JP2016088686A - シート長計測装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】穴の開いた特殊用紙でも用紙長の計測を可能にして画像倍率補正を行うことができる。
【解決手段】用紙を搬送する搬送ローラ51と、用紙の搬送方向の搬送ローラ51より下流側に設けられたスタートトリガセンサ55と、搬送ローラ51より上流側に設けられたストップトリガセンサ56と、用紙の搬送量を計測するパルス計数部102と、各センサの検知結果と用紙の搬送量とから用紙長を算出する算出部104と、用紙の先端部の通過が検知された後から所定の設定時間が経過するまで、各センサをそれぞれマスク状態にし、さらに、ストップトリガセンサ56によって検知位置を通過している用紙の端部の通過が検知された後から所定の監視時間が経過するまでに、再度用紙の端部の通過が検知されなかった場合、検知された端部が用紙の後端部であると判断する制御部106とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、シート長計測装置および画像形成装置に関する。
商業印刷業界では、小ロット・多品種・バリアブルデータの印刷には、従来のオフセット印刷から電子写真方式を用いた画像形成装置によるPOD(Print on Demand)への移行が進んでいる。電子写真方式を用いた画像形成装置では、この様なニーズに対応するため、オフセット印刷機に匹敵する用紙(記録可能なシート媒体)の表裏見当精度が要求されるようになってきている。
表裏見当ずれの要因としては、縦方向・横方向のレジストレーション誤差と、用紙と画像のスキュー誤差とに大別できるが、熱定着装置を有する画像形成装置では、用紙が伸縮することによる画像倍率誤差が加わる。そこで、予め算出した用紙の伸縮量により表裏の画像倍率を決定して画像サイズを補正し、用紙表裏の画像倍率誤差を低減する技術が考えられている。
自動的に用紙表裏の画像倍率誤差の補正(画像倍率補正)を行うためには、用紙サイズを計測する技術が必要となる。このため、搬送される用紙の先端および後端をセンサにより検知し、用紙の通過時間に計数されたパルス数から用紙長を計測する技術や、用紙搬送ローラ軸上のロータリエンコーダのパルス数から用紙長を計測する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、パンチ穴を開けた用紙やスポット的に穴を開けた用紙など、パンチ穴等の開いている特殊用紙における穴の位置は任意であり、当該穴の位置を規定することはユーザの用紙選定の自由度を狭めることになり困難である。
従って、従来の画像形成装置における用紙長計測技術では、用紙の先端や後端を検知するセンサのセンシング位置に、パンチ穴など用紙に穴の開いた部分が通過する場合、その穴の開いた部分の端部を用紙の端部(エッジ)と誤検知してしまうことがあった。このように用紙の端部を誤検知してしまうと用紙長を誤って計測してしまうため、上述したような穴の開いた特殊用紙では画像倍率補正が行えないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、パンチ穴等の穴の開いた特殊なシート媒体でもシート長の計測を可能にして画像倍率補正を行うことができるシート長計測装置および画像形成装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、シート媒体を搬送する搬送手段と、前記シート媒体の搬送方向の前記搬送手段より下流側に設けられ、前記シート媒体の端部の通過を検知する第1検知手段と、前記搬送方向の前記搬送手段より上流側に設けられ、前記シート媒体の端部の通過を検知する第2検知手段と、前記搬送手段により搬送される前記シート媒体の搬送量を計測する搬送量計測手段と、前記第1検知手段および前記第2検知手段の検知結果と、前記シート媒体の搬送量とから、前記シート媒体の前記搬送方向における長さを算出する算出手段と、前記シート媒体の端部のうち前記搬送方向に対する先端の端部である先端部の通過が検知された後から所定の設定時間が経過するまで、前記第1検知手段および前記第2検知手段による前記シート媒体の端部の通過の検知をそれぞれ検知しなかったものとみなす第1制御手段と、前記第2検知手段によって、前記第2検知手段の検知位置を通過している前記シート媒体の端部の通過が検知された後から所定の監視時間が経過するまでに、再度前記シート媒体の端部の通過が検知されなかった場合、前記第2検知手段により検知された端部が前記シート媒体の端部のうち前記搬送方向に対する後端の端部である後端部であると判断する第2制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、パンチ穴等の穴の開いた特殊なシート媒体でもシート長の計測を可能にして画像倍率補正を行うことができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる画像形成装置の構成の一例を示す概略図である。 図2は、実施の形態にかかるシート長計測装置の機械的構成例を示す概略図(平面図)である。 図3は、実施の形態にかかるシート長計測装置の機械的構成例を示す概略図(側面図)である。 図4は、実施の形態にかかるシート長計測装置の機能構成例を示すブロック図である。 図5は、実施の形態にかかるパルス信号の計数の開始タイミングおよび終了タイミングの説明図である。 図6は、実施の形態にかかる画像形成装置において用紙に画像を印刷した際のパルス計数に関するタイミングチャートである。
