JP2001271022A - 水性印刷インキ用アンカーコート組成物及び熱収縮性ラベル - Google Patents

水性印刷インキ用アンカーコート組成物及び熱収縮性ラベル

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JP2001271022A
JP2001271022A JP2000085451A JP2000085451A JP2001271022A JP 2001271022 A JP2001271022 A JP 2001271022A JP 2000085451 A JP2000085451 A JP 2000085451A JP 2000085451 A JP2000085451 A JP 2000085451A JP 2001271022 A JP2001271022 A JP 2001271022A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水性印刷インキで印刷を行う際に、水性イン
キに対して優れた接着性及び印刷適性を示すとともに、
包装用フィルムとしてセンターシール加工を行うに際
し、良好な接着性を発現する水性印刷インキ用アンカー
コート組成物を得る。 【解決手段】 本発明の水性印刷インキ用アンカーコー
ト組成物は、水性印刷インキによる印刷に先だって被印
刷体に塗布される水性印刷インキ用アンカーコート組成
物であって、(A)アクリル系共重合樹脂及びポリウレ
タン樹脂から選択された少なくとも1種の樹脂と、
(B)スチレン系樹脂とを含有することを特徴とする。
このアンカーコート組成物は、前記(A)アクリル系共
重合樹脂及びポリウレタン樹脂から選択された樹脂の総
量100重量部に対して、(B)スチレン系樹脂を例え
ば0.5〜50重量部の割合で含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水性印刷インキに
よる印刷に先だって被印刷体に塗布される水性印刷イン
キ用アンカーコート組成物(プライマー)と、熱収縮性
プラスチックフィルムの表面にアンカーコート層を介し
て水性印刷インキによる印刷層が設けられた熱収縮性ラ
ベルに関する。より詳細には、各種熱収縮性フィルム等
に水性インキにてグラビア印刷等の印刷を施す場合にお
いて、優れた接着性、印刷適性及び乾燥性を有し、且つ
包装用フィルムとしてセンターシール加工を行うに際
し、良好な接着性を発現する水性印刷インキ用アンカー
コート組成物と、該アンカーコート組成物で形成された
アンカーコート層を有する熱収縮性ラベルに関する。本
発明の水性印刷インキ用アンカーコート剤は、特にポリ
スチレン系の熱収縮性フィルムに対して有用である。
【0002】
【従来の技術】近年、ゴミ公害防止の目的で、飲料・酒
類、食品調味料や医薬品、化粧品等のガラス、プラスチ
ックや金属等の容器に、熱収縮性フィルムを用いたいわ
ゆる熱収縮性ラベルが多用されている。この熱収縮性ラ
ベルでは、印刷適性及び熱収縮加工性が要求されるの
で、主に溶剤型の印刷インキが用いられてきた。
【0003】しかし、溶剤型印刷インキでは、有機溶剤
を多量に含むため、引火爆発などの安全性、有機溶剤中
毒などの衛生性、大気汚染などの環境汚染性の点で問題
があった。これらの問題の解決法として水性インキによ
る印刷が提唱されてきた。しかしながら、熱収縮性ラベ
ルに用いられるプラスチックフィルムは、一般に表面張
力が低く水をはじくため、水性インキが接着しにくいも
のであった。また、接着しやすい水性インキも提案され
ているが、このようなインキは美粧性などの印刷適性が
低下する傾向にあり、水性アクリル樹脂等をバインダー
とした水性インキが一部で実用化されているに過ぎな
い。しかも、この水性インキの適用できるフィルムはポ
リオレフィンフィルムに限られていた。
【0004】そこで、熱収縮性フィルムの表面を印刷し
やすくし、水性インキで容易に印刷できるようにするた
め、熱収縮性フィルムの表面にアンカーコート剤(プラ
イマーとも称する)を塗布することが提唱された。例え
ば、特開平7−140901号公報では、このような水
性印刷インキ用のアンカーコート剤としてポリウレタン
