JP5862645B2 - 駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動装置に関する。
従来、モータ部と当該モータ部を制御するコントローラ部とが互いに機械的に連結されて一体化されるブラシレスモータが知られている。例えば特許文献1では、ターミナルソケットがモータ部の底壁に形成される底穴を貫通して設けられることにより、コイルと制御装置とを電気的に接続している。
特開2013−90376号公報
特許文献1では、ターミナルソケットに埋設される平板状の接続端子は、幅方向に隣接して直線状に配置される。そのため、底穴の開口部を大きく形成する必要があり、径方向の体格が大型化する虞がある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、体格を小型化可能な駆動装置を提供することにある。
本発明の駆動装置は、モータ部と、被検出部と、回転角センサと、第1半導体モジュールと、第2半導体モジュールと、ヒートシンクと、第1系統モータ線と、第2系統モータ線と、を備える。
モータ部は、3相巻線である第1巻線組および第2巻線組が巻回されるステータ、ステータに対して回転可能に設けられるロータ、および、ロータと一体に回転するシャフトを有する。被検出部は、シャフトの一方の端部に設けられる。回転角センサは、被検出部に対向して設けられ、被検出部の磁界の変化を検出してシャフトおよびロータの回転位置を検出する。
第1半導体モジュールは、第1巻線組への通電を切り替えるスイッチング素子を有する。第2半導体モジュールは、第2巻線組への通電を切り替えるスイッチング素子を有する。
ヒートシンクは、第1半導体モジュールおよび第2半導体モジュールが固定されるモジュール保持面を有する。モジュール保持面は、モータ部の被検出部が設けられる側の端部から立ち上がる方向に形成される。
第1系統モータ線は、第1半導体モジュールよりも径方向外側に設けられ、第1巻線組を構成するU1コイル、V1コイルまたはW1コイルのうちのいずれか1つと第1半導体モジュールとを接続する第1モータ線、第2モータ線および第3モータ線から構成される。
第2系統モータ線は、第2半導体モジュールよりも径方向外側に設けられ、第2巻線組を構成するU2コイル、V2コイルまたはW2コイルのうちのいずれか1つと第2半導体モジュールとを接続する第4モータ線、第5モータ線および第6モータ線から構成される。
第1系統モータ線、および、第2系統モータ線は、被検出部を中心とする同心円上に点対称に配置される。
第1系統モータ線および第2系統モータ線を同心状に配置することにより、例えば第1系統モータ線および第2系統モータ線を直線状に配置する場合と比較し、円筒形状のスペース内でのレイアウトが容易となるので、駆動装置の体格を小型化することができる。また、例えば略環状に形成されるステータに巻回される第1巻線組および第2巻線組から、第1系統モータ線および第2系統モータ線を容易に引き出すことができる。
また、第1系統モータ線および第2系統モータ線は、点対称に配置される。これにより、第1半導体モジュールと第2半導体モジュールとを同一形状とすることができるので、部品の共通化が可能である。
本発明では、第1系統モータ線において、第2モータ線の両側に配置される第1モータ線および第3モータ線は、第2モータ線に対して非対称に配置される。また、第2系統モータ線において、第5モータ線の両側に配置される第4モータ線および第6モータ線は、第5モータ線に対して非対称に配置される。
被検出部に対して対称に配置される第1モータ線と第4モータ線、第2モータ線と第5モータ線、第3モータ線と第6モータ線は、少なくとも2組が異なる相の第1巻線組または第2巻線組に接続される。
これにより、例えば、第1半導体モジュールおよび第2半導体モジュールが6つのスイッチング素子以外の電源リレーやモータリレー等の電子部品が一体にモジュール化されているとき、第1半導体モジュールおよび第2半導体モジュール内の素子配置に応じて形成されるモータ端子と容易に接続することができる。
さらに、例えば、第1巻線組および第2巻線組に通電される位相に応じた第1系統モータ線および第2系統モータ線の相配置とすることにより、回転角センサの検出誤差を低減することができる。
本発明の一実施形態による駆動装置を示す回路図である。 本発明の一実施形態による駆動装置を示す模式的な断面図である。 本発明の一実施形態による駆動装置を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態によるモータ部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態によるモータ線の配置を示す平面図である。 本発明の一実施形態によるモータ線の配置を示す模式図である。 本発明の一実施形態による回転角センサの特性を説明する説明図である。
