JP2003011497A - インクジェット記録媒体、画像形成方法及びこれらにより形成したインクジェット記録物 - Google Patents

インクジェット記録媒体、画像形成方法及びこれらにより形成したインクジェット記録物

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JP2003011497A
JP2003011497A JP2001205224A JP2001205224A JP2003011497A JP 2003011497 A JP2003011497 A JP 2003011497A JP 2001205224 A JP2001205224 A JP 2001205224A JP 2001205224 A JP2001205224 A JP 2001205224A JP 2003011497 A JP2003011497 A JP 2003011497A
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Hiroto Nakamura
弘人 中村
Noritaka Uchibori
法孝 内堀
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 展示目的に適する安価にしかも質感ある画像
を手軽に得ること。 【解決手段】少なくとも透明な基材上にインク受容層を
設けてなる記録媒体に反転画像をインクジェット記録方
式により印字して、印字面の裏面方向から文字や画像を
正画像である記録画像として視認させる記録媒体であっ
て、記録画像が必要に応じて消去、再記録可能であるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録が行われた記
録面とは反対の面から印刷を観察するいわゆるバックプ
リント記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】記録が行われた記録面とは反対の面から
印刷を観察するいわゆるバックプリントとよばれる記録
媒体が知られている。このような記録媒体は基本的に、
透明基材上にインク組成物を吸収し定着させるインク受
容層を設けることでなる。このインク受容層側から例え
ばインクジェット記録方法によって印刷を行い、そのイ
ンク像を透明基材側から観察する。透明基材の光沢及び
平滑さゆえ観察される印刷画像は質感を有するものとな
りうることから、高級感を得たい画像の印刷などに利用
される。
【0003】この様なバックプリント記録媒体は、通
常、50〜300μm程度のプラスティックフィルムを
透明基材として使い、これにインク受容層がコーティン
グされている。これらの従来のバックプリント記録媒体
の用途を考えた場合、第1に通常プリントアウトした印
刷画像を保存すること、第2に人目につく場所に質感の
ある画像を展示することの2目的に大別されるものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、昨今は
コンピューター環境の進歩やデジタルカメラ、プリンタ
の高機能、低価格化が進み、プリントアウトして画像を
保存するという文化から、デジタル画像として記録媒体
(ここでは、ハードディスクメモリ、CDR、MDR等
のデジタルメモリを指す)に保存して、必要に応じてプ
リントアウトを行う文化へと主流が変りつつある。
【0005】本発明者らは、こうした状況下において寧
ろプリントアウトした画像の保存よりも、如何に安価に
しかも質感ある画像を手軽に展示する方法へと視点を変
え、創意工夫することで本発明に至った。
【0006】本発明はこのような従来の課題を解決する
ためのものであり、すなわち、繰り返し再利用可能であ
る安価な方法でこれまで以上に質感を有するバックプリ
ント記録媒体を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるインクジェ
ット記録媒体は、少なくとも、透明な基材上にインク受
容層を設けてなる記録媒体に反転画像をインクジェット
記録方式により印字して、印字面の裏面方向から文字や
画像を正画像である記録画像として視認させる記録媒体
であって、記録画像が必要に応じて消去、再記録可能で
あることを特徴とする。また、前記インク受容層が水溶
性樹脂類から選ばれる樹脂を少なくとも1種又は2種以