以下に添付図面を参照して、シート長計測装置および画像形成装置の実施の形態を詳細に説明する。まず、以下では、本実施の形態にかかるシート長計測装置を備えた画像形成装置の構成について説明する。本実施の形態では、画像形成装置による記録が可能なシート媒体として用紙を例に挙げて説明するが、記録可能な媒体であれば他の媒体を適用可能である。
図1は、実施の形態にかかる画像形成装置の構成の一例を示す概略図である。図1に示すように、画像形成装置1は、中央付近に無端ベルト状の中間転写ベルト2が設けられている。中間転写ベルト2は、複数の支持ローラに掛け回されており、図中の時計回りに回転搬送可能となっている。
そして、中間転写ベルト2上には、この中間転写ベルト2の搬送方向に沿って、複数の画像形成部3が横に並んで配置され、タンデム画像形成部4を構成している。さらに、タンデム画像形成部4の上には、露光装置5が設けられている。
タンデム画像形成部4の各画像形成部3には、各色トナー像を担持する像担持体としての感光体ドラム6が設けられている。また、感光体ドラム6から中間転写ベルト2にトナー像を転写する一次転写位置には、中間転写ベルト2を間に挟んで各感光体ドラム6に対向するように一次転写ローラ7が設けられている。また、支持ローラ8は中間転写ベルト2を回転駆動する駆動ローラである。
中間転写ベルト2を挟んでタンデム画像形成部4と反対の側には、二次転写部9が設けられている。二次転写部9は、二次転写対向ローラ10に二次転写ローラ11を押し当て転写電界を印加することで中間転写ベルト2上の画像を図示しない用紙P(シート媒体)に転写する。二次転写部9では、転写条件のパラメータである、二次転写ローラ11の転写電流を用紙Pによって変化させている。
二次転写部9の上流側にはシート長計測装置100が設けられている。また、二次転写部9の下流側には用紙P上の転写画像(トナー像)を熱溶融溶着させる定着部12が設けられている。シート長計測装置100では、両面印刷時における定着部12の通過前後の用紙長L(用紙Pの長さ)を計測し、用紙伸縮率より用紙裏面の画像倍率誤差の補正(画像倍率補正)を行う。
定着部12は、熱源としてハロゲンランプ28が備えられており、無端ベルトである定着ベルト13に加圧ローラ14を押し当てた構成となっている。定着部12は、定着条件のパラメータである、定着ベルト13および加圧ローラ14の温度、定着ベルト13と加圧ローラ14間のニップ幅、加圧ローラ14の速度を用紙Pによって変化させている。そして、搬送ベルト15によって、画像転写後の用紙Pが定着部12へ搬送される。
ここで、画像形成装置1により用紙Pに画像が印刷されるまでの流れを説明する。画像形成装置1では、まず、画像データを受信して作像開始の信号を受け付けると、不図示の駆動モータにより支持ローラ8が回転駆動して他の複数の支持ローラを従動回転させて、中間転写ベルト2を回転搬送する。同時に、それぞれ画像形成部3において各感光体ドラム6上に単色画像を形成する。そして、中間転写ベルト2の搬送とともに、形成された単色画像を一次転写ローラ7により順次転写して中間転写ベルト2上に合成カラー画像を形成する。
また、給紙テーブル16の給紙ローラ17の1つを選択回転させて、給紙カセット18の1つから用紙Pを繰り出し、搬送ローラ19により搬送して、レジストローラ20に突き当てて止める。そして、中間転写ベルト2上の合成カラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ20を回転させて、二次転写部9で転写して用紙P上にカラー画像を記録する。
画像転写後の用紙Pは、二次転写部9により搬送され定着部12へと送り込まれる。定着部12では、熱と圧力とを加えて転写画像を溶融溶着した後、両面印刷の場合、分岐爪21およびフリップローラ22により、用紙反転路23および両面搬送路24に用紙Pを搬送し、上述した用紙Pの表側への記録と同様に、用紙Pの裏側にも合成カラー画像を記録する。
