JP5869478B2 - 装飾部品及びその形成方法 - Google Patents

装飾部品及びその形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5869478B2
JP5869478B2 JP2012523471A JP2012523471A JP5869478B2 JP 5869478 B2 JP5869478 B2 JP 5869478B2 JP 2012523471 A JP2012523471 A JP 2012523471A JP 2012523471 A JP2012523471 A JP 2012523471A JP 5869478 B2 JP5869478 B2 JP 5869478B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical
decorative
decoration
locking
button
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012523471A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2012004870A1 (ja
Inventor
建二 長谷川
建二 長谷川
修久 伊藤
修久 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK Corp
Original Assignee
YKK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YKK Corp filed Critical YKK Corp
Publication of JPWO2012004870A1 publication Critical patent/JPWO2012004870A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5869478B2 publication Critical patent/JP5869478B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B1/00Buttons
    • A44B1/18Buttons adapted for special ways of fastening
    • A44B1/28Buttons adapted for special ways of fastening with shank and counterpiece
    • A44B1/34Buttons adapted for special ways of fastening with shank and counterpiece with snap-action counterpiece
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B44DECORATIVE ARTS
    • B44CPRODUCING DECORATIVE EFFECTS; MOSAICS; TARSIA WORK; PAPERHANGING
    • B44C5/00Processes for producing special ornamental bodies
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41BSHIRTS; UNDERWEAR; BABY LINEN; HANDKERCHIEFS
    • A41B1/00Shirts
    • A41B1/04Shirts convertible into cami-knickers

Landscapes

  • Adornments (AREA)
  • Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
  • Forging (AREA)

