JP2000242175A - 水性ペン筆記用透明ラベル - Google Patents

水性ペン筆記用透明ラベル

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JP2000242175A
JP2000242175A JP3907699A JP3907699A JP2000242175A JP 2000242175 A JP2000242175 A JP 2000242175A JP 3907699 A JP3907699 A JP 3907699A JP 3907699 A JP3907699 A JP 3907699A JP 2000242175 A JP2000242175 A JP 2000242175A
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Daigo Morizumi
大悟 森住
Noritaka Egashira
典孝 江頭
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラベルの貼付される物品の下地を隠蔽するこ
とがなく、透明性に優れ、水性ペンの筆記性に優れ、ま
た水性インキの吸水性、定着性に優れた水性ペンの筆記
用透明ラベルを提供する。 【解決手段】 透明な基材2の一方の面に、水性ペンで
の筆記性を有する透明なインキ受容層3を設け、該基材
2の他方の面に透明な粘着剤層4、離型紙5を順次設け
た透明ラベル1で、該透明ラベルの離型紙を除いた構成
でのJIS−K7105におけるヘイズ値を50%以下
とした。特に、インキ受容層は、疎水性樹脂及び親水性
樹脂を主成分とし、各成分比率が、疎水性樹脂:親水性
樹脂=3:7〜7:3の範囲にして、またインキ受容層
には、粒径が0.3〜50μmの範囲の粒子を樹脂分1
00重量部に対して、0.1〜10重量部含有させて、
ラベルの貼付される物品の下地を隠蔽することがなく、
透明性に優れ、水性インキの吸水性、定着性に優れたも
のが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水性ペンによる筆記
が可能である透明ラベルに関し、詳細には水性ペンを用
いて文字やパターンを筆記記録した後、物品に貼り付け
た時に、その貼付される物品の表面状態(絵柄や色等)
を隠蔽せず、貼り付けた上から下地が見える水性ペン筆
記用透明ラベルに関するもので、テープカセットやMD
(ミニディスク)等のカセットのインデックスラベルに
用いることができる。
【0002】
【従来の技術】従来、筆記用具として、水性インキをボ
ールペンチップやフェルト等の各種のペン先で筆記する
タイプのもの、いわゆる水性ペンが各種の色相の品揃え
で市販されている。この水性ペンは、ボールペン、フェ
ルトペン、サインペン、筆ペン、プロッターペン等で水
性インキを使用したものである。市場ニーズより、その
水性ペンのインキ色相は、黄、赤、青、黒にとどまら
ず、紫、緑、橙等の中間色、白色、蛍光色、金色、銀
色、銅色等様々な数多くのものが販売されている。
【0003】そして、水性ペンで書き込む対象物は、上
質紙、アート紙、コート紙等の紙類にとどまらず、プラ
スチック類、金属類等が挙げられる。紙類の対象物に
は、水性ペンで直接、対象物に筆記することができる。
それに対して、プラスチック類、金属類等の対象物に
は、対象物の上にインキを受容する層を設けたり、裏面
に粘着剤が付着した基材にインキ受容層を設けたラベル
に水性ペンで筆記し、その対象物に貼り付けることが行
われている。上記のラベルタイプは、対象物が平面状で
なくても、予めラベルに筆記しておき、対象物に貼り付
けるので、対象物の形状を問わないで、様々な用途に利
用されてきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
水性ペン用筆記ラベルは、基材の上にインキ受容層を設
け、該受容層にインキ吸収性を高める無機顔料及び/ま
たは有機顔料を含んでいるため、インキ受容層/基材/
粘着剤層/離型紙の構成にして、離型紙を剥がして、イ
ンキ受容層/基材/粘着剤層の部分を物品に貼着する
と、基材と粘着剤層が透明であっても、インキ受容層が
不透明であり、そのラベルの貼付される物品の下地が隠
蔽されてしまうという問題が発生する。また、インキ受
容層を透明にするため、無機顔料や有機顔料を含有させ
ないで、受容層を形成すると、水性ペンの筆記時に、水
性インキ中の水分により受容層が削り取られて文字等が
うまく書けなくなるという問題がある。したがって、本