また、用紙Pを反転させる場合は、分岐爪21により、用紙反転路23に用紙Pを搬送し、フリップローラ22により、排紙ローラ25側に用紙Pを搬送することにより、用紙Pの表面と裏面を反転させる。片面印刷および用紙反転なしの場合は、分岐爪21により、排紙ローラ25に用紙Pを搬送する。その後、排出ローラ25により、デカーラユニット26へ用紙Pを搬送し、デカーラユニット26では、デカーラ量を用紙Pにより変化させる。デカーラ量はデカーラローラ27の圧力を変えることで調整し、デカーラローラ27により、用紙Pを排出する。
パージトレイ29は、反転排紙ユニットの下方に配置されている。画像形成装置1において両面連続印刷中は反転経路を含めると8枚の用紙が搬送されており、表面印刷済みの用紙4枚目と表面印刷済みの用紙5枚目の間に給紙カセット18から新しい用紙Pが給紙される。
次に、本実施の形態にかかるシート長計測装置100の構成について説明する。図2および図3は、実施の形態にかかるシート長計測装置の機械的構成例を示す概略図であり、図2はシート長計測装置を用紙Pの上面側から見た平面図であり、図3はシート長計測装置の側面図である。
本実施の形態にかかるシート長計測装置100は、所定の搬送経路に沿って搬送される用紙Pの搬送方向における長さである用紙長Lを計測する。用紙Pの搬送経路上には、用紙Pの搬送に伴って回転する回転体としての搬送ローラ51(搬送手段)が設けられている。本実施の形態の搬送ローラ51は、駆動ローラ52と従動ローラ53とを組み合わせたローラ対として構成される。搬送ローラ51を構成する駆動ローラ52および従動ローラ53は、用紙Pを挟持しながら回転して、用紙Pを図2および図3のX方向に搬送する。
また、用紙Pは、その先端部が搬送ローラ51の位置に到達する前、および後端部が搬送ローラ51の位置を通過した後は、図示しない他の搬送手段により、図2および図3のX方向に搬送される。なお、用紙Pの先端部とは、用紙の端部のうち搬送方向に対する先端の端部である。また、用紙Pの後端部とは、用紙の端部のうち搬送方向に対する後端の端部である。
駆動ローラ52は、図示しないモータと駆動力伝達手段(例えばギヤ、ベルトなど)により、図3のY方向に回転駆動されるように構成されている。駆動ローラ52は、例えば、用紙Pとの間で充分な摩擦力を発生させるために、表面にゴム層を有する。
一方、従動ローラ53は、図示しない付勢手段(例えばバネなど)により、駆動ローラ52側に加圧して当接するように配設されている。従動ローラ3は、用紙Pを搬送していない場合(空転時)には、駆動ローラ52に接触して従動回転し、用紙Pの搬送時には、用紙Pとの間に生じる摩擦力によって従動回転する。従動ローラ53は、軸ふれ精度を確保するために、例えば金属製のローラとして構成される。
図2に示すように、従動ローラ53の用紙Pの搬送方向に直交する幅方向の長さWrは、シート長計測装置100が対応する用紙Pの幅Wpの最小値よりも小さくなっている。したがって、従動ローラ53は、用紙Pの搬送時には、駆動ローラ52に接触することがなく、用紙Pとの間に生じる摩擦のみによって従動回転することとなる。
従動ローラ53の回転軸上には、ロータリエンコーダ54が設けられている。ロータリエンコーダ54は、従動ローラ53と一体に回転するエンコーダディスク54aと、エンコーダディスク54aの回転に応じたパルスを発生するエンコーダセンサ54bとを備える。ロータリエンコーダ54は、従動ローラ53が回転するとパルス信号を出力する。ロータリエンコーダ54が出力するパルス信号は、後述するパルス計数部102(図4参照)に入力される。なお、ロータリエンコーダ54の代わりに、従動ローラ53の回転量に応じた信号を出力する何らかの装置を設けた構成であってもよい。
図2および図3に示す例では、従動ローラ53を用紙Pの上面側に配置し、駆動ローラ52を用紙Pの裏面側に配置しているが、これら駆動ローラ52と従動ローラ53の位置は逆であってもよい。また、シート長計測装置100が備える搬送ローラ51は、用紙Pの搬送に伴って回転する構成であればよい。つまり、搬送ローラ51は、必ずしも駆動ローラ52と従動ローラ53とを組み合わせたローラ対として構成されていなくてもよく、単体のローラで構成されていてもよい。さらに、ローラ形状の搬送ローラ51の代わりに、例えば球状の回転体を設けた構成であってもよい。
用紙Pの搬送方向において、搬送ローラ51(駆動ローラ52および従動ローラ53)より下流側には、搬送される用紙Pの端部の通過を検知するスタートトリガセンサ55(第1検知手段)が設けられている。また、用紙Pの搬送方向において、搬送ローラ51(駆動ローラ52および従動ローラ53)より上流側には、搬送される用紙Pの端部の通過を検知するストップトリガセンサ56(第2検知手段)が設けられている。
本実施の形態のシート長計測装置100は、搬送された用紙Pの先端部が、搬送ローラ51の下流側に設けられたスタートトリガセンサ55を通過するとパルス計数を開始する。続いて、搬送された用紙Pの後端部が、搬送ローラ51の上流側に設けられたストップトリガセンサ56を通過するとパルス計数を終了する。後続の用紙Pも同様に搬送され、パルス計数される。
