JP2017034529A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】指定した読取領域と原稿領域が異なった場合であっても、必要な場合のみ読み取りを中止することで、生産性を低下させない。【解決手段】原稿の画像を読み取る画像読取部と、原稿束Sを積載する原稿トレー30と、原稿トレー30に載置された原稿のサイズを検知する原稿幅検知センサ、原稿長検知センサ15、16と、原稿トレー30に載置された原稿を画像読取部に搬送するADF100と、原稿を搬送するモータの駆動パルスをカウントすることで原稿搬送長を検知するCPUと、読み取られる原稿の読取サイズに関する情報を入力する操作表示部と、操作表示部から入力された読取サイズ及び原稿トレー30に載置された原稿サイズ情報に基づいて決定される読取領域と、原稿搬送長情報により決定される原稿領域との重なり領域を算出し、その結果に応じて所定の読み取り動作と表示を行う制御部とを有する。【選択図】図13

Description

本発明は、原稿に記載された画像をサイズを指定して読み取ることが可能な画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
複写機等の画像読取装置においては、いわゆる自動原稿搬送部により読み取り対象となる原稿を1枚ずつ連続的に搬送し、これらの原稿から画像を光学的に読み取って画像データを得るスキャン動作が一般的に行われている。
自動原稿給送搬送装置部により送られた原稿を読み取る際に、原稿束を載置するトレイ上で原稿のサイズを検出し、検出したサイズの画像領域を読み取ることがある。トレイ上で検出した原稿のサイズを用いることにより、プリンタから給送するシートサイズを決定する等の処理を進めることができる。これにより、単位時間当たりの読取枚数である生産性やプリント動作を開始してから1枚目のシートが排出されるまでの時間FCOT(First Copy Output Time)を向上できる。
しかし、トレイ上で検出した原稿のサイズと、搬送して読み取った原稿のサイズとが異なる場合がある。例えば、トレイ上で複数の異なる原稿サイズを混ぜて載置(混載)されている場合である。この場合に、ユーザが画像読み取りサイズを指定すると、ユーザが指定したサイズに対する原稿の読取領域と、実際の正しい原稿サイズから決まる原稿の読取領域とが異なる状態が発生する場合がある。
この状態で読み取りを継続すると、正しい読み取り領域で読み取られず、原稿の読取画像が元の原稿に対して欠けてしまう懸念がある。最悪の場合、読み取り領域と原稿領域が全く一致せずに白紙になる懸念もある。
このような読み取り画像の異常に対して、異常判定ユニットで異常値を判定し、異常が検出された場合には、読み取り位置を変更するようにした構成が提案されている(特許文献1)。
また、読み取り画像が欠ける可能性を低減させるために、搬送中の搬送方向の原稿長さを測定し、画像サイズを切り替えて読み取るようにした構成も提案されている(特許文献2)。
特許第3313098号 特開2000-155444
上述のようにユーザが画像読み取りサイズを指定した場合、ユーザが指定したサイズに対する原稿の読取領域と、実際に搬送されてきた原稿サイズから決まる原稿の読取領域とが異なる状態が発生する。このとき、特許文献1のように異常判定ユニットにより異常が検出された場合に読み取り位置を変更したり、特許文献2のように搬送方向の原稿長さを測定して画像サイズを切り替えて読み取る構成では、プリンタから給送するシートサイズを決定できない。そのため、生産性やFCOTの低下が懸念される。すなわち、生産性やFCOTが低下しないようにしつつ、画像の欠損を予防できないという課題がある。
ここで、ユーザが指定した読取領域と、原稿領域が異なる場合であっても実際の原稿サイズ以上の大きさの領域を画像読み取りサイズとして指定している場合には、画像の読み取り欠損は生じない。このような画像の欠損が生じない場合には、むやみに原稿の読み取りを中止すると使い勝手が悪くなってしまう。
本発明は上記点に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、指定した読取領域と原稿領域が異なった場合であっても、必要な場合のみ読み取りを中止することで、生産性やFCOTが低下せずに、ユーザが原稿の画像欠けに迅速に気づくことができる画像読取装置及び画像形成装置を提供するものである。
上記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、原稿の画像を読み取る読取部と、原稿を載置する載置部と、前記載置部に載置された原稿のサイズを検知する載置部サイズ検知手段と、前記載置部に載置された原稿を前記読取部に搬送する搬送部と、前記搬送部により搬送される原稿のサイズを検知する搬送部サイズ検知手段と、読み取られる原稿の読取サイズに関する情報を入力する入力部と、前記入力部から入力された読取サイズ及び前記載置部サイズ検知手段による検知に基づいて決定される読取領域と、前記搬送部サイズ検知手段により決定される原稿領域とから、前記読取領域と前記原稿領域との重なり領域を算出する制御部と、所定の報知を行うための報知手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、読取画像の欠損を自動的に判断し、ユーザに報知可能とすることにより、ユーザが迷うことなく原稿の読み直しのための再設定を行うことができる原稿読取装置及び画像形成装置を提供することができる。
