JP6152964B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、かごを吊る懸架体の破断時に非常止め装置によってかごを非常停止させるエレベータ装置に関するものである。
に関するものである。
従来のエレベータ装置の調速機では、第1の過大速度Vos(運転停止用スイッチの作動速度)が定格速度Vrの1.3倍程度に設定され、第2の過大速度Vtr(非常止め作動速度)が定格速度Vrの1.4倍程度に設定される。例えば、制御装置の異常などにより、かごが定格速度を超えて第1の過大速度Vosに達したことが検出されると、巻上機への給電が遮断され、かごが急停止される。また、主索の破断などにより、かごが落下した場合には、調速機により第2の過大速度Vtrが検出され、非常止め装置が作動され、かごが非常停止される。
但し、かごが昇降路の終端階付近に位置する場合には、かご速度が第1の過大速度Vos又は第2の過大速度Vtrまで上がる前に昇降路の底部に到達する可能性があり、この場合は緩衝器によりかごが減速停止される。このため、緩衝器は、減速させるべき速度が高いほど長い緩衝ストロークが必要であり、緩衝器の長さは、第1の過大速度Vos及び第2の過大速度Vtrに応じて決まる。
これに対して、終端階付近にかご位置スイッチを設け、かご位置スイッチが操作されているときには、第1の過大速度Vosよりも低い終端過大速度Vtsで異常を検出し、巻上機への給電を遮断する方法も提案されている。
これにより、主索がかごに繋がった状態であれば、かごの速度が終端過大速度Vtsを超えることはない。一方、かごが昇降路の下部終端階付近に位置しているときに、主索が破断した場合は、終端過大速度Vtsを検出しても巻上機でかごを制動することはできない。
この場合、主索が破断してから、かごが緩衝器に衝突するまでの時間をTsとすると、衝突速度Vsは、
Vs=Vts+g×Ts
である。この衝突速度Vsが調速機の第2の過大速度Vtrよりも低ければ、その分だけ緩衝器の緩衝ストロークを短縮することが可能である。
但し、近年は、更なる省スペース化、省コスト化の要求があり、緩衝器の寸法をさらに短縮することが求められており、終端階付近で第1の過大速度Vos及び第2の過大速度Vtrが低くなるような調速機が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2003−104646号公報 国際公開第2009/093330号
上記のような従来のエレベータ装置では、終端階付近で第1の過大速度Vos及び第2の過大速度Vtrを低くするために、調速機の構造が複雑になってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、簡単な構成により、昇降路の省スペース化を図ることができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータ装置は、昇降路内を昇降するかご、かごを吊り下げる懸架体、かごを昇降させる巻上機、かごに搭載されており、かごを非常停止させる非常止め装置、昇降路の底部へのかごの衝突の衝撃を緩和するかご緩衝器、昇降路内に環状に敷設されており、かつかごに接続されているロープ、昇降路の下部に配置されており、かつロープが巻き掛けられている張り車、及び懸架体の破断によるかごの落下に伴う張り車の下方向への変位を検出して非常止め装置を作動させる張り車変位検出部を備えている。
この発明のエレベータ装置は、張り車変位検出部が、懸架体の破断によるかごの落下に伴う張り車の下方向への変位を検出して非常止め装置を作動させるので、簡単な構成により、緩衝器の緩衝ストロークを短縮することができ、昇降路の省スペース化を図ることができる。
この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。 図1のエレベータ装置の要部を模式的に示す構成図である。 図1の張り車及びその周辺部分を示す正面図である。 図3のロープ把持機構を示す側面図である。 図4のV−V線に沿う断面図である。 図3の張り車変位検出部を示す平面図である。 図6のスイッチ部材及び楔の関係を示す側面図である。 図2のガバナ機構の3自由度の簡易モデルを示す説明図である。 図8の簡易モデルにおける1次振動モードを示す説明図である。 図8の簡易モデルにおける2次振動モードを示す説明図である。 図8の簡易モデルにおける3次振動モードを示す説明図である。 図1のかごが非常ブレーキにより停止する際のかごの加速度の時間変化を示すグラフである。 