JP5868757B2 - 薄膜トランジスタとその製造方法及び表示装置 - Google Patents

薄膜トランジスタとその製造方法及び表示装置 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、結晶性の半導体薄膜を用いた薄膜トランジスタ及びその製造方法、更には上記の薄膜トランジスタを用いた表示装置に関する。
薄膜トランジスタは、ガラスやフィルム基板上に印刷・塗布された半導体薄膜に形成することができるため、真空プロセスを削減し、ローコストで大面積のデバイスを製造できると期待される。特に、有機半導体を用いた薄膜トランジスタでは、低温でプラスチック基板を使用でき、適切な半導体材料を選択して結晶性の膜とすることにより、移動度を向上させることができる。例えば、有機EL(OLED:Organic Light-Emitting Diode)素子を駆動するのに必要な、移動度≧0.5cm2/Vsを実現することが可能となる。
塗布型薄膜トランジスタにおいて半導体薄膜のパターン形成を行うには、インクジェット塗布で半導体溶液を液滴として所定の場所に着弾させ、これを乾燥する。また、有機半導体をスピンコートなどで均一に塗布した後、保護層を形成してからフォトレジストを塗布し、保護層毎エッチング加工する。さらに、半導体の島パターンに開口部を設けたメタルマスク上に半導体溶液を滴下して乾燥させ、半導体薄膜を島パターンに形成した後にメタルマスクを除去する、という方法が知られている。
しかし、インクジェット塗布では、パターン形成はインクの滴下位置により実現できるが、結晶方位を制御することは困難であり、トランジスタ特性を向上させることが困難である。メタルマスクを用いる場合でも同様である。また、全面に塗布する場合、塗布方法によって結晶性制御を行うことでトランジスタ特性を向上させることができるが、パターン形成にフォトリソグラフィを用いることで工程数が増大し、印刷プロセスで得られるローコスト化が困難となる。
特開2009−56402号公報
発明が解決しようとする課題は、半導体薄膜の結晶性の向上により素子特性の向上をはかることができ、且つローコストで実現し得る薄膜トランジスタ及びその製造方法を提供することである。また、発明が解決しようとする別の課題は、上記の薄膜トランジスタを用いた表示装置を提供することである。
実施形態の薄膜トランジスタの製造方法は、基板上にゲート電極を形成する工程と、前記基板上に前記ゲート電極を覆うようにゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜上に前記ゲート電極に対応させてソース/ドレイン電極を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜上の前記ソース/ドレイン電極間のチャネル部を含む素子形成領域に半導体溶液に対する親液部を形成すると共に、前記ゲート絶縁膜上の前記素子形成領域の周辺に前記半導体溶液に対する疎液部を形成する工程と、前記親液部及び疎液部が形成された前記基板に対し、半導体材料を溶媒に溶解した溶液をアプリケータと前記基板との間に保持させて線状のメニスカス面を形成し、該メニスカス面を移動させて半導体溶液を塗布することにより、前記素子形成領域上に半導体薄膜を形成する工程と、を含んでいる。
第1の実施形態に係わる薄膜トランジスタの概略構成を示す平面図。 第1の実施形態に係わる薄膜トランジスタの概略構成を示す断面図。 第1の実施形態に係わる薄膜トランジスタの製造工程を示す断面図。 第1の実施形態に係わる薄膜トランジスタの製造工程を示す平面図。 第2の実施形態に係わる薄膜トランジスタの概略構成を示す平面図。 第2の実施形態に係わる薄膜トランジスタの概略構成を示す断面図。 第2の実施形態に係わる薄膜トランジスタの製造工程を示す断面図。 第2の実施形態に係わる薄膜トランジスタの製造工程を示す平面図。 第3の実施形態に係わる薄膜トランジスタの概略構成を示す平面図。 第3の実施形態に係わる薄膜トランジスタの概略構成を示す断面図。 第3の実施形態により形成された半導体薄膜の結晶粒界を示す平面図。 第4の実施形態に係わる表示装置の要部構成を示すレイアウト図。 第4の実施形態に係わる表示装置の要部構成を示す回路構成図と断面図。 第4の実施形態に係わる表示装置の製造工程を示す断面図。