以下、本発明による駆動装置を図面に基づいて説明する。
(一実施形態)
本発明の一実施形態による駆動装置を図1〜図7に基づいて説明する。
本発明の一実施形態による駆動装置1は、例えば車両の電動パワーステアリング装置に適用される。図2および図3に示すように、駆動装置1は、モータ部10と、コントロールユニット30と、を備える。本発明の駆動装置1は、コントロールユニット30がモータ部10の軸方向の一側に一体に設けられる機電一体型の駆動装置である。
まず図1に基づき、駆動装置1の回路構成を説明する。図1においては、リレー等の構成については省略した。
3相ブラシレスモータであるモータ部10は、第1巻線組110および第2巻線組120の2組の3相巻線組を有する。本実施形態では、第1巻線組110の通電制御に係る構成を第1系統101とし、第2巻線組120の通電制御に係る構成を第2系統102とする。
第1巻線組110は、U1コイル111、V1コイル112およびW1コイル113から構成される。第2巻線組120は、U2コイル121、V2コイル122およびW2コイル123から構成される。
駆動装置1は、第1巻線組110に対応して設けられる第1半導体モジュール40、および、第2巻線組120に対応して設けられる第2半導体モジュール45を備える。
第1半導体モジュール40は、ブリッジ接続される6つのスイッチング素子401〜406を有し、スイッチング素子401〜406のオンオフ作動を制御することにより、第1巻線組110に通電される電流を制御する。第1半導体モジュール40は、第1系統モータ線115を経由して、第1巻線組110と接続される。
第2半導体モジュール45は、ブリッジ接続される6つのスイッチング素子451〜456を有し、スイッチング素子451〜456のオンオフ作動を制御することにより、第2巻線組120に通電される電流を制御する。第2半導体モジュール45は、第2系統モータ線125を経由して、第2巻線組120と接続される。
チョークコイル52およびコンデンサ53、54は、パワーフィルタを構成し、バッテリ51を共有する他の装置から伝わるノイズや、他の装置へ伝わるノイズを低減する。
図2、図3および図4に、駆動装置1の構成を示す。これらは、いずれも模式的な図である。なお、図2は、図4の第1中心線Lc1における断面図であり、カバー部材70を省略した。また、図4では、モータ線の説明のため、モータ部10の構成を示しており、コントロールユニット30等は省略した。
図2、図3および図4に示すように、モータ部10は、モータケース11、ステータ12、ロータ14、シャフト15、第1フレーム21、第2フレーム22等を備える。
モータケース11は、例えば鉄等の軟磁性材により、略円筒状に形成される。
ステータ12は、モータケース11の内側に固定されるステータコアを有し、ステータコアには第1巻線組110および第2巻線組120が巻回される(図1参照)。
ロータ14は、ステータ12と略同軸となるように、ステータ12の径方向内側に回転可能に設けられる。ロータ14は、略円筒状に形成され、外周面にはN極とS極とが交互になるように永久磁石が貼り付けられる。
シャフト15は、例えば金属により形成され、ロータ14の軸中心に固定される。シャフト15は、軸受16、17に回転可能に支持される。これにより、シャフト15は、ロータ14と一体となって回転する。本実施形態では、シャフト15の軸中心を延長した仮想線を「モータ部10の軸線S」という。
軸受16、17は、ボールベアリングである。軸受16は、第1フレーム21に固定される。また、軸受17は、モータケース11のコントロールユニット30側に形成される軸受保持部171に固定される。
シャフト15のコントロールユニット30と反対側の端部には、ジョイント19が設けられる。ジョイント19は、図示しないギア等に噛み合うことにより、ロータ14およびシャフト15の回転を外部へ出力する。シャフト15のコントロールユニット30側の端部には、被検出部としてのマグネット25が設けられる。マグネット25は、その表面における中心Oがモータ部10の軸線S上となるように設けられる。以下、マグネット25の表面における中心Oを、単に「マグネット25の中心O」という。
第1フレーム21は、略円板状に形成され、モータケース11のコントロールユニット30とは反対側の端部を塞ぐように設けられる。第1フレーム21の略中央には、軸受16が固定される。
第2フレーム22は、ヒートシンク35に応じた形状に形成され、モータケース11のコントロールユニット30側に設けられる。第2フレーム22の中心には、開口23が設けられる。これにより、マグネット25は、開口23からコントロールユニット30側に露出する。
コントロールユニット30は、制御基板31、パワー基板34、ヒートシンク35、第1半導体モジュール40、および、第2半導体モジュール45等を備え、モータ部10のジョイント19とは反対側に設けられる。コントロールユニット30の反モータ部10側には、カバー部材70が設けられる。