この発明の実施の形態2によるエレベータ装置の張り車及びその周辺部分を示す正面図である。 非常ブレーキ動作時の張り車の上下振動の時間変化を示すグラフである。 この発明の実施の形態3によるエレベータ装置の張り車変位検出部の要部を模式的に示す説明図である。 この発明の実施の形態4によるエレベータ装置の張り車変位検出部を示す構成図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータを示す構成図である。図において、昇降路1の上部には、機械室2が設けられている。機械室2には、巻上機(駆動装置)3、そらせ車4、及び制御装置5が設置されている。巻上機3は、駆動シーブ6、駆動シーブ6を回転させる巻上機モータ(図示せず)、及び駆動シーブ6の回転を制動する巻上機ブレーキ7を有している。
巻上機ブレーキ7は、駆動シーブ6と同軸に結合されたブレーキ車(ドラム又はディスク)と、ブレーキ車に接離されるブレーキシューと、ブレーキシューをブレーキ車に押し付け制動力を印加するブレーキばねと、ブレーキばねに抗してブレーキシューをブレーキ車から開離させ制動力を解除する電磁マグネットとを有している。
駆動シーブ6及びそらせ車4には、懸架体8が巻き掛けられている。懸架体8としては、複数本のロープ又は複数本のベルトが用いられている。懸架体8の第1の端部には、かご9が接続されている。懸架体8の第2の端部には、釣合おもり10が接続されている。
かご9及び釣合おもり10は、懸架体8により昇降路1内に吊り下げられており、巻上機3の駆動力により昇降路1内を昇降する。制御装置5は、巻上機3の回転を制御することにより、設定した速度でかご9を昇降させる。
昇降路1内には、かご9の昇降を案内する一対のかごガイドレール11と、釣合おもり10の昇降を案内する一対の釣合おもりガイドレール12とが設置されている。昇降路1の底部には、かご緩衝器13及び釣合おもり緩衝器14が設置されている。かご緩衝器13は、昇降路1の底部へのかご9の衝突の衝撃を緩和する。同様に、釣合おもり緩衝器14は、昇降路1の底部への釣合おもり10の衝突の衝撃を緩和する。
かご9の下部には、かごガイドレール11を把持してかご9を非常停止させる非常止め装置15が搭載されている。非常止め装置15には、非常止め装置15を作動させる作動レバー16が設けられている。
機械室2には、かご9の過大速度での走行の有無を監視する調速機17が設けられている。調速機17は、調速機シーブ18、過大速度検出スイッチ及びロープキャッチ等を有している。調速機シーブ18には、調速機ロープ19が巻き掛けられている。
調速機ロープ19は、昇降路1内に環状に敷設され、作動レバー16に接続されている。即ち、調速機ロープ19は、非常止め装置15を介してかご9に接続されている。また、調速機ロープ19は、昇降路1の下部に配置された張り車20に巻き掛けられている。かご9が昇降すると、調速機ロープ19が循環移動し、かご9の走行速度に応じた回転速度で調速機シーブ18が回転する。
調速機17では、かご9の走行速度が過大速度に達したことが機械的に検出される。検出する過大速度としては、定格速度Vrよりも高い第1の過大速度Vosと、第1の過大速度よりも高い第2の過大速度Vtrとが設定されている。
かご9の走行速度が第1の過大速度Vosに達すると、過大速度検出スイッチが操作される。これにより、巻上機3への給電が遮断され、かご9が急停止する。
かご9の下降速度が第2の過大速度Vtrに達すると、ロープキャッチにより調速機ロープ19が把持され、調速機ロープ19の循環が停止される。これにより、作動レバー16が操作されて非常止め装置15が作動し、かご9が非常停止する。
図2は図1のエレベータ装置の要部を模式的に示す構成図である。作動レバー16は、引上棒32を介して調速機ロープ19に接続されている。作動レバー16及び引上棒32には、非常止め装置15を作動させる方向とは反対方向の力、例えば抵抗ばね33による下向きの押付力が付与されている。
図3は図1の張り車20及びその周辺部分を示す正面図である。張り車20は、張り車枠21に回転可能に保持されている。張り車20は、張り車枠21と一体に上下方向へ変位可能になっており、調速機ロープ19に張力を付加している。
昇降路1内の底部には、張り車枠21の上下動を案内する第1及び第2の張り車レール22a,22bが設置されている。張り車枠21には、張り車レール22a,22bに沿ってスライドする複数のガイド部材23が固定されている。
