JP5826658B2 - エアバッグ装置及びホーンスイッチ装置 - Google Patents

エアバッグ装置及びホーンスイッチ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5826658B2
JP5826658B2 JP2012024393A JP2012024393A JP5826658B2 JP 5826658 B2 JP5826658 B2 JP 5826658B2 JP 2012024393 A JP2012024393 A JP 2012024393A JP 2012024393 A JP2012024393 A JP 2012024393A JP 5826658 B2 JP5826658 B2 JP 5826658B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torsion spring
retainer
hole
hook
movable contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012024393A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013159281A (ja
Inventor
成一 神山
成一 神山
政利 松尾
政利 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takata Corp
Original Assignee
Takata Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takata Corp filed Critical Takata Corp
Priority to JP2012024393A priority Critical patent/JP5826658B2/ja
Priority to PCT/JP2013/051482 priority patent/WO2013118590A1/ja
Publication of JP2013159281A publication Critical patent/JP2013159281A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5826658B2 publication Critical patent/JP5826658B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/203Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in steering wheels or steering columns
    • B60R21/2035Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in steering wheels or steering columns using modules containing inflator, bag and cover attachable to the steering wheel as a complete sub-unit
    • B60R21/2037Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in steering wheels or steering columns using modules containing inflator, bag and cover attachable to the steering wheel as a complete sub-unit the module or a major component thereof being yieldably mounted, e.g. for actuating the horn switch or for protecting the driver in a non-deployment situation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/217Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)
  • Steering Controls (AREA)

