JP5881642B2 - 画像読取装置およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像読取装置およびそれを備えた画像形成装置に関する。
従来、原稿の表裏を反転させることによって原稿の両面を単一の読取位置で交互に読み取る両面読取ジョブの実行が可能な画像読取装置が知られている(たとえば、特許文献1の段落0049参照)。
このような両面読取ジョブの実行が可能な画像読取装置は、両面読取ジョブの実行指示を受けると、まず、原稿セットトレイにセットされた原稿を読取位置に搬送し、読取位置において原稿の一方面(原稿セット時に上方に向けられた面)を読み取る。この後、一方面の読み取りが終わった原稿の表裏を反転させ、表裏を反転させた原稿(一方面の読み取りが終わった原稿)を読取位置よりも原稿搬送方向上流側の位置に戻す。そして、表裏を反転させた原稿(一方面の読み取りが終わった原稿)を再び読取位置に搬送する。このときには、原稿の表裏が反転しているので、読取位置において原稿の一方面とは反対の他方面を読み取ることができる。そして、原稿の両面の読み取りが終わると、両面の読み取りが終わった原稿を原稿排出トレイに排出する。
特開2010−171906号公報
たとえば、原稿セットトレイに複数枚の原稿をセットして両面読取ジョブの実行を指示した場合には、複数枚の原稿が1枚ずつ搬送されて順次読み取られる。この場合、表裏が反転された原稿(両面の読み取りが終わった原稿)がそのまま原稿排出トレイに排出されると、原稿の一方面(原稿セット時に上方に向けられた面)が上方側(原稿セット時と同一側)に向けられ、その状態で、1番目に読み取られた原稿(原稿セット時に最も上にセットした原稿)から順に原稿排出トレイに積層されていく。このため、原稿排出トレイに積層された複数枚の原稿のページの順番が揃わなくなる。したがって、原稿排出トレイに排出される複数枚の原稿のページの順番を揃えたいユーザーからすると、ユーザー自身で複数枚の原稿のページの順番を揃えなければならないので、煩わしく利便性が悪い。
そこで、原稿の両面の読み取りが終わった後、両面の読み取りが終わった原稿の表裏を再反転させてから、原稿排出トレイに原稿を排出するように構成する場合がある。しかし、このように構成すると、原稿の表裏を反転させる動作が増える分、両面読取ジョブの開始から終了までの時間が長くなる。したがって、両面読取ジョブを速やかに完了させたいユーザーの利便性が悪くなる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、原稿の表裏を反転させることによって原稿の両面を単一の読取位置で交互に読み取る両面読取ジョブの実行が可能な構成において、両面読取ジョブを実行するユーザーの利便性を向上させることができる画像読取装置およびそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像読取装置は、原稿の表裏を反転させることによって原稿の両面を単一の読取位置で交互に読み取る両面読取ジョブの実行が可能な画像読取装置であって、原稿がセットされる原稿セットトレイと、読取位置において原稿を読み取る画像読取部と、読み取りの終わった原稿が排出される原稿排出トレイと、原稿セットトレイから読取位置を経由して原稿排出トレイに至るメイン搬送路に沿って原稿を搬送するとともに、両面読取ジョブの実行時には、読取位置において片面の読み取りが終わった原稿の表裏を反転させ、表裏を反転させた原稿を読取位置に搬送する原稿搬送部と、両面読取ジョブに関する設定指示を受け付ける操作部と、を備えている。そして、原稿搬送部は、読取位置において原稿の両面の読み取りが終わった後、原稿の表裏を再反転させてから原稿排出トレイに原稿を排出する第1排紙モード、および、原稿の表裏を再反転させずに原稿排出トレイに原稿を排出する第2排紙モード、のうちいずれかの排紙モードで原稿を排出し、操作部は、第1排紙モードおよび第2排紙モードのうちいずれの排紙モードで原稿を排出するかの選択指示を受け付ける。
本発明では、両面読取ジョブの実行に際して、第1排紙モード(原稿の表裏を再反転させてから原稿排出トレイに原稿を排出する排紙モード)および第2排紙モード(原稿の表裏を再反転させずに原稿排出トレイに原稿を排出する排紙モード)のうちから所望の排紙モードを選択することができる。すなわち、原稿排出トレイに順次排出され積層された複数枚の原稿のページの順番を揃えたい場合には、原稿の表裏を再反転させてから原稿排出トレイに原稿を排出することができ、両面読取ジョブを速やかに完了させたい場合には、原稿の表裏を再反転させずに原稿排出トレイに原稿を排出することがでる(原稿の表裏を再反転させる動作を省略することができる)。したがって、原稿排出トレイに順次排出され積層された複数枚の原稿のページの順番を揃えたいユーザーおよび両面読取ジョブを速やかに完了させたいユーザーの両方の利便性が向上する。
本発明では、第1排紙モード(原稿の表裏を再反転させてから原稿排出トレイに原稿を排出する排紙モード)および第2排紙モード(原稿の表裏を再反転させずに原稿排出トレイに原稿を排出する排紙モード)のうちから所望の排紙モードを選択することができるので、ユーザーの利便性が向上する。
