JP7362452B2 - シート搬送装置、画像読取装置、及び画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置、画像読取装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、シートを搬送するシート搬送装置、これを備えた画像読取装置、及びこれを備えた画像形成装置に関するものである。
オフィスで使用される原稿などの読取対象のシートあるいは記録紙などの記録対象のシートの中には、ファイリング用の複数のパンチ穴があけられたものや、コンピュータフォームやルーズリーフのように連続的に多数の穴があけられたものがある。
例えば、この穴があけられた原稿を自動原稿送り装置などで搬送した場合、原稿にあけられた穴の位置が原稿を検知する原稿検知センサの位置に一致してしまうと、原稿にあけられた穴を原稿の先端や後端と誤検知してしまうことがある。特に、原稿にあけられた穴(以降、穿孔部と呼ぶ)を原稿の後端と誤検知してしまうと搬送不良などのジャムを引き起こす原因となってしまう。
そこで、原稿の穿孔部を原稿の後端と誤検知しないように、原稿があることを検知してから所定時間、用紙検出手段による用紙検出を非検出と判断する制御手段を設けた構成が知られている(特許文献1)。また、用紙があることを検知してからの用紙検出を非検出とする所定時間を、予め用紙サイズごとに設定することも知られている。
特許第3256043号
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、予め設定した用紙サイズに応じて、用紙検出を非検出とする所定時間が決められている。そのため、実際の原稿の用紙サイズが予め設定された用紙サイズと異なった場合、原稿があることを検知した後に用紙検出を非検出とする所定時間があっても、原稿の穿孔部により誤検知してジャムなどの搬送不良を引き起こすおそれがある。
そこで、本発明の目的は、穴のあけられたシートであっても誤検知を防止してジャムなどの搬送不良の発生を抑えることである。
上記目的を達成するため、本発明は、シートを送り出す給送部と、送り出されたシートを一枚ずつに分離する分離部と、分離されたシートを搬送する搬送部と、シートの搬送方向において前記搬送部よりも上流でかつ前記分離部よりも下流に配置され、シートを検知する第一のシート検知部と、シートの搬送方向において前記第一のシート検知部よりも下流に配置され、シートを検知する第二のシート検知部と、複数枚のシートのうちの一枚目のシートの搬送時に前記第二のシート検知部からの検知信号によりシートの長さを測定し、前記測定したシートの長さを用いて第一の所定距離を確定し、二枚目以降のシートの搬送時に、前記第二のシート検知部によりシート有りを検知してから前記第一の所定距離の間、前記第一のシート検知部からの検知信号を問わないように制御する制御部と、を有することを特徴とする。
また本発明は、シートを送り出す給送部と、送り出されたシートを一枚ずつに分離する分離部と、分離されたシートを搬送する搬送部と、シートの搬送方向において前記搬送部よりも上流でかつ前記分離部よりも下流に配置され、シートを検知する第一のシート検知部と、シートの搬送方向において前記第一のシート検知部よりも下流に配置され、シートを検知する第二のシート検知部と、シートの搬送方向において前記分離部よりも上流に配置され、シートを検知する第三のシート検知部と、複数枚のシートのうちの一枚目のシートの搬送時に前記第二のシート検知部からの検知信号によりシートの長さを測定し、前記測定したシートの長さを用いて第一の所定距離と、前記第一の所定距離とは異なる第二の所定距離を確定し、二枚目以降のシートの搬送時に、前記第二のシート検知部がシート有りを検知してから、前記第一の所定距離の間、前記第一のシート検知部からの検知信号を問わないように制御し、又は前記第二の所定距離の間、前記第三のシート検知部からの検知信号を問わないように制御する制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、穴のあけられたシートであっても誤検知せず、ジャムなどの搬送不良の発生を抑えることができる。
自動原稿送り装置を備えた画像読取装置の全体構成を示す断面図 自動原稿送り装置全体の制御を司るコントローラの構成を示すブロック図 実施例1に係る自動原稿送り装置の一部を拡大表記した模式図 実施例1に係る原稿の長さを測定する動作を説明するフローチャート 実施例1に係る原稿の給送動作を説明するフローチャート 実施例2に係る自動原稿送り装置の一部を拡大表記した模式図 実施例2に係る原稿の長さを測定する動作を説明するフローチャート 第一の所定距離及び第二の所定距離を説明する自動原稿送り装置の一部を拡大表記した模式図 所定距離搬送された原稿とセンサの位置関係を説明する自動原稿送り装置の一部を拡大表記した模式図 実施例2に係る原稿の給送動作を説明するフローチャート
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔実施例1〕
図1及び図2を参照して、実施例1に係るシート搬送装置を備えた画像読取装置について説明する。ここでは、シート搬送装置として、読取対象のシートである原稿を搬送する自動原稿送り装置を例示している。図1は、自動原稿送り装置を備えた画像読取装置の全体構成を示す断面図である。図2は、自動原稿送り装置全体の制御を司るコントローラの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、画像読取装置215は、読取対象のシートである原稿の画像情報を読み取る第一の画像読取部であるCCDラインセンサ226や、シート搬送装置としての自動原稿送り装置100などを備えている。
まず画像読取装置215について説明する。画像読取装置215は、原稿台ガラス218に載置された原稿に対して光を照射するランプ219、原稿からの反射光をレンズ225及びCCDラインセンサ226に導くミラー220などを有している。ランプ219、ミラー220、レンズ225及びCCDラインセンサ226は、キャリッジ223に取り付けられている。キャリッジ223は、タイミングベルト228によって駆動モータM10と連結され、駆動モータM10の回転により原稿台ガラス218に沿って移動される。
原稿台ガラス218に載置された原稿の画像情報を読み取る場合は、キャリッジ223が原稿台ガラス218に沿って移動されつつ、ランプ219により原稿に対して光が照射される。原稿からの反射光は、ミラー220を介してレンズ225に導かれ、レンズ225によってCCDラインセンサ226の受光部に結像される。CCDラインセンサ226は、結像した反射光を受光素子で光電変換し、入射光量に応じた電気信号を出力する。このようにして原稿の画像情報を読み取る。
