JP5837689B2 - 光子計数uv−apd - Google Patents

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Description

本開示は、一般に、アバランシェフォトダイオード(ADP)に関し、より具体的には、アレイ化デバイスで使用されるAPDに関する。
APDは、光を電気信号に変換する半導体光検出器である。基本的APDは、2つの主要な領域、すなわち、吸収領域と増倍領域を有する。APDの設計に応じて、吸収領域は、増倍領域の一方の面だけかまたは両面にあるとすることができる。吸収領域で吸収される光子は、電子−正孔対を生成する。電子(吸収領域がp型である場合)は、低レベル電界によって増倍領域までドリフトするかまたは運ばれる。増倍領域内の強い電界は、増倍領域内の衝撃イオン化を通してより多くの電子−正孔対を生成するのに十分なエネルギーを電子が有する点まで電子を加速する。半導体およびAPDの設計に応じて、増倍領域に達する電子、正孔、または両方は、さらなる電子−正孔対を生成することができる点まで加速されることができる。このプロセスは、無期限にまたは全てのキャリアが、さらなるキャリアを生成することなく、増倍領域から掃き出されるまで継続することができる。衝撃イオン化のこのプロセスを通して、1つの電子−正孔対は、数百か数千以上の(またはかなり多くの)電子−正孔対を生成することができる。電子および正孔が端子に達すると、電流が生成され、電流が、検出され測定されることができる。
単一の吸収光子から生成される電子−正孔対の数(すなわちAPD利得)は、APDの設計および動作点に基づいて変動する。APDについて2つの主要な動作モード、すなわち、アナログモードおよびガイガーモードが存在する。
アナログモードでは、APDの利得は、APD構造およびAPDに印加される逆バイアスの関数である。通常、逆バイアスが高ければ高いほど利得が高い。たとえば、APDは、125Vで20の利得、また、185Vで300の利得を示す場合がある。1000まで又はそれ以上の利得が、APDの材料、製造プロセス、および設計に応じて可能である。アナログモードでは、増倍領域内の電界が、無期限に電子−正孔対を生成するほど強くないことに留意されたい。最終的に、キャリアの全ては、デバイスから掃き出され、別の光子が増倍領域に達する電子を生成するまで電流がゼロまで降下することになる。
ガイガーモードでは、APDは、アナログモードの場合より高くかつAPD絶縁破壊電圧を超えて逆バイアスされる。逆バイアスが、10または10の利得をもたらす場合がある非常に強い電界を生成する、または、上述した衝撃イオン化プロセスが、APDをさらに「ラッチし(latch)」、自己持続的になる場合がある。プロセスが自己持続的になる場合、電界が維持される限り、電子−正孔対が生成され続け、電流がAPDを通って流れ続けることになる。
APDの動作モードに加えて、APDに印加される逆バイアスはまた、生成される電子または正孔が衝撃イオン化プロセスを通して検出可能な信号を生成する確率を決定することができる。一部のAPDでは、逆バイアスは、1つのキャリア(たとえば、正孔)がAPDをトリガーする確率を、他のキャリア(たとえば、電子)がAPDをトリガーする確率と比較して減少させるように設定することができる。
光子が、生成される電子または正孔によって、自己持続的な衝撃イオン化プロセスを生成する場合、APDはクエンチを使用してそれ自身をリセットすることができる。特にAPDは受動又は能動クエンチを使うことができる。
受動クエンチは、APDのカソードまたはアノードとAPDに逆バイアスを供給する電圧源との間で直列に接続された値が高い抵抗器によって実装することができる。増倍領域内で自己持続的な衝撃イオン化プロセスをトリガーする電子を光子が生成すると、電流がAPDを通して流れ始める。電流は、値が高い抵抗器を通してかなりの電圧降下を引起すことになる。値が高い抵抗器の両端の電圧降下は、増倍領域内で電界を減少することになり、そのことは、増倍領域内の電子および正孔がさらなる電子−正孔対を生成することになる機会を減少させることになる。電界が十分に低く降下すると、衝撃イオン化プロセスが終了し、APDがリセットすることになる。その理由は、値が高い抵抗器が、その両端に電圧降下がもはやなくなるからである。