以下、実施形態の薄膜トランジスタとその製造方法及び表示装置を、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係わる薄膜トランジスタの概略構成を示す平面図であり、図2は図1のA−A’断面図である。なお、これらの図では、半導体薄膜を塗布する前の状態を示している。
絶縁性の基板101上にゲート電極102が形成され、ゲート電極102を覆うように基板101上にゲート絶縁膜103が形成されている。ゲート絶縁膜103上に、ゲート電極102に対応させてソース/ドレイン電極104,105が形成されている。即ち、ゲート電極102上に形成されるチャネル部を挟むように、ソース電極104とドレイン電極105とが離間して配置されている。そして、チャネル部を含む素子形成領域120に半導体薄膜を形成することによって薄膜トランジスタ100が作製されるものとなっている。
ゲート電極102には、チャネル長方向に延在したゲート配線112が接続されている。チャネル長方向とは、基板101のゲート絶縁膜103が設けられた主面に平行な一方向で、この一主面においてゲート電極102を介してソース電極104とドレイン電極105を結ぶ方向である。チャネル長方向に垂直な方向をチャネル幅方向とする。ソース電極104には、該電極104の幅W(チャネル幅方向の長さ)よりも広い補助電極106が接続され、補助電極106にソース配線114が接続されている。ドレイン電極105には、ドレイン配線115が接続されている。ソース配線114及びドレイン配線115は、ゲート配線112と平行方向に延在している。そして、素子形成領域120内は半導体溶液に対する親液面121となっており、その周辺領域は疎液面122となっている。
また、ゲート絶縁膜103上の素子形成領域120に半導体薄膜を塗布するためのアプリケータ200は、半導体溶液202を基板101との間に保持するようにしたものである。そして、アプリケータ200と基板101との間にメニスカス面203を形成しながらアプリケータ200を一方向にスキャンすることにより、基板101上に半導体溶液202を塗布するものとなっている。
基板101は、ガラス基板、PEN(Poly Ethylene Naphthalate),PES(Poly Ether Sulphone),PC(Poly Carbonate)などのプラスチック基板、又はガラス繊維と有機樹脂からなるハイブリッド基板でもよい。さらに、0.1mm以下の薄いガラス基板を含むものでもよい。有機樹脂基板などでガス透過性があって問題となる場合は、バリア層を設けたものを用いてもよい。
ゲート電極102は、Ag,Cu,MoTa,MoW,ITOなどの導電性の材料で形成したもので、印刷で形成するのが望ましいが、蒸着やスパッタなどの成膜後にフォトリソグラフィで加工形成してもよい。また、ゲート電極102は単層でも多層でもよい。
ゲート絶縁膜103は、ポリイミド,アクリル樹脂,フッ素樹脂,部分フッ素樹脂,PVP(ポリビニルフェノール)などの有機層を塗布、アニールして形成すればよい。コンタクトホールの形成方法としては、フォトリソグラフィ工程でレジストをパターニングした後にエッチングしてもよく、印刷法で局所的に塗布してもよい。さらに、感光性を持たせて露光、現像してからアニールして硬化することでパターン形成してもよい。また、SiOx,AlOx,SiNx膜やこれらの積層などの無機膜を用いてもよく、CVDやスパッタで成膜する、或いはSOGを塗布してアニールすることで成膜してもよい。また、ゲート絶縁膜103は、無機膜と有機膜を積層したものであってもよい。パターン形成方法は、フォトリソグラフィでも印刷でもよい。ここでは、スパッタで成膜したSiOx膜を用いた。
ソース/ドレイン電極104,105としては、半導体薄膜との接触抵抗が低い材料を選択すればよい。Ag,Au,ITO,Cuなどを用いることができ、Au,Agなどで基板との密着性が不十分な場合は、Ti,Si,Cr,MoOxなどの密着層を設けてもよい。印刷で形成できるのが望ましいが、蒸着やスパッタなどの成膜後にフォトリソグラフィで加工形成してもよい。また、ソース/ドレイン電極104,105は、単層でも多層でもよい。ここでは、Agナノ粒子を分散させた溶液を印刷して形成したAg電極を用いた。