用紙Pの搬送経路に設けられたスタートトリガセンサ55およびストップトリガセンサ56には、例えば用紙Pの端部の検知精度が高い透過型または反射型の光センサを用いることができる。本実施の形態では、スタートトリガセンサ55およびストップトリガセンサ56として、反射型光センサを用いている。
また、図2および図3に示す例では、スタートトリガセンサ55およびストップトリガセンサ56を用紙Pの上面側に配置しているが、スタートトリガセンサ55およびストップトリガセンサ56の両方または片方を用紙Pの裏面側に配置してもよい。
図2に示した距離Aは、ストップトリガセンサ56と搬送ローラ51(駆動ローラ52および従動ローラ53)との間の距離であり、図2に示した距離Bは、スタートトリガセンサ55と搬送ローラ51(駆動ローラ52および従動ローラ53)との間の距離である。距離Aと距離Bを足し合わせた値である距離a(図3参照)は、スタートトリガセンサ55とストップトリガセンサ56との間の距離である。距離aは、シート長計測装置100が計測可能な用紙の長さの最小値よりも短くなっている。
図4は、実施の形態にかかるシート長計測装置の機能構成例を示すブロック図である。図4に示すように、シート長計測装置100は、駆動ローラ52および従動ローラ53を備えた搬送ローラ51と、ロータリエンコーダ54と、スタートトリガセンサ55と、ストップトリガセンサ56と、パルス計数部102と、算出部104と、制御部106と、補正部108と、を主に備えている。ここで、搬送ローラ51、ロータリエンコーダ54、スタートトリガセンサ55、およびストップトリガセンサ56については、図2、3において説明したため省略する。
パルス計数部102は、搬送手段である搬送ローラ51により搬送される用紙Pの搬送量を計測するものであり、搬送量計測手段に相当する。具体的には、パルス計数部102は、従動ローラ53に設けられるロータリエンコーダ54のエンコーダディスク54aが回転することによってエンコーダセンサ54bから発生されるパルス信号を計数(カウント)することで用紙Pの搬送量を計測する。
ここで、パルス計数部102によるパルス信号の計数の開始タイミングおよび終了タイミングについて説明する。図5は、実施の形態にかかるパルス信号の計数の開始タイミングおよび終了タイミングの説明図である。
上述したように、従動ローラ53が回転すると、従動ローラ53の回転軸上に設けられたロータリエンコーダ54からパルス信号が発生する。搬送ローラ51により用紙Pが搬送され、図5における時間t1にて用紙Pの先端部が通過したことをストップトリガセンサ56が検知した後、図5における時間t2にて用紙Pの先端部が通過したことをスタートトリガセンサ55が検知する。
続いて、図5における時間t3にて用紙Pの後端部が通過したことをストップトリガセンサ56が検知した後、図5における時間t4にて用紙Pの後端部が通過したことをスタートトリガセンサ55が検知する。
そして、図5における時間t2にて用紙Pの先端部が通過したことをスタートトリガセンサ55が検知したタイミングで、パルス計数部102がロータリエンコーダ54から発生するパルス信号の計数(パルス計数)を開始する。そして、時間t3にて用紙Pの後端部が通過したことをスタートトリガセンサ55が検知したタイミングで、パルス計数部102がロータリエンコーダ54のパルス計数を終了する。つまり、スタートトリガセンサ55が用紙Pの先端部の通過を検知した時間t2から、ストップトリガセンサ56が用紙Pの後端部の通過を検知した時間t3までがパルス信号を計数する時間(パルスカウント時間)となっている。
算出部104は、スタートトリガセンサ55およびストップトリガセンサ56による用紙Pの検知結果と、用紙Pの搬送量とから、用紙Pの搬送方向における長さL(用紙長L)を算出する。
以下では、用紙長L(用紙Pの長さ)の算出方法について説明する。ロータリエンコーダ54が設けられた従動ローラ53の半径をrとし(図3参照)、従動ローラ53の1周分のエンコーダパルス数をNとし、パルスカウント時間に計数されたパルス数をnとし、パルス計数の開始と終了とを決めるスタートトリガセンサ55とスタートトリガセンサ55との間の距離をaとすると、用紙長Lは下式(1)によって求められる。
L=(n/N)×2πr+a ・・・(1)
n:計数されたパルスカウント数
N:従動ローラ53の1周分のエンコーダパルス数[/r]
r:従動ローラ53の半径[mm]
a:スタートトリガセンサ55とストップトリガセンサ56との間の距離[mm]
ここで、用紙Pの搬送速度(用紙搬送速度)と用紙長Lとの関係について説明する。一般的に用紙搬送速度は、搬送ローラ51(特に駆動ローラ52)の外形精度、芯フレ精度などの機械精度や、モータなどの回転精度、ギヤ、ベルトなどの動力伝達精度によって変動する。また、駆動ローラ52と用紙Pとの間のスリップ現象、上流側および下流側の搬送ローラ51間での用紙搬送力あるいは用紙搬送速度の違いによる弛み現象などでも変動する。