Description

本発明は一般に装飾部品及びその形成方法に関し、詳しくは、上下又は左右の方向性を持つ装飾を表面に有する飾りボタン等の装飾部品、及びこのような装飾部品の形成方法に関する。
従来より、リベット部材及びバー部材を組み合わせて使用する装飾部品が、例えば、衣服の留め飾り、ベルトや鞄の装飾等に限らず、色々の素材製の織布、不織布等のシート状素材その他において使用されて来ており、それらの装飾部品の、例えばデザイン性を更に向上させる手段として、バー部材の表面に上下又は左右の方向性を持つ装飾、例えば、文字、図形、記号等を陰あるいは陽刻、印刷又はその他の方法で形成する場合がある。
しかし、一般に当該バー部材に生地などのシート状部材を挟んでリベット部材を組み合わせる工程では、バー部材の、装飾を形成した表面を取り付けダイ上に伏せた状態でセットする場合があり、バー部材の裏側に当該装飾の上下又は左右に関する方向性を判別するための何らかの目印を設ける必要がある。
従来、バー部材のフランジ部分の裏側に当該目印としてのポッチの如き小突起を設けたものがあるが、取り付けダイ上にバー部材を伏せてセットした時にそれらの目印が手前側に来ないと、バー部材の中央部分が邪魔になって目印を容易に視認出来ず、あるいはダイの周囲枠部分の作る影にフランジ部分が“埋もれ”て当該目印が見づらいあるいは角度によっては全く見えなくなることがあり、装飾の上下又は左右の方向性を判別する上で問題となっている。
また、バー部材をダイキャスト成形する場合は、フランジ部分の裏側に目印用の小突起等を形成するためには新たに型を起こす必要があり、製品形成上の手間やコスト上の問題も生じていた。バー部材がダイキャスト成型品である従来例は、例えば特開昭63−303642号公報に示されるものがある。当該構造では装飾としての突起状模様等がそのフランジ部分の表面側に形成され、中央突出部はその先端部方向に向けて単に絞り込み加工あるいはカーリング処理される。
装飾部品に形成する装飾の上下又は左右に関する方向性を判別する目印となる構造をフランジ部の裏側に設けた従来技術の一例には、特公昭62−50565号公報に記載される如きものがあり、当該構造ではボタンの表面部材を切り欠いて形成した係合部を方向性判別用の目印として利用している。しかし当該係合部は矢印形模様、即ち左右に関する方向性を持つ装飾の中央でかつ下側に配置されており、従って、当該模様の方向性に関する直感的視認性は得られない。
特開昭63−303642号公報 特公昭62−50565号公報
上述した如き従来技術の問題を回避及び解消する目印を形成した装飾部品及びその形成方法を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明によれば、軸部を有する止具を用いてシート状部材(シート状部材には、生地、織物、布、不織布、フェルト、皮、樹脂シート等が含まれる)に取り付けられる金属製の装飾部品であって、表面に上下及び/又は左右に非対称な装飾が付与される部品本体と、部品本体の裏面側に設けられる、前記止具の軸部を係止するための軸部係止部とを有し、軸部係止部は、裏面から突出する円筒部と、円筒部の半径方向内側において前記軸部を受け入れ、変形させて係止するための係止空間とから成り、前記円筒部の外周面に、前記装飾の向きを裏面側から把握するための凹部及び/又は凸部から成る目印を設けた装飾部品が提供される。
本発明では、装飾部品の部品本体の裏面から突出する円筒部の外周面に凹部及び/又は凸部から成る目印を設けたことにより、装飾部品をシート状部材に取り付ける作業者は、目印を目で見たり手で触ることにより、裏面側から表面の装飾の方向性を把握することができる。
装飾部品の具体例としては、衣服、ベルト、鞄等に止具によって取り付けられる飾りボタン、装飾用プレート等が挙げられる。装飾部品は、金属製の線材を加工したり、ダイキャスト成形によって形成され得る。
本発明の一実施において、前記円筒部は、内径が突出方向に縮小する。このように円筒部を突出方向に縮径させることにより、止具による装飾部品のシート状部材への固定において、装飾部品の係止空間で変形された止具の軸部が離脱不能となる。
本発明の一実施形態において、前記目印は、前記装飾の上下左右のいずれかの位置に設けられる。この場合、装飾部品の装飾の向きに目印の位置を合わせることが可能となる。
本発明の一実施形態において、前記装飾は、表面に設けた凹部及び/又は凸部から成る。このような装飾は、装飾部品の成形用のダイ(金型)によって形成可能となる。
別の本発明によれば、軸部を有する止具を用いてシート状部材に取り付けられる金属製の装飾部品にして、表面に上下及び/又は左右に非対称な装飾が付与される部品本体と、部品本体の裏面側に設けられる、前記止具の軸部を係止するための軸部係止部とを有し、軸部係止部が、裏面から突出する円筒部と、円筒部の半径方向内側において前記軸部を受け入れ、変形させて係止するための係止空間とから成る装飾部品を形成する方法であって、前記装飾部品となる中間部品にして、前記部品本体となる中間部品本体と、前記円筒部及び係止空間となる中間円筒部及び中間係止空間とを有する中間部品を上下のダイ間でプレスする工程を含み、前記プレスする工程において、一方のダイによって前記中間円筒部の内径を突出方向に縮小させて円筒部へと加工すると同時に、円筒部の外周面に前記装飾の向きを裏面側から把握するための凹部及び/又は凸部から成る目印を設ける装飾部品の形成方法が提供される。
本発明では、中間部品を上下のダイ間でプレスすることにより、円筒部の縮径加工と円筒部の外周面における目印の形成とを同時に行うことができる。
本発明の一実施形態では、前記プレスする工程において、他方のダイによって中間部品本体の表面に凹部及び/又は凸部から成る装飾を設ける。この場合、円筒部の縮径加工と、円筒部の外周面における目印の形成と、表面の装飾の形成とを同時に行うことができる。
