨されてR形状を成している部分である。このようなR形状を有することによって、チップ素体1の稜部R13〜R16、R33〜R36における破損の発生を抑制することができる。
端子電極3は、チップ素体1における端面11、稜部R13、稜部R14、稜部R15及び稜部R16を覆うとともに、側面13,15の端面11側の一部を一体的に覆うように設けられている。このため、端子電極3は、チップ素体1の角部27を覆うように設けられている。端子電極3は、側面13,15に対応する部分が基板回路に対する実装面として機能する。
図2は、図1に示すセラミック電子部品のII−II線の切断面を模式的に示す断面図である。すなわち、図2は、図1に示す電子部品100を、側面13に垂直で側面15に平行な面で切断した場合の断面構造を示す図である。
端子電極3は、端面11、側面13,15、稜部R13〜16及び角部27の上において、金属及びガラスを含有して焼付によって形成された焼付電極層21、焼付電極層21の全体を覆うNiめっき被膜22、Niめっき被膜22の全体を覆うCu−Sn合金層23、Cu−Sn合金層23の全体を覆うSnめっき被膜24を有する。端子電極3は、内側から外側へ向かってNiめっき被膜22、Cu−Sn合金層23、及びSnめっき被膜24の順番で各層を有している。従って、焼付電極層21を覆う各層は、内側から外側へ向かって線膨張係数が順次大きくなる配置となっている。
焼付電極層21は、CuやAgを主成分とする導体ペーストを浸漬法等によって、チップ素体1の端面11、側面13,15に塗布し、焼き付けることによって形成される。電子部品100がインダクタの場合は導体ペーストとしてAgが用いられ、コンデンサの場合はCuが用いられる。焼付電極層21は、1〜30%のガラスを含有している。
Niめっき被膜22は、焼付電極層21の表面全体に対して電気めっき法によってNiのめっきを施すことによって形成される。Niめっき被膜22は、端子電極3のはんだ食われを抑制する機能を有している。Niめっき被膜22の線膨張係数は、13.0〜13.5(ppm/℃)である。
Cu−Sn合金層23は、SnとCuの合金によって形成されており、具体的には、CuSn及びCuSnを含有している。Cu−Sn合金層23は、Niめっき被膜22の表面全体に対して電気めっき法によってCuのめっきを施すことによってCuめっき被膜25(図5参照)を形成した後、当該Cuめっき被膜25に対して電気めっき法によってSnめっき被膜24を形成し、加熱することでCuめっき被膜25とSnめっき被膜24と間でCuとSnの拡散を起こすことによって形成される。CuとSnとの間の拡散は、Cuめっき被膜25が完全に消滅するまで行われる。従って、電子部品100の端子電極3には、Cu−Sn合金層23のみが形成されており、Cuめっき被膜25は存在していない。Cu−Sn合金層23の線膨張係数は、16.0〜19.0(ppm/℃)である。
Snめっき被膜24は、Cu−Sn合金層23の表面全体を覆うように形成されている。Snめっき被膜24は、端子電極3のはんだ付けの際のはんだ濡れ性を確保する機能を有している。Snめっき被膜24の線膨張係数は、23.0〜27.0(ppm/℃)である。
チップ素体1は、複数の絶縁体層や誘電体層などの層と複数の内部電極とが交互に積層されて構成されている。この積層方向は、端子電極3が設けられている一対の端面11の対向方向に垂直であり、一対の側面13の対向方向に平行である。内部電極としてはインダクタの電極構造やコンデンサの電極構造を適用することができ、図面においては内部電極は省略されている。
次に、図1及び図2に示す電子部品100の製造方法の一例について、図3〜図5を参照して説明する。図3は、本実施形態に係る電子部品100の製造方法を示すフロー図である。
図3に示すように、電子部品100の製造方法においては、チップ素体1を準備するチップ素体準備工程S10から処理を開始する。チップ素体準備工程S10では、電子部品100がインダクタである場合は、磁性または非磁性のセラミックグリーンシートにAgからなる導体パターンを印刷したものを複数枚用意し、それを積層し、グリーンシートに形成したスルーホールを介してコイル部が形成されたチップ素体1を得る。電子部品100がコンデンサである場合は、誘電体層となるセラミックグリーンシートにCuからなる導体パターンを印刷したものを複数枚用意し、それを積層することでチップ素体1を得る。