上含むことを特徴とする。また、前記透明な基材がガラ
ス板であることを特徴とする。また、本発明によるイン
クジェット記録媒体は、前記透明な基材がガラス板であ
り、かつ前記インク受容層が水溶性樹脂類から選ばれる
樹脂を少なくとも1種又は2種以上含む記録媒体である
ことが好ましい。
【0008】本発明の画像形成方法は、少なくとも、透
明な基材上にインク受容層を設けてなる記録媒体に反転
画像をインクジェット記録方法により印字して、印字面
の裏面方向から文字や画像を正画像である記録画像とし
て視認させ、かつ上記記録画像が必要に応じて消去、再
記録可能であることを特徴とする。
【0009】また、前記記録画像を消去する方法が水性
溶媒を用いて、インク受容層と同時に記録画像の拭き取
りや流し落とを行うことによる方法であって、かつ前記
記録画像を再記録する方法がインク受容層を塗布した後
にインクジェット記録方法で記録画像を形成する方法で
あることを特徴とする。
【0010】また、前記インクジェット記録方法が、イ
ンクジェット記録液の液滴を吐出し記録媒体に付着させ
て印字を行うインクジェット記録方法であって、上記記
録媒体が請求項1または2に記載のインクジェット記録
媒体であることを特徴とする。
【0011】また、インクジェット記録方法が、インク
ジェット記録液の液滴を吐出し記録媒体に付着させて印
字を行うインクジェット記録方法であって、上記記録媒
体が本発明のインクジェット記録媒体であることを特徴
とする。
【0012】また、前記インクジェット記録液が着色剤
と、有機溶媒と、水と、界面活性剤とを少なくとも含ん
でなるものであることを特徴とする。
【0013】また、前記インクジェット記録液として、
イエローインク組成物、マゼンタインク組成物、及びシ
アンインク組成物、さらに場合によってブラックインク
組成物を少なくとも用いることを特徴とする。
【0014】また、前記インクジェット記録液としてさ
らにブラックインク組成物を用いることを特徴とする。
【0015】本発明のインクジェット記録物は、少なく
とも透明な基材上にインク受容層を設けてなる記録媒体
に反転画像をインクジェット記録方式により印刷して、
印刷面の裏面方向から文字や画像を正画像である記録画
像として視認させる目的に供するインクジェット記録物
であり、かつ印刷面と介する方向に反射板を設けたこと
を特徴とする。また、反射板がアルミ蒸着フィルム、ア
ルミ箔等の金属光沢を有する素材から形成されることを
特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のインクジェット
記録媒体と画像形成方法及びこれにより形成されたイン
クジェット記録物について説明する。本発明による画像
形成方法は、好ましくは以下2工程から構築される。
【0017】まず第1の工程として、透明な基材上にイ
ンク受容層を設けてなる記録媒体に反転画像をインクジ
ェット記録方式により印字する工程である。この工程で
印刷された記録画像は、反転画像として印字されている
為、印字面の裏面方向から観察することにより、文字や
画像を正画像として視認されるものである。
【0018】次に、本発明の画像形成方法の第2の工程
は、記録画像が必要なくなった場合、消去、再記録する
工程からなる。本発明で言う消去とは、透明な基材に塗
工されたインク受容層ごと記録画像を洗い流したり、拭
き取ったりする作業を指す。また、本発明でいう再記録
とは、こうして奇麗にインク受容層を除去した透明基材
に再び、別に用意されているインク受容層形成用のコー
ティング剤を塗工し、この乾燥を待ってから再びインク
ジェット記録方法により新たな記録画像を印刷する工程
を指す。
【0019】本発明でいう透明基材とは、ポリエステル
系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、
ポリ塩化ビニル系樹脂等があげられる。こうした素材は
市販インクジェットプリンタの紙搬送経路の改良等を行
わずそのまま印字可能という利便性を有するものの、複
数回使用を考えた場合、インク汚れがやや残り易いとい
うデメリットを有する。但し、その消去、再生の回数が
小さければ、問題となる範囲でない。
【0020】本発明のインクジェット記録媒体は、イン
クジェットインクが水性インクと油性インクのどちらで
も使うことが可能である。その使い分けはインク受容層
の性質を油性にするか水性にするかで制御することが可