更に別の本発明によれば、軸部を有する止具を用いてシート状部材に取り付けられる金属製の装飾部品にして、表面に上下及び/又は左右に非対称な装飾が付与される部品本体と、部品本体の裏面側に設けられる、前記止具の軸部を係止するための軸部係止部とを有し、軸部係止部が、裏面から突出しかつ内径が突出方向に縮小する円筒部と、円筒部の半径方向内側において前記軸部を受け入れ、変形させて係止するための係止空間とから成る装飾部品を形成する方法であって、金属製の線材を所定長さに切断する工程と、切断した線材をプレス加工して中間部品を形成する工程であって、該中間部品が、前記部品本体となる中間部品本体と、前記円筒部となる、内径が突出方向に縮小していない中間円筒部とを有する工程と、前記中間円筒部の内径を突出方向に縮小させて前記円筒部とする工程とを含む装飾部品の形成方法が提供される。
本発明では、金属製の線材を切断及びプレス加工して中間部品を形成し、次いで中間部品の円筒部を縮径加工して装飾部品が得られる。
本発明の一実施形態において、前記中間円筒部の内径を突出方向に縮小させて前記円筒部とする工程において、該円筒部の外周面に、前記装飾の向きを裏面側から把握するための凹部及び/又は凸部から成る目印を設ける。この場合、円筒部の縮径加工と円筒部の外周面における目印の形成とを同時に行うことができる。
本発明の一実施形態において、前記中間部品本体の表面に前記装飾を形成する工程を含み、該工程は、前記切断した線材をプレス加工して中間部品を形成する工程と同時か、又は、前記中間円筒部の内径を突出方向に縮小させて前記円筒部とする工程と同時かこの工程後に行われる。すなわち、装飾は、中間部品の形成時又は中間円筒部の縮径加工時に設けられ得る他、中間円筒部の縮径加工後に独立的に設けることもできる。
本発明の装飾部品及びその形成方法では、従来のバー部材のフランジ部分に相当する位置ではなく当該フランジ相当部分から軸方向外側に離れた位置に、装飾部品の表面に形成した装飾の方向性を判定するための目印を設けたことにより、当該装飾部品を取り付けダイ上に表面を伏せてセットした場合でも、どの角度方向からもそれらの目印を容易に視認及び判定し得るようになり、また目印が取り付けダイの周囲枠部分の作る影によって埋もれることも無くなることから、従来製品の場合に生じていた如き装飾の上下又は左右の方向性を判別する上での問題が回避及び解消される。また、装飾部品をダイキャスト成形する場合でも、目印を形成するために従来必要とされていた如き新たな型も不要化されるので、装飾部品形成上の手間やコスト上の問題も解消される。
図1は、本発明の第1実施形態に係る装飾部品である飾りボタンの斜視図である。 図2は、図1に示す飾りボタンの平面図(上面図)である。 図3は、図1に示す飾りボタンの底面図である。 図4は、図2のA−A線断面図である。 図5は、図1に示す飾りボタンを止具で生地に固定した状態を概略的に示す縦断面説明図である。 図6は、本発明の第2実施形態に係る装飾部品である飾りボタンの平面図である。 図7は、図6に示す飾りボタンの底面図である。 図8は、図6のB−B線断面図である。 図9は、本発明の第3実施形態に係る装飾部品である飾りボタンの底面図である。 図10は、本発明の第4実施形態に係る装飾部品である飾りボタンの底面図である。 図11は、図10のC−C線断面を上下に反転した図である。 図12は、本発明の第5実施形態に係る装飾部品である飾りボタンの平面図である。 図13は、図12に示す飾りボタンの底面図である。 図14は、図12のD−D線断面図である。 図15は、図12に示す飾りボタンを止具で生地に固定した状態を概略的に示す縦断面説明図である。 図16は、図12に示す飾りボタンを上方ダイと下方ダイ間でダイキャスト成形する状態を概略的に示す縦断面説明図である。 図17は、図12に示す飾りボタンの変形例を示す図14と同様の断面図である。 図18は、金属製の線材から図1に示す飾りボタンを形成する工程において、第1下方ダイによって支持された線材に対し第1上方ダイを降下させる直前の状態を概略的に示す断面説明図である。 図19は、第1上方ダイによって線材を一次加工した状態を示す断面説明図である。 図20は、線材を切断して得た第1成形体と、第1成形体を二次加工するための第2上方ダイ及び第2下方ダイとの配置状態を概略的に示す断面説明図である。 図21は、第2上方ダイ及び第2下方ダイによって第1成形体を中間部品に成形した状態を示す断面説明図である。 図22は、中間部品と、中間部品を飾りボタンへと最終加工するための第3上方ダイ及び第3下方ダイとの配置状態を概略的に示す断面説明図である。 図23は、第3上方ダイ及び第3下方ダイによって中間部品を飾りボタンに成形した状態を示す断面説明図である。 飾りボタンの別の例を示す底面図である。 飾りボタンの更に別の例を示す底面図である。 目印の変形例を拡大して示す破断斜視図である。