チップ素体準備工程S10が終了すると、端子電極3の焼付電極層21を形成するための焼付電極層形成工程S20が行われる。焼付電極層形成工程S20では、チップ素体1に導体ペーストを付着させる。導体ペーストとしては、インダクタ部品に対してはAgペーストを、コンデンサ部品に対してはCuペーストを含有する成分にガラスフリットを加えたものを用いることができる。チップ素体1の一方の端面11aを下方にして、端面11aと稜部R13〜R16と側面13,15の端面11a側の部分とを導体ペースト中に浸漬する。これにより、チップ素体1の端面11a、稜部R13〜R16、及び側面13,15の端面11a側の部分に、導体ペーストを付着させる。当該導体ペーストを乾燥させた後、チップ素体1の端面11b側にも同様に導体ペーストを付着させる。その後、700〜800℃で熱処理が行われることによって、焼付電極層21が形成される。
図4は、図3に示すNiめっき被膜形成工程とCuめっき被膜形成工程の工程内容を模式的に示す工程断面図である。焼付電極層形成工程S20が行われた後、図4(a)に示すように、Niめっき被膜形成工程S30が行われる。Niめっき被膜形成工程S30では、電気めっき法によって、焼付電極層21の表面全体にNiめっき被膜22が形成される。具体的には、バレル内のNiめっき液にチップ素体1を浸漬させた後、バレルを回転させることによって、Niめっき被膜22が形成される。Niめっき被膜形成工程S30では、0.5〜5μmの厚さのNiめっき被膜22が形成される。
Niめっき被膜形成工程S30が行われた後、図4(b)に示すように、Cuめっき被膜形成工程S40が行われる。Cuめっき被膜形成工程S40では、電気めっき法によって、Niめっき被膜22の表面全体にCuめっき被膜25が形成される。具体的には、バレル内のCuめっき液にチップ素体1を浸漬させた後、バレルを回転させることによって、Cuめっき被膜25が形成される。Cuめっき被膜形成工程S40では、0.1〜0.5μmの厚さのCuめっき被膜25が形成される。
図5は、図3に示すSnめっき被膜形成工程とCu−Sn合金層形成工程の工程内容を模式的に示す工程断面図である。Cuめっき被膜形成工程S40が行われた後、図5(a)に示すように、Snめっき被膜形成工程S50が行われる。Snめっき被膜形成工程S50では、電気めっき法によって、Cuめっき被膜25の表面全体にSnめっき被膜24が形成される。具体的には、バレル内のSnめっき液にチップ素体1を浸漬させた後、バレルを回転させることによって、Snめっき被膜24が形成される。Snめっき被膜形成工程S50では、2〜6μmの厚さのSnめっき被膜24が形成される。
Snめっき被膜形成工程S50が終了すると、Niめっき被膜22とSnめっき被膜24との間にCu−Sn合金層23を形成するCu−Sn合金層形成工程S60が行われる。Cu−Sn合金層形成工程S60では、チップ素体1が110〜170℃の温度で30分〜2時間、より好ましくは130〜160℃の温度で1時間〜1時間30分加熱される。温度が高いほどSnが酸化してしまい、はんだ濡れ性が悪くなる。また、温度が低いほど端子電極3に含まれる水分が蒸発しない。
Cu−Sn合金層形成工程S60では、Cuめっき被膜25とSnめっき被膜24との間で、CuとSnの拡散が起こることによって、CuSn及びCuSnなどのCu−Sn合金が形成される。当該拡散は、Cuめっき被膜25が消滅するまで進む。これによって、Niめっき被膜22とSnめっき被膜24との間にCu−Sn合金層23が形成される。Cu−Sn合金層23が形成されることによって、チップ素体1に端子電極3が形成される。以上によって、図3に示す工程が終了し、電子部品100を製造することができる。
