JP5272280B2 - 薄膜トランジスタアレイとディスプレイ及び薄膜トランジスタアレイの製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタアレイとディスプレイ及び薄膜トランジスタアレイの製造方法 Download PDF

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本発明は、ディスプレイ等に使用する薄膜トランジスタアレイに関する。
半導体自体を基板としたトランジスタや集積回路技術を基礎として、ガラス基板上にアモルファスSiやポリSiの薄膜トランジスタ(TFT)アレイが製造され、画像表示素子やその駆動回路等に応用されている。
成膜温度を400〜500℃程度に低減できたことにより、石英よりも安価なガラスが使用されている。
近年、有機半導体を用いた薄膜トランジスタが登場し、成膜温度を室温〜200℃程度に低減できることから、プラスチック基板を用いることが可能になり、軽量かつフレキシブルなディスプレイや論理回路が期待されている。
従来の薄膜トランジスタアレイの一例を、図に示す(図はアレイの1要素のみを表記しており、実際のアレイはこれがマトリクス状に並んでいる。)。
これは、従来のアモルファスシリコン薄膜トランジスタ(非特許文献1参照)を元に、チャネル幅Wを大きくすべく、チャネルをミアンダ状にしたもの(特許文献1参照)である。
絶縁基板1上に、絶縁基板1に対して垂直方向から見てほぼ長方形のゲート電極2が形成され、その上に、ゲート絶縁膜3が形成され、その上に、絶縁基板1に対して垂直方向から見てほぼ長方形の領域にソース電極4およびドレイン電極5と、ソース電極4とドレイン電極5を接続する半導体層6が形成されている。
ここで半導体層6をディスペンサ等の液滴塗布法で形成すると、液滴は円形に広がるため、絶縁基板1に対して垂直方向から見てほぼ長方形のチャネル領域を大きく越えて形成される。
また、チャネル領域はマトリクス内の画素領域の端に形成されているため、半導体がソース電極4およびドレイン配線5’間(その下にはゲート電極が存在しない)を繋いでoff電流を大きくすることがあった。
このように、従来の薄膜トランジスタでは必要最低限よりも大きな領域に半導体が塗布され、半導体材料の過剰な消費があった。
また、チャネル以外の部分でリーク電流が流れ、off電流を大きくする原因になっていた。
また、有機半導体は年々改良が進み、移動度が向上しつつあるものの、まだアモルファスシリコン(1cm/Vs程度)より小さいものがほとんどである。
松本正一編著:「液晶ディスプレイ技術−アクティブマトリクスLCD−」(p.55の図2.1) 特開平5−152560号公報。
本発明の課題は、半導体材料を有効に利用し、安価な薄膜トランジスタを提供するものである。
また、off電流が小さく、on電流の大きい良好な特性の薄膜トランジスタを提供するものである。
請求項1に記載の発明は、少なくとも、絶縁基板上に形成されたゲート電極と、その上に形成されたゲート絶縁膜と、その上に形成されたソース電極およびドレイン電極と、ソース電極とドレイン電極を接続する半導体層とを有する薄膜トランジスタセル素子が複数個マトリクス状に配置された薄膜トランジスタアレイであって、前記ソース電極とドレイン電極を、絶縁基板に対して垂直方向から見て同心円状に形成することで、半径方向がチャネル長方向、円周方向がチャネル幅方向となる同心円状のチャネル部を形成しており、前記の半導体層は、円形であり、絶縁基板に対して垂直方向から見た外周が前記円に納まる形状のチャネル部を覆っており、高移動度配向している半導体からなり、前記半導体が、放射方向に高移動度配向していることを特徴とする薄膜トランジスタアレイである。