水性分散体が開示されている。しかし、このアンカーコ
ート剤でも、インキの接着性等は確保されるものの、接
着強度の発現には時間を要するという問題点があった。
【0005】一方、例えばポリエチレンテレフタレート
製ボトル(PETボトル)やガラスビンなどの容器に用
いる熱収縮性フィルムからなる熱収縮性ラベルの加工方
法として、印刷後のシート状フィルムの両端を有機溶剤
やドープセメント等により貼り合わせて円筒状物とする
センターシール加工(シーム加工)が広く行われてい
る。このセンターシール加工では、フィルムの印刷面と
裏面とが貼り合わされるが、前記アンカーコート剤がセ
ンターシール対象部にまで印刷又は塗布されていると、
その部分では接着が妨げられ、センターシール部の接着
強度が低下して、著しい場合にはセーターシール部が剥
離する場合が生じる。特にスチレン−ブタジエン共重合
体等のポリスチレン系フィルムでは、耐溶剤性に劣るた
め多量の有機溶剤を塗布できないことから、十分な接着
強度を得ることが困難であった。アンカーコート剤をセ
ンターシール部のみを正確に除いて印刷、塗布すること
は一般に困難であるため、センターシール加工を損なわ
ないようなアンカーコート剤が望まれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、水性印刷インキで印刷を行う際に、水性インキ
に対して優れた接着性及び印刷適性を示すとともに、包
装用フィルムとしてセンターシール加工を行うに際し、
良好な接着性を発現する水性印刷インキ用アンカーコー
ト組成物を提供することにある。本発明の他の目的は、
スチレン系フィルムやポリエステル系フィルムにも適用
可能な水性印刷インキ用アンカーコート組成物を提供す
ることにある。本発明のさらに他の目的は、水性インキ
の定着性に優れるとともに、十分な接着強度を有するセ
ンターシール加工が可能な熱収縮性ラベルを提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するため鋭意検討した結果、特定の樹脂を組み合
わせたアンカーコート組成物(アンカーコート剤)を熱
収縮性フィルム等の被印刷体表面に塗布すると、水性印
刷インキにより容易に印刷ができ、しかも包装用フィル
ムとしてセンターシール加工を施す際に、前記アンカー
コート組成物が有機溶剤等によるシール性を妨げること
がなく、良好な接着性を発現することを見出し、本発明
を完成した。
【0008】すなわち、本発明は、水性印刷インキによ
る印刷に先だって被印刷体に塗布される水性印刷インキ
用アンカーコート組成物であって、(A)アクリル系共
重合樹脂及びポリウレタン樹脂から選択された少なくと
も1種の樹脂と、(B)スチレン系樹脂とを含有するこ
とを特徴とする水性印刷インキ用アンカーコート組成物
を提供する。
【0009】このアンカーコート組成物において、
(A)アクリル系共重合樹脂及びポリウレタン樹脂から
選択された樹脂の総量100重量部に対して、(B)ス
チレン系樹脂を0.5〜50重量部の割合で含んでいて
もよい。前記(B)スチレン系樹脂の重量平均分子量
は、例えば1,000〜100,000程度である。本
発明は、また、熱収縮性フィルムの表面に上記の水性印
刷インキ用アンカーコート組成物が塗布され、該塗布面
に水性インキによる印刷が施されている熱収縮性ラベル
を提供する。この熱収縮性ラベルは、熱収縮性フィルム
の全面又は一部に上記の水性印刷インキ用アンカーコー
ト組成物が塗布され、該塗布層を介してセンターシール
されて筒状に加工されたものであってもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を必要
に応じて図面を参照しつつ説明する。本発明の水性印刷
インキ用アンカーコート組成物は、(A)アクリル系共
重合樹脂及びポリウレタン樹脂から選択された少なくと
も1種の樹脂と、(B)スチレン系樹脂とを含有してい
る。
【0011】前記樹脂(A)のうちアクリル系共重合樹
脂としては、プラスチックフィルムなどの被塗工体(被
印刷体)に対して接着力を示すものであれば特に限定さ
れず、該特性を有する慣用乃至公知のアクリル系共重合
樹脂を使用できる。該アクリル系共重合樹脂を構成する