以下に図1〜図5を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る装飾部品としての飾りボタン(以下単に「ボタン」ともいう)10を下方(裏面10b側)から見た斜視図である。図2及び3は、ボタン10の平面図(上面図)及び底面図であり、図4は、図2のA−A線(短径)に沿うボタン10の縦断面図である。図5は、ボタン10を止具20を用いてシート状部材としての生地1に固定した状態を概略的に示す縦断面説明図である。ボタン10は、後述するように線材を加工したり、ダイキャスト成形によって得られる金属製品であり、表面11a及び裏面11bを有すると共に長径及び短径を持つ楕円形板状のボタン本体11と、ボタン本体11の裏面11b側に設けられた、ボタン10の生地1への固定時に止具20の軸部22を係止するための軸部係止部13とを備える。ボタン本体11の裏面11bは、ボタン10の軸線に垂直な面(水平面)に沿う。以下、ボタン10等の軸線に対する垂直を「水平」という。表面11aは、ボタン10が生地1に取り付けられた際に目視可能な面であり、裏面11bにほぼ平行で、上方(上下は図4等に基づく)に僅かに凸となる湾曲上面11a’と、湾曲上面11a’の半径方向外側端から下方へと若干拡径しつつ延びる環状側面11a”とから成る。軸部係止部13は、ボタ本体11の裏面11bから下方にボタン本体11と同心状に突出する円筒部14と、円筒部14の半径方向内側において裏面11bのレベルを超えて軸方向上方に凹となる係止空間15とを含む。なお、円筒部14及び係止空間15の水平(に沿う)断面は円形である(図3参照)。係止空間15の上端面15aは水平に沿う平坦状であり、係止空間15の下端は、円筒部14の下端の半径方向内側において下端開口15bとして下方に開放する。円筒部14の内径及び係止空間15の直径は下方へと次第に若干縮小する。止具20は、円板状の基部21と、基部21から基部21と同心状に突出する軸部22(図5において変形後の軸部22が示される)とを有する。ボタン10を止具20で生地1に固定する際、止具20の軸部22がまず生地1を貫通し、その後、軸22はボタン10における下端開口15bから係止空間15内に入り、係止空間15の上端面15aに突き当たって軸方向に潰れて半径方向に膨張する(図5参照)。このように塑性変形した軸部22は、下方に縮径する円筒部14によって抜け止めされる。
図2を参照して、ボタン本体11の表面11aの湾曲上面11a’には、ハート形の図形の装飾(以下単に「ハート」ともいう)12が凹状に形成されている。ハート12の図形の上下方向はボタン本体11の短径に沿う。ボタン10は更に、ボタン10のハート12の方向性(上下)を裏面11b側から把握するために円筒部14の外周面14’に形成された矩形凸状の目印16を有する。本第1実施形態では、目印16は、円筒部14の外周面14’において、ボタン本体11の短径に沿う位置でかつハート12の図形の下方位置に設けられる。ボタン10を生地1に固定する作業時に、作業者は、裏面11b側からは見えない表面11a側の装飾12の方向性を、目印16を目で確認したり、手で触ることにより、容易に把握することができる。本第1実施形態では装飾12は凹状であるが、凸状であってもよい。装飾12はまた、ハート形以外の、上下又は左右に非対称な任意の文字、図形、記号又はこれらの組合せであってもよい。更に、装飾12は印刷等により、凹状又は凸状ではなく平坦状に付与され得る。
次に、図6〜図8を参照して本発明の第2実施形態を説明する。
(第2実施形態)
図6及び7は、本発明の第2実施形態に係る装飾部品としての飾りボタン30の平面図及び底面図であり、図8は、図6のB−B線(長径)に沿うボタン30の縦断面図である。ボタン30は、表面31a及び裏面31bを有すると共に長径及び短径を持つ楕円形板状のボタン本体31と、ボタン本体31の裏面31b側に設けられた、円筒部34と係止空間35とから成る軸部係止部33とを備える。ボタン本体31の表面31aには、凹状の矢印形の図形の装飾32が形成されている。装飾32の図形の左右方向はボタン本体31の長径に沿う。ボタン30の円筒部33の外周面33’には、装飾32の方向性(左右)を裏面31b側から把握するための凸状の目印36が形成されている。本第2実施形態では、目印36は、円筒部34の外周面34’において、ボタン本体31の長径に沿う位置でかつ装飾32である矢印が向く位置(図6では左側位置)に設けられる。
図9は、本発明の第3実施形態に係る装飾部品としての飾りボタン40の底面図である。ボタン40は、表面(図示せず)及び裏面41bを有すると共に長径及び短径を持つ菱形板状のボタン本体41と、ボタン本体41の裏面41b側に設けられた、円筒部44と係止空間45とから成る軸部係止部43とを備える。図示はしないが、ボタン本体41の表面には、左右及び/又は上下に非対称な装飾が付与される。ボタン40の円筒部44の外周面44’には、短径の一方側の位置(図9において下方位置)に、ボタン40の装飾の方向性を裏面41b側から把握するための凸状の目印46が形成されている。
図10は、本発明の第4実施形態に係る装飾部品としての飾りボタン50の底面図であり、図11は図10のC−C線(短径)に沿う縦断面を上下反転させたボタン50の縦断面説明図である。ボタン50は、表面51a及び裏面51bを有すると共に長径及び短径を持つ楕円形板状のボタン本体51と、ボタン本体51の裏面51b側に設けられた、円筒部54と係止空間55とから成る軸部係止部53とを備える。ボタン本体51の表面51aには、左右及び/又は上下に非対称な凹状の装飾52が形成される。ボタン50の円筒部54の外周面54’における短径の一方側位置(図10において下方位置)には、ボタン50の装飾52の方向性を裏面51b側から把握するための凹状の目印56が形成されている。
次に、図12〜図14を参照して本発明の第5実施形態を説明する。
(第5実施形態)