制御基板31は、ヒートシンク35のモータ部10側に固定される。制御基板31には、マイコンやホールIC等の比較的通電量の小さい制御系の電子部品が実装される。また、制御基板31のマグネット25と対向する箇所には、ロータ14およびシャフト15の回転位置(以下適宜、「回転角度」という。)を検出するための回転角センサ32が実装される。回転角センサ32は、マグネット25と同様、中心がモータ部10の軸線S上となるように設けられる。したがって、回転角センサ32の中心とマグネット25の中心Oとは、軸方向に投影したとき、一致する。
回転角センサ32は、磁気抵抗効果素子(MR素子)により構成される。本実施形態の回転角センサ32は、TMR素子により構成されるが、AMR素子やGMR素子としてもよい。
図7に示すように、回転角センサ32は、磁束密度によって角度誤差が変化する特性を有している。そのため、許容される角度誤差Eに応じ、回転角センサ32における磁束密度がM1以上M2以下となるように、マグネット25の磁束密度およびマグネット25と回転角センサ32との距離を設定することが望ましい。例えば、回転角センサ32における磁束密度が20[mT]以上50[mT]以下となるようにする。これにより、回転角センサ32による回転角度の検出誤差を低減することができる。
図2〜図4に戻り、パワー基板34は、ヒートシンク35のモータ部10とは反対側に固定される。パワー基板34には、チョークコイル52やコンデンサ53、54(図1参照)等の比較的通電量の大きいパワー系の電子部品が実装される。
ヒートシンク35は、アルミ等の熱伝導性のよい素材で形成され、制御基板31、パワー基板34、第1半導体モジュール40、および、第2半導体モジュール45が固定された状態にて、第2フレーム22に固定される。また、ヒートシンク35と第2フレーム22との間であって、径方向の一側には、バッテリ51(図1参照)やトルクセンサ等の外部装置と接続するためのコネクタ39が設けられる。
ヒートシンク35には、第1半導体モジュール40および第2半導体モジュール45を保持するモジュール保持面36、37が形成される。モジュール保持面36、37は、モータ部10の軸線Sを挟んで両側に略平行に形成される。換言すると、モジュール保持面36、37は、モータ部10の軸方向の端部から立ち上がる方向であって、モータ部10の軸方向の端部に対して略垂直に形成される。
第1半導体モジュール40は、図示しない放熱シートを挟んで、ねじ等によりモジュール保持面36に固定される。これにより、第1半導体モジュール40は、モータ部10に対して縦配置される。第1半導体モジュール40は、スイッチング素子401〜406(図1参照)、および、電源リレー等が一体にモールドされ、制御基板31およびパワー基板34に接続される。第1半導体モジュール40の反モータ部10側には、第1系統モータ線115と接続される3つのモータ端子41が形成される。
第2半導体モジュール45は、図示しない放熱シートを挟んで、ねじ等によりモジュール保持面37に固定される。これにより、第2半導体モジュール45は、ヒートシンク35を挟んで第1半導体モジュール40と反対側であって、モータ部10に対して縦配置される。第2半導体モジュール45は、スイッチング素子451〜456(図1参照)、および、電源リレー等が一体にモールドされ、制御基板31およびパワー基板34に接続される。第2半導体モジュール45の反モータ部10側には、第2系統モータ線125と接続される3つのモータ端子46が形成される。
本実施形態では、第1半導体モジュール40と第2半導体モジュール45とは、同一形状に形成される。
第1系統モータ線115は、第1モータ線131、第2モータ線132、および、第3モータ線133から構成される。第1モータ線131、第2モータ線132、および、第3モータ線133は、それぞれU1コイル111、V1コイル112、または、W1コイル113のいずれかと接続される。以下適宜、第1モータ線131、第2モータ線132、および、第3モータ線133を、「モータ線131〜133」という。
モータ線131〜133は、第2フレーム22に形成されるモータ線挿通部141〜143に挿入されてコントロールユニット30側に取り出され、第1巻線組110と第1半導体モジュール40とを接続する。モータ線131〜133は、第1巻線組110と第1半導体モジュール40とを通電可能に接続するものであれば、例えば端子等、どのような部材で構成してもよい。
第2系統モータ線125は、第4モータ線134、第5モータ線135、および、第6モータ線136から構成される。第4モータ線134、第5モータ線135、および、第6モータ線136は、それぞれU2コイル121、V2コイル122、または、W2コイル123のいずれかと接続される。以下適宜、第4モータ線134、第5モータ線135、および、第6モータ線136を、「モータ線134〜136」という。