このため、ロータリエンコーダ54のパルス周期やパルス幅は変動するが、パルス数は変化しない。従って、シート長計測装置100の算出部104は、式(1)により、用紙搬送速度に依存することなく、用紙長Lを高精度に算出することができる。
また、算出部104は、用紙Pのページ間の比や表裏の比等の相対比を求めることもできる。例えば、算出部104は、電子写真方式による熱定着前後の用紙長Lの相対比から、伸縮率Rを下式(2)により求めることができる。
R=[(n2/N)×2πr+a]/[(n1/N)×2πr+a]
≒ n2/n1 ・・・(2)
n1:熱定着前の用紙Pが通過した時に計数されたパルス数
n2:熱定着後の用紙Pが通過した時に計数されたパルス数
なお、パルス計数の開始と終了とを決める距離a(スタートトリガセンサ55とスタートトリガセンサ55との間の距離)が、用紙長Lに比べて充分に小さければ、用紙長Lの相対比は計数されたパルス数の比に近づく。また、距離aは、画像形成装置1が対応する用紙の大きさや、画像形成装置1に要求される用紙長計測精度によって定められるものであるが、本実施の形態では、最大用紙長の1/10以下に定められている。
制御部106は、用紙Pの先端部の通過が検知された後から所定の設定時間が経過するまで、スタートトリガセンサ55およびストップトリガセンサ56による用紙Pの端部の通過の検知をそれぞれ検知しなかったものとみなすマスク状態にする。このようにマスク状態にされると、実際にはスタートトリガセンサ55およびストップトリガセンサ56が用紙Pの端部を検知しても、制御部106は、検知していない状態と同様の処理を行う。
制御部106は、上述の所定の設定時間を任意の時間に設定可能である。このため、本実施の形態のシート長計測装置100は、用紙Pの搬送速度や用紙長Lに合わせて的確にスタートトリガセンサ55およびストップトリガセンサ56のマスク時間を設定することができる。本実施の形態では、制御部106は、所定の設定時間を用紙Pの先端部の通過が検知された後から用紙Pの後端部が通過する前までの時間に設定することができる。これにより、上記所定の設定時間内では、用紙Pに設けられたパンチ穴などの穴部を用紙Pの後端部と誤検知することがない。
また、制御部106は、ストップトリガセンサ56によって、ストップトリガセンサ56の検知位置(センシング位置)を通過している用紙Pの端部の通過が検知された後から所定の監視時間が経過するまでに、再度用紙Pの端部の通過が検知されたか否かを判断する。そして、制御部106は、所定の監視時間が経過するまでに再度用紙Pの端部の通過が検知されなかった場合、ストップトリガセンサ56により検知された端部が用紙Pの後端部であると判断する。一方、制御部106は、所定の監視時間が経過するまでに用紙Pの端部の通過が少なくとも一回以上検知された場合、ストップトリガセンサ56により検知された最後の端部が用紙Pの後端部であると判断する。
このとき、制御部106は、上述の監視時間を任意の時間に設定可能である。このため、本実施の形態のシート長計測装置100は、用紙Pの搬送速度や用紙長Lに合わせて的確にスタートトリガセンサ55およびストップトリガセンサ56の監視時間を設定することができる。本実施の形態では、制御部106は、監視時間を、ストップトリガセンサ56の検知位置を通過している用紙Pの端部の通過が検知された後から用紙Pに設けられた穴部の径が通過するまでの時間に設定する。これにより、検知された用紙Pの端部が後端部か後部かを判断することができる。なお、制御部106が、第1制御手段および第2制御手段に相当する。
補正部108は、用紙Pに記録されるトナー画像に対して、計測された用紙長Lの表裏比に基づいて、画像倍率誤差の補正(画像倍率補正)をする。画像倍率補正については公知の手法を用いることができる。この結果、用紙Pの表裏に記録される画像サイズが一致し、表裏見当精度が向上する。
図6は、実施の形態にかかる画像形成装置において用紙に画像を印刷した際のパルス計数に関するタイミングチャートである。図6では、1枚目により普通紙に画像が印刷された場合を示し、2枚目により特殊用紙の一つであるパンチ穴紙に画像が印刷された場合を示している。
なお、図6の2枚目のパンチ穴紙は、スタートトリガセンサ55およびストップトリガセンサ56のセンシング位置(検知位置)にパンチ穴が通過するものである。また、図6におけるスタートトリガセンサ検知信号はスタートトリガセンサ55により出力される信号であり、ストップトリガセンサ検知信号はストップトリガセンサ56により出力される信号である。また、ストップトリガセンサエッジ検知有効信号、スタートトリガセンサエッジ検知有効信号、ストップトリガセンサパンチ穴監視信号、スタートトリガセンサパンチ穴監視信号、ストップトリガセンサ(加工後)の信号、およびスタートトリガセンサ(加工後)の信号は、制御部106により内部で使用される処理信号であって、外部には出力されない。