図12及び13は、本発明の第5実施形態に係る装飾部品としての飾りボタン60の平面図及び底面図であり、図14は、図12のD−D線(短径)に沿うボタン60の縦断面図である。図15は、ボタン60を止具70を用いて生地2に固定した状態を概略的に示す縦断面説明図である。ボタン60は、ダイキャスト成形品であり、表面61a及び裏面61bを有すると共に長径及び短径を持つ長円形板状のボタン本体61と、ボタン本体61の裏面61b側に設けられた、円筒部64と係止空間65とから成る軸部係止部63とを備える。円筒部64は、外径が下方へと次第に縮小するように傾斜する外周面64’を有する。係止空間65は、直径が軸方向に沿って一定の上方の小径部65aと、直径が小径65aに比べ大きくかつ軸方向に沿って一定の下方の大径部65bとを含み、小径部65aと大径部65b間に環状の段部65cが形成される。更に、段部65cの半径方向内側端に下方に突出する環状のエッジ部65dが設けられる。止具70は、円板状の基部71と、基部71から基部71と同心状に突出する軸部72(図15において変形開始直後で変形終了前の軸部72が示される)とを有する。軸部72は、ボタン60の生地2への固定時に、ボタン60の係止空間65の小径部65aに入り込む上方の小径の軸部先端部72aと、大径部65bに少なくとも上方側の一部が入り込む、軸部先端部72aより大径の軸部基端部72bとを含み、軸部先端部72aと軸部基端部72b間に環状の軸部段部72cが形成される。軸部先端部72aの軸方向長さは小径部65aの軸方向長さよりも短く設定される。また、軸部先端部72aの先端面にはすり鉢状の窪み72dが形成され、これにより、軸部先端部72aの先端は鋭利な環状のエッジ72eとなる。ボタン60の生地2への固定時において、止具70は、軸部72がエッジ72eから生地2を貫通した後、ボタン60の係止空間65に入る。この際、軸部72の軸部先端部72aが係止空間65の小径部65aに入り込み、また、軸部基端部72bの上方側部分が大径部65bに入るが、軸部先端部72aの先端(エッジ72e)が小径部65aの底(上端)に達する前に軸部段部72cが係止空間65の段部65cに突き当たり、これ以上の軸部72の係止空間65内への進入が阻止される。軸部段部72cが段部65cに突き当たった後、ボタン60の段部65cが、エッジ部65dを軸部基端部72bの上方側部分に食い込ませながら軸部基端部72bを軸方向に潰す(図示せず)。これに伴って軸部基端部72bが半径方向に膨張するように変形することにより、軸部72が係止空間65に係止される。
ボタン本体61の表面61aには、凹状の文字ABC(図12参照)から成る装飾62が形成されている。装飾62の文字「A」、「B」及び「C」は長径に沿って並び、各文字の上下はボタン本体61の短径に平行である。ボタン60の円筒部64の外周面64’には、ボタン60の装飾62の方向性を裏面61b側から把握するための凸球面状の目印66が形成されている。本第5実施形態では、目印66は、円筒部64の外周面64’において、ボタン本体61の短径に沿う位置でかつ装飾62の文字Bの下方位置に設けられる。
図16は、ボタン60を上方ダイ80と下方ダイ90を用いてダイキャスト成形する状態を概略的に示す縦断面説明図である。上方ダイ80は、ボタン60のボタン本体61の外形に合致する上方キャビティ81を有し、上方キャビティ81は、ボタン60の装飾62に対応する凸部82を含む。下方ダイ90は、ボタン60の円筒部64の外形に合致する環状の窪み91と、窪み91の半径方向内側において上方に突出し、係止空間65に合致する突起92と、窪み91において目印66に対応する凹部93とを含む。上方ダイ80と下方ダイ90との間には、溶融状態の金属材料を注入するための湯口83が形成される。本第5実施形態の目印66は凸状であるが、図17に示すように、ボタン60’に凹状の目印66’を成形することもできる。なお、図17のボタン60’は、目印66’を除き図14等のボタン60と同じ形態のものであるため、主要部にボタン60と同じ参照番号を付して説明を省略する。
次に、本発明に係る装飾部品の形成方法の一実施形態として、上述した飾りボタン10を得る手順を図18〜図23を参照して説明する。なお、ダイキャスト成形されるボタン60、60’以外のボタン30、40及び50についてもボタン10と同様に形成することができる。ボタン10は、水平断面が円形である金属製の線材100を段階的に加工して得られる。線材100はまず、第1上方ダイ110と第1下方ダイ120とによって一次加工される。図18を参照して、第1上方ダイ110は、線材100の径と同じかわずかに大きい径の空洞112を有する円筒部111と、空洞112の上方に付加された円柱状のパンチ部113とを備える。パンチ部113は、円筒部111の内径(空洞112の径)よりも若干小さい外径にて下方に突出し、パンチ部113の外周面と円筒部111の内周面との間には上方に窪む環状凹部114が形成される。なお、図18及び19において、パンチ部113は円筒部111と一体のものとして表されているが、パンチ部113は円筒部111とは別個のものであってもよく、例えば、パンチ部113は、円筒部111の空洞112内を円筒部111とは独立に上下に移動可能とされ得る。下方ダイ120は円筒状の部材であり、上方ダイ110の空洞112と同径の空洞121を有する。線材100は、第1下方ダイ120の空洞121内に配置され、第1下方ダイ120の上面から所定長さ分だけ上方に突出した状態(図18参照)で第1下方ダイ120に支持される。第1下方ダイ120に支持された線材100に対し第1上方ダイ110を同心状に降下させることにより、図19に示すように線材110が一次加工される。この際、第1上方ダイ110のパンチ部113が線材100の上端面101を押圧することにより、線材100の上端部に窪み102を形成し、同時に線材100の上端部における環状凹部114に対応する部分が窪み102を囲む円筒上端部103として残る。次いで、線材100の下方側を切断することにより、窪み102及び円筒上端部103を有する所定長さの第1成形体100’(図20参照)が得られる。なお、線材100の所定長さへの切断は、第1上方ダイ110による一次加工前に行ってもよい。