モータ線134〜136は、第2フレーム22に形成されるモータ線挿通部144〜146(図5参照)に挿入されてコントロールユニット30側に取り出され、第2巻線組120と第2半導体モジュール45とを接続する。モータ線134〜136は、第2巻線組120と第2半導体モジュール45とを通電可能に接続するものであれば、例えば端子等、どのような部材で構成してもよい。
モータ線131〜136は、先端がパワー基板34を延長した箇所まで延びて形成される。モータ線131〜133と第1半導体モジュール40との間、および、モータ線134〜136と第2半導体モジュール45との間には空間が設けられ、モータ線131〜133と第1半導体モジュール40、および、モータ線134〜136と第2半導体モジュール45とは、モータ端子41、46以外にて接触しないように離隔して設けられる。
ここで、モータ線131〜136の配置について、図5および図6に基づいて説明する。図5は、図4に示すモータ部10をコントロールユニット30側から見た図であり、紙面上側がコネクタ39側である。図6は、制御基板31に実装される回転角センサ32およびモータ線131〜136の配置を模式的に示している。以下の説明では、特に言及しない限り、マグネット25の表面が位置するモータ部10の軸線Sに垂直な平面上における配置とする。
本実施形態では、マグネット25の中心Oを通り、ヒートシンク35およびコネクタ39を対称に2分割する中心線を第1中心線Lc1とし、マグネット25の中心Oを通る第1中心線Lc1の垂線を第2中心線Lc2とする。第2中心線Lc2は、軸方向の一側から見たとき、モジュール保持面36、37の中心を通り、モジュール保持面36、37に垂直な直線である。
第1系統モータ線115であるモータ線131〜133は、第1半導体モジュール40の径方向外側であって、第1中心線Lc1の一側に配置される。また、第2モータ線132は、第2中心線Lc2よりもコネクタ39側に配置される。換言すると、第2モータ線132は、第2中心線Lc2からずれた位置に配置される。
また、第2系統モータ線125であるモータ線134〜136は、第2半導体モジュール45の径方向外側であって、第1中心線Lc1の他側に配置される。また、第5モータ線135は、第2中心線Lc2よりも反コネクタ39側に配置される。換言すると、第5モータ線135は、第2中心線Lc2からずれた位置に配置される。
第1系統モータ線115と第2系統モータ線125とは、マグネット25に対して点対称に配置される。これにより、第1半導体モジュール40および第2半導体モジュール45を同一形状とすることが可能であり、部品の共通化が図れる。
また、モータ線131〜136は、マグネット25を中心とする同心円C上に配置される。これにより、略環状に形成されるステータ12に巻回される第1巻線組110および第2巻線組120から、容易にモータ線131〜136を引き出すことができ、製造しやすい。
本実施形態では、第2モータ線132の両側に配置される第1モータ線131および第3モータ線133は、第2モータ線132に対して非対称に配置される。すなわち、マグネット25の中心Oと第1モータ線131とを結ぶ直線L1と、マグネット25の中心Oと第2モータ線132とを結ぶ直線L2とのなす角度θ11と、マグネット25の中心Oと第3モータ線133とを結ぶ直線L3と直線L2とのなす角度θ12とが異なっている。すなわち、θ11≠θ12である。また、本実施形態では、θ11<θ12である。
また、第5モータ線135の両側に配置される第4モータ線134および第6モータ線136は、第5モータ線135に対して非対称に配置される。すなわち、マグネット25の中心Oと第4モータ線134と結ぶ直線L4と、マグネット25との中心Oと第5モータ線135とを結ぶ直線L5とのなす角度θ21と、マグネット25との中心Oと第6モータ線136とを結ぶ直線L6と直線L5とのなす角度θ22とが異なっている。すなわち、θ21≠θ22である。また、本実施形態では、θ21<θ22である。
また、モータ線131〜133とモータ線134〜136とが点対称に配置されているので、θ11=θ21であり、θ12=θ22である。また、直線L1と直線L4とのなす角度θ31、直線L2と直線L5とのなす角度θ32、および、直線L3と直線L6とのなす角度θ33は、いずれも180[°]である。なお、θ31、θ32、θ33については、煩雑になることを避けるため、図示はしていない。単位について言及しておくと、本実施形態では、モータ線の配置に係る角度を[°]とし、電流位相に係る電気角を[deg]とする。
上述の通り、モータ線131、132、133のうち、いずれか1つがU1コイル111に接続され、他の1つがV1コイル112に接続され、残りの1つがW1コイル113に接続される。したがって、モータ線131、132、133における相配置の組み合わせは、6通りである。