発明は、このような問題を解決するために、ラベルの貼
付される物品の下地を隠蔽することがなく、透明性に優
れ、水性ペンの筆記性に優れ、また水性インキの吸水
性、定着性に優れた水性ペンの筆記用透明ラベルを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、透明な基材の一方の面に、水性ペンでの
筆記性を有する透明なインキ受容層を設け、該基材の他
方の面に透明な粘着剤層、離型紙を順次設けた水性ペン
筆記用透明ラベルにおいて、該透明ラベルの離型紙を除
いた構成でのJIS−K7105におけるヘイズが50
%以下とした。前記基材とインキ受容層との間にプライ
マー層を設けることが好ましく、行われる。また、前記
のインキ受容層、基材、粘着剤層からなる積層体にハー
フカット処理が施されていることが好ましい。さらに、
前記のインキ受容層上、または基材上に予め絵柄を印刷
してあることが好ましい。前記インキ受容層は、以下の
条件にすることにより、より優れた効果、つまり、ラベ
ルの貼付される物品の下地を隠蔽することがなく、透明
性に優れ、水性インキの吸水性、定着性に優れたものが
得られる。
【0006】・インキ受容層は、疎水性樹脂及び親水性
樹脂を主成分とし、各成分比率が、疎水性樹脂:親水性
樹脂=3:7〜7:3の範囲にする。 ・インキ受容層は、粒径が0.3〜50μmの範囲の粒
子を樹脂分100重量部に対して、0.1〜10重量部
含有する。 ・インキ受容層の成分で、疎水性樹脂として、ポリエス
テル樹脂、アクリル樹脂、スチレン−アクリル共重合
体、酢酸ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体の
中の1種以上を含有する。 ・インキ受容層の成分で、親水性樹脂として、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン、セルロース、
(メタ)アクリル酸、ポリビニルアセタールの中の1種
以上を含有する。 また、前記水性ペンのインキ組成は、着色剤成分、樹脂
成分、多価アルコール成分、水から成り、各成分重量比
が、着色剤成分;2〜40%、樹脂成分;2〜20%、
多価アルコール成分;3〜40%、水;20〜90%の
範囲にすることが好ましい。
【0007】本発明の水性ペン筆記用透明ラベルの作用
は、以下の通りである。本発明のラベルは、透明な基材
の一方の面に、水性ペンでの筆記性を有する透明なイン
キ受容層を設け、該基材の他方の面に透明な粘着剤層、
離型紙を順次設け、該透明ラベルの離型紙を除いた構成
でのJIS−K7105におけるヘイズ値を50%以下
とした。特に、インキ受容層は、疎水性樹脂及び親水性
樹脂を主成分とし、各成分比率が、疎水性樹脂:親水性
樹脂=3:7〜7:3の範囲にして、またインキ受容層
には、粒径が0.3〜50μmの範囲の粒子を樹脂分1
00重量部に対して、0.1〜10重量部含有させて、
ラベルの貼付される物品の下地を隠蔽することがなく、
透明性に優れ、水性インキの吸水性、定着性に優れた水
性ペンの筆記用透明ラベルが得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明を行う。図1は、本発明
の水性ペン筆記用透明ラベルの一つの実施の形態を示す
断面図である。図1において、水性ペン筆記用透明ラベ
ル1は、透明な基材2の一方の面に、透明なインキ受容
層3を設けて、該基材2の他方の面に、透明な粘着剤層
4、離型紙5をこの順に設けた構成である。図2は、本
発明の水性ペン筆記用透明ラベルの他の実施の形態を示
す断面図であり、透明な基材2の一方の面に、透明なイ
ンキ受容層3を設けて、該基材2の他方の面に、透明な
粘着剤層4、離型紙5をこの順に設けた構成で、インキ
受容層3、基材2、粘着剤層4からなる積層体、すなわ
ち離型紙5を除いた部分にハーフカット6処理が施され
ている。
【0009】(基材)本発明のラベルで用いられる透明
な基材2としては、従来から使用されている透明な基材
をそのまま使用することができ、特に制限されない。基
材2は、透明性、耐熱性、寸法安定性、剛性を備えた熱
可塑性プラスチックにより形成されたものが好ましい。
具体的には、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、
ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリビニルア
ルコール樹脂、ポリエチレン樹脂、ジアセテート樹脂、
トリアセテート樹脂、ポリイミド樹脂等の厚さ5〜25
