JP5868505B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、戸開走行を防止するシステムを有しているエレベータ装置に関するものである。
従来のエレベータ装置では、戸開閉検出器によりエレベータドアの開放が検出されると、調速機に設けられたアクチュエータへの通電が遮断され、調速機ロープが把持される。この状態でかごが移動すると、非常止め装置が作動し、かごが強制的に停止される(例えば、特許文献1、2参照)。
また、従来の他のエレベータ装置では、アクチュエータと、アクチュエータにより前後動される昇降停止スイッチとが調速機に設けられている。そして、エレベータドアの開放が検出されると、アクチュエータへの通電が遮断され、昇降停止スイッチが前進される。この状態でかごが移動すると、遠心力によりフライウエイトが外側へ回動され、昇降停止スイッチが操作される。これにより、巻上機のブレーキ装置が作動し、かごが停止される(例えば、特許文献3参照)。
さらに、従来のさらに他のエレベータ装置では、かごドアが開放された状態でかごがドアゾーンから外れたことが機械的に検出され、非常止め装置の枠体とガイドレールとの間に楔体が押し込まれ、かごの下降が停止される(例えば、特許文献4参照)。
特開2009−173429号公報 特開2009−249097号公報 特開2012−6707号公報 特許第4566647号公報
特許文献1〜3に示されたような従来のエレベータ装置では、通常運転時にかごドア及び乗場ドアの開閉を行う度にアクチュエータを動作させるため、異常が発生していなくてもアクチュエータの動作により振動や騒音が発生し、また高頻度動作によりアクチュエータの寿命が短くなるなどの問題がある。
また、特許文献4に示されたような従来のエレベータ装置では、かごドアが開放されたことやかごがドアゾーンから外れたことを機械的に検出し、楔体に機械的に伝達するため、構造が複雑かつ大型になってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、簡単な構成により戸開走行を検出することができ、かつ戸開走行検出用のアクチュエータの動作頻度を低下させることができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
ごドアを有するかご、昇降路内に設置され、前記かごの昇降を案内するかごガイドレール、前記かごに搭載されており、前記かごガイドレールに係合して前記かごを停止させるかご非常止め装置、複数の乗場階に設けられている複数の乗場ドア、前記かごドアの開放を検出するかごドア開放検出器、前記乗場ドアの開放を検出する複数の乗場ドア開放検出器、前記かごが前記乗場階の着床位置から所定の距離以上下降したことを検出する複数のかご下降検出器、かご調速機ロープを介して前記かご非常止め装置に接続されており、前記かごの過速度を検出して前記かご非常止め装置を作動させるかご調速機、及び前記かご調速機に設けられ、前記複数のかご下降検出器と接続し、前記かごドア開放検出器、前記乗場ドア開放検出器及び前記かご下降検出器の検出状態に応じて、前記かご調速機により前記かご調速機ロープを把持させるかご調速機作動アクチュエータを備えている。
この発明のエレベータ装置は、かご調速機に設けたかご調速機作動アクチュエータが、かごドア開放検出器、乗場ドア開放検出器及びかご下降検出器の検出状態に応じて、かご調速機によりかご調速機ロープを把持させるので、簡単な構成により戸開走行を検出してそれ以上のかごの下降を阻止して安全性を向上することができ、かつかご調速機作動アクチュエータの動作頻度を低下させることができる。
この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。 図1のかごが着床位置から下降した状態を示す構成図である。 図1のかごを示す正面図である。 図3のかごドアが開いた状態を示す正面図である。 図1のかご調速機を示す正面図である。 実施の形態1のかごドア開放検出スイッチ、乗場ドア開放検出スイッチ、かご下降検出スイッチ、及び電磁アクチュエータを含む回路を示す回路図である。 図6のかごドア開放検出スイッチ及び最下階の乗場ドア開放検出スイッチが操作された状態を示す回路図である。 図6の最下階のかご下降検出スイッチが操作された状態を示す回路図である。 図6のかごドア開放検出スイッチ、最下階の乗場ドア開放検出スイッチ、及び最下階のかご下降検出スイッチが操作された状態を示す回路図である。 図5のかご調速機の要部を示す正面図である。 図10の操作レバーが操作位置に揺動された状態を示す正面図である。 この発明の実施の形態2のかごドア開放検出スイッチ、乗場ドア開放検出スイッチ、かご下降検出スイッチ及び電磁アクチュエータを含む回路を示す回路図である。 図12の最下階の乗場ドア開放検出スイッチが操作された状態を示す回路図である。 図12の最下階のかご下降検出スイッチが操作された状態を示す回路図である。 図12の最下階の乗場ドア開放検出スイッチ及び最下階のかご下降検出スイッチが操作された状態を示す回路図である。 この発明の実施の形態3によるエレベータ装置を示す構成図である。 実施の形態3のかごドア開放検出スイッチ、乗場ドア開放検出スイッチ、かご下降検出スイッチ、かご上昇検出スイッチ、かご調速機の電磁アクチュエータ、及び釣合おもり調速機の電磁アクチュエータを含む回路を示す回路図である。 図17のかごドア開放検出スイッチ及び最下階の乗場ドア開放検出スイッチが操作された状態を示す回路図である。 図17のかごドア開放検出スイッチ、最下階の乗場ドア開放検出スイッチ、及び最下階のかご下降検出スイッチが操作された状態を示す回路図である。 図17のかごドア開放検出スイッチ、最下階の乗場ドア開放検出スイッチ、及び最下階のかご上昇検出スイッチが操作された状態を示す回路図である。 この発明の実施の形態4のかごドア開放検出スイッチ、乗場ドア開放検出スイッチ、かご下降検出スイッチ、かご上昇検出スイッチ、かご調速機の電磁アクチュエータ、及び釣合おもり調速機の電磁アクチュエータを含む回路を示す回路図である。 図21の最下階の乗場ドア開放検出スイッチが操作された状態を示す回路図である。 図22の状態からかごが下降して最下階のかご下降検出スイッチが操作された状態を示す回路図である。 図22の状態からかごが上昇して最下階のかご上昇検出スイッチが操作された状態を示す回路図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、昇降路1の上部には、機械室2が設けられている。機械室2には、巻上機(駆動装置)3、そらせ車4、及び制御装置5が設置されている。巻上機3は、駆動シーブ6と、駆動シーブ6を回転させる巻上機モータと、駆動シーブ6の回転を制動するブレーキ装置としての巻上機ブレーキ(電磁ブレーキ)7とを有している。