能である。
【0021】本発明においては、昨今市場に広く出回る
インクジェットプリンタに一般的に使われる水性インク
を例にして説明を続ける。
【0022】水性インクに対応する場合、本発明による
インクジェット記録媒体のインク受容層の主要構成成分
は水溶性樹脂類から選択されることが好ましい。
【0023】水溶性樹脂類とは、ノニオン性樹脂、カチ
オン性樹脂、両性樹脂等から選択される。この場合、使
用されるインクジェットインクの特性を把握して、適正
な印字品質、乾燥性等への要求を満たす水溶性樹脂が1
種或いはそれ以上の組み合わせの中より選択されること
が好ましい。さらに、水溶性樹脂類には、記録画像を水
性溶媒で拭き取りや洗い流しで除去する作業の効率をも
要求される。以下にこうした要求を満たすのに適した水
溶性樹脂類を例示する。
【0024】ノニオン性樹脂として具体的には、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメ
チルエーテル、ポリエチレンオキシド、ポリエチレング
リコール、ポリエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、ポリプロピレングリコール、ポリアクリルアミド、
ビニルアルコール−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルア
ルコール−部分ホルマール化物、ポリビニルアルコール
−部分ブチラール化物、ポリビニルブチラール、ビニル
ピロリドン−酢酸ビニル共重合体などの合成樹脂類、メ
チルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチル
セルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロースなどのセルロース誘導体、ヒドロキシアルキ
ルでんぷん、酢酸でんぷん、架橋でんぷん、デキストリ
ン、デキストランなどのでんぷん誘導体などが挙げられ
る。また、カチオン性樹脂として具体的には、カチオン
でんぷんなどのでんぷん誘導体、ポリ(4−ビニルピリ
ジン)塩、ポリアミド、ポリアリルアミン塩、ポリエチ
レンイミン塩などの合成樹脂類が挙げられる。また、ア
ニオン性樹脂として具体的には、カルボキシメチルセル
ロース塩、ビスコースなどのセルロース誘導体、アルギ
ン酸塩、アラビアゴム、トラガントゴム、リグニンスル
ホン酸塩などの天然樹脂類、リン酸でんぷん、カルボキ
シメチルでんぷん塩などのでんぷん誘導体、ポリアクリ
ル酸塩、ポリメタクリル酸塩、ポリビニル硫酸塩、ポリ
ビニルスルホン酸塩、縮合ナフタレンスルホン酸塩、ポ
リ(エチレン−アクリル酸)塩、スチレン−アクリル酸
塩共重合体、スチレン−メタクリル酸塩共重合体、アク
リル酸エステル−アクリル酸塩共重合体、アクリル酸エ
ステル−メタクリル酸塩共重合体、メタクリル酸エステ
ル−アクリル酸塩共重合体、メタクリル酸エステル−メ
タクリル酸塩共重合体、スチレン−イタコン酸塩共重合
体、イタコン酸エステル−イタコン酸塩共重合体、ビニ
ルナフタレン−アクリル酸塩共重合体、ビニルナフタレ
ン−メタクリル酸塩共重合体、ビニルナフタレン−イタ
コン酸塩共重合体などの合成樹脂類などが挙げられる。
さらに、両性樹脂として具体的には、ゼラチン、アルブ
ミン、カゼインなどの天然樹脂類が挙げられる。
【0025】ここまでで、例示した水溶性樹脂類の他に
インクジェット記録方法によるインクの滲み防止、発色
性向上、乾燥性付与或いは、乾燥時のインク受容層のひ
び割れ(クラック)防止、さらに繰り返し塗工をしやす
くする目的で補助的に添加剤が加えられる場合がある。
こうした目的でインク受容層中に加えられる添加剤とし
ては、種々の界面活性剤類が例示できる。
【0026】本発明のインク受容層に用いることのでき
る界面活性剤類としては、アニオン性、カチオン性、両
性の各種界面活性剤等が好適に用いられる。
【0027】具体例を挙げると、例えばアニオン界面活
性剤としては、高級脂肪酸塩、高級アルキルジカルボン
酸塩、高級アルコール硫酸エステル塩、高級アルキルス
ルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル
ナフタレンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸の塩