0μm程度、好ましくは10〜100μm程度のフィル
ム状あるいは板状のものが挙げられる。これらの基材2
は、その表面に形成するインキ受容層との密着力が不十
分な場合には、その表面にプライマー処理やコロナ放電
処理を施すことが好ましい。基材の厚みは、用途に応じ
て、強度などを考慮して適宜選択され、特に制限されな
いが、例えば、通常10〜100μm程度である。
【0010】(インキ受容層)基材の一方の面に形成さ
れる透明なインキ受容層3は、透明性のある、疎水性樹
脂と親水性樹脂を主成分とすることが好ましい。疎水性
樹脂とは、本質的に疎水性が高く、それ自身の単独皮膜
では水に不溶性な樹脂の水溶液やエマルジョンやディス
パージョンのことで、例えば、水性のアルキッド樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、塩ビ酢ビ共重
合樹脂、NBR樹脂、SBR樹脂、ポリウレタン樹脂、
アクリル系樹脂、ポリアミド等が単独もしくは混合物、
変性物として用いられる。変性物とは、例えば、水酸基
やカルボン酸、4級アンモニウム塩等を含有するモノマ
ーや化合物を共重合もしくはグラフトさせて親水性を上
げたものなどである。中でも、ポリエステル樹脂、アク
リル樹脂、スチレン−アクリル共重合体、酢酸ビニル樹
脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体の中の1種以上をイ
ンキ受容層に使用することが、基材との接着性が高く、
皮膜強度が高く、筆記時の受容層の耐擦過性が高く、特
に好ましい。
【0011】上記の水溶性樹脂とは、水もしくは水とア
ルコールの混合溶媒に可溶なもので従来公知の種々のも
のが用いられる。例えば、ポリビニルアルコールやポリ
ビニルピロリドン、ポリ(メタ)アクリル酸、セルロー
ス系樹脂(CMC、HEC、HPC等)、ポリアクリル
アミド、ポリエチレンオキサイド、ポリエチレングリコ
ール、ポリビニルアセタール系樹脂、ポリビニルメチル
エーテル、ポリアミン、ポリエチレンイミン、カゼイ
ン、ゼラチン、でんぷん等の水溶性樹脂及び/またはこ
れらの共重合物、カチオン/アニオン変性物等の少なく
とも1種以上が用いられる。
【0012】以上のインキ受容層の親水性樹脂におい
て、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、セ
ルロース、(メタ)アクリル酸、ポリビニルアセタール
の中の1種以上を含有することが好ましく、透明性に優
れ、水性インクの吸水性、定着性に優れている。また、
特に、疎水性樹脂と親水性樹脂の比が、3:7から7:
3の範囲にあることが好ましい。上記の範囲を逸脱する
と、インキ乾燥性、定着性、受容層の筆記時の耐久性等
の各性能をバランス良く保有した透明ラベルが得られな
くなってくる。
【0013】また、特に前記疎水性樹脂と親水性樹脂の
組合せが、水性ポリエステル樹脂とポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドンの混合物であることが好まし
い。親水性樹脂をポリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドンの混合物にすることにより、上記効果に加え
て、ラベルの保存性を低下させない(保存後のインキ吸
収性、耐久性を低下させない)点で特に好ましい。そし
て、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドンの比
率は1:5〜5:1の範囲が好ましい。
【0014】本発明の透明ラベルは、筆記適性をもた
せ、ラベルのブロッキングを防止する目的で、シリカ、
コロイダルシリカ、クレー、炭酸カルシウム、酸化チタ
ン、アルミナゾル等の無機粒子、ポリビニルアルコー
ル、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸エステ
ル、ポリスチレン、ポリアミド系樹脂、各種セルロー
ス、でんぷん等やこれらを架橋させたもの等の有機粒子
を加えることが好ましい。上記の粒子の粒径は、1次粒
径でも、2次粒径の何れでも、平均粒径で0.3〜50
μmの範囲が望ましく、その粒子を樹脂分100重量部
に対して、0.1〜10重量部添加することが好まし
い。この範囲より添加量が少ないと、耐ブロッキング性
の効果が充分に得られず、一方、この範囲より添加量が
多いと、透明性、水性ペンの筆記性が低下してくるた
め、好ましくない。この他に、各種界面活性剤、酸化防