請求項2に記載の発明は、少なくとも、絶縁基板上に形成されたゲート電極と、その上に形成されたゲート絶縁膜と、その上に形成されたソース電極およびドレイン電極と、ソース電極とドレイン電極を接続する半導体層とを有する薄膜トランジスタセル素子が複数個マトリクス状に配置された薄膜トランジスタアレイであって、前記ソース電極を、絶縁基板に対して垂直方向から見て放射状に形成し、前記ソース電極を囲うように前記ドレイン電極を形成することで、半径方向がチャネル幅方向、円周方向がチャネル長方向となる放射状のチャネル部を形成しており、前記の半導体層は、円形であり、絶縁基板に対して垂直方向から見た外周が前記円に納まる形状のチャネル部を覆っており、高移動度配向している半導体からなり、前記半導体が、円周方向に高移動度配向していることを特徴とする薄膜トランジスタアレイである。
請求項に記載の発明は、請求項1または2のいずれかに記載の薄膜トランジスタアレイの上に、層間絶縁膜と、その上に上部画素電極と、該上部画素電極とソース電極を接続する導電ビアを有することを特徴とする薄膜トランジスタアレイである。
請求項に記載の発明は、前記の半導体層が、有機半導体層であることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の薄膜トランジスタアレイである。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至請求項のいずれかに記載の薄膜トランジスタアレイを用いたことを特徴とするディスプレイである。
請求項に記載の発明は、少なくとも、絶縁基板上にゲート電極およびゲート配線を形成する工程と、その上にゲート絶縁膜を形成する工程と、その上にソース電極、ドレイン電極およびドレイン配線を形成する工程と、ソース電極とドレイン電極を接続する半導体層を形成する工程とを有する請求項1乃至請求項のいずれかに記載の薄膜トランジスタの製造方法であって、該半導体層を形成する工程が前記半導体層を液滴塗布により形成する工程であることを特徴とする薄膜トランジスタアレイの製造方法である。
液滴内の流動による半導体材料の移動度異方性を利用することにより、on電流を大きくでき特性を改善できる。
また、チャネルの外周が円であることにより、円形塗布された半導体層を有効に使える(チャネル幅を大きくとれる)。
また、チャネル領域が画素の中央付近にあることにより、ソース電極およびドレイン配線間を半導体が繋ぐことを防止できる。
本発明の薄膜トランジスタアレイの製造方法について、図、図を用いて説明する。
まず、絶縁基板1上にゲート電極2およびゲート配線2‘を形成する(図(a)参照:上面図で基板1は非表示)。
半導体層6として有機半導体を用いると、室温あるいは200℃以下での低温成膜が可能なので、絶縁基板1の材料としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルスルフォン(PES)、ポリイミド(PI)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリスチレン(PS)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ナイロン(Ny)等のプラスチックを用いることができる。
ゲート電極2の材料としては、Al、Cr、Au、Ag、Cu、Ti、Ni等の金属や、ITO等の透明電極を用いることができる。
次に、ゲート絶縁膜3を形成する(図(b)参照:上面図でゲート絶縁膜3は非表示)。
ゲート絶縁膜3の材料としては、SiO、Al、SiN等の無機物や、ポリビニルフェノール、エポキシ、ポリイミド等の有機物を用いることができる。
ゲート絶縁膜3を形成する方法としては、有機絶縁性物質を、スピンコート法、ダイコート法などで塗布した後に焼成する方法を用いることができる。
次に、チャネルの外周が円に納まる形状のソース電極4およびドレイン電極5、およびドレイン配線5’を形成する(図(c)参照)。
ソース電極4、ドレイン電極5の材料としては、Au、Ag、Ni、Pd、Pt、ITO等を用いることができる。
ゲート電極2およびゲート配線2‘の形成や、ソース電極4、ドレイン電極5、ドレイン配線5’の形成には、導電膜をゲート絶縁膜3上全面に形成後、フォトリソおよびウェットエッチングする方法を用いることができる。