同様に、モータ線134、135、136のうち、いずれか1つがU2コイル121に接続され、他の1つがV2コイル122に接続され、残りの1つがW2コイル123に接続される。したがって、モータ線134、135、136における相配置の組み合わせは、6通りある。
また、第1系統モータ線115の相配置と第2系統モータ線125の相配置との組み合わせは、36通りとなる。
ところで、本実施形態では、回転角センサ32は、シャフト15とともに回転するマグネット25の磁界の変化を検出することにより、シャフト15およびロータ14の回転位置を検出している。また、本実施形態では、モータ線131〜136がマグネット25および回転角センサ32の径方向外側に配置される。そのため、モータ線131〜136に電流が流れると、通電により生じる磁界により、回転角センサ32が検出する磁界に影響を及ぼす虞がある。
そこで本実施形態では、回転角センサ32におけるモータ線131〜136からの磁束漏れの影響が可及的小さくなるような相配置とする。
第1系統101に通電される電流である第1電流I1と、第2系統102に通電される電流である第2電流I2とに位相差がなく、同位相にて通電される場合、例えば、モータ線131をU1コイル111と接続し、モータ線132をV1コイル112と接続し、モータ線133をW1コイル113と接続し、モータ線134をU2コイル121と接続し、モータ線135をV2コイル122と接続し、モータ線136をW2コイル123と接続する、といった具合に、マグネット25を挟んで反対側に配置されるモータ線131とモータ線134、モータ線132とモータ線135、モータ線133とモータ線136とが同相となるように配置する。すなわち、第1系統モータ線115の相配置と、第2系統モータ線125の相配置とが、点対称配置となっている。
第1電流I1と第2電流I2とが同位相である場合、第1系統モータ線115に通電される電流により形成される磁界と、第2系統モータ線125に通電される電流により形成される磁界とが略等しい。そのため、第1系統モータ線115および第2系統モータ線125の相配置を点対称とすることにより、磁束漏れの影響がキャンセルされるので、回転角センサ32における検出誤差を低減することができる。
また、第1電流I1と第2電流I2とに位相差がある場合、例えば、モータ線131をV1コイル112と接続し、モータ線132をU1コイル111と接続し、モータ線133をW1コイル113と接続し、モータ線134をU2コイル121と接続し、モータ線135をW2コイル123と接続し、モータ線136をV2コイル122と接続する、といった具合に、マグネット25を挟んで反対側に配置されるモータ線131とモータ線134、モータ線132とモータ線135、モータ線133とモータ線136とが異なる相となるように配置する。すなわち、第1系統モータ線115の相配置と、第2系統モータ線125との相配置とが、非点対称配置となっている。
第1電流と第2電流とに位相差がある場合、例えば第2電流I2の位相が第1電流I1の位相よりも電気角で30[deg]遅れている場合、第1系統モータ線115に通電される電流により形成される磁界と、第2系統モータ線125に通電される電流により形成される磁界とは異なる。そのため、第1系統モータ線115の相配置と第2系統モータ線125の相配置とを非点対称とした方が、回転角センサ32における検出誤差が小さい。
また、第1系統モータ線115において、真ん中のモータ線132と、両側のモータ線131、133とが近接している方が、系統内にて磁束漏れを打ち消す効果が大きいので、θ11およびθ12は、接触しない範囲で、例えば30[°]以下程度に設定することが望ましい。第2系統モータ線125におけるθ21およびθ22についても同様である。これにより、例えば一方の系統が故障し、正常である片系統にて駆動する場合においも、回転角センサ32における検出誤差を低減することができる。
以上詳述したように、駆動装置1は、モータ部10と、マグネット25と、回転角センサ32と、第1半導体モジュール40と、第2半導体モジュール45と、ヒートシンク35と、第1系統モータ線115と、第2系統モータ線125と、を備える。
モータ部10は、3相巻線である第1巻線組110および第2巻線組120が巻回されるステータ12、ステータ12に対して回転可能に設けられるロータ14、ロータ14と一体に回転するシャフト15を有する。
マグネット25は、シャフト15の一方の端部に設けられる。
回転角センサ32は、マグネット25と対向して設けられ、マグネット25の磁界の変化を検出してシャフト15およびロータ14の回転位置を検出する。
第1半導体モジュール40は、第1巻線組110への通電を切り替えるスイッチング素子401〜406を有する。
第2半導体モジュール45は、第2巻線組120への通電を切り替えるスイッチング素子451〜456を有する。
