JP2005123918A - 原稿搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿搬送路の長さを短くし、装置の小型化を図ることができる混載可能な原稿搬送装置を提供する。
【解決手段】堆積載置された原稿Dを繰出す繰出手段3を備えた原稿供給トレイ2と、繰出された原稿Dを搬送路5に沿って搬送しながらその画像を読取る読取手段29を備えた原稿搬送装置1であって、原稿の混載モードを設定する混載モード設定手段33aと、上記原稿供給トレイ2に載置される原稿D毎のサイズ情報を入力可能な原稿サイズ入力手段33bと、入力されたサイズ情報を記憶するサイズ記憶手段30aとを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、原稿を搬送させながら、搬送路の途中に配設された読取部において原稿画像を読取る所謂シートスルータイプの読取装置における原稿搬送装置に関し、更に詳しくは、原稿供給トレイに異なるサイズの原稿が混載された場合でも的確な読取を実施することができる原稿搬送装置に関する。
上記シートスルータイプの原稿搬送装置は、読取部のプラテンガラスの下方に読取スキャナを静止させておき、自動原稿送り装置(ADF)により原稿をプラテンガラス上に連続給送させながら、その画像を読取るものである。このような原稿搬送装置においては、拡大・縮小モードの場合に、画像品質の維持の為、読取時の原稿搬送速度の変更がなされることが多い。その為、原稿供給トレイから給送される原稿のサイズが読取り前に認識される必要がある。また、両面読取を1回の通紙で行う場合にも必要である。そこで、原稿供給トレイ上に、その搬送方向に沿って複数のセンサを設置し、その検出信号により原稿のサイズ判定を行うようにしている。しかし、このような原稿供給トレイ上に複数のセンサを設ける例では、原稿供給トレイ上にサイズの異なる原稿が混載された場合、最大サイズの原稿を検出することになるから、原稿毎の正確なサイズ情報は得られないと言う問題がある。
上記問題点を解消する為に、特許文献1に開示された原稿搬送装置では、原稿供給トレイから原稿を繰出・分離して後、リードセンサまでの間の原稿搬送路に複数のセンサを配置して、搬送されて来る原稿毎の先端及び後端検出情報に基づき、各原稿についてのサイズ判定を行っている。また、特許文献2では、原稿搬送路の途中に退避路を設け、原稿が混載されている場合は、この退避路に原稿を一旦退避させて原稿の長さを検出するようにしている。
特開平8−133551号公報 特開平11−2931号公報
しかし、上記特許文献1の原稿搬送装置では、リードセンサまでの原稿搬送路の長さを、最大原稿サイズの長さの1/2(例えば、最大原稿サイズがA3の場合、210mm)以上確保する必要がある為に、装置の小型化に限界があった。また、特許文献2の原稿搬送装置では、途中に退避路を設ける為に、原稿搬送路のレイアウト構成が複雑となる上に、フラッパ等の付帯部材及びその作動機構を配置する必要があり、嵩高且つコスト高になることは予想されるところであった。
本発明は、上記のような実情に鑑みなされたものであり、原稿搬送路の長さを短くし、装置の小型化を図ることができる混載可能な原稿搬送装置を提供するものである。
本発明は、堆積載置された原稿を繰出す繰出手段を備えた原稿供給トレイと、繰出された原稿を搬送路に沿って搬送しながらその画像を読取る読取手段とを備えた原稿搬送装置であって、原稿の混載モードを設定する混載モード設定手段と、上記原稿供給トレイに載置される原稿毎のサイズ情報を入力可能な原稿サイズ入力手段と、入力されたサイズ情報を記憶するサイズ記憶手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、上記搬送路を搬送される原稿の長さを検出する原稿長検出センサと、この検出センサよる検出長さ情報と、上記サイズ記憶手段に記憶された原稿毎のサイズ情報に基づく原稿長さ情報とが一致しない場合に、エラー情報を出力するエラー出力手段と、を更に備えたことを特徴とする。
