JP5872051B2 - 車両用ドア - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ドアの改良に関する。
近年、後部ドアのドアサッシの後部に固定窓パネルが設けられた車両の開発が進められている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に示されるような、車両用ドアは、ドア本体と、このドア本体の上部に形成されているドアサッシとからなる。ドアサッシには、固定窓パネルやガーニッシュが取付けられている。
詳しく述べると、ドアサッシには、固定窓パネルを嵌め込むための凹部が形成されている。固定窓パネルの周縁は、シール性を有するパネル支持部材を介して凹部に嵌め込まれている。
ドアサッシの一部は、プレス成形された2枚のパネルを重ね合わせて互いに接合することによって構成される。ドアサッシの剛性を高めるためには、2枚のパネルの両端同士を接合することによって、閉断面とすることが考えられる。しかし、単に閉断面の構成に凹部を形成するのでは、断面形状が複雑化する。
一方、単純な断面によって凹部を設けるには、凹部を構成するための部材を新たに設けることが考えられる。しかし、新たな部材を設ける場合には、部品数が増加すると共に軽量化を図る上で不利である。加えて、コストアップの要因となるので得策ではない。
特許第4729087号公報
本発明は、窓パネルを有している車両用ドアのコストダウンを図る技術の提供を課題とする。
請求項1に係る発明によれば、インナパネルとアウタパネルとからなるドア本体と、該ドア本体の上部に設けられたドアサッシと、該ドアサッシと前記ドア本体の上縁とによって囲まれた窓開口部と、該窓開口部の少なくとも一部を塞いだ窓パネルと、該窓パネルの周縁の少なくとも一部を支持したパネル支持枠と、前記ドア本体の上縁に沿って、前記インナパネルと前記アウタパネルとのいずれか一方に取付けられたベルトライン補強部材と、を有している車両用ドアにおいて、前記ベルトライン補強部材は、前記ドアサッシに沿って、前記ドア本体の上縁よりも上方へ延びた上部延長部を有し、前記パネル支持枠は、前記ドアサッシと前記上部延長部とによって挟持されている車両用ドアを提供する。
請求項2に係る発明では、前記車両用ドアは、好ましくは、前記ドアサッシの車外側の表面を覆うガーニッシュを、更に有し、前記上部延長部の車外側の表面は、前記ガーニッシュによって覆われている。
請求項3に係る発明では、好ましくは、前記ドアサッシは、前記ガーニッシュによって覆われる面に、該ガーニッシュの裏面から離れる方向に凹んだ凹部を有し、前記上部延長部は、前記凹部に設けられている。
請求項4に係る発明では、好ましくは、前記上部延長部の上端は、前記ドアサッシの上下方向の中間位置に位置し、前記ガーニッシュは、前記上部延長部の上端よりも上方において、前記パネル支持枠に当接している。
請求項5に係る発明では、前記上部延長部は、好ましくは、前記パネル支持枠に向いている枠対向面を有しており、前記枠対向面は、前記ガーニッシュのうちの、前記パネル支持枠に向いている枠対向面に対して、面一である。
請求項6に係る発明では、好ましくは、前記ベルトライン補強部材は、前記ドア本体の上縁に沿って延びた第1ビードを有し、前記上部延長部は、前記ドアサッシに沿って延びた第2ビードを有し、該第2ビードは、前記第1ビードに連続している。
請求項1に係る発明では、パネル支持枠は、ドアサッシとベルトライン補強部材の上部延長部とによって挟持されている。即ち、ベルトライン補強部材を利用して窓パネルを支持する。窓パネルを支持するためにドアサッシを複雑な形状に形成することや部品点数を増加する必要がない。製造工程の増加及び部品の増加を防止することにより、製造コストを安くすると共に、車両用ドアの軽量化を図ることができる。