能動クエンチは、ラッチされるAPDを検出するクエンチ回路を使用する。APDがラッチされたことをクエンチ回路が検出すると、回路は、電圧源からAPDを切離すかまたはAPDに印加される逆バイアスを減少させることができる。これらの動作のいずれかが、増倍領域内の電界を減少させることになる。電界が十分に低く降下すると、自己持続的な衝撃イオン化プロセスが終了し、APDが伝導を停止することになる。その後、クエンチ回路は、APDに対して逆バイアスを回復して、次の光子のためにAPDをリセットすることができる。
利得以外に、APDの性能を記述するいくつかの他の重要なパラメータが存在する。たとえば、量子効率は、光子が吸収領域内で電子−正孔対を生成し、電子または正孔が増倍領域に達し、早期に終了しない衝撃イオン化プロセスを始動することになる確率である。暗計数率は、非光子生成キャリアが衝撃イオン化プロセスを始動する率である。これらの信号を、光子によって生成される信号から区別することは不可能である。
個々の離散的デバイスとしてAPDを使用することに加えて、複数のAPDを、統合化アレイにおいて使用することができる。アレイ化APDは、たとえばイメージング用途において有用である場合がある。シリコン光電子増倍管(silicon photomultiplier)(SiPM)は、APDのアレイを使用するデバイスの例である。APDのアレイでは、各APDは、アレイのピクセルとして知られる場合がある。
個々のAPDの性能パラメータに加えて、他の性能パラメータが、アレイ化APDにとって重要である場合がある。たとえば、クロストークは、1つのAPD内の衝撃イオン化プロセスが、隣のAPD内の衝撃イオン化プロセスをトリガーすることになる確率である。
APDのさらなる記述は、米国特許第7,759,623号および本発明の譲受人に譲渡された米国特許公報第2008/0012087号として公開された2007年3月20日に出願された米国特許出願第11/725,661号に見出すことができ、その両方が、全ての目的について、参照によりその全体を本明細書に組込まれる。
アバランシェフォトダイオード(ADP)の例示的な実施形態は、第1のドーピング型を有する第1の半導体基板を有する。第1の半導体層は第1の半導体基板の上部にある。第1の半導体層は、第1のドーピング型をドープされる。第2のエピタキシャル層は第1の半導体層の上部にある。第2のエピタキシャル層は、第1の半導体層内の第1のドーピング型の濃度より高い濃度で、第1のドーピング型を原位置でドープされる。第3のエピタキシャル層は第2のエピタキシャル層の上部にある。第3のエピタキシャル層は、第2のドーピング型を原位置でドープされる。第3のエピタキシャル層のドーピングは、第2のエピタキシャル層のドーピングと共に、第1のp−n接合を形成し、キャリア増倍領域は第1のp−n接合を含み、第3のエピタキシャル層は、光子のための吸収領域を形成する。第1の埋設領域は第3のエピタキシャル層内にある。埋設領域は第2のドーピング型をドープされる。
APDの第1の実施形態を作製するための例示的なプロセスの種々のステージを示す図である。 APDの第2の例示的な実施形態を作製するための別の例示的なプロセスの早期ステージを示す図である。 APDの第2の例示的な実施形態のオプションの特徴を示す図である。 APDの第3の実施形態を作製するための別の例示的なプロセスの種々のステージを示す図である。 カソードに対する背面接触がアノードに対する受動または能動クエンチを可能にする第3の実施形態を示す図である。 アノードに対する背面ビアが前面にある状態の、図1Eに示す第1の実施形態と同様の第4の実施形態を示す図である。 APDの5×5アレイの平面図である。 APDの5×5アレイの断面図である。
以下の説明は、当業者が種々の実施形態を作り使用することを可能にするために提示される。特定のデバイス、技法、および適用形態の説明は、例としてだけ提供される。本明細書で述べる例に対する種々の変更は、当業者にとって容易に明らかになると思われ、また、本明細書で規定される一般的な原理は、種々の実施形態の精神および範囲から逸脱することなく、他の例および適用形態に適用することができる。そのため、種々の実施形態は、本明細書で述べ示される例に限定されることを意図されるのではなく、特許請求の範囲に矛盾しない範囲を与えられる。