ヒートシンク35は、第1半導体モジュール40および第2半導体モジュール45が固定されるモジュール保持面36、37を有する。モジュール保持面36、37は、モータ部10のマグネット25が設けられる側の端部から立ち上がる方向に形成される。
第1系統モータ線115は、第1半導体モジュール40よりも径方向外側に設けられ、第1巻線組110を構成するU1コイル111、V1コイル112またはW1コイル113のうちのいずれか1つと第1半導体モジュール40とを接続する第1モータ線131、第2モータ線132および第3モータ線133から構成される。
第2系統モータ線125は、第2半導体モジュール45よりも径方向外側に設けられ、第2巻線組120を構成するU2コイル121、V2コイル122またはW2コイル123のうちのいずれか1つと第2半導体モジュール45とを接続する第4モータ線134、第5モータ線135および第6モータ線136から構成される。
第1系統モータ線115、および、第2系統モータ線125は、マグネット25を中心とする同心円C上に点対称に配置される。
第1系統モータ線115において、第2モータ線132の両側に配置される第1モータ線131および第3モータ線133は、第2モータ線に対して非対称に配置される。
同様に、第2系統モータ線125において、第5モータ線135の両側に配置される第4モータ線134および第6モータ線136は、第5モータ線135に対して非対称に配置される。
本実施形態では、第1系統モータ線115、および、第2系統モータ線125は、マグネット25を中心とする同心円C上に配置される。これにより、例えば第1系統モータ線115、および、第2系統モータ線125を直線状に配置する場合と比較し、円筒形状のスペース内でのレイアウトが容易となるので、駆動装置1の体格を小型化することができる。また、略環状に形成されるステータ12に巻回される第1巻線組110および第2巻線組120から、第1系統モータ線115および第2系統モータ線125を容易に引き出すことができる。
また、第1系統モータ線115および第2系統モータ線125は、点対称に配置される。すなわち、θ11=θ21、θ12=θ22であり、θ31=θ32=θ33=180[°]である。これにより、第1半導体モジュール40と第2半導体モジュール45とを同一形状とすることができるので、部品の共通化が可能である。
さらにまた、モータ線131、132、133は、非対称に配置される。すなわち、θ11≠θ12である。また、モータ線132は、モジュール保持面36の中心を通り、モジュール保持面36に垂直な中心線である第2中心線Lc2からずれた位置に配置される。
これにより、6つのスイッチング素子以外の電源リレーやモータリレー等の電子部品が第1半導体モジュール40として一体にモジュール化されているとき、第1半導体モジュール40内の素子配置に応じて形成されるモータ端子41とモータ線131〜133とを容易に接続することができる。
同様に、モータ線134、135、136は、非対称に配置される。すなわち、θ21≠θ22である。また、モータ線135は、モジュール保持面37の中心を通り、モジュール保持面37に垂直な中心線である第2中心線Lc2からずれた位置に配置される。
これにより、6つのスイッチング素子以外の電源リレーやモータリレー等の電子部品が第2半導体モジュール45として一体にモジュール化されているとき、第2半導体モジュール45内の素子配置に応じて形成されるモータ端子46とモータ線134〜136とを容易に接続することができる。
ところで、本実施形態では、マグネット25および回転角センサ32の径方向外側にモータ線131〜136が配置されるので、モータ線131〜136への通電による磁束漏れの影響により、回転角センサ32の検出誤差が生じる虞がある。
そこで本実施形態では、モータ線131〜136に通電される電流位相に応じ、回転角センサ32の検出誤差が小さくなるような相配置とする。
具体的には、第1巻線組110に通電される電流の位相と、第2巻線組120に通電される電流の位相とが等しい場合、マグネット25に対して対称に配置される第1モータ線131と第4モータ線134、第2モータ線132と第5モータ線135、第3モータ線133と第6モータ線136は、同じ相の第1巻線組110または第2巻線組120に接続される。すなわち、第1系統モータ線115の相配置と、第2系統モータ線125の相配置とが、点対称配置となっている。
これにより、第1系統モータ線115への通電により生じる磁界と、第2系統モータ線125への通電により生じる磁界とが打ち消し合うため、回転角センサ32の検出誤差を低減することができる。