塗布する半導体として、低分子系の有機半導体である TIPS-Pentacene(6,13-bis(triisopropyl-silylethynyl) pentacene)或いは Cn-BTBT(2,7-dialkyl[1]benzothieno[3,2-b][1]benzothiophene)などを適当な溶媒に0.1〜3wt%溶解して使用した。溶媒としては、クロロベンゼン,ジクロロベンゼン,トリクロロベンゼン,トルエン,キシレン,メシチレン,アニソール、などを用いることができ、1成分だけでなく、多成分としてもよい。有機半導体材料としては、他の材料や2種類以上を混合したり、低分子と高分子を混合したものを用いてもよい。
ゲート絶縁膜103の表面には、塗布する半導体溶液に対して親液性を有する表面121と、疎液性を有する表面122を形成している。クロロベンゼンやトルエンなどの溶媒に対しては、親液性を有する表面はフェノール基が表面に修飾されるとよく、疎液性を有する表面は、長鎖アルキル基,フルオロアルキル基,CH基,NH基,CF基で修飾されると良い。
具体的には、ゲート絶縁膜103としてSiOx膜を用いれば、フェニルトリクロロシラン,フェネチルトリクロロシランなどを溶媒に溶解したものを塗布・リンスしたり、蒸気に晒したりすることでSAM層(Self-Assembled Monolayer層、自己組織化層)を形成して親液面を形成できる。さらに、ヘキサメチルジシラザン(HMDS),オクタデシルトリクロロシラン,オクチルトリクロロシラン,ヘキシルトリメトキシシラン,ペルフルオロデシルトリメトキシシランなどを溶媒に溶解したものを、塗布・リンスしたり、蒸気に晒したりすることでSAM層を形成して疎液面を形成できる。
親疎液面のパターン形成は、メタルマスクでマスキングしてSAM処理を行うことでもでき、第1の材料のSAM処理した面に、UV光を照射して表面基を除去して、第2の材料のSAM処理をして形成してもよい。図1の素子形成領域120はUV光を照射する領域の境界に対応しており、境界の内側或いは外側にUV光を照射することになる。また、有機絶縁層の場合は、基材自身に所定の親疎液面が形成できる材料用いることもできる。基材の有機絶縁層にSAM材料を溶解して塗布・乾燥することで、表面にSAM材料に対応した基を偏析させたり、親疎液材料を塗布して親疎液面のパターンを形成することもできる。
また、薄い感光性材料を露光現像して親疎液面のパターンを形成してもよい。具体的には、疎液性の材料を塗布して露光し、溶解しやすく(或いは溶解しにくく)してから、適当な溶液で現像することで溶解部を除去して下地の親液面を得るか選択的に親液化することでパターンを形成してもよい。逆に、親液性の材料を塗布し、露光現像して親液部を除去してから、下地の疎液面を出すか選択的な疎液化処理を施してパターンを形成してもよい。
以上のように、親疎液面のパターン形成には種々の方法を用いることができる。具体的な構成としては、フェノール基が出ている親液面を形成後(フェネチルトリクロロシランやフェニルトリクロロシランのSAM処理など)に、チャネル周辺部(図1の121の外周)に短波長のUV照射で表面層を除去し、更にHMDSの蒸気処理で周辺に疎液面を形成して作製した。他には、ポリイミドにアルキル基が表面に出る塗布膜を形成した後に、UV照射で表面層を除去することで親液の絶縁面を得る方法を適用できる。さらに、PVPなどの樹脂にフッ素系SAM処理で疎液面を形成後、UV照射で表面層を除去後にフェニルトリクロロシラン蒸気で除去した面にフェノール基が出るSAMを付着させる方法、も適用できる。
次に、半導体薄膜の成膜工程について、図3(a)〜(e)の断面図及び図4(a)〜(e)の平面図を用いて説明する。なお、図3は(a)〜(e)は図4(a)〜(e)のA−A’断面に相当している。
半導体溶液の塗布は、チャネル幅に沿って配置した線状のアプリケータ200に基板との間に半導体溶液202を保持し、アプリケータ200を所定の方向に移動する(又は基板を移動してもよい)ことで、半導体溶液のメニスカス面203を移動させることで行った。アプリケータ200には、半導体溶液202を適宜供給しつづける機構を設けるとよい。アプリケータ200の断面形状は、円形が良いが、必ずしも円形に限定はされない。また、アプリケータ200は、半導体溶液202を蓄えると共に底部から半導体溶液202を線状に吐出できるようにしてもよい。基板は所定の温度に維持し、半導体溶液のメニスカス面を移動させる。室温で塗布できるとよいが、保存時と使用時の差をつけるために、40〜80℃と昇温した基板面とする方が溶媒の選択肢が広くなる。また、乾燥過程を制御する上でも基板を昇温できることは有効である。