加えて、ドア本体の上縁に沿って延びているベルトライン補強部材は、ドアサッシに沿って、ドア本体の上縁よりも上方へ延びた上部延長部を有している。即ち、上部延長部は、ドア本体の上縁からドアサッシに沿って延びている。このことにより、ドアサッシが倒れる方向に向かって外力が加わった場合に、上部延長部によってドアサッシの倒れを防止することができる。従って、車両用ドアの強度を高めることができる。
請求項2に係る発明では、上部延長部の車外側の表面は、ガーニッシュによって覆われている。上部延長部をガーニッシュによって隠せるので、外観性を高めることができる。
請求項3に係る発明では、ドアサッシは、ガーニッシュによって覆われる面に、該ガーニッシュの裏面から離れる方向に凹んだ凹部を有し、上部延長部は、凹部に収納されている。上部延長部を凹部内に収納することにより、ガーニッシュをよりドアサッシに近付けて配置できる。ドアサッシに近付けて配置することにより、ドアサッシの厚みを薄くすることができる。
請求項4に係る発明では、ガーニッシュは、上部延長部の上端よりも上方において、パネル支持枠に当接している。当接することにより、パネル支持枠のパネル厚み方向への移動を防止する。上部延長部の長さを短くしながらパネル支持枠の全体を支持することができる。
請求項5に係る発明では、上部延長部のうちの、パネル支持枠に向いている枠対向面は、ガーニッシュのうちの、パネル支持枠に向いている枠対向面に対して、面一である。これらの面同士に仮に凹凸があるとすると、凹凸形状に合わせてパネル支持枠の形状を形成する必要がある。本発明によれば、面同士が面一であることにより、パネル支持枠の形状を変更する必要がない。パネル支持枠の形状を単純にすることができる。単純な形状のパネル支持枠であれば製造が容易であり、車両用ドアの製造コストを安くすることができる。
請求項6に係る発明では、ベルトライン補強部材は、ドア本体の上縁に沿って延びた第1ビードを有し、上部延長部は、サッシに沿って延びた第2ビードを有し、これらの第1、第2ビードは連続して形成されている。連続した第1、第2ビードによって、ベルトライン補強部材全体の剛性を高めることができる。加えて、ドアサッシの倒れをより確実に防止できる。
本発明による車両用ドアを車外側から見た図である。 図1の2部拡大図である。 図2の3−3線断面図である。 図1に示されたアウタパネル、ベルトラインモール、ガーニッシュ及びモールを外した状態の車両用ドアを説明する図である。 図4の5部拡大図である。 図2の6−6線断面図である。 図2の7−7線断面図である。 図2の8−8線断面図である。
以下、本発明の好ましい実施例について、添付した図面に基づいて詳細に説明する。なお、説明中、左右とは車両の乗員を基準として左右、前後とは車両の進行方向を基準として前後を指す。また、図中Frは前、Rrは後、Outは車外側、Inは車内側、Upは上、Dwは下を示している。
図1及び図2に示された車両用ドア10は、車体後部右側のドアを例示している。車両用ドア10は、車体後部に形成された開口に対して開閉可能に取付けられているドア本体20と、このドア本体20の上縁に沿って取付けられているベルトラインモール30と、このベルトラインモール30の上部に形成されているドアサッシ40と、これらのドアサッシ40及びドア本体20によって囲われた窓開口部14を2分している補助的なサッシ15と、この補助サッシ15の前部に上下動可能に取付けられているガラス製の可動窓パネル16と、補助サッシ15の後部及びドアサッシ40によって囲われた領域に取付けられているパネル支持枠50と、このパネル支持枠50に外周が固定されているガラス製の固定窓パネル17(窓パネル17)と、この固定窓パネル17の後部においてドアサッシ40の表面に取付けられているモール付きガーニッシュ60とからなる。
ここで、ベルトラインBLとは、ドア本体20上縁に沿った線又はドアサッシ40の下縁に沿った線をいう。即ち、ベルトラインモール30は、ベルトラインBLに沿って延びている装飾用の部品である。ベルトラインモール30は、ドア本体20に取付けられている。