本発明の一実施形態による画像形成装置(画像読取装置)の概略図 図1に示した画像読取装置の詳細図 図1に示した画像読取装置の詳細図 図1に示した画像形成装置(画像読取装置)のハードウェア構成を説明するためのブロック図 図1に示した画像読取装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図 図1に示した画像読取装置において排紙モードの選択指示を受け付けるときに表示される受付画面の図 図1に示した画像読取装置において原稿セットトレイに複数枚の原稿がセットされた場合の原稿搬送時の動作を説明するための図 図1に示した画像読取装置において原稿セットトレイに複数枚の原稿がセットされた場合の原稿搬送時の動作を説明するための図 図1に示した画像読取装置において原稿セットトレイに複数枚の原稿がセットされた場合の原稿搬送時の動作を説明するための図 図1に示した画像読取装置において原稿セットトレイに複数枚の原稿がセットされた場合の原稿搬送時の動作を説明するための図 図1に示した画像読取装置において原稿セットトレイに複数枚の原稿がセットされた場合の原稿搬送時の動作を説明するための図 図1に示した画像読取装置において原稿セットトレイに複数枚の原稿がセットされた場合の原稿搬送時の動作を説明するための図 図1に示した画像読取装置において原稿セットトレイに原稿が1枚だけセットされた場合の原稿搬送時の動作を説明するための図 図1に示した画像読取装置において原稿セットトレイに原稿が1枚だけセットされた場合の原稿搬送時の動作を説明するための図 図1に示した画像読取装置において原稿セットトレイに原稿が1枚だけセットされた場合の原稿搬送時の動作を説明するための図 図1に示した画像読取装置において原稿セットトレイに原稿が1枚だけセットされた場合の原稿搬送時の動作を説明するための図 図1に示した画像読取装置において排紙モードを設定するときの制御の流れを説明するためのフローチャート 図1に示した画像読取装置において排紙モードの詳細設定を受け付けるときに表示される受付画面の図 図1に示した画像読取装置において排紙モードの詳細設定を受け付けるときに表示される受付画面の図
本実施形態の画像読取装置を備えた画像形成装置について、スキャン機能、プリント機能およびコピー機能など複数種の機能を搭載する複合機を例にとって説明する。
(画像形成装置(画像読取装置)の全体構成)
図1に示すように、画像形成装置100は、本体上方に装着された画像読取装置200を備える。なお、画像読取装置200の構成については、後に詳細に説明する。
また、画像形成装置100は、給紙部3、用紙搬送部4、画像形成部5および定着部6で構成されるエンジン部7を備える。そして、エンジン部7は、画像データ(たとえば、画像読取装置200による原稿Dの読み取りによって得られた画像データなど)に基づく画像を用紙Pに印刷して出力する。
給紙部3は、ピックアップローラー32および給紙ローラー対33を含み、カセット31内に収容された用紙Pを用紙搬送路CPに供給する。用紙搬送部4は、複数の搬送ローラー対42を含み、用紙搬送路CPに沿って用紙Pを搬送し、印刷済みの用紙Pを排出トレイ41に排出する。
画像形成部5は、感光体ドラム51、帯電装置52、露光装置53、現像装置54、転写ローラー55およびクリーニング装置56を含む。そして、画像形成部5は、画像データに基づきトナー像を形成し、そのトナー像を用紙Pに転写する。定着部6は、加熱ローラー61および加圧ローラー62を含み、用紙Pに転写されたトナー像を加熱および加圧して定着させる。
また、図2に示すように、画像読取装置200は、搬送読取用のコンタクトガラス20aおよび載置読取用のコンタクトガラス20bを有する。そして、画像読取装置200は、コンタクトガラス20a上に搬送される原稿Dを読み取る搬送読取およびコンタクトガラス20b上に載置された原稿Dを読み取る載置読取の実行が可能に構成されている。具体的には、画像読取装置200は、原稿Dを搬送するための原稿搬送ユニット1と原稿Dを読み取るための画像読取ユニット2とを備える。なお、以下の説明では、搬送読取時の読取位置(コンタクトガラス20a上の位置)を読取位置RPと称する。
原稿搬送ユニット1は、原稿Dがセットされる原稿セットトレイ11および読み取りの終わった原稿Dが排出される原稿排出トレイ12を含む。また、原稿搬送ユニット1には、原稿搬送路として、原稿Dを読取位置RPに搬送するためのメイン搬送路CP1が設けられている。
メイン搬送路CP1は、原稿セットトレイ11から読取位置RPを経由して原稿排出トレイ12に至る。これにより、原稿セットトレイ11からメイン搬送路CP1に原稿Dが供給され、その原稿Dがメイン搬送路CP1に沿って搬送されると、メイン搬送路CP1に沿って搬送される原稿Dは読取位置RPを通過する。このとき、原稿Dの一方面(原稿セットトレイ11への原稿Dのセット時に上方に向けられた面)がコンタクトガラス20aと対向することにより、読取位置RPにおいて原稿Dの一方面が読み取られる。そして、原稿Dの片面だけを読み取る片面読取ジョブでは、読取位置RPにおいて一方面の読み取りが終わった原稿Dは、引き続きメイン搬送路CP1に沿って搬送され、原稿排出トレイ12に排出される。
原稿搬送ユニット1には、原稿搬送路として、原稿Dの原稿搬送方向の前後(原稿Dの表裏)を反転させるための反転搬送路CP2も設けられている。この反転搬送路CP2は、読取位置RPの原稿搬送方向下流側においてメイン搬送路CP1と分岐し、読取位置RPの原稿搬送方向上流側においてメイン搬送路CP1と合流している。そして、原稿Dの一方面および他方面(一方面の反対面)の両面を読み取る両面読取ジョブでは、読取位置RPにおいて一方面の読み取りが終わった原稿Dは、原稿排出トレイ12に排出されずにメイン搬送路CP1から反転搬送路CP2に送られる。
反転搬送路CP2に送られた原稿D(片面の読み取りが終わった原稿D)は、その原稿搬送方向の前後が反転され、メイン搬送路CP1の読取位置RPよりも原稿搬送方向上流側の位置に戻される。これにより、原稿Dの表裏が反転された状態となる。反転搬送路CP2からメイン搬送路CP1に戻された原稿Dは、メイン搬送路CP1に沿って搬送されることにより、読取位置RPを再び通過する。このときには、原稿Dの表裏が反転されているので、原稿Dの他方面(未読取面)がコンタクトガラス20aと対向する。したがって、読取位置RPにおいて原稿Dの他方面が読み取られる。このように、両面読取ジョブでは、原稿Dの表裏が反転され、原稿Dの両面が単一の読取位置RPで交互に読み取られる。
また、原稿搬送ユニット1には、原稿セットトレイ11からメイン搬送路CP1に原稿Dを供給するための給紙部10Aが設けられている。給紙部10Aは、メイン搬送路CP1の原稿搬送方向上流側に設けられ、原稿セットトレイ11にセットされた原稿Dを引き出してメイン搬送路CP1に供給する。具体的には、給紙部10Aは、ピックアップローラー13、給紙ローラー対14(駆動ローラー14aおよび分離ローラー14b)および原稿ストッパー15などを含む。