実施形態に係る画像読取装置を有する画像形成装置の断面図である。 実施形態に係る画像読取装置のブロック図である。 実施形態に係る画像読取装置を上から見た図である。 原稿領域および読取領域との領域の組合せ例を示した図である。 サイズ異常原稿を検知し、報知するフローチャートである。 サイズ異常原稿を検知し、報知するフローチャートである。 原稿サイズ検知センサの検知結果から原稿サイズを判定する原稿サイズ判定表である。 A4とA3サイズの原稿を原稿トレイ上に載置したときの断面図である。 A4原稿を搬送しているときの断面図である。 原稿領域および読取領域との搬送方向における重なり長さを表した図である。 原稿領域および読取領域との搬送方向における重なり面積を表した図である。 中止または倍率の設定を選択することを報知するときの操作部画面表示である。 A4原稿を排出トレイに排出したときの断面図である。 原稿読取サイズ不一致時に、混載または倍率の設定を選択する操作部画面表示である。 混載または原稿トレイ上のもの取り除く設定を報知するときの操作部画面表示である。 原稿トレイ上に原稿と原稿以外のものが載置されていたときの断面図である。
図1は本実施形態に係る画像読取装置を含む画像形成装置全体の断面図である。本実施形態の画像形成装置Aは、装置本体の上部に画像読取装置1000が配置され、その下部に画像記録装置2000が配置された複写機である。すなわち、画像読取装置100にセットした原稿を読み取り、その読み取り情報に基づいて装置下部にセットしたカセット2001から搬送ローラ対によってシートを電子写真方式を用いた画像記録部2002へ搬送してトナー画像を形成し、定着部2003においてトナー定着した後に装置外へと排出するものである。
本実施形態の画像読取装置1000は、原稿の画像を読み取る画像読取部200と、自動原稿給送搬送装置部(以下、ADF)100を備えており、さらに図1にはコントローラ部(不図示)が接続されている。
<画像読取部>
画像読取部200について、図1を参照しながら説明する。画像読取部200は、原稿載置ガラス209上に設置された原稿シートについて、光学スキャナユニット202を図1の矢印に示す副走査方向に一定速度で走査することで、原稿に記録された画像情報を1ラインずつに読み取る(固定読み)。また、ADF100上の原稿については、光学スキャナユニット202をADF100のリードローラ7の中心位置にくるように移動し、後述の方法で給送搬送される原稿を、光学的に読み取る(流し読み)。
<ADF>
ここで、ADF100の構成について、図1を参照しながら動作とともに説明する。図1に示すADF100は、1枚以上の原稿シートで構成される原稿束Sを積載載置する載置部である原稿トレイ30と、原稿の搬送開始前に、原稿束Sが原稿トレイ30より突出して下流への進出を規制する分離上・下ローラ2,3と、給送ローラ1とを有する。原稿トレイ30には原稿有無検知センサ10があり、原稿トレイ30上の原稿の有無が判断できるようになっている。
原稿トレイ30に載置された原稿は搬送部によって画像読取部200へと搬送される。具体的には、給送ローラ1は、原稿トレイ30に積載された原稿束Sの原稿面に落下して回転する。これにより、原稿束の最上面の原稿が給送される。給送ローラ1によって給送された原稿は、分離上ローラ2と分離下ローラ3の作用によって最上面の一枚が分離・搬送される。この分離は公知の分離技術によって実現されている。
分離上ローラ2と分離下ローラ3によって分離された原稿は、引抜ローラ4により、レジストレーションローラ5へ搬送され、レジストレーションローラ5に原稿を突き当てられる。これにより原稿はループ状のたわみが形成され、原稿の搬送における斜行が解消される。レジストレーションローラ5の下流側には、レジストレーションローラ5を通過した原稿を表面流し読みガラス201方向へ搬送する給送路が配置されている。
給送路に送られた原稿は、読み取り上流ローラ6によって画像読取位置に搬送される。流し読みガラス201とリードローラ7の間を通過する際、原稿の表面はLED203a,203bで照射される。その反射光は、複数のミラー204a,204b,204cで屈曲されながら、画像読取センサ208によって原稿の表面画像を1ラインずつ読み取られる。読み取り下流ローラ8により搬送された原稿は、原稿の表面画像のみを読み取る場合には排出センサ13を通過しながら排出ローラ9によって排出部である排出トレイ31まで搬送される。
原稿の裏面画像も読み取る場合には、前記のごとくして表面画像を読み取り、原稿の後端が排出センサ13を通過した後、排出ローラ9を抜ける前に原稿を停止させる。そして排出ローラ9を逆回転させることで、原稿をレジストレーションローラ5へ向けて搬送し、上述した搬送と同じように搬送することで、原稿の裏面を読み取ることができる。さらに、裏面画像を読み取り完了後、原稿の後端が排出センサ13を通過した後、排出ローラ9を抜ける前に原稿を停止させ、再度原稿をレジストレーションローラ5へ向けて搬送し、画像を読み取らずに排出トレイ31まで搬送する。これによりすべての原稿画像読み取り後、画像読取前に原稿トレイ30上にあった原稿の並び順と、排出トレイ31に排出される原稿の同じ並び順が同じになる。
<ブロック図の説明>
図2は、ADFを含む本実施形態の画像読取装置の制御部の構成例を示すブロック図である。原稿読取/ADF制御コントローラ310は、CPU(A)801、ROM(A)802、RAM(A)803を備えている。ROM(A)802には、制御プログラムが格納されており、RAM(A)803には、入力データや作業用データが格納される。図5及び図6に示したフローチャートにしたがって、CPU(A)801が制御プログラムを実行する。
CPU(A)801には原稿搬送機能を実現するために、給送ローラ1、分離上ローラ2、引き抜きローラ4、レジストレーションローラ5を回転駆動させる分離モータ805、読み取り上流ローラ6、リードローラ7、読み取り下流ローラ8、排出ローラ9を駆動させる読取モータ806が接続されている。
さらに、原稿トレイ30に積載された原稿を検知する原稿有無検知センサ10、原稿搬送路上の原稿端部を検知するレジストレーションセンサ11、リードセンサ12、排出センサ13、原稿幅を検出する原稿幅検知センサ14が接続されている。