Description

本発明は、ステアリングホイールに設けられるエアバッグ装置及びホーンスイッチ装置に関する。
ステアリングホイールに変位可能に設けられるエアバッグ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このエアバッグ装置は、エアバッグ、インフレータ、及びモジュールカバーを組み付けたリテーナを備えている。リテーナの底壁外面に略矢尻形状のフック部が突出して設けられており、このフック部がステアリングホイールに係合する。これにより、抜け止め状態で、フック部軸線方向に沿ってリテーナの変位が可能となっている。
また、このエアバッグ装置は、ホーンを鳴動させるために運転者等が操作するスイッチ操作部を兼用している。常時は、フック部を取り巻くように設けられたコイルバネの付勢力によってリテーナが押し上げられている。運転者等がエアバック装置を押圧操作すると、上記付勢力に抗してリテーナが押し下げられ、ホーンスイッチ用の接点が導通してホーンが鳴動する。
特開2007−050876号
上記従来技術では、上述したように、常時は、コイルバネの付勢によってリテーナが押し上げられる。しかしながら、車両走行等によって車体の振動が生じた場合に、エアバッグ装置がフック部の軸線方向に変位する場合があった。この場合、フック部とトーションバネとが摺接し異音が発生する可能性もあった。
本発明の目的は、フック部とトーションバネとの摺接に伴う異音の発生を抑制できるエアバッグ装置及びホーンスイッチ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願第1発明は、ステアリングホイールに設けられるエアバッグ装置であって、前記ステアリングホイールの保持部に設けられ、開放側にエアバッグを収納するリテーナと、前記リテーナの前記開放側に収納された前記エアバッグを覆うカバーと、前記リテーナ及び前記保持部に常時は離間した対向状態で設けられたホーン接点と、前記ホーン接点が離間するように、前記リテーナを、前記カバーの押圧によるホーン操作とは逆方向の前記保持部から離反する方向へ付勢するコイルバネと、前記リテーナ及び前記保持部のうち一方から前記コイルバネの付勢方向に沿って突出して設けられ、前記リテーナ及び前記保持部のうち他方に設けられた貫通孔に挿入されるフック部と、前記リテーナ及び前記保持部のうち前記他方に設けられ、前記貫通孔に挿入された前記フック部に弾性的に係合して、前記フック部の前記貫通孔からの離脱を防止するためのトーションバネと、を有し、前記フック部の表面のうち、少なくとも前記トーションバネとの係合時における前記コイルバネの付勢方向に沿う方向及び前記コイルバネの付勢方向と直行する方向の前記フック部と前記トーションバネとの相対的な接触範囲に緩衝材を設けたことを特徴とする。
本願第1発明のエアバッグ装置は、ステアリングホイールの保持部に設けられる。また、エアバッグ装置は、エアバッグを収納するリテーナを備えている。そして、リテーナ及び保持部の一方に設けたフック部が、他方に設けた貫通孔に挿入される。このとき、コイルバネによって、リテーナは保持部から離反する方向に付勢されているが、上記のように貫通孔に挿入された状態のフック部に対しトーションバネが弾性的に係合している。これにより、貫通孔からのフック部の離脱が防止されるとともに、コイルバネの上記付勢力によって、リテーナは保持部に対し弾性的に変位可能に保持される。
このような弾性的な保持状態では、車両走行等によって車体の振動が生じた場合に、エアバッグ装置が上記コイルバネの付勢方向に沿って変位する場合がある。この場合、フック部とトーションバネとが摺接して異音が発生する。そこで、本願第1発明においては、フック部の表面のうち、少なくともトーションバネとの接触範囲に緩衝材を設ける。これにより、上記摺接状態を緩和し、異音発生を防止することができる。
第2発明は、上記第1発明において、前記フック部は、前記リテーナのうち前記開放側と反対側の壁面から突出して設けられ、前記保持部に設けられた貫通孔に挿入され、前記トーションバネは、前記保持部に設けられ、前記保持部の前記貫通孔に挿入された前記フック部に弾性的に係合して、前記フック部の前記貫通孔からの離脱を防止することを特徴とする。
これにより、リテーナに設けたフック部が、ステアリングホイールの保持部に設けた貫通孔に挿入された後、保持部に設けたトーションバネで係合され、弾性的に変位可能に保持された構造において、フック部とトーションバネとの摺接による異音発生を防止することができる。
第3発明は、上記第1又は第2発明において、前記フック部は、突出する先端側に設けられた傾斜形状の頭部と、前記頭部の基端側に位置し、前記トーションバネと係合する係合部と、を備え、前記緩衝材は、前記頭部と、前記係合部とに、設けられていることを特徴とする。
緩衝材を、フック部の係合部に設けることにより、フック部とトーションバネとが摺接する部位からの異音発生を確実に防止することができる。