次に、図20に示す第2上方ダイ130と第2下方ダイ140を用いて第1成形体100’を第2成形体である中間部品150(図21等参照)へと二次加工する。中間部品150は、ボタン10のボタン本体11となる中間部品本体151と、ボタン10の円筒部14及び係止空間15となる中間円筒部154及び中間係止空間155とを有する。中間部品本体151は、表面に装飾12が未だ設けられていない点を除きボタン本体11と同じ形態である。中間円筒部154の内径及び中間係止空間155の直径は軸方向にほぼ一定である。図20を参照して、第2上方ダイ130は、下面131から上方へと環状に窪む環状凹部132と、環状凹部132の半径方向内側において下面131のレベルを若干超えて下方に突出する円柱状のパンチ部133とを有する。なお、パンチ部133は別個独立の部材であってもよい。環状凹部132及びパンチ部133は中間部品150の中間円筒部154及び中堅係止空間155にそれぞれ合致する形状を有する。第2下方ダイ140は上面141から下方に窪む凹部142を有し、凹部142は、装飾12を除いてボタン10のボタン本体11の外形に合致する形状を有する。次に、図20に示すように、第2上方ダイ130と第2下方ダイ140との間に、一次成形体100’を円筒上端部103が上方に来るように同心状に配置した後、第2上方ダイ130を降下させ、第2上方ダイ130と第2下方ダイ140間で一次成形体100’を軸方向に圧縮する(図21参照)。これにより、一次成形体100’が軸方向に潰れるように塑性変形して中間部品150となる。この際、一次成形体100’の円筒上端部103及び窪み102が第2上方ダイ130の環状凹部132及びパンチ部133によって中間部品150の中間円筒部154及び中間係止空間155へと成形され、また、第2下方ダイ140の凹部142によって中間部品150の中間部品本体151が成形される。なお、装飾12は後述する三次加工時に形成されるが、第2下方ダイ140の凹部142の底にボタン10の装飾12に対応する凸部を設け、第2上方ダイ130と第2下方ダイ140による二次加工時に中間部品150に装飾12を形成してもよく、あるいはまた、中間部品150の中間円筒部154を縮径加工後に中間部品本体151の表面に独立に装飾12を形成してもよい。
次に、図22に示す第3上方ダイ160及び第3下方ダイ170間で中間部品150をプレス(三次加工)することにより、最終製品である飾りボタン10が得られる。第3上方ダイ160は、下面161から上方に窪む凹部162を有する。凹部162は、中間部品150の中間円筒部154の内径を突出方向(図22において上方)に縮小するための湾曲側面163を含む。凹部162は更に、ボタン10の凸状の目印16に対応する窪み164を湾曲側面163の一部に有する。第3下方ダイ170は上面171から下方に窪む凹部172を有する。凹部172は、第2下方ダイ140の凹部142とほぼ同じ形状であるが、ボタン10の凹状の装飾12に対応するハート形の図形に対応する突部173が凹部172の底に設けられている点が凹部142とは異なる。なお、第3上方ダイ160の窪み164と第3下方ダイ170の突部173の位置関係は、ボタン10における目印16と装飾12間の既述した位置関係と同様に設定される。図23は、第3上方ダイ160と第3下方ダイ170との間で中間部品150をプレスした状態を示し、これにより、中間部品150が飾りボタン10となる。この際、第3上方ダイ160の凹部162により中間部品150の中間円筒部154が縮径加工されて円筒部14となると共に、窪み164により円筒部14の外周面14’に目印16が形成される。更に、第3下方ダイ170の突部173により、ボタン本体11の表面11aに装飾12が設けられる。なお、図示はしないが、内径が軸方向に一定の円筒部を有する飾りボタン(の中間部品)をダイキャスト成形した後、該円筒部を、上記第3上方ダイ160の凹部162とほぼ同様の凹部を有するダイで縮径加工して最終製品のボタンとする場合もある。
本発明に係る装飾部品の部品本体の形状は、既述した楕円、長円、菱形等に限定されるものではなく、他の例として、図24に示す装飾部品としての飾りボタン180は円形のボタン本体181を備え、図25に示す装飾部品としての飾りボタン190は略正方形のボタン本体191を備える。図24及び25における参照番号181b、191bはボタン本体181、191の裏面、参照番号183、193は軸部係止部、184、194は円筒部、184’、194’は円筒部の外周面、185、195は係止空間、186、196は凸状の目印である。なお、図示はしないが、ボタン180、190の表面には上下又は左右に非対称の装飾が付与されている。
図26は目印の変形例を拡大して示す破断斜視図である。なお、説明の便宜のため、ボタン本体の裏面11b、円筒部14、円筒部14の外周面14’をボタン10と同じ参照番号を用いている。目印16’は、水平断面三角形状の縦溝である凹部16’aと、円筒部14の周方向に隣り合う凹部16’a間の水平断面三角形状の凸部16’bとから形成される。
1、2 生地(シート状部材)
10、30、40、50、60、60’、180、190 飾りボタン(装飾部品)
11、31、41、51、61、181、191 ボタン本体
11a、31a、51a、61a ボタン本体の表面
11b、31b、41b、51b、61b、181b、191b ボタン本体の裏面
12、32、52、62 装飾
13、33、43、53、63、183、193 軸部係止部
14、34、44、54、64、184、194 円筒部
14’、34’、44’、54’、64’、184’、194’ 円筒部の外周面
15、35、45、55、65、185、195 係止空間
16、16’、36、46、56、66、66’、186、196 目印
20、70 止具
22、72 軸部
100 線材
150 中間部品
151 中間部品本体
154 中間円筒部
155 中間係止空間