一方、流し読みガラス216を通過する原稿の画像情報を読み取る場合は、キャリッジ223が図1に示す位置に移動され、停止された状態で、前述したように原稿の画像情報を読み取る。
また、本実施例は、画像読取装置215により取得した画像を回転させ斜行を補正するデジタル斜行補正を採用した構成である。これにより、後述する自動原稿送り装置100において、レジストローラ106及びレジスト従動ローラ107のニップ部に向けて原稿の先端を突き当て、原稿にループを生じさせてその先端を揃える斜行補正を行う必要が無くなる。読み取った画像の斜行を補正するデジタル斜行補正を行うことにより、原稿にループを生じさせて先端を揃える斜行補正に比べて、生産性を向上させることができる。
次に自動原稿送り装置100について説明する。自動原稿送り装置100は、載置台としての原稿トレイ101、給送部としての繰り出しローラ103、分離部としての分離ローラ105、搬送部としてのレジストローラ106などを有している。
自動原稿送り装置100において、原稿トレイ101は、複数枚の原稿Pを載置することが可能な載置台である。原稿突き当て部150は、原稿トレイ101に載置される原稿Pの先端の位置を規制する。
給送部である繰り出しローラ103は、原稿トレイ101に載置された原稿Pを送り出す。繰り出しローラ103は、原稿の搬送方向において原稿トレイ101の下流に設けられている。繰出しローラ103は、給送ローラ104の回転中心を中心にして揺動可能なアーム151に軸支されている。アーム151が図示しないカム及び揺動モータにより揺動されることで上下に移動される。繰り出しローラ103は、通常、図1に示すようにホームポジションである上方の位置に退避しており、原稿トレイ101に対する原稿Pのセット作業を阻害しないようになっている。繰り出しローラ103は、給送動作が開始されると、下降して原稿Pの上面に当接し、給送ローラ104とともに給送モータM1によって回転され、原稿を給送する。
分離部である分離ローラ105は、給送ローラ104の対向側に配置されており、給送ローラ104に押圧されている。分離ローラ105は、給送ローラ104より摩擦が少ないゴム材等から形成されており、給送ローラ104と協働して、繰り出しローラ103によって給送された原稿Pを1枚ずつに分離して給送する。
搬送部であるレジストローラ106及びレジスト従動ローラ107は、分離して給送された原稿Pを搬送する。レジストローラ106及びレジスト従動ローラ107は、分離して給送された原稿Pの先端を揃える斜行補正を行うことが可能である。具体的には、静止したレジストローラ106及びレジスト従動ローラ107のニップ部に向けて分離した原稿Pの先端を突き当て、原稿Pにループを生じさせて、その先端を揃える。原稿Pの先端を揃えると、レジストローラ106及びレジスト従動ローラ107によって原稿が搬送される。このようにして原稿の斜行補正を行うことが可能であるが、本実施例は前述したようにデジタル斜行補正を採用した構成である。レジストローラ106は、搬送ローラ115とともに搬送モータM2よって回転され、原稿を搬送する。搬送ローラ115及び搬送従動ローラ116は、レジストローラ106によって送られてきた原稿Pをリードローラ108に向けて搬送する。
そして、リードローラ108及びリード従動ローラ109は、原稿Pを流し読みガラス216に向けて搬送する。流し読みガラス216の対向側には、プラテンガイドローラ110が配置されている。リードローラ108及びリード従動ローラ109によって搬送される原稿Pは、流し読みガラス216を通過する際に、図1に示す位置に停止された第一の画像読取部であるCCDラインセンサ126によって原稿Pの一方の面である表面の画像情報を読み取られる。
ジャンプ台217は、流し読みガラス216を通過した原稿Pを、流し読みガラス216からすくい上げ、リード排出ローラ111に向けて送る。リード排出ローラ111及びリード排出従動ローラ112は、流し読みガラス216を通過した原稿Pを排出ローラ113に向けて搬送する。リード排出ローラ111と排出ローラ113の間には第二の画像読取部117が配置されている。第二の画像読取部117は、リード排出ローラ111と排出ローラ113の間を搬送される原稿の他方の面である裏面の画像情報を読み取る。排出ローラ113は、第二の画像読取部117を通過した原稿Pを排出トレイ114に排出する。リードローラ108、プラテンガイドローラ110、及びリード排出ローラ111は搬送モータM3によって回転され、排出ローラ113は搬送モータM4によって回転され、原稿を搬送する。
自動原稿送り装置100は、原稿セットセンサS10と、第一のシート検知部としての分離後センサS1と、第二のシート検知部としての搬送センサS2と、第三のシート検知部としての分離前センサS3と、リードセンサS4と、を有している。
原稿セットセンサS10は、原稿トレイ101に配置されており、原稿トレイ101上に原稿Pが給送可能な位置に積載されているかを検知している。第一のシート検知部である分離後センサS1は、原稿の搬送方向においてレジストローラ106よりも上流でかつ分離ローラ105よりも下流に配置されており、原稿を検知する。分離後センサS1は分離ローラ105及び給送ローラ104を原稿Pが通過したタイミングを検知する。第二のシート検知部である搬送センサS2は、原稿の搬送方向において分離後センサS1よりも下流に配置されており、原稿を検知する。第三のシート検知部である分離前センサS3は、原稿の搬送方向において分離ローラ105よりも上流に配置されており、原稿を検知する。リードセンサS4は、原稿の搬送方向においてリードローラ108の直前に配置されており、原稿を検知する。画像読取部による原稿の画像読取タイミングはリードセンサS4の検知に基づいて決定される。
図2を用いて、自動原稿送り装置100の制御系の構成について説明する。自動原稿送り装置制御部200は、CPU201と、制御プログラムが格納されるROM202と、制御データを一時的に保持するための領域や制御に伴う演算の作業領域としてのRAM203と、を備えている。本実施例の自動原稿送り装置制御部200は、自動原稿送り装置100の各種センサから入力される信号に基づいて、ドライバーIC204、ドライバーIC205、ドライバーIC206及びドライバーIC207を介して自動原稿送り装置100の各種モータを駆動制御する。各種センサには、原稿セットセンサS10、分離後センサS1、搬送センサS2、分離前センサS3、リードセンサS4がある。各種モータには、給送モータM1、搬送モータM2、搬送モータM3、搬送モータM4がある。制御部であるCPU201は、ROM202に格納された制御プログラムにしたがって、給送モータM1、搬送モータM2、搬送モータM3及び搬送モータM4を制御する。また、CPU201は、画像読取装置215のCPUとシリアル通信を行い、画像読取装置215との間で制御データの授受を行うようになっている。なお、自動原稿送り装置100と画像読取装置215が一体化された画像読取装置であれば、通信を行うことなく、1つのCPUで構成しても良い。