請求項3の発明は、上記混載モード設定手段によって混載モードが選択された時には、前回以前の混載モード選択時におけるサイズ記憶手段に記憶された原稿サイズ情報を表示する表示手段を更に備えたことを特徴とする。
本発明によれば、読取操作前に、操作者によって原稿供給トレイに混載される原稿毎のサイズ情報が事前に入力され、これがサイズ記憶手段に記憶されるから、原稿搬送路での原稿搬送及び読取等の制御は、この記憶されたサイズ情報に基づき行うことができる。従って、搬送路の長さを可能な限り短くすることができ、また搬送路及びその付帯機構等の構造も簡単なものとすることができ、装置の小型化を図ることができる。更に、原稿を検出するセンサの数は、必要最小限とすることができ、装置の小型化等とも相俟って低コスト化が図られる。
特に、原稿を混載するパターンは、使用頻度の多いユーザによっては固定化されるケースが多く、本発明では、一旦入力されたサイズ情報を記憶手段に記憶されるようにしているので、このようなユーザにおいては、この記憶されたサイズ情報を次回以降の混載データとして活用することができ、操作者の操作手間を省くようになすことが可能となり、極めて便利である。
以下に本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1はファクシミリ装置や複写機、或いはファクシミリと複写の両機能を備えた所謂複合機における原稿搬送装置1の要部の縦断面図を示すものである。
図例の原稿搬送装置1は、シートものの原稿Dを1枚ずつ搬送しながら、その両面の画像を読み取って、それぞれデジタル信号として出力するための自動原稿送り装置(ADF)として構成されている。原稿搬送装置1の原稿供給口部2aには、原稿供給トレイ2が該原稿供給口部2aに向かって下方に傾斜するよう着脱自在に装着されている。原稿供給口部2a上には、原稿供給トレイ2に堆積された原稿Dを上層部より繰出すピックアップローラ3が配設され、このピックアップローラ3に引き続き、繰出された原稿を1枚ずつ分離して給送する原稿分離手段4が装備されている。該原稿分離手段4は、分離ローラ4aとこの分離ローラ4aの周体に弾接するよう付勢された分離パッド4bからなる。ピックアップローラ3で繰出された原稿は、分離ローラ4aと分離パッド4bとの間に導入され、分離ローラ4aの回転に伴う両者の紙に対する摩擦係数の差により1枚ずつ分離され、下流側に給送される。4cは、分離パッド4bを分離ローラ4aの周体に弾接させる為の圧縮スプリングである。尚、原稿分離手段4として、分離ローラ4aと分離パッド4bからなるものに代え、分離ローラとリタードローラとの組合わせによるもの等も採用可能であることは言うまでもない。
上記原稿分離手段4により1枚ずつ分離された原稿は、Uターン状に形成された原稿搬送路5に沿って順次配設されたレジストローラ6、第1搬送ローラ7及び第2搬送ローラ8によりレジスト搬送されて第1の読取ポイント(読取部)P1に至り、更に第3搬送ローラ9により第2の読取ポイントP2に給送され、排出ローラ10により排出トレイ11に排出される。第1の読取ポイントP1にはプラテン12が配置され、原稿が該プラテン12上を通過する際、このプラテン12の下部に待機された読取走査装置13により原稿表面の画情報が逐次読み取られ、上記のようにデジタル信号として出力される。
この読取走査装置13は、蛍光灯或いは冷陰極管からなる光源13aと、複数のミラー13b…と、集光レンズ13cと、CCD(電荷結合素子)13dとよりなり、これらがユニット化され、キャリッジ13e上に搭載されている。光源13aからの照射光は、プラテン12上の読取ポイントP1を通過する原稿により反射され、その後4個のミラー13b…で反射を繰り返し、集光レンズ13cで集光され、CCD13dに入光する(1点鎖線の光路参照)。CCD13dでは、原稿の表面上に描かれた画情報が電気信号に変換され、デジタル信号として出力される。
