JP5830734B2 - 封筒供給装置及び封緘装置 - Google Patents
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そして、本発明は、上記封筒供給装置において、次のような構成を採用することができる。
(a)捌きローラのローラ支軸を回転自在に支持するローラホルダーと、前記ローラ支軸より搬送方向上流側で、前記ローラホルダーを揺動自在に支持する揺動支軸と、各ばねの付勢力を捌きローラ毎に調整する捌き圧調整手段とを備えた。
(4)ローラ支軸より搬送方向上流側で、ローラホルダーを揺動自在に支持する揺動支軸を備えた場合は、封筒を適正に分離し、搬送することができる。
図1乃至図3は、本発明に係る封筒供給装置を備えた封緘装置の全体の構成を示している。図1は、封緘装置Kの全体の斜視図である。図1において、封筒Nの搬送経路は、往路と復路を有する往復式(あるいはスイッチバック式)となっており、往路の搬送方向を矢印F1で示し、復路の搬送方向を矢印F2で示している。また、説明の都合上、往路搬送方向F1側を装置の「前側」と称し、搬送方向F1(及びF2)と直交する方向を、搬送幅方向Wと称して説明する。
図2、3において、封筒供給部2は、複数の封筒Nが載置される載置台21と、載置台21上に設けられ、封筒Nの幅方向両端を規制する左右一対のガイド板22と、載置台21に形成された開口から上方に突出する複数の供給ローラ23を備えており、該供給ローラ23の表面には、搬送幅方向Wに延びる多数の切り込み溝が形成されている。一対のガイド板22は、載置台21上に載置された封筒Nの前端縁が当接する前板19に連結され、前記前板19上面には、ガイド板22の搬送幅方向Wへの移動及び移動後の該ガイド板22の固定に用いる摘み18が設けられている。ガイド板22の前端下部及び後端下部には、それぞれ載置台21に設けたガイド板案内用の開口77に挿通され、下方に延びる案内棒72が設けられており、一対のガイド板22が封筒Nの大きさに応じて、搬送幅方向Wの位置が調節自在である。
図4は第1の搬送ローラ機構としての役目も果たす捌きローラ機構11の断面図であり、図5は、前記捌きローラ機構11の部分拡大斜視図である。図4、5において、捌きローラ機構11は、往路搬送経路の下側に配置された搬送ローラ31と、該搬送ローラ31の上側に配置された捌きローラ32とから構成されている。この搬送ローラ31は、載置台21上に載置され、供給ローラ23により搬送された封筒Nを更に下流側へ搬送する。図4に示すように、捌きローラ32は、搬送幅方向Wに間隔おいて4個配設され、搬送ローラ31も、搬送幅方向Wに間隔をおいて、前記各捌きローラ32に対応する位置に4個配設されている。
図3において、第2の搬送ローラ機構12は、往路搬送経路の下側に配置された搬送ローラ41と、該搬送ローラ41の上側に配置された押さえローラ42とから構成されており、搬送ローラ41は、搬送経路の搬送幅方向Wの略全幅に亘るように形成され、押さえローラ42は、捌きローラ32と同様に、搬送幅方向Wに間隔おいて4個配設されている。図示省略するが、この4個の押さえローラ42の各ローラ支軸は、捌きローラ32と同様に、それぞれローラホルダーに回転自在に支持され、該ローラホルダーは、揺動軸を軸心として揺動自在となっている。
封止部13は、往路兼復路の搬送経路の下側に配置された搬送ローラ51と、該搬送ローラ51の上側に配置された押さえローラ52と、封筒検出センサー58とから構成されており、搬送ローラ51及び押さえローラ52は、共に搬送経路の搬送幅方向Wの略全幅に亘るように形成される。搬送ローラ51の駆動軸は、左右側壁30に回転自在に支持され、軸方向の一端が、第3のベルト伝達機構69に連結され、該第3のベルト伝達機構69は、図3に示す第3の駆動モータ70に連結されている。
ている。
図7は、図3におけるIII−III線矢視断面図である。糊塗布部14は、搬送幅方向Wに延びる上下のガイドレール61,62に移動可能に支持されたスライダー63と、該スライダー63に昇降可能に支持されたカセットホルダー64と、該カセットホルダー64に着脱自在に装着されたテープ糊カセット65と、テープ糊カセット65の下方に配置された糊付け台66とを備えている。前記ガイドレール61,62は、保持ケース60の左右側壁に支持されている。スライダー63は、ガイドレール62と平行に敷設されたベルト式駆動機構67に連結され、カセットホルダー64は、スライダー63内に配置された昇降用駆動モータ68に連結されている。
図3において、折り目形成部15は、前記糊塗布部14の糊付け台66の往路搬送方向F1側に隣接するように配置された下型81と、該下型81に上方から対向する上型82とを備えており、下型81には、略V字状の折り目形成用凹部81aが形成され、上型82は、前記凹部81aに嵌入可能な厚板状に形成されている。前記上型82は、昇降可能な昇降フレーム83の上端部に固着され、昇降手段84により昇降される。