以下の議論は、400〜500nmの波長を有する光子を検出するために設計された、シリコンで作られ、p型吸収領域(たとえば、ボロンをドープされた)を有するAPDの例示的な実施形態を参照する。しかし、以下で論じる概念を、他の半導体(たとえば、GeまたはInGaAs)、他のドーピングスキーム(たとえば、n型吸収領域を使用する)、および他の波長を検出することに同様に適用することができることを当業者は認識するであろう。
図1A〜1Eは、APDを作製するための例示的なプロセス中の種々のステージにおけるAPDの第1の実施形態を示す。図1A〜1Eは、基板上の単一のAPDデバイスを示すが、製造中、多くのAPDが単一基板またはウェハ上に共に製造されることが理解されるべきである。さらに、以下の議論は、APDを作製するのに必要な全てのステップをカバーしない。当業者は、APDを作製するために他の必要なステップを認識するであろう。
例示的なプロセスの第1のステップは、開始材料を設けることである。図1Aは、第1の実施形態について基板を形成するウェハ100を示す。ウェハ100は、約450μm厚であり、約50mΩ−cm又はそれ以下の抵抗率をもたらすn型ドーピングを有する。代替的に、ウェハ100は、約200〜500μm厚であり、約1019cm−3〜1020cm−3のドーピング濃度を有する。他のウェハ厚、抵抗率、およびドーピング型もまた使用することができる。
図1Bは、ウェハ100の上部で成長した3つのエピタキシャル層102、104、および106を示す。層102、104、および106(ならびに開始材料)の厚さ、ドーピング、および材料は、光子の一定の波長を排除するかまたは含むために変動する場合がある。目下の実施形態では、APDは、400〜500nmの波長を有する光子がシリコンに吸収されるときに生成される電子に基づいて、これらの光子を検出するためシリコンを使用するように設計される。これらの型の光子についてのシリコン内の吸収深さは、1μm未満である。さらに、目下の実施形態では、生成される正孔に対するAPDの応答を最小にするように設計される。したがって、第1の例示的な実施形態は、p型半導体内でAPDの表面の1μm以内に吸収領域を有する。しかし、他の波長の光子を検出するように設計された他の実施形態では、吸収領域の場所は、層102、104、106の厚さまたはこれらの層のドーピングおよび開始材料を変動させることによって調節することができる。たとえば、吸収領域を、他の光子波長が検出されるように、層104と106との間のp−n接合の下に移動することができる。吸収領域を、ウェハ100ならびに層102、104、および106のドーピング型を逆にすることによって移動することができる。
層102は、層106と104との間のp−n接合によって形成される空乏領域を広げる。空乏領域を広げることによって、第1の実施形態のキャパシタンスが減少し、第1の実施形態が動作する速度を増加することができる。層102は、開始材料と同じドーピング型(n型)を有し、50〜500Ω−cmの抵抗率または約1012cm−3〜1015cm−3のドーピング濃度および10〜50μmの厚さを有することができる。層102を、そのエピタキシャル成長中に原位置でドープすることができる。
層104は、増倍領域の一部を形成する。層104は、開始材料と同じドーピング型(n型)を有し、2〜20Ω−cmの抵抗率または約1014cm−3〜1016cm−3のドーピング濃度および約3〜15μmの成長厚さを有することができる。層106は、吸収領域および増倍領域の一部を形成する。層106は、開始材料、層102、および層104と反対のドーピング型(p型)を有し、2〜20Ω−cmの抵抗率または約1014cm−3〜1016cm−3のドーピング濃度および3〜15μmの成長厚を有することができる。層104および106を、同様にエピタキシャル成長中に原位置でドープすることができる。層106を成長させている間に、層104からのドーピングは、層106に拡散するため、層106と104との間の物理的境界にp−n接合を形成する代わりに、p−n接合が層106内に形成される。このp−n接合の接合深さは、たとえば、表面下で1〜10μmとすることができる。