アクリル系モノマーとして、例えば、(メタ)アクリル
酸;(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エ
チル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル
酸ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシルなど
の(メタ)アクリル酸アルキルエステル;(メタ)アク
リル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸ヒド
ロキシプロピルなどの(メタ)アクリル酸ヒドロキシア
ルキルエステル;(メタ)アクリル酸フルオロアルキル
エステル;1−(γ−ブチロラクトン−2−イル)エチ
ル(メタ)アクリレートなどのラクトン環を有する(メ
タ)アクリル酸エステル;2−(メタ)アクリロイルオ
キシ無水コハク酸などの環状酸無水物骨格を有する(メ
タ)アクリル酸エステル等が挙げられる。
【0012】前記アクリル系共重合樹脂は、上記アクリ
ル系モノマーの2種以上からなる共重合体であってもよ
く、また、上記アクリル系モノマーの1種又は2種以上
と、他の共重合可能なモノマーの1種又は2種以上との
共重合体であってもよい。前記他のモノマーとして、例
えば、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン
などのスチレン系モノマー;マレイン酸、フマル酸、イ
タコン酸などのカルボキシル基含有モノマー;無水マレ
イン酸などの酸無水物基含有モノマー;塩化ビニル;エ
チレン、プロピレンなどのオレフィン;酢酸ビニルなど
のビニルエステル類などが例示される。なお、アクリル
系共重合樹脂におけるアクリル系モノマーの割合はポリ
マーを構成する全モノマー成分の50モル%以上、好ま
しくは70モル%以上である。
【0013】本発明において用いられるアクリル系共重
合樹脂の重量平均分子量は、一般には3,000〜50
0,000程度、好ましくは5,000〜100,00
0、さらに好ましくは10,000〜70,000程度
の範囲である。重量平均分子量が3,000未満の場合
には、十分な接着強度が得られにくくなり、500,0
00を超えると、美粧性などの印刷適性が低下しやすく
なる。アクリル系共重合樹脂は1種又は2種以上を組み
合わせて使用できる。
【0014】前記樹脂(A)のうちポリウレタン樹脂と
しては、ポリイソシアネート化合物とポリオール化合物
とを反応させて得られる樹脂であってプラスチックフィ
ルムなどの被塗工体(被印刷体)に対して接着力を示す
ものであれば特に限定されず、該特性を有する慣用乃至
公知のポリウレタン樹脂を使用できる。
【0015】前記ポリイソシアネート化合物としては、
芳香族、脂肪族及び脂環族の公知のジイソシアネート類
の1種又は2種以上の混合物を用いることができる。ジ
イソシアネート類の具体例として、例えば、トリレンジ
イソシアネート、4,4−ジフェニルメタンジイソシア
ネート、1,3−フェニレンジイソシアネート、ヘキサ
メチレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネー
ト、1,5−ナフタレンジイソシアネート、イソホロン
ジイソシアネートなどが挙げられる。また、必要に応じ
て3官能以上のポリイソシアネート類やポリイソシアネ
ートアダクト体を上記ジイソシアネートと混合して用い
ることもできる。
【0016】前記ポリオール化合物としては、エチレン
グリコール、ジエチレングリコール、1,3−プロパン
ジオール、プロピレングリコール、ブタンジオール
(1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール
等)、1,6−ヘキサンジオール、シクロヘキサンジメ
タノールなどの低分子量グリコール類;ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチ
レングリコール、ポリテトラメチレングリコール−ポリ
カプロラクトン共重合体等のポリエーテルジオール;プ
ロピレングリコール、ブタンジオール、ヘキサンジオー