また、搬送部によって搬送される原稿のサイズを検知できるように搬送部サイズ検知手段が設けられている。本実施形態の搬送部サイズ検知手段は原稿を搬送するモータをパルスモータで構成し、その駆動パルス数をカウントすることで原稿搬送長を検知する。具体的には、光学モータ804、分離モータ805、読取モータ806はパルスモータであり、CPU(A)801は駆動パルス数をカウントしながら制御することで各モータの回転数を管理している。CPU(A)801は、原稿搬送中にレジストレーションセンサ5がONしてからOFFするまでの分離モータ805の駆動パルス数をカウントする。これにより、搬送中の原稿の長さを検知することができる。
また、原稿トレイ30上に原稿が置かれた状態でも、原稿サイズを検知することが可能な載置部サイズ検知手段が設けられている。そのために、原稿トレイ30の所定位置には原稿長検知センサ15,16が設けられ、この原稿長検知センサ15,16を用いて原稿の長さを判定検知することができる。例えば、原稿を原稿トレイ30上に載置した状態の原稿先端位置Oから原稿長検知センサ15までの距離を220[mm]とし、原稿先端位置Oから原稿長検知センサ16までの距離を330[mm]とする。このとき、原稿長検知センサ15がOFFかつ原稿長検知センサ16がOFFのとき、原稿の搬送方向(副走査方向)の長さは、220[mm]未満の長さだと判断できる。原稿長検知センサ15がONかつ原稿長検知センサ16がOFFのとき、原稿の搬送方向(副走査方向)の長さは、220[mm]以上330[mm]未満の長さだと判断できる。原稿長検知センサ15がONかつ原稿長検知センサ16がONのとき、原稿の搬送方向(副走査方向)の長さは、330[mm]以上の長さだと判断できる。
上記の手段による搬送中及び原稿トレイ30上で検知した原稿の長さと、原稿幅検知センサ14によって検知できる原稿幅の情報を合わせることで、CPU(A)801は原稿サイズを判定する。
CPU(A)801には、画像読取機能を実現するために、LED203、画像読取センサ208が接続される。CPU(A)801は画像読取センサ208によって読み取られた画像データを画像処理部807でシェーディング処理や各種のフィルタ処理を実施してから画像通信部302を介して画像処理コントローラ部300へ送信する。さらに、CPU(A)801は原稿画像データの先端の基準となる垂直同期信号および1ラインの画素先端の基準となる水平同期信号を原稿読み取りタイミングに合わせて、通信部301を通して画像処理コントローラ部300へ通知する。
画像処理コントローラ部300は、CPU(B)901、ROM(B)902、RAM(B)903を備えており、CPU(A)801とのコマンド通信部301を介して画像読取制御に関するデータの授受を行う。画像処理部807で処理された画像データは画像通信部302を介して、画像処理コントローラ部300内の画像処理部905へ転送されて、色の判断などの所定の画像処理を施された後に、画像メモリ906に格納される。また、画像処理コントローラ部300は、原稿の読取サイズ等を入力する入力部である操作表示部904を備えており、ユーザとのインターフェース制御は操作表示部904を介してCPU(B)901によって行われる。また、操作表示部904には所定の情報が表示される。なお、CPU(B)901は、ユーザによって操作表示部904に入力された情報を受け取り、読み取りジョブ開始等の入力情報を処理する。
<原稿サイズ検知、読取領域検知制御>
次に本実施形態を適用した画像読取領域算出によるユーザへの報知制御について、図面を参照しながら説明する。なお、ここでは原稿の片面を読み取る例で説明する。
まず、図1の原稿トレイ30上に置かれた原稿のサイズ検知方法について説明する。図3は画像読取装置1000を上から見た図である。ユーザは原稿を原稿トレイ30上に載置すると、原稿ガイド板25A,25Bを原稿幅に合わせてセットする。図2に示した原稿幅検知センサ14は原稿ガイド板25A,25Bの間の幅を検知できるように構成されており、CPU(A)801は原稿幅検知センサ14の値を参照することで、原稿トレイ30上にセットされた原稿の幅を検知できる。
さらに原稿長検知センサ15,16は各センサの位置に原稿がある場合ON、ない場合OFFとなるように構成されている。原稿長検知センサ15,16は、例えば、原稿トレイ30上の原稿を検出するフラグ式センサと、原稿トレイ30上の原稿に光を照射し、その反射光を検出する光学式センサを選択的に用いることができる。例えば、原稿長検知センサ15に光学式のセンサを用い、原稿長検知センサ16にフラグ式のセンサを用いるといった構成が可能である。CPU(A)801はこれらの値を用いて、あらかじめROM(A)802に記録されたサイズ判定情報をもとにサイズを判定する。
また、CPU(B)901は、画像記録装置2000へのコピーを実行するときには、操作表示部904に印刷時のカセット給送段を指定し、印刷される出力サイズを確定することで、その出力サイズに応じた読取領域をCPU(A)801へ指定できる。原稿トレイ30上で検出した原稿のサイズを用いることにより、画像記録装置2000のシート給送段を決定する等の処理を進めることができ、単位時間当たりの読取枚数である生産性やFCOTを向上できる。
さらに、CPU(B)901は、ファイル送信機能を実行するときには、操作表示部904により送信原稿サイズを指定することにより、CPU(A)801へ読取領域を指定できる。
操作表示部904から読取領域を指定した場合において、原稿領域と読取領域が一致しないケースが発生しうる。原稿領域とは、原稿が実際に存在する領域である。読取り領域とは、画像読取部200により読み取りが行われる領域である。図4は、原稿領域および読取領域との重なり領域の組合せ例を示した図である。原稿の領域を実線で囲んだ領域で表し、画像読取装置による読取領域を破線で示している。例えば、図4(f)は、原稿領域がA4であり、読取領域がA4領域である場合を示し、原稿領域と読取領域が一致する通常のケースである。