本実施例に係る自動原稿送り装置100は、穴(以降、穿孔部と呼ぶ)のあけられた原稿を一枚ずつ給送する場合であっても、原稿の穿孔部を原稿の先端や後端と誤検知してしまうことがないように、制御部であるCPU201が制御している。すなわち、制御部であるCPU201は、複数枚の原稿のうちの一枚目の原稿の搬送時に、第二のシート検知部である搬送センサS2からの検知信号により原稿Pの搬送方向の長さX(図8(b)参照)を測定する。CPU201は、前記測定した原稿Pの長さXを用いて第一の所定距離Y(図8(b)参照)を確定する。そしてCPU201は、二枚目以降の原稿の搬送時に、第二のシート検知部である搬送センサS2が原稿有りを検知してから前記第一の所定距離Yの間、第一のシート検知部である分離後センサS1からの検知信号を問わないように制御する。このように実際に搬送される原稿の長さを測定し、その測定結果を用いてセンサからの検知信号を問わない距離を決めているため、原稿の穿孔部を原稿の先端や後端と誤検知してしまうことがない。これにより、穿孔部を有する原稿であっても誤検知せず、ジャムなどの搬送不良の発生を抑えることができる。以下、詳しく説明する。
まず図3及び図4を用いて、原稿Pの搬送方向の長さXを測定し、その測定結果からする非検知領域である第一の所定距離Yを確定する動作について説明する。図3は、実施例1に係る自動原稿送り装置の一部を拡大表記した模式図である。図4は原稿Pの搬送方向の長さXを測定し、その測定結果から非検知領域である第一の所定距離Yを確定する動作を説明するフローチャートである。なお、以下の説明で、センサの検知信号のうち、センサのONは原稿有り(シート有り)であり、センサのOFFは原稿無し(シート無し)である。
複数枚の原稿のうちの一枚目の原稿Pの給送が開始され(ステップS101)、図3(a)に示すように一枚目の原稿Pの先端が第二のシート検知部である搬送センサS2に達すると、搬送センサS2がONする(ステップS102)。CPU201は、搬送センサS2からの検知信号により原稿有り(シート有り)を検知し、原稿Pの搬送方向の長さXの測定を開始する(ステップS103)。このとき、CPU201は、搬送モータM2のパルスのカウントを開始する。ここでは、原稿Pの搬送方向の長さXの測定は、レジストローラ106を駆動する搬送モータM2のパルスをカウントして行う。モータの1パルス当たりの原稿の送り量は決まっているので、測定開始から完了までのモータのパルス数のカウントすることで原稿Pの長さXを算出することができる。レジストローラ106と搬送ローラ115は搬送モータM2で同一駆動のため、原稿Pの後端が搬送ローラ115及び搬送従動ローラ116からなるニップ部を超えても、同一のパルスカウントが可能である。給送ローラ104は搬送ローラ115とはモータが異なることと、分離ローラ105の負荷による搬送ロスにより、原稿Pの搬送方向の長さXの測定には不向きである。
原稿Pの搬送方向の長さXの測定が開始された後、ステップS104にて搬送センサS2がOFFすると、ステップS105へ移行する。ステップS105では、ステップS104での搬送センサS2の検知信号が原稿Pにあけられた穿孔部の可能性があるため、原稿Pの搬送方向の長さXの測定を継続し、原稿Pを第三の所定距離搬送する。ここで第三の所定距離とは、例えば一般的に使用される穿孔部のある原稿で3穴原稿の直径(ここでは8mm)に対して1.5倍の長さ(ここでは12mm)である。
CPU201は、原稿Pを第三の所定距離搬送した際に搬送センサS2がOFFか否かを確認する(ステップS106)。ステップS106にて搬送センサS2がOFFでない場合、ステップS104での搬送センサS2の検知信号が原稿Pにあけられた穿孔部の可能性があるため、ステップS104へ移行し、再度搬送センサS2の検知信号を確認する。一方、ステップS106にて搬送センサS2がOFFしていれば、CPU201は、搬送センサS2からの検知信号により原稿無し(シート無し)を検知し、原稿Pの搬送方向の長さXの測定を完了する(ステップS107)。このとき、CPU201は、搬送モータM2のパルスのカウントを終了する。CPU201は、測定開始から完了までの搬送モータM2のパルス数(カウント数)から原稿Pの長さXを算出する。このようにして穿孔部を含めた原稿Pの長さXを測定することができる。
そして、CPU201は、測定した原稿Pの搬送方向の長さXを用いて第一の所定距離Y(図8(b)参照)を確定し、その後の制御にフィードバックする。ここで第一の所定距離Yは、CPU201が、二枚目以降の原稿の搬送時に、搬送センサS2が原稿有りを検知してから、分離後センサS1からの検知信号を問わない非検知領域である。
なお、ここでは、一枚目の原稿の搬送時に搬送センサS2からの検知信号により原稿Pの長さXを測定する構成を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、CPU201は、一枚目の原稿Pの搬送時に、第二のシート検知部である搬送センサS2からの検知信号と、第一のシート検知部である分離後センサS1からの検知信号とにより、原稿Pの長さXを測定することも可能である。具体的には、制御部であるCPU201は、一枚目の原稿Pの搬送時に、第二のシート検知部である搬送センサS2が原稿有り(シート有り)を検知した時に原稿Pの長さXの測定を開始する。測定を開始した後、第一のシート検知部である分離後センサS1が原稿無し(シート無し)を検知した時に原稿を第三の所定距離搬送する。そして、CPU201は、前記第三の所定距離搬送した際に第一のシート検知部である分離後センサS1により再び原稿無しを検知した時に原稿Pの長さXの測定を完了する。そして、CPU201は、このようにして測定した原稿Pの搬送方向の長さXを用いて、分離後センサS1からの検知信号を問わない非検知領域である第一の所定距離Y(図8(b)参照)を確定するようにしてもよい。このように、搬送センサS2だけでなく、搬送センサS2よりも上流に配置された分離後センサS1を用いることで、搬送センサS2により原稿Pの長さXを測定する構成よりも早く、前記非検知領域である第一の所定距離Yを確定することが可能である。