また、ゲート絶縁膜3上フォトレジストパターンを形成した後、導電膜を成膜しリフトオフしてもよい。
あるいは、他の方法でもよい。
次に、液滴塗布によって円形の半導体層6を形成する(図(d)参照)。
半導体層6の材料としては、ポリチオフェン誘導体、ポリフェニレンビニレン誘導体、ポリチエニレンビニレン誘導体、ポリアリルアミン誘導体、ポリアセチレン誘導体、アセン誘導体、オリゴチオフェン誘導体などの有機半導体を用いることができる。
これらは、原料溶液を液滴塗布した後に焼成することによって得られる。
あるいは、無機材料でも、液滴塗布できるものであれば使用可能である。
例えば、酸化物半導体のゾルゲル材料や、Siナノワイヤ等が挙げられる。
半導体層6を液滴塗布する方法としては、ディスペンサ、インクジェット等の方法を用いることができる。
ただしインクジェットの場合でも、チャネル中央付近に集中的に塗布して球状の液滴にすることが、本発明の特徴である。
最後に、層間絶縁膜7を積層した後、導電ビア9を形成し、その後、上部画素電極8を形成し、薄膜トランジスタアレイを得る(図(e)参照:上面図で層間絶縁膜7は非表示)。
層間絶縁膜7の材料としては、エポキシ、ポリイミド等の有機物を用いることができる。
層間絶縁膜7の形成方法としては、塗布した後に焼成する方法を用いることができる。
導電ビア9の材料としては、Agペーストを用いることができる。
導電ビア9の製造方法としては、層間絶縁膜7にUV−YAGレーザでビアホールを開け、
そのビアホールに導電性ペーストをドクターブレードによって埋め込んだ後に焼成する方法を用いることができる。
上部画素電極8の材料としては、Al、ITO等を用いることができる。
上部画素電極8の形成方法としては、層間絶縁膜7上に金属を全面成膜し、フォトリソ・ウェットエッチングする方法を用いることができる。
本発明の薄膜トランジスタアレイの一例を、図1に示す(図1はアレイの1要素のみを表記しており、実際のアレイはこれがマトリクス状に並んでいる)。
絶縁基板1上に、ゲート電極2が形成され、その上がゲート絶縁膜3で覆われている。
その上にソース電極4、ドレイン電極5が形成され、その上が半導体層6で覆われている。
ソース電極4とドレイン電極5の間隙が半導体層6で接続された部分がチャネルとなる。本発明では、チャネル領域が各マトリクス領域(当該薄膜トランジスタに対応するソース電極およびドレイン電極領域)のほぼ中央に位置する(少なくとも各マトリクス領域の中心がチャネル外周内に位置する)ことと、チャネル領域の外周が円形である(チャネル領域全体がちょうど円に納まる)ことを特徴とする。
チャネル領域が各マトリクス領域のほぼ中央に位置することにより、適切な量で円形に塗布された半導体層6を画素内に留めることができ、ソース電極4からドレイン配線5’へのリーク電流を防止できる。
また、チャネル領域の外周が円形であることにより、円形に塗布された半導体層6が有効に働くことになる。
チャネル領域が長方形である従来例(図)に比べて、同じ半導体塗布量、同じチャネル長において、大きなチャネル幅にでき、大きなon電流が得られる。
本発明の他の一例を、図2に示す(図2はアレイの1要素のみを表記しており、実際のアレイはこれがマトリクス状に並んでいる。)。
チャネルの外周が円形であることは図1と同様であるが、チャネルの大部分が同心円状に形成されている。
この構造は、半導体層6が放射方向に高移動度配向する場合に、on電流の大きい良好な特性をもたらす。
半導体層6が配向する原理について、図3に示す。
滴下された液滴11は球面状であるが、周囲で溶媒が急速に蒸発するため、中心から周囲に向かって液体の流動12が起こる。
この流動12に伴って、半導体層6の配向が生じ、移動度の異方性をもたらす。
放射方向が高移動度になるか、円周方向が高移動度になるかは、半導体層6の材料によって異なる。
半導体層6が半径方向に高移動度になる場合、図2のようにチャネルの大部分が同心円状に形成されていると、on電流の大きい良好な特性が得られる。