図4(a)は、原稿領域がA4であり、読取領域が原稿領域よりも搬送方向の下流のA4領域である場合を表す。これは、原稿長検知センサ15,16に基づく原稿のサイズ検知の検知結果と、実際に搬送された原稿のサイズが異なる場合になりうる。例えば、搬送方向の後端を基準として読み取るような場合で、原稿トレイ30にA3原稿とA4原稿を混載して載置し、ユーザがA4のサイズを読み取る設定を行ったときに発生する。詳細は「重なり部分の判定」の項目で説明をする。このような読取領域が原稿領域の外側となっている場合は読取領域の設定として適切ではない。本件は、このような原稿領域外の読取時に異常を検出するようにしたものである。
なお、後端基準読み取りとする一つの理由は、圧板読み取りと同じ領域を読み取るためである。圧板読み取りとADFでの流し読みの領域を同一とすることにより、ユーザから見た画像成果物の一貫性を保つことが可能となるが、このケースにおいては、領域外の読取となりうる。
図4(b)は、原稿領域がA3−Rであり、読取領域が搬送方向前半のA4領域である場合(先端基準読み取り)を表す。先端基準読み取りとは、原稿の先端を基準として、原稿先端から搬送方向下流の所定の領域について読取りを行うものである。図4(b)は、原稿トレイ上に読取面を上に向けてA3−R原稿を載置し、原稿を搬送して搬送方向前半半分のA4の領域を読み取った場合の読取設定をおこなった場合である。原稿の搬送方向先端から画像を読み始める場合において、A3−R原稿のうちの搬送方向前半半分のA4領域を読み取る。
図4(b)の場合において、読取倍率を100[%]に設定し、原稿の入力サイズとプリンタ出力や送信ファイル出力サイズを同一とした場合、A3−R原稿のうち後半半分部分は読み取られない。
図4(c)は、原稿領域がA3−R領域であり、読取領域が搬送方向後半のA4領域である場合(後端基準読み取り)を表す。後端基準読み取りとは、原稿の後端を基準として、原稿後端から搬送方向上流の所定の領域について読取りを行うものである。図4(c)の場合において、読取倍率を100[%]に設定し、A4領域を読み取る設定では、原稿の入力サイズとプリンタや送信ファイルへの出力サイズを同一とした場合、A3原稿のうち前半半分部分は読み取られない。
さらに、図4(d),(e)では読取領域A3−Rが原稿領域A4−Rを包含する関係となっている場合である。この場合は、読み取りを行うと原稿領域の画像が欠けることなく読み取られる。
<読み取り手順>
上記読み取りは、図5及び図6に示すフローチャートに示すように、読取領域と原稿領域の領域を用いて、両者の重なり領域を算出することにより、読み取り可能な場合は読み取りを実行し、読み取りが不適な場合はユーザに報知する。
具体的には、CPU(A)801は、まずADFの読み取りジョブが開始されると、CPU(B)901より読取原稿の種類および読取領域を通知される(S401)。
そして、光学スキャナユニット202を読み取り位置へ移動させる(S402)。CPU(A)801は、光学モータ804に駆動パルス数を管理しながら制御することで、リードローラ7付近の表面流し読みガラス201下に移動する。なお、読み取り位置に移動する過程で、LED203を点灯した上で、画像処理部807によりシェーディング等の画像処理を実施する。
次に、CPU(A)801は、原稿トレイ30上の原稿サイズを検出する(S403)。原稿サイズは、原稿幅検知センサ14、および原稿長検知センサ15,16の検知結果の組み合わせにより決定される。
図7に原稿幅検知センサ14、および原稿長検知センサ15,16の検知結果に応じて、CPU(A)801が原稿サイズを判別する際のサイズ判定表を示す。なお、図7において、例えばA4はA4横送りのサイズを示し、A4−RはA4縦送りのサイズを示す。原稿幅検知センサ14による検知結果の区分を行方向に記載し、原稿長検知センサ15,16の検知結果を列方向に記載する。例えば、原稿幅検知センサ14がA/D変換式のセンサであり、検知結果が297[mm]を検出している場合、原稿幅区分は区分8であると判定する。
原稿長検知センサ15と原稿長検知センサ16がともにOFF(原稿なし)を検出している場合は、原稿サイズをA4サイズであると決定する。
原稿幅検知センサ14が297[mm]を検出しており、原稿長検知センサ15と原稿長検知センサ16の少なくとも一方がON(原稿あり)を検出している場合は、原稿サイズをA3サイズであると決定する。
ここで、原稿トレイ30上にサイズが異なるシートが混載されていたときの読み取りについて説明する。図8は原稿トレイ30上にA4原稿とA3原稿とが混載されている状況を表している。この時、1枚目に搬送される原稿の物理的な原稿サイズはA4であるが、原稿トレイ30上の原稿幅検知センサ14、および原稿長検知センサ15,16で検知される原稿サイズは、1枚目の原稿に対してもA3サイズと判定する。
次に、CPU(A)801は、原稿の搬送を開始する(S404)。原稿の搬送は、分離モータ805を駆動することによって、給送ローラ1を原稿面に降下させ、分離上ローラ2、引き抜きローラ4を回転させることによって実現する。
CPU(A)801は、レジストレーションセンサ11のONを検知すると(S405)、レジストレーション制御(S406)を実施する。レジストレーション制御は、レジループ空間で原稿にループを形成する公知の技術によって実現されている。
次に、CPU(A)801は、搬送距離カウントタイマーをスタートさせる(S407)。レジストレーションセンサ11の位置で原稿搬送距離をカウントし、レジストレーションセンサ11がOFFとなる(S411)までの搬送距離カウントを計測することにより、搬送時の原稿搬送方向長さを計測できる。