止剤、紫外線吸収剤、消泡剤、親水性の高い各種変性オ
イル等を本発明の効果を妨げない範囲で混合して用いる
こともできる。
【0015】本発明では、透明ラベルの離型紙を除いた
構成でのJIS−K7105におけるヘイズが50%以
下である。ヘイズは、拡散透過率/全光線透過率で算出
され、曇価のことであり、本発明の透明ラベルは、透明
ラベルの離型紙を除いた構成でのJIS−K7105に
おけるヘイズ値を50%以下とすることにより、ラベル
の貼付される物品の下地を隠蔽することがない。上記ヘ
イズは、特に20%〜40%の範囲であることが好まし
い。ヘイズ値が50%を越えると、インキ受容層の透明
性が低下し、ラベルの貼付される物品の下地を隠蔽しや
すくなる。
【0016】上述した組成物のインキ受容層の形成方法
は、従来公知の種々の方法でよく、例えば、グラビアコ
ート、グラビアリバースコート、ロールコート、ワイヤ
ーバーコート、ブレードコート、ナイフコート、エアー
ナイフコート、コンマコート、スロットダイコート、デ
ィップコート等いずれの方法でもよい。これらの方法を
用いて基材に塗布する厚みは、乾燥時で、0.1〜50
μm、好ましくは、1〜10μmとするのが良い。この
厚みが、0.1μm未満になると、インキ吸収量が十分
でなく、他方で50μmを越えると、受容層の透明性が
低下し、また経済的デメリットが増える、すなわち製造
コストが高くなるので、好ましくない。尚、コーティン
グ量の確保のため、同一組成の液を複数回重ねて、コー
ティングしてもよい。
【0017】また、ラベルの粉塵による汚染防止等のた
め、下記の帯電防止剤を含む帯電防止層をラベルの最表
面に設けることができる。帯電防止剤としては、従来公
知の陽イオン、陰イオン、両性イオン、非イオン系のい
ずれの帯電防止剤を使用できる。例えば、第4級アンモ
ニウム塩、ポリアミン誘導体などのカチオン系帯電防止
剤、アルキルホスフェートなどのアニオン系帯電防止
剤、脂肪酸エステルなどのノニオン系帯電防止剤が、あ
げられる。帯電防止層は、上記の帯電防止剤と有機ない
し無機フィラーなどの滑剤を添加してもよく、それらを
溶剤に溶解または分散させた配合液を、公知の方法、す
なわち、グラビアコート、グラビアリバースコート、ロ
ールコート等の方法で塗布、乾燥して、形成される。そ
の帯電防止層の厚みは、乾燥時で0.001〜0.1μ
m程度である。
【0018】(プライマー層)本発明の透明ラベルは、
基材の一方の面に、インキ受容層を設けていて、基材と
インキ受容層との接着性が弱い場合、基材とインキ受容
層との間に、プライマー層を設けて、インキ受容層と基
材との接着を強めることができる。但し、そのプライマ
ー層は透明性を有することが前提である。プライマー層
に用いる樹脂としては、例えば、アルキッド樹脂、ポリ
エステル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、塩ビ酢ビ共重合樹
脂、NBR樹脂、SBR樹脂、ポリウレタン樹脂、アク
リル系樹脂、ポリアミド等が単独もしくは混合物、変性
物として用いられる。変性物とは、例えば、水酸基やカ
ルボン酸、4級アンモニウム塩含有モノマーを共重合も
しくはグラフトさせて、接着性、親水性を上げたものな
どである。
【0019】また、プライマー層の接着性、塗膜強度を
向上させるために、上記の樹脂を各種硬化剤、例えばエ
ポキシ樹脂、メラミン樹脂、イソシアネート等により架
橋させてもよい。上述したプライマー層の形成方法は、
前述のインキ受容層の形成方法と同様な方法が選べる。
プライマー層の厚みは、乾燥時で、0.01〜50μ
m、好ましくは0.1〜10μmとするのが良い。この
厚みが、0.1μm未満になると、接着性で充分な性能
が発揮せず、一方で、10μmを越えると、記録用シー
トを裁断時に端面がベタついてくる為、製造コストが高
くつくと併せて、好ましくない。
【0020】(粘着剤層)本発明において使用する透明
な粘着剤層4は、従来公知の溶剤系及び水系のいずれの
粘着剤を用いて形成することができる。粘着剤として、
例えば、酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、酢酸ビニル−
アクリル共重合体、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン樹脂や、
天然ゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、シリコー
ンゴムなどが挙げられる。また、粘着剤は、粘着性が高
く、Tg(ガラス転移温度)の低い主モノマー、Tgの