吸収領域は、層104および106によって形成されるp−n接合の他の面に移動するかまたは他の面を含むことができる。これは、特定の適用形態についてAPDを調節することができる。たとえば、目下の実施形態では、光子検出が、生成される電子に加えて、生成される正孔に基づく場合、p−n接合の他の面で生成される正孔は、APDに印加される逆バイアスが十分に高く、正孔がAPDをトリガーすることを可能にするよう電界が整形される場合、同様にAPDをトリガーすることができる。代替的に、層102、104、および106、ならびにウェハ100のドーピングが逆にされて、p−n接合の下で生成される電子がAPDをトリガーすることを可能にすることができる。これは、たとえば、シリコン内で他の光子波長を検出するのに有用である場合がある。
吸収領域および増倍領域における電界の適切な整形を、APDの性能を調節するために同様に使用することができる。たとえば、吸収領域又は増倍領域における電界の適切な形状は、APDに印加される逆バイアスがたとえ高くても、吸収領域またはp−n接合の他の面で生成される正孔によってAPDがトリガーされる確率を低減することができる。これは、たとえば生成される正孔がAPDをトリガーするという低い確率を維持しながら、生成される電子がAPDをトリガーする確率を増加させるためAPDの逆バイアスを増加させるときに有用である場合がある。
層102、104、106は全て、1つのプロセスステップで同時に成長することができる(すなわち、ウェハ100は、3つ全ての層が正長するまでエピタキシチャンバから除去されない)。代替的に、層は、異なるエピタキシチャンバ内で異なる時間に成長することができる。層104の成長と層106の成長との間にさらなる処理ステップを有するプロセスの例の場合、以下の図2に関する第2の実施形態の議論を参照されたい。
図1Cは、チャネル停止領域108が埋設された後のウェハ100を示す。これらの領域は、漏洩経路を防止することができる。領域108は、層104(n型)と同じ型のドーピングとすることができる。
図1Dは、1つまたは複数のインプラントが層106内に領域110を形成した後のウェハ100を示す。この領域は、増倍領域内で電界を整形するのを助ける。領域110は、層106と同じドーピング型(p型)とすることができる。領域110を、増倍領域が層106の露出表面まで延在しないことを保証するために同様に形成することができる。層106の露出表面の近くの領域110内のピークドーピングは、約1020cm−3とすることができる。
領域110のいずれかの端部におけるオプションの領域112は、増倍領域が横方向に延長するのを防止するために電界をさらに整形することができる。領域112が含まれる場合、領域112は、領域110を形成する同じインプラントによってまたは異なるインプラントによって形成することができる。たとえば、領域112の深さは、領域110の上の層106の表面と比較して領域112の上の層106の表面が異なるスクリーン酸化物厚を有する場合、領域110の深さに依存して変動する場合がある。
図1Eは、ウェハ100上に、アノード電極118、カソード電極120、絶縁層114、および反射防止被覆116を形成した後のAPDの第1の実施形態122を示す。アノード電極118は領域110および112に電気的に接続し、カソード電極120はウェハ100に電気的に接続する。第1の実施形態122は、吸収領域126(点線の箱)および増倍領域124(点線の箱)を含む。第1の実施形態122は、15〜100μm幅とすることができる。やはり、第1の実施形態は、吸収領域126において400〜500nmの波長を有する光子によって生成される電子を検出するように設計される。