図3も参照して、ドア本体20は、車室側に配置されているインナパネル21と、車外側の意匠面を形成するアウタパネル22と、インナパネル21の車外側に貼り合わされインナパネル21を補強しているスティフナ23とからなる。図1に示されるように、アウタパネル22の後部には、乗員が車両用ドア10をスイングさせる際に握る把手25が取付けられている。
図3に示されるように、ベルトラインモール30は、アウタパネル22の上方に設けられ車外側の表面を構成する意匠面部31と、この意匠面部31に取付けられている略T字状のT字部材32と、意匠面部31の下部に取付けられ先端がアウタパネル22に向かって延びているベルトラインリップ部材33とからなる。
図1及び図2に示されるように、ドアサッシ40は、ベルトラインモール30と共に略5角形を描く金属製の窓枠であり、可動窓パネル16の前方において上下方向に延びている前部サッシ41と、この前部サッシ41の上端から後方に向かって補助サッシ15の上部まで延びている前上部サッシ42と、この前上部サッシ42の後端から固定窓パネル17の上縁に沿って下がり勾配に延びている後上部サッシ43と、この後上部サッシ43の後端から下前方に向かって延びモール付きガーニッシュ60によって覆われている後部サッシ44とからなる。
補助サッシ15は、前上部サッシ42及び後上部サッシ43の境界から下方に向かって延びている支柱状の部材である。補助サッシ15の下端は、ドア厚み方向を基準としてベルトラインモール30に重なる位置まで延びている。即ち、車両用ドア10を車外から見た場合に、補助サッシ15の下端は、ベルトラインモール30によって覆われている。
パネル支持枠50の素材には、ゴムが用いられ、パネル支持枠50によって固定窓パネル17とドア本体20との間をシールしている。パネル支持枠50は、車外側から見た場合に補助サッシ15によって覆われており上下方向に延びているパネル支持枠前辺部51と、このパネル支持枠前辺部51の上端から後方に向かって下がり勾配に延びているパネル支持枠上辺部52と、このパネル支持枠上辺部52の後端から下前方に向かって延びているパネル支持枠後辺部53(パネル支持枠側辺部53)と、このパネル支持枠後辺部53の下端からパネル支持枠前辺部51の下端までベルトラインモール30に沿って延びているパネル支持枠下辺部54とからなる。
固定窓パネル17の周縁には、全周に渡ってパネル支持枠50が取付けられている。そして、固定窓パネル17を支持するパネル支持枠は、ドア本体20の上方に設けられている。即ち、ドア本体の上方に固定窓パネル17が設けられている。
モール付きガーニッシュ60は、略U字形状の外装部材であり、ドアサッシ40の車外側に取付けられている樹脂製のガーニッシュ本体70と、このガーニッシュ本体70の車外側に一体的に取付けられている金属製のモール80とからなる。
なお、モール付きガーニッシュ60のモール80は、ガーニッシュ本体70を装飾する目的により取付けられている。このため、本発明においては、モール付きガーニッシュ60に代えて、モールを有しないガーニッシュを採用することもできる。
図1及び図4を参照して、車両用ドア10のベルトラインBL近傍には、ベルトライン補強部材100が車両用ドア10の前後方向に渡って延びている。ベルトライン補強部材100は、インナパネル21に取付けられている。なお、ベルトライン補強部材100は、アウタパネル22に取付けることもできる部材である。どちらに取付けるかは適宜選択することができる。
ベルトライン補強部材100は、車外側から見た状態において略L字状を呈し、ベルトラインBLに沿って延びている補強部材本体101と、この補強部材本体101の後端から上後方に向かって立上げられている上部延長部102とからなる。上部延長部102は、後部サッシ44の中間位置まで延びていると共に、補強部材本体101に対して鈍角θ(図5参照)をなす。
補強部材本体101は、アウタパネル22によって車外側から覆われている。補強部材本体101をアウタパネル22によって隠すことにより、車両用ドア10の外観性を高めることができる。