第1の張り車レール22aと張り車枠21との間には、張り車変位検出部24が設けられている。張り車変位検出部24は、懸架体8の破断によるかご9の落下に伴う張り車20の下方向への変位を検出し、非常止め装置15を作動させる。実施の形態1の張り車変位検出部24は、張り車20が通常位置(懸架体8が破断していないときの位置)から設定距離以上下降すると、調速機ロープ19の移動を停止させて非常止め装置15を作動させる。
張り車変位検出部24は、昇降路1内に固定されているロープ把持機構25と、張り車20に接続されているL字形のスイッチ部材26とを有している。ロープ把持機構25は、第1の張り車レール22aに取り付けられている。スイッチ部材26は、張り車枠21の上部に取り付けられている。懸架体8の破断によるかご9の落下に伴う張り車20の下方向への変位により、スイッチ部材26が下方向へ変位してロープ把持機構25を機械的に操作すると、ロープ把持機構25が調速機ロープ19を把持して非常止め装置15が作動する。
図3は図2のロープ把持機構25を示す側面図、図4は図3のIV−IV線に沿う断面図、図5は図2の張り車変位検出部24を示す平面図である。ロープ把持機構25は、レール保持部材27、第1及び第2のピン28a,28b、第1及び第2の把持部材29a,29b、ばね30及び楔31を有している。
レール保持部材27は、張り車20の上方で第1の張り車レール22aに固定されている。調速機ロープ19は、第1の張り車レール22aとレール保持部材27との間に形成された空間を通っている。
第1及び第2のピン28a,28bは、調速機ロープ19と平行にレール保持部材27に設けられている。第1の把持部材29aは、第1のピン28aを中心として回転可能である。第2の把持部材29bは、第2のピン28bを中心として回転可能である。
把持部材29a,29bは、調速機ロープ19に対向する第1の端部と、第1の端部とは反対側に位置する第2の端部とをそれぞれ有している。ばね30は、把持部材29a,29bの第2の端部間に設けられている。また、ばね30は、第1の端部が調速機ロープ19を把持する方向へ第2の端部を押している。
楔31は、図5に示すように、把持部材29a,29bの間に介在することにより、ばね30に抗して、把持部材29a,29bの第1の端部を調速機ロープ19から離れた位置に保持する。
図6は図5のスイッチ部材26及び楔31の関係を示す側面図である。スイッチ部材26は、楔31の上面に対向する水平な接触部26aを有している。懸架体8の破断により張り車20が通常位置から設定距離以上下降すると、接触部26aが楔31の上面に当たり、楔31が押し下げられて把持部材29a,29bの間から抜ける。
把持部材29a,29b間から楔31が抜けると、ばね30が伸び、把持部材29a,29bの第1の端部により調速機ロープ19が把持される。これにより、調速機ロープ19の移動が停止し、非常止め装置15が作動する。
ここで、かご9の昇降行程が長くなると(例えば100m以上)、調速機ロープ19の長さが長くなり、調速機シーブ18、調速機ロープ19及び張り車20等を含むガバナ機構の全質量が一体となって運動するモデルは成り立たなくなる。従って、昇降行程が長い場合は、図8に示すように、3自由度の振動モデルを考える必要がある。
また、図9は図8の簡易モデルにおける1次振動モード(張り車20の上下振動)を示す説明図、図10は図8の簡易モデルにおける2次振動モード(調速機シーブ18及び張り車20の同相振動)を示す説明図、図11は図8の簡易モデルにおける3次振動モード(調速機シーブ18及び張り車20の逆相振動)を示す説明図である。
かご9に加速度が生じると、ガバナ機構の1次振動モードにより、張り車20が上下に変位する。特に、下方向に一定の加速度d20/dt2が与えられた場合、張り車20の下降量x1は次式で与えられる。
Figure 0006152964
Figure 0006152964
ここで、Mはガバナ機構の慣性質量であり、一定値となる。また、Kは調速機ロープ19で決まる剛性であり、一定値となる。また、αはかご位置に応じて変化する変数で、0〜1の値をとり、0が最下階、1が最上階を表す。
そこで、かご位置が最下階近傍(αが0に近い値)のとき、懸架体8が破断した場合、張り車20の下降量は、次式となる。なお、Gは重力加速度である。
1g=MG/K ・・・(2)
一方、かご位置が最下階近傍のとき、非常ブレーキ(巻上機ブレーキ7)によりかご9が急停止する場合、非常ブレーキによるかご9の減速度は0.3G程度である。このため、このときの張り車20の下降量は、βを約0.3として、次式となる。