Niめっき被膜形成工程S30において、Niめっき被膜22の厚さが0.5μm未満の場合ははんだ食われが発生してしまうが、0.5μm以上とすることで、はんだ食われを防止することができる。一方、Niめっき被膜22の厚さが5.0μmより厚い場合はウィスカが発生し易くなるが、5.0μm以下とすることでウィスカの発生を抑制することができる。Cuめっき被膜形成工程S40において、Cuめっき被膜25の厚さを0.1μm以上とすることによってウィスカの発生を抑制することができる。一方、Cuめっき被膜25の厚さが0.5μmより厚い場合ははんだ付け性(はんだ濡れ性)及び端子強度(すなわち、電子部品と実装する基板等との接合強度)が充分に得られないが、0.5μm以下とすることで充分なはんだ付け性及び端子強度を得ることができる。また、Snめっき被膜形成工程S50において、Snめっき被膜24の厚さが2.0μm未満の場合ははんだ付け性(はんだ濡れ性)が充分に得られないが、2.0μm以上とすることによって充分なはんだ付け性を得ることができる。一方、Snめっき被膜24の厚さが6.0μmより厚い場合はウィスカが発生し易くなるが、6.0μm以下とすることによってウィスカの発生を抑制することができる。
ここで、Cuめっき被膜25が厚すぎる場合に端子の接合強度が低下するのは次の理由による。まず、はんだ接合における信頼性に影響を及ぼす問題点として熱疲労破壊が挙げられる。電子部品と実装用の基板との熱膨張係数の差に起因する応力が、環境温度等の変化に応じてはんだ接合部に繰り返し加わり、疲労破壊を引き起こす場合がある。ここで、一般的に金属間化合物は硬くて脆いため、応力集中によりその部分から破壊が進むため、電子部品の実装の際の接合信頼性に影響を及ぼす。また、金属間化合物の層は、電子部品の製造時において金属層同士が反応する場合にのみ形成されるのではなく、はんだ付け時に高温の環境に置かれることで、金属拡散により金属間化合物が新しく形成されたり成長したりすることがある。また、金属拡散に伴ってカーケンダルボイドが発生することで、接合強度が低下する場合もある。カーケンダルボイドとは、カーケンダル効果によって生じるボイド(空洞)であり、金属間において拡散する金属の原子数が互いに異なることによって生じるものである。本発明では、Snめっき被膜24の下のCuめっき被膜25が厚すぎる場合、はんだ付け時において、電子部品からはんだへ拡散するCuが増えることにより、金属間化合物の層が厚くなることによって、接合信頼性が低下する。また、金属拡散に伴うカーケンダルボイドの発生により、接合信頼性が低下する。
なお、本明細書における「略直方体形状」とは、立方体形状や直方体形状のみならず、本実施形態におけるチップ素体1のように、直方体の稜線部分に面取りが施されて、稜部がR形状となっている形状を含むことはいうまでもない。すなわち、本実施形態におけるチップ素体は、実質的に立方体形状又は直方体形状を有していればよい。
次に、本実施形態に係る製造方法によって製造される電子部品100の作用・効果について説明する。
本実施形態に係る製造方法によって製造される電子部品100においては、端子電極3の焼付電極層21の上に、Niめっき被膜22、Cu−Sn合金層23、及びSnめっき被膜24がこの順で形成されている。このように、焼付電極層21の表面にNiめっき被膜22を有するため、焼付電極層21のはんだ食われを抑制することができる。また、例えば、Cu−Sn合金層23が形成されていない場合、Niめっき被膜22とSnめっき被膜24との間の線膨張係数が急激に変化する。この場合、電子部品が熱衝撃を受ける際に、ウィスカが発生する可能性がある。しかし、本実施形態に係る製造方法によって製造される電子部品100では、Niめっき被膜22とSnめっき被膜24との間に、Niめっき被膜22とSnめっき被膜24との中間の線膨張係数を有するCu−Sn合金層23が形成されている。すなわち、焼付電極層21を覆う各層は、Niめっき被膜22からCu−Sn合金層23を介してSnめっき被膜24となるに従って線膨張係数が順次大きくなる配置となる。従って、電子部品100が熱衝撃を受ける際に、焼付電極層21を覆う層は、滑らかに伸縮する。これによって、端子電極3におけるウィスカの発生が抑制される。また、Cuめっき被膜形成工程S40においてCuめっき被膜25の厚さを0.1〜0.5μmとし、Snめっき被膜形成工程S50においてSnめっき被膜24の厚さを2〜6μmとする。これによってCu−Sn合金層形成工程S60において、適切な厚さのCu−Sn合金層23を得ることができる。Cu−Sn合金層23の厚みを適切なものとすることによって、ウィスカを防止するのに十分な厚みを確保すると共に、厚すぎることによってSnめっき被膜24の表面にCuが出てしまいはんだ濡れ性が悪化することを防止することができる。