また、第1巻線組110に通電される電流の位相と、第2巻線組120に通電される電流の位相とが異なる場合、マグネット25に対して対称に配置される第1モータ線131と第4モータ線134、第2モータ線132と第5モータ線135、第3モータ線133と第6モータ線136は、少なくとも2組が異なる相の第1巻線組110または第2巻線組120に接続される。すなわち、第1系統モータ線115の相配置と、第2系統モータ線125の相配置とが、非点対称配置となっている。
例えば、第1モータ線131がV1コイル112に接続され、第2モータ線132がU1コイル111に接続され、第3モータ線133がW1コイル113に接続される。また、第4モータ線134がU2コイル121に接続され、第5モータ線135がW2コイル123に接続され、第6モータ線136がV2コイル122に接続される。この場合、マグネット25に対して対称に配置される第1モータ線131と第4モータ線134、第2モータ線132と第5モータ線135、第3モータ線133と第6モータ線136は、全てが異なる相の第1巻線組110または第2巻線組120に接続される。
これにより、位相差通電を行った場合における回転角センサ32の検出誤差を低減することができる。
回転角センサ32は、MR素子により構成され、回転角センサ32における磁束密度は、20[mT]以上50[mT]以下である。これにより、回転角センサ32における検出誤差を低減することができる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、回転角センサは、MR素子である。他の実施形態では、回転角センサは、MR素子に限らず、例えばレゾルバやホールIC等の磁束を検出するセンサに適用できる。また、上記実施形態では、被検出部はマグネットである。他の実施形態では、回転角センサに応じ、回転角センサにてシャフトおよびロータの回転位置を検出可能なものであれば、被検出部には、どのようなものを用いてもよい。
上記実施形態では、第1半導体モジュールおよび第2半導体モジュールは、同一形状である。他の実施形態では、第1半導体モジュールと第2半導体モジュールとが異なる形状であってもよい。
また、上記実施形態では、1つのインバータを構成するスイッチング素子を1つのモジュールとする。他の実施形態では、1つのインバータを構成するスイッチング素子を、複数のモジュールにより構成してもよい。すなわち、第1半導体モジュールおよび第2半導体モジュールを複数のモジュールにより構成してもよい。
上記実施形態では、第1巻線組に通電される電流と第2巻線組に通電される電流が同位相である場合、被検出部に対して対称に配置される第1モータ線と第4モータ線、第2モータ線と第5モータ線、第3モータ線と第6モータ線を、同じ相の第1巻線組または第2巻線組に接続する。他の実施形態では、第1巻線組に通電される電流と第2巻線組に通電される電流の位相によらず、被検出部に対して対称に配置される第1モータ線と第4モータ線、第2モータ線と第5モータ線、第3モータ線と第6モータ線を、同じ相の第1巻線組または第2巻線組に接続してもよい。
また、上記実施形態では、第1巻線組に通電される電流と第2巻線組に通電される電流が異なる位相である場合、被検出部に対して対称に配置される第1モータ線と第4モータ線、第2モータ線と第5モータ線、第3モータ線と第6モータ線を、全てが異なる相の第1巻線組または第2巻線組に接続する。上記実施形態では、特に、第1モータ線がV1コイルに接続され、第2モータ線がU1コイルに接続され、第3モータ線がW1コイルに接続され、第4モータ線がU2コイルに接続され、第5モータ線がW2コイルに接続され、第6モータ線がV2コイルに接続される例を説明した。
他の実施形態では、被検出部に対して対称に配置される第1モータ線と第4モータ線、第2モータ線と第5モータ線、第3モータ線と第6モータ線が、全てが異なる相となる配置は、上述の例以外の配置であってもよい。
また、他の実施形態では、第1モータ線と第4モータ線、第2モータ線と第5モータ線、第3モータ線と第6モータ線のうち、2組が異なる相に接続されていれば、残りの1組は同じ相に接続されていてもよい。また、第1巻線組に通電される電流と第2巻線組に通電される電流の位相によらず、被検出部に対して対称に配置される第1モータ線と第4モータ線、第2モータ線と第5モータ線、第3モータ線と第6モータ線を、異なる相の第1巻線組または第2巻線組に接続してもよい。
上記実施形態では、第1系統モータ線において、真ん中に配置される第2モータ線は、モジュール保持面の中心からずれた位置に配置される。また、第2系統モータ線において、真ん中に配置される第5モータ線は、モジュール保持面の中心を通りモジュール保持面に垂直な中心線からずれた位置に配置される。他の実施形態では、第2モータ線および第5モータ線は、モジュール保持面の中心を通りモジュール保持面に垂直な中心線上に配置してもよい。
上記実施形態では、駆動装置は、電動パワーステアリング装置に適用される。他の実施形態では、駆動装置を電動パワーステアリング装置以外の装置に適用してもよい。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