1b=βx1g ・・・(3)
非常ブレーキによるかご9の平均減速度が0.3Gであるとすると、かご9の振動による最大減速度は、図12に示すように、平均減速度の2倍の0.6Gとなる。そこで、0.6Gを超えて1G以下となるかご9の減速度を懸架体8の破断の判定基準とする。例えば、判断基準を次式から0.8Gとする。
Figure 0006152964
この場合、式(1)から、x1s=0.8x1gとなる。
よって、図7のスイッチ距離x1sを0.8x1g程度に設定する。これにより、懸架体8の破断による張り車20の下降で調速機ロープ19が把持され、非常止め装置15が作動する。即ち、懸架体8の破断により、かご9が1Gで下向きに加速すると、張り車20は式(2)で示す通り、x1gだけ下降する。このとき、スイッチ距離x1sはx1gよりも短いため、スイッチ部材26が楔31を下方へ押し下げ、楔31が把持部材29a,29b間から抜け、把持部材29a,29bにより調速機ロープ19が把持される。
一方、非常ブレーキ動作時は、張り車20が0.8x1gまで下降しないため、調速機ロープ19は把持されず、非常止め装置15は作動しない。
また、かご9が中間階又は最上階に位置していると、式(1)で示すように、がαが1に近づくため、張り車20の変位量は小さくなる。このため、最下階近傍に比べて、中間階及び最上階では、非常ブレーキ動作による非常止め装置15の誤動作が発生しにくくなる。
同様に、かご9が中間階又は最上階に位置していると、張り車変位検出部24は、懸架体8の破断に対しても動作しなくなる。しかしながら、その場合は、調速機17による通常の過大速度検出により、かご9を停止させることができるため問題ない。
このようなエレベータ装置では、張り車変位検出部24が、懸架体8の破断によるかご9の落下に伴う張り車20の下方向への変位を検出して非常止め装置15を作動させるので、簡単な構成により、緩衝器13の緩衝ストロークを短縮することができ、昇降路1の省スペース化を図ることができる。
また、既設の調速機ロープ19及び張り車20を用いて懸架体8の破断を検出するので、構成をより簡単にすることができる。
さらに、張り車20とともに上下動するスイッチ部材26と、スイッチ部材26により機械的に操作されて調速機ロープ19を把持するロープ把持機構25とを用いたので、簡単な構成により、より確実に非常止め装置15を作動させることができる。
さらにまた、懸架体8の破断の判断基準をスイッチ距離の調整により容易に調整することができる。
実施の形態2.
次に、図13はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置の張り車20及びその周辺部分を示す正面図である。実施の形態2では、張り車枠21と昇降路1の底部との間に振動抑制ダンパ34が設けられている。即ち、張り車20には、張り車枠21を介して振動抑制ダンパ34が接続されている。振動抑制ダンパ34は、巻上機ブレーキ7によるかご9の非常停止時の張り車20の上下振動を抑制する。他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
巻上機ブレーキ7による非常ブレーキ動作時には、かご9は、懸架体8の影響により、図12の実線で示すように振動しながら一定の減速度に落ち着く。そのため、最大減速度で見ると、懸架体8の破断時の減速度である1Gに近づく可能性がある。
これに対して、張り車20に振動抑制ダンパ34を接続して、かご減速度の振動による張り車20の上下振動を抑制することにより、一定の減速度での張り車20の変位をスイッチ動作として評価でき、張り車変位検出部24の誤動作をより確実に防止することができる。
図14は非常ブレーキ動作時の張り車20の上下振動の時間変化を示すグラフであり、振動抑制ダンパ34を用いない場合を一点鎖線で示し、振動抑制ダンパ34を用いた場合を実線で示している。図14の実線で示すように、振動抑制ダンパ34を用いることにより、かご振動の影響を十分に低減することができる。
ここで、振動抑制ダンパ34の減衰係数が大き過ぎると、図14の破線で示す一定値に到達するまでの時間が長くなり、懸架体8の破断時に調速機ロープ19を把持するまでの時間が長くなってしまう。一方、振動抑制ダンパ34の減衰係数が小さ過ぎると、図14の一点鎖線の波形に近づき、誤動作する可能性がある。そこで、減衰比が0.7程度となるように減衰係数を設定する。これにより、図14の実線で示すように、破線よりも下に動く下降量を抑制しつつ、張り車20の下降する時間遅れを抑制することができる。
実施の形態3.