また、本実施形態に係る電子部品100の製造方法において、Cu−Sn合金層形成工程S60では、拡散によってCuめっき被膜25を消滅させている。これによって、Niめっき被膜22とSnめっき被膜24との間には、Cuめっき被膜25が残存せず、Cu−Sn合金層23のみが形成されることとなる。従って、ウィスカ発生の抑制効果を確実に得ることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではない。例えば、上述の実施形態では、焼付電極層21上にNiめっき被膜22が形成されていた。しかし、変形例に係る電子部品200では、図6に示すように、Agからなる焼付電極層21とNiめっき被膜22との間に更にCuめっき被膜30を形成してもよい。Cuめっき被膜30の厚さは0.5〜8.0μmである。
また、本発明をアレイ状のコンデンサやインダクタ等に適用してもよい。
また、上記実施形態では、電子部品100は積層型インダクタや積層型セラミックコンデンサを例に説明したが、これに限定されるものではない。本発明の電子部品は、チップバリスタなどのチップ型電子部品、及びフェライトコア、セラミックコアなどを用いた巻線型電子部品であってもよい。
電子部品のサイズは、上述の電子部品で例示されたものに限定されず、どのようなサイズを有する電子部品であってもよい。ウィスカの発生は、電子部品全体の大きさが関わるものではなく、端子電極の単位面積あたりの深さが関わるからである。
以下、実施例及び比較例に基づいて本発明をより具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例)
上述で説明した本発明に係る電子部品の製造方法により、実施例1〜6に係るチップインダクタを製造した。このときNiめっき被膜形成工程におけるNiめっき被膜の厚さを0.5〜5.0μmの範囲内に設定し、Cuめっき被膜形成工程におけるCuめっき被膜の厚さを0.1〜0.5μmの範囲内に設定し、Snめっき被膜形成工程におけるSnめっき被膜の厚さを2.0〜6.0μmの範囲内に設定した。各めっき被膜の具体的な厚さは、図7に示される。このような実施例1〜6について、以下に説明する最長ウィスカ長さ評価、はんだ食われ性評価、はんだ付け性評価、接合信頼性評価を行った。評価結果を図7に示す。
(比較例)
Niめっき被膜、Cuめっき被膜、またはSnめっき被膜のうち、いずれかの厚みが本発明に係る電子部品の製造方法における条件を満たしていない範囲に設定されている点以外は、実施例1〜6と同様に製造された比較例1〜23に係るチップインダクタを製造した。各めっき被膜の具体的な厚さは、図7に示される。このような比較例1〜23について、以下に説明する最長ウィスカ長さ評価、はんだ食われ性評価、はんだ付け性評価、接合信頼性評価を行った。評価結果を図7に示す。
(最長ウィスカ長さ評価:熱衝撃試験)
この最長ウィスカ長さの評価においては、チップインダクタを基板等に実装していない状態にて、熱衝撃試験を行った。エージング条件として、−40℃から85℃へ変化させて再び−40℃とすることを1サイクルとし、一時間あたり3サイクルの条件にて2000サイクル行った。この熱衝撃試験は、チップインダクタに対して特有の前処理を行うことなく試験をした。その後、発生したウィスカの最長の長さを評価した。図7に示す表では、最長ウィスカ長さが50μm以上のものを「×」と評価し、20μm以上50μm未満のものを「△」と評価し、20μm未満のものを「○」と評価し、5μm未満のものを「◎」と評価した。
(最長ウィスカ長さ評価:恒温試験)
この最長ウィスカ長さの評価においては、チップインダクタを基板等に実装していない状態にて、室温で放置したことを想定して恒温試験を行った。エージング条件として、温度を30℃とし、湿度を60%とした状態で4000h放置した。この恒温試験は、チップインダクタに対して特有の前処理を行うことなく試験をした。その後、発生したウィスカの最長の長さを評価した。図7に示す表では、最長ウィスカ長さが50μm以上のものを「×」と評価し、20μm以上50μm未満のものを「△」と評価し、20μm未満のものを「○」と評価し、5μm未満のものを「◎」と評価した。
(はんだ食われ性評価)
はんだ食われ性評価においては、チップインダクタの端子部分を260±5℃のはんだ槽に30秒浸漬させた後(より詳細な試験条件は、JISC60068−2−58に準ずる)、端子のはんだ食われを評価した。はんだ槽に入れるはんだとして、鉛フリーはんだ(M705)を用いた。図7に示す表では、電極面積の消失が10%以上のものを「×」と評価し、電極面積の消失が10%未満のものを「○」と評価した。