(Na、K、Li、Ca)ホルマリン重縮合物、高級脂
肪酸とアミノ酸の縮合物、ジアルキルスルホコハク酸エ
ステル塩、アルキルスルホコハク酸塩、ナフテン酸塩
等、アルキルエーテルカルボン酸塩、アシル化ペプチ
ド、α−オレフィンスルホン酸塩、N−アシルメチルタ
ウリン、アルキルエーテル硫酸塩、第二級高級アルコー
ルエトキシサルフェート、ポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル硫酸ナトリウム塩、ポリオキシエチレ
ンアルキルフェニルエーテル硫酸アンモニウム塩、モノ
グリサルフェート、アルキルエーテル燐酸エステル塩、
アルキル燐酸エステル塩等がある。
【0028】また、カチオン界面活性剤としては、脂肪
族アミン塩、第4アンモニウム塩、スルホニウム塩、ホ
スフォニウム塩等がある。
【0029】また、両性界面活性剤としてはカルボキシ
ベタイン型、アミノカルボン酸塩、レシチン等がある。
【0030】界面活性剤類の具体例を例示してきたが、
本発明は、これらの界面活性剤を使わなかったとして
も、その添加目的を逸脱しない限りこれらの例に限定さ
れるものでない。
【0031】本発明のインクジェット記録媒体を繰り返
し使う為には、適宜、消去、塗工する必要がある。具体
的な塗工方法としては、上記水溶性樹脂類や界面活性剤
類を適切な成分比率にて調合し、適当な水性溶媒(例え
ば、水とイソプロピルアルコールとの混合溶剤)に溶解
した溶液を用意し、それを透明な基材上に塗布したの
ち、水分を乾燥させることによって得ることが出来る。
【0032】なお塗工(塗布)方法に関しては、バーコ
ーターや、スプレーコート、ディッピング、エアーペ
ン、アプリケータ塗工等公知の方法を選択することが良
い。また、消去方法としては、適当な水溶性溶媒(イン
ク受容層製造時に、使用した水性溶媒が好ましい。)
で、記録画像が印刷されているインク受容層ごと洗い流
す、あるいは拭き取る方法が好ましい。先に延べた通
り、インク受容層を洗い流す為には適当な水性溶媒が選
択されるが、インク受容層を塗布する際に使用したもの
を選択されることが好ましい。先に例示した水溶性樹脂
群や界面活性剤類を溶かす目的、さらに安全性等を考慮
して適当な水性溶媒を例示する。これらは、適当な混合
比で水と混合して使うことが好ましい。水性溶媒の具体
例としては、塗工膜の乾燥性付与の目的で、エタノー
ル、プロパノール、ブタノールの直鎖状、あるいはイソ
プロパノールやイソブタノール等の分岐状アルコールが
好適に使用可能である。その他、使用する樹脂によって
はその溶解性付与の目的で、N−メチル−2−ピロリド
ン、1,3−ジメチルイミダゾリジノン、モノエタノー
ルアミン、N,N−ジメチルエタノールアミン、N,N
−ジエチルエタノールアミン、ジエタノールアミン、N
−n−ブチルジエタノールアミン、トリイソプロパノー
ルアミン、トリエタノールアミン等の含窒素水溶性有機
溶剤等を使うことが出来る。
【0033】本発明によるインクジェット記録媒体にお
いて、上記により、消去/塗工されるインク受容層の厚
みは、記録媒体に要求される特性を考慮して適宜決定さ
れてよいが、3〜20μmが好ましく、より好ましく
は、5〜10μmである。
【0034】本発明によるインクジェット記録媒体とそ
の製造方法について説明してきたが、次に、本発明のイ
ンクジェット記録媒体に対して好適に使用可能であるイ
ンクジェット記録液について説明する。
【0035】インクジェット記録液としては、着色剤
と、有機溶媒と、水と、界面活性剤を少なくとも含んで
なるものを用いることが好ましい。特に界面活性剤によ
って、インクジェット記録媒体への浸透性を高められた
インクジェット記録液により印刷されることにより、よ
り濃度の高い、優れた画像を実現することが出来る。こ
の界面活性剤の例としては、アセチレングリコールを主
骨格とし、これにエチレンオキシドを付加した構造をと
る界面活性剤が好適な例としてあげられる。その具体例
としてはサーフィノール104、82、465、48
5、またはTG(いずれもAir Products
and Chemicals.Inc.より入手可
能)、オルフインSTG、オルフインE1010(いず
れも日信化学社製の商品名)を挙げることができる。
【0036】ここでインクジェット記録液としては、モ
ノクロ印刷を行う場合にはブラックインク記録液を意味
