JP2013189308A - シート長計測装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シートの搬送経路で回転駆動する駆動ローラ11と、前記駆動ローラ11との間で前記シートを挟持搬送して従動回転する従動ローラ12と、前記従動ローラ12の回転量を計測する回転量計測手段13と、前記駆動ローラ11及び前記従動ローラ12に挟持搬送されて前記シートの端部が前記搬送経路を通過するのを検知するシート端部検知手段と、前記シート端部検知手段が前記シートの先端部通過を検知してから前記シートの後端部通過を検知するまでの間の前記回転量計測手段13の計測結果に基づいて、前記シートの搬送方向の長さを算出するシート長算出手段と、前記回転量計測手段13による前記従動ローラ12の前記回転量の計測結果の経時変化に基づいて、前記シート長算出手段の算出結果を補正する補正手段と、を備えるシート長計測装置。
【選択図】図5
Description
<シート長計測装置の構成>
図1及び図2に、第1の実施形態に係るシート長計測装置100の概略構成を例示する。図1はシート長計測装置100の上面概略図であり、図2はシート長計測装置100の断面概略図である。
次に、シート長計測装置100において用紙Pの搬送方向の長さを求める方法について説明する。
n:計数されたパルス数
N:従動ローラ12の1周分のエンコーダパルス数[/r]
rb:従動ローラ12の半径[mm]
a:スタートトリガセンサ14とストップトリガセンサ15との間の距離[mm]
一般的に用紙Pの搬送速度は、用紙Pを搬送するローラ(特に駆動ローラ11)の外形精度、芯フレ精度等の機械精度や、モータ等の回転精度、ギヤ、ベルト等の動力伝達機構の精度によって変動する。また、駆動ローラ11と用紙Pとの間のスリップ現象、上流側及び下流側の搬送手段の用紙搬送力あるいは用紙搬送速度の違いによる弛み現象等によっても変動する。したがって、ロータリーエンコーダ13のパルス周期やパルス幅は常に変動するが、従動ローラ12に磨耗等が生じて半径rbが変化しない限り、用紙Pが一定距離搬送される間に出力されるパルス数は変化することが無い。
n1:熱定着前の用紙Pの搬送時に計数されたパルス数
n2:熱定着後の用紙Pの搬送時に計数されたパルス数
ここで、第1の実施形態において試算した例を以下で説明する。
L1 = (18816/2800)×2π×9+40 = 420.00[mm]
となる。
L2 = (18759/2800)×2π×9+40 = 418.86[mm]
となり、用紙Pの長さの表裏差は、
ΔL = 420.00 − 418.86 = 1.14[mm]
であり、伸縮率R(用紙Pの表裏長さの相対比)は、
R = 418.86/420.00 = 99.73[%]
となる。
但し、規格用紙の規格値に対する偏差を算出する場合には、上記式(1)により用紙Pの搬送方向の長さLを算出する必要がある。
次に、上記した方法により求められる用紙Pの測長結果を補正する方法について説明する。
式(3)から求められる様に、従動ローラ12の半径rbが小さくなると、同じ長さLの用紙Pの計測を行う時のパルスカウント数nが増加する。したがって、従動ローラ12が磨耗して半径rbが小さくなった状態で、式(1)に基づいて用紙Pの測長を行うと、計数されるパルス数nが増加するため実際の用紙Pの長さよりも大きい値が算出される。
Va:駆動ローラ11の回転速度[r/s]
ra:駆動ローラ11の半径[mm]
また、ロータリーエンコーダ13が出力するパルス周波数fは以下に示す式(5)で表される。
f:ロータリーエンコーダ13が出力するパルス信号の周波数[Hz]
式(4)及び(5)から、ロータリーエンコーダ13が出力するパルス周波数fの変化に基づいて、式(1)によって求められる用紙Pの長さLを補正することができる。
f1/f0 = (Va×N×ra/rb1)/(Va×N×ra/rb0)
から、
rb1 = f0/f1×rb0
として求めることができる。したがって、従動ローラ12の磨耗量は以下の式(6)から求めることができる。
また、従動ローラ12が経時で磨耗した場合における用紙Pの長さLは以下の式(7)により求めることができる。
k:誤差補正係数
ここで、誤差補正係数kは以下の式(8)、(9)で表される。
k = f0/f1 ・・・(9)