また、上記のように、本願第3発明では、先端側に傾斜形状の頭部を備えると共に基端側に係合部を備えたフック部が貫通孔に挿入された後、上記フック部の係合部にトーションバネが係合することで、リテーナがステアリングホイールに保持される。このような構造の場合、製造組み立て時には、傾斜形状の上記頭部がトーションバネの弾性力に抗してトーションバネを押し広げながら貫通孔に挿入されていき、頭部が貫通孔を十分に貫通した後に、上記押し広げられたトーションバネが上記押し広げ方向と反対方向に復元されることで、上記頭部より基端側に位置する係合部での係合を行う。
したがって、前述のようなフック部の係合部とトーションバネとの摺接に加え、組み立て時において上記頭部と上記トーションバネとの摺接も発生する。本願第3発明ではこれに対応し、上記係合部のみならず上記頭部にも緩衝材を設ける。これにより、上記組み立て時におけるフック部とトーションバネとの摺接も緩和することができる。
第4発明は、上記第3発明において、前記頭部に設けられる緩衝材と、前記係合部に設けられる緩衝材とを、一体的に設けたことを特徴とする。
前述のように、フック部の上記頭部に緩衝材を設けることで、組み立てを行う際における頭部とトーションバネとの摺接を緩和することができる。但し、トーションバネによる接触押圧力が強い場合に、頭部に設けた緩衝材が例えば部分的に剥がれる可能性がある。そこで、本願第4発明においては、頭部での摺接防止用の緩衝材と係合部での摺接防止用の緩衝材とを一体的に設ける。これにより、それら2つの緩衝材を別々に設ける場合に比べ、上記の剥がれを起こりにくくすることができる。
第5発明は、上記第4発明において、前記頭部の表面に溝が形成されており、前記頭部に設けられる緩衝材は、前記溝の内部に設けられていることを特徴とする。
これにより、頭部での摺接防止用の緩衝材がトーションバネから受ける押圧力を低減することができるので、前述の剥がれをさらに起こりにくくすることができる。
上記目的を達成するために、本願第6発明は、ステアリングホイールに設けられるホーンスイッチ装置であって、前記ステアリングホイールの保持部に設けられる固定接点と、前記保持部に対して遠近可能に設けられる可動接点支持部と、前記可動接点支持部に、前記固定接点に常時は離間した対向状態で設けられた可動接点と、前記可動接点支持部を前記遠近方向に操作可能なカバーと、前記固定接点と前記可動接点とが離間するように、前記可動接点支持部を、前記カバーの押圧によるホーン操作とは逆方向の前記保持部から離反する方向へ付勢するコイルバネと、前記可動接点支持部及び前記保持部のうち一方から前記コイルバネの付勢方向に沿って突出して設けられ、前記可動接点支持部及び前記保持部のうち他方に設けられた貫通孔に挿入されるフック部と、前記可動接点支持部及び前記保持部のうち前記他方に設けられ、前記貫通孔に挿入された前記フック部に弾性的に係合して、前記フック部の前記貫通孔からの離脱を防止するためのトーションバネと、を有し、前記フック部の表面のうち、少なくとも前記トーションバネとの係合時における前記コイルバネの付勢方向に沿う方向及び前記コイルバネの付勢方向と直行する方向の前記フック部と前記トーションバネとの相対的な接触範囲に緩衝材を設けたことを特徴とする。
本願第6発明のホーンスイッチ装置は、ステアリングホイールの保持部に設けられる。また、ホーンスイッチ装置は、可動接点が設けられる可動接点支持部を備えている。そして、可動接点支持部及び保持部の一方に設けたフック部が、他方に設けた貫通孔に挿入される。このとき、コイルバネによって、可動接点支持部は保持部から離反する方向に付勢されているが、上記のように貫通孔に挿入された状態のフック部に対しトーションバネが弾性的に係合している。これにより、貫通孔からのフック部の離脱が防止されるとともに、コイルバネの上記付勢力によって、可動接点支持部は保持部に対し弾性的に変位可能に保持される。
このような弾性的な保持状態では、車両走行等によって車体の振動が生じた場合に、ホーンスイッチ装置が上記コイルバネの付勢方向に沿って変位する場合がある。この場合、フック部とトーションバネとが摺接して異音が発生する。そこで、本願第6発明においては、フック部の表面のうち、少なくともトーションバネとの接触範囲に緩衝材を設ける。これにより、上記摺接状態を緩和し、異音発生を防止することができる。
本発明によれば、フック部とトーションバネとの摺接に伴う異音の発生を抑制することができる。
本発明の一実施の形態のエアバッグ装置が適用されるステアリングホイールの要部の断面図である。 ステアリングホイールの要部の平面図である。 ステアリングホイールの裏側からの要部の分解斜視図である。 エアバッグ装置の裏側からの斜視図である。 本発明の一実施の形態に適用されるフック部を示し、(A)は溝加工前のフック部の斜視図、(B)は溝加工状態のフック部の斜視図、(C)は緩衝シート張り付け状態のフック部の斜視図である。 本発明の一実施の形態に適用されるフック部を示し、緩衝シート張り付け状態のフック部の側面図である。 本発明の一実施の形態に係る要部構造を示し、(A)はフック部係合前の要部の断面図、(B)はフック部係合状態の要部の断面図である。 本発明の一実施の形態に係るフック部係合状態の要部の斜視図である。 本発明の一実施の形態のホーンスイッチ装置が適用されるステアリングホイールの要部の断面図である。
次に、本発明の一実施形態に係るエアバッグ装置を図面を参照しつつ説明する。