し、さらにカラー印刷を行う場合にはカラーインク記録
液、具体的にはイエローインク記録液、マゼンタインク
記録液、及びシアンインク記録液、更に場合によってブ
ラックインク記録液を意味するものとする。さらには、
本発明によるインクジェット記録媒体は、イエローイン
ク記録液、色濃度の異なる二種のマゼンタインク記録
液、及び色濃度の異なる二種のシアンインク記録液、お
よびブラックインク記録液の計六色のインク記録液を用
いたインクジェット記録方法に用いられてもよい。この
ような六色インク記録液と本発明によるインクジェット
記録媒体によれば、階調性に優れた、粒子状点のない写
真に匹敵する印刷画像を実現することが出来る。
【0037】インクジェット記録液に含まれる着色剤
は、染料、顔料、着色樹脂(加工顔料)の何れであって
も良い。
【0038】次に、本発明のインクジェット記録物につ
いて説明する。
【0039】本発明で言う反射板とは、観察者に印字記
録物の質感や色の印象をより強く意識づける目的で使
う、例えば特定の色を吸収する色紙等である。具体的に
は、シアン色が多く使われる画像に対して、反射板とし
て黄色の色紙を使うことで緑がかった深みのある記録画
像となるし、或いはイエロー色が多く使われる画像に反
射版として、黄色の色紙を使うことでよりイエロー色が
強調されることになる。また、画像の1枚に対して反射
板を部分毎に替えていくことで、元々は何ら変哲のない
1枚のプリント画であるが、無限の表現力を有すること
となる。言うまでもないが、反射板に白色を使うと通常
の記録紙に印刷した場合の色に近い色彩を確保しつつ、
且つ質感が増加するという効果がある。
【0040】さらに、反射板がアルミ蒸着フィルム、ア
ルミ箔等の金属光沢を有する素材であると、特定の吸収
領域を持つ色紙と異なり、観察面(印字面の反対側)か
らの光を可視光の大半を効率よく反射する為、記録画像
の暗視化を引き起こさずに質感をより印象づけることが
可能である。
【0041】
【実施例】以下、実施例によって本発明を具体的に説明
するが、これらは本発明の範囲を限定するものではな
い。
【0042】(実施例1)透明な基材として、ガラス板
20cm×30cm(厚み約5mm)を用意した。イン
ク受容層は、イオン交換水90重量部にイソプロピルア
ルコール20重量部を水性溶媒として予め用意し、これ
に水溶性樹脂として、ポリビニルアルコール(商品名:
デンカポバールK−17、ケン化度99mol%、M
W:75,000、電気化学工業株式会社製)7重両部
及び、ポリビニルピロリドン(重量平均分子量2,90
0、商品名:Kollidon 12 PF、BASF
ジャパン株式会社製)2重両部を溶かし込み、さらに界
面活性剤として、ポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテルの硫酸アンモニウム塩(商品名:ハイテノールN
07,第1工業製薬社制)0.5重量部を加えたものを
塗工液として、用意したガラス板にエアペンで均一に吹
き付け、家庭用ドライヤー(熱風)で約2分間乾燥させ
ることで、厚さ10μmのインク受容層を形成し、実施
例1のインクジェット記録媒体とした。
【0043】(実施例2)透明な基材として、実施例1
と同様なガラス板20cm×30cm(厚み約5mm)
を用意した。インク受容層は、イオン交換水120重量
部にエチルアルコール10重量部を水性溶媒として予め
用意し、これに水溶性樹脂として、メチルセルロース
(重量平均分子量2,300、商品名:メトローズS
M、信越化学工業株式会社製)5重量部と、ヒドロキシ
エチルセルロース(重量平均分子量920,000、A
ldrich Chemical Company,I
nc.製)5重量部を溶かし込み、更に界面活性剤とし
てポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルの硫酸ア
ンモニウム塩(商品名:ハイテノールN07,第1工業
製薬社制)0.2重量部を加えてたものを塗工液とし
て、用意したガラス板にエアペンで均一に吹き付け、家
庭用ドライヤー(熱風)で約2分間乾燥させることで、
厚さ5μmのインク受容層を形成し、実施例2のインク
ジェット記録媒体とした。
【0044】(実施例3)透明な基材として、厚さ10
0μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを用意し