まず、図6を参照して、1枚目の普通紙が搬送される場合について説明する。ストップトリガセンサ検知信号がアサート(信号が有効な状態)されると、制御部106は、ストップトリガセンサ(加工後)の信号をラッチし、印刷速度や用紙長Lごとに設定された所定の設定時間まで、ストップトリガセンサ56による検知をマスク状態にする。本実施の形態では、ストップトリガセンサ56による検知のマスク時間は、用紙長L−10mmの地点でマスク解除となるように設定している(STEP1−1)。ストップトリガセンサ(加工後)の信号とは、パンチ穴によるセンサ信号(ストップトリガセンサ56およびスタートトリガセンサ55から出力されるセンサ信号)のレベル変化部分をなくした信号を示している。
次に、スタートトリガセンサ検知信号がアサートされると、制御部106は、スタートトリガセンサ(加工後)の信号をラッチし、印刷速度や用紙長Lごとに設定された所定の設定時間まで、スタートトリガセンサ55による検知をマスク状態にする。スタートトリガセンサ(加工後)の信号がアサートラッチされると、制御部106は、エンコーダパルスカウンタを動作させ、パルス計数部102がパルス信号のカウントを開始する。本実施の形態では、スタートトリガセンサ55による検知のマスク時間は、用紙長L−10mmの地点でマスク解除となるように設定している(STEP1−2)。エンコーダパルスカウンタとは、エンコーダディスク54aとエンコーダセンサ54bにより出力されるパルス信号をカウントするカウンタである。
次に、設定されたストップトリガセンサ56のマスク時間(マスク状態からマスク解除までの時間)の経過後、制御部106は、ストップトリガセンサエッジ検知有効信号をアサートし、ストップトリガセンサ56による用紙Pの端部の通過を検知可能なネゲート検知有効状態とする(STEP1−3)。
そして、ストップトリガセンサ検知信号により用紙Pの端部におけるネゲート(信号が無効な状態)が検知されると、制御部106は、エンコーダパルスカウンタのカウント値をエンコーダパルスカウントレジスタに保存(この時のカウント値はn11)する。このネゲートが用紙Pの後端部であるかパンチ穴による端部であるかを判断するため、ストップトリガセンサ56をパンチ穴径が通過する時間を監視時間とし、制御部106は、ストップトリガセンサパンチ穴監視信号をアサートし監視する(STEP1−4)。エンコーダパルスカウントレジスタとは、パルス数のカウント結果を保存するレジスタ(不図示)である。
次に、設定されたスタートトリガセンサ55のマスク時間の経過後、制御部106は、スタートトリガセンサエッジ検知有効信号をアサートし、スタートトリガセンサ55による用紙Pの端部の通過を検知可能なネゲート検知有効状態とする(STEP1−5)。
そして、スタートトリガセンサ検知信号により用紙Pの端部におけるネゲートが検知されると、制御部106は、このネゲートが用紙Pの後端部であるかパンチ穴による端部であるかを判断するため、スタートトリガセンサ55をパンチ穴径が通過する時間を監視時間とし、スタートトリガセンサパンチ穴監視信号をアサートし監視する(STEP1−6)。
設定した監視時間で用紙Pの端部を検知しなければ、制御部106は、ストップトリガセンサパンチ穴監視信号をネゲートし、STEP1−4で検知した用紙Pの端部は用紙Pの後端部であると判断する。そして、制御部106は、ストップトリガセンサ(加工後)の信号をネゲート、ストップトリガセンサエッジ検知有効信号をネゲートする。ストップトリガセンサ(加工後)の信号がネゲートされると、エンコーダパルスカウント有効信号がネゲートされ、エンコーダパルスカウントが停止する(STEP1−7)。エンコーダパルスカウント有効信号とは、パルス信号のカウントを許可する信号であって、この信号がイネーブル中のみパルス信号をカウントする。
また、設定した監視時間経過後、制御部106は、スタートトリガセンサパンチ穴監視信号をネゲートし、スタートトリガセンサ(加工後)の信号をネゲート、スタートトリガセンサエッジ検知有効信号をネゲートする。スタートトリガセンサ(加工後)の信号がネゲートされると、エンコーダパルスカウンタは初期状態(本実施の形態の初期値は0)にクリアされる(STEP1−8)。
次に、2枚目のパンチ穴紙が搬送される場合について説明する。ストップトリガセンサ検知信号がアサートされると、制御部106は、ストップトリガセンサ(加工後)の信号をラッチし、印刷速度や用紙長Lごとに設定された所定の設定時間まで、ストップトリガセンサ56による検知をマスク状態にする。本実施の形態では、ストップトリガセンサ56によるマスク時間は、1枚目と同様に、用紙長L―10mmの地点でマスク解除となるように設定している(STEP2−1)。