図例の読取走査装置13は、フラットベッドスキャナ(FBS)にも兼用するよう構成されている。即ち、図示を一部省略したが、図1における破断部分の右側にはFBS部14が連成されている。上記キャリッジ13eは、図例ではADF原稿の読取位置に静止された状態を示すが、FBS原稿の読取時には、FBS部14内に移動し、FBS部14内をプラテンガラス15の下面に沿って往復移動し、この往復移動の間、プラテンガラス15上に載置された原稿の画情報が、読取走査装置13によって上記同様に読み取られる。原稿搬送装置1、原稿供給トレイ2及び排出トレイ11は一体化されてプラテンカバーを構成し、紙面奥側をヒンジ部(不図示)として上下に開閉可能とされている。従って、FBS部14にて原稿読み取りを行う際は、このプラテンカバーを開け、露見したプラテンガラス15上に原稿を載置することによりなされる。
上記のように、第1の読取ポイントP1で表面画像が読み取られた原稿は、更に、第3搬送ローラ9により搬送されて第2の読取ポイントP2に至るが、この第2の読取ポイントP2は、搬送原稿の裏面側に配置された密着型イメージセンサ16と、これに接触的に配置されたプラテンローラ17との接触点とされる。即ち、密着型イメージセンサ16とプラテンローラ17との間に導入される原稿は、プラテンローラ17の回転により密着型イメージセンサ16の読取面を摺接しながら給送され、この間に原稿の裏面画像が密着型イメージセンサ16により読取られ、電気信号に変換されてデジタル信号として出力される。
上記分離ローラ4a、レジストローラ6、第1〜第3搬送ローラ7〜9、プラテンローラ17及び排出ローラ10は、1個のモーター(不図示)を駆動源とし、適宜ギヤ或いはベルト等の伝達手段(同)を介し駆動伝達がなされ、また適宜電磁クラッチ(同)により個々にオン・オフ制御がなされるよう構成されている。
ピックアップローラ3は、分離ローラ4aの駆動軸4dから駆動伝達されるよう構成される。これを略述すれば、該駆動軸4dにはトルクリミッタ(不図示)を介しフレーム3aが上下揺動可能に取付けられ、このフレーム3aの先側には支軸3bが軸回転可能に支持されている。上記駆動軸4dに取付けられたプーリー4eと、支軸3bに取付けられたプーリー3cとの間にベルト3dが張設されており、駆動軸4dの回転がプーリー4e、ベルト3d及びプーリー3cを介して支軸3bに伝達され、更にこの支軸3bの回転はワンウェイクラッチ(不図示)を介してピックアップローラ3に伝達されるようになされている。
斯く構成されたピックアップローラ3は、待機状態ではフレーム3aをして上方に位置し、上記駆動軸4dが正回転(A方向)すると、上記トルクリミッタの作用によりフレーム3aが駆動軸4dを支点として下方に揺動する。この揺動はピックアップローラ3が原稿供給トレイ2上に堆積された原稿Dの最上層部に押当した時に停止するが、駆動軸4dの引続く回転により、上記伝達系(プーリー4e、ベルト3d及びプーリー3c)を介しピックアップローラ3が回転する。このように、駆動軸4dが正回転している間、ピックアップローラ3は堆積原稿Dの最上層部に押当されながら回転するので、原稿Dは最上層部より逐次繰出されて行く。そして、駆動軸4dが一旦停止し逆回転(反A方向)すると、フレーム3aがトルクリミッタの作用により上方に揺動し、その後の駆動軸4dの停止により、待機状態に静止保持される。
分離ローラ4aは不図示のワンウェイクラッチを介し駆動軸4dから駆動伝達される。従って、駆動軸4dの正回転により、上記のようにピックアップローラ3から原稿Dが繰出され、繰出された原稿は分離ローラ4aと分離パッド4bとの間に導入され、前記のように1枚ずつ分離されて下流側に給送される。分離ローラ4aから給送された原稿Dは、レジストローラ6によりレジストされて更に下流側に搬送されるが、このレジストローラ6以降の各ローラ7、8、9、17、10の周速は、分離ローラ4a及びピックアップローラ3の周速より大とされ、分離ローラ4aとレジストローラ6との間で原稿のページ間隔を確保するようになされている。従って、分離ローラ4aから給送された原稿Dの先端がレジストローラ6に差し掛かるとその周速度差により、原稿に搬送負荷(引張力)が掛かるが、分離ローラ4a及びピックアップローラ3には上述のように不図示のワンウェイクラッチが組み込まれており、これにより両ローラ4a、3が空回転し、上記搬送負荷が緩和される。