ピックアップローラー13は、給紙ローラー対14の駆動ローラー14aの回転軸を支点として回動可能に取り付けられており、給紙を開始する前は上方に回動して待機している(図2参照)。そして、ピックアップローラー13は、給紙を開始するときに下方に回動し、原稿セットトレイ11にセットされた原稿Dを押圧する(図3参照)。これにより、ピックアップローラー13が回転すると、原稿セットトレイ11にセットされた原稿Dが引き出される。また、ピックアップローラー13は、給紙を開始して以降、原稿セットトレイ11にセットされた原稿Dが無くなると、上方に回動して給紙を開始する前の状態に戻る。
給紙ローラー対14は、互いに対向配置された駆動ローラー14aおよび分離ローラー14bからなる。駆動ローラー14aは、図示しないモーターから駆動力が伝達されて回転駆動する。分離ローラー14bは、駆動ローラー14aの回転に従動して回転する。そして、給紙ローラー対14は、ピックアップローラー13よりも原稿搬送方向下流側に配置される。これにより、原稿セットトレイ11から原稿Dが引き出されると、その原稿Dが給紙ローラー対14の給紙ニップ(駆動ローラー14aと分離ローラー14bとの間)に進入し、給紙ローラー対14の回転方向に送られてメイン搬送路CP1に供給される。
なお、分離ローラー14bにはトルクリミッター(図示せず)が連結されている。これにより、給紙ニップに進入した原稿Dが1枚の場合には、原稿搬送方向に送られる原稿Dに従動して分離ローラー14bが回転する。一方で、給紙ニップに複数枚の原稿Dが重なって進入した場合には、分離ローラー14bが従動回転しなくなるので、駆動ローラー14aと当接する上側の原稿Dのみが原稿搬送方向に送られる。すなわち、重送の発生が抑制される。また、重送の発生をより確実に抑制するため、ピックアップローラー13と給紙ローラー対14との間(給紙ニップの直前)にフリクションパッド16も配置される。
原稿ストッパー15は、ピックアップローラー13と給紙ローラー対14との間において上下方向に移動可能に取り付けられている。原稿ストッパー15は、給紙を開始する前は下方に移動しており、原稿搬送経路を遮断している(図2参照)。このときには、原稿セットトレイ11にセットされた原稿Dの先端が原稿ストッパー15に当接する。すなわち、原稿Dの先端が原稿ストッパー15によって位置決めされる。そして、原稿ストッパー15は、給紙を開始するときに上方に移動し、ピックアップローラー13と給紙ローラー対14との間における原稿搬送経路を開放する(図3参照)。また、原稿ストッパー15は、給紙を開始して以降、原稿セットトレイ11にセットされた原稿Dが無くなると、下方に移動して給紙を開始する前の状態に戻る。
また、原稿搬送ユニット1には、原稿搬送部10Bが設けられている。原稿搬送部10Bは、メイン搬送路CP1に供給された原稿Dを読取位置RPに搬送する。さらに、原稿搬送部10Bは、両面読取ジョブの実行時に、読取位置RPにおいて片面の読み取りが終わった原稿Dをメイン搬送路CP1から反転搬送路CP2に送り、メイン搬送路CP1の読取位置RPよりも原稿搬送方向上流側の位置に戻して再び読取位置RPに搬送する(表裏が反転された原稿Dを読取位置RPに搬送する)。この原稿搬送部10Bは、搬送ローラー対17、切替爪18および反転ローラー対19を含む。
搬送ローラー対17は、メイン搬送路CP1に沿って複数配置される。そして、搬送ローラー対17は、メイン搬送路CP1に原稿Dが供給されると、その原稿Dをメイン搬送路CP1に沿って搬送する。これにより、メイン搬送路CP1に供給された原稿Dは、読取位置RPを通過する。
切替爪18は、読取位置RPの原稿搬送方向上流側に有るメイン搬送路CP1と反転搬送路CP2との分岐点に回動可能に取り付けられている。そして、切替爪18は、読取位置RPを通過した原稿Dを原稿排出トレイ12に排出する場合、メイン搬送路CP1と反転搬送路CP2とを繋ぐ原稿搬送経路を塞ぐ方向に回動する(図2参照)。これにより、読取位置RPを通過した原稿D(搬送ローラー対17によって搬送される原稿D)は、反転搬送路CP2に送られず、そのままメイン搬送路CP1に沿って搬送されて原稿排出トレイ12に排出される。
また、切替爪18は、読取位置RPを通過した原稿Dを反転搬送路CP2に送る場合、メイン搬送路CP1と反転搬送路CP2とを繋ぐ原稿搬送経路を開放する方向に回動する(図3参照)。これにより、読取位置RPを通過した原稿D(搬送ローラー対17によって搬送される原稿D)は、反転搬送路CP2に送られるので、原稿排出トレイ12には排出されない。
反転ローラー対19は、反転搬送路CP2に送られた原稿Dの原稿搬送方向の前後を反転するためのローラー対であり、正逆回転の切り替えが可能となっている。反転ローラー対19は、反転搬送路CP2に原稿Dが送られた場合、ひとまず正回転して原稿Dをその先端から排出トレイ12側に送り出し、原稿Dの後端が反転搬送路CP2に入ると、原稿Dの後端が通過しきる前に逆回転する。このとき、切替爪18がメイン搬送路CP1と反転搬送路CP2とを繋ぐ原稿搬送経路を塞ぐ方向に回動する。これにより、反転搬送路CP2に送られた原稿Dは、その原稿搬送方向の前後が反転された状態で反転搬送路CP2に沿って搬送され、メイン搬送路CP1の読取位置RPよりも原稿搬送方向上流側の位置に戻される。そして、反転搬送路CP2からメイン搬送路CP1に原稿Dが戻されたときには、その原稿Dの表裏が反転された状態となっている。
また、原稿搬送ユニット1には、原稿セットトレイ11における原稿Dの有無を検知するための原稿セットセンサーSSが設けられている。原稿セットセンサーSSは、発光部および受光部を有する反射型の光センサーである。このような原稿セットセンサーSSでは、原稿セットトレイ11に原稿Dが有るとき、発光部からの光が原稿Dで反射され、原稿Dで反射された光を受光部が受ける。一方で、原稿セットトレイ11に原稿Dが無いときには、発光部からの光が原稿Dで反射されず、受光部は光を受けない。これにより、原稿セットセンサーSSは、原稿セットトレイ11に原稿Dが有るときと無いときとで出力を変動させる。あるいは、原稿セットセンサーSSとして、原稿セットトレイ11に原稿Dが有るときには発光部と受光部との間の光路を遮蔽(開放)し、原稿セットトレイ11に原稿Dが無いときには発光部と受光部との間の光路を開放(遮蔽)するアクチュエーターが設けられた光センサーを用いてもよい。