高いコモノマー、官能基含有モノマー等を用いた重合体
または共重合体から構成することができる。上記の主モ
ノマーは、具体的には、アクリル酸エチル、アクリル酸
ブチル等のアクリル酸アルキルエステルや、メタクリル
酸ブチル、メタクリル酸シクロヘキシル等のメタクリル
酸アルキルエステルが使用できる。
【0021】また、コモノマーはアクリル酸メチル、メ
タクリル酸メチル、酢酸ビニル、スチレン、アクリロニ
トリル等が挙げられる。官能基含有モノマーは、例えば
アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸等
のカルボキシル基を含有するモノマーや、2−ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、N−メチロールアクリ
ルアミド等のヒドロキシル基を含有するモノマー、アク
リルアミド、メタクリルアミド、グリシジルメタクリレ
ート等が挙げられる。上記の重合体または共重合体の溶
液に、架橋剤を添加することにより、粘着力やタック度
を調整することができる。その架橋剤は、例えば、イソ
シアナート系、エポキシ系、エチレンイミン系、アルミ
キレート系等の官能基と反応する架橋剤を選んで、添加
することができる。
【0022】粘着剤層4の塗工量は、約8〜30g/m
2 (固形分)が一般的であり、従来公知の方法、すなわ
ち、グラビアコート、グラビアリバースコート、ロール
コート等の方法で、離型紙の上または、透明な基材の受
容層の設けられていない面に塗布し、乾燥して粘着剤層
4を形成する。また、粘着剤層4の粘着力は、離型紙と
粘着剤層4との剥離強度で、JISZ0237準拠の1
80°による剥離方法において、100〜1,700g
の範囲、好ましくは700〜1,400gの範囲にする
ことが望ましい。以上の如き粘着剤の種類や、塗工量
は、前記の剥離強度が上記範囲になるように、選択して
使用することが好ましい。
【0023】(離型紙)本発明で使用する離型紙5は、
紙基材またはポリエチレンテレフタレート等のプラスチ
ックフィルム基材の一方の面に離型層を形成したもので
ある。紙基材は、例えば、上質紙、アート紙、軽量コー
ト紙、微塗工紙、コート紙、キャストコート紙、合成樹
脂またはエマルジョン含浸紙、合成ゴムラテックス含浸
紙、合成樹脂内添紙等が挙げられる。上記の紙基材やプ
ラスチックフィルム基材の厚みは、10〜200μm程
度である。
【0024】離型層は、上記の基材の上に、シリコーン
系剥離剤やワックス系剥離剤を塗布して形成したり、ポ
リエチレン樹脂等を押し出しコーティングして形成する
ことができる。離型層を均一に薄膜で形成するために、
ポリエチレン樹脂の押し出しコーティングが好ましく行
われる。使用するポリエチレン樹脂の密度は0.935
g/m 3 以上が好ましく、その厚さは5〜30μm程度
である。この離型層の最表面には粘着剤層との剥離性を
向上させるため、シリコーン系剥離剤やワックス系剥離
剤を塗布しておくことが好ましい。
【0025】(水性ペンのインキ)本発明の水性ペン筆
記用透明ラベルにおいて、筆記用として使用される水性
ペンのインキは着色剤成分、樹脂成分、多価アルコール
成分、水から構成されている。着色剤成分は、公知の各
種顔料が使用可能であり、例えば、アゾ系顔料、縮合ポ
リアゾ系顔料、フタロシアニン系顔料、キナクリドン系
顔料、アントラキノン系顔料、ジオキサジン系顔料、イ
ンジゴ系顔料、チオインジゴ系顔料、ペリノン、ペリレ
ン系顔料、メラミン系顔料等の有機顔料や、酸化チタ
ン、酸化鉄、金属粉(アルミニウム)、カーボンブラッ
ク等の無機顔料が挙げられ、これらは単独で用いてもよ
く、2種以上を組み合わせて用いてもよい。また、通常
の水性インキに用いられている酸性染料、塩基性染料、
蛍光染料等の各種色相の従来公知の染料を、任意に使用
することができ、それぞれ単独で用いても、2種以上を
組み合わせてもよい。
【0026】水性ペンのインキの樹脂成分は、顔料を分
散させる目的や着色剤を結着させる目的で添加される。
樹脂成分として、例えば、ポリメタクリル酸メチル、ポ
リアクリル酸エチル、ポリアクリルアミド、アクリロニ
トリル−エチレン共重合体、スチレン−アクリロニトリ
ル共重合体等のアクリル系樹脂、スチレン樹脂、ウレタ
ン樹脂、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコー
ル、でんぷん等が挙げられる。また、水性ペンのインキ
の多価アルコール成分としては、エチレングリコール、
ジエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセ
リン等が挙げられる。このように水性ペンのインキは、
着色剤成分、樹脂成分、多価アルコール成分、水とその
他添加剤を含有することができ、従来公知の材料を使用
する。また、水性ペンのインキ組成は、従来公知のもの
が使用できるが、特に着色剤成分、樹脂成分、多価アル
コール成分、水から構成され、各成分重量比が、着色剤
成分;2〜40%、樹脂成分;2〜20%、多価アルコ
ール成分;3〜40%、水;20〜90%の範囲にある
ことが好ましい。
【0027】(ハーフカット)本発明の水性ペン筆記用
透明ラベルは、上記で説明したインキ受容層、基材、粘
着剤層からなる積層体、すなわち離型紙を除いた部分に
ハーフカット6の処理を施すことができ、透明ラベルを
離型紙から剥がしやすくできる。このハーフカットの形
成方法は、カッター刃を取り付けた上型と台座の間に、
透明ラベルを挿入して、上型を上下動させる方法や、シ
リンダータイプのロータリーカッター方法、さらにレー
ザー加工手段により熱処理等、ハーフカットできる方法
であれば、特に制限はない。図2に示したハーフカット
6は、深さが一定しているが、部分的に、ハーフカット
の加工深さを浅くしたり、連続したハーフカットでな
く、部分的に、アンカット(全くカットがない)部分を
設けたりして、ラベルの取扱中に、ハーフカットの部分
が剥離するトラブルを防止することができる。但し、上
記加工は、ハーフカットの部分を手で剥離しようとする
時は、剥がせる程度に行う必要がある。図示はしない
が、透明ラベルに対し、ハーフカット処理は直線状、曲
線状、四角形、円形、楕円等、任意の形状で行うことが
できる。また、例えば、四角形、円形、楕円等で囲まれ
た形状にハーフカット処理を行う場合、その囲まれた形
状の隣接した外側の部分で、離型紙を除いた部分を予め
全て剥がしておくことも可能である。
【0028】(絵柄印刷)本発明の水性ペン筆記用透明
ラベルは、インキ受容層上、または基材上に予め絵柄を
印刷することができる。尚、基材上としては、基材のイ
ンキ受容層側でも、裏面側でも、また両側でも絵柄を設
けることができる。その絵柄は、従来公知のオフセット
印刷用インキや活版印刷用インキ、グラビア印刷用イン
キ等で、印刷し、形成することができる。その印刷する
絵柄は、地紋、縁取り、枠、文字等の任意のものが選定
でき、水性ペンで筆記する際に、書く位置や項目等の指
定を行ったり、ラベルのデザインや宣伝上のために、キ
ャラクターデザインやロゴタイプの商品名や会社名等を
印刷したりすることができる。尚、インキ受容層上に絵
柄を印刷する場合は、水性インキでインクジェットプリ
ンターで印刷したり、水性インキによる上記の印刷で形
成したり、水性インキによるスタンプ方式で形成したり
することができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例について、説明する。
尚、以下に部とあるのは、特に断りのない限り重量基準
である。 (実施例1)透明な基材として、厚み25μmの透明な
ポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ(株)製
T−60)を用い、その一方の面にプライマー層を下記
組成で乾燥時塗布量が0.5g/m2 になるように、バ
ーコート法にて塗布後、乾燥させて、形成し、さらに、
そのプライマー層の上に透明なインキ受容層を下記組成
で乾燥時塗布量が5.0g/m2 になるように、バーコ
ート法にて塗布後、乾燥させて、形成した。
【0030】 〔プライマー層の組成〕 ポリエステル樹脂(東洋紡績(株)製 バイロン200) 20部 メチルエチルケトン 40部 トルエン 40部
【0031】 〔インキ受容層の組成〕 固形分比 疎水性樹脂:水性ポリエステル樹脂 5 (日本合成化学(株)製 ポリエスターWR−905) 水溶性樹脂:ポリビニルアルコール 5 (クラレ(株)製 PVA 217、重合度1700、鹸化度88モル%) 粒子:シリカ 0.2 (富士シリシア製 サイリシア456、平均粒径5.5μm)
【0032】上記の基材の受容層の設けられていない面
に、下記組成の透明な粘着剤層をバーコート法で、固形
分で塗工量8g/m2 で塗工、乾燥して形成した。 〔粘着剤層の組成〕 アクリル共重合体(綜研化学(株)製 SKダイン1310L) 48部 エポキシ樹脂(綜研化学(株)製 硬化剤E−AX) 0.36部 酢酸エチル 51.64部
【0033】次に、紙基材としてコート紙(坪量73.