ルなどのジオール類とアジピン酸、セバシン酸、アゼラ
イン酸、イソフタル酸、テレフタル酸、フマル酸などの
2塩基酸類とから得られるポリエステルジオール;ポリ
カプロラクトンポリオール、ポリバレロラクトンポリオ
ール、ラクトンブロック共重合ポリオールなどのラクト
ンジオールなどの公知のジオール類を使用できる。ま
た、必要に応じて上記のジオール類と、3官能以上のポ
リオール化合物とを混合して用いることもできる。
【0017】前記ポリウレタン樹脂の重量平均分子量
は、一般には5,000〜200,000程度、好まし
くは10,000〜100,000程度である。重量平
均分子量が5,000未満では乾燥塗膜が強靱性に乏し
く脆弱になり、また200,000を超えると溶解性が
低下し粘度が高くなりやすい。ポリウレタン樹脂は1種
又は2種以上を組み合わせて使用できる。
【0018】前記(B)スチレン系樹脂にはポリスチレ
ン及びスチレン系共重合樹脂が含まれ、それぞれ公知の
樹脂を使用できる。スチレン系共重合樹脂は、2種以上
のスチレン系モノマーの共重合体又は1種又は2種以上
スチレン系モノマーと1種又は2種以上の共重合可能な
他のモノマーとの共重合体であり、スチレン系モノマー
をモノマー成分全体の50モル%以上、好ましくは70
モル%以上含む樹脂である。
【0019】スチレン系モノマーとしては、例えば、ス
チレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエンなどが例
示される。共重合可能な他のモノマーとしては、例え
ば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エ
チル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸
2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロ
キシエチル、(メタ)アクリル酸セロソルブエステル、
(メタ)アクリル酸カルビトールエステルなどのアクリ
ル酸又はメタクリル酸エステル類;アクリロニトリル;
アクリルアミド;酢酸ビニルなどが挙げられる。
【0020】(B)スチレン系樹脂の重量平均分子量
は、一般には1,000〜100,000程度であり、
好ましくは1,500〜80,000程度である。重量
平均分子量が1,000未満では十分な接着強度が得ら
れ難くなり、100,000を超えるとアンカーコート
組成物の粘度が上昇し、均一性が低下するほか、塗布時
の作業性が低下し、糸引きなどのトラブルが生じやすく
なる。
【0021】前記(A)アクリル系共重合樹脂及びポリ
ウレタン樹脂から選択された少なくとも1種の樹脂と
(B)スチレン系樹脂は溶剤に溶解又は分散して利用さ
れる。前記溶剤としては、前記樹脂を溶解又は分散可能
なものであれば特に制限されず、例えば、酢酸メチル、
酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸ブチルなどのエス
テル類;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブ
チルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン類;メタノ
ール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、
ブタノール、エチレングリコールなどのアルコール類;
ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族化合物;シ
クロヘキサンなどの脂環族化合物;ヘキサン、オクタン
などの脂肪族炭化水素;テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジメトキシエタンなどのエーテル類などの有機溶
剤;水;及びこれらの混合溶剤などが用いられる。これ
らの中でも、被印刷体であるプラスチックフィルム等を
侵しにくいという特性、及び衛生性などの面から、エス
テル類、アルコール類又はこれらの混合溶媒が好まし
い。
【0022】アンカーコート組成物中の前記樹脂の割合