Claims (8)

  1. 軸部(22、72)を有する止具(20、70)を用いてシート状部材(1、2)に取り付けられる金属製の装飾部品(10、30、40、50、60、60’、180、190)であって、
    表面(11a、31a、51a、61a)に上下及び/又は左右に非対称な装飾(12、32、52、62)が付与される部品本体(11、31、41、51、61、181、191)と、
    部品本体(11、31、41、51、61、181、191)の裏面(11b、31b、41b、51b、61b、181b、191b)側に設けられる、前記止具(20、70)の軸部(22、72)を係止するための軸部係止部(13、33、43、53、63、183、193)とを有し、
    軸部係止部(13、33、43、53、63、183、193)は、裏面(11b、31b、41b、51b、61b、181b、191b)から突出する円筒部(14、34、44、54、64、184、194)と、円筒部(14、34、44、54、64、184、194)の半径方向内側において前記軸部(22、72)を受け入れ、変形させて係止するための係止空間(15、35、45、55、65、185、195)とから成り、
    前記円筒部(14、34、44、54、64、184、194)の外周面(14’、34’、44’、54’、64’、184’、194’)に、前記装飾(12、32、52、62)の向きを裏面(11b、31b、41b、51b、61b、181b、191b)側から把握するための凹部及び/又は凸部から成る目印(16、16’、36、46、56、66、66’、186、196)を設け、
    前記装飾部品(10、30、40、50、60、60’、180、190)がシート状部材(1、2)に取り付けられた際、前記円筒部(14、34、44、54、64、184、194)の外周面(14’、34’、44’、54’、64’、184’、194’)がシート状部材(1、2)に接するとともに前記目印(16、16’、36、46、56、66、66’、186、196)がシート状部材(1、2)に対面し、
    前記円筒部(14、34、44、54、64、184、194)は、外径が突出方向へと次第に縮小する装飾部品。
  2. 前記円筒部(14、34、44、54、184、194)は、内径が突出方向に縮小する請求項1の装飾部品。
  3. 前記目印(16、16’、36、46、56、66、66’、186、196)は、前記装飾(12、32、52、62)の上下左右のいずれかの位置に設けられる請求項1又は2の装飾部品。
  4. 前記装飾(12、32、52、62)は、表面(11a、31a、51a、61a)に設けた凹部及び/又は凸部から成る請求項1〜3のいずれか一つの装飾部品。
  5. 軸部(22)を有する止具(20)を用いてシート状部材(1)に取り付けられる金属製の装飾部品(10、30、40、50、180、190)にして、表面(11a、31a、51a)に上下及び/又は左右に非対称な装飾(12、32、52)が付与される部品本体(11、31、41、51、181、191)と、部品本体(11、31、41、51、181、191)の裏面(11b、31b、41b、51b、181b、191b)側に設けられる、前記止具(20)の軸部(22)を係止するための軸部係止部(13、33、43、53、183、193)とを有し、軸部係止部(13、33、43、53、183、193)が、裏面(11b、31b、41b、51b、181b、191b)から突出する円筒部(14、34、44、54、184、194)と、円筒部(14、34、44、54、184、194)の半径方向内側において前記軸部(22)を受け入れ、変形させて係止するための係止空間(15、35、45、55、185、195)とから成る装飾部品(10、30、40、50、180、190)を形成する方法であって、
    前記装飾部品(10、30、40、50、180、190)となる中間部品(150)にして、前記部品本体(11、31、41、51、181、191)となる中間部品本体(151)と、前記円筒部(14、34、44、54、184、194)及び係止空間(15、35、45、55、185、195)となる中間円筒部(154)及び中間係止空間(155)とを有する中間部品(150)を上下のダイ(160、170)間でプレスする工程を含み、
    前記プレスする工程において、一方のダイ(160)によって前記中間円筒部(154)の内径を突出方向に縮小させて円筒部(14、34、44、54、184、194)へと加工すると同時に、円筒部(14、34、44、54、184、194)の外周面(14’、34’、44’、54’、184’、194’)に前記装飾(12、32、52)の向きを裏面(11b、31b、41b、51b、181b、191b)側から把握するための凹部及び/又は凸部から成る目印(16、16’、36、46、56、186、196)を設け、
    前記装飾部品(10、30、40、50、180、190)がシート状部材(1)に取り付けられた際、前記円筒部(14、34、44、54、184、194)の外周面(14’、34’、44’、54’、184’、194’)がシート状部材(1)に接するとともに前記目印(16、16’、36、46、56、186、196)がシート状部材(1)に対面し、
    前記円筒部(14、34、44、54、184、194)は、外径が突出方向へと次第に縮小する装飾部品の形成方法。
  6. 前記プレスする工程において、他方のダイ(170)によって中間部品本体(151)の表面に凹部及び/又は凸部から成る装飾(12、32、52)を設ける請求項5の装飾部品の形成方法。
  7. 軸部(22)を有する止具(20)を用いてシート状部材(1)に取り付けられる金属製の装飾部品(10、30、40、50、180、190)にして、表面(11a、31a、51a)に上下及び/又は左右に非対称な装飾(12、32、52)が付与される部品本体(11、31、41、51、181、191)と、部品本体(11、31、41、51、181、191)の裏面(11b、31b、41b、51b、181b、191b)側に設けられる、前記止具(20)の軸部(22)を係止するための軸部係止部(13、33、43、53、183、193)とを有し、軸部係止部(13、33、43、53、183、193)が、裏面(11b、31b、41b、51b、181b、191b)から突出しかつ内径が突出方向に縮小する円筒部(14、34、44、54、184、194)と、円筒部(14、34、44、54、184、194)の半径方向内側において前記軸部(22)を受け入れ、変形させて係止するための係止空間(15、35、45、55、185、195)とから成る装飾部品(10、30、40、50、180、190)を形成する方法であって、
    金属製の線材(100)を所定長さに切断する工程と、
    切断した線材(100)をプレス加工して中間部品(150)を形成する工程であって、該中間部品(150)が、前記部品本体(11、31、41、51、181、191)となる中間部品本体(151)と、前記円筒部(14、34、44、54、184、194)となる、内径が突出方向に縮小していない中間円筒部(154)とを有する工程と、
    前記中間円筒部(154)の内径を突出方向に縮小させて前記円筒部(14、34、44、54、184、194)とする工程とを含み、
    前記中間円筒部(154)の内径を突出方向に縮小させて前記円筒部(14、34、44、54、184、194)とする工程において、該円筒部(14、34、44、54、184、194)の外周面(14’、34’、44’、54’、184’、194’)に、前記装飾(12、32、52)の向きを裏面(11b、31b、41b、51b、181b、191b)側から把握するための凹部及び/又は凸部から成る目印(16、16’、36、46、56、186、196)を設け、
    前記装飾部品(10、30、40、50、180、190)がシート状部材(1)に取り付けられた際、前記円筒部(14、34、44、54、184、194)の外周面(14’、34’、44’、54’、184’、194’)がシート状部材(1)に接するとともに前記目印(16、16’、36、46、56、186、196)がシート状部材(1)に対面し、
    前記円筒部(14、34、44、54、184、194)は、外径が突出方向へと次第に縮小する装飾部品の形成方法。
  8. 前記中間部品本体(151)の表面に前記装飾(12、32、52)を形成する工程を含み、該工程は、前記切断した線材(100)をプレス加工して中間部品(150)を形成する工程と同時か、又は、前記中間円筒部(154)の内径を突出方向に縮小させて前記円筒部(14、34、44、54、184、194)とする工程と同時かこの工程後に行われる請求項7の装飾部品の形成方法。
JP2012523471A 2010-07-07 2010-07-07 装飾部品及びその形成方法 Active JP5869478B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2010/061555 WO2012004870A1 (ja) 2010-07-07 2010-07-07 装飾部品及びその形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2012004870A1 JPWO2012004870A1 (ja) 2013-09-02
JP5869478B2 true JP5869478B2 (ja) 2016-02-24