図3(a)及び図4(a)では、ゲート絶縁膜103上の疎液面122の上に下流側メニスカス面203がある状態を示している。半導体溶液202と基板との間の接触角が大きく、溶液202の凝集力が基板面の付着力よりも勝ることで、メニスカス面203の移動を行っても、アプリケータ200に溶液202が保持されて、基板面に溶液202が残らずに移動した。
ソース/ドレイン電極104,105は半導体溶液202に対して親液面となっており、図3(b)及び図4(b)では、溶液202がソース電極104に対して接触角が低くなり、濡れている状態を示している。そして、図3(c)及び図4(c)で示すように、下流側メニスカス面203が親液面121を通過するときに、半導体薄膜130が形成される塗布条件を設定した。その際に、基板温度、溶媒材料、メニスカス面の移動速度、基板とアプリケータとの距離、を適切に設定することにより、半導体分子がメニスカス面203の移動方向に沿って並ぶ異方性の結晶膜が成膜されることが観察された。種々の実験から、親液面と接触するメニスカス面203の境界部で基板と傾斜して接触しているメニスカス部において溶媒が乾燥し、メニスカス面203が移動するとほぼ同時に成膜されるような条件とすることが、配向性が得られるポイントであることが分かった。
ここで、ソース電極104に連続して補助電極106を配置した。補助電極106と疎液面122との境界では、メニスカス面203の基板との接触角が大きい状態から小さい状態に移行することになり、溶液202が滞留することで境界部には厚く、結晶性が乱れた膜領域131が形成される。特に、図3(c)及び図4(c)に示すように、上下方向に親液面121(補助電極106の部分)と疎液面122との境界がある角の所に形成されやすい。
その後、図3(d)及び図4(d)に示すように、チャネル部をメニスカス面203が移動して、半導体薄膜130が形成される。チャネル部のゲート絶縁膜103上は親液面121としている。これにより、図3(e)及び図4(e)に示すように半導体島パターンが形成される。半導体薄膜130における結晶粒界135は、塗布方向に概略沿っているが、半導体材料の性質により5〜15度程度斜めに入る方が安定することもある。何れにしても、塗布方向と垂直の方向では結晶性が異なり、異方性を持った配向性のある結晶性膜が得られた。
親液面121をメニスカス面203が移動すると接触角が安定していくことで、半導体薄膜130の結晶性が安定していくことが分かったが、チャネル部の親液面121の幅Wsよりも大きくした補助電極106を設けることにより、境界部からの乱れがチャネル部の結晶性半導体薄膜130に至るのを抑制することができる。即ち、結晶性が安定するまでの長さを、補助電極106を設けることにより、短くすることができた。
このように本実施形態によれば、ゲート絶縁膜103上にメニスカス面203の移動により半導体溶液202を塗布することにより、結晶粒界の揃った半導体薄膜130を形成することができる。しかも、親液面121及びソース/ドレイン電極104,105上に選択的に半導体薄膜130を形成することができるため、全面に半導体薄膜を形成した場合のようなパターン形成のためのエッチングは不要である。従って、ローコストで結晶性の優れた半導体薄膜130を形成することができ、素子特性の向上をはかることができる。このため、微細なトランジスタでも結晶性が良好で移動度が高く、またばらつきの少ない良好なTFT特性が得られる。
なお、本実施形態においては、素子形成領域120内を半導体溶液に対する親液面121としその周辺領域を疎液面122としたが、半導体溶液の種類によっては、素子形成領域120内を半導体溶液に対する疎液面とし、その周辺領域を親液面としても良い。
(第2の実施形態)
図5は、第2の実施形態に係わる薄膜トランジスタの概略構成を示す平面図であり、図6は図5のB−B’断面図である。なお、図1及び図2と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