図1は本実施の形態に係るエアバッグ装置の要部の断面図、図2は本実施の形態に係るステアリングホイールの要部の平面図、図3は本実施の形態に係るステアリングホイールの裏側からの要部の分解斜視図、図4は本実施の形態に係るエアバッグ装置の裏側からの要部の斜視図、図5は本実施の形態に適用されるフック部を示し、図5(A)は溝加工前のフック部の斜視図、図5(B)は溝加工状態のフック部の斜視図、図5(C)は緩衝シート張り付け状態のフック部の斜視図、図6は本一実施の形態に適用されるフック部を示し、緩衝シート張り付け状態のフック部の側面図である。
なお、以下の説明においては、上下・左右方向とは、特に指定しない限り、車両直進時の前進時を基準とした、車体の上下左右と一致した方向を示す。
図1において、公知の金属フレーム構造からなるステアリングホイール12にベース部14(保持部)が備えられており、このベース部14にエアバッグ装置20が保持されている。
ステアリングホイール12は、図2及び図3に示すように、車体直進操作状態においてベース部14から左右及び下方に向ってそれぞれスポーク部14L,14R,14Dが延出している。そして、各スポーク部14L,14R,14Dの先端に外周のホイールリム16が設けられている。なお、ホイールリム16はカバー18に覆われている。
一方、ベース部14には、複数(本実施の形態では三ヵ所)の挿通孔14aが形成されている。また、ベース部14の上面側には、線材を略U字状に屈曲させて対向する二本の線材が接近・離反可能となるようにバネ性を付与されたトーションバネ30が配置されている。このトーションバネ30は、ベース部14に固定された押さえ片32とベース部14との協働によって、バネとしての弾力性(対向する二本の線材の接近・離反)を許容するように保持されている。また、押さえ片32には、挿通孔14aに対応する位置に貫通孔32aが形成されている。この際、挿通孔14a及び貫通孔32aの中に、トーションバネ30の二本の線材のうちの一方が露出している(図2参照)。なお、本実施の形態においては、ベース部14には挿通孔14aとは別に、複数(本実施の形態では二ヵ所)のガイド穴14bが形成されている。また、押さえ片32はベース部14と一体に形成しても良いし、別体でベース部14に固定しても良い。
エアバッグ装置20は、一方側(図2中上側)が開放した略筐体形状のリテーナ22と、リテーナ22の内部に上記開放側から折り畳み状態で収納されたエアバッグ24と、エアバッグ24を膨張させるための圧力ガスを供給するインフレータ26と、エアバッグ24を覆うようにリテーナ22に装着された合成樹脂製のモジュールカバー28(カバー)等を備えている。なお、モジュールカバー28は、リテーナ22の上記一方側である上記開放側の端部を覆うように(言い換えればエアバッグ24を覆うように)リテーナ22に固定されている。そして、エアバッグ24が膨張展開する際には、エアバッグ24の膨張力によってモジュールカバー28が開裂することで上記膨出を許容するように構成されている。
リテーナ22は、図4に示すように、ベース部14の上記一方側に対面配置された(言い換えればリテーナ22全体における上記一方側と反対側である図2中下方側に配置された)底壁22aと、底壁22aの周縁部から上記一方側へ立設された周壁22bと、底壁22aの外面(底面)から突出された複数(ガイド穴14bと同数)のガイド軸22cと、底壁22aの外面(底面)から後方側へ突出された複数(挿通孔14aと同数)のランス122(フック部)と、を備えている。
ガイド軸22cは、底壁22aの左右の側縁部の上下方向中間付近にそれぞれ設けられている。また、ガイド軸22cは、ガイド孔14bと係合し、リテーナ22言い換えればエアバッグ装置20の、ベース部14に対する接近及び離反方向への移動変位方向を規定する。なお、ランス122によってフック部の軸線方向に沿う移動変位を十分に規定することができる場合には、ガイド軸22cは適宜省略しても良い。
ランス122は、底壁22aの上部の左右のコーナー部付近及び下部の左右方向中間付近の三ヵ所にそれぞれ設けられている。また、ランス122は、突出する先端側に設けられた傾斜形状の頭部122aと、頭部122aの基端側(底壁22a側)に位置し、トーションバネ30と係合するための係合部122bと、係合部122bよりさらに基端側に位置する支持部222cと、を備えている。頭部122aは、リテーナ22の進退方向(底壁22aの法線方向)と交叉する方向に張り出すようにして突設されている。また、ランス122の頭部122aには、図5(A)に示す状態の頭部122aの母材に対し、図5(B)に示すように溝123を形成した後、さらに、図5(C)に示すように、例えば不織布(又は軟質樹脂)等からなる弾性を備えた緩衝シート34(緩衝材)が設けられている(図6も参照)。このとき、溝123は、頭部122aの表面の略全幅に跨り、かつ、少なくともトーションバネ30との接触範囲の大きさ以上となるように、形成されている。また、緩衝シート34は、上記溝123の内部に設けられる第1シート部34aと、上記第1シート部34aと一体的に形成され上記係合部122bに設けられる第2シート部34bと、から構成されている(図5(C)参照)。なお、この溝123は、リテーナ22を形成する際にランス122と同時に形成しても良いし、別途後加工により切削加工しても良い。