次に、図15はこの発明の実施の形態3によるエレベータ装置の張り車変位検出部の要部を模式的に示す説明図である。実施の形態3では、スイッチ部材26と張り車枠21及び張り車20との間に伸縮吸収ダンパ35が設けられている。また、スイッチ部材26とレール保持部材27との間には、スイッチ部材支持ばね36が接続されている。
伸縮吸収ダンパ35は、懸架体8の破断時ではなく、通常時における調速機ロープ19の伸縮による張り車20の上下方向への変位を伸縮により吸収する。また、スイッチ部材支持ばね36は、伸縮吸収ダンパ35の伸縮に対して、ロープ把持機構25に対するスイッチ部材26の位置を保持する。他の構成及び動作は、実施の形態1又は2と同様である。
調速機ロープ19には、経年変化による伸びが生じる。また、調速機ロープ19は、昇降路1内の温度変化によっても伸縮する。例えば経年変化により調速機ロープ19が伸びると、張り車20の位置が下がり、スイッチ部材26と楔31との間隔が狭くなってしまう。
これに対して、実施の形態3では、スイッチ部材26に伸縮吸収ダンパ35を直列に接続するとともに、スイッチ部材26を剛性の低いスイッチ部材支持ばね36で支持している。
このような構成では、伸縮吸収ダンパ35は、懸架体8の伸縮に対して、抵抗力としては働かず、追従して伸縮することで対応する。このとき、スイッチ部材26と楔31との距離は、スイッチ部材26がスイッチ部材支持ばね36で支持されているため変わらない。
一方、懸架体8の破断時は、張り車20が上下に速く動くため、伸縮吸収ダンパ35はほぼ剛体として動作する。そのため、スイッチ部材26は正常に動作し、設定された距離だけ張り車20が変位した段階でロープ把持機構25により調速機ロープ19が把持される。また、スイッチ部材支持ばね36の剛性は十分低いため、スイッチ部材26の動作には影響を与えない。
ここで、スイッチ部材26の変位をyとして、スイッチ部材26の運動方程式を導出すると次式となる。
Figure 0006152964
ここで、mはスイッチ部材26の質量、kはスイッチ部材支持ばね36、cは伸縮吸収ダンパ35を表す。伸縮吸収ダンパ35は、ゆっくりした動きでスイッチ部材26の位置を保つため、式(4)の左辺第1項の慣性項は無視することができる。そのため、スイッチ部材26の動きは次式で表すことができる。
Figure 0006152964
ここで、τ=c/kは時定数であり、初期値Aから37%に低下するまでの時間を表す。τとして、数十分から数時間となるように大きな減衰係数cを設定すれば、懸架体8の伸びに対してゆっくり追従し、懸架体8の破断時にはスイッチ部材26と張り車20とを一体的に運動させることができる。
このようなエレベータ装置では、伸縮吸収ダンパ35及びスイッチ部材支持ばね36を用いたので、通常時の調速機ロープ19の伸縮に対応しつつ、懸架体8の破断をより確実に検出して非常止め装置15を作動させることができる。
実施の形態4.