本実施形態が先に説明した第1の実施形態と異なる点は、親疎液界面(親液と疎液との界面)の構成である。即ち本実施形態では、半導体溶液202を塗布する際に、補助電極106よりも上流部でゲート絶縁膜103上に親液面121を形成している。親液面121の濡れ性は、補助電極106上の親液面125と比べるとやや弱くしている。つまり、親液面121の接触角は、疎液面122に比べて小さいが、親液面125よりも大きい状態にしている。具体的には、半導体溶液202としては、クロロベンゼン又はトルエンを溶媒とした TIPS-Pentacene を用いた。親液面121は、SiOxゲート絶縁膜103に対して、フェネチルトリクロロシラン又はフェニルトリクロロシランでSAM層を形成したもの(接触角〜4度)とした。親液面125は、Au又はAg電極表面にペンタフルオロベンゼンチオール(PFBT)を溶媒に溶解したものを塗布してSAM層を形成したもの(接触角<3度)とした。疎液面122は、HMDS処理したものとした(接触角〜20度)。
本実施形態における塗布工程を、図7(a)〜(c)の断面図及び図8(a)〜(c)の平面図に示す。なお、図7は(a)〜(c)は、図8(a)〜(c)のB−B’断面に相当している。
図7(a)及び図8(a)に示すように、補助電極106の上流側でメニスカス面203が親液面121を通ると、半導体薄膜130が成膜され、結晶化の配向性も得られる。そしてこの場合、接触角が中程度であることで、疎液面122からの境界部での溶液保持が抑制されて、膜厚が厚くなる領域が抑制された。その後に、電極106,104上の親液面125に達すると接触角がより小さくなることで、図7(b)及び図8(b)に示すように、結晶の配向性が向上して成膜された。
そして、図7(c)及び図8(c)に示すように、メニスカス面203をゲート絶縁膜103上のチャネル部を通ることにより、上流の配向性の結晶膜にならって配向性が揃った良好な結晶性膜130が得られた。
このように本実施形態では、補助電極106の上流側に親液面121を形成することにより、疎液面122からの境界部での結晶が乱れる領域を狭くすることができる。このため、先の第1の実施形態と同様の効果が得られるのは勿論のこと、微細なトランジスタパターンにおいても更に良好な結晶性半導体薄膜を形成することが可能となる。
(第3の実施形態)
図9は、第3の実施形態に係わる薄膜トランジスタの概略構成を示す平面図であり、図10(a)は図9のC−C’断面図、10(b)は図9のD−D’断面図である。なお、図1及び図2と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
本実施形態が先の第1の実施形態と異なる点は、親疎液界面の構成である。即ち本実施形態では、本来の素子形成領域以外にゲート絶縁膜下のゲート配線112に沿って親液面を設けている。
薄膜トランジスタ100は、ゲート電極102に接続されるゲート配線112を有し、更にソース/ドレイン電極104,105に接続される信号配線114,115を有し、所定の電圧や電流の印加がなされて使用される。所定の条件でメニスカス面203を移動すると、半導体の結晶配列が整って一定の結晶化が得られることが分かる。その際に、上流の結晶粒が下流の(これから結晶化が進む)結晶粒の方位を揃える横方向の結晶成長が起きており、このような結晶の連続性が結晶配向性を高める効果がみられた。
本実施形態では、ゲート配線112にほぼ沿った形でゲート絶縁膜103上に親液面121を形成し、チャネル部と連続させるようにしている。このため、親疎液パターンをUV照射で形成する照射位置パターン150を、図9に示すように配置した。なお、半導体層を介してソース/ドレイン電極104,105と他の配線との間でリーク電流が問題になる箇所は、ゲート配線上で半導体層がないようにする箇所152を設けることで、ゲート電位により半導体層のキャリア濃度を制御できる箇所でリークパスを分断するようにすればよい。
図9の配置でメニスカス面203を移動させて成膜・結晶化させると、図10(b)に示すように、親液面121の上にはトランジスタ部の上流側から連続して結晶性膜が得られるようになる。さらに、ゲート配線112上の親液面は図10(a)に示すチャネル部の半導体と連続していることから、ゲート配線112上とチャネル部で結晶性が保持される関係が得られる。その結果、図11の141で示すように結晶性が縦方向に連続するようにできることが分かった。