一方、ランス122を取り巻くようにして、リテーナ22をベース部14から離反する方向へ付勢するコイルバネ36が設けられている。コイルバネ36は、常時はリテーナ22を押し上げており、警笛ホーンを鳴動させるためのエアバッグ装置20の押圧操作時(以下、「ホーン操作」と称する)にはその付勢に抗してエアバッグ装置20を変位させ、これによりリテーナ22側のホーンスイッチ接点42(可動接点;図1参照)とステアリングホイール12側のホーンスイッチ接点40(固定接点;図1参照)とが接触して導通(ON)し、警笛ホーンが鳴動する。
次に、上記構成において、エアバッグ装置20をステアリングホイール12へ取り付ける際の手順について、図7、図8等により説明する。図7は本実施の形態を示し、図7(A)はフック部係合前の要部の断面図、図7(B)はフック部係合状態の要部の断面図、図8は本実施の形態を示し、フック部係合状態の要部の斜視図である。既に述べたように、ステアリングホイール12のベース部14には、各ランス122と対面する位置にランス122と係合する上記トーションバネ30が保持されている。そして、トーションバネ30は、互いに対向する二本の線材部分30a,30bの一方30aが挿通孔14a及び貫通孔32aへと露出している。これにより、図7(A)に示すように、コイルバネ36の付勢力に抗してランス122が貫通孔32a側から貫通孔14a側へと挿入されると、先細りの傾斜形状の上記頭部122aにトーションバネ30の線材部分30aが接触する。すると、頭部122aの上記傾斜形状により、上記線材部分30aがこれに対向するもう一方の線材部分30bへ向かって図7(A)中左側へ接近する。
その後、さらなるランス122の押し込みにより、図7(B)に示すように、頭部122aがトーションバネ30の位置を通過すると、上記線材部分30aが上記とは逆の図7(B)中の右側へと復帰し、上記係合部30に係合する。これにより、リテーナ22(言い換えればエアバッグ装置20)は、抜け止めされた状態でベース部14に保持される(図8も参照)。そして、この抜け止めされた状態において、エアバッグ装置20は、ランス122の軸線方向(突出方向;図7(A)(B)中の上下方向)に沿って変位可能であり、常時はコイルバネ36の付勢によって押し上げられた状態を維持される。
次に、上記のように構成した本実施形態のエアバッグ装置20の作用効果について説明する。上記のように、本実施形態では、エアバッグ24を収納するリテーナ22に設けたランス122が、ステアリングホイール12のベース部14に設けた貫通孔14aに挿入される。このとき、コイルバネ36によって、リテーナ22はベース部14から離反する方向に付勢されるが、貫通孔14aに挿入された状態のランス122に対しトーションバネ30が弾性的に係合している。これにより、貫通孔14aからのランス122の離脱が防止されるとともに、コイルバネ36の上記付勢力によって、リテーナ122はベース部14に対し弾性的に変位可能に保持される。
ところがこのような弾性的な保持状態では、車両走行等によって車体の振動が生じた場合に、エアバッグ装置20が上記コイルバネ36の付勢方向(図7(A)(B)中上下方向)に沿って変位する場合がある。この場合、ランス122とトーションバネ30とが摺接して異音が発生する場合がある。本実施形態においては、前述したように、ランス122の表面のうち、少なくともトーションバネ30との接触範囲に上記緩衝シート34を設けることにより、上記摺接状態を緩和し、異音発生を防止することができる。
また、本実施形態では特に、緩衝シート34を、ランス122の上記係合部122bに設けることにより、ランス122とトーションバネ30とが摺接する部位からの異音発生を確実に防止することができる。
また、上記のように、本実施形態のエアバッグ装置20では、上述したように、先端側に傾斜形状の頭部122aを備えると共にその基端側に係合部122bを備えたランス122が貫通孔14aに挿入された後、上記係合部122bにトーションバネ30が係合することで、リテーナ122がステアリングホイール12に保持される。そして、製造組み立て時には、傾斜形状の上記頭部122aがトーションバネ30の弾性力に抗してトーションバネ30を押し広げながら貫通孔14aに挿入されていき、頭部122aが貫通孔14aを十分に貫通した後に、上記押し広げられたトーションバネ30が上記押し広げ方向と反対方向に復元されることで、上記係合部122bでの係合を行う。このとき、前述のようなランス122の係合部122bとトーションバネ30との摺接に加え、組み立て時において上記頭部122aと上記トーションバネ30との摺接も発生する。本実施形態ではこれに対応し、緩衝シート34を上記係合部122bのみならず上記頭部122aにも配設している。これにより、上記組み立て時におけるランス122とトーションバネ30との摺接も緩和することができる。