次に図5を用いて、二枚目以降の原稿の給送動作について説明する。図5は二枚目以降の原稿の給送動作を説明するフローチャートである。
二枚目の原稿の給送が開始され(ステップS201)、その先端が第二のシート検知部である搬送センサS2に達すると、搬送センサS2がONする(ステップS202)。搬送センサS2がONすると、CPU201は搬送モータM2のパルスをカウントすることで第一の所定距離Yのカウントを開始する(ステップS203)。そして、CPU201は、第一の所定距離Yの間、分離後センサS1からの検知信号を問わない状態となる。
なお、ここで、CPU201が分離後センサS1からの検知信号を問わない状態とは、分離後センサS1からの検知信号がONであってもOFFであっても受け付けない状態である。しかし、これに限定されるものではなく、例えば分離後センサS1の通電を切り、検知信号を発しない状態するなど、CPU201が分離後センサS1からの検知信号を問わない状態であれば、その他の状態であってもよい。
また、搬送センサS2がONすると、給送モータM1の駆動が停止されて繰り出しローラ103及び給送ローラ104の回転が停止され、かつ図示しない揺動モータの駆動により繰り出しローラ103がホームポジションである上方の位置に退避される。
そしてステップS204にて第一の所定距離Yのカウントが終了すると、CPU201は、ステップS205にて分離後センサS1がOFFか否かを確認し、分離後センサS1がOFFしていればステップS206へ移行する。CPU201は、ステップS206にて原稿セットセンサS10がONか否かを確認し、原稿セットセンサS10がOFFしていれば原稿トレイ101上に原稿が無いため、給送動作を終了する。一方、ステップS206にて原稿セットセンサS10がONしていれば原稿トレイ101上に原稿が有るため、ステップS207へ移行し、次原稿の給送を開始する。
次原稿の給送が開始されると、給送モータM1の駆動が開始されて繰り出しローラ103及び給送ローラ104の回転が開始され、かつ図示しない揺動モータの駆動により繰り出しローラ103は下方に移動されて原稿の上面に当接される。
またステップS208では、ステップS205での分離後センサS1の検知信号が原稿にあけられた穿孔部の可能性があるため、ステップ205にて分離後センサS1がOFFしてから原稿を第三の所定距離搬送する。ここで第三の所定距離とは、例えば一般的に使用される穿孔部のある原稿で3穴原稿の直径(ここでは8mm)に対して1.5倍の長さ(ここでは12mm)である。
CPU201は、原稿を第三の所定距離搬送した際に分離後センサS1がOFFか否かを再度確認する(ステップS209)。ステップS209にて分離後センサS1が再びOFFである場合、原稿の後端が分離後センサS1を通過した検知信号であるため、分離後センサS1に原稿が無いと確定する。そしてステップS202に移行し、すでにステップS207にて給送が開始されている次原稿に備える。
一方、ステップS209にて分離後センサS1がOFFでない場合、すなわち分離後センサS1により原稿有りを検知した場合、ステップS210へ移行する。ステップS210では、すでにステップS207にて次原稿の給送が開始されているため、給送モータM1による次原稿の給送を停止させ、ステップS211に移行する。ステップS211では所定時間、給送モータM1による次原稿の給送を停止し、ステップS212へ移行する。ここで所定時間とは、例えば0.1秒であり、レジストローラ106の搬送速度が500mm/sであれば、50mmの搬送距離に相当する。そして、所定時間停止した後、ステップS212では給送モータM1による次原稿の給送を再開させる。その後、ステップS202に移行し、給送が再開された次原稿に備える。
なお、図1に示す自動原稿送り装置100では分離前センサS3を有する構成を例示しているが、実施例1に係る自動原稿送り装置100は分離前センサS3を持たない構成であってもよい。
上述したように、本実施例によれば、実際に搬送される原稿の長さを測定し、その測定結果を用いてセンサからの検知信号を問わない距離を決めているため、原稿の穿孔部を原稿の先端や後端と誤検知してしまうことがない。これにより、穿孔部を有する原稿であっても誤検知せず、ジャムなどの搬送不良の発生を抑えることができる。
〔実施例2〕
次に図6~図10を用いて実施例2に係る自動原稿送り装置を備えた画像読取装置について説明する。なお、前述した実施例1では、原稿の長さの測定や、その測定結果を用いた所定距離の確定に分離前センサS3を用いない構成を例示したが、実施例2に係る自動原稿送り装置100では分離前センサS3を用いた構成とである。
すなわち本実施例では、制御部であるCPU201は、複数枚の原稿のうちの一枚目の原稿の搬送時に、第二のシート検知部である搬送センサS2からの検知信号と、第一のシート検知部である分離後センサS1又は第三のシート検知部である分離前センサS3からの検知信号とにより、原稿Pの搬送方向の長さX(図8(b)参照)を測定する。CPU201は、前記測定した原稿Pの長さXを用いて第一の所定距離Y(図8(b)参照)と、前記第一の所定距離Yとは異なる第二の所定距離Z(図8(b)参照)を確定する。そしてCPU201は、二枚目以降の原稿の搬送時に、搬送センサS2が原稿有りを検知してから、第一の所定距離Yの間、分離後センサS1からの検知信号を問わないように制御し、又は第二の所定距離Zの間、分離前センサS3からの検知信号を問わないように制御する。本実施例においても、実際に搬送される原稿の長さを測定し、その測定結果を用いてセンサからの検知信号を問わない距離を決めているため、原稿の穿孔部を原稿の先端や後端と誤検知してしまうことがない。これにより、穿孔部を有する原稿であっても誤検知せず、ジャムなどの搬送不良の発生を抑えることができる。
なお、原稿Pの長さXの測定については、前述した実施例と同様に、一枚目の原稿の搬送時に第二のシート検知部である搬送センサS2からの検知信号により原稿の長さを測定してもよい。
上記以外の構成については、前述した実施例と同様であるため、同等の機能を有する部材には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。以下、上述した本実施例の特徴について詳しく説明する。
まず図6、図7、及び図8を用いて、原稿Pの搬送方向の長さXを測定し、その測定結果からする非検知領域である第一の所定距離Y、第二の所定距離Zを確定する動作について説明する。図6は、自動原稿送り装置の一部を拡大表記した模式図である。図7は原稿Pの搬送方向の長さXを測定し、その測定結果から非検知領域である第一の所定距離Y、第二の所定距離Zを確定する動作を説明するフローチャートである。図8(a)、図8(b)、図8(c)は、自動原稿送り装置の一部を拡大表記した模式図である。なお、以下の説明で、センサの検知信号のうち、センサのONは原稿有り(シート有り)であり、センサのOFFは原稿無し(シート無し)である。