上述したように形成されるデバイスの動作は次の通りである。カソード電極120とアノード電極118との間に大きな(たとえば、>100V)逆バイアスが印加されると、強い電界が、層104および106によって形成されるp−n接合の周りの増倍領域内に形成されることになる。光子が、吸収領域126に吸収される場合、電子−正孔対を生成することができる。正孔は、弱い電界によってアノード電極118に掃き出されることができる。電子は、弱い電界によって増倍領域124にドリフトするかまたは掃き出されることができ、そこで、強い電界が電子を加速する。電子が、十分なエネルギーを獲得(gain)する場合、増倍領域124内での衝撃イオン化を通してさらなる電子−正孔対を生成することができる。これらのキャリアは、強い電界によって分離されることになり、電極によって収集され、電流を生成する前に衝撃イオン化を通してさらなる電子−正孔対をトリガーすることができる。逆バイアスが十分に大きく、デバイスが適切に設計される場合、このプロセスは、自己持続的とすることができる。場合によっては、逆バイアスは、生成される電子がAPDをトリガーすることになる機会を増加させるのに十分に高いが、正孔がAPDを最小になるようトリガーする確率を維持することになる。
図1Fは、図1A〜1Eに関して先に論じたのと同様なプロセスによって作製された第1の実施形態の変形であるAPD128を示す。APD128は、APD128において、領域130が増倍領域内で電界をさらに整形することを除いて第1の実施形態122と同様である。領域130は、層106が成長する前に、層104に最初に埋設することによって形成することができる。インプラントが、十分に浅い場合、層106内に、また、層106が成長するにつれてさらに層104内に拡散することになる。
領域120は、層104のドーピングと同じドーピング型(n型)とすることができる。APD128では、領域120が電界を整形したため、増倍領域は、領域110および領域120の接合に集中する場合がある。
図2A〜2Dは、別の例示的なプロセスによるAPDの第2の実施形態におけるいくつかの早期ステージを示す。第5の実施形態は、第1の実施形態のエピタキシャル層102(図1B)が第5の実施形態において共に2つのウェハを接合することによって形成されることを除いて第1の実施形態と同様である。
特に、図2Aは、2つのウェハ200および100を示す。ウェハ100は、図1Aおよび第1の実施形態に関して述べた同じウェハ100とすることができる。ウェハ200は、ウェハ100と同じドーピングタイプ(n型)のウェハとすることができ、約50〜500Ω−cmの抵抗率を有する。ウェハ200は、上部露出表面202および下部露出表面204を有する。ウェハ100は上部露出表面206を有する。
図2Bは、ウェハボンディングプロセスがウェハ100の表面206をウェハ200の表面204に接合した後にウェハ200および100で作られる接合済みウェハ208を示す。ウェハボンディングプロセスは、たとえば熱および印加電圧と共にウェハの一方で非水素化中間層を使用して、2つのウェハ間に永久的接合部を生成することができる。ウェハボンディングプロセスのさらなる説明は、米国特許第7,192,841号において入手可能であり、その特許は、全ての目的のために、参照によりその全体が本明細書に組込まれる。
図2Cは、化学機械的研磨(chemical-mechanical polishing)(CMP)、エッチバック、またはCMPとエッチバックの両方の組合せなどの薄化技法を通して、ウェハ200が10〜70μmの厚さまで薄化された後の接合済みウェハ208を示す。上部露出表面202(図2B)は、薄化プロセスにおいて除去された。ウェハ200を薄化することによって、層210が形成され、層210は、第1の実施形態の層102(図1B)に対する類似層である。
図2Dは、層210上にエピタキシャル層104および106が成長した後の接合済みウェハ208を示す。層104および106は、上記図1Bに関して述べた同じ層とすることができる。図2Dに示すステージ後、接合済みウェハ208の処理は、図1C〜1Eまたは図2に関して先に説明したように継続することができる。