(はんだ付け性評価)
はんだ付け性評価においては、チップインダクタのエージング処理を行った後にはんだ槽へのディップ試験を行い、そのときの濡れ性について評価を行った。エージング条件として、真空雰囲気(Snの酸化要因を排除するため)で155℃にて16h放置した。その後、チップインダクタの端子部分を245±5℃のはんだ槽に3秒浸漬させた後(より詳細な試験条件は、「はんだ食われ性評価」でのディップ試験と同様である)、はんだの濡れ性を評価した。はんだ槽に入れるはんだとして、鉛フリーはんだ(M705)を用いた。図7に示す表では、二以上の不濡れ箇所があるものを「×」と評価し、一点の不濡れ箇所があるものを「△」と評価し、一点も不濡れ箇所がないものを「○」と評価した。
(接合信頼性評価)
この接合信頼性評価においては、チップインダクタを基板にはんだ付けにより実装した状態にて、熱衝撃試験を行った。エージング条件として、−40℃から85℃へ変化させて再び−40℃とすることを1サイクルとし、一時間あたり3サイクルの条件にて1000サイクル行った。この熱衝撃試験は、チップインダクタを鉛フリーはんだ(M705)を用いて基板へ実装するという前処理を行った。その後、エージング前とエージング後の接合強度の変化率に基づいて評価を行った。図7に示す表では、接合強度の変化率が30%以上のものを「×」と評価し、20%以上30%未満のものを「△」と評価し、10%以上20%未満のものを「○」と評価し、0%以上10%未満のものを「◎」と評価した。
(総合評価)
図7に示す表より、Niめっき被膜が0.5〜5.0μm、Cuめっき被膜が0.1〜0.5μm、Snめっき被膜が2.0〜6.0μmに設定されている実施例1〜6は、全ての評価において「○」あるいは「◎」と評価されているのに対して、比較例1〜23はいずれかの評価において「×」あるいは「△」と評価されている。以下、評価結果を詳細に検討する。なお、以下の検討においては、本発明に係る寸法条件の効果を説明し易い部分の評価結果を参照して説明しているが、以下で説明していない部分を参照することで、本発明の効果を確認してもよい。
図7に示す表より、比較例17,18,19と、比較例20及び実施例5,6と、比較例21,22,23とは、Niめっき被膜の厚さが互いに異なっている。具体的には、比較例17,18,19はNiめっき被膜の厚さが0.4μmであって0.5〜5μmの範囲よりも薄くなっている。「はんだ食われ性評価」の評価結果より、比較例17,18,19がいずれも「×」と評価されているのに対して、比較例20及び実施例5,6と、比較例21,22,23とは「○」と評価されている。このことより、Niめっき被膜の厚さを0.5μm以上とすることではんだ食われを抑制できることが理解される。
比較例21,22,23はNiめっき被膜の厚さが6.0μmであって0.5〜5μmの範囲よりも厚くなっている。「最長ウィスカ長さ評価:熱衝撃試験」の評価結果より、比較例22,23がいずれも「△」と評価されているのに対して、比較例18,19及び実施例5,6はいずれも「○」と評価されている(なお、比較例17,20,21については、ウィスカ抑制に影響するCuめっき被膜がなしとされている)。このことより、Niめっき被膜の厚さを5μm以下とすることでウィスカの発生を抑制できることが理解される。
図7に示す表より、比較例6はCuめっき被膜が無く、0.1〜0.5μmの範囲を満たしていない。「最長ウィスカ長さ評価:熱衝撃試験」の評価結果より、比較例6では「△」と評価されているのに対して、実施例1,2及び比較例7,8ではいずれも「○」と評価されている。また、比較例9はCuめっき被膜が無く、0.1〜0.5μmの範囲を満たしていない。「最長ウィスカ長さ評価:熱衝撃試験」の評価結果より、比較例9では「×」と評価されているのに対して、実施例3,4及び比較例10,11ではいずれも「○」と評価されている。このことより、Cuめっき被膜の厚さを0.1μm以上とすることによってウィスカの発生を抑制できることが理解される。