但し、頭部122aに緩衝シート34を設けるとき、例えばトーションバネ30による接触押圧力が強い場合には、そのままでは、頭部122aに設けた上記緩衝シート34が例えば部分的に剥がれる可能性がある。そこで、本実施形態では、頭部122aでの摺接防止用の第1シート部34aと、係合部122bでの摺接防止用の第2シート部34bとが一体になった、上記緩衝シート34を設ける。これにより、それら2つのシート部を別々に設ける場合に比べ、上記の剥がれを起こりにくくすることができる。
また、本実施形態では特に、頭部122aに設けられる第1シート部34aは、頭部122aに形成された溝123の内部に設けられる。これにより、頭部122aでの摺接防止用の緩衝シート34(第1シート部34a)がトーションバネ30から受ける押圧力を低減することができるので、前述の剥がれをさらに起こりにくくすることができる。
なお、以上においては、リテーナ22に設けたランス122が、ステアリングホイール12のベース部14に設けられた貫通孔32aに挿入されて係合する構造を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、上記ランス22と同様のランスがステアリングホイール12側に設けられ、このランスが、リテーナ22側に設けられた上記貫通孔32aと同様の貫通孔に挿入されて係合する構造に対し、本発明を適用してもよい。この場合、トーションバネはリテーナ22側に設けられる。そして、この場合も、上記同様の効果を得る。
また、以上においては、本発明を、ステアリングホイール12に設けられたエアバッグ装置20の構造に適用した場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、エアバッグを備えない、ホーンスイッチ装置に適用してもよい。
図9は、本発明のホーンスイッチ装置の一実施形態を表す要部断面図であり、上記図1に相当する図である。図1等と同等の部材には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。図9に示すように、本実施形態のホーンスイッチ装置220は、 ステアリングホイール12の上記ベース部(保持部)14に設けられる上記ホーンスイッチ接点(固定接点)40と、ベース部14に対して図示上下方向に遠近可能に設けられ、上記リテーナ22と同等の構造である可動接点支持部222と、可動接点支持部222に、上記ホーンスイッチ接点40に対向するように設けられたホーンスイッチ接点(可動接点)42と、上記モジュールカバー28と同等の構造に構成され、可動接点支持部222に固定されて当該可動接点支持部222を上記遠近方向に操作可能なパッド部材(カバー)228と、上記可動接点支持部222を、ベース部14から離反する方向へ付勢する上記コイルバネ36と、可動接点支持部222及びベース部14のうち一方(この例では可動接点支持部222)から突出して設けられ、可動接点支持部222及びベース部14のうち他方(この例ではベース部14)に設けられた上記貫通孔14aに挿入される上記ランス(フック部)122と、上記可動接点支持部222及びベース部14のうち他方(この例ではベース部14)に設けられ、貫通孔14aに挿入されたランス122に弾性的に係合して、ランス122の貫通孔14aからの離脱を防止するための上記トーションバネ30と、を有している。そして、前述の図4等に示した構造と同様に、ランス122の表面のうち、少なくともトーションバネ30との係合時における接触範囲に上記緩衝シート(緩衝材)34が設けられている。
上記ホーンスイッチスイッチ220においても、前述と同様の効果を得る。すなわち、上記のように、可動接点支持部222に設けたランス122が、ステアリングホイール12のベース部14に設けた貫通孔14aに挿入される。このとき、コイルバネ36によって、可動接点支持部222はベース部14から離反する方向に付勢されるが、貫通孔14aに挿入された状態のランス122に対しトーションバネ30が弾性的に係合している。これにより、貫通孔14aからのランス122の離脱が防止されるとともに、コイルバネ36の上記付勢力によって、可動接点支持部222はベース部14に対し弾性的に変位可能に保持される。
ところがこのような弾性的な保持状態では、車両走行等によって車体の振動が生じた場合に、ホーンスイッチ装置220が上記コイルバネ36の付勢方向(図9中上下方向)に沿って変位する場合がある。この場合、ランス122とトーションバネ30とが摺接して異音が発生する場合がある。そこで、前述したように、ランス122の表面のうち、少なくともトーションバネ30との接触範囲に上記緩衝シート34を設けることにより、上記摺接状態を緩和し、異音発生を防止することができる。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態やその他の変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
12 ステアリングホイール
14 ベース部(保持部)
20 エアバッグ装置
22 リテーナ
28 モジュールカバー(カバー)
30 トーションバネ
34 緩衝シート(緩衝材)
122 ランス(フック部)
220 ホーンスイッチ装置
222 固定接点支持部
228 パッド部材(カバー)