図2Eおよび図2Fは、図2Aおよび図2Bに関して述べた接合式ウェハプロセスに適用することができるオプションの変形を示す。特に、図2Eは、ウェハを共に接合する前にウェハ200またはウェハ100の表面上にあることができる絶縁層212を示す。絶縁層212の付加は、第5の実施形態を使用するAPDのアレイのクロストーク性能を改善することができる。APDのアレイは、図6および図7に関して以下で論じられる。絶縁層212は、たとえば二酸化シリコンとすることができる。図2Fは、ウェハ200内で形成されるインプラント領域214に加えて、絶縁層212を有する接合済みウェハ208を示す。インプラント領域214は、第5の実施形態のアレイが使用されるときに個々のAPDに対する背面接触を可能にすることができる。APDのアレイは、図6および図7に関して以下で論じられる。インプラント領域214の形成は、図3A〜3Fおよびインプラント領域306に関して以下で論じられる。インプラント領域214を使用することによって、図3Fおよび図4に関して以下で述べる背面接触スキームは、図1Eに関して先にまた図5に関して以下で述べた接触スキームに対する代替法として使用することができる。
図3A〜3Fは、別の例示的なプロセスによるAPDの第3の実施形態の作製における種々のステージを示す。この例示的なプロセスは、図3Aのウェハ300を開始材料として設けることによって始まる。ウェハ300は、第3の実施形態では、大多数の吸収領域を形成することができる。ウェハ300は、約450μm厚であり、n型ドーピングを有することができ、約10〜500Ω−cmの抵抗率または約1013cm−3〜1016cm−3のドーピング濃度をもたらす。ウェハ300はまた、前面302および背面304を有する。増倍領域および吸収領域がウェハ300内に形成されることになるため、高品質ウェハ(たとえば、フロートゾーンシリコンウェハ)が望ましい場合がある。
図3Bは、インプラント領域306が背面304上に埋設された後のウェハ300を示す。インプラント領域306は、同じドーピング型(n型)であるが、ウェハ300と比較してより高い濃度であることになる。たとえば、インプラント領域306は、1016cm−3〜1019cm−3のピークドーピングを有することができる。
図3Cは、ハンドルウェハ308がウェハ300の背面304に接合された後のウェハ300を示す。絶縁層310は、ウェハ300とハンドルウェハ308との間にあるとすることができる。絶縁層310は、たとえば二酸化シリコンとすることができる。ウェハ300およびハンドルウェハ308は、よく知られているウェハボンディング技法を使用して共に接合することができる。
図3Dは、ウェハ300が約85μmまで薄化された後のウェハ300を示すが、ウェハ300は、約10〜90μmの厚さまで薄化することができる。ウェハ300をハンドルウェハ308に最初に接合することによって、薄化される脆いウェハを処理する困難を回避することができる。ウェハ300を、研削、化学機械的研磨(CMP)、エッチバック、またはこれらの技法の組合せなどの従来の薄化技法によって薄化することができる。前表面311を高品質シリコン表面に戻すさらなる処理が必要とされる場合がある。たとえば、前表面311の熱酸化は、薄化プロセスによって損傷を受ける任意のシリコンを消費することができる。
図3Eは、いくつかのさらなるプロセスステップ後のウェハ300を示す。領域312は、ウェハ300と同じ型(n型)のドーピングを注入される。領域312は、領域312および314によって形成されるp−n接合にある増倍領域内で電界を整形するのを助ける。領域314は、ウェハ300と反対のドーピング型(p型)を注入される。領域314は、図1Cに関して先に論じた領域110と同様である。領域314は、領域312および314によって形成されるp−n接合の上部領域を形成する。上部領域は、ウェハ300の表面に隣接する。チャネル停止領域316は、図1Cに関して上述したチャネル停止領域108と同様とすることができる。アノード電極318、反射防止層320、および絶縁層322は、図1Eのアノード電極118、反射防止層114、および絶縁層116と同様とすることができる。
図3Eに示す構造に対する代替として、第3の実施形態は、ウェハ300とハンドルウェハ308との間に酸化物層310が存在していれば、カソード電極120(図1E)が省略されることを除いて、図1B〜1Eに関して上述したように図3Dに示すウェハ300を処理することによって処理されうる。