さらに、原稿搬送ユニット1には、原稿搬送路(メイン搬送路CP1および反転搬送路CP2)の複数の位置において原稿Dの有無(原稿Dの到達および通過)を検知するための複数の原稿搬送センサーFSが設けられている。これら複数の原稿搬送センサーFSは、光センサーであり、対応する検知位置に原稿Dが有るときと無いときとで出力を変動させる。たとえば、複数の原稿搬送センサーFSのうち1つは、給紙ローラー対14に最も近い搬送ローラー対17と給紙ローラー対14との間の位置(以下、検知位置DPと称する)において原稿Dの有無を検知するために用いられる。なお、図2には、図面を見易くするため、検知位置DPにおいて原稿Dの有無を検知するための原稿搬送センサーFSのみを図示している。
画像読取ユニット2には、ランプ21、ミラー22、レンズ23およびイメージセンサー24などを含む画像読取部20が設けられている。
ランプ21は、複数のLED素子を有し、原稿Dに照射する光を生成する。複数のLED素子は、図示しないが、読取ライン方向である主走査方向(図2の紙面に対して垂直な方向)にライン状に配列されている。なお、冷陰極管などをランプ21として用いてもよい。そして、ランプ21は、コンタクトガラス20a上に搬送される原稿Dを読み取るときには、コンタクトガラス20aに向けて光を照射する(コンタクトガラス20aを透過した光が原稿Dを照射する)。一方で、ランプ21は、コンタクトガラス20b上に載置された原稿Dを読み取るときには、コンタクトガラス20bに向けて光を照射する(コンタクトガラス20bを透過した光が原稿Dを照射する)。原稿Dで反射された反射光は、ミラー22で反射され、レンズ23に導かれる。レンズ23は、反射光を集光する。
イメージセンサー24は、原稿Dで反射された反射光(レンズ23で集光された光)を受光することにより原稿Dをライン単位で読み取る。このイメージセンサー24は、主走査方向にライン状に並ぶ複数の光電変換素子を有するCCDからなり、反射光を受光すると、ライン単位で画素毎に光電変換して電荷を蓄積する。そして、イメージセンサー24は、蓄積電荷に応じたアナログ信号を出力する。すなわち、イメージセンサー24の画素毎のアナログ出力は、反射光の光量に応じて変動する。
また、ランプ21およびミラー22は、主走査方向と直交する副走査方向に移動可能な移動枠25に保持される。移動枠25は、ワイヤー26の一端と連結される。ワイヤー26の他端は、回転することでワイヤー26を巻き取る巻取ドラム27に連結される。これにより、巻取ドラム27が回転することによって移動枠25が副走査方向に移動し、ランプ21およびミラー22が移動枠25と共に副走査方向に移動する。なお、移動枠25には複数本のワイヤー26が連結され、複数本のワイヤー26が架けまわされる。
コンタクトガラス20a上に搬送される原稿Dを読み取る場合には、移動枠25がコンタクトガラス20aの下方に移動する。その後、原稿搬送ユニット1がコンタクトガラス20a上に原稿Dを搬送する。このとき、コンタクトガラス20a上を通過する原稿Dに対してランプ21が光を照射するとともに、原稿Dで反射された反射光の光電変換をイメージセンサー24が連続して繰り返し行う。これにより、原稿Dの読み取りがライン単位で行われる。
一方で、コンタクトガラス20b上に載置された原稿Dを読み取る場合には、移動枠25が副走査方向(正面から見て左から右に向かう方向)に移動する。そして、移動枠25が副走査方向に移動している最中に、コンタクトガラス20b上に載置された原稿Dに対してランプ21が光を照射するとともに、原稿Dで反射された反射光の光電変換をイメージセンサー24が連続して繰り返し行う。これにより、原稿Dの読み取りがライン単位で行われる。
また、図1に戻って、画像形成装置100(画像読取装置200)は、操作パネル8を備える。操作パネル8は、タッチパネル付きの液晶表示部81を含む。この液晶表示部81は、ユーザーから各種設定などを受け付けるためのソフトキーやメッセージなどを表示する。さらに、操作パネル8には、テンキー82やスタートキー83などのハードキーも設けられている。
(画像形成装置(画像読取装置)のハードウェア構成)
図4に示すように、画像形成装置100(画像読取装置200)は、主制御部110を備える。主制御部110は、メインCPU111、画像処理部112および記憶部113を含む。画像処理部112は、画像処理専用のASICなどからなり、画像データに対して画像処理(拡大/縮小、濃度変換およびデータ形式変換など)を施す。記憶部113は、ROMおよびRAMなどからなり、プログラムおよびデータを記憶する。そして、主制御部110は、記憶部113に記憶されたプログラムおよびデータに基づき、画像形成装置100の全体制御を行う。
また、図5に示すように、画像形成装置100(画像読取装置200)は、原稿搬送制御部120および画像読取制御部130を備える。原稿搬送制御部120は、CPU121および記憶部122を含み、主制御部110から指示を受け、給紙部10Aによる給紙動作および原稿搬送部10Bによる原稿搬送動作を制御する。画像読取制御部130は、CPU131および記憶部132を含み、主制御部110から指示を受け、画像読取部20による画像読取動作を制御する。
原稿搬送制御部120は、原稿セットセンサーSSと接続され、原稿セットセンサーSSの出力に基づき、原稿セットトレイ11における原稿Dの有無を検知する。この構成においては、原稿搬送制御部120が本発明の「原稿セット検知部」に相当する。
さらに、原稿搬送制御部120は、複数の原稿搬送センサーFSと接続され、複数の原稿搬送センサーFSの各出力に基づき、原稿搬送路(メイン搬送路CP1および反転搬送路CP2)の複数の位置における原稿Dの有無を検知する。たとえば、原稿搬送制御部120は、検知位置DPにおける原稿Dの有無を検知することにより、給紙タイミングを計ったり、給紙枚数をカウントしたりする。