巻上機ブレーキは、駆動シーブ6と同軸に結合されたブレーキ車(ドラム又はディスク)と、ブレーキ車に接離されるブレーキシューと、ブレーキシューをブレーキ車に押し付け制動力を印加するブレーキばねと、ブレーキばねに抗してブレーキシューをブレーキ車から開離させ制動力を解除する電磁マグネットとを有している。
駆動シーブ6及びそらせ車4には、懸架手段8が巻き掛けられている。懸架手段8としては、複数本のロープ又は複数本のベルトが用いられている。懸架手段8の第1の端部には、かご9が接続されている。懸架手段8の第2の端部には、釣合おもり10が接続されている。
かご9及び釣合おもり10は、懸架手段8により昇降路1内に吊り下げられており、巻上機3により昇降路1内を昇降される。制御装置5は、巻上機3の回転を制御することにより、設定した速度でかご9を昇降させる。
昇降路1内には、かご9の昇降を案内する一対のかごガイドレール11と、釣合おもり10の昇降を案内する一対の釣合おもりガイドレール12とが設置されている。昇降路1の底部には、かご9の昇降路底部への衝突を緩衝するかご緩衝器13と、釣合おもり10の昇降路底部への衝突を緩衝する釣合おもり緩衝器14とが設置されている。
かご9の下部には、非常時にかごガイドレール11に係合してかご9の下降を制止するかご非常止め装置15が搭載されている。
機械室2には、かご9の過速度走行を検出するかご調速機16が設けられている。かご調速機16には、かご調速機ロープ17が巻き掛けられている。かご調速機ロープ17は、昇降路1内に環状に敷設され、作動レバー15aを介してかご非常止め装置15に接続されている。また、かご調速機ロープ17は、昇降路1の下部に設けられたかご調速機ロープ張り車18に巻き掛けられている。これにより、かご9が昇降されると、かご調速機ロープ17が循環移動される。
かご調速機16は、かご9の昇降速度が予め設定された第1過速度(通常は定格速度の1.3倍程度)になると、巻上機3への通電を遮断し、巻上機ブレーキ7によりかご9を停止させる。
また、例えば懸架手段8が破断した場合など、巻上機3が停止しても、かご9が停止することなく下降を続け、かご速度が予め設定された第2過速度(通常は定格速度の1.4倍程度)になると、かご調速機16は、かご調速機ロープ17を把持してかご調速機ロープ17の循環移動を停止させる。これにより、かご9に対して作動レバー15aが引き上げられ、かご非常止め装置15が作動され、かご9が非常停止される。
かご9には、一対のかごドア21と、かごドア21を開閉駆動するかごドア装置22とが設けられている。かごドア21の開閉は、制御装置5により制御される。
複数階の乗場には、乗場ドア23a〜23dが一対ずつ設けられている。乗場ドア23a〜23dは、かご9が着床位置に停止した際に、かごドア21の開閉に連動して開閉される。各乗場ドア23a〜23dの上方には、対応する乗場ドア23a〜23dの開閉移動をガイドする乗場ドアガイド装置24a〜24dが設けられている。
昇降路1内には、かご9が乗場階の着床位置から所定の距離以上下降したことを検出するかご下降検出器としての複数のかご下降検出スイッチ28a〜28dが設けられている。かご下降検出スイッチ28a〜28dは、対応する乗場階の乗場出入口付近に設けられている。
かご9には、かご下降検出スイッチ28a〜28dを操作するかご位置検出カム29が設けられている。図1に示すように、かご9が着床位置にあるときには、かご位置検出カム29はかご下降検出スイッチ28a〜28dを操作していない。これに対して、図2に示すように、かご9が着床位置(図2では最下階の着床位置)から所定の距離以上下降すると、かご位置検出カム29によりかご下降検出スイッチ28aが操作される。
図3は図1のかご9を示す正面図、図3は図2のかごドア21が開いた状態を示す正面図である。かごドア装置22の下部には、かごドア21が開いていることを検出するかごドア開放検出器としてのかごドア開放検出スイッチ25が設けられている。一方のかごドア21の上部には、かごドア21が開いているときにかごドア開放検出スイッチ25を操作するかごドアカム26が設けられている。
かごドアカム26の戸袋側端部には、戸袋側下方へ傾斜する傾斜面が形成されている。また、かごドア開放検出スイッチ25の操作片25aは、戸当たり側端部から戸袋側下方へ傾斜している。さらに、操作片25aの先端には、ローラ25bが設けられている。
図3に示すように、かごドア21が全閉状態のときには、ローラ25bがかごドアカム26の傾斜面よりも戸袋側に配置されており、かごドア開放検出スイッチ25は操作されていない。これに対して、図4に示すように、かごドア21が所定量以上開放されると、ローラ25bがかごドアカム26の傾斜面を乗り上げてかごドアカム26の上面に配置され、かごドア開放検出スイッチ25が操作される。
各乗場ドアガイド装置24a〜24dの下部には、かごドア開放検出スイッチ25と同様に、対応する乗場ドア23a〜23dが開いていることを検出する乗場ドア開放検出器としての乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27d(図6〜9)が設けられている。乗場ドア23a〜23dには、対応する乗場ドア23a〜23dが開いているときに対応する乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dを操作する乗場ドアカム(図示せず)が設けられている。
制御装置5は、かごドア開放検出スイッチ25及び乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dにより、かごドア21及び全ての乗場ドア23a〜23dが閉じていると検出されていなければ、かご9を昇降させないようになっている。
図5は図1のかご調速機16を示す正面図である。図において、基台31には、調速機シーブ32が水平なシーブ軸33を中心に回転自在に支持されている。調速機シーブ32には、かご調速機ロープ17が巻き掛けられている。これにより、調速機シーブ32は、かご9の昇降に応じて回転される。また、調速機シーブ32は、かご9が下降しているときに図5の反時計方向へ回転される。
調速機シーブ32の側面には、第1のピン34aを中心に回動自在な第1のフライウエイト35aと、第2のピン34bを中心に回動自在な第2のフライウエイト35bとが取り付けられている。これらのフライウエイト35a,35bは、リンク36により互いに連結されている。