複数枚の原稿のうちの一枚目の原稿Pの給送が開始され(ステップS301)、図6(a)及び図8(a)に示すように一枚目の原稿Pの先端が第二のシート検知部である搬送センサS2に達すると、搬送センサS2がONする(ステップS302)。CPU201は、搬送センサS2からの検知信号により原稿有り(シート有り)を検知し、原稿Pの搬送方向の長さXの測定を開始する(ステップS303)。このとき、CPU201は、搬送モータM2のパルスのカウントを開始する。ここでは、原稿Pの搬送方向の長さXの測定は、レジストローラ106を駆動する搬送モータM2のパルスをカウントして行う。
原稿Pの搬送方向の長さXの測定が開始された後、第三のシート検知部である分離前センサS3がOFFすると(ステップS304)、ステップS305へ移行する。ステップS305では、ステップS304での分離前センサS3の検知信号が原稿Pにあけられた穿孔部の可能性があるため、原稿Pの搬送方向の長さXの測定を継続し、原稿Pを第三の所定距離搬送する(ステップS305)。ここで第三の所定距離とは、例えば一般的に使用される穿孔部のある原稿で3穴原稿の直径(ここでは8mm)に対して1.5倍の長さ(ここでは12mm)である。
CPU201は、原稿Pを第三の所定距離搬送した際に分離前センサS3がOFFか否かを確認する(ステップS306)。ステップS306にて分離前センサS3がOFFでない場合、ステップS304での分離前センサS3の検知信号が原稿Pにあけられた穿孔部の可能性があるため、ステップS304へ移行し、再度分離前センサS3の検知信号を確認する。一方、図6(b)に示すように一枚目の原稿Pの後端が第三のシート検知部である分離前センサS3に達すると、分離前センサS3がOFFする(ステップS306)。ステップS306にて分離前センサS3がOFFしていれば、CPU201は、分離前センサS3からの検知信号により原稿無し(シート無し)を検知し、原稿Pの搬送方向の長さXの測定を完了する(ステップS307)。このとき、CPU201は、搬送モータM2のパルスのカウントを終了する。CPU201は、測定開始から完了までの搬送モータM2のパルス数(カウント数)から原稿Pの長さXを算出する。このようにして穿孔部を含めた原稿Pの長さXを測定することができる。
そして、CPU201は、測定した原稿Pの搬送方向の長さXを用いて第一の所定距離Z(図8(b)参照)及び第二の所定距離Z(図8(c)参照)を確定し、その後の制御にフィードバックする。
ここで第一の所定距離Yは、CPU201が、二枚目以降の原稿の搬送時に、搬送センサS2が原稿有りを検知してから、分離後センサS1からの検知信号を問わない非検知領域である。第一の所定距離Yは、分離後センサS1を通過した原稿Pの先端が図8(a)に示すように搬送センサS2に達してから、原稿Pの後端が図8(b)に示すように分離後センサS1に達するまで、原稿Pを搬送する距離に相当する所定距離となる。また、第二の所定距離Zは、CPU201が、二枚目以降の原稿の搬送時に、搬送センサS2が原稿有りを検知してから、分離前センサS3からの検知信号を問わない非検知領域である。第二の所定距離Zは、分離前センサS3を通過した原稿Pの先端が図8(a)に示すように搬送センサS2に達してから、原稿Pの後端が図8(c)に示すように分離前センサS3に達するまで、原稿Pを搬送する距離に相当する所定距離となる。
一方、原稿Pの搬送方向の長さXの測定が開始された後、第三のシート検知部である分離前センサS3がOFFでない場合(ステップS304)、図6(c)に示すように一枚目の原稿Pとともに次の原稿P′が分離前センサS3まで連れ送られた状態である。そのため、ステップS309へ移行し、第一のシート検知部である分離後センサS1がOFFか否かを確認する。ステップS309にて分離後センサS1がOFFすると、ステップS310へ移行する。ステップS310では、ステップS309での分離後センサS1の検知信号が原稿Pにあけられた穿孔部の可能性があるため、原稿Pの搬送方向の長さXの測定を継続し、原稿Pを第三の所定距離搬送する。ここで第三の所定距離とは、例えば一般的に使用される穿孔部のある原稿で3穴原稿の直径(ここでは8mm)に対して1.5倍の長さ(ここでは12mm)である。
CPU201は、原稿Pを第三の所定距離搬送した際に分離後センサS1がOFFか否かを確認する(ステップS311)。ステップS311にて分離後センサS1がOFFでない場合、ステップS309へ移行し、再度分離後センサS1の検知信号を確認する。一方、図6(d)に示すように一枚目の原稿Pの後端が第一のシート検知部である分離後センサS1に達すると、分離後センサS1がOFFする(ステップS311)。ステップS311にて分離後センサS1がOFFしていれば、CPU201は、分離後センサS1からの検知信号により原稿無し(シート無し)を検知し、原稿Pの搬送方向の長さXの測定を完了する(ステップS312)。そして、CPU201は、測定した原稿Pの搬送方向の長さXを用いて第一の所定距離Z(図8(b)参照)及び第二の所定距離Z(図8(c)参照)を確定し、その後の制御にフィードバックする。ここで第一の所定距離Y及び第二の所定距離Zは前述した通りである。
次に図10を用いて、二枚目以降の原稿の給送動作について説明する。図10は二枚目以降の原稿の給送動作を説明するフローチャートである。
二枚目の原稿の給送が開始され(ステップS401)、その先端が第二のシート検知部である搬送センサS2に達すると、搬送センサS2がONする(ステップS402)。搬送センサS2がONすると、CPU201は搬送モータM2のパルスをカウントすることで第一の所定距離Y及び第二の所定距離Zのカウントを開始する(ステップS403)。そして、CPU201は、第二の所定距離Zの間、分離後センサS1からの検知信号を問わない状態となり、第一の所定距離Yの間、分離後センサS1からの検知信号を問わない状態となる。
なお、ここで、CPU201が分離後センサS1、分離前センサS3からの検知信号を問わない状態とは、分離後センサS1、分離前センサS3からの検知信号がONであってもOFFであっても受け付けない状態である。しかし、これに限定されるものではなく、例えば分離後センサS1、分離前センサS3の通電を切り、検知信号を発しない状態するなど、CPU201が分離後センサS1、分離後センサS1からの検知信号を問わない状態であれば、その他の状態であってもよい。