画像読取制御部130は、画像読取部20の出力(イメージセンサー24のアナログ出力)を処理するため、アナログ処理部201、補正部202および画像メモリー203と接続される。アナログ処理部201は、増幅回路やA/D変換回路などを含む。そして、アナログ処理部201は、イメージセンサー24のアナログ出力を増幅し、デジタルの画像データに変換して出力する。補正部202は、シェーディング補正などの補正を行う。画像メモリー203は、画像データを蓄積し、主制御部110(画像処理部112)に転送する。
また、主制御部110は、操作パネル8と接続され、操作パネル8の表示動作を制御したり、操作パネル8に対してユーザーが行った操作を検知したりする。たとえば、操作パネル8は、スタートキー83を押下する操作をユーザーが行うと、その押下操作を読取ジョブ(片面読取ジョブや両面読取ジョブ)の実行指示として受け付ける。そして、主制御部110は、操作パネル8が読取ジョブの実行指示を受け付けると、原稿搬送制御部120および画像読取制御部130の各部に指示し、原稿搬送ユニット1および画像読取ユニット2に読取ジョブを実行させる。
操作パネル8は、読取ジョブに関する設定も受け付ける。たとえば、操作パネル8は、両面の読み取りが終わった原稿Dをどのような排紙モードで排出するかの設定を受け付ける。この構成においては、操作パネル8が本発明の「操作部」に相当する。なお、排紙モードについては後述する。
(排紙モード)
画像読取装置200は、両面読取ジョブを実行する場合、読取位置RPにおいて原稿Dの両面の読み取りが終わった後、第1排紙モードおよび第2排紙モードのうちいずれかの排紙モードで原稿Dを原稿排出トレイ12に排出する。第1排紙モードというのは、読取位置RPにおいて原稿Dの両面の読み取りが終わった後、原稿Dの表裏を再反転させてから原稿排出トレイ12に原稿Dを排出するモードである。第2排紙モードというのは、読取位置RPにおいて原稿Dの両面の読み取りが終わった後、原稿Dの表裏を再反転させずに原稿排出トレイ12に原稿Dを排出するモードである。
第1排紙モードおよび第2排紙モードのうちいずれの排紙モードで原稿Dを排出するかの選択指示は、操作パネル8が受け付ける。たとえば、操作パネル8は、排紙モードの選択指示を受け付けるとき、図6に示すような受付画面SS1を表示する。なお、この受付画面SS1においては、「はい」というソフトキーK1をタッチする操作が第1排紙モードを選択するための操作となり、「いいえ」というソフトキーK2をタッチする操作が第2排紙モードを選択するための操作となる。
以下に、図7A〜図7Fを参照して、第1排紙モードで原稿Dを排出するときの動作について具体的に説明する。なお、以下の説明では、原稿セットトレイ11に原稿束(積層された複数枚の原稿D)がセットされているものとする。
まず、両面読取ジョブの実行指示を受け付けると、原稿搬送制御部120は、給紙部10Aに給紙動作を行わせ、原稿搬送部10Bに原稿搬送動作を行わせる。具体的には、図7Aに示すように、給紙部10Aは、ピックアップローラー13を下方に回動して原稿Dに当接させるとともに、原稿ストッパー15を上方に移動させて原稿搬送経路を開放する。この状態で、給紙部10Aは、ピックアップローラー13および給紙ローラー対14を回転させることによって、原稿セットトレイ11にセットされた原稿Dをメイン搬送路CP1に供給する。
原稿搬送部10Bは、搬送ローラー対17を回転させ、メイン搬送路CP1に供給された原稿Dをメイン搬送路CP1に沿って搬送する。これにより、原稿Dが読取位置RPに搬送されて読取位置RPを通過するので、読取位置RPにおいて原稿Dの一方面(原稿セットトレイ11へのセット時に上方に向けられた面)の読み取りが行われる。
また、原稿搬送部10Bは、メイン搬送路CP1と反転搬送路CP2との分岐点に原稿Dの先端が至る前に、メイン搬送路CP1と反転搬送路CP2とを繋ぐ原稿搬送経路が開放されるように切替爪18を回動させておく。これにより、図7Bに示すように、読取位置RPを通過した原稿Dが反転搬送路CP2に送られる。
その後、原稿搬送部10Bは、原稿Dの表裏を反転させるための原稿反転動作を行う。具体的には、原稿搬送部10Bは、反転ローラー対19をひとまず正回転させ、原稿Dをその先端から排出トレイ12側に送り出す。そして、原稿搬送部10Bは、原稿Dの後端が反転搬送路CP2に入ると、原稿Dの後端が反転ローラー対19を通過しきる前に反転ローラー対19を逆回転させることによって、原稿Dの原稿搬送方向の前後を反転させる。このとき、原稿搬送部10Bは、メイン搬送路CP1と反転搬送路CP2とを繋ぐ原稿搬送経路が塞がれるように切替爪18を回動させる。これにより、原稿搬送方向の前後が反転された原稿Dが反転搬送路CP2に沿って搬送され、メイン搬送路CP1の読取位置RPよりも原稿搬送方向上流側の位置に戻る。そして、反転搬送路CP2からメイン搬送路CP1に戻った原稿Dは、その表裏が反転された状態となる。
続いて、図7Cに示すように、原稿搬送部10Bは、表裏を反転した原稿D(原稿搬送方向の前後を反転した原稿D)をメイン搬送路CP1に沿って搬送する。これにより、原稿Dが読取位置RPに搬送されて読取位置RPを再び通過する。このときには、原稿Dの表裏が反転されているので、読取位置RPにおいて原稿Dの他方面(未読取面)の読み取りが行われる。
また、原稿搬送部10Bは、両面の読み取りが終わった原稿Dの先端がメイン搬送路CP1と反転搬送路CP2との分岐点に至る前に、メイン搬送路CP1と反転搬送路CP2とを繋ぐ原稿搬送経路が開放されるように切替爪18を回動させておく。このため、図7Dに示すように、読取位置RPを通過した原稿D(両面の読み取りが終わった原稿D)が反転搬送路CP2に送られる。この後、原稿搬送部10Bは、原稿反転動作を再び行う。これにより、図7Eに示すように、原稿搬送方向の前後が再反転された原稿D(両面の読み取りが終わった原稿D)がメイン搬送路CP1の読取位置RPよりも原稿搬送方向上流側の位置に戻る。