た。インク受容層は、イオン交換水120重量部にイソ
プロピルアルコール80重量部を水性溶媒として予め用
意し、これに水溶性樹脂として、カルボキシル基変性ポ
リビニルアルコール樹脂(商品名:T−330H 鹸化
度99mol%以上、重合度2200、日本合成化学工
業株式会社)5重量部、ポリビニルアルコール(商品
名:クラレポバールPVA117、ケン化度99mol
%、MW:90,000、株式会社クラレ製)5重量部
を溶かし込み、更に界面活性剤としてポリオキシエチレ
ンノニルフェニルエーテルの硫酸アンモニウム塩(商品
名:ハイテノールN07,第1工業製薬社制)0.2重
量部を加えたものを塗工液として、用意したポリエチレ
ンテレフタレートフィルムにアプリケータを用いて塗工
し、その後、家庭用ドライヤー(熱風)で約2分間乾燥
させることで、厚さ15μmのインク受容層を形成し、
実施例3のインクジェット記録媒体とした。
【0045】<インク組成物の調整>下記の成分を混合
することによって、インク組成物を得て、インクセット
とした。
【0046】 <イエローインク> C.I.ダイレクトイエロー86 1.5重量部 C.I.ダイレクトイエロー23 1.5重量部 ジエチレングリコールモノブチルエーテル 10重量部 アセチレングリコールPOE付加物 0.8重量部 (Air Products and chemicals.Inc.社 サーフィノールTG) ジエチレングリコール 20重量部 トリエタノールアミン 0.2重量部 イオン交換水 66重量部
【0047】 <シアンインク> C.I.ダイレクトブルー199 3重量部 ジエチレングリコールモノブチルエーテル 10重量部 サーフィノールTG 0.8重量部 ジエチレングリコール 20重量部 トリエタノールアミン 0.2重量部 イオン交換水 66重量部
【0048】 <マゼンタインク> C.I.リアクティブレッド147 3重量部 ジエチレングリコールモノブチルエーテル 10重量部 サーフィノールTG 0.8重量部 ジエチレングリコール 20重量部 トリエタノールアミン 0.2重量部 イオン交換水 66重量部
【0049】 <ブラックインク> C.I.ダイレクトブラック168 3重量部 ジエチレングリコールモノブチルエーテル 10重量部 サーフィノールTG 0.8重量部 ジエチレングリコール 20重量部 トリエタノールアミン 0.2重量部 イオン交換水 66重量部 なお、上記全てのインクの表面張力及び粘度は、約30
mN/m及び4mPa・sであり、またpHは約9であ
った。
【0050】<印刷評価試験>実施例1〜実施例3のイ
ンクジェット記録媒体に対して、前述のインクセットを
使って以下の印字評価を行った。なお、印字試験には、
セイコーエプソン株式会社製のEM−900Cの紙搬送
経路をフラットベット方式(記録媒体を曲げずに搬送す
る機構)とし、且つ厚みがある記録媒体も搬送可能とな
るように改造した記録装置を用いた。 (1)印字濃度 透明基材側からの反射濃度及び透過濃度をTR−927
(マクベス社製)を用いて測定した。好ましい値として
は、反射濃度で1.5以上であり透過濃度で3.0以上
である。 (2)ブリード 異なる色のインクを用い、隣り合う境界のブリードを目
視で観察し、それを次の基準に従い評価した。 ブリードがなく、境界が鮮明である。 A:好適 ブリードが発生し、境界が滲んで不鮮明である。 B:不適 (3)インク吸収性 1色あたり15mg/inchのインク量とし、マゼ
ンタとシアンによりブルーを作成した色(総吐出量30
mg/inch)を100%duty(印字密度)と
して印刷した。さらに、印字密度を90%、70%、6
0%、50%、40%、30%、20%、10%と変化
させて印刷を行った。印刷物の滲みまたはインクの流れ
出しが始めて観察された印字濃度を指標にインク吸収性
を評価した。好ましいインク吸収性としては、概ね80
%以上あれば、印刷物の色再現範囲を極端に損なうこと
なく印刷が可能となる。上記の(1)〜(3)の評価結
果を以下に示す。
【0051】<印刷試験の結果> <実施例1の評価結果> 印字濃度:透過3.5、反射1.6 ブリード:好適 インク吸収性:80%(好適) <実施例2の評価結果> 印字濃度:透過3.8、反射1.7 ブリード:好適 インク吸収性:80%(好適) <実施例3の評価結果> 印字濃度:透過3.2、反射1.8 ブリード:好適 インク吸収性:90%(好適) 本発明のインクジェット記録媒体は、何れも印字濃度