図3Eにおいて付加される特徴部が、インプラント領域306におおまかに整列されるため、領域312と314との間に形成されるp−n接合がインプラント領域306にオーバラップすることに留意されたい。増倍領域および他の特徴部がウェハ300内にまたウェハ300上にどのように形成されるかによらず、これらの特徴部をインプラント領域306に整列させるための何らかの方法が存在しなければならない。たとえば、アライメントは、ウェハ300を薄化する前に、ハンドルウェハ308に対して背面アライメントマークを付加することによって達成することができる。他のアライメントスキームを、同様に使用することができる。
図3Fは、APDの第3の実施形態324を示す。p−n接合のカソードは、インプラント領域306に接触するように、ハンドルウェハ308を貫通して形成されるビア324を通して接触されることができる。深掘り反応性イオンエッチング(deep reactive-ion etching)(DRIE)プロセスは、ビア324用の穴をエッチングするために使用することができる。その後、穴は、ビアを形成するために金属プラグで穴を充填する前に酸化物326で内張りされる。
図4は、オプションの背面ビア400を付加する第3の実施形態を示す。ビア400は、高抵抗率材料を充填されて、受動クエンチとして働くかまたは低抵抗率材料を充填されて、能動クエンチを可能にすることができる。
図5は、前面アノードを有する代わりに、アノード電極がビア502を通してp−n接合のアノードに接触することができることを除いて、第1の実施形態と同様の構造を有するAPDに対する背面接点を付加する第4の実施形態500を示す。そして、カソード電極を、ハンドルウェハ308の背面に形成することができる。第4の実施形態の背面ビアを、同様にAPDの他の実施形態と共に使用することができる。たとえば、図5に示す背面ビアを使用することは、接合済みウェハ間の絶縁層が使用されていない場合、第3の実施形態に関して特に有用である場合がある。
APDの第3の実施形態は、APDのアレイにおいて特に有用である場合がある。通常、APDアレイでは、いつ各APDが、他のAPDと独立して光子を吸収するかを検出することが望ましい。これは、アレイ内の各APDが、そのAPDが光子を吸収したときを決定することを外部回路が可能にする少なくとも1つの検出ラインを有することを必要とする。アレイが多数のAPDを有する場合、これらのラインは、アレイの表面積のかなりの部分を占める場合がある。これらのラインをアレイの背面に移動させることによって、アレイは、より小さくなるかまたはAPDが光子を収集するために利用可能なより多くのエリアを有する場合がある。図3Fまたは図4に示す第3の実施形態あるいは図5に示す第4の実施形態は、背面ラインを有するアレイに特に適する。その理由は、共通の背面接点を有する図1Eおよび図2の第1および第2の実施形態と対照的に、各APDが自分自身の個々の背面接点を有することになるからである。
図6は、アノード電極、絶縁層、および反射防止層が、例示を明確にするために表面から省略されたことを除いて、第3の実施形態と同様の構造を有するAPDの5×5アレイ600の平面図を示す。各APDは、増倍領域を画定するのを助ける領域114によって画定される。上から見た図はまた、ウェハ100(図1A)のドーピングによって規定されるドーピングレベルを有する領域である領域602を示す。チャネル停止領域116もまた示される。図7は、切断ライン604(図6)を通る5×5アレイ600の断面図である。100×100又はそれ以上のアレイもまた可能である。各APDは、離散的埋め込みインプラント領域706、708、および710にそれぞれ垂直にオーバラップする離散的p−n接合700、702、および704を有する。

Claims (14)

  1. アバランシェフォトダイオード(ADP)であって、
    第1のドーピング型を有する第1の半導体基板と、
    前記第1の半導体基板の上部の第1の半導体層であって、前記第1のドーピング型をドープされる、第1の半導体層と、
    前記第1の半導体層の上部の第2のエピタキシャル層であって、前記第1の半導体層内の前記第1のドーピング型の濃度より高い濃度で、前記第1のドーピング型を原位置で(in-situ)ドープされる、第2のエピタキシャル層と、