図7に示す表より、比較例7,8はCuめっき被膜が0.5μmよりも厚くなっている。「はんだ付け性評価」及び「接合信頼性評価」の評価結果より、比較例7,8では「△」あるいは「×」と評価されているのに対して、比較例6及び実施例1,2ではいずれも「○」と評価されている。このことより、Cuめっき被膜の厚さを0.5μm以下とすることによって充分なはんだ付け性及び端子強度を得ることができると理解される。実施例3,4及び比較例9,10,11は、実施例1,2及び比較例6,7,8よりもSnめっき被膜を厚くしたものである。比較例10,11は、Cuめっき被膜が0.5μmよりも厚くなっているが、Snめっき被膜を厚くすることで、「はんだ付け性評価」で「○」と評価されている。しかしながら、Snめっき被膜を厚くしても、「接合信頼性評価」は「△」あるいは「×」と評価されている。このことより、Cuめっき被膜が厚いことによるはんだ付け性はSnめっき被膜を厚くすることで改善されるが、接合信頼性は改善されないことが理解される。
図7に示す表より、比較例1,2,3,4,5はSnめっき被膜が1.8μmと、2.0〜6.0μmよりも薄くなっている。「はんだ付け性評価」の評価結果より、比較例2,3,4,5はいずれも「×」と評価されている(なお、比較例1ではCuめっき被膜が無いので、そもそもSnめっき被膜の表面にCu成分が出ない)一方、Snめっき被膜が2.0μm以上である他の比較例や実施例は、「はんだ付け性評価」において「○」と評価されている。このことより、Snめっき被膜の厚さを2.0μm以上とすることによって、充分なはんだ付け性を得ることができると理解される。ただし、比較例7,8に関してはCuめっき被膜が厚いことにより「△」や「×」と評価されている。
図7に示す表より、比較例12,13,14,15,16はSnめっき被膜が7.0μmと、2.0〜6.0μmよりも厚くなっている。「最長ウィスカ長さ評価:熱衝撃試験」の評価結果より、比較例12,13,14,15,16はいずれも「△」や「×」と評価されている一方、Snめっき被膜が6.0μm以下である他の比較例や実施例は、「最長ウィスカ長さ評価:熱衝撃試験」において「○」と評価されている。このことより、Snめっき被膜の厚さを6.0μm以下とすることによって、ウィスカの発生を抑制できると理解される。ただし、比較例1,6,9,17,20,21に関してはCuめっき被膜が無いことにより「△」や「×」と評価されている。比較例22,23に関してはNiめっき被膜が厚すぎることにより「△」と評価されている。
1…チップ素体、21…焼付電極層、22…Niめっき被膜、23…Cu−Sn合金層、24…Snめっき被膜、25…Cuめっき被膜、100…電子部品。

Claims (2)

  1. 基板の配線にはんだで接続されることによって実装される電子部品の製造方法であって、
    チップ素体に、金属及びガラスを含有する焼付電極層を形成する焼付電極層形成工程と、
    前記焼付電極層よりも外側に、0.5〜5μmの厚さのNiめっき被膜を形成するNiめっき被膜形成工程と、
    前記Niめっき被膜上に、0.1〜0.5μmの厚さのCuめっき被膜を形成するCuめっき被膜形成工程と、
    前記Cuめっき被膜上に、2〜6μmの厚さのSnめっき被膜を形成するSnめっき被膜形成工程と、
    110〜170℃の温度で30分〜2時間加熱することによって、前記Niめっき被膜と前記Snめっき被膜との間に、Cu−Sn合金層を形成するCu−Sn合金層形成工程と、
    を有し、前記Snめっき被膜は、前記Cu−Sn合金層の表面を覆うように形成されていることを特徴とする電子部品の製造方法。
  2. 前記Cu−Sn合金層形成工程では、拡散によって前記Cuめっき被膜を消滅させることを特徴とする請求項1記載の電子部品の製造方法。
JP2010184108A 2009-10-22 2010-08-19 電子部品及び電子部品の製造方法 Active JP5897247B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010184108A JP5897247B2 (ja) 2009-10-22 2010-08-19 電子部品及び電子部品の製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009243295 2009-10-22
JP2009243295 2009-10-22