1・・・駆動装置
10・・・モータ部
25・・・マグネット(被検出部)
32・・・回転角センサ
35・・・ヒートシンク
40・・・第1半導体モジュール
45・・・第2半導体モジュール
115・・・第1系統モータ線
125・・・第2系統モータ線

Claims (7)

  1. 3相巻線である第1巻線組(110)および第2巻線組(120)が巻回されるステータ(12)、前記ステータに対して回転可能に設けられるロータ(14)、および、前記ロータと一体に回転するシャフト(15)を有するモータ部(10)と、
    前記シャフトの一方の端部に設けられる被検出部(25)と、
    前記被検出部に対向して設けられ、前記被検出部の磁界の変化を検出して前記シャフトおよび前記ロータの回転位置を検出する回転角センサ(32)と、
    前記第1巻線組への通電を切り替えるスイッチング素子(401〜406)を有する第1半導体モジュール(40)と、
    前記第2巻線組への通電を切り替えるスイッチング素子(451〜456)を有する第2半導体モジュール(45)と、
    前記モータ部の前記被検出部が設けられる側の端部から立ち上がる方向に形成され前記第1半導体モジュールおよび前記第2半導体モジュールが固定されるモジュール保持面(36、37)を有するヒートシンク(35)と、
    前記第1半導体モジュールよりも径方向外側に設けられ、前記第1巻線組を構成するU1コイル(111)、V1コイル(112)またはW1コイル(113)のうちのいずれか1つと前記第1半導体モジュールとを接続する第1モータ線(131)、第2モータ線(132)および第3モータ線(133)から構成される第1系統モータ線(115)と、
    前記第2半導体モジュールよりも径方向外側に設けられ、前記第2巻線組を構成するU2コイル(121)、V2コイル(122)またはW2コイル(123)のうちのいずれか1つと前記第2半導体モジュールとを接続する第4モータ線(134)、第5モータ線(135)および第6モータ線(136)から構成される第2系統モータ線(125)と、
    を備え、
    前記第1系統モータ線、および、前記第2系統モータ線は、前記被検出部を中心とする同心円上に点対称に配置され、
    前記第1系統モータ線において、前記第2モータ線の両側に配置される前記第1モータ線および前記第3モータ線は、前記第2モータ線に対して非対称に配置され、
    前記第2系統モータ線において、前記第5モータ線の両側に配置される前記第4モータ線および前記第6モータ線は、前記第5モータ線に対して非対称に配置され
    前記被検出部に対して対称に配置される前記第1モータ線と前記第4モータ線、前記第2モータ線と前記第5モータ線、前記第3モータ線と前記第6モータ線は、少なくとも2組が異なる相の前記第1巻線組または前記第2巻線組に接続されることを特徴とする駆動装置(1)。
  2. 前記被検出部に対して対称に配置される前記第1モータ線と前記第4モータ線、前記第2モータ線と前記第5モータ線、前記第3モータ線と前記第6モータ線は、全てが異なる相の前記第1巻線組または前記第2巻線組に接続されることを特徴とする請求項に記載の駆動装置。
  3. 前記第1モータ線が前記V1コイルに接続され、前記第2モータ線が前記U1コイルに接続され、前記第3モータ線が前記W1コイルに接続され、
    前記第4モータ線が前記U2コイルに接続され、前記第5モータ線が前記W2コイルに接続され、前記第6モータ線が前記V2コイルに接続されることを特徴とする請求項に記載の駆動装置。
  4. 前記第2モータ線および前記第5モータ線は、前記モジュール保持面の中心を通り当該モジュール保持面に垂直な中心線からずれた位置に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の駆動装置。
  5. 前記第1巻線組に通電される電流の位相と、前記第2巻線組に通電される電流の位相とは、等しいことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の駆動装置。
  6. 前記第1巻線組に通電される電流の位相と、前記第2巻線組に通電される電流の位相とは、異なることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の駆動装置。
  7. 前記回転角センサは、磁気抵抗効果素子により構成され、
    前記回転角センサにおける磁束密度は、20[mT]以上50[mT]以下であることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の駆動装置。
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