上部延長部102は、パネル支持枠後辺部53を後部サッシ44との間において押さえるための部材である。上部延長部102は、モール付きガーニッシュ60によって車外側から覆われている。上部延長部102をモール付きガーニッシュ60によって隠すことにより、車両用ドア10の外観性を高めることができる。
図5に示されるように、ベルトライン補強部材100には、複数のビードが形成されている。即ち、ベルトライン補強部材100は、ベルトラインBLに沿って補強部材本体101に形成されている第1ビード103と、この第1ビード103の後端から連続して上部延長部102に形成されている第2ビード104と、この第2ビード104の中間から連続して略垂直に延びている第3ビード105,105とを有している。2本の第3ビード105,105は、互いに略平行に延びている。
連続した第1、第2ビード103,104によって、ベルトライン補強部材100全体の剛性を高めることができる。加えて、第2ビード104から異なる方向に向かって延びる第3ビード105,105によって更に剛性を高めることができる。
図6も合わせて参照し、ドアサッシ40の後部サッシ44には、ガーニッシュ本体70の裏面72から離れる方向に凹んだ凹部44aが形成されている。この凹部44aに、上部延長部102の主要部が収納されている。
後部サッシ44の端部に形成された断面視略L字形状の段差部44bと、上部延長部102の先端部102aとによって、略U字状の開口が形成されている。この開口に、パネル支持枠50が嵌め込まれるようにして支持されている。即ち、パネル支持枠50は、ドアサッシ40と上部延長部102とによって挟持されている。
本発明によれば、ベルトライン補強部材100を利用して固定窓パネル17を支持する。固定窓パネル17を支持するためにドアサッシ40を複雑な形状に形成することや部品点数を増加する必要がない。製造工程の増加及び部品の増加を防止することにより、製造コストを安くすると共に、車両用ドア10の軽量化を図ることができる。
加えて、上部延長部102は、ドア本体20の上縁からドアサッシ40に沿って延びている。このことにより、ドアサッシ40が倒れる方向(図面表裏方向)に向かって外力が加わった場合に、上部延長部102によってドアサッシ40の倒れを防止することができる。また、第1〜第3ビード103〜105が形成されていることによって、剛性が高められ、ドアサッシ40の倒れを更に確実に防止することができる。
更に、上部延長部102は、補強部材本体101に対して鈍角θで接続されている。このため、上部延長部102に入力された荷重を円滑に補強部材本体101側へ逃がすことができる。逃がすことにより、上部延長部102と補強部材本体101との境界部に負荷が集中することを抑制することができる。
また、上部延長部102を凹部44a内に収納することにより、モール付きガーニッシュ60をよりドアサッシ40に近付けて配置できる。ドアサッシ40に近付けて配置することにより、ドアサッシ40の厚みを薄くすることができる。
第3ビード105,105は、凹部44aに収納されている部位において形成されている。このような部位に第3ビード105,105形成されていることにより、上部延長部102にビードが形成されている場合であっても、上部延長部102をドアサッシ40に近付けて配置することができる。ドアサッシ40に近付けて配置することにより、ドアサッシ40の厚みを薄くすることができる。
図7に示されるように、上部延長部102(図6)が形成されていない、上部延長部よりも上方の領域において、ガーニッシュ本体70がパネル支持枠50に当接している。当接することにより、パネル支持枠50のパネル厚み方向への移動を防止する。上部延長部102の長さを短くしながらパネル支持枠50の全体を支持することができる。