第1のフライウエイト35aの一端部には、作動爪37が固定されている。フライウエイト35a,35bは、調速機シーブ32の回転による遠心力によりピン34a,34bを中心として回動される。これにより、作動爪37は、調速機シーブ32の径方向外側へ変位される。
第1のフライウエイト35aの他端部と調速機シーブ32との間には、遠心力に対抗する平衡ばね38が設けられている。基台31には、巻上機ブレーキ7を作動させるかご停止用スイッチ39が取り付けられている。かご停止用スイッチ39は、作動爪37により操作されるスイッチレバー39aを有している。
基台31には、シーブ軸33を中心に回転可能なラチェット40が設けられている。このラチェット40の外周部には、多数の歯が設けられている。第1のフライウエイト35aの他端部には、ラチェット40に係合するラッチ部41が設けられている。ラッチ部41は、調速機シーブ32が図の反時計方向へ回転しているときに第1のフライウエイト35aが予め設定された量だけ回動した場合にラチェット40の歯に係合する。
基台31に回動自在に取り付けられたアーム42には、かご調速機ロープ17に押し付けられるシュー43が回動自在に取り付けられている。アーム42の先端部には、ばね受け部42aが設けられている。ばね受け部42aには、ばね軸44が貫通されている。
ばね軸44の一端部とラチェット40との間には、接続レバー45が接続されている。ばね軸44の他端部には、ばね受け部材46が設けられている。ばね受け部42aとばね受け部材46との間には、シュー43をかご調速機ロープ17に押し付けるためのロープ掴みばね47が設けられている。
基台31のシュー43の近傍には、操作レバー48が取り付けられている。操作レバー48は、その下端部に設けられた軸49を中心として揺動可能になっている。第1のフライウエイト35aには、ローラ50が設けられている。ローラ50は、操作レバー48が図5の時計方向へ揺動されたとき、操作レバー48の上端部によって押圧される。
基台31の上部中央と操作レバー48の鉛直方向中間部との間には、戻しばね51が設けられている。戻しばね51は、略水平方向、かつローラ50から開離する方向へ操作レバー48を付勢している。
基台31には、かご調速機作動アクチュエータとしての電磁アクチュエータ52が取り付けられている。電磁アクチュエータ52は、操作レバー48に対して戻しばね51とは反対側に配置されている。また、電磁アクチュエータ52は、操作レバー48に接離する方向へ突出・引込可能な可動鉄心52aを有している。電磁アクチュエータ52のコイル(ソレノイドコイル)には、導線53が接続されている。
可動鉄心52aと操作レバー48の鉛直方向中間部との間には、操作ワイヤ54が接続されている。電磁アクチュエータ52には、戻しばね51に抗して操作レバー48をローラ50に当接する方向へ引張する引張ばねが内蔵されている。
可動鉄心52aは、電磁アクチュエータ52のコイルに通電することにより、引張ばねに抗して操作レバー48側へ突出される。これにより、操作レバー48は、ローラ50から離れた待機位置に保持される。また、電磁アクチュエータ52のコイルへの通電を遮断すると、可動鉄心52aは、引張ばねにより操作レバー48とは反対側へ移動される。これにより、操作レバー48は、ローラ50に当接する操作位置に揺動される。
このようなかご調速機16においては、かご9の昇降に同期して、かご調速機ロープ17が循環移動され、調速機シーブ32が回転される。このとき、フライウエイト35a,35bは、調速機シーブ32上で公転され、調速機シーブ32の回転速度、即ちかご9の速度に対応した遠心力を受ける。そして、かご9の昇降速度が所定値以上になると、フライウエイト35a,35bは、平衡ばね38に逆らってピン34a,34bを中心に回動される。
この後、かご9の昇降速度が第1過速度になると、遠心力によるフライウエイト35a,35bの回動によって、作動爪37がかご停止用スイッチ39のスイッチレバー39aに当接する。これにより、スイッチレバー39aが回動操作されて、巻上機3の電源が遮断され、巻上機ブレーキ7によりかご9が停止される。
また、例えば懸架手段8が破断した場合など、巻上機3が停止しても、かご9が停止することなく下降を続け、かご速度が第2過速度になると、この速度に対応した調速機シーブ32の回転による遠心力でフライウエイト35a,35bがさらに回動され、ラッチ部41がラチェット40の歯に係合する。そして、ラチェット40が調速機シーブ32とともに図5の反時計方向へ僅かに回転される。
このラチェット40の回転は、接続レバー45、ばね軸44、ばね受け部材46及びロープ掴みばね47を介してアーム42に伝達される。これにより、アーム42も図5の反時計方向へ回動され、シュー43がかご調速機ロープ17に当接される。そして、ロープ掴みばね47によりシュー43がかご調速機ロープ17に押し付けられて、かご調速機ロープ17が制止される。
かご調速機ロープ17の循環が制止されると、かご9が下降し続けることにより、作動レバー15aが操作され、かご非常止め装置15が動作する。このような動作により、かご調速機16は、かご9の過速度監視を行い、乗客の安全を図っている。
図6は実施の形態1のかごドア開放検出スイッチ25、乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27d、かご下降検出スイッチ28a〜28d及び電磁アクチュエータ52を含む回路を示す回路図である。かごドア開放検出スイッチ25には、操作時(かごドア21の所定量以上の開放時)に開放される常閉接点(かごドア常閉接点)が設けられている。
乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dには、操作時(対応する乗場ドア23a〜23dの所定量以上の開放時)に開放される常閉接点(乗場ドア常閉接点)がそれぞれ設けられている。乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの常閉接点は、互いに直列に接続されている。
かご下降検出スイッチ28a〜28dには、操作時に開放される常閉接点(かご下降検出常閉接点)がそれぞれ設けられている。かご下降検出スイッチ28a〜28dの常閉接点は、互いに直列に接続されている。
かごドア開放検出スイッチ25の常閉接点、乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの常閉接点、及びかご下降検出スイッチ28a〜28dの常閉接点は、互いに並列に接続されている。そして、このような回路に、導線53を介して電源55と電磁アクチュエータ52のコイルとが直列に接続されている。