即ち、溶液からの結晶化工程をみると、メニスカス面203が縦方向に連続しており、縦方向(メニスカス面の方向)においても、結晶化の結晶核が既に結晶化している上流のゲート配線112上の結晶面142の影響を、溶液を通じて受けることになる。従って、チャネル部からみると離れた位置にあるゲート配線112上であっても、配線112上の半導体を結晶化しておくことにより、これと結晶方位を整えてチャネル領域に良好な結晶成長が得られる。この効果は、縦方向で100〜200μm程度であれば十分である。このようにして、親疎液境界部にできやすい結晶の乱れた領域を抑制することができ、微細なトランジスタパターンでも良好な半導体薄膜が得られた。
なお、ゲート配線112上に親液面121を形成する他に、上流側に位置する信号配線114上でも結晶化が先行して進むことから、チャネル部への結晶化の結晶核としての効果が期待できる。従って、信号配線114はレイアウトが許す限り幅広く、長く設けると良い。
このように本実施形態では、ゲート配線112に沿ってゲート絶縁膜103上に親液面121を形成することにより、チャネル部の半導体薄膜の結晶性の更なる向上をはかることができる。従って、先の第1の実施形態と同様の効果が得られるのは勿論のこと、トランジスタ特性の更なる向上をはかることができる。
(第4の実施形態)
図12及び図13は、第4の実施形態に係わる表示装置の要部構成を説明するためのもので、図12は2画素のパターンレイアウト図、図13(a)は1画素の回路構成図、図13(b)は図12のE−E’断面図を示している。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。また、画素10はマトリクス配置されているが、図では1画素又は2画素のみを示している。
本実施形態は、第3の実施形態の薄膜トランジスタをアクティブマトリクス方式のディスプレイに適用した例であり、特にOLEDを駆動する2Tr−1C型画素回路部分に適用している。
OLED素子700を有する画素10内には、選択用スイッチングトランジスタ100と駆動用トランジスタ500が形成され、走査線(ゲート配線)112はトランジスタ100のゲート電極102に接続されている。トランジスタ100のソース電極104は信号配線114に接続され、ドレイン電極105は駆動トランジスタ500のゲート電極502とコンタクトホールを介して接続され、また補助容量600と接続されている。トランジスタ500のソース電極504は電源線514に接続され、トランジスタ500のドレイン電極505はOLED素子700の画素電極515と接続されている。
トランジスタのチャネル部となる半導体薄膜はソース/ドレイン電極間に存在すればよいが、トランジスタ100に対しては走査線112の上方に半導体薄膜130を配置した。また、トランジスタ500に対しては補助容量600の上部電極を含む用に半導体薄膜530を配置した。
次に、本実施形態の製造方法について、図14を参照して説明する。
図14(a)は、基板上にゲート電極102、ゲート絶縁膜103、ソース/ドレイン電極104,105、及び各種配線112,114,514を形成した状態である。
この状態で、図14(b)に示すように、チャネル部を含むように親疎液パターン150,550を形成し、パターン150,550内に親液面を形成すると共に、その周辺領域に疎液面を形成する。ここで、トランジスタ部では、トランジスタ100はドレイン電極105へのリークを抑制するためにゲート上に切り込んだ親疎液パターン150を、トランジスタ500はドレイン電極505へのリークを抑制するためにゲート上に切り込んだ親疎液パターン550を設ける。
そして、第3の実施形態と同様に左から右へメニスカス面を移動することにより、半導体薄膜130,530を形成する。結晶化で結晶粒の連携がある方向を、前記図12中に矢印で示す。
トランジスタ100では、走査線112及び親疎液パターン(半導体領域)150により、疎液面からの結晶性乱れ領域がチャネル部に到達する前に一定となった。トランジスタ500ではドレイン電極505のパターンを図のように工夫し、また親疎液パターン550により、チャネル部の結晶性を安定化した。
OLEDディスプレイとしては、薄膜トランジスタ形成後、パッシベーション及び層間絶縁層541を有機樹脂で形成し、コンタクトホール部の半導体層を除去した後に、画素電極515を形成した。その上にバンク絶縁層542を形成し、ホール注入層、発光層、ブロッキング層などの発光機能層543を積層し、電子注入層544、カソード電極545を成膜してOLED素子700を作製した。