(反射、透過)、ブリード、インク吸収性について優れ
たものであった。
【0052】次に、本発明による画像形成方法について
の実施例を述べる。
【0053】実施例4の画像形成方法は、まず、実施例
1のインクジェット記録媒体を用いてインクジェット記
録で印刷物を作成した。次に、実施例1の製造につかっ
た水性溶媒(イオン交換水90重量部にイソプロピルア
ルコール20重量部を加えたもの)を布に染み込ませ、
透明基材であるガラス板に塗工されたインク受容層ごと
記録画像を拭き取った(消去)。この後、再び実施例1
に示した製造方法によりインク受容層を塗工して、再び
インクジェット記録方法で印刷できる状態に再生した。
この動作を20回繰り返した。消去と再生を1回も行っ
ていないインクジェット記録媒体と、消去と再生を20
回繰り返したインクジェット記録媒体を全光線透過率に
より比較した。ここで全光線透過率とは、JIS−K−
7105に規定される測定法Bにより求められるものを
意味する。具体的には、照射光量(T1)と透過光量
(T2)の比の百分率、すなわち(T2/T1)×10
0が全光線透過率である。
【0054】その結果として、全光線透過率の低下は認
められない。
【0055】実施例5の画像形成方法は、まず実施例2
のインクジェット記録媒体を用いてインクジェット記録
で印刷物を作成した。以下の工程と評価方法は、水性溶
媒として、イオン交換水120重量部とエチルアルコー
ル10重量部の混合物で行った他は、全て実施例4と同
様である。実施例5の評価結果としては、全光線透過率
の低下は見られない。
【0056】実施例6の画像形成方法は、まず実施例3
のインクジェット媒体を用いてインクジェット記録で印
刷物を作成した。以下の工程と評価方法は、水性溶媒と
して、イオン交換水120重量部にイソプロピルアルコ
ール80重量部の混合物で行った他は、全て実施例4と
同様である。実施例6の評価結果としては、全光線透過
率は、初期95であったものが90まで低下したが、実
使用上はまったく問題ないレベルであった。
【0057】以下に、本発明によるインクジェット記録
物の実施例7〜実施例12について説明する。本発明の
インクジェット記録物の部分断面図を図1に示す。
【0058】実施例7のインクジェット記録物は、イン
ク受容層2及び透明基材3からなるインクジェット記録
媒体1に、インクジェット記録方法により記録ドット4
が書き込まれる。なお、実際の画像の観察は、図示する
透明基材側(A方向)から行われる為、実際のインクジ
ェット記録方法で印刷される図柄は、反転印字されてい
る。次に、インク受容層に書き込まれた印刷物の乾燥を
確認した後、アルミ蒸着フィルム5がインク受容層2に
隣接して設置されることで構成される。
【0059】観察される画像は、記録画像の暗視化を引
き起こさずに質感をより印象づけるものであった。
【0060】実施例8のインクジェット記録物は、実施
例1のインクジェット記録媒体を用い、また反射板に黄
色台紙を用いた他は、実施例7のインクジェット記録物
と全く同様にして作成した。観察結果は、イエロー色が
強調された趣のあるものであった。
【0061】実施例9のインクジェット記録物は、実施
例2のインクジェット記録媒体を用い、また反射板にア
ルミ箔(光沢面をインク受容層と接触させて設置した)
を用いた他は、実施例7のインクジェット記録物と全く
同様にして作成した。観察される画像は、記録画像の暗
視化を引き起こさずに質感をより印象づけるものであっ
た。
【0062】実施例10のインクジェット記録物は、実
施例3のインクジェット記録媒体を用い、また反射板に
青色台紙を用いた他は、実施例7のインクジェット記録
物と全く同様にして作成した。観察される画像は、シア
ン色がより強調された趣のあるものであった。
【0063】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明によれ
ば、安価にしかも質感ある画像を手軽に得ることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のインクジェット記録物の部分断面
図。
【符号の説明】