3g/m2 )の一方の面に押し出しコーティングにより
ポリエチレン樹脂層を厚さ15μmになるように形成
し、さらにそのポリエチレン樹脂層の上に、離型層とし
て下記組成のシリコーン塗工液をグラビアコートによ
り、固形分で0.1g/m2 で塗工して、離型紙を作成
した。以上の粘着剤層と、離型紙の離型層とが接するよ
うに、ドライラミネーション法にて、貼り合わせて、実
施例1の水性ペン筆記用透明ラベルを用意した。
【0034】 〔離型層の組成〕 付加反応型離型紙用シリコーン 32部 (信越化学工業(株)製 KS−778) 触媒(信越化学工業(株)製 CAT−PL−8) 0.32部 トルエン 67.68部
【0035】(実施例2)実施例1の透明ラベルで使用
したインキ受容層を下記組成に変更し、受容層の乾燥時
塗布量が2.0g/m2 になるようにした以外は、実施
例1と同様にして、実施例2の水性ペン筆記用透明ラベ
ルを用意した。 〔インキ受容層の組成〕 固形分比 疎水性樹脂:スチレン−アクリル共重合体 7 (東邦化学(株)製 ハイテックS3121) 水溶性樹脂:ポリビニルアルコール 3 (クラレ(株)製 PVA 217、重合度1700、鹸化度88モル%) 粒子:ポリメチルメタクリレート 0.2 (積水化成(株)製 MBX−30、平均粒径30μm)
【0036】(実施例3)実施例1の透明ラベルで使用
したインキ受容層を下記組成に変更し、受容層の乾燥時
塗布量が3.0g/m2 になるようにした以外は、実施
例1と同様にして、実施例3の水性ペン筆記用透明ラベ
ルを用意した。 〔インキ受容層の組成〕 固形分比 疎水性樹脂:水性ポリエステル樹脂 5 (日本合成化学(株)製 ポリエスターWR−905) 水溶性樹脂:ポリビニルアルコール 2 (クラレ(株)製 PVA 217、重合度1700、鹸化度88モル%) 水溶性樹脂:ポリビニルピロリドン(BASF社製 K90) 3 粒子:シリカ 0.2 (富士シリシア製 サイリシア470、平均粒径12μm)
【0037】(比較例1)実施例1の透明ラベルで使用
したインキ受容層を下記組成に変更した以外は、実施例
1と同様にして、比較例1の水性ペン筆記用透明ラベル
を用意した。 〔インキ受容層の組成〕 固形分比 水溶性樹脂:ポリビニルアルコール 1 (クラレ(株)製 PVA 217、重合度1700、鹸化度88モル%) 粒子:シリカ 5 (富士シリシア製 サイリシア456、平均粒径5.5μm)
【0038】上記の実施例および比較例の水性ペン筆記
用透明ラベルについて、下記条件にて水性インキの定着
性と、ラベルの透明性及び透明ラベルの離型紙を除いた
構成でのヘイズを調べた。 (定着性)水性ペン(ぺんてる(株)製 Hybrid
(赤))を用いて、文字等をインキ受容層面に手書きに
て書き込み、書き込んでから約30秒後に、書き込み部
を指で持った脱脂綿で、1回擦りつけて、書き込み部の
滲みや流れ出しがないか、目視にて観察し、水性インキ
の定着性を評価した。その評価の判断基準は以下の通り
である。 ○:書き込み部の滲みや流れ出しがほとんど無く、水性
インキの定着性が良好である。 ×:書き込み部が拭き取られて、読めなくなり、水性イ
ンキの定着性が不良である。
【0039】(透明性)上記の実施例および比較例で用
意した各水性ペン筆記用透明ラベルの離型紙を剥がし
て、透明ラベルの離型紙を除いた構成で、木目調の机に
貼り付けた。ラベルの貼付された物品の下地が隠蔽され
ているか、すなわち、机の表面状態(木目調の絵柄や色
等)が隠蔽されているかどうか、ラベルを貼り付けた上
から下地が見えるかどうか、目視して評価した。判断基
準は以下の通りである。 ○:机の表面状態(木目調の絵柄や色等)が全く隠蔽さ
れず、ラベルを貼り付けた上から机の下地が良く見え
て、良好である。 △:机の表面状態(木目調の絵柄や色等)がほとんど隠
蔽されず、ラベルを貼り付けた上から机の下地が完全で
はないが見えて、ほぼ良好である。 ×:机の表面状態(木目調の絵柄や色等)が隠蔽され、
ラベルを貼り付けた上から机の下地がほとんど見えず、
不良である。
【0040】(ヘイズ)上記の実施例および比較例で用
意した各水性ペン筆記用透明ラベルの離型紙を除いた構
成で、JIS−K7105で規定する方法で、拡散透過
率/全光線透過率により、ヘイズを測定、算出する。
【0041】(評価結果)評価結果を下記表1に示す。
【表1】
【0042】