Claims (6)

  1. ステアリングホイールに設けられるエアバッグ装置であって、
    前記ステアリングホイールの保持部に設けられ、開放側にエアバッグを収納するリテーナと、
    前記リテーナの前記開放側に収納された前記エアバッグを覆うカバーと、
    前記リテーナ及び前記保持部に常時は離間した対向状態で設けられたホーン接点と、
    前記ホーン接点が離間するように、前記リテーナを、前記カバーの押圧によるホーン操作とは逆方向の前記保持部から離反する方向へ付勢するコイルバネと、
    前記リテーナ及び前記保持部のうち一方から前記コイルバネの付勢方向に沿って突出して設けられ、前記リテーナ及び前記保持部のうち他方に設けられた貫通孔に挿入されるフック部と、
    前記リテーナ及び前記保持部のうち前記他方に設けられ、前記貫通孔に挿入された前記フック部に弾性的に係合して、前記フック部の前記貫通孔からの離脱を防止するためのトーションバネと、
    を有し、
    前記フック部の表面のうち、少なくとも前記トーションバネとの係合時における前記コイルバネの付勢方向に沿う方向及び前記コイルバネの付勢方向と直行する方向の前記フック部と前記トーションバネとの相対的な接触範囲に緩衝材を設けたことを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 請求項1記載のエアバッグ装置において、
    前記フック部は、
    前記リテーナのうち前記開放側と反対側の壁面から突出して設けられ、前記保持部に設けられた貫通孔に挿入され、
    前記トーションバネは、
    前記保持部に設けられ、前記保持部の前記貫通孔に挿入された前記フック部に弾性的に係合して、前記フック部の前記貫通孔からの離脱を防止する
    ことを特徴とするエアバッグ装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載のエアバッグ装置において、
    前記フック部は、
    突出する先端側に設けられた傾斜形状の頭部と、
    前記頭部の基端側に位置し、前記トーションバネと係合する係合部と、
    を備え、
    前記緩衝材は、
    前記頭部と、前記係合部とに、設けられている
    ことを特徴とするエアバッグ装置。
  4. 請求項3記載のエアバッグ装置において、
    前記頭部に設けられる緩衝材と、前記係合部に設けられる緩衝材とを、一体的に設けたことを特徴とするエアバッグ装置。
  5. 請求項4記載のエアバッグ装置において、
    前記頭部の表面に溝が形成されており、
    前記頭部に設けられる緩衝材は、前記溝の内部に設けられている
    ことを特徴とするエアバッグ装置。
  6. ステアリングホイールに設けられるホーンスイッチ装置であって、
    前記ステアリングホイールの保持部に設けられる固定接点と、
    前記保持部に対して遠近可能に設けられる可動接点支持部と、
    前記可動接点支持部に、前記固定接点に常時は離間した対向状態で設けられた可動接点と、
    前記可動接点支持部を前記遠近方向に操作可能なカバーと、
    前記固定接点と前記可動接点とが離間するように、前記可動接点支持部を、前記カバーの押圧によるホーン操作とは逆方向の前記保持部から離反する方向へ付勢するコイルバネと、
    前記可動接点支持部及び前記保持部のうち一方から前記コイルバネの付勢方向に沿って突出して設けられ、前記可動接点支持部及び前記保持部のうち他方に設けられた貫通孔に挿入されるフック部と、
    前記可動接点支持部及び前記保持部のうち前記他方に設けられ、前記貫通孔に挿入された前記フック部に弾性的に係合して、前記フック部の前記貫通孔からの離脱を防止するためのトーションバネと、
    を有し、
    前記フック部の表面のうち、少なくとも前記トーションバネとの係合時における前記コイルバネの付勢方向に沿う方向及び前記コイルバネの付勢方向と直行する方向の前記フック部と前記トーションバネとの相対的な接触範囲に緩衝材を設けたことを特徴とするホーンスイッチ装置。
JP2012024393A 2012-02-07 2012-02-07 エアバッグ装置及びホーンスイッチ装置 Active JP5826658B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012024393A JP5826658B2 (ja) 2012-02-07 2012-02-07 エアバッグ装置及びホーンスイッチ装置
PCT/JP2013/051482 WO2013118590A1 (ja) 2012-02-07 2013-01-24 エアバッグ装置及びホーンスイッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012024393A JP5826658B2 (ja) 2012-02-07 2012-02-07 エアバッグ装置及びホーンスイッチ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013159281A JP2013159281A (ja) 2013-08-19
JP5826658B2 true JP5826658B2 (ja) 2015-12-02