図6では、かごドア21及び乗場ドア23a〜23dが全て閉じていることにより、かごドア開放検出スイッチ25及び全ての階の乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの常閉接点が閉じている。また、かご9がいずれかの階の着床位置から下降方向に所定の距離以内にあることにより、全ての階のかご下降検出スイッチ28a〜28dの常閉接点が閉じている。
図7は図6のかごドア開放検出スイッチ25及び最下階の乗場ドア開放検出スイッチ27aが操作された状態を示す回路図である。図7では、かご9が最下階で停止してかごドア21及び最下階の乗場ドア23aが開いていることにより、かごドア開放検出スイッチ25の常閉接点と最下階の乗場ドア開放検出スイッチ27aの常閉接点とが開いている。また、かご9が最下階の着床位置から下降方向に所定の距離以内にあることにより、全ての階のかご下降検出スイッチ28a〜28dの常閉接点が閉じている。
図8は図6の最下階のかご下降検出スイッチ28aが操作された状態を示す回路図である。図8では、かごドア21及び乗場ドア23a〜23dが全て閉じていることにより、かごドア開放検出スイッチ25及び全ての階の乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの常閉接点が閉じている。また、かご9が最下階の着床位置から所定の距離以上下降していることにより、最下階のかご下降検出スイッチ28aの常閉接点が開いている。
図9は図6のかごドア開放検出スイッチ25、最下階の乗場ドア開放検出スイッチ27a、及び最下階のかご下降検出スイッチ28aが操作された状態を示す回路図である。図9では、かご9が最下階で停止してかごドア21及び最下階の乗場ドア23aが開いていることにより、かごドア開放検出スイッチ25の常閉接点と最下階の乗場ドア開放検出スイッチ27aの常閉接点とが開いている。また、かご9が最下階の着床位置から所定の距離以上下降していることにより、最下階のかご下降検出スイッチ28aの常閉接点が開いている。
このような回路構成によれば、図6〜図8に示すように、かごドア開放検出スイッチ25の常閉接点が閉じているか、全ての乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの常閉接点が閉じているか、又は全てのかご下降検出スイッチ28a〜28dの常閉接点が閉じていれば、電源55の電力が電磁アクチュエータ52のコイルに供給される。
一方、図9に示すように、かごドア開放検出スイッチ25の常閉接点が開いており、乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dのうちのいずれかの常閉接点が開いており、かご下降検出スイッチ28a〜28dのうちのいずれかの常閉接点が開いていれば、電磁アクチュエータ52への通電が遮断される。
図10は図5のかご調速機16の要部を示す正面図、図11は図10の操作レバーが操作位置に揺動された状態を示す正面図である。通常、かご9の走行中は、図6に示すように、かごドア開放検出スイッチ25の常閉接点が閉じており、かつ全ての乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの常閉接点が閉じている。このため、電磁アクチュエータ52のコイルは励磁されており、操作レバー48は、図10に示すように、ローラ50から離れた待機位置に位置している。
また、かご9がいずれかの階床、例えば最下階に到着すると、かごドア21及び乗場ドア23aが開放される。このとき、かご9が着床位置に停止していれば、図7に示すように、全てのかご下降検出スイッチ28a〜28dの常閉接点が閉じているため、電磁アクチュエータ52のコイルは励磁され続け、操作レバー48は待機位置に位置している。
しかし、かご9がいずれかの階床、例えば最下階に到着して、かごドア21及び乗場ドア23aが開放された後、何らかの故障により、かご9が着床位置から所定の距離以上下降した場合には、図9に示すように、かごドア開放検出スイッチ25の回路、乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの回路、及びかご下降検出スイッチ28a〜28dの回路の全ての回路が遮断されることになる。このため、電磁アクチュエータ52への通電が遮断され、操作レバー48は、図11に示すように、操作位置に揺動される。
この状態で、かご9がさらに下降した場合、ラチェット40の歯にラッチ部41が係合し、ラチェット40が調速機シーブ32とともに図11の反時計方向へ僅かに回転される。このラチェット40の回転により、アーム42が図5の反時計方向へ揺動され、シュー43によりかご調速機ロープ17が把持されて、かご非常止め装置15が作動される。これにより、かご9の更なる下降が防止される。
このように、実施の形態1のエレベータ装置では、かご調速機16に設けた電磁アクチュエータ52が、かごドア開放検出スイッチ25、乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27d及びかご下降検出スイッチ28a〜28dの検出状態に応じて、かご調速機16によりかご調速機ロープ17を把持させる。
このため、かご9の変位やドア開放を機械的に伝達する場合に比べて、簡単な構成により戸開走行を検出し、それ以上のかご9の下降を阻止することができる。また、正常時には電磁アクチュエータ52が動作しないため、電磁アクチュエータ52の動作頻度を低下させることができる。これにより、電磁アクチュエータ52の振動や騒音を防止し、電磁アクチュエータ52の長寿命化を図ることができる。
また、電磁アクチュエータ52は、かごドア21の開放が検出されており、乗場ドア23a〜23dのうちのいずれかの開放が検出されており、かご9がいずれかの乗場階の着床位置から所定の距離以上下降したことが検出されると、かご調速機16によりかご調速機ロープ17を把持させるので、電磁アクチュエータ52の動作頻度を抑えつつ、戸開走行をより確実に防止することができる。
さらに、かごドア開放検出スイッチ25の常閉接点、乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの常閉接点、及びかご下降検出スイッチ28a〜28dの常閉接点の開閉状態に応じて、電磁アクチュエータ52への通電が遮断されることにより、電磁アクチュエータ52は、かご調速機16によりかご調速機ロープ17を把持させるので、簡単な構成により、戸開走行をより確実に防止することができる。
実施の形態2.