1 :インクジェット記録媒体 2 :インク受容層 3 :透明基材 4 :記録ドット 5 :アルミ蒸着フィルム(反射板)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA24 FB01 FB04 FC01 2H086 BA02 BA15 BA17 BA35 BA52 BA55 BA59

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、透明な基材上にインク受容
    層を設けてなる記録媒体に反転画像をインクジェット記
    録方法により印字して、印字面の裏面方向から文字や画
    像を正画像である記録画像として視認させる記録媒体で
    あって、上記記録画像が必要に応じて消去、再記録可能
    であることを特徴とするインクジェット記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記インク受容層が水溶性樹脂類から選
    ばれる樹脂を1種又は2種以上含むことを特徴とする請
    求項1記載のインクジェット記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記透明な基材がガラス板であることを
    特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記
    録媒体。
  4. 【請求項4】 少なくとも、透明な基材上にインク受容
    層を設けてなる記録媒体に反転画像をインクジェット記
    録方法により印字して、印字面の裏面方向から文字や画
    像を正画像である記録画像として視認させ、かつ上記記
    録画像が必要に応じて消去、再記録可能であることを特
    徴とする画像形成方法。
  5. 【請求項5】 前記記録画像を消去する方法が水性溶媒
    を用いて、インク受容層と同時に記録画像の拭き取りや
    流し落とを行うことによる方法であって、かつ前記記録
    画像を再記録する方法がインク受容層を塗布した後にイ
    ンクジェット記録方法で記録画像を形成する方法である
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成方法。
  6. 【請求項6】 前記インクジェット記録方法が、インク
    ジェット記録液の液滴を吐出し記録媒体に付着させて印
    字を行うインクジェット記録方法であって、上記記録媒
    体が請求項1または2に記載のインクジェット記録媒体
    である、請求項4または5に記載の画像形成方法。
  7. 【請求項7】 前記インクジェット記録方法が、インク
    ジェット記録液の液滴を吐出し記録媒体に付着させて印
    字を行うインクジェット記録方法であって、上記記録媒
    体が請求項3に記載のインクジェット記録媒体である、
    請求項4または5に記載の画像形成方法。
  8. 【請求項8】 前記インクジェット記録液が着色剤と、
    有機溶媒と、水と、界面活性剤とを少なくとも含んでな
    るものであることを特徴とする請求項6または7に記載
    の画像形成方法。
  9. 【請求項9】 インクジェット記録液として、イエロー
    インク組成物、マゼンタインク組成物、及びシアンイン
    ク組成物を少なくとも用いることを特徴とする請求項6
    〜8のいずれか一項に記載の画像形成方法。
  10. 【請求項10】 さらにブラックインク組成物を用いる
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成方法。
  11. 【請求項11】 少なくとも透明な基材上にインク受容
    層を設けてなる記録媒体に反転画像をインクジェット記
    録方法により印刷して、印刷面の裏面方向から文字や画
    像を正画像である記録画像として視認させるインクジェ
    ット記録物であり、かつ印刷面と介する方向に反射板を
    設けたことを特徴とするインクジェット記録物。
  12. 【請求項12】 前記反射板が金属光沢を有する素材か
    ら形成されてなることを特徴とする請求項11記載のイ
    ンクジェット記録物。
  13. 【請求項13】 前記金属光沢を有する素材がアルミ蒸
    着フィルムまたはアルミ箔であることを特徴とする請求
    項12記載のインクジェット記録物。
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