続いて、CPU(A)801は、原稿の先端がリードセンサ12に到達し、リードセンサ12のONを検知した後(S408)、リードセンサ12ONから読み取り位置までの距離をカウントし、原稿先端が読み取り位置に到達するタイミングを検出する(S409)。すなわち、搬送しながら読取モータ806(パルスモータ)の駆動パルス数をカウントすることで、リードセンサ12ONから読取位置までの距離相当分を測定し、原稿先端が読取位置に到達するタイミングを検知する。これにより、原稿先端が読み取り位置に到達したタイミングで原稿先端から画像を読み取ることが可能となる。
次に、CPU(A)801は、スキャナユニット202の読み取りを開始する(S410)。CPU(A)801はスキャナユニット202によって読み取られた画像データを垂直同期信号と水平同期信号に同期して1ライン毎に画像通信部302を通して画像処理コントローラ部300に転送する。
次に、CPU(A)801は、原稿の後端がレジストレーションセンサ11に到達し、レジストレーションセンサ11のOFFを検知した後(S411)、搬送距離カウントタイマーを停止する(S412)。
原稿の後端をレジストレーションセンサ11のOFFにより検知したときの原稿の状態を図9に示す。S412にて検出した搬送距離カウント用のタイマーの時間および搬送速度を用いて、原稿の搬送方向の長さを算出する(S413)。ここで、読取モータ806にステッピングモータを用いる場合、入力したパルス数を数えることにより、搬送方向の長さを直接計測することも可能である。
(重なり部分の判定)
次に、原稿領域と読取領域との重なり部分を算出する(S414)。ここで、原稿領域と読取領域との重なり部分を算出する具体的な例として、搬送方向の長さの重なりを算出する方法と、面積を算出して用いる方法がある。
搬送方向の長さの重なりを算出する方法は、S401において操作表示部904から指定された読取領域と、S413において計測した原稿搬送長さとを用いる。
S401において操作表示部904から指定された読取領域が、原稿の搬送方向先端を0[mm]の基準位置として、x[mm]からy[mm]の領域を読み取るという指定であるとする。
図4(a)は、原稿領域がA4領域であり、読取領域が搬送方向210[mm]から420[mm]のA4領域である場合を表す。このケースは、図8に示すように、載置トレイ30にA4サイズの下にA3サイズの原稿が混載されている場合である。この場合、給送ローラ1により搬送される原稿がA4サイズであるときに、原稿長検知センサ15,16により検知される原稿がA3サイズとなる。このとき、検出したA3の搬送方向後端位置を基準として、読取領域A4から読み出す指定を実施したときになりうるケースである。搬送方向に原稿先端基準を0[mm]とする場合、210[mm]から420[mm]を読み取る設定となり、原稿領域外を読み取る指定となる。
このような異常な領域の読み取りを検出するための手段として、搬送される原稿長さである原稿先端から原稿後端位置までの長さ(以下、単に「原稿後端位置」とする。)と、原稿先端からの読取開始位置までの長さ(以下、単に「読み取り開始位置」とする。)を用いて、原稿領域のうち、どの程度の搬送方向長さの画像が読めているかを検出する。
具体的には、「読み取り開始位置−原稿後端位置」を算出する。この値が画像を適切に読めているか否かを判定する一つの指標である。本実施形態におけるS414で算出する重なり部分に関する情報とは、原稿先端を基準とした読み取り開始位置から、原稿先端を基準とした原稿後端位置を差し引いた長さとする。
同様に、面積を算出して用いる方法は、原稿領域と画像領域の重なり部分を原稿搬送方向だけではなく、搬送方向と直交する主走査方向に関する長さ情報を用いることにより、面積を計算できる。S414で求める重なり部分に関する情報として、この面積を用いることも可能である。
ここで、図10及び図11を用いて、どの程度の領域の画像が読めているかを検出する手段としての、原稿領域と画像領域の重なり部分の算出について説明する。
図10は、原稿領域と読取領域との搬送方向の長さに関する重なり領域を算出する例を示す。原稿の搬送方向の物理的な長さを実線矢印で表し、読み取り領域の副走査長さを破線矢印で表し、原稿のうち読み取られる領域の副走査長さを点線矢印で表している。
図10(a)は、原稿領域がA4であり、読取領域が原稿領域よりも搬送方向の下流のA4領域である場合を表す。
このとき、画像読み取り開始位置210[mm]であり、搬送しながら計測した原稿の搬送方向の長さは、210[mm]+α[mm]である。なお、αは搬送計測誤差であり、これは原稿の実長さの2%程度である。よって、長さ210[mm]の原稿の場合、搬送計測誤差αは4[mm]程度である。
画像の欠けを予防するために搬送計測誤差αが常にプラスの値となる範囲で計測できると仮定し、この搬送誤差分を打ち消すためのマージンβを設ける。βは、例えば20[mm]とする。
このマージンを考慮した搬送しながら計測した原稿後端位置は、「原稿の搬送方向の長さ210[mm]+α[mm]−β[mm]」とする。
したがって、図10(a)の場合、「読み取り開始位置−原稿後端位置」は、「210−(210+α−β)」であり、上記よりβ>αであるから、正の値となる。この値が正の値の場合、原稿領域外の読み取りを表す。
図10(b)は、原稿領域がA3であり、読取領域が搬送方向前半のA4領域である場合(先端基準読み取り)を表す。このとき、画像読み取り開始位置=0[mm]であり、搬送しながら計測した原稿後端は、原稿の搬送方向の長420[mm]+搬送計測誤差α[mm]である。なお、この場合のαは8[mm]程度である。そのため、「読み取り開始位置−原稿後端位置」は、「0−(420+α−β)」であるから、負の値となる。