次に、図12はこの発明の実施の形態2のかごドア開放検出スイッチ25、乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27d、かご下降検出スイッチ28a〜28d及び電磁アクチュエータ52を含む回路を示す回路図である。
実施の形態1では、乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの常閉接点と、かごドア開放検出スイッチ25の常閉接点とは、並列に接続されていたが、実施の形態2では、これらが直列に接続されている。このため、かごドア開放検出スイッチ25の常閉接点及び乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの常閉接点のいずれか1つが開き、かつかご下降検出スイッチ28a〜28dの常閉接点のいずれか1つが開くと、電磁アクチュエータ52への通電が遮断される。他の構成は、実施の形態1と同様である。
また、図12では、かごドア21及び乗場ドア23a〜23dが全て閉じていることにより、かごドア開放検出スイッチ25及び全ての階の乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの常閉接点が閉じている。また、かご9がいずれかの階の着床位置から下降方向に所定の距離以内にあることにより、全ての階のかご下降検出スイッチ28a〜28dの常閉接点が閉じている。
図13は図12の最下階の乗場ドア開放検出スイッチ27aが操作された状態を示す回路図である。図13では、かご9が最下階で停止して乗場ドア23aのみが開いていることにより、最下階の乗場ドア開放検出スイッチ27aの常閉接点が開いている。また、かご9が最下階の着床位置から下降方向に所定の距離以内にあることにより、全ての階のかご下降検出スイッチ28a〜28dの常閉接点が閉じている。
図14は図12の最下階のかご下降検出スイッチ28aが操作された状態を示す回路図である。図14では、かごドア21及び乗場ドア23a〜23dが全て閉じていることにより、かごドア開放検出スイッチ25及び全ての階の乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの常閉接点が閉じている。また、かご9が最下階の着床位置から所定の距離以上下降していることにより、最下階のかご下降検出スイッチ28aの常閉接点が開いている。
図15は図12の最下階の乗場ドア開放検出スイッチ27a及び最下階のかご下降検出スイッチ28aが操作された状態を示す回路図である。図15では、かご9が最下階で停止して乗場ドア23aのみが開いていることにより、最下階の乗場ドア開放検出スイッチ27aの常閉接点が開いている。また、かご9が最下階の着床位置から所定の距離以上下降していることにより、最下階のかご下降検出スイッチ28aの常閉接点が開いている。
このような回路構成によれば、図12〜図14に示すように、かごドア開放検出スイッチ25及び乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの全ての常閉接点が閉じているか、又は全てのかご下降検出スイッチ28a〜28dの常閉接点が閉じていれば、電源55の電力が電磁アクチュエータ52のコイルに供給される。
一方、図15に示すように、かごドア開放検出スイッチ25及び乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dのうちのいずれかの常閉接点が開いており、かご下降検出スイッチ28a〜28dのうちのいずれかの常閉接点が開いていれば、電磁アクチュエータ52への通電は遮断される。
即ち、実施の形態2では、かごドア21及び乗場ドア23a〜23dのうちのいずれかの開放が検出されており、かご9がいずれかの乗場階の着床位置から所定の距離以上下降したことが検出されると、かご調速機16によりかご調速機ロープ17を把持させる。従って、実施の形態1と同様の効果に加えて、安全性をさらに向上させることができる。
実施の形態3.
次に、図16はこの発明の実施の形態3によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、釣合おもり10の下部には、非常時に釣合おもりガイドレール12に係合して釣合おもり10の下降を制止する釣合おもり非常止め装置61が搭載されている。
機械室2には、釣合おもり10の過速度走行を検出する釣合おもり調速機62が設けられている。釣合おもり調速機62には、釣合おもり調速機ロープ63が巻き掛けられている。釣合おもり調速機ロープ63は、昇降路1内に環状に敷設され、作動レバー61aを介して釣合おもり非常止め装置61に接続されている。また、釣合おもり調速機ロープ63は、昇降路1の下部に設けられた釣合おもり調速機ロープ張り車64に巻き掛けられている。これにより、釣合おもり10が昇降されると、釣合おもり調速機ロープ63が循環移動される。
釣合おもり調速機62の構造は、実施の形態1のかご調速機16の構造と同様である。釣合おもり調速機62は、釣合おもり10の下降速度が予め設定された過速度(定格速度よりも大きい速度)に達したことを検出すると、釣合おもり調速機ロープ63を把持して釣合おもり調速機ロープ63の循環移動を停止させる。これにより、釣合おもり10に対して作動レバー61aが引き上げられ、釣合おもり非常止め装置61が作動され、釣合おもり10が非常停止される。
また、釣合おもり調速機62には、釣合おもり調速機62の操作レバー48(図5参照)を揺動させる釣合おもり調速機作動アクチュエータとしての電磁アクチュエータ65が設けられている。電磁アクチュエータ65の配置及び構成は、かご調速機16における電磁アクチュエータ52と同様である。
昇降路1内には、かご9が乗場階の着床位置から所定の距離以上上昇したことを検出するかご上昇検出器としての複数のかご上昇検出スイッチ66a〜66dが設けられている。かご上昇検出スイッチ66a〜66dは、対応する乗場階の乗場出入口付近に設けられている。また、かご上昇検出スイッチ66a〜66dは、かご下降検出スイッチ28a〜28dと同様に、かご位置検出カム29により操作される。
図17は実施の形態3のかごドア開放検出スイッチ25、乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27d、かご下降検出スイッチ28a〜28d、かご上昇検出スイッチ66a〜66d、かご調速機16の電磁アクチュエータ52、及び釣合おもり調速機62の電磁アクチュエータ65を含む回路を示す回路図である。
かごドア開放検出スイッチ25には、操作時(かごドア21の所定量以上の開放時)に同時に開放される第1及び第2の常閉接点(第1及び第2のかごドア常閉接点)が設けられている。
乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dには、操作時(対応する乗場ドア23a〜23dの所定量以上の開放時)に同時に開放される第1及び第2の常閉接点(第1及び第2の乗場ドア常閉接点)がそれぞれ設けられている。乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの第1の常閉接点は、互いに直列に接続されている。乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの第2の常閉接点は、互いに直列に接続されている。
かご上昇検出スイッチ66a〜66dには、操作時に開放される常閉接点(かご上昇検出常閉接点)がそれぞれ設けられている。かご上昇検出スイッチ66a〜66dの常閉接点は、互いに直列に接続されている。
かごドア開放検出スイッチ25の第1の常閉接点、乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの第1の常閉接点、及びかご下降検出スイッチ28a〜28dの常閉接点は、互いに並列に接続されている。そして、このような回路に、導線53を介して電源55と電磁アクチュエータ52のコイルとが直列に接続されている。
かごドア開放検出スイッチ25の第2の常閉接点、乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの第2の常閉接点、及びかご上昇検出スイッチ66a〜66dの常閉接点は、互いに並列に接続されている。そして、このような回路に、導線67を介して電源68と電磁アクチュエータ65のコイルとが直列に接続されている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
また、図17では、かごドア21及び乗場ドア23a〜23dが全て閉じていることにより、かごドア開放検出スイッチ25及び全ての階の乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの第1及び第2の常閉接点が閉じている。また、かご9がいずれかの階の着床位置から上下両方向に所定の距離以内にあることにより、全ての階のかご下降検出スイッチ28a〜28d及びかご上昇検出スイッチ66a〜66dの常閉接点が閉じている。
図18は図17のかごドア開放検出スイッチ25及び最下階の乗場ドア開放検出スイッチ27aが操作された状態を示す回路図である。図18では、かご9が最下階で停止してかごドア21及び最下階の乗場ドア23aが開いていることにより、かごドア開放検出スイッチ25の第1及び第2の常閉接点と、最下階の乗場ドア開放検出スイッチ27aの第1及び第2の常閉接点とが開いている。また、かご9が最下階の着床位置から上下両方向に所定の距離以内にあることにより、全ての階のかご下降検出スイッチ28a〜28d及びかご上昇検出スイッチ66a〜66dの常閉接点が閉じている。
図19は図17のかごドア開放検出スイッチ25、最下階の乗場ドア開放検出スイッチ27a、及び最下階のかご下降検出スイッチ28aが操作された状態を示す回路図である。図19では、かご9が最下階で停止してかごドア21及び最下階の乗場ドア23aが開いていることにより、かごドア開放検出スイッチ25の第1及び第2の常閉接点と、最下階の乗場ドア開放検出スイッチ27aの第1及び第2の常閉接点とが開いている。また、また、かご9が最下階の着床位置から所定の距離以上下降していることにより、最下階のかご下降検出スイッチ28aの常閉接点が開いている。
図20は図17のかごドア開放検出スイッチ25、最下階の乗場ドア開放検出スイッチ27a、及び最下階のかご上昇検出スイッチ66aが操作された状態を示す回路図である。図20では、かご9が最下階で停止してかごドア21及び最下階の乗場ドア23aが開いていることにより、かごドア開放検出スイッチ25の第1及び第2の常閉接点と、最下階の乗場ドア開放検出スイッチ27aの第1及び第2の常閉接点とが開いている。また、かご9が最下階の着床位置から所定の距離以上上昇していることにより、最下階のかご上昇検出スイッチ66aの常閉接点が開いている。
このような回路構成によれば、図17及び図18に示すように、かごドア開放検出スイッチ25の第1の常閉接点が閉じているか、全ての乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの第1の常閉接点が閉じているか、又は全てのかご下降検出スイッチ28a〜28dの常閉接点が閉じていれば、電源55の電力が電磁アクチュエータ52のコイルに供給される。
また、かごドア開放検出スイッチ25の第2の常閉接点が閉じているか、全ての乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの第2の常閉接点が閉じているか、又は全てのかご上昇検出スイッチ66a〜66dの常閉接点が閉じていれば、電源68の電力が電磁アクチュエータ65のコイルに供給される。
一方、図19に示すように、かごドア開放検出スイッチ25の第1の常閉接点が開いており、乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dのうちのいずれかの第1の常閉接点が開いており、かご下降検出スイッチ28a〜28dのうちのいずれかの常閉接点が開いていれば、電磁アクチュエータ52への通電は遮断される。このため、実施の形態1と同様に、かご9がさらに下降すると、かご非常止め装置15が作動し、それ以上のかご9の下降が防止される。
また、図20に示すように、かごドア開放検出スイッチ25の第2の常閉接点が開いており、乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dのうちのいずれかの第2の常閉接点が開いており、かご上昇検出スイッチ66a〜66dのうちのいずれかの常閉接点が開いていれば、電磁アクチュエータ65への通電は遮断される。
即ち、実施の形態3では、かご9がいずれかの階床、例えば最下階に到着して、かごドア21及び乗場ドア23aが開放された後、何らかの故障により、かご9が着床位置から所定の距離以上上昇した場合に、図20に示すように、かごドア開放検出スイッチ25の回路、乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの回路、及びかご上昇検出スイッチ66a〜66dの回路が同時に遮断されることになる。このため、電磁アクチュエータ65への通電が遮断され、釣合おもり調速機62の操作レバー48は、図11に示すように、操作位置に揺動される。
この状態で、かご9がさらに上昇し、釣合おもり10がさらに下降した場合、ラチェット40の歯にラッチ部41が係合し、ラチェット40が調速機シーブ32とともに図11の反時計方向へ僅かに回転される。このラチェット40の回転により、アーム42が図5の反時計方向へ揺動され、シュー43により釣合おもり調速機ロープ63が把持されて、釣合おもり非常止め装置61が作動される。これにより、釣合おもり10の更なる下降が防止され、かご9の更なる上昇が防止される。
このようなエレベータ装置では、実施の形態1と同様の効果に加えて、着床位置から上昇する方向への戸開走行にも対応することができ、安全性及び信頼性をさらに向上させることができる。
実施の形態4.