レジストローラ6、第1〜第3搬送ローラ7、8、9及び排出ローラ10には、夫々プレッシャーローラ6a、7a、8a、9a及び10aが対設され、原稿はこれらローラにニップされて搬送される。上記分離ローラ4aとこれに連関するピックアップローラ3及びプレッシャーローラ6a、7aは、ヒンジピン18aを支点として上下に開閉可能に枢着されたジャムアクセスカバー18の内側に取付けられている。従って、第2搬送ローラ8に至るまでの原稿搬送路5で原稿ジャムが発生した場合は、このジャムアクセスカバー18を開けることにより、分離パッド4b、レジストローラ6、第1搬送ローラ7との間が開放されるので、ジャム原稿の取出しが容易に行える。
また、第2搬送ローラ8、第3搬送ローラ9、これらと対をなすプレッシャーローラ8a、9a、プラテンローラ17及び排出ローラ10は、原稿搬送装置1を含む前記プラテンカバーの機枠をなす機体フレーム19及びこれに固定された筒状の中間インナーガイドフレーム20に取付けられている。更に、分離パッド4b、密着型イメージセンサ16及びプレッシャーローラ10aは、レジストローラ6の駆動軸6bに対し該駆動軸6bを支点として上下に開閉可能に枢着された中間フレーム21に取付けられている。第3搬送ローラ9以降でのジャム時には、上記ジャムアクセスカバー18を開けた上で中間フレーム21を開ければ、密着型イメージセンサ16とプラテンローラ17との間、及び排出ローラ10とプレッシャーローラ10aとのニップ関係が開放されるから、この部分でのジャム原稿の取出しが容易に行える。
分離ローラ4aとレジストローラ6との間にレジストセンサ22が、また、レジストローラ6と第1搬送ローラ7との間には原稿長検出センサ23が、更には、第2搬送ローラ8の上流側近傍にはリードセンサ23が、夫々配設されている。後記する主制御部25(図2参照)は、分離ローラ4aから給送された原稿の先端をレジストセンサ22により検出するとレジストセンサ22とレジストローラ6との間の距離に基づき予め算出・設定された所定時間(原稿先端がレジストローラ6に到達するまで時間)の経過後にレジストローラ6を作動させるべく(前記電磁クラッチをオン)制御する。また、同主制御部25は、リ−ドセンサ24により給送原稿の先端が検出されると、第2搬送ローラ8を作動(同上)して、原稿を読取ポイントP1にレジスト搬送すべく制御すると共に読取走査装置13をこの原稿の給送に同期させて動作制御する。
上記原稿長検出センサ23は、レジストローラ6によりレジスト搬送される原稿の長さを検出する。即ち、この原稿長検出センサ23が、搬送される原稿の先端を検出してから同原稿の後端を検出するまでの時間を計測し、この計測時間とレジストローラ6の周速度から原稿長さを算出することができる。このような原稿長さの検出信号に基づく原稿長さの算出は、主制御部25によってなされる。
次に、上記構成の原稿搬送装置1における制御システムについて説明する。図2は複写機能或いはプリンタ機能も備えたファクシミリ装置を例に採った制御システムのブロック図を示す。主制御部25はCPUからなり、ファクシミリ装置としての全ての機能の動作制御を司る。NCU26及びモデム27は、外部ファクシミリ装置と回線接続し、この通信回線を介した送信及び受信に伴う各種伝送信号を変調及び復調するべく機能するものである。画像メモリー28は、前記読取走査装置13或いは密着型イメージセンサ16からなる読取部(読取手段)29により読取った画像データ、或いは受信した画像データを一時的に記憶するものである。また、RAM30は、混載モード時に操作者により入力された原稿サイズを記憶する原稿サイズ記憶手段30aを含むと共に、ワンタッチダイヤル番号等の各種データの記憶部をも含む。ROM31は、ファクシミリ装置の各種動作プログラムを格納するものである。