    前記第2のエピタキシャル層の上部の第3のエピタキシャル層であって、第2のドーピング型を原位置でドープされ、第3のエピタキシャル層のドーピングは、第2のエピタキシャル層のドーピングと共に、第1のp−n接合を形成し、キャリア増倍領域は前記第1のp−n接合を含み、第3のエピタキシャル層は、光子のための吸収領域を形成する、第3のエピタキシャル層と、
    前記第3のエピタキシャル層内の第1の埋設領域であって、前記第2のドーピング型をドープされる、第1の埋設領域とを備えるAPD。
  2. 前記第1の半導体層は、第1のエピタキシャル層であり、前記第1のドーピング型を原位置でドープされる請求項1に記載のAPD。
  3. 前記第1の半導体層は、前記第1の半導体基板に接合される第2の半導体基板である請求項1に記載のAPD。
  4. 前記第1のドーピング型はn型であり、前記第2のドーピング型はp型であり、前記半導体基板はシリコンで作られる請求項1に記載のAPD。
  5. 前記第2のエピタキシャル層および前記第3のエピタキシャル層の部分にオーバラップする前記第1のドーピング型の第2の埋設領域をさらに備え、前記第2の埋設領域は、前記第1の埋設領域と共に第2のp−n接合を形成する請求項1に記載のAPD。
  6. 前記第1または第2の半導体基板は、表面上に絶縁層を有し、前記絶縁層は、前記第2および第1の半導体基板にそれぞれ接合される請求項3に記載のAPD。
  7. 前記第2の半導体基板内に埋め込みインプラント領域をさらに備え、前記埋め込みインプラント領域は、前記第2の半導体基板の前記接合表面に隣接し、前記埋め込みインプラント領域は、前記第1のドーピング型をドープされる請求項6に記載のAPD。
  8. 前記第3のエピタキシャル層の上部表面上で前記第1の埋設領域に電気的に接続するアノード電極と、
    前記半導体基板の下部表面上で前記半導体基板に電気的に接続するカソード電極とをさらに備える請求項4に記載のAPD。
  9. 前記カソード電極は、前記アノード電極より高くバイアスされる請求項8に記載のAPD。
  10. アバランシェフォトダイオードを作製するためのプロセスであって、
    第1のドーピング型を有する半導体ウェハを準備すること、
    第1のエピタキシャル層であって、前記第1のドーピング型を原位置でドープされる、第1のエピタキシャル層を前記半導体ウェハの上部で成長させること、
    第2のエピタキシャル層であって、前記第1のエピタキシャル層内の前記第1のドーピング型の濃度より高い濃度で、前記第1のドーピング型を原位置でドープされる、第2のエピタキシャル層を前記第1のエピタキシャル層の上部で成長させること、
    第3のエピタキシャル層であって、第2のドーピング型を原位置でドープされ、第3のエピタキシャル層は、第2のエピタキシャル層と共に、第1のp−n接合を形成し、キャリア増倍領域は前記第1のp−n接合を含み、第3のエピタキシャル層は吸収領域を形成する、第3のエピタキシャル層を前記第2のエピタキシャル層の上部で成長させること、および、
    前記第3のエピタキシャル層内の第1の領域に、前記第2のドーピング型のイオンを注入することを含むプロセス。
  11. エピタキシチャンバは、前記第1、第2、および第3のエピタキシャル層を成長させ、前記第1、第2、および第3のエピタキシャル層は、前記エピタキシチャンバ内で同時に成長される請求項10に記載のプロセス。
  12. 前記第2のエピタキシャル層内の第2の領域に、前記第1のドーピング型のイオンを注入することをさらに含み、前記第2の領域は、前記第3のエピタキシャル層を成長させる前に注入され、前記第2の領域は、前記第1の領域と共に第2のp−n接合を形成する請求項10に記載のプロセス。
  13. 前記第1のドーピング型はn型であり、前記第2のドーピング型はp型であり、前記半導体ウェハはシリコンで作られる請求項10に記載のプロセス。
  14. アノード電極であって、前記第1の領域に電気的に接続する、アノード電極を前記第3のエピタキシャル層の上部に形成すること、および、
    カソード電極を前記半導体ウェハの下部に形成することをさらに含む請求項13に記載のプロセス。
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