次に、図16はこの発明の実施の形態4によるエレベータ装置の張り車変位検出部を示す構成図である。実施の形態4の張り車変位検出部41は、懸架体8の破断によるかご9の落下に伴う張り車20の下方向への変位により操作され電気的な作動指令信号を出力する信号発生部42と、信号発生部42からの作動指令信号に応じて非常止め装置15を作動させる非常止め作動部としてのロープブレーキ43とを有している。
信号発生部42は、実施の形態1と同様のスイッチ部材26と、第1の張り車レール22aに対して固定されている接点部44と、接点部44に接続されている接点信号処理部45とを有している。張り車20の下方向への変位によりスイッチ部材26が接点部44に当たると、接点信号処理部45から作動指令信号が出力される。
ロープブレーキ43は、調速機17に設けられている。接点信号処理部45からの作動指令信号は、ロープブレーキ43に入力される。ロープブレーキ43は、接点信号処理部45からの作動指令信号を受けると、調速機ロープ19を把持して調速機ロープ19の移動を停止させる。他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
このようなエレベータ装置では、電気的な作動指令信号を用いて非常止め装置15を作動させるので、機械的な動作機構を省略することができ、構造を簡素化することができる。
なお、実施の形態4では、非常止め作動部としてロープブレーキ43を示したが、これに限定されるものではなく、例えば、既設の調速機17のロープキャッチを駆動するアクチュエータ、又は非常止め装置15に直接搭載され非常止め装置15を作動させるアクチュエータ等であってもよい。
また、実施の形態4の張り車20に実施の形態2の振動抑制ダンパ34を接続してもよい。
さらに、実施の形態4のスイッチ部材26に実施の形態3の伸縮吸収ダンパ35及びスイッチ部材支持ばね36を接続してもよい。
さらにまた、上記の例では、調速機ロープ19が巻き掛けられた張り車20の変位により懸架体8の破断を検出したが、調速機ロープ19とは別に昇降路1内にロープを環状に敷設し、そのロープをかごに接続し、そのロープの下端が巻き掛けられた張り車の変位から懸架体8の破断を検出してもよい。
また、上記の例では、かご9の下部に非常止め装置15が搭載されているが、上部に搭載しても、また、上下両方に搭載してもよい。
さらに、かご緩衝器は、かごの下部に搭載してもよい。
さらにまた、エレベータ装置全体の機器のレイアウト及びローピング方式等は、図1の例に限定されるものではない。例えば、この発明は、2:1ローピングのエレベータ装置にも適用できる。また、例えば巻上機の位置及び数等も図1の例に限定されない。
また、この発明は、例えば、機械室レスエレベータ、ダブルデッキエレベータ、又はワンシャフトマルチカー方式のエレベータなど、種々のタイプのエレベータ装置に適用できる。

Claims (6)

  1. 昇降路内を昇降するかご、
    前記かごを吊り下げる懸架体、
    前記かごを昇降させる巻上機、
    前記かごに搭載されており、前記かごを非常停止させる非常止め装置、
    前記昇降路の底部への前記かごの衝突の衝撃を緩和するかご緩衝器、
    前記昇降路内に環状に敷設されており、かつ前記かごに接続されているロープ、
    前記昇降路の下部に配置されており、かつ前記ロープが巻き掛けられている張り車、及び
    前記懸架体の破断による前記かごの落下に伴う前記張り車の変位を検出して前記非常止め装置を作動させる張り車変位検出部
    を備えているエレベータ装置。
  2. 調速機シーブを有しており、前記かごの過大速度走行の有無を監視する調速機をさらに備え、
    前記ロープは、前記調速機シーブに巻き掛けられており、かつ前記非常止め装置に接続されている調速機ロープである請求項1記載のエレベータ装置。
  3. 前記張り車変位検出部は、前記昇降路内に固定されているロープ把持機構と、前記張り車に接続されているスイッチ部材とを有しており、
    前記懸架体の破断による前記かごの落下に伴う前記張り車の下方向への変位により、前記スイッチ部材が下方向へ変位し前記ロープ把持機構を機械的に操作すると、前記ロープ把持機構が前記ロープを把持して前記非常止め装置が作動する請求項1又は請求項2に記載のエレベータ装置。
  4. 前記スイッチ部材と前記張り車との間には、前記調速機ロープの伸縮による前記張り車の上下方向への変位を伸縮により吸収する伸縮吸収ダンパが設けられており、
    前記スイッチ部材と前記ロープ把持機構との間には、前記伸縮吸収ダンパの伸縮に対して、前記ロープ把持機構に対する前記スイッチ部材の位置を保持するスイッチ部材支持ばねが設けられている請求項3記載のエレベータ装置。
  5. 前記張り車変位検出部は、前記懸架体の破断による前記かごの落下に伴う前記張り車の下方向への変位により操作され作動指令信号を出力する信号発生部と、前記信号発生部からの作動指令信号に応じて前記非常止め装置を作動させる非常止め作動部とを有している請求項1又は請求項2に記載のエレベータ装置。
  6. 前記巻上機には、巻上機ブレーキが設けられており、
    前記張り車には、前記巻上機ブレーキによる前記かごの非常停止時の前記張り車の上下振動を抑制する振動抑制ダンパが接続されている請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のエレベータ装置。
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