次に、スタートトリガセンサ検知信号がアサートされると、制御部106は、スタートトリガセンサ(加工後)の信号をラッチし、印刷速度や用紙長Lごとに設定された所定の設定時間まで、スタートトリガセンサ55による検知をマスク状態にする。スタートトリガセンサ(加工後)の信号がアサートラッチされると、制御部106は、エンコーダパルスカウンタを動作させ、パルス計数部102がパルス信号のカウントを開始する。本実施の形態では、スタートトリガセンサ55による検知のマスク時間は、1枚目と同様に、用紙長L―10mmの地点でマスク解除となるように設定している(STEP2−2)。
次に、設定されたストップトリガセンサ56のマスク時間の経過後、制御部106は、ストップトリガセンサエッジ検知有効信号をアサートし、ストップトリガセンサ56による用紙Pの端部の通過を検知可能なネゲート検知有効状態とする(STEP2−3)。
ストップトリガセンサ検知信号により用紙Pの端部におけるネゲートが検知されると、制御部106は、エンコーダパルスカウンタのカウント値をエンコーダパルスカウントレジスタに保存(この時のカウント値はn21)する。このネゲートが用紙Pの後端部であるかパンチ穴による端部であるかを判断するため、ストップトリガセンサ56をパンチ穴径が通過する時間を監視時間とし、制御部106は、ストップトリガセンサパンチ穴監視信号をアサートし監視する(STEP2−4)。
ストップトリガセンサパンチ穴監視信号がアサート中にストップトリガセンサ検知信号がアサートされると、制御部106は、STEP2−4で検知したネゲートが用紙Pの後端部によるものではなく、パンチ穴による端部であると判断する。そうすると、制御部106は、ストップトリガセンサパンチ穴監視信号をネゲートし、ストップトリガセンサ検知信号の次のネゲートが検知されるまで待機する(STEP2−5)。
そして、ストップトリガセンサ検知信号により2個目のネゲートが検知されると、制御部106は、エンコーダパルスカウンタのカウント値をエンコーダパルスカウントレジスタに1個目のネゲートエッジにより保存した値に上書き保存(この時のカウント値はn22)する。このネゲートが用紙Pの後端部であるかパンチ穴による端部であるかを再度判断するため、ストップトリガセンサ56をパンチ穴径が通過する時間を監視時間とし、制御部106は、ストップトリガセンサパンチ穴監視信号をアサートし監視する(STEP2−6)。
次に、設定されたスタートトリガセンサ55のマスク時間の経過後、制御部106は、スタートトリガセンサエッジ検知有効信号をアサートし、スタートトリガセンサ55による用紙Pの端部の通過を検知可能なネゲート検知有効状態とする(STEP2−7)。
そして、スタートトリガセンサ検知信号により用紙Pの端部におけるネゲートが検知されると、制御部106は、このネゲートが用紙Pの後端部であるかパンチ穴による端部であるかを判断するため、スタートトリガセンサ55をパンチ穴径が通過する時間を監視時間とし、スタートトリガセンサパンチ穴監視信号をアサートし監視する(STEP2−8)。
スタートトリガセンサパンチ穴監視信号がアサート中にスタートトリガセンサ検知信号がアサートされると、制御部106は、STEP2−8で検知したネゲートが用紙Pの後端部によるものではなく、パンチ穴による端部であると判断する。そうすると、制御部106は、スタートトリガセンサパンチ穴監視信号をネゲートし、スタートトリガセンサ検知信号の次のネゲートが検知されるまで待機する(STEP2−9)。
そして、スタートトリガセンサ検知信号により2個目のネゲートが検知されると、制御部106は、このネゲートが用紙Pの後端部であるかパンチ穴による端部であるかを再度判断するため、スタートトリガセンサ55をパンチ穴径が通過する時間を監視時間とし、スタートトリガセンサパンチ穴監視信号をアサートし監視する(STEP2−10)。
再度設定した監視時間で用紙Pの端部を検知しなければ、制御部106は、ストップトリガセンサパンチ穴監視信号をネゲートし、STEP2−6で検知した用紙Pの端部は用紙Pの後端部であると判断する。そして、制御部106は、ストップトリガセンサ(加工後)の信号をネゲート、ストップトリガセンサエッジ検知有効信号をネゲートする。ストップトリガセンサ(加工後)の信号がネゲートされると、エンコーダパルスカウント有効信号がネゲートされ、エンコーダパルスカウントが停止する(STEP2−11)。
また、再度設定した監視時間経過後、制御部106は、スタートトリガセンサパンチ穴監視信号をネゲートし、スタートトリガセンサ(加工後)の信号をネゲート、スタートトリガセンサエッジ検知有効信号をネゲートする。スタートトリガセンサ(加工後)の信号がネゲートされると、エンコーダパルスカウンタは初期状態(本実施の形態の初期値は0)にクリアされる(STEP2−12)。