は、被印刷体の種類や水性印刷インキの種類等によって
適宜選択できるが、(A)アクリル系共重合樹脂及びポ
リウレタン樹脂から選択された樹脂の総量100重量部
に対して、(B)スチレン系樹脂が0.5〜50重量部
の割合であるのが好ましい。(B)スチレン系樹脂の割
合が0.5重量部未満の場合には、センターシール時の
接着力が低下しやすくなり、また50重量部を超える
と、水性インキの転移性や接着性が低下しやすくなる。
(B)スチレン系樹脂のより好ましい割合は、前記樹脂
(A)の総量100重量部に対して1〜40重量部であ
り、さらに好ましくは2〜30重量部である。水性印刷
インキ用アンカーコート組成物中の前記樹脂(A)及び
樹脂(B)の濃度は、樹脂の溶解性、塗布性等を損なわ
ない範囲で適宜選択できる。
【0023】本発明の水性印刷インキ用アンカーコート
組成物は、水性印刷インキにより印刷を施す被印刷体の
表面に塗布される。塗布方法としては、例えば、グラビ
アコート法、リバースコート法、ナイフコート法、キス
コート法、バーコート法、その他慣用のコーティング法
やグラビア印刷等の各種印刷法を採用できる。
【0024】被印刷体としては特に限定されないが、セ
ンターシール加工を施す包装用のプラスチックフィルム
(シートを含む)、特に、水性インキが定着しにくい熱
収縮性フィルム(例えば、スチレン系フィルム、ポリエ
ステル系フィルムなど)に前記アンカーコート組成物を
塗布する場合に有用性が高い。
【0025】図1は本発明の熱収縮性ラベルの一例を示
す断面図、図2は本発明の熱収縮性ラベルの他の例を示
す断面図である。図1の例(熱収縮性ラベル1)では、
熱収縮性プラスチックフィルム2(基材フィルム)の略
全面にアンカーコート層3が形成され、さらに、熱収縮
性プラスチックフィルム2の表面のうちセンターシール
に用いる端辺aを除いた他の部分bに、水性印刷インキ
で印刷した印刷層4が設けられている。また、図2の例
(熱収縮性ラベル11)では、センターシールに用いる端
辺aの終端部を除いてアンカーコート層3が形成されて
おり、端辺aにおいてアンカーコート層3が一部露出し
た状態にある(端辺aの終端部では基材フィルム2が露
出している)。このようなラベルは、センターシール時
に基材フィルム同士が接着する部分を有するので、セン
ターシール性が高められる。
【0026】熱収縮性プラスチックフィルム2として
は、熱により収縮性を示すプラスチックフィルムであれ
ばよく、例えば、ポリエチレンテレフタレート等からな
るポリエステルフィルム、スチレン−ブタジエンブロッ
ク共重合体等からなるスチレン系フィルム、ポリプロピ
レン等のオレフィン系樹脂からなるオレフィン系フィル
ム、塩化ビニル樹脂などが挙げられる。本発明では、ア
ンカーコート層3を特定の組み合わせからなる樹脂で構
成するので、水性印刷インキでは一般に印刷が困難なス
チレン−ブタジエンブロック共重合体やポリエステルフ
ィルムからなるフィルムに対しても、良好な印刷ができ
る。
【0027】熱収縮性プラスチックフィルム2は、例え
ば、フィルムを構成する樹脂を含む樹脂組成物をTダイ
や環状ダイから押出成形し、得られた未延伸シートを一
軸又は二軸延伸することにより製造できる。熱収縮性プ
ラスチックフィルム2の少なくとも一方向Xの熱収縮率
は、各種容器等への収縮密着性の点から、30%以上が
好ましく、さらに好ましくは50%以上である。また、
熱収縮性プラスチックフィルム2の厚さは、ラベルの取
扱性等を考慮して適宜選択できるが、通常10〜100
μm程度、好ましくは20〜60μm程度である。
【0028】アンカーコート層3は、前記本発明の水性
インキ用アンカーコート組成物を、例えば前記方法によ
り塗布し、乾燥することにより形成できる。アンカーコ
ート層3の厚さは、ラベルの取扱性等を損なわない範囲
で適宜選択できるが、一般には0.1〜20μm、好ま
しくは0.2〜5μm程度である。
【0029】印刷層4の形成に用いる水性印刷インキと
しては、グラビア印刷等に通常用いられる水性印刷イン
キを使用できる。このような水性印刷インキは、水性イ
ンキ用樹脂(バインダー樹脂)を主成分とし、これに、
染料・顔料等の色素、分散剤、さらにワックス、体質顔