そして、図7Fに示すように、原稿搬送部10Bは、表裏を再反転した原稿D(両面の読み取りが終わった原稿D)をメイン搬送路CP1に沿って搬送し、原稿排出トレイ12に排出する。すなわち、このとき、原稿搬送部10Bは、メイン搬送路CP1と反転搬送路CP2とを繋ぐ原稿搬送経路が塞がれるように切替爪18を回動させておく。なお、2枚目以降の原稿Dについても、1枚目の原稿Dと同様に両面が読み取られ、表裏が再反転されて原稿排出トレイ12に排出される。
次に、第2排紙モードで原稿Dを排出するときの動作について説明する。なお、以下の説明では、原稿セットトレイ11に原稿束(積層された複数枚の原稿D)がセットされているものとする。
まず、両面読取ジョブの実行指示を受け付けると、図7A〜図7Cに示した動作と同様の動作を行う。すなわち、原稿Dの表裏を反転させることによって原稿Dの両面を単一の読取位置RPで交互に読み取る。
ここで、第2排紙モードでは、第1排紙モードと異なり、図7Dおよび図7Eに示した動作を省略し、図7Fに示した動作に移行する。具体的には、両面の読み取りが終わった原稿D(表裏が反転された原稿D)が反転搬送路CP2に送られないように、メイン搬送路CP1と反転搬送路CP2とを繋ぐ原稿搬送経路を切替爪18によって塞ぐ。これにより、両面の読み取りが終わった原稿Dは、反転搬送路CP2に送られず、そのままメイン搬送路CP1に沿って搬送され、原稿排出トレイ12に排出される。すなわち、両面の読み取りが終わった原稿Dは、その表裏が再反転されずに原稿排出トレイ12に排出される。なお、2枚目以降の原稿Dについても、1枚目の原稿Dを同様に両面が読み取られ、表裏が再反転されずに原稿排出トレイ12に排出される。
このように、第1排紙モードでは、原稿排出トレイ12に排出される原稿Dの表裏を再反転させる。したがって、原稿Dの一方面(原稿セット時に上方に向けられた面)が原稿排出トレイ12側(下方側)に向けられ、その状態で、1番目に読み取った原稿D(原稿セット時に最も上にセットされた原稿D)から順に原稿排出トレイ12に積層されていく。これにより、原稿排出トレイ12に積層された複数枚の原稿Dのページの順番が揃う。たとえば、原稿セットトレイ11に2枚の原稿Dがセットされ、原稿セット時に一番上に位置していた1番目の原稿Dの一方面が1ページで他方面が2ページであり、2番目の原稿Dの一方面が3ページで他方面が4ページであったとする。この場合、2枚の原稿Dの表裏が再反転されて2枚の原稿Dが原稿排出トレイ12に順次排出され積層されると、1番目の原稿Dの一方面(1ページ目の面)が下向きとなり、2番目の原稿Dの一方面(3ページ目の面)も下向きとなるので、2枚の原稿Dのページの順番が揃う。しかし、第1排出モードでは、原稿Dの表裏を再反転させる分、両面読取ジョブの開始から終了までの時間が長くなる。
一方で、第2排紙モードでは、原稿排出トレイ12に排出される原稿Dの表裏を再反転させない。したがって、原稿Dの表裏を再反転させない分、両面読取ジョブの開始から終了までの時間が短縮される。しかし、第2排紙モードでは、原稿Dの一方面(原稿セット時に上方に向けられた面)が上方側(原稿セット時と同一側)に向けられ、その状態で、1番目に読み取った原稿D(原稿セット時に最も上にセットされた原稿D)から順に原稿排出トレイ12に積層されていく。このため、原稿排出トレイ12に積層された複数枚の原稿Dのページの順番が揃わなくなる。
したがって、本実施形態では、第1排紙モードおよび第2排紙モードのうちいずれの排紙モードで原稿Dを排出するかの選択指示を受け付けるようになっている。これにより、原稿排出トレイ12に順次排出され積層された複数枚の原稿Dのページの順番を揃えたい場合には、第1排紙モードを選択することができ、両面読取ジョブを速やかに完了させたい場合には、第2排紙モードを選択することができる。
ただし、本実施形態では、原稿セットトレイ11にセットされた原稿Dが1枚だけの場合には、第1排紙モードおよび第2排紙モードのうちいずれの排紙モードが選択されているかにかかわらず、第2排紙モードで原稿Dを排出する。以下に、図8A〜図8Dを参照して、原稿セットトレイ11にセットされた原稿Dが1枚だけの場合における原稿Dの排出動作について説明する。
まず、両面読取ジョブの実行指示を受け付けると、原稿搬送制御部120は、給紙部10Aに給紙動作を行わせ、原稿搬送部10Bに原稿搬送動作を行わせる。すなわち、図8Aに示すように、給紙部10Aは、原稿セットトレイ11にセットされた原稿Dをメイン搬送路CP1に供給する。そして、原稿搬送部10Bは、メイン搬送路CP1に供給された原稿Dを読取位置RPに搬送する。これにより、原稿Dが読取位置RPを通過するので、読取位置RPにおいて原稿Dの一方面の読み取りが行われる。
また、原稿搬送部10Bは、メイン搬送路CP1と反転搬送路CP2との分岐点に原稿Dの先端が至る前に、メイン搬送路CP1と反転搬送路CP2とを繋ぐ原稿搬送経路が開放されるように切替爪18を回動させておく。これにより、図8Bに示すように、読取位置RPを通過した原稿Dが反転搬送路CP2に送られる。
ここで、原稿搬送制御部120は、原稿搬送センサーFSの出力に基づき検知位置DPにおいて原稿Dの後端の通過を検知したとき(原稿Dの後端が給紙部10Aを抜けたことを検知したとき)、原稿セットセンサーSSの出力に基づき原稿セットセンサーSSに原稿Dが有るか否かを検知する。言い換えると、メイン搬送路CP1への1枚目の原稿Dの供給が終了した時点で原稿セットトレイ11における原稿Dの有無を検知する。このとき、原稿セットセンサーSSに原稿Dが無ければ、原稿セットトレイ11にセットされていた原稿Dが1枚だけだった(現在搬送中の原稿Dだけだった)ということである。したがって、原稿搬送制御部120は、原稿セットセンサーSSに原稿Dが無いことを検知すれば、第1排紙モードおよび第2排紙モードのうちいずれの排紙モードが選択されているかにかかわらず、第2排紙モードで原稿Dが排出されるように設定する。
その後、図8Cに示すように、原稿搬送部10Bは、原稿反転動作を行い、表裏を反転した原稿Dをメイン搬送路CP1に沿って搬送する。これにより、原稿Dが読取位置RPに搬送されて読取位置RPを再び通過する。このときには、原稿Dの表裏が反転されているので、読取位置RPにおいて原稿Dの他方面(未読取面)の読み取りが行われる。