図10(c)は、原稿領域がA3であり、読取領域が搬送方向後半のA4領域である場合であるため、画像読み取り開始位置=210[mm]である。したがって、「読み取り開始位置−原稿後端位置」は、「210−(420+α−β)」であるから、負の値となる。
図10(d),(e)は、例えば、原稿領域が縦長のA4サイズであるのに対し、読み取り領域が縦長のA3領域であって、読取領域が原稿領域を包含する関係となっている場合である。この場合も「読み取り開始位置−原稿後端位置」は、負の値となる。
図10は原稿領域と読取領域との搬送方向の長さに関する重なり領域を算出する例を示したが、原稿領域と読取領域と搬送方向長さと、搬送方向に直交する画像走査方向の重なり領域(重なり面積)を算出するようにしてもよい。ここで、重なり面積を算出する例を図11を参照して説明する。なお、図11(a)〜(e)の原稿領域と読取領域の関係は、図10(a)〜(e)の関係と同じである。
例えば、図11(a)は、原稿領域の面積がA4サイズであり、読取領域の面積がA4サイズであって原稿先端から読み取り開始位置までの長さが210[mm]である。このため、読取領域が原稿領域の外側となっており、斜線で示した重なり面積部分は存在しない。したがって、重なり部分の面積を、原稿領域の面積により割った割合が原稿領域のうち読み取りできた領域の割合(読取割合)であるとすると、この場合の読取割合は0である。
また、図11(b)の場合は、原稿領域の面積がA3サイズであり、読取領域の面積がA4サイズであって原稿先端から読み取り開始位置までの長さは0[mm]である。このため、読取領域と原稿領域の重なり面積はA4サイズであり、この場合の読取割合は1/2である。図11(c)の場合は原稿先端から読み取り開始位置までの長さが210[mm]であるが、図11(b)の場合と同様に読取領域と原稿領域の重なり面積はA4サイズであり、読取割合は1/2である。
図11(d)(e)は、原稿先端から読み取り開始位置までの長さに差はあるが、ともに原稿領域の面積がA4サイズであり、読取領域の面積がA3サイズであり、重なり面積部分はA4サイズである。このため、重なり部分の面積を、原稿領域の面積により割った読取割合は1である。
図11(f)は、原稿領域の面積がA4サイズであり、読取領域の面積がA4サイズであって原稿先端から読み取り開始位置までの長さが0[mm]である。このため、重なり面積はA4サイズであり、読取割合は1である。以上のようにして、S414で求める重なり部分に関する情報として、前記読取割合を用い、例えば読取割合が0の場合は読み取りを中止するとすることも可能である。
S414で求めた重なり部分に関する情報を用いて読み取りを継続すべきか否かの判定は、図5のS415において、搬送時長さ補正ジョブであるかを判定した後、S416において、重なり部分が所定量以下であるか否かにより判定する。
S415における搬送時長さ補正ジョブとは、搬送しながら計測した長さを用いて、大きいメモリの領域を確保して読み取る長尺設定読み取りと呼ばれる読み取り手段により実施される。搬送時長さ補正ジョブにするか否かは、ユーザが読取り開始前にあらかじめ設定することができる。搬送時長さ補正ジョブを設定すると、搬送しながら計測した長さを用いることになるため、原稿長検知センサ15,16を用いたサイズ情報は画像読取りには用いられない。
長尺設定読み取りであっても本実施形態では図5及び図6のフローチャートに従って実行される。このとき、CPU(B)901は、対応する最大原稿サイズである297[mm]×630[mm]分の画像メモリを確保する。S413によって搬送しながら計測した原稿の長さを用いて、画像が読み込まれた領域の画像を切り出す。これにより、予め搬送開始時に原稿サイズが分かっていなかった場合においても、読み取りながら長さを補正することができる。
S416における重なり部分が所定量以下であるか否かとは、S414により求めた原稿領域の搬送方向長さ、読取領域の搬送方向長さ、原稿先端からの読み取り開始位置、重なり領域の長さから求められる値が閾値以下であることで判定する。あるいは、原稿領域の面積、読取領域の面積、原稿先端からの読み取り開始位置、重なり領域の面積から求められる値が閾値以下であることで判定する。
上記の閾値を0とすると、まったく重なりがない場合、すなわち、図4、図10、図11における(a)のケースにおいては、読み取りを実行しても原稿を読み取ることはできないため、読み取りを中止することが可能となる。
なお、重なり領域の算出に際し、原稿領域、読取領域の搬送方向の長さを用いた場合、原稿を搬送したときに計測した長さに計測誤差が生じることがある。そこで、「読み取り開始位置−原稿後端位置」の長さをS414により求める重なり部分に関する情報であるとすると、搬送方向の搬送計測誤差を考慮して、閾値を例えば20[mm]程度として採用することも可能である。この場合、図4(b)や(c)のようなケースにおいて画像の読み取りを継続することができる。
これにより、載置トレイ30に複数サイズの原稿が混載され、ユーザから混載の指定がなされなかった場合、読み取り画像が白紙にならないのであれば、読み取りを継続できるように構成することができる。
前記閾値を適宜設定により、読み取りを中止するか否かを柔軟に設定することが可能となる。
例えば、図4(b)において、A3原稿領域のA4領域分だけ読み取る指定の場合で読み取りを止めるよう設定するには、S414による重なり部分に関する情報として、原稿上の画像読取割合を求め、S416により判定する閾値を1/2以上とすればよい。
上記のようにすることで、図4(b)や(c)の場合においても、中止の判定を行うことができる。A3のうちA4領域だけを読み取るというケースは、A3サイズの原稿をA4サイズに縮小して読み取ることを期待して、倍率を設定し忘れているというケースが考えられる。このとき、図12に示すように、原稿サイズと読取サイズの不一致と読み取り中止又は倍率設定を促す画面をS427により表示部に表示することも可能である。