また、搬送センサS2がONすると、給送モータM1の駆動が停止されて繰り出しローラ103及び給送ローラ104の回転が停止され、かつ図示しない揺動モータの駆動により繰り出しローラ103がホームポジションである上方の位置に退避される。
そしてステップS404にて第二の所定距離Zのカウントが終了する。そして、CPU201は、ステップS405にて分離前センサS3がOFFか否かを確認する。
ここで、図9(d)~図9(f)を用いて、第二の所定距離の搬送を終えた際の実際の原稿について説明する。図9(d)~図9(f)は第二の所定距離の搬送を終えた際の実際の原稿について表した図である。図9(d)は第二の所定距離の搬送を終えた原稿Pの後端位置と分離前センサS3が同じとなっている。図9(d)の位置は、原稿が第二の所定距離を搬送され、かつ分離前センサS3が原稿無しと検知し、原稿が無いと確定された、を意味する。図9(e)は第二の所定距離の搬送を終えた原稿Pの後端位置が分離前センサS3よりも下流となっている。図9(e)の位置は、原稿が第二の所定距離を搬送され、かつ分離前センサS3が原稿無しと検知し、原稿が無いと確定された、を意味する。図9(f)は第二の所定距離の搬送を終えた原稿Pの後端位置が分離前センサS3よりも上流となっている。図9(f)の位置は、原稿が第二の所定距離を搬送され、かつ分離前センサS3が原稿無しと検知できていない。そのため、原稿Pがさらに下流に搬送されて分離前センサS3が原稿無しと検知した際に、原稿が無いと確定されることになる。
前述したようにステップS404にて第二の所定距離Zのカウントが終了すると、CPU201は、ステップS405にて分離前センサS3がOFFか否かを確認する。そして、分離前センサS3がOFFしていればステップS406へ移行する。CPU201は、ステップS406にて原稿セットセンサS10がONか否かを確認し、原稿セットセンサS10がOFFしていれば原稿トレイ101上に原稿が無いため、給送動作を終了する。一方、ステップS406にて原稿セットセンサS10がONしていれば原稿トレイ101上に原稿が有るため、ステップS407へ移行し、次原稿の給送を開始する。
次原稿の給送が開始されると、給送モータM1の駆動が開始されて繰り出しローラ103及び給送ローラ104の回転が開始され、かつ図示しない揺動モータの駆動により繰り出しローラ103は下方に移動されて原稿の上面に当接される。
またステップS408では、ステップS405での分離前センサS3の検知信号が原稿にあけられた穿孔部の可能性があるため、ステップ405にて分離前センサS3がOFFしてから原稿を第三の所定距離搬送する。ここで第三の所定距離とは、例えば一般的に使用される穿孔部のある原稿で3穴原稿の直径(ここでは8mm)に対して1.5倍の長さ(ここでは12mm)である。
CPU201は、原稿を第三の所定距離搬送した際に分離前センサS3がOFFか否かを再度確認する(ステップS409)。ステップS409にて分離前センサS3が再びOFFである場合、原稿の後端が分離前センサS3を通過した検知信号であるため、分離前センサS3に原稿が無いと確定する。そしてステップS402に移行し、すでにステップS407にて給送が開始されている次原稿に備える。
一方、ステップS409にて分離前センサS3がOFFでない場合、すなわち分離前センサS3により原稿有りを検知した場合、ステップS416へ移行する。ステップS416では、すでにステップS407にて次原稿の給送が開始されているため、給送モータM1による次原稿の給送を停止させ、ステップS417に移行する。ステップS417では所定時間、給送モータM1による次原稿の給送を停止し、ステップS418へ移行する。ここで所定時間とは、例えば0.1秒であり、レジストローラ106の搬送速度が500mm/sであれば、50mmの搬送距離に相当する。そして、所定時間停止した後、ステップS418では給送モータM1による次原稿の給送を再開させる。その後、ステップS402に移行し、給送が再開された次原稿に備える。
またステップS405にて分離前センサS3がOFFでない場合、次原稿が分離前センサS3まで連れ送られた状態であるため、ステップS410へ移行する。ステップS410にて第一の所定距離Yのカウントが終了すると、CPU201は、ステップS411にて第一のシート検知部である分離後センサS1がOFFか否かを確認する。
ここで、図9(a)~図9(c)を用いて、第一の所定距離の搬送を終えた際の実際の原稿について説明する。図9(a)~図9(c)は第一の所定距離の搬送を終えた際の実際の原稿について表した図である。図9(a)は第一の所定距離の搬送を終えた原稿Pの後端位置と分離後センサS1が同じとなっている。図9(a)の位置は、原稿が第一の所定距離を搬送され、かつ分離後センサS1が原稿無しと検知し、原稿が無いと確定された、を意味する。図9(b)は第一の所定距離の搬送を終えた原稿Pの後端位置が分離後センサS1よりも下流となっている。図9(b)の位置は、原稿が第一の所定距離を搬送され、かつ分離後センサS1が原稿無しと検知し、原稿が無いと確定された、を意味する。図9(c)は第一の所定距離の搬送を終えた原稿Pの後端位置が分離後センサS1よりも上流となっている。図9(c)の位置は、第一の所定距離を搬送され、かつ分離後センサS1が原稿無しと検知できていない。そのため、原稿Pがさらに下流に搬送されて分離後センサS1が原稿無しと検知した際に、原稿が無いと確定されることになる。
前述したようにステップS410にて第一の所定距離Yのカウントが終了すると、CPU201は、ステップS411にて第一のシート検知部である分離後センサS1がOFFか否かを確認する。そして、ステップS411にて分離後センサS1がOFFしていればステップS412へ移行する。CPU201は、ステップS412にて原稿セットセンサS10がONか否かを確認し、原稿セットセンサS10がOFFしていれば原稿トレイ101上に原稿が無いため、給送動作を終了する。一方、ステップS412にて原稿セットセンサS10がONしていれば原稿トレイ101上に原稿が有るため、ステップS413へ移行し、次原稿の給送を開始する。
次原稿の給送が開始されると、給送モータM1の駆動が開始されて繰り出しローラ103及び給送ローラ104の回転が開始され、かつ図示しない揺動モータの駆動により繰り出しローラ103は下方に移動されて原稿の上面に当接される。
またステップS414では、ステップS411での分離後センサS1の検知信号が原稿にあけられた穿孔部の可能性があるため、ステップ411にて分離後センサS1がOFFしてから原稿を第三の所定距離搬送する。ここで第三の所定距離とは、例えば一般的に使用される穿孔部のある原稿で3穴原稿の直径(ここでは8mm)に対して1.5倍の長さ(ここでは12mm)である。