また、このとき、原稿搬送部10Bは、第2排紙モードで原稿Dを排出するように設定されているため、メイン搬送路CP1と反転搬送路CP2とを繋ぐ原稿搬送経路を切替爪18によって塞いだままにしておく。これにより、図8Dに示すように、両面の読み取りが終わった原稿Dは、反転搬送路CP2に送られず、そのままメイン搬送路CP1に沿って搬送され、原稿排出トレイ12に排出される。すなわち、原稿搬送部10Bは、第1排紙モードおよび第2排紙モードのうちいずれの排紙モードが選択されているかにかかわらず、両面の読み取りが終わった原稿Dの表裏を再反転させずに原稿排出トレイ12に原稿Dを排出する(第2排紙モードで原稿Dを排出する)。
以下に、図9に示すフローチャートを参照して、排紙モードを設定するときの制御の流れについて説明する。
図9のフローチャートのスタート時点では、第1排紙モードおよび第2排紙モードのうちいずれかの排紙モードが選択されているとする。そして、原稿セットトレイ11に1枚以上の原稿Dがセットされた状態で両面読取ジョブの実行指示を受けたとき、図9のフローチャートがスタートする。
ステップS1において、原稿搬送制御部120は、給紙部10Aによる給紙動作を開始させる。また、原稿搬送制御部120は、原稿搬送部10Bによる原稿搬送動作を開始させる。そして、ステップS2において、原稿搬送制御部120は、原稿搬送センサーFSの出力に基づき、原稿Dの後端が検知位置DPを通過したか否かを判断する(メイン搬送路CPへの1枚目の原稿Dの供給が終了したか否かを判断する)。その結果、原稿Dの後端が検知位置DPを通過していれば、ステップS3に移行し、原稿Dの後端が検知位置DPを未だ通過していなければ、ステップS2の判断を繰り返す。
ステップS3に移行すると、原稿搬送制御部120は、原稿セットセンサーSSの出力に基づき、原稿セットトレイ11に原稿Dが有るか否かを判断する。その結果、原稿セットトレイ11に原稿Dが有れば、ステップS4に移行する。なお、この時点で原稿セットトレイ11に原稿Dが有れば、原稿セットトレイ11に複数枚の原稿Dがセットされたということである。
ステップS4に移行すると、原稿搬送制御部120は、第1排紙モードおよび第2排紙モードのうち選択された排紙モードで原稿Dが排出されるように設定する。
一方で、ステップS3において、原稿セットトレイ11に原稿Dが無ければ、ステップS5に移行する。なお、この時点で原稿セットトレイ11に原稿Dが無ければ、原稿セットトレイ11にセットされた原稿Dが1枚だけだったということである。
ステップS5に移行すると、原稿搬送制御部120は、第2排紙モードで原稿Dが排出されるように設定する。
本実施形態の画像形成装置100(画像読取装置200)は、原稿Dがセットされる原稿セットトレイ11と、読取位置RPにおいて原稿Dを読み取る画像読取部20と、読み取りの終わった原稿Dが排出される原稿排出トレイ12と、原稿セットトレイ11から読取位置RPを経由して原稿排出トレイ12に至るメイン搬送路CP1に沿って原稿Dを搬送するとともに、両面読取ジョブの実行時には、読取位置RPにおいて片面の読み取りが終わった原稿Dの表裏を反転させ、表裏を反転させた原稿Dを読取位置RPに搬送する原稿搬送部10Bと、両面読取ジョブに関する設定指示を受け付ける操作パネル8(操作部)と、を備えている。そして、原稿搬送部10Bは、読取位置RPにおいて原稿Dの両面の読み取りが終わった後、原稿Dの表裏を再反転させてから原稿排出トレイ12に原稿Dを排出する第1排紙モード、および、原稿Dの表裏を再反転させずに原稿排出トレイ12に原稿Dを排出する第2排紙モード、のうちいずれかの排紙モードで原稿Dを排出し、操作パネル8は、第1排紙モードおよび第2排紙モードのうちいずれの排紙モードで原稿Dを排出するかの選択指示を受け付ける。
本実施形態では、両面読取ジョブの実行に際して、第1排紙モードおよび第2排紙モードのうちから所望の排紙モードを選択することができる。すなわち、原稿排出トレイ12に排出される複数枚の原稿Dのページの順番を揃えたい場合には、原稿Dの表裏を再反転させてから原稿排出トレイ12に原稿Dを排出することができ、両面読取ジョブを速やかに完了させたい場合には、原稿Dの表裏を再反転させずに原稿排出トレイ12に原稿Dを排出することがでる(原稿Dの表裏を再反転させる動作を省略することができる)。したがって、原稿排出トレイ12に排出される複数枚の原稿Dのページの順番を揃えたいユーザーおよび両面読取ジョブを速やかに完了させたいユーザーの両方の利便性が向上する。
たとえば、複数枚の原稿Dを電子データ化して保存し、読み取りの終わった複数枚の原稿Dを破棄する場合には、原稿排出トレイ12に排出される複数枚の原稿Dのページの順番が揃っている必要はない。この場合、第1排出モードでしか原稿Dが排出されないようになっていると、必要ないにもかかわらず原稿Dの表裏を再反転させる動作が行われるので、ユーザーにとっては煩わしい。しかし、排出モードとして第2排出モードの選択が可能になっていると、不要な動作(原稿Dの表裏を再反転させる動作)が省略され、両面読取ジョブが速やかに完了するので、ユーザーの利便性が向上する。
また、本実施形態では、上記のように、メイン搬送路CP1への1枚目の原稿Dの供給が終了した時点で、原稿搬送制御部120(原稿セット検知部)が原稿セットトレイ11に原稿Dが無いことを検知すれば、第1排紙モードおよび第2排紙モードのうちいずれの排紙モードが選択されているかにかかわらず、第2排紙モードで原稿Dを排出する。すなわち、原稿セットトレイ11にセットした原稿Dが1枚だけの場合には、自動的に第2排紙モードで原稿Dが排紙される。ここで、原稿セットトレイ11にセットされた原稿Dが1枚だけの場合には、表裏を再反転させていない原稿Dを原稿排出トレイ12に排出したとしても、ユーザーの利便性が低下することはない。したがって、原稿セットトレイ11にセットされた原稿Dが1枚だけの場合には、第2排紙モードで原稿Dを排出することにより、両面読取ジョブを速やかに完了させた方が良い。