【発明の効果】以上の通り、本発明の水性ペン筆記用透
明ラベルは、透明な基材の一方の面に、水性ペンでの筆
記性を有する透明なインキ受容層を設け、該基材の他方
の面に透明な粘着剤層、離型紙を順次設け、該透明ラベ
ルの離型紙を除いた構成でのJIS−K7105におけ
るヘーズ値を50%以下とした。特に、インキ受容層
は、疎水性樹脂及び親水性樹脂を主成分とし、各成分比
率が、疎水性樹脂:親水性樹脂=3:7〜7:3の範囲
にして、またインキ受容層には、粒径が0.3〜50μ
mの範囲の粒子を樹脂分100重量部に対して、0.1
〜10重量部含有させて、ラベルの貼付される物品の下
地を隠蔽することがなく、透明性に優れ、水性インキの
吸水性、定着性に優れた水性ペンの筆記用透明ラベルが
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水性ペン筆記用透明ラベルの一つの実
施の形態を示す断面図である。
【図2】本発明の水性ペン筆記用透明ラベルの他の実施
の形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 水性ペン筆記用透明ラベル 2 透明な基材 3 インキ受容層 4 透明な粘着剤層 5 離型紙 6 ハーフカット

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明な基材の一方の面に、水性ペンでの
    筆記性を有する透明なインキ受容層を設け、該基材の他
    方の面に透明な粘着剤層、離型紙を順次設けた水性ペン
    筆記用透明ラベルにおいて、該透明ラベルの離型紙を除
    いた構成でのJIS−K7105におけるヘイズが50
    %以下であることを特徴とする水性ペン筆記用透明ラベ
    ル。
  2. 【請求項2】 前記基材とインキ受容層との間にプライ
    マー層を設けることを特徴とする上記の請求項1に記載
    する水性ペン筆記用透明ラベル。
  3. 【請求項3】 前記のインキ受容層、基材、粘着剤層か
    らなる積層体にハーフカット処理が施されていることを
    特徴とする上記の請求項1に記載する水性ペン筆記用透
    明ラベル。
  4. 【請求項4】 前記のインキ受容層上、または基材上に
    予め絵柄を印刷してあることを特徴とする上記の請求項
    1に記載する水性ペン筆記用透明ラベル。
  5. 【請求項5】 前記インキ受容層が疎水性樹脂及び親水
    性樹脂を主成分とし、各成分比率が、疎水性樹脂:親水
    性樹脂=3:7〜7:3の範囲にあることを特徴とする
    上記の請求項1に記載する水性ペン筆記用透明ラベル。
  6. 【請求項6】 前記インキ受容層が、粒径が0.3〜5
    0μmの範囲の粒子を樹脂分100重量部に対して、
    0.1〜10重量部含有することを特徴とする上記の請
    求項1に記載する水性ペン筆記用透明ラベル。
  7. 【請求項7】 前記インキ受容層の成分で、疎水性樹脂
    として、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、スチレン−
    アクリル共重合体、酢酸ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビ
    ニル共重合体の中の1種以上を含有することを特徴とす
    る上記の請求項5に記載する水性ペン筆記用透明ラベ
    ル。
  8. 【請求項8】 前記インキ受容層の成分で、親水性樹脂
    として、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
    ン、セルロース、(メタ)アクリル酸、ポリビニルアセ
    タールの中の1種以上を含有することを特徴とする上記
    の請求項5に記載の水性ペン筆記用透明ラベル。
  9. 【請求項9】 前記水性ペンのインキ組成が、着色剤成
    分、樹脂成分、多価アルコール成分、水から成り、各成
    分重量比が、着色剤成分;2〜40%、樹脂成分;2〜
    20%、多価アルコール成分;3〜40%、水;20〜
    90%の範囲にあることを特徴とする上記の請求項1に
    記載する水性ペン筆記用透明ラベル。
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