なお、本実施例では図の左から右へメニスカス面を移動させたが、逆に右から左に移動させてもよい。親疎液パターンは同様でよく、右から左に移動させることで、駆動用トランジスタ500の結晶性において電源線514と親疎液パターン550の形状から結晶粒を大きくすることができて、OLEDの駆動能力を増加させることができる。
(変形例)
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではない。
実施形態では、アプリケータの移動によりメニスカス面をチャネル長方向に沿って移動したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、他の方向にメニスカス面を移動させるようにしても良い。アプリケータを移動させる代わりに基板側を移動させるようにしても良い。
素子形成部となる親疎液パターンは実施形態に示した例に何ら限定されるものではなく、仕様に応じて適宜変更可能である。補助電極パターンは必ずしも必要はなく、省略することも可能である。例えば、ソース/ドレイン電極につながる信号配線で代用することが可能である。
第4の実施形態では薄膜トランジスタをOLEDに適用した例を説明したが、これに限らず液晶ディスプレイに適用することができる。つまり、基板上に表示セルとなる単位画素が二次元配列され、各画素毎に該画素を駆動する薄膜トランジスタが設けられた表示装置であれば適用可能である。
本発明の幾つかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100…薄膜トランジスタ
101…基板
102…ゲート電極
103…ゲート絶縁膜
104,504…ソース電極
105,505…ドレイン電極
106…補助電極
112…ゲート配線
114…ソース配線
115…ドレイン配線
120…素子形成領域
121…親液面
122…疎液面
130,530…半導体薄膜
135…結晶粒界
150,550…素子形成領域(親疎液パターン)
200…アプリケータ
202…半導体溶液
203…メニスカス面
500…駆動用トランジスタ
600…補助容量
514…電源線
515…画素電極
541…層間絶縁層
542…バンク絶縁層
543…発光機能層
544…電子注入層
545…カソード電極
700…OLED素子

Claims (10)

  1. 絶縁膜上にソース電極およびドレイン電極を形成する工程と、
    前記絶縁膜上の前記ソース電極および前記ドレイン電極間のチャネル部を含む素子形成領域に半導体溶液に対する親液部を形成すると共に、前記絶縁膜上の前記素子形成領域の周辺に前記半導体溶液に対する疎液部を形成する工程と、
    前記親液部及び疎液部上に、半導体材料を溶媒に溶解した半導体溶液をアプリケータと前記基板との間に保持させて線状のメニスカス面を形成し、該メニスカス面を移動させて前記半導体溶液を塗布することにより、前記チャネル部及び前記ソース/ドレイン電極上に半導体薄膜を形成する工程と、
    を含む薄膜トランジスタの製造方法であって、
    前記ソース電極および前記ドレイン電極のうち、前記半導体溶液の塗布の上流側の電極に連続し、該電極の幅よりもチャネル幅方向の幅の広い補助電極を設け、
    前記親液部及び疎液部を形成する際に、前記ソース電極および前記ドレイン電極近傍の前記親液部のチャネル幅方向の長さを、前記ソース電極および前記ドレイン電極よりも長く、且つ前記補助電極よりも短くしたことを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  2. 基板上にゲート電極を形成する工程と、
    前記基板上に前記ゲート電極を覆うようにゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜上に前記ゲート電極に対応させてソース電極およびドレイン電極を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜上の前記ソース電極および前記ドレイン電極間のチャネル部を含む素子形成領域に半導体溶液に対する親液部を形成すると共に、前記ゲート絶縁膜上の前記素子形成領域の周辺に前記半導体溶液に対する疎液部を形成する工程と、
    前記親液部及び疎液部上に、半導体材料を溶媒に溶解した半導体溶液をアプリケータと前記基板との間に保持させて線状のメニスカス面を形成し、該メニスカス面を移動させて前記半導体溶液を塗布することにより、前記チャネル部及び前記ソース/ドレイン電極上に半導体薄膜を形成する工程と、