(原稿領域と読取領域との重なり部分が所定量以下の場合)
CPU(A)801は、S416において、重なり部分が所定量(閾値)以下であると判定した場合、読み取りを中止する(S417)。重なり部分が所定量(閾値)以下である判定を、S414にて求めた値が正の値である場合により判定することができる。S414にて求めた値が正の値である場合は、原稿領域と読取領域との重なり部分がない場合となる。また、S414にて求めた値と比較する閾値を原稿長さに応じて変更してもよい。読み取りの中止は、コマンド通信部301を経由して、CPU(B)901へ通知する。読み取りの完了前に、中止を通知することで、コピージョブの場合には、プリンタが印刷シートを給送する前に停止することが可能となる。これにより、無駄な印刷が行われることがなくなる。
このとき、CPU(A)801は、読み取りを中止するが、原稿の搬送を停止せずに続行し、原稿を排出トレイ31に排出する(図13)。これにより、ユーザが原稿を取り除く処理(紙詰まり処理)をする必要がなく、使い勝手が向上する。
続いて、CPU(A)801は、レジストレーションセンサOFFタイムアウトとなったかを判定する(S418)。これにより、読み取りを中止した原稿の搬送時に紙詰まりが発生したか否かを判定する。例えば、レジストレーションセンサOFFタイムアウトの時間は、LDRサイズの原稿の副走査長(431.8[mm])に搬送マージン(例えば80[mm])を加えた距離を搬送した時間とすることができる。
LDRサイズの原稿の副走査長(431.8[mm])とする理由は定型シートの中で副走査長が最大であるからである。本構成においては、レジストレーションセンサ11が搬送パス上の最上流側のセンサであり、原稿長さはまだ確定していないためである。
次に、CPU(A)801は、レジストレーションセンサOFF検知がタイムアウトとならず(S418No)、レジストレーションセンサ11がOFF(S419 Yes)の場合に、リードセンサ12の紙詰まり検知を実施する(S420)。
リードセンサ12のタイムアウト時間は、前記レジストレーションセンサOFF時に原稿の長さが判別できるため、例えば、レジストレーションセンサOFFにより検出した原稿長さに紙詰まり検出のマージン距離を加えることで決定することができる。
次に、CPU(A)801は、リードセンサOFF検知がタイムアウトとならず(S420No)リードセンサ12がOFF(S421 Yes)の場合に、排出センサ13の紙詰まり検知を実施する(S422)。排出センサ13の紙詰まり検知は、リードセンサ12の紙詰まり検知と同様の検出としてもよい。
次に、CPU(A)801は、排出センサOFF検知がタイムアウトとならず(S422No)排出センサ13がOFF(S423 Yes)となった場合に、原稿の停止制御を実施する(S424)。停止位置の例を図13に示す。
図13の例では、原稿排出トレイ31に原稿を完全に排出する位置まで搬送している。図13に示す位置まで搬送することにより、原稿を原稿トレイ30に戻しやすくするメリットがある。
続いて、CPU(A)801は、CPU(B)901へ原稿サイズ不一致時の混載設定画面表示を表示するか否かを問い合わせる(S425)。CPU(B)801は、ジョブ投入前にあらかじめ、操作表示部904に図14に示す原稿サイズ不一致時の混載設定画面から、原稿サイズ不一致時に混載設定を表示するか、倍率設定を表示するか選択できる。
これにより、混載設定と倍率設定のどちらかを頻繁に使用するか等の使い方に応じてユーザごとに設定を切り替えられる構成をとることもできる。
原稿サイズ不一致時の混載設定画面を表示する場合(S425Yes)、CPU(A)801は、原稿長の異常を検出したことをユーザに報知する(S426)。
ユーザへの報知は、コマンド通信部301を経由して、CPU(B)901へ異常の発生を通知し、操作表示部904へ図15に示すような画面を表示することにより実現する。
図15は、原稿トレイ30上に物が置かれているものを取り除く、もしくは、混載設定を促す画面である。図15は、図16のように原稿トレイ30に原稿以外の物400が置かれることにより、原稿長検知センサ16等がONして原稿サイズを誤検知することがあるため、このような場合に物400を取り除いてもらうことを促すための画面である。
原稿サイズ不一致時の混載設定画面を表示しない設定の場合(S425No)、CPU(A)801は、原稿長の異常を検出したことをユーザに報知する(S427)。図15は読み取りを中止するか、倍率を設定するかを選択する画面である。
ユーザは操作表示部904に表示される中止ボタンを押下することにより、ADFの読み取りジョブを中止できる。また、混載設定ボタンを押下することにより、再読み取り時に実施するジョブを混載設定とすることができる。
また、倍率設定ボタンを押下することにより、操作表示部904に倍率を設定する画面を表示することができ、ここから読み取り倍率設定をすることができる。
S426(又は427)にて、ユーザに原稿長の異常を通知した後、一旦ADFの読み取りジョブを終了する。
また、CPU(A)801は、S418、S420、S422ステップで、タイムアウトを検出し、紙詰まりを検出した場合には、タイムアウトを検出した時点で原稿搬送を停止する(S428)。これにより、重なり部分が所定量以下を検出した場合の排出トレイ31への排出時にも、通常読み取り時に実施する滞留の紙詰まりを検知でき、折れ原稿が搬送路で引っかかるなどによる原稿の座屈を予防できる。
S426ステップに続いて、CPU(A)801は、読み取りの異常と、紙詰まりを検出したことをユーザに通知する(S429)。ユーザへの報知は、コマンド通信部301を経由して、CPU(B)901へ異常の発生を通知し、操作表示部904へ紙詰まり時の画面を表示することにより実現する。
(原稿領域と読取領域との重なり部分が所定量以上の場合)