料、消泡剤、安定剤、潤滑剤等の添加剤を必要に応じて
加え、水或いは水と水混和性の有機溶剤(例えば、メタ
ノール、エタノール、n−プロピルアルコール、イソプ
ロピルアルコールなど)との混合溶剤を加え、アトライ
ター、サンドミル等で十分に混練し、所定の粘度になる
よう調整することにより製造できる。
【0030】前記水性インキ用樹脂としては、例えば、
(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステル、
(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリル酸ヒドラジ
ド、スチレン等をモノマーとする水溶性又は水分散性ア
クリル系樹脂、水溶性又は水分散性スチレン−マレイン
酸共重合体、水溶性又は水分散性ポリウレタン樹脂、水
溶性又は水分散性ポリエステル樹脂、水溶性又は水分散
性エチレン−アクリル酸共重合体、水溶性又は水分散性
ウレタン尿素樹脂などが例示できるが、これらに限定さ
れるものではない。
【0031】好ましい水性印刷インキには、ポリウレタ
ン系水性インキ、ポリアクリル酸系水性インキが含ま
れ、その代表的な例として、例えば、商品名「アクワエ
コール」(東洋インキ(株)製)、商品名「W−PAC
K」(大日精化(株)製)、商品名「エコピュア」(サ
カタインクス(株)製)、商品名「ファインラップWP
V」(大日本インキ(株)製)などが挙げられる。
【0032】水性印刷インキの印刷法としては、グラビ
ア印刷、フレキソ印刷、スクリーン印刷等の慣用の印刷
法を採用できる。印刷は、熱収縮ラベル1(又は11)の
表面のうちセンターシールに用いる端辺a(通常、熱収
縮性プラスチックフィルム2の前記X方向の端部)を除
いて行われる。
【0033】本発明の熱収縮性ラベルでは、特定の樹脂
からなるアンカーコート層が形成されているので、水性
インキに対する密着性が高く、短時間で水性インキが接
着するため、グラビア印刷による高速印刷を行っても、
ハジキや印刷ムラなどの工程不良を起こすことなく美麗
な仕上がりとなる。
【0034】こうして得られた熱収縮性ラベル1(又は
11)は、図3及び図4に示されるように、通常、所望の
幅の長尺帯状に切断し、印刷面を内側にして、熱収縮性
プラスチックフィルム2のうち前記方向Xが周方向とな
るように筒状に丸め、端辺a及びその周辺部の内側表面
に有機溶剤を塗布し、その塗布面を他方の端辺の外側に
重ね合わせて接着(センターシール)した後、必要に応
じて所望の長さに切断して、筒状の熱収縮性ラベルとし
て使用される(なお、図3では、便宜上、切断された長
さにて表している)。
【0035】本発明では、アンカーコート層3が前記特
定の樹脂の組み合わせからなるので、アンカーコート層
3がセンターシール部にまで形成されていても高い接着
強度で接着できる。特に、アンカーコート剤を使用しな
い従来の熱収縮性ラベルと同様に、有機溶剤を少量塗布
するだけで接着できるため、スチレン−ブタジエン共重
合体等のポリスチレン系フィルムであってもフィルムを
劣化させることなく良好な接着を行うことができる。上
記のように筒状に形成された熱収縮性ラベルは、筒状胴
部を有する容器に容易に装着できる。
【0036】センターシールに用いる有機溶剤として
は、熱収縮性プラスチックフィルム2の種類に応じて適
宜選択でき、例えば、ジエチルエーテル、ジイソプロピ
ルエーテル、ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、
ジオキサンなどの鎖状又は環状エーテル類;アセトン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケ
トン類;酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類;ヘ
キサン、シクロヘキサン、トルエンなどの炭化水素類;
塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素;メタノール、
エタノール、イソプロパノールなどのアルコール類など
の1種又は数種の混合物が挙げられる。これらの中で