    を含む薄膜トランジスタの製造方法であって、
    前記ゲート電極に接続されるゲート配線を有し、前記ゲート絶縁膜上の表面に、前記ゲート配線に沿って前記チャネル部まで、前記半導体溶液に対する親液部を形成し、
    前記メニスカス面の移動によって、前記ゲート配線に沿った親液部上に前記半導体薄膜を形成し、これと連続させて前記チャネル部の親液部に前記半導体薄膜を形成することを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  3. 前記半導体薄膜を形成する際に、前記メニスカス面をチャネル長方向に沿って移動させることを特徴とする請求項1又は2に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  4. 前記親液部及び前記疎液部を形成する際に、前記ソース電極および前記ドレイン電極の近傍で該電極のチャネル幅方向よりも広く前記親液部を形成すると共に、その周辺に前記疎液部を形成することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  5. 前記親液部及び疎液部を形成する際に、前記ソース電極および前記ドレイン電極のうち前記半導体溶液の塗布の上流側の電極よりも上流に、該電極面よりも前記半導体溶液と前記基板との間の接触角が大きい親液部を形成することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  6. 前記親液部及び疎液部を形成する際に、前記絶縁膜上に、フェノール基が出ている親液面を形成した後、前記チャネル周辺部の所定のパターンで前記フェノール基からなる表面層を除去し、除去した表面にHMDS処理で疎液面を形成することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  7. 前記ソース電極および前記ドレイン電極の表面は前記半導体溶液に対して親液性を有することを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  8. 前記絶縁膜上の前記親液部に対する前記半導体溶液の接触角よりも、前記ソース電極および前記ドレイン電極に対する前記半導体溶液の接触角の方が小さいことを特徴とする請求項〜7の何れかに記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  9. 絶縁膜上に設けられたソース電極およびドレイン電極と、
    前記ソース電極および前記ドレイン電極の一方に連続して、前記ソース電極および前記ドレイン電極間のチャネル部とは反対側に設けられ、該電極の幅よりもチャネル幅方向の幅の広い補助電極と、
    前記絶縁膜上の前記チャネル部の領域と、前記ソース電極および前記ドレイン電極上、前記ソース電極および前記ドレイン電極につながる少なくとも一方の配線上、及び前記補助電極上に連続して形成され、且つチャネル長方向に結晶粒界が揃った半導体薄膜と、
    を具備し、
    前記半導体薄膜のパターンは、前記ソース電極および前記ドレイン電極近傍のチャネル幅方向の長さが、前記ソース電極および前記ドレイン電極よりも長く、且つ前記補助電極よりも短いことを特徴とする薄膜トランジスタ。
  10. 基板上に表示セルとなる単位画素が二次元配列され、各画素毎に該画素を駆動する薄膜トランジスタが設けられた表示装置であって、前記薄膜トランジスタは、
    絶縁膜上に設けられたソース/ドレイン電極と、
    前記ソース電極および前記ドレイン電極の一方に連続して、前記ソース電極および前記ドレイン電極間のチャネル部とは反対側に設けられ、該電極の幅よりもチャネル幅方向の幅の広い補助電極と、
    前記絶縁膜上の前記チャネル部の領域と、前記ソース電極および前記ドレイン電極上、前記ソース電極および前記ドレイン電極につながる少なくとも一方の配線上、及び前記補助電極上に連続して形成され、且つチャネル長方向に結晶粒界が揃った半導体薄膜と、
    を具備し、
    前記半導体薄膜のパターンは、前記ソース電極および前記ドレイン電極近傍のチャネル幅方向の長さが、前記ソース電極および前記ドレイン電極よりも長く、且つ前記補助電極よりも短いことを特徴とする薄膜トランジスタ。
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