また、半導体層6が円周方向に高移動度になる場合、図4のようにチャネルの大部分が放射状に形成されていると、on電流の大きい良好な特性が得られる(図4もアレイの1要素のみを表記しており、実際のアレイはこれがマトリクス状に並んでいる)。
図1、2、4の薄膜トランジスタアレイにおいて、ソース電極4を画素電極としてディスプレイに用いることもできるが、図5のように、さらに層間絶縁膜7および上部画素電極8を形成し、上部画素電極8およびソース電極4間を導電ビア9によって接続することが望ましい(図5もアレイの1要素のみを表記しており、実際のアレイはこれがマトリクス状に並んでいる)。
ゲート電極2、ソース電極4、ドレイン電極5由来の電界を上部画素電極8で遮断し、ゲート電極2、ソース電極4、ドレイン電極5に対して上部画素電極8の反対側への電界の影響を無くすことができるためである。
また、ディスプレイに用いる場合、画素電位安定化のために保持容量を設けることが一般に使われており、本発明においても適用できる。
例えば図6のように、ゲート電極2およびゲート配線2’と同時に、キャパシタ下部電極10、キャパシタ配線10’を設ける。
ソース電極4/ゲート絶縁膜3/キャパシタ下部電極10が保持容量をなし、電荷を蓄積することにより、薄膜トランジスタのoff電流による電位変動を低減する。
、図を用いて説明する。
絶縁基板1として、厚さ125μmのポリエチレンナフタレート(PEN)を用意し、その絶縁基板1上にAlをスパッタ成膜し、フォトリソおよびエッチングによって、厚さが100nmのゲート電極2、ゲート配線2’、キャパシタ下部電極10、キャパシタ配線10’を作製した。
次に、エポキシ溶液をスピンコートし、焼成して、厚さ1μmのゲート絶縁膜3を形成した。
次に、CrおよびAuを連続蒸着し、フォトリソおよびエッチングによってソース電極4、ドレイン電極5、ドレイン配線5’を形成した。
厚さはCrが5nm、Auが30nm、チャネルの外周は直径300μmの円形であった。
次に、ポリチオフェン溶液をディスペンサによって、チャネルを包含するように、直径350μmの円形に塗布した後、焼成によって半導体層6を形成した。
最後に、層間絶縁膜7を、エポキシを塗布した後に焼成して形成し、UV−YAGレーザによって層間絶縁膜7に直径50μmの穴を形成し、ドクターブレードによってAgペーストを埋め込んでから焼成した後、Alを全面成膜し、フォトリソ・ウェットエッチングして上部画素電極8を形成して薄膜トランジスタアレイを得た。
作製した薄膜トランジスタアレイは、チャネル長5μm/チャネル幅2.5mmであり、Vd(ドレイン電極の電圧)=Vg(ゲート電極の電圧)=20VにおいてId(ドレイン電極の電流)=1.5μAが得られた(on電流)。
また、Vd=20V、Vg=0VにおいてId=1pA程度であった(off電流)。
実施例1と同等の工程によって、図2のチャネル領域の外周が円形の薄膜トランジスタアレイを作製した。
チャネル長5μm/チャネル幅2.5mmであり、Vd=Vg=20VにおいてId=5μAが得られた(on電流)。
また、Vd=20V、Vg=0VにおいてId=1pA程度であった(off電流)。
on電流の改善は、移動度の異方性によるものである。
<比較例>
実施例1と同等の工程によって、図のチャネル領域の外周が長方形でチャネル部はマトリクス内の画素領域の端に形成されている薄膜トランジスタアレイを作製した。
チャネル長5μm/チャネル幅1mmであり、Vd=Vg=20VにおいてId=0.6μAであった(on電流)。
また、Vd=20V、Vg=0VにおいてId=1nA程度であった(off電流)。
on電流が小さいのは、チャネル領域が長方形なのでチャネル幅を大きくできなかったため、off電流が大きいのはゲート電極2が無い部分においてソース電極4とドレイン配線5’間を半導体層6が繋いだためである。
本発明は、安価、軽量、フレキシブルな薄膜トランジスタアレイを提供することにより、液晶ディスプレイ等に利用できる。