CPU201は、原稿を第三の所定距離搬送した際に分離後センサS1がOFFか否かを再度確認する(ステップS415)。ステップS415にて分離後センサS1が再びOFFである場合、原稿の後端が分離後センサS1を通過した検知信号であるため、分離後センサS1に原稿が無いと確定する。そしてステップS402に移行し、すでにステップS413にて給送が開始されている次原稿に備える。
一方、ステップS415にて分離後センサS1がOFFでない場合、すなわち分離後センサS1により原稿有りを検知した場合、ステップS416へ移行する。ステップS416では、すでにステップS413にて次原稿の給送が開始されているため、給送モータM1による次原稿の給送を停止させ、ステップS417に移行する。ステップS417では所定時間、給送モータM1による次原稿の給送を停止し、ステップS418へ移行する。ここで所定時間とは、例えば0.1秒であり、レジストローラ106の搬送速度が500mm/sであれば、50mmの搬送距離に相当する。そして、所定時間停止した後、ステップS418では給送モータM1による次原稿の給送を再開させる。その後、ステップS402に移行し、給送が再開された次原稿に備える。
上述したように、本実施例においても、前述した実施例と同様に、実際に搬送される原稿の長さを測定し、その測定結果を用いてセンサからの検知信号を問わない距離を決めているため、原稿の穿孔部を原稿の先端や後端と誤検知してしまうことがない。これにより、穿孔部を有する原稿であっても誤検知せず、ジャムなどの搬送不良の発生を抑えることができる。
〔他の実施例〕
前述した実施例では、原稿等の読取対象のシートを一枚ずつ搬送するシート搬送装置を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、記録紙等の記録対象のシートを一枚ずつ搬送するシート搬送装置に適用しても同様の効果を得ることができる。
また前述した実施例では、シートの画像を読み取る画像読取部を有するスキャナなどの画像読取装置に備えられたシート搬送装置を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、シートに画像を形成する画像形成部を有するプリンタ、複写機、ファクシミリ装置等の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の画像形成装置に備えられたシート搬送装置であっても良い。これらの画像形成装置に備えられたシート搬送装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
またシート搬送装置は、画像読取装置又は画像形成装置に対して着脱可能な構成であってもよいし、画像読取装置又は画像形成装置が一体的に有する構成であってもよい。これらのシート搬送装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
M1 …給送モータ
M2,M3,M4 …搬送モータ
P …原稿
S1 …分離後センサ(第一のシート検知部)
S2 …搬送センサ(第二のシート検知部)
S3 …分離前センサ(第三のシート検知部)
S4 …リードセンサ
S10 …原稿セットセンサ
100 …自動原稿送り装置(シート搬送装置)
101 …原稿トレイ
103 …繰り出しローラ(給送部)
104 …給送ローラ
105 …分離ローラ(分離部)
106 …レジストローラ(搬送部)
200 …自動原稿送り装置制御部
201 …CPU(制御部)
202 …ROM
203 …RAM
215 …画像読取装置
226 …CCDラインセンサ

Claims (18)

  1. シートを送り出す給送部と、
    送り出されたシートを一枚ずつに分離する分離部と、
    分離されたシートを搬送する搬送部と、
    シートの搬送方向において前記搬送部よりも上流でかつ前記分離部よりも下流に配置され、シートを検知する第一のシート検知部と、
    シートの搬送方向において前記第一のシート検知部よりも下流に配置され、シートを検知する第二のシート検知部と、
    複数枚のシートのうちの一枚目のシートの搬送時に前記第二のシート検知部からの検知信号によりシートの長さを測定し、前記測定したシートの長さを用いて第一の所定距離を確定し、二枚目以降のシートの搬送時に、前記第二のシート検知部によりシート有りを検知してから前記第一の所定距離の間、前記第一のシート検知部からの検知信号を問わないように制御する制御部と、
    を有することを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記制御部は、前記一枚目のシートの搬送時に、前記第二のシート検知部からの検知信号と、前記第一のシート検知部からの検知信号とにより、シートの長さを測定することを特徴とする請求項1のシート搬送装置。
  3. 前記制御部は、前記一枚目のシートの搬送時に、前記第二のシート検知部によりシート有りを検知した時に前記シートの長さの測定を開始し、
    前記測定を開始した後、前記第一のシート検知部によりシート無しを検知した時に前記シートを第三の所定距離搬送し、
    前記第三の所定距離搬送した際に前記第一のシート検知部により再びシート無しを検知した時に前記シートの長さの測定を完了することを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記制御部は、前記二枚目以降のシートの搬送時に、前記第二のシート検知部によりシート有りを検知した時に前記第一の所定距離のカウントを開始し、前記第一の所定距離の間、前記第一のシート検知部からの検知信号を問わないように制御し、
    前記第一の所定距離のカウントを終了した後に前記第一のシート検知部によりシート無しを検知した時に前記給送部及び前記分離部により次のシートの給送を開始することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  5. 前記制御部は、前記第一の所定距離のカウントを終了した後に前記第一のシート検知部によりシート無しを検知してからシートを第三の所定距離搬送し、前記第三の所定距離搬送した際に前記第一のシート検知部により再びシート無しを検知した時に前記第一のシート検知部にシートが無いと確定することを特徴とする請求項4に記載のシート搬送装置。
