JP5824854B2 - 被記録媒体 - Google Patents
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Description
[実施の形態]
実施の形態では、種々の記録方式により、例えば、親水性を有する画像形成材料で形成された画像及び/又は所定のパターンを有する被記録媒体に対し、この画像形成材料の除去及び被記録媒体の再生に適用できる。
図1は、実施の形態における被記録媒体1の一例を示す断面図である。図1に示す被記録媒体1は、耐水性を有する基質(支持体)10の一方の面上に中間層20が設けられ、基質10側の面とは異なる中間層20の面上には画像形成材料40を受容するための受容層30が設けられる。画像形成材料40は、親水性を有する。
実施の形態における基質(支持体)10は、後述する画像形成材料の除去液(以下、単に除去液ともいう)の供給により変質しない耐水性があるものが好ましい。また、基質10は、記憶媒体50を含んでもよい。記憶媒体50は、例えば、RFID(Radio Frequency IDentification)タグなどの無線ICチップである。以下、記憶媒体50は、RFIDタグを例にして説明する。
インクジェット用の被記録媒体1の場合、基質10に中間層20を設けるとすると、例えば、ラテックスと称する親水性高分子材料又は本来疎水性高分子材料の水系エマルジョン塗工液が用いられてきた。多量の強力な乳化剤として、界面活性による本来水不溶性樹脂の強制的な乳化物がある。
実施の形態における受容層30は、インクジェット記録ヘッドから送られてきたインク滴を、ビーデイング、ブリーデイングなしに好適に受容し画像形成するためのものである。この点では、通常のインクジェットにおける光沢記録紙のインク受容層と本質的に大きな差異はない。しかし、従来は通常、そのためのインク着色料を吸収する多量の無機微粒子、有機微粒子とこれらを固定するための少量のバインダー樹脂を含む塗工液を塗工、乾燥することにより形成していた。
実施の形態における画像形成材料40は、親水性液媒体中に着色料及び所望により添加される他の補助材料を含むものである。着色料は、例えば、通常のインクジェットインクに含まれる各種染料及び顔料である。なお、使用されるインク組成物については、同出願人の特願2010−197395号を参照されたい。
以下、上述した被記録媒体1を、工程管理用に用いる場合の実施例について説明する。図2は、実施例における被記録媒体1の一例を示す図である。図2に示す被記録媒体1は、画像形成材料40により、画像70や所定のパターン60が形成されている。画像70は、工場名「AAA」を示す。画像は、他にも生産機種や工程、組立チェックシートなどが形成されているが、工場名「AAA」70を例にして説明する。
図5は、図2の被記録媒体1を用いて工程管理を行うシステムの一例を示す図である。図5に示す例では、工程管理システムは、情報処理装置(例えば、ホストコンピュータ)100、プリンタ(例えば、インクジェットプリンタ)200、被記録媒体1、筆記装置300、RFIDリーダーライター400を有する。RFIDリーダーライター400は、作業現場に設置される。RFIDリーダーライター400は、RFIDアンテナを有する。
ここで、作業内容について説明する。「XXX」さんが、作業「GX3300」という機種の工程「A−1」の作業をする場合、被記録媒体1をRFIDリーダーライター400にかざす。RFIDリーダーライター400は、被記録媒体1のRFIDタグ50に記憶された組み立てる機種「GX3300」を認識するデータを読み取る。
図6は、筆記装置300の構成の一例を示すブロック図である。図6に示す筆記装置300は、ペン型であり、読取部301、RFIDリーダーライター302、ペンダウン検出部303、データ記録部304、データ転送部305、転送スイッチ306、クリアスイッチ307、データ処理部308を備える。
被記録媒体1を初期化する場合、被記録媒体1に印刷された画像、所定のパターン60、筆記データなどを消去する必要がある。また、RFIDデータ50に書き込まれたデータ情報を一度消去し、初期化する必要がある。
次に、被記録媒体1の再生について説明する。図8は、再生コーティング装置600の一例を示す図である。再生コーティング装置600は、被記録媒体1を再生することができる。
ここで、被記録媒体1の画像形成、画像消去、再生の一連の動作の具体例について説明する。生産する機種や各工程により、作業工程を表す文字、バーコード、写真等の画像等が代わり、被記録媒体1は、書き換えられる。
10 基質
20 中間層
30 受容層
40 画像形成材料
50 RFIDタグ
60 所定のパターン
70 画像
100 情報処理装置
200 プリンタ
300 筆記装置
Claims (4)
- 耐水性を有する基質と、
前記基質の少なくとも一方の面に、水又は水性液により溶解又は膨潤する未硬化水溶性高分子材料を含む中間層と、
前記基質側の面とは異なる前記中間層の面に、前記水又は水性液に対する通過性を有し、かつ、前記中間層の溶解又は膨潤により、崩壊又は前記中間層との接着状態が弛緩される受容層と、
記憶されるデータの書き換えが可能な記憶媒体を備え、
前記記憶媒体は、前記基質中に埋め込まれている被記録媒体。 - 前記記憶媒体は、RFIDタグである請求項1記載の被記録媒体。
- 筆記データを認識可能とする所定のパターンが、親水性を有する画像形成材料により、少なくとも前記受容層に形成可能であり、前記所定のパターンは、前記被記録媒体に対して、所定位置に所定サイズで形成される請求項1または2に記載の被記録媒体。
- 前記所定のパターンは、所定間隔の格子状の上に配置された各ドットであり、各ドットは、格子状の交点から上下左右のいずれかの方向にずれている請求項3に記載の被記録媒体。
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