次に、図21はこの発明の実施の形態4のかごドア開放検出スイッチ25、乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27d、かご下降検出スイッチ28a〜28d、かご上昇検出スイッチ66a〜66d、かご調速機16の電磁アクチュエータ52、及び釣合おもり調速機62の電磁アクチュエータ65を含む回路を示す回路図である。
実施の形態3に対する実施の形態4の変更点は、実施の形態1に対する実施の形態2の変更点と同様である。即ち、実施の形態4では、乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの第1の常閉接点と、かごドア開放検出スイッチ25の第1の常閉接点とが直列に接続されている。また、乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの第2の常閉接点と、かごドア開放検出スイッチ25の第2の常閉接点とが直列に接続されている。
このため、かごドア開放検出スイッチ25の第1の常閉接点及び乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの第1の常閉接点のいずれか1つが開き、かつかご下降検出スイッチ28a〜28dの常閉接点のいずれか1つが開くと、電磁アクチュエータ52への通電が遮断される。
また、かごドア開放検出スイッチ25の第2の常閉接点及び乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの第2の常閉接点のいずれか1つが開き、かつかご上昇検出スイッチ66a〜66dの常閉接点のいずれか1つが開くと、電磁アクチュエータ65への通電が遮断される。他の構成は、実施の形態1と同様である。
また、図21では、かごドア21及び乗場ドア23a〜23dが全て閉じていることにより、かごドア開放検出スイッチ25及び全ての階の乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの第1及び第2の常閉接点が閉じている。また、かご9がいずれかの階の着床位置から上下両方向に所定の距離以内にあることにより、全ての階のかご下降検出スイッチ28a〜28d及びかご上昇検出スイッチ66a〜66dの常閉接点が閉じている。
図22は図21の最下階の乗場ドア開放検出スイッチ27aが操作された状態を示す回路図である。図22では、かご9が最下階で停止して乗場ドア23aのみが開いていることにより、最下階の乗場ドア開放検出スイッチ27aの第1及び第2の常閉接点が開いている。また、かご9が最下階の着床位置から上下両方向に所定の距離以内にあることにより、全ての階のかご下降検出スイッチ28a〜28d及びかご上昇検出スイッチ66a〜66dの常閉接点が閉じている。
図23は図22の状態からかご9が下降して最下階のかご下降検出スイッチ28aが操作された状態を示す回路図である。図23では、かご9が最下階で停止して乗場ドア23aのみが開いていることにより、最下階の乗場ドア開放検出スイッチ27aの第1及び第2の常閉接点が開いている。また、かご9が最下階の着床位置から所定の距離以上下降していることにより、最下階のかご下降検出スイッチ28aの常閉接点が開いている。
図24は図22の状態からかご9が上昇して最下階のかご上昇検出スイッチ66aが操作された状態を示す回路図である。図24では、かご9が最下階で停止して乗場ドア23aのみが開いていることにより、最下階の乗場ドア開放検出スイッチ27aの第1及び第2の常閉接点が開いている。また、かご9が最下階の着床位置から所定の距離以上上昇していることにより、最下階のかご上昇検出スイッチ66aの常閉接点が開いている。
このような回路構成によれば、図21及び図22に示すように、かごドア開放検出スイッチ25及び乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの全ての第1の常閉接点が閉じているか、又は全てのかご下降検出スイッチ28a〜28dの常閉接点が閉じていれば、電源55の電力が電磁アクチュエータ52のコイルに供給される。
また、かごドア開放検出スイッチ25及び乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dの全ての第2の常閉接点が閉じているか、又は全てのかご上昇検出スイッチ66a〜66dの常閉接点が閉じていれば、電源68の電力が電磁アクチュエータ65のコイルに供給される。
一方、図23に示すように、かごドア開放検出スイッチ25及び乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dのうちのいずれかの第1の常閉接点が開いており、かご下降検出スイッチ28a〜28dのうちのいずれかの常閉接点が開いていれば、電磁アクチュエータ52への通電は遮断される。
また、図24に示すように、かごドア開放検出スイッチ25及び乗場ドア開放検出スイッチ27a〜27dのうちのいずれかの第2の常閉接点が開いており、かご上昇検出スイッチ66a〜66dのうちのいずれかの常閉接点が開いていれば、電磁アクチュエータ65への通電は遮断される。
即ち、実施の形態4では、かごドア21及び乗場ドア23a〜23dのうちのいずれかの開放が検出されており、かご9がいずれかの乗場階の着床位置から所定の距離以上下降したことが検出されると、かご調速機16によりかご調速機ロープ17を把持させる。また、かごドア21及び乗場ドア23a〜23dのうちのいずれかの開放が検出されており、かご9がいずれかの乗場階の着床位置から所定の距離以上上昇したことが検出されると、釣合おもり調速機62により釣合おもり調速機ロープ63を把持させる。従って、安全性をさらに向上させることができる。
なお、上記の例では、ドア21,23a〜23dの開放時にドア開放検出スイッチ25,27a〜27dが操作されて対応する常閉接点が開くようにしたが、常開接点を有するドア開放検出スイッチを用い、ドア21,23a〜23dの開放時にドア開放検出スイッチが非操作状態になり常開接点が開くようにしてもよい。
また、かごドア開放検出器、乗場ドア開放検出器、かご下降検出器及びかご上昇検出器等は、機械的に操作されるスイッチに限定されるものではなく、例えば光電センサや近接センサ等のセンサを用いてもよい。
さらに、かご調速機作動アクチュエータ及び釣合おもり調速機作動アクチュエータは、電磁アクチュエータ52,65に限定されるものではない。