表示部32は、液晶パネル等からなり、操作手順やエラー表示等の各種情報を、視覚的に操作者に知らせる為のものである。操作部33は、不図示のテンキーや各種機能キー(片面・両面読取モード設定キーを含む)の他に、混載モード設定手段(キー)33a或いは原稿サイズ入力手段(カーソルキーや確定キー等)33b等の、操作者によって操作される各種操作手段からなる。記録部34は、読取部29で読取られた画像データや、NCU26を介し受信した画像データ更にはパソコン等の外部端末機から受信した画像データを印字出力するものであり、電子写真方式、インクリボン方式或いはインクジェット方式等、公知の記録手段が採用される。原稿長検出センサ23は、前記の通り、レジスト搬送される原稿の前端検出信号と後端検出信号を主制御部25に送出し、主制御部25は、この両信号間の経過時間を計測し、この経過時間とレジストローラ6の周速度とより、搬送される原稿毎の長さを演算する。
上記制御システムに基づく原稿搬送装置1における原稿の搬送・読取の要領について、図3も参照して説明する。図3は、表示部32の表示画面の一例を示すものである。図1において、操作者は原稿供給トレイ2の上に原稿束Dを上向きページ順にセットする。操作者により混載モード設定キー33aが操作されると、表示部32は、総原稿枚数、原稿サイズ、拡大・縮小モード入力画面に切替わる。操作者は、表示部32の別部位に表示されるガイダンス(不図示)に従い、カーソルキー、確定キー等の原稿サイズ入力手段33bを操作し、必要事項を入力する。図3は、総原稿枚数が5枚、原稿サイズは、1〜2枚目がA4タテ、3〜5枚目がB5タテ、拡大・縮小モードは、1〜2枚目が等倍、3〜5枚目がB5→A4拡大(拡大率115%)と設定された例を示す。また、「タテ」は原稿の長手方向が搬送方向に沿うようセットされた場合を意味し、従ってこれに直交する方向にセットされる場合は「ヨコ」と表示される。
上記原稿サイズ入力手段33bにより入力された原稿サイズ情報は、RAM30内の原稿サイズ記憶手段30aに格納・記憶される。この、原稿サイズ記憶手段30aには、過去に入力された原稿サイズ情報も記憶されており、従って、上記混載モード設定キー33aが操作された時、原稿サイズ記憶手段30aに記憶された過去の原稿サイズ情報を表示部32に表示させ、これから搬送・読取させんとする原稿束の混載パターンと同じものがあれば、それを選択・確定させるようにすることも可能である。また、複数種のサイズ組合せパターンを記憶させておき、操作者にこれらの内から選択させるようにすることも可能である。このようにすれば、1枚毎のサイズ入力の手間が省け、操作者の負担が軽くなる。特に、ユーザによっては、A4の書類送付案内とB5の伝票等のように、いくつかの定まった混載パターンでの使用頻度が高いような使用がされている場合には、極めて便利である
上記のように、操作者によって原稿サイズ情報の入力がなされ、更に、片面・両面読取モード等の選択キー、画質設定キーその他の機能キーの設定操作(ファクシミリ送信の場合は、相手先番号の入力や各種送信モード設定等を含む)がなされた後、操作スイッチ(不図示)がオンされると、ピックアップローラ3が下降して原稿供給トレイ2上に載置された原稿束Dの上面に押当すると共にピックアップローラ3及び分離ローラ4aの回転が開始する。これに伴い、最上層の原稿Dが繰出され、分離ローラ4aと分離パッド4bの作用により重送が阻止された状態で1枚の原稿Dが装置内に給送される。原稿Dの先端がレジストセンサ22により検出されると、所定時間後、レジストローラ6以降の搬送系が作動を開始する。
装置内に給送された原稿Dは、引続きレジストローラ6によってレジスト搬送され、その先端が原稿長検出センサ23をオンとし、更に、第1搬送ローラ7及び第2搬送ローラ8の搬送作用を受けて第1読取ポイントP1に導入される。この間、原稿Dの先端がリードセンサ24をオンとすると、読取走査装置13(両面読取モードの時には密着型イメージセンサ16も)が起動態勢に入り、第1読取ポイントP1に至った原稿Dの第1面(表面)の画像が読取走査装置13によって順次読取られて行く。原稿Dは引続き第3搬送ローラ9により搬送され、第2読取ポイントP2に導入され、両面読取モードの場合は、密着型イメージセンサ16により、その第2面(裏面)の画像が読取られる。その後、排出ローラ10により排出トレイ11上に第1面が下向きになるよう排出される。次原稿Dも同様にして搬送・読取がなされ、排出トレイ11上に排出堆積される。このように、各原稿Dは、その第1面が下向きとなるよう排出トレイ11上に排出されるから、ページ順に堆積されることになり、爾後のページ揃えが不要とされる。