本発明の薄膜トランジスタアレイの一例を示す上観図と断面図である。 本発明の薄膜トランジスタアレイの一例を示す上観図と断面図である。 液滴内の液の流動を示す説明図である。 本発明の薄膜トランジスタアレイの一例を示す上観図と断面図である。 本発明の薄膜トランジスタアレイの一例を示す上観図と断面図である。 本発明の薄膜トランジスタアレイの一例を示す上観図と断面図である。 本発明の薄膜トランジスタアレイの製造工程の一例を示す上観図と断面図である。 本発明の薄膜トランジスタアレイの製造工程の一例を示す上観図と断面図である。 従来の薄膜トランジスタアレイを示す上観図である。
符号の説明
1 … 絶縁基板
2 … ゲート電極
2’ … ゲート配線
3 … ゲート絶縁膜
4 … ソース電極
5 … ドレイン電極
5’ … ドレイン配線
6 … 半導体層
7 … 層間絶縁膜
8 … 上部画素電極
9 … 導電ビア
10 … キャパシタ下部電極
10’… キャパシタ配線
11 … 液滴
12 … 液の流動方向

Claims (6)

  1. 少なくとも、絶縁基板上に形成されたゲート電極と、その上に形成されたゲート絶縁膜と、その上に形成されたソース電極およびドレイン電極と、ソース電極とドレイン電極を接続する半導体層とを有する薄膜トランジスタセル素子が複数個マトリクス状に配置された薄膜トランジスタアレイであって、
    前記ソース電極とドレイン電極を、絶縁基板に対して垂直方向から見て同心円状に形成することで、半径方向がチャネル長方向、円周方向がチャネル幅方向となる同心円状のチャネル部を形成しており、
    前記の半導体層は、円形であり、絶縁基板に対して垂直方向から見た外周が前記円に納まる形状のチャネル部を覆っており、高移動度配向している半導体からなり、
    前記半導体が、放射方向に高移動度配向していることを特徴とする薄膜トランジスタアレイ。
  2. 少なくとも、絶縁基板上に形成されたゲート電極と、その上に形成されたゲート絶縁膜と、その上に形成されたソース電極およびドレイン電極と、ソース電極とドレイン電極を接続する半導体層とを有する薄膜トランジスタセル素子が複数個マトリクス状に配置された薄膜トランジスタアレイであって、
    前記ソース電極を、絶縁基板に対して垂直方向から見て放射状に形成し、前記ソース電極を囲うように前記ドレイン電極を形成することで、半径方向がチャネル幅方向、円周方向がチャネル長方向となる放射状のチャネル部を形成しており、
    前記の半導体層は、円形であり、絶縁基板に対して垂直方向から見た外周が前記円に納まる形状のチャネル部を覆っており、高移動度配向している半導体からなり、
    前記半導体が、円周方向に高移動度配向していることを特徴とする薄膜トランジスタアレイ。
  3. 請求項1または2のいずれかに記載の薄膜トランジスタアレイの上に、層間絶縁膜と、その上に上部画素電極と、該上部画素電極とソース電極を接続する導電ビアを有することを特徴とする薄膜トランジスタアレイ。
  4. 前記の半導体層が、有機半導体層であることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の薄膜トランジスタアレイ。
  5. 請求項1乃至請求項のいずれかに記載の薄膜トランジスタアレイを用いたことを特徴とするディスプレイ。
  6. 少なくとも、絶縁基板上にゲート電極およびゲート配線を形成する工程と、その上にゲート絶縁膜を形成する工程と、その上にソース電極、ドレイン電極およびドレイン配線を形成する工程と、ソース電極とドレイン電極を接続する半導体層を形成する工程とを有する請求項1乃至請求項のいずれかに記載の薄膜トランジスタの製造方法であって、該半導体層を形成する工程が前記半導体層を液滴塗布により形成する工程であることを特徴とする薄膜トランジスタアレイの製造方法。
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