図4も参照して、後部サッシ44のうち、上部延長部102によって支持される部位の長さは、後部サッシ44の半分以下である。即ち、モール付きガーニッシュ60が当接する部位の方が長い。上部延長部102によってパネル支持枠50を支持しつつも、上部延長部102が形成される部位の長さを短くし、モール付きガーニッシュ60の当接する部位を長くする。樹脂製のガーニッシュ本体70を長くすることにより、車両用ドア10の軽量化を図ることができる。
図8に示されるように、上部延長部102の裏面102bは、ガーニッシュ本体70の裏面72に対して、面一である。即ち、上部延長部102のうちの、パネル支持枠に向いている枠対向面102bは、モール付きガーニッシュ60のうちの、パネル支持枠に向いている枠対向面72に対して、面一である。
これらの面72,102b同士に仮に凹凸があるとすると、凹凸形状に合わせてパネル支持枠の形状を形成する必要がある。本発明によれば、面72,102b同士が面一であることにより、パネル支持枠の形状を変更する必要がない。パネル支持枠の形状を単純にすることができる。単純な形状のパネル支持枠であれば製造が容易であり、車両用ドア10の製造コストを安くすることができる。
尚、本発明による車両用ドアは、車両後部右側のドアを例に説明したが、車両後部左側のドア等、その他の車両用ドアにも適用可能であり、これらの形式のものに限られるものではない。
また、本発明による車両用ドアは、スイング式のドアを例に説明したが、スライド式のドア等、その他の車両用ドアにも適用可能であり、これらの形式のものに限られるものではない。
本発明の車両用ドアは、車体後部の側部に採用されるドアに好適である。
10…車両用ドア、14…窓開口部、17…固定窓パネル(窓パネル)、20…ドア本体、21…インナパネル、22…アウタパネル、40…ドアサッシ、44a…凹部、50…パネル支持枠、60…モール付きガーニッシュ(ガーニッシュ)、72…裏面(枠対向面)、100…ベルトライン補強部材、102…上部延長部、102b…裏面(枠対向面)、103…第1ビード、104…第2ビード。

Claims (4)

  1. インナパネルとアウタパネルとからなるドア本体と、
    該ドア本体の上部に設けられたドアサッシと、
    該ドアサッシと前記ドア本体の上縁とによって囲まれた窓開口部と、
    該窓開口部の少なくとも一部を塞いだ窓パネルと、
    該窓パネルの周縁の少なくとも一部を支持したパネル支持枠と、
    前記ドア本体の上縁に沿って、前記インナパネルと前記アウタパネルとのいずれか一方に取付けられたベルトライン補強部材と、を有している車両用ドアにおいて、
    前記ベルトライン補強部材は、前記ドアサッシに沿って、前記ドア本体の上縁よりも上方へ延びた上部延長部を有し、
    前記パネル支持枠は、前記ドアサッシと前記上部延長部とによって挟持されており、
    前記車両用ドアは、前記ドアサッシの車外側の表面を覆うガーニッシュを、更に有し、
    前記上部延長部の車外側の表面は、前記ガーニッシュによって覆われており、
    前記上部延長部の上端は、前記ドアサッシの上下方向の中間位置に位置し、
    前記ガーニッシュは、前記上部延長部の上端よりも上方において、前記パネル支持枠に当接していることを特徴とする車両用ドア。
  2. 前記ドアサッシは、前記ガーニッシュによって覆われる面に、該ガーニッシュの裏面から離れる方向に凹んだ凹部を有し、
    前記上部延長部は、前記凹部に設けられている、請求項1記載の車両用ドア。
  3. 前記上部延長部は、前記パネル支持枠に向いている枠対向面を有しており、前記枠対向面は、
    前記ガーニッシュのうちの、前記パネル支持枠に向いている枠対向面に対して、面一である、請求項1又は3記載の車両用ドア。
  4. 前記ベルトライン補強部材は、前記ドア本体の上縁に沿って延びた第1ビードを有し、
    前記上部延長部は、前記ドアサッシに沿って延びた第2ビードを有し、
    該第2ビードは、前記第1ビードに連続している、請求項1、3及び5のいずれか1項記載の車両用ドア。
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