JP2010184108A JP5897247B2 (ja) 2009-10-22 2010-08-19 電子部品及び電子部品の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011109065A JP2011109065A (ja) 2011-06-02
JP5897247B2 true JP5897247B2 (ja) 2016-03-30

Family

ID=44232185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010184108A Active JP5897247B2 (ja) 2009-10-22 2010-08-19 電子部品及び電子部品の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5897247B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7220481B2 (ja) 2020-08-13 2023-02-10 株式会社丸忠 開閉部材のロック機構および該ロック機構を備える網付きサッシ

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5882015B2 (ja) * 2011-10-05 2016-03-09 ローム株式会社 電子部品の電極構造
CN104093888B (zh) * 2012-01-23 2016-08-24 株式会社村田制作所 电子部件及其制造方法
JP6407540B2 (ja) * 2013-03-29 2018-10-17 太陽誘電株式会社 積層インダクタ
JP6192522B2 (ja) * 2013-12-09 2017-09-06 アルプス電気株式会社 インダクタンス素子及びインダクタンス素子の製造方法
JP6187226B2 (ja) * 2013-12-16 2017-08-30 富士通株式会社 電子装置の製造方法
JP2015144219A (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 株式会社村田製作所 電子部品及びその製造方法
JP6283116B2 (ja) * 2014-08-29 2018-02-21 京セラ株式会社 電子部品、インダクタコア部材およびインダクタ
JP6093054B2 (ja) * 2016-02-03 2017-03-08 ローム株式会社 電子部品の電極構造
WO2023038032A1 (ja) * 2021-09-08 2023-03-16 株式会社村田製作所 電子部品ならびにその実装方法および実装構造

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6328096A (ja) * 1986-07-22 1988-02-05 富士電機株式会社 混成集積回路のはんだ付組立方法
JPH06196349A (ja) * 1992-12-24 1994-07-15 Kobe Steel Ltd タンタルコンデンサ用銅系リードフレーム材及びその製造方法
JPH1031912A (ja) * 1996-07-17 1998-02-03 Asahi Chem Ind Co Ltd はんだ付け可能な導電性ペースト
JPH11121276A (ja) * 1997-10-17 1999-04-30 Tdk Corp 電子部品およびその製造方法
JP3472523B2 (ja) * 2000-02-29 2003-12-02 京セラ株式会社 電気素子内蔵配線基板
JP2001308506A (ja) * 2000-04-27 2001-11-02 Rohm Co Ltd 半田ペースト塗布用マスクおよびこれを用いた電子部品の実装方法
JP2001356399A (ja) * 2000-06-16 2001-12-26 Olympus Optical Co Ltd カメラの電気基板装置
JP2003243245A (ja) * 2002-02-14 2003-08-29 Murata Mfg Co Ltd セラミック電子部品およびその製造方法
JP2004300524A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Dowa Mining Co Ltd Sn被覆を施した銅または銅合金部材およびその製造方法