シート計測装置100は、補正手段23が回転量計測手段21に計測されるロータリーエンコーダ13のパルス信号から式(8)又は式(9)に基づいて補正係数kを求め、シート長算出手段22が式(7)に基づいて用紙Pの長さを算出する。なお、用紙長計測結果の補正は、シート長計測装置100の使用開始後に、例えば時間や通紙枚数等に応じて定期的に補正係数kを算出して行っても良く、上式(6)から求められる従動ローラ12の磨耗量Δrbが一定値以上になった場合に行っても良い。
t0:初期状態の従動ローラ12が回転してロータリーエンコーダ13から出力されるパルス信号のカウント数が一定数に達するまでの時間
t1:経時で磨耗した従動ローラ12が回転してロータリーエンコーダ13から出力されるパルス信号のカウント数が一定数に達するまでの時間
上式(10)で求められる誤差補正係数kを用いて用紙長計測結果の補正を行うことも可能である。
次に、第2の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、既に説明した実施形態と同一構成部分についての説明は省略する。
12 従動ローラ
13 スタートトリガセンサ(シート端部検知手段、先端検知手段)
14 ストップトリガセンサ(シート端部検知手段、後端検知手段)
15 エンコーダ
21 回転量計測手段
22 シート長算出手段
23 補正手段
100 シート長計測装置
101,102 画像形成装置
Claims (7)
- シートの搬送経路で回転駆動する駆動ローラと、
前記駆動ローラとの間で前記シートを挟持搬送して従動回転する従動ローラと、
前記従動ローラの回転量を計測する回転量計測手段と、
前記駆動ローラ及び前記従動ローラに挟持搬送されて前記シートの端部が前記搬送経路を通過するのを検知するシート端部検知手段と、
前記シート端部検知手段が前記シートの先端部通過を検知してから前記シートの後端部通過を検知するまでの間の前記回転量計測手段の計測結果に基づいて、前記シートの搬送方向の長さを算出するシート長算出手段と、
前記回転量計測手段による前記従動ローラの前記回転量の計測結果の経時変化に基づいて、前記シート長算出手段の算出結果を補正する補正手段と、
を備えることを特徴とするシート長計測装置。 - 前記回転量計測手段は、前記従動ローラの回転軸に設けられるエンコーダが前記従動ローラの回転に応じて出力するパルス信号を計測し、
前記シート長算出手段は、前記回転量計測手段に計測される前記パルス信号の数に基づいて前記シートの搬送方向の長さを算出し、
前記補正手段は、前記回転量計測手段によって計測される前記パルス信号の周波数の経時変化に基づいて、前記シート長算出手段の算出結果を補正する
ことを特徴とする請求項1に記載のシート長計測装置。 - 前記補正手段は、前記回転量計測手段に計測される前記エンコーダから出力される複数のパルス信号から平均して前記周波数を求める
ことを特徴とする請求項2に記載のシート長計測装置。 - 前記補正手段は、前記回転量計測手段に計測される前記エンコーダから出力される前記従動ローラの一周分の整数倍に相当する数のパルス信号から平均して前記周波数を求める
ことを特徴とする請求項2に記載のシート長計測装置。 - 前記回転量計測手段は、前記従動ローラの回転軸に設けられるエンコーダが前記従動ローラの回転に応じて出力するパルス信号を計測し、
前記シート長算出手段は、前記回転量計測手段に計測される前記パルス信号の数に基づいて前記シートの搬送方向の長さを算出し、
前記補正手段は、前記回転量計測手段に計測される前記エンコーダから出力されるパルス信号の数が一定数に達するまでに要する時間の経時変化に基づいて、前記シート長算出手段の算出結果を補正する
ことを特徴とする請求項1に記載のシート長計測装置。 - 前記シート端部検知手段は、
前記駆動ローラ及び前記従動ローラの前記搬送経路の下流側で、前記シートの先端部通過を検知する先端検知手段と、
前記駆動ローラ及び前記従動ローラの前記搬送経路の上流側で、前記シートの後端部通過を検知する後端検知手段と、
を備えることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載のシート長計測装置。 - 請求項1から6の何れか一項に記載のシート長計測装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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