さらにまた、戸開走行を検出するための回路構成も上記の例に限定されるものではなく、例えば検出器からの信号を無線で送受信するようにしてもよい。また、検出器からの信号をデジタル信号化して、戸開走行の有無をマイクロコンピュータにより判断し、マイクロコンピュータからの指令によりかご調速機作動アクチュエータ及び釣合おもり調速機作動アクチュエータを駆動させてもよい。
また、この発明が適用されるエレベータ装置のタイプは、図1及び図16のタイプに限定されるものではない。例えば、機械室レスエレベータ、マルチカー方式のエレベータ装置、又はダブルデッキエレベータ等にも、この発明は適用できる。
さらに、巻上機3、制御装置5、懸架手段8、釣合おもり10及びガイドレール11,12等のエレベータ機器の位置や個数も上記の例に限定されない。例えば、2:1ローピング方式のエレベータ装置にも、この発明は適用できる。

Claims (8)

  1. かごドアを有するかご、
    昇降路内に設置され、前記かごの昇降を案内するかごガイドレール、
    前記かごに搭載されており、前記かごガイドレールに係合して前記かごを停止させるかご非常止め装置、
    複数の乗場階に設けられている複数の乗場ドア、
    前記かごドアの開放を検出するかごドア開放検出器、
    前記乗場ドアの開放を検出する複数の乗場ドア開放検出器、
    前記かごが前記乗場階の着床位置から所定の距離以上下降したことを検出する複数のかご下降検出器、
    かご調速機ロープを介して前記かご非常止め装置に接続されており、前記かごの過速度を検出して前記かご非常止め装置を作動させるかご調速機、及び
    前記かご調速機に設けられ、前記複数のかご下降検出器と接続し、前記かごドア開放検出器、前記乗場ドア開放検出器及び前記かご下降検出器の検出状態に応じて、前記かご調速機により前記かご調速機ロープを把持させて前記かご非常止めを作動させるかご調速機作動アクチュエータ
    を備えているエレベータ装置。
  2. 前記かご調速機作動アクチュエータは、前記かごドアの開放が検出されており、前記乗場ドアのうちのいずれかの開放が検出されており、前記かごがいずれかの前記乗場階の着床位置から所定の距離以上下降したことが検出されると、前記かご調速機により前記かご調速機ロープを把持させる請求項1記載のエレベータ装置。
  3. 前記かご調速機作動アクチュエータは、前記かごドア及び前記乗場ドアのうちのいずれかの開放が検出されており、前記かごがいずれかの前記乗場階の着床位置から所定の距離以上下降したことが検出されると、前記かご調速機により前記かご調速機ロープを把持させる請求項1記載のエレベータ装置。
  4. 前記かごドア開放検出器は、前記かごドアが開放されると開くかごドア常閉接点を有しており、
    前記乗場ドア開放検出器は、対応する前記乗場ドアが開放されると開く乗場ドア常閉接点をそれぞれ有しており、
    前記かご下降検出器は、前記かごが着床位置から所定の距離以上下降すると開くかご下降検出常閉接点をそれぞれ有しており、
    前記乗場ドア常閉接点は、互いに直列に接続されており、
    前記かご下降検出常閉接点は、互いに直列に接続されており、
    前記かごドア常閉接点、前記乗場ドア常閉接点及び前記かご下降検出常閉接点の開閉状態に応じて、前記かご調速機作動アクチュエータへの通電が遮断されることにより、前記かご調速機作動アクチュエータは、前記かご調速機により前記かご調速機ロープを把持させる請求項1記載のエレベータ装置。
  5. 前記昇降路内を昇降される釣合おもり、
    前記昇降路内に設置され、前記釣合おもりの昇降を案内する釣合おもりガイドレール、
    前記釣合おもりに搭載されており、前記釣合おもりガイドレールに係合して前記釣合おもりを停止させる釣合おもり非常止め装置、
    前記かごが前記乗場階の着床位置から所定の距離以上上昇したことを検出する複数のかご上昇検出器、
    釣合おもり調速機ロープを介して前記釣合おもり非常止め装置に接続されており、前記釣合おもりの過速度を検出して前記釣合おもり非常止め装置を作動させる釣合おもり調速機、及び
    前記釣合おもり調速機に設けられ、前記かごドア開放検出器、前記乗場ドア開放検出器及び前記かご上昇検出器の検出状態に応じて、前記釣合おもり調速機により前記釣合おもり調速機ロープを把持させる釣合おもり調速機作動アクチュエータ
    をさらに備えている請求項1記載のエレベータ装置。
  6. 前記釣合おもり調速機作動アクチュエータは、前記かごドアの開放が検出されており、前記乗場ドアのうちのいずれかの開放が検出されており、前記かごがいずれかの前記乗場階の着床位置から所定の距離以上上昇したことが検出されると、前記釣合おもり調速機により前記釣合おもり調速機ロープを把持させる請求項5記載のエレベータ装置。
  7. 前記釣合おもり調速機作動アクチュエータは、前記かごドア及び前記乗場ドアのうちのいずれかの開放が検出されており、前記かごがいずれかの前記乗場階の着床位置から所定の距離以上上昇したことが検出されると、前記釣合おもり調速機により前記釣合おもり調速機ロープを把持させる請求項5記載のエレベータ装置。
  8. 前記かごドア開放検出器は、前記かごドアが開放されると開く第1及び第2のかごドア常閉接点を有しており、
    前記乗場ドア開放検出器は、対応する前記乗場ドアが開放されると開く第1及び第2の乗場ドア常閉接点をそれぞれ有しており、
    前記かご下降検出器は、前記かごが着床位置から所定の距離以上下降すると開くかご下降検出常閉接点をそれぞれ有しており、
    前記かご上昇検出器は、前記かごが着床位置から所定の距離以上上昇すると開くかご上昇検出常閉接点をそれぞれ有しており、
    前記第1の乗場ドア常閉接点は、互いに直列に接続されており、
    前記第2の乗場ドア常閉接点は、互いに直列に接続されており、
    前記かご下降検出常閉接点は、互いに直列に接続されており、
    前記かご上昇検出常閉接点は、互いに直列に接続されており、
    前記第1のかごドア常閉接点、前記第1の乗場ドア常閉接点及び前記かご下降検出常閉接点の開閉状態に応じて、前記かご調速機作動アクチュエータへの通電が遮断されることにより、前記かご調速機作動アクチュエータは、前記かご調速機により前記かご調速機ロープを把持させ、
    前記第2のかごドア常閉接点、前記第2の乗場ドア常閉接点及び前記かご上昇検出常閉接点の開閉状態に応じて、前記釣合おもり調速機作動アクチュエータへの通電が遮断されることにより、前記釣合おもり調速機作動アクチュエータは、前記釣合おもり調速機により前記釣合おもり調速機ロープを把持させる請求項5記載のエレベータ装置。
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