も、沸点が20〜70℃程度の有機溶剤が作業性等の点
で好ましい。
【0037】本発明の熱収縮性ラベルを装着する被装着
物としては、例えば、金属製容器、プラスチック製容
器、ガラス製容器等の容器などが挙げられる。熱収縮性
ラベルを容器(被装着物)に装着する方法としては、公
知乃至慣用の方法を適用できる。例えば、筒状に形成し
た熱収縮性ラベルを自動ラベル装着装置に供給し、必要
な長さに切断した後、通常内容物を充填した容器に外嵌
し、所定温度(例えば、80〜200℃程度)の熱風や
スチーム、又は赤外線等の輻射熱で加熱することによ
り、該熱収縮性ラベルを容器に装着できる。
【0038】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいてより詳細に
説明するが、本発明はこれらの実施例により限定される
ものではない。なお、「部」は「重量部」を、「%」は
「重量%」を意味する。
【0039】実施例1 アクリル系共重合樹脂45%溶液(商品名「ダイヤナー
ルLR−1904」、三菱レーヨン(株)製、重量平均
分子量36,000、溶剤:酢酸エチル/イソプロパノ
ール)44部、ポリスチレン(商品名「ハイマーST−
95」、三洋化成(株)製、重量平均分子量4,00
0)1部、酢酸エチル40部、及びイソプロパノール1
5部を容器に入れ、均一になるまで攪拌してアンカーコ
ート剤を調製した。
【0040】実施例2 アクリル系共重合樹脂45%溶液(商品名「ダイヤナー
ルLR−1904」、三菱レーヨン(株)製、重量平均
分子量36,000、溶剤:酢酸エチル/イソプロパノ
ール)44部、ポリスチレン(商品名「ハイマーST−
95」、三洋化成(株)製、重量平均分子量4,00
0)2部、酢酸エチル40部、及びイソプロパノール1
4部を容器に入れ、均一になるまで攪拌してアンカーコ
ート剤を調製した。
【0041】実施例3 アクリル系共重合樹脂45%溶液(商品名「ダイヤナー
ルLR−1904」、三菱レーヨン(株)製、重量平均
分子量36,000、溶剤:酢酸エチル/イソプロパノ
ール)44部、ポリスチレン(商品名「ハイマーST−
95」、三洋化成(株)製、重量平均分子量4,00
0)4部、酢酸エチル40部、及びイソプロパノール1
2部を容器に入れ、均一になるまで攪拌してアンカーコ
ート剤を調製した。
【0042】実施例4 アクリル系共重合樹脂45%溶液(商品名「ダイヤナー
ルLR−1904」、三菱レーヨン(株)製、重量平均
分子量36,000、溶剤:酢酸エチル/イソプロパノ
ール)44部、ポリ(スチレン・アクリレート)(商品
名「ハイマーSBM−100」、三洋化成(株)製、重
量平均分子量13,000、スチレン系共重合樹脂)2
部、酢酸エチル40部、及びイソプロパノール14部を
容器に入れ、均一になるまで攪拌してアンカーコート剤
を調製した。
【0043】比較例1 アクリル系共重合樹脂45%溶液(商品名「ダイヤナー
ルLR−1904」、三菱レーヨン(株)製、重量平均
分子量36,000、溶剤:酢酸エチル/イソプロパノ
ール)44部、酢酸エチル40部、及びイソプロパノー
ル16部を容器に入れ、均一になるまで攪拌してアンカ
ーコート剤を調製した。
【0044】比較例2 ポリスチレン(商品名「ハイマーST−95」、三洋化
成(株)製、重量平均分子量4,000)20部、酢酸
エチル40部、及びイソプロパノール40部を容器に入
れ、均一になるまで攪拌してアンカーコート剤を調製し
た。
【0045】評価試験 スチレン−ブタジエンブロック共重合体よりなる横一軸
熱収縮性フィルム(厚さ:55μm、収縮率:温水90
℃において縦方向−3%、横方向55%)の表面に、前
記実施例及び比較例で得られた各アンカーコート剤をワ
イヤーバーにて塗布し、その塗布面のうちフィルム端部
の所定幅分を残して、水性印刷インキ(商品名「W−P
ACK」、大日精化(株)製)をプルーファーにて塗布
し、熱収縮性ラベルを得た。得られたラベルのフィルム
印刷面の状態を目視観察してインキの転移性を評価し
た。また、水性印刷インキを塗布して5分後に接着性試
験、1日後にボイル試験を行い、接着性及び熱収縮に対
する耐性を評価した。さらに、センターシール性の評価
を行った。これらの結果を表1に示す。