  6. 前記制御部は、前記第一の所定距離のカウントを終了した後に前記第一のシート検知部によりシート無しを検知してからシートを第三の所定距離搬送し、前記第三の所定距離搬送した際に前記第一のシート検知部によりシート有りを検知した場合は前記次のシートの給送を停止し、所定時間停止した後に前記次のシートの給送を再開することを特徴とする請求項4に記載のシート搬送装置。
  7. シートを送り出す給送部と、
    送り出されたシートを一枚ずつに分離する分離部と、
    分離されたシートを搬送する搬送部と、
    シートの搬送方向において前記搬送部よりも上流でかつ前記分離部よりも下流に配置され、シートを検知する第一のシート検知部と、
    シートの搬送方向において前記第一のシート検知部よりも下流に配置され、シートを検知する第二のシート検知部と、
    シートの搬送方向において前記分離部よりも上流に配置され、シートを検知する第三のシート検知部と、
    複数枚のシートのうちの一枚目のシートの搬送時に前記第二のシート検知部からの検知信号によりシートの長さを測定し、前記測定したシートの長さを用いて第一の所定距離と、前記第一の所定距離とは異なる第二の所定距離を確定し、二枚目以降のシートの搬送時に、前記第二のシート検知部がシート有りを検知してから、前記第一の所定距離の間、前記第一のシート検知部からの検知信号を問わないように制御し、又は前記第二の所定距離の間、前記第三のシート検知部からの検知信号を問わないように制御する制御部と、
    を有することを特徴とするシート搬送装置。
  8. 前記制御部は、前記一枚目のシートの搬送時に、前記第二のシート検知部からの検知信号と、前記第一のシート検知部又は前記第三のシート検知部からの検知信号とにより、シートの長さを測定することを特徴とする請求項7のシート搬送装置。
  9. 前記制御部は、前記一枚目のシートの搬送時に、前記第二のシート検知部によりシート有りを検知した時に前記シートの長さの測定を開始し、
    前記測定を開始した後、前記第三のシート検知部によりシート無しを検知してから前記シートを第三の所定距離搬送し、前記第三の所定距離搬送した際に前記第三のシート検知部により再びシート無しを検知した時に前記シートの長さの測定を終了し、
    又は前記測定を開始した後、前記第三のシート検知部によりシート無しを検知せず、前記第一のシート検知部によりシート無しを検知してから前記シートを第三の所定距離搬送し、前記第三の所定距離搬送した際に前記第一のシート検知部により再びシート無しを検知した時に前記シートの長さの測定を終了することを特徴とする請求項8に記載のシート搬送装置。
  10. 前記制御部は、前記二枚目以降のシートの搬送時に、前記第二のシート検知部によりシート有りを検知した時に前記第二の所定距離のカウントを開始し、前記第二の所定距離の間、前記第三のシート検知部からの検知信号を問わないように制御し、
    前記第二の所定距離のカウントを終了した後に前記第三のシート検知部によりシート無しを検知した時に前記給送部及び前記分離部により次のシートの給送を開始することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  11. 前記制御部は、前記二枚目以降のシートの搬送時に、前記第二のシート検知部によりシート有りを検知した時に前記第一の所定距離のカウントを開始し、前記第一の所定距離の間、前記第一のシート検知部からの検知信号を問わないように制御し、
    前記第二の所定距離のカウントを終了した後に前記第三のシート検知部によりシート無しを検知せず、前記第一の所定距離のカウントを終了した後に前記第一のシート検知部によりシート無しを検知した時に前記給送部及び前記分離部により次のシートの給送を開始することを特徴とする請求項10に記載のシート搬送装置。
  12. 前記制御部は、前記第二の所定距離のカウントを終了した後に前記第三のシート検知部によりシート無しを検知してからシートを第三の所定距離搬送し、前記第三の所定距離搬送した際に前記第三のシート検知部により再びシート無しを検知した時に、シートが無いと確定することを特徴とする請求項10に記載のシート搬送装置。
  13. 前記制御部は、前記第二の所定距離のカウントを終了した後に前記第三のシート検知部によりシート無しを検知せず、前記第一の所定距離のカウントを終了した後に前記第一のシート検知部によりシート無しを検知してからシートを第三の所定距離搬送し、前記第三の所定距離搬送した際に前記第一のシート検知部により再びシート無しを検知した時に、シートが無いと確定することを特徴とする請求項11に記載のシート搬送装置。
  14. 前記制御部は、前記第二の所定距離のカウントを終了した後に前記第三のシート検知部によりシート無しを検知してからシートを第三の所定距離搬送し、前記第三の所定距離搬送した際に前記第三のシート検知部によりシート有りを検知した場合は前記次のシートの給送を停止し、所定時間停止した後に前記次のシートの給送を再開することを特徴とする請求項12に記載のシート搬送装置。
  15. 前記制御部は、前記第二の所定距離のカウントを終了した後に前記第三のシート検知部によりシート無しを検知せず、前記第一の所定距離のカウントを終了した後に前記第一のシート検知部によりシート無しを検知してからシートを第三の所定距離搬送し、前記第三の所定距離搬送した際に前記第一のシート検知部によりシート有りを検知した場合は前記次のシートの給送を停止し、所定時間停止した後に前記次のシートの給送を再開することを特徴とする請求項13に記載のシート搬送装置。
  16. 前記制御部は、前記一枚目のシートの搬送時に、前記第二のシート検知部によりシート有りを検知した時に前記シートの長さの測定を開始し、
    前記測定を開始した後、前記第二のシート検知部によりシート無しを検知してから前記シートを第三の所定距離搬送し、
    前記第三の所定距離搬送した際に前記第二のシート検知部により再びシート無しを検知した時に前記シートの長さの測定を完了することを特徴とする請求項1又は7に記載のシート搬送装置。
  17. 読取対象のシートを搬送するシート搬送装置と、前記シートの画像を読み取る画像読取部と、を有する画像読取装置であって、前記シート搬送装置として、請求項1乃至16のいずれか1項に記載のシート搬送装置を有することを特徴とする画像読取装置。
  18. 記録対象のシートを搬送するシート搬送装置と、前記シートに画像を形成する画像形成部と、を有する画像形成装置であって、前記シート搬送装置として、請求項1乃至16のいずれか1項に記載のシート搬送装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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