なお、上記した構成において、第1排紙モードが選択されたとき、原稿セットトレイ11にセットする原稿Dの枚数にかかわらず第1排紙モードで原稿Dを排出するか否かを操作パネル8が受け付けるようになっていてもよい。たとえば、操作パネル8は、受付画面SS1(図6参照)においてソフトキーK1がタッチされたとき、図10に示すような受付画面SS2を表示し、原稿セットトレイ11にセットする原稿Dの枚数にかかわらず第1排紙モードで原稿Dを排出するか否かを受け付ける。
図10に示した受付画面SS2において、「はい」というソフトキーK11をタッチすると、原稿セットトレイ11にセットされた原稿Dの枚数にかかわらず第1排紙モードで原稿Dが排出されるように設定される。この場合、原稿搬送部10Bは、メイン搬送路CP1への1枚目の原稿Dの供給が終了した時点で、原稿搬送制御部120が原稿セットトレイ11に原稿Dが無いことを検知したとしても(原稿セットトレイ11にセットされた原稿Dが1枚だけであったとしても)、第2排紙モードではなく、第1排紙モードで原稿Dを排出する。
一方で、図10に示した受付画面SS2において、「いいえ」というソフトキーK12をタッチすると、原稿セットトレイ11にセットする原稿Dの枚数に応じて排紙モードが切り替わるように設定される。具体的には、原稿セットトレイ11に原稿束(積層された複数枚の原稿D)をセットした場合には、第1排紙モードで原稿Dが排出され、原稿セットトレイ11にセットした原稿Dが1枚だけの場合には、第2排紙モードで原稿Dが排出される。
このように構成すれば、原稿セットトレイ11にセットした原稿Dが1枚だけであったとしても、その原稿Dを第1排紙モードで排出することができるので、ユーザーにとっては利便性が良い。
また、上記した構成において、第2排紙モードが選択されたとき、第2排紙モードで排出する原稿Dの枚数を操作パネル8が受け付けるようになっていてもよい。たとえば、操作パネル8は、受付画面SS1(図6参照)においてソフトキーK2がタッチされたとき、図11に示すような受付画面SS3を表示し、第2排紙モードで排出する原稿Dの枚数を受け付ける。
図11に示した受付画面SS3において、入力欄Cに数値を入力すると、その数値に相当する枚数分の原稿Dについては第2排出モードで排出される。たとえば、入力欄Cに数値「5」を入力すると、1枚目から5枚目までの原稿Dが第2排出モードで排出される。この場合、仮に6枚以上の原稿Dが原稿セットトレイ11にセットされていれば、1枚目から5枚目までの原稿Dは第2排出モードで排出されるが、6枚目以降の原稿Dは第1排紙モードで排出される。
このように構成すれば、第2排紙モードで排出する原稿Dの枚数を任意に設定できるので、ユーザーにとっては利便性が良い。
今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
8 操作パネル(操作部)
10B 原稿搬送部
11 原稿セットトレイ
12 原稿排出トレイ
20 画像読取部
100 画像形成装置
120 原稿搬送制御部(原稿セット検知部)
200 画像読取装置
CP1 メイン搬送路
D 原稿
RP 読取位置

Claims (4)

  1. 原稿の表裏を反転させることによって原稿の両面を単一の読取位置で交互に読み取る両面読取ジョブの実行が可能な画像読取装置であって、
    原稿がセットされる原稿セットトレイと、
    前記読取位置において原稿を読み取る画像読取部と、
    読み取りの終わった原稿が排出される原稿排出トレイと、
    前記原稿セットトレイから前記読取位置を経由して前記原稿排出トレイに至るメイン搬送路に沿って原稿を搬送するとともに、前記両面読取ジョブの実行時には、前記読取位置において片面の読み取りが終わった原稿の表裏を反転させ、表裏を反転させた原稿を前記読取位置に搬送する原稿搬送部と、
    前記両面読取ジョブに関する設定指示を受け付ける操作部と、を備え、
    前記原稿搬送部は、前記読取位置において原稿の両面の読み取りが終わった後、原稿の表裏を再反転させてから前記原稿排出トレイに原稿を排出する第1排紙モード、および、原稿の表裏を再反転させずに前記原稿排出トレイに原稿を排出する第2排紙モード、のうちいずれかの排紙モードで原稿を排出し、
    前記操作部は、前記第1排紙モードおよび前記第2排紙モードのうちいずれの排紙モードで原稿を排出するかの選択指示を受け付け
    前記操作部は、前記第2排紙モードが選択されたとき、前記第2排紙モードで排出する原稿の枚数を受け付け、
    前記原稿搬送部は、前記操作部が受け付けた枚数分の原稿については前記第2排紙モードで排出することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記原稿セットトレイにおける原稿の有無を検知する原稿セット検知部を備え、
    前記原稿搬送部は、前記メイン搬送路への1枚目の原稿の供給が終了した時点で前記原稿セット検知部が原稿無しを検知すれば、前記第1排紙モードおよび前記第2排紙モードのうちいずれの排紙モードが選択されているかにかかわらず、前記第2排紙モードで原稿を排出することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記操作部は、前記第1排紙モードが選択されたとき、前記原稿セットトレイにセットする原稿の枚数にかかわらず前記第1排紙モードで原稿を排出するか否かを受け付け、
    前記原稿搬送部は、前記原稿セットトレイにセットする原稿の枚数にかかわらず前記第1排紙モードで原稿を排出する旨を前記操作部が受け付けた場合、前記メイン搬送路への1枚目の原稿の供給が終了した時点で前記原稿セット検知部が原稿無しを検知したとしても、前記第2排紙モードではなく、前記第1排紙モードで原稿を排出することを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の画像読取装置を備えた画像形成装置。
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