Family

ID=45440871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012523471A Active JP5869478B2 (ja) 2010-07-07 2010-07-07 装飾部品及びその形成方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5869478B2 (ja)
CN (1) CN102802963B (ja)
WO (1) WO2012004870A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105455314A (zh) * 2016-01-02 2016-04-06 浙江登宝科技有限公司 一种装饰扣
CN108688037B (zh) * 2018-06-26 2023-09-26 劲霸男装(上海)有限公司 一种环保透底树脂贝壳组合纽扣及其加工方法
CN112548578B (zh) * 2019-09-25 2023-07-21 Ykk株式会社 扣子止挡件用部件的制造方法及制造装置

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6022907A (ja) * 1983-07-15 1985-02-05 Nippon Mektron Ltd 消泡剤
JPS6083406U (ja) * 1983-11-16 1985-06-08 日本ノーシヨン工業株式会社 釦等用鋲
JPH0615511U (ja) * 1992-08-06 1994-03-01 重竜 金崎 スナップのボタン
JPH0669201U (ja) * 1993-03-08 1994-09-27 延市 中▲野▼ 前開きデザイン衣類
JPH0889313A (ja) * 1994-09-27 1996-04-09 Morito Kk 加締脚付き装飾釦頭
JPH10296384A (ja) * 1997-04-21 1998-11-10 Nippon Koshuha Steel Co Ltd リング状部品及びその製造方法と押出しパンチ
JP2000300416A (ja) * 1999-04-26 2000-10-31 Daikoku Kogyo Kk 吊り下げ式圧縮袋
JP2003236295A (ja) * 2002-02-14 2003-08-26 Sharp Corp 電気洗濯機
JP3112187U (ja) * 2005-04-19 2005-08-04 武田精機株式会社 くるみボタン製造装置
JP2006192230A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Yamato Shoji Nire:Kk 飾りボタン等の装身具及びその製造方法
JP3126536U (ja) * 2006-07-05 2006-11-02 高橋 勝光 装飾部材付きボタン
JP2008295610A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Takeda Seiki Kk ボタン本体
JP2009189590A (ja) * 2008-02-14 2009-08-27 Tamami Minagawa 装飾品製作用の筒状治具、デザインボード治具、及び治具セット
JP2010096330A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Ykk Corp 固定用部材、保護部材、及び被固定部材の固定方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03112187U (ja) * 1990-03-01 1991-11-15
CN1077361A (zh) * 1992-04-13 1993-10-20 帕泼奇安·扎乐尔 用丁字形扣钉或用传统的线快速固定和安装后又能回收的钮扣
CN2204108Y (zh) * 1994-10-17 1995-08-02 何文龙 帽用包扣的改良结构

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6022907A (ja) * 1983-07-15 1985-02-05 Nippon Mektron Ltd 消泡剤
JPS6083406U (ja) * 1983-11-16 1985-06-08 日本ノーシヨン工業株式会社 釦等用鋲
JPH0615511U (ja) * 1992-08-06 1994-03-01 重竜 金崎 スナップのボタン
JPH0669201U (ja) * 1993-03-08 1994-09-27 延市 中▲野▼ 前開きデザイン衣類
JPH0889313A (ja) * 1994-09-27 1996-04-09 Morito Kk 加締脚付き装飾釦頭
JPH10296384A (ja) * 1997-04-21 1998-11-10 Nippon Koshuha Steel Co Ltd リング状部品及びその製造方法と押出しパンチ
JP2000300416A (ja) * 1999-04-26 2000-10-31 Daikoku Kogyo Kk 吊り下げ式圧縮袋
JP2003236295A (ja) * 2002-02-14 2003-08-26 Sharp Corp 電気洗濯機
JP2006192230A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Yamato Shoji Nire:Kk 飾りボタン等の装身具及びその製造方法
JP3112187U (ja) * 2005-04-19 2005-08-04 武田精機株式会社 くるみボタン製造装置
JP3126536U (ja) * 2006-07-05 2006-11-02 高橋 勝光 装飾部材付きボタン
JP2008295610A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Takeda Seiki Kk ボタン本体
JP2009189590A (ja) * 2008-02-14 2009-08-27 Tamami Minagawa 装飾品製作用の筒状治具、デザインボード治具、及び治具セット
JP2010096330A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Ykk Corp 固定用部材、保護部材、及び被固定部材の固定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2012004870A1 (ja) 2013-09-02
CN102802963B (zh) 2015-09-09
WO2012004870A1 (ja) 2012-01-12
CN102802963A (zh) 2012-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5869478B2 (ja) 装飾部品及びその形成方法
EP2540186B1 (en) Button fixing member and method for forming button fixing member, eyelet member and method for forming eyelet member
EP2524612B1 (en) Member for attaching button and button
JPH01218729A (ja) 電磁クラッチ用ローター本体の製造方法
EP2417864A1 (en) Button-mounting member
JP2009082563A (ja) ボタン
EP3812293A1 (en) Tab for opening can lid
US3320644A (en) Tack-fastened button
TWI629020B (zh) 押扣及雄體形成方法
EP1477081B1 (en) Badge, and badge producing device
JP6170572B2 (ja) ボタン止具
US2324009A (en) Apparatus for assembling of pile fabric articles
JP4636452B2 (ja) パンチ金型
WO2012063337A1 (ja) 金属部品及び金属部品の形成方法
CN101247743B (zh) 自动钻模修剪器以及使用该修剪器制造图样框架的方法
CN107529856B (zh) 铆钉
CN211276123U (zh) 保证底盘的异形孔同心度的冲孔模
CN111278584B (zh) 拉链链牙的制造方法
JP2000158051A (ja) 有孔品のプレス成形法および有孔品のプレス成形金型
WO2016139788A1 (ja) ボタン止具及びボタン止具の製造方法
CN106001257A (zh) 一种高强度钢板零件的定位冲压加工方法
JPS6138738Y2 (ja)
JP3209788U (ja) 皺防止治具及びスナップファスナー取付け機
JP5863912B2 (ja) ハトメ部材形成方法
JP3040545U (ja) 飾りスナップ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140507

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140707

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150306

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150313

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20150626

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5869478

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150