JP4771970B2 (ja) * 2006-02-27 2011-09-14 株式会社神戸製鋼所 接続部品用導電材料
JP5025387B2 (ja) * 2007-08-24 2012-09-12 株式会社神戸製鋼所 接続部品用導電材料及びその製造方法
JP2009141292A (ja) * 2007-12-11 2009-06-25 Taiyo Kagaku Kogyo Kk 外部端子電極具備電子部品、その搭載電子用品及び外部端子電極具備電子部品の製造方法
EP2267187A4 (en) * 2008-03-31 2014-01-01 Furukawa Electric Co Ltd METALWORK FOR CONNECTING PART AND METHOD OF MANUFACTURING THEREOF

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7220481B2 (ja) 2020-08-13 2023-02-10 株式会社丸忠 開閉部材のロック機構および該ロック機構を備える網付きサッシ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011109065A (ja) 2011-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5897247B2 (ja) 電子部品及び電子部品の製造方法
JP4339816B2 (ja) 電子部品
JP6011574B2 (ja) 積層セラミックコンデンサ
US9978518B2 (en) Multilayer ceramic capacitor
KR102443777B1 (ko) 칩형 전자 부품
JP5532581B2 (ja) セラミック電子部品
JP7408975B2 (ja) セラミック電子部品
JP6192522B2 (ja) インダクタンス素子及びインダクタンス素子の製造方法
JP2010123865A (ja) セラミック電子部品および部品内蔵基板
JP6904383B2 (ja) 積層電子部品およびその実装構造
JP4433909B2 (ja) 表面実装型電子部品
JP6407540B2 (ja) 積層インダクタ
JP2014053598A (ja) 電子部品
US11222752B2 (en) Ceramic electronic device
JP7351177B2 (ja) セラミック電子部品
JP2002203737A (ja) 積層セラミック電子部品及びその製造方法
JP6911754B2 (ja) 電子部品および積層セラミックコンデンサ
JP6777066B2 (ja) 積層電子部品
JP6777065B2 (ja) 積層電子部品
JP2011165935A (ja) 積層電子部品
JP6911755B2 (ja) 電子部品および積層セラミックコンデンサ
JP2021141191A (ja) 積層セラミック電子部品、積層セラミック電子部品の製造方法及び回路基板
US11810723B2 (en) Ceramic electronic component
JP6525392B2 (ja) 積層インダクタ
JPH04105310A (ja) 積層セラミックコンデンサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130314

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131029

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140513

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140722

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150925

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160302

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5897247

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150