主制御部25は、上記原稿長検出センサ23が、原稿Dの先端を検出してから後端を検出するまでの経過時間を計測し、この計測時間とレジストローラ6の周速度の積から搬送中の原稿長さを算出する。そして、主制御部25は、算出した原稿長さが、予め入力された原稿サイズ情報に基づく原稿長と異なる場合は、表示部32において、入力された原稿サイズ情報が正確でない旨のエラー表示を行う。このような、原稿長さの検出と、エラー表示は原稿毎になされる。従って、操作者はこの表示に基づき、エラー対象の原稿について、再度の搬送・読取操作を実施することができる。
上記のように、原稿供給トレイ2上にはサイズの異なる原稿Dが混載されていても、その搬送・読取制御は、予め入力設定されたサイズ情報と、レジストセンサ22による検出信号とにより、原稿毎に的確になされる。特に、原稿毎に拡大・縮小率が設定されている場合、レジストローラ6以降の搬送系の周速度を、原稿毎の拡大・縮小率に応じた速度に制御することができ、これにより画像品質の優れた拡大・縮小読取が可能となる。
尚、原稿供給トレイ2上に、全て同一サイズの原稿束が載置される場合は、操作部33では混載モード設定手段33aの操作がなされず、表示部32には、原稿サイズと拡大・縮小モードの設定を促すガイダンスを表示するようにすれば良い。或いは、複写の場合は記録用紙のカセットを指定することにより、指定されたカセットの記録用紙サイズを原稿サイズとみなすようにすることも可能である。また、図3に示す表示部32の例において、複写の場合、拡大・縮小モード設定に代え、記録用紙のカセットを選択するようにし、入力された原稿サイズ情報と選択されたカセットの用紙サイズから、拡大・縮小率を自動的に設定するようになすことも可能である。
原稿搬送装置と走査装置の要部を示す縦断面図である。 本発明の原稿搬送装置を備えたファクシミリ装置における制御システムの1例を示すブロック図である。 同表示部での表示態様の1つの例を示す図である。
符号の説明
1 原稿搬送装置
2 原稿供給トレイ
3 ピックアップローラ(繰出手段)
5 搬送路
23 原稿長検出センサ
25 主制御部
28 読取部(読取手段)
30a 原稿サイズ記憶手段
32 表示部
33a 混載モード設定手段
33b 原稿サイズ入力手段
D 原稿

Claims (3)

  1. 堆積載置された原稿を繰出す繰出手段を備えた原稿供給トレイと、繰出された原稿を搬送路に沿って搬送しながらその画像を読取る読取手段とを備えた原稿搬送装置であって、 原稿の混載モードを設定する混載モード設定手段と、上記原稿供給トレイに載置される原稿毎のサイズ情報を入力可能な原稿サイズ入力手段と、入力されたサイズ情報を記憶するサイズ記憶手段とを備えたことを特徴とする原稿搬送装置。
  2. 上記搬送路を搬送される原稿の長さを検出する原稿長検出センサと、この検出センサよる検出長さ情報と、上記サイズ記憶手段に記憶された原稿毎のサイズ情報に基づく原稿長さ情報とが一致しない場合に、エラー情報を出力するエラー出力手段と、を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の原稿搬送装置。
  3. 上記混載モード設定手段によって混載モードが選択された時には、前回以前の混載モード選択時におけるサイズ記憶手段に記憶された原稿サイズ情報を表示する表示手段を更に備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の原稿搬送装置。
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