Family

ID=48947357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012024393A Active JP5826658B2 (ja) 2012-02-07 2012-02-07 エアバッグ装置及びホーンスイッチ装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5826658B2 (ja)
WO (1) WO2013118590A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2508954B (en) * 2012-09-26 2015-08-26 Nihon Plast Co Ltd Yieldable attachment of module to steering handle
JP6207080B2 (ja) * 2014-03-18 2017-10-04 日本プラスト株式会社 ハンドル
JP6497885B2 (ja) * 2014-09-30 2019-04-10 日本プラスト株式会社 エアバッグ装置
JP7249888B2 (ja) * 2019-06-12 2023-03-31 株式会社タチエス 乗物用シートのサイドサポートブロック
US11383665B2 (en) * 2019-12-10 2022-07-12 Autoliv Asp, Inc. Driver airbag module coupling assemblies

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5240126B2 (ja) * 2009-08-28 2013-07-17 豊田合成株式会社 エアバッグ装置付きステアリングホイール
JP5290827B2 (ja) * 2009-03-26 2013-09-18 日本プラスト株式会社 エアバッグモジュールの取付構造
JP5376700B2 (ja) * 2009-11-10 2013-12-25 日本プラスト株式会社 自動車用ステアリングホイール
JP3167677U (ja) * 2011-02-21 2011-05-12 タカタ株式会社 運転席用エアバッグ装置の取付構造及びステアリングホイール

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013159281A (ja) 2013-08-19
WO2013118590A1 (ja) 2013-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4797584B2 (ja) エアバッグ装置付きステアリングホイール
JP5826658B2 (ja) エアバッグ装置及びホーンスイッチ装置
JP5790311B2 (ja) 運転席用エアバッグ装置の取付構造及びステアリングホイール
US10875564B2 (en) Steering wheel structure
JP5484888B2 (ja) ホーンスイッチ装置及びエアバッグ装置
JP5497485B2 (ja) エアバッグ装置
JP5432011B2 (ja) エアバッグ装置の取付部構造
JP5432032B2 (ja) エアバッグ装置
JP4534348B2 (ja) エアバッグ装置及びステアリング装置
JP2007283825A (ja) 乗員保護構造
JP2007309420A (ja) 自動車の内装部材と車体パネルとの連結構造
WO2014203683A1 (ja) エアバッグ装置
JP2004168284A (ja) エアバッグ装置
CN204659509U (zh) 儿童汽车安全座椅的肩带导向装置
JP6535925B2 (ja) エアバッグモジュール
JP2004322931A (ja) エアバッグ装置付きステアリングホイール
JP4015572B2 (ja) エアバッグ装置付きステアリングホイール
JP2007045170A (ja) エアバッグ装置付きステアリングホイール
JP2006218903A (ja) エアバッグ装置付きステアリングホイール
KR101676658B1 (ko) 스티어링 휠과 에어백 모듈의 결합구조물
JP6471051B2 (ja) エアバッグ装置の取付構造
KR101371250B1 (ko) 버튼형 토잉 후크 캡
JP2011085240A (ja) クリップ
JP2008041312A (ja) プッシュ操作装置
JP4679974B2 (ja) ホーンスイッチ付エアバッグ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150722

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150904

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150930

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151014

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5826658

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S343 Written request for registration of root pledge or change of root pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316354

SZ02 Written request for trust registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316Z02

S343 Written request for registration of root pledge or change of root pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316354

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S343 Written request for registration of root pledge or change of root pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316354

SZ02 Written request for trust registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316Z02

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316533

S803 Written request for registration of cancellation of provisional registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316803

SZ03 Written request for cancellation of trust registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313Z03

S343 Written request for registration of root pledge or change of root pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316354

SZ02 Written request for trust registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316Z02

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S343 Written request for registration of root pledge or change of root pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316350