このように、本実施の形態にかかるシート長計測装置100では、最初に検知した用紙Pの端部が用紙Pの先端部となるため、ここからセンサ(ストップトリガセンサ56およびスタートトリガセンサ55)をマスク状態とする。搬送される用紙長Lはわかっているので、この用紙Pの後端部の手前でセンサをマスク解除する。そして、マスク解除後に用紙Pの端部の通過を検知すると、この端部が用紙Pの後端付近にあるパンチ穴である可能性があるので、パンチ穴がセンサを通過する時間監視して、監視時間中に用紙Pの端部の通過が検知されれば、検知した用紙Pの端部はパンチ穴による端部と判断し、次の用紙Pの端部の通過を検知するまで待機する。一方、監視時間中に用紙Pの端部の通過を検知しなければ、検知した用紙Pの端部は用紙Pの後端部であると判断することができる。このため、パンチ穴紙のような用紙に穴が形成された特殊用紙であっても、パンチ穴による端部を誤検知することなく、用紙Pの先端部および後端部を検知することができる。従って、パンチ穴等の穴の開いた特殊用紙でも用紙長の計測を可能にして画像倍率補正を行うことができる。
なお、本実施の形態にかかる画像形成装置は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等、シート状の記録媒体を搬送して画像を印刷する機能を有する画像形成装置であればいずれにも適用することができる。
51 搬送ローラ
52 駆動ローラ
53 従動ローラ
54 ロータリエンコーダ
54a エンコーダディスク
54b エンコーダセンサ
55 スタートトリガセンサ
56 ストップトリガセンサ
100 シート長計測装置
102 パルス計数部
104 算出部
106 制御部
108 補正部
特開2013−053004号公報

Claims (8)

  1. シート媒体を搬送する搬送手段と、
    前記シート媒体の搬送方向の前記搬送手段より下流側に設けられ、前記シート媒体の端部の通過を検知する第1検知手段と、
    前記搬送方向の前記搬送手段より上流側に設けられ、前記シート媒体の端部の通過を検知する第2検知手段と、
    前記搬送手段により搬送される前記シート媒体の搬送量を計測する搬送量計測手段と、
    前記第1検知手段および前記第2検知手段の検知結果と、前記シート媒体の搬送量とから、前記シート媒体の前記搬送方向における長さを算出する算出手段と、
    前記シート媒体の端部のうち前記搬送方向に対する先端の端部である先端部の通過が検知された後から所定の設定時間が経過するまで、前記第1検知手段および前記第2検知手段による前記シート媒体の端部の通過の検知をそれぞれ検知しなかったものとみなす第1制御手段と、
    前記第2検知手段によって、前記第2検知手段の検知位置を通過している前記シート媒体の端部の通過が検知された後から所定の監視時間が経過するまでに、再度前記シート媒体の端部の通過が検知されなかった場合、前記第2検知手段により検知された端部が前記シート媒体の端部のうち前記搬送方向に対する後端の端部である後端部であると判断する第2制御手段と、
    を備えることを特徴とするシート長計測装置。
  2. 前記第2制御手段は、前記第2検知手段によって、前記第2検知手段の前記検知位置を通過している前記シート媒体の端部の通過が検知された後から前記所定の監視時間が経過するまでに、前記シート媒体の端部の通過が少なくとも一回以上検知された場合、前記第2検知手段により検知された最後の端部が前記シート媒体の前記後端部であると判断することを特徴とする請求項1に記載のシート長計測装置。
  3. 前記第1制御手段は、前記所定の設定時間を任意の時間に設定可能であることを特徴とする請求項1または2に記載のシート長計測装置。
  4. 前記第1制御手段は、前記所定の設定時間を、前記シート媒体の前記先端部の通過が検知された後から前記シート媒体の前記後端部が通過する前までの時間に設定可能であることを特徴とする請求項3に記載のシート長計測装置。
  5. 前記第2制御手段は、前記所定の監視時間を任意の時間に設定可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のシート長計測装置。
  6. 前記第2制御手段は、前記所定の監視時間を、前記第2検知手段の前記検知位置を通過している前記シート媒体の端部の通過が検知された後から前記シート媒体に設けられた穴部の径が通過するまでの時間に設定可能であることを特徴とする請求項5に記載のシート長計測装置。
  7. 前記第1検知手段および前記第2検知手段は、透過型または反射型の光センサであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のシート長計測装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一つに記載のシート長計測装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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