図3において、第4の搬送ローラ機構としての役目も果たす位置決め用ローラ機構16は、折り目形成部15の前側に配置されており、搬送経路の下側に配置された搬送ローラ91と、搬送ローラ91に上方から対向する押さえローラ92とから構成されている。搬送ローラ91の駆動軸は、左右側壁30に回転自在に支持され、軸方向の一端が、第3のベルト伝達機構69に連結され、搬送ローラ91は、第3の駆動モータ70の駆動より封止部13の搬送ローラ51と同期回転するように構成されている。
封緘作業の際、図3において、封筒Nの後端側に位置するフラップNaの糊付け面が上方に向き、該フラップNaが開いた状態で、封筒供給部2の載置台21上に積載される。積載された封筒Nは、供給ローラ23の回転により、最下位から往路搬送方向F1に供給され、捌きローラ機構11により、一枚ずつに分離される。
図9は、捌きローラ機構11の変形例を示している。図9では、捌き圧調整手段40aが、螺子46に替えて、モータ(図示省略)の駆動によって回動するカム機構54を備え、該カム機構54が、ローラホルダー36の前端部に当接され設置されている。また、新たに、厚さセンサ55を設けている。厚さセンサ55は、搬送ローラ31と捌きローラ32の間に挟持した封筒Nの搬送幅方向Wにおける厚さ情報を検出する。
31 搬送ローラ
32 捌きローラ
34 ローラ支軸
36 ローラホルダー
37 ばね
39 固定壁
40 捌き圧調整手段
46 螺子
54 カム機構
55 厚さセンサ
Claims (11)
- 複数の封筒が載置される載置台と、前記載置台上に載置された封筒を下流側へ搬送する搬送ローラと、搬送方向と直交する搬送幅方向に間隔をおいて複数設けられ、個々独立したばねにより搬送ローラ側に付勢されるとともに、搬送ローラに対し個別に近接離間する捌きローラと、捌きローラのローラ支軸を回転自在に支持するローラホルダーと、搬送ローラと捌きローラの間に挟持した封筒の搬送幅方向における厚さ情報を、前記ローラホルダーとの距離により検出する厚さセンサと、各ばねの付勢力を捌きローラ毎に調整する捌き圧調整手段とを備え、前記厚さセンサにより検出された厚さ情報に基づいて、個々の捌き圧調整手段を制御することを特徴とする封筒供給装置。
- 複数の封筒が載置される載置台と、前記載置台上に載置された封筒を下流側へ搬送する搬送ローラと、搬送方向と直交する搬送幅方向に間隔をおいて複数設けられ、個々独立したばねにより搬送ローラ側に付勢されるとともに、搬送ローラに対し個別に近接離間する捌きローラと、各ばねの付勢力を捌きローラ毎に調整する捌き圧調整手段とを備え、前記捌き圧調整手段は、封筒の厚さが所定量以上厚い箇所の捌きローラと搬送ローラとの間の距離を、封筒の厚さより長くするようばねの付勢力を調整することを特徴とする封筒供給装置。
- 搬送ローラと捌きローラの間に挟持した封筒の搬送幅方向における厚さ情報を検出する厚さセンサと、前記厚さセンサにより検出された厚さ情報に基づいて、個々の捌き圧調整手段を制御することを特徴とする請求項2に記載の封筒供給装置。
- 捌きローラのローラ支軸を回転自在に支持するローラホルダーと、前記ローラ支軸より搬送方向上流側で、前記ローラホルダーを揺動自在に支持する揺動支軸と、各ばねの付勢力を捌きローラ毎に調整する捌き圧調整手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の封筒供給装置。
- 前記捌きローラを3つ以上設置したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の封筒供給装置。
- 捌きローラのローラ支軸を、回転自在に支持するローラホルダーを備え、前記ばねの一端部が、前記ローラホルダーに係止されるとともに、他端部が装置本体の固定壁に係止されてなり、捌き圧調整手段は、前記ばねの付勢力を調整可能に前記ローラホルダーに係止する係止部材を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の封筒供給装置。
- 係止部材は、前記ばねの付勢力に抗して、ローラホルダーを係止し、搬送ローラに対し捌きローラを離間させることを特徴とする請求項6に記載の封筒供給装置。
- 係止部材は、螺子またはカム機構により構成されることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の封筒供給装置。
- 操作パネルより入力された封筒の搬送幅方向における厚さ情報に基づいて、個々の捌き圧調整手段を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の封筒供給装置。
- 捌き圧調整手段は、封筒の搬送幅方向における厚さが、厚い箇所に対応する捌きローラを付勢する前記ばねの付勢力を、前記箇所より薄い箇所に対応する捌きローラを付勢する前記ばねの付勢力より弱くするように調整されることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の封筒供給装置。
- 請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の封筒供給装置を備えた封緘装置。
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