次に重なり部分が所定量以上と算出され、サイズが正常に判定できた場合のフローチャートを以下に記載する。CPU(A)801は、S416にて重なり部分が所定量以下でない場合、正常に読み取りを継続し、リードセンサのOFFを検知する(S430)。そして、CPU(A)801は、原稿トレイ30上で検出した原稿長さ分の画像の読み取りを完了する(S431)。
その後、CPU(A)801は、原稿の搬送を継続し、排出センサ13のOFFを検出した後(S432)、原稿を排出センサ13から排出ローラ9への距離を搬送し、排出する(S433)。排出センサ13のOFF検知においての紙詰まり検知については、公知の技術により実現する。
そして、CPU(A)801は、次原稿の有無を判定する(S434)。次原稿の有無は、原稿有無判定センサ10により判定する。原稿がある場合(S434Yes)には、S403ステップに戻り、次の原稿を搬送する。原稿がない場合(S434No)には、ADFの読み取りジョブを終了する。
このように制御することで、コピー時に給送段を指定することや、ファイル転送時の送信サイズの確定タイミングを遅らせることなく、読み取りを開始することができる。これにより、FCOTや生産性に対して、影響を与えることなく、読み取りジョブを実行することが可能となる。
以上のように、本実施形態では搬送時に検出した原稿領域と、読み取り指定領域との重なり部分を計算し、所定量以下かどうかを判定することにより読み取りを中止するか否かを判定する。これにより、原稿トレイ上で実際の原稿サイズと異なり、さらに、原稿領域と異なる読み取り領域の指定がなされた場合に画像が欠ける可能性を低減することができる。
そのための手段として、S414で求めた重なり部分に関する長さ、面積、割合に関する情報のうち一つを重なり部分を表す指標として用い、重なり部分が所定量以下であるか否かにより、読み取りを中止か否かを判定する。これにより、原稿トレイ上で原稿サイズを正しく検知できず、読み取りの指定が正しくなされていなかった場合であっても、ユーザが原稿の画像欠けに迅速に気づき、再度の読み取りを煩わしくなく実施できる使い勝手のよい原稿読取装置を提供できるものである。
1000……画像読取装置
100……ADF
200……画像読取部
300……画像処理コントローラ
1……給紙ローラ
5……レジストローラ
6……読み取り上流ローラ
7……リードローラ
10……原稿有無検知センサ
11……レジセンサ
12……リードセンサ
13……排紙センサ
14……原稿幅検知センサ
15……原稿長検知センサ
16……原稿長検知センサ
30……原稿トレイ
208……画像読取センサ

Claims (10)

  1. 原稿の画像を読み取る読取部と、
    原稿を載置する載置部と、
    前記載置部に載置された原稿のサイズを検知する載置部サイズ検知手段と、
    前記載置部に載置された原稿を前記読取部に搬送する搬送部と、
    前記搬送部により搬送される原稿のサイズを検知する搬送部サイズ検知手段と、
    読み取られる原稿の読取サイズに関する情報を入力する入力部と、
    前記入力部から入力された読取サイズ及び前記載置部サイズ検知手段による検知に基づいて決定される読取領域と、前記搬送部サイズ検知手段により決定される原稿領域とから、前記読取領域と前記原稿領域との重なり領域を算出する制御部と、
    前記算出された情報に基づいて所定の報知を行うための報知手段と、
    を有することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記制御部は、前記原稿先端からの読み取り開始位置と、前記搬送部サイズ検知手段により検知される原稿のサイズから前記重なり領域を算出することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記制御部は、前記原稿先端から読み取り開始位置までの長さと、前記搬送部サイズ検知手段により検知される原稿の搬送方向長さとから前記重なり領域を算出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記制御部は、前記原稿先端から読み取り開始位置までの長さと、前記読取領域の面積と、前記搬送される原稿の面積とから前記重なり領域を算出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像読取装置。
  5. 前記重なり領域が閾値以下の場合に、所定の報知を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  6. 前記所定の報知は、読取が正常に行われなかったことを表示をすることであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  7. 前記所定の報知は、読取倍率の変更を促す表示をすることであることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  8. 前記重なり領域が閾値以下の場合に、画像読み取りを実行しないことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  9. 前記重なり領域が閾値以下の場合に、原稿を排出部に排出することを特徴とする請求項8記載の画像読取装置。
  10. 画像読取装置により読み取った情報をシートに画像形成する画像形成装置において、
    前記画像読取装置として、請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の画像読取装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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