【0046】(転移性)フィルム印刷面を目視観察し、
下記の基準でインキの転移性を評価した。 ○:印刷面に、ハジキ、滲みなどの異状が全く認められ
なかった。 △:印刷面に、ハジキ、滲みなどの異状がやや認められ
た。 ×:印刷面に、ハジキ、滲みなどの異状が多く認められ
た。 (接着性試験)印刷して5分後に、印刷面にセロファン
テープを貼り付け、急速に剥離させたときの印刷面の状
態を目視観察し、下記の基準で接着性を評価した。 ○:印刷塗膜が90%以上剥離せずフィルムに残った。 △:印刷塗膜が30%以上〜90%未満フィルムに残っ
た。 ×:印刷塗膜の30%未満がフィルムに残った。
【0047】(ボイル試験)印刷して1日後、熱収縮性
ラベルを、ガラス瓶に印刷面を接触させるようにして巻
き付け、90℃の熱水中に30分間浸漬した後、印刷面
の状態を目視により観察し、下記の基準により評価し
た。 ○:印刷塗膜に全く異状が認められなかった。 ×:印刷塗膜にひび割れなどの異状が認められた。 (センターシール試験)ラベル端部のアンカーコート剤
層が露出している部分とラベル裏面とをセンターシール
剤(シクロヘキサン−酢酸メチル−メタノール混合溶
剤)により貼り付けた後、剥離させたときの接着面の状
態を目視観察し下記の基準で評価した。 ○:良好(フィルムが破断した) ×:不良(接着面で容易に剥離した)
【0048】
【表1】
【0049】
【発明の効果】本発明の水性印刷インキ用アンカーコー
ト組成物によれば、該アンカーコート組成物より形成さ
れたアンカーコート層を介して被印刷体に水性印刷イン
キで印刷を行う場合、ハジキや印刷ムラが無く、水性イ
ンキに対して優れた接着性、印刷適性を示し、しかも接
着強度の発現が早い。また、前記アンカーコート層を介
して印刷層を設けたフィルムをセンターシール加工する
際、センターシール部にアンカーコート層が形成されて
いても高い接着強度が得られる。さらに、スチレン系フ
ィルムやポリエステル系フィルムに適用した場合でも、
良好な印刷が可能である。本発明の熱収縮性ラベルは、
上記のような優れたアンカーコート組成物によりアンカ
ーコート層が形成されているため、水性インキの定着性
に優れ、グラビア印刷等の高速印刷により効率よく生産
することができるとともに、高い接着強度を有するセン
ターシール加工が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱収縮性ラベルの一例を示す概略断面
図である。
【図2】本発明の熱収縮性ラベルの他の例を示す概略断
面図である。
【図3】本発明の筒状の熱収縮性ラベルの製造工程を示
す概略図である。
【図4】本発明の筒状の熱収縮性ラベルのうちセンター
シール部位を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1,11 熱収縮性ラベル 2 熱収縮性プラスチックフィルム 3 アンカーコート層 4 印刷層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新谷 彰 三重県名張市八幡字口入野1300番3 株式 会社フジシール名張工場内 Fターム(参考) 2H113 AA03 BB08 DA48 DA53 EA13 FA10 FA36 FA50 4J038 CC021 CC022 CC031 CC032 CC051 CC052 CC061 CC062 CG141 CG142 DG051 DG052 DG111 DG112 DG131 DG132 MA14 NA12 PB11 PC08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水性印刷インキによる印刷に先だって被
    印刷体に塗布される水性印刷インキ用アンカーコート組
    成物であって、(A)アクリル系共重合樹脂及びポリウ
    レタン樹脂から選択された少なくとも1種の樹脂と、
    (B)スチレン系樹脂とを含有することを特徴とする水
    性印刷インキ用アンカーコート組成物。
  2. 【請求項2】 (A)アクリル系共重合樹脂及びポリウ
    レタン樹脂から選択された樹脂の総量100重量部に対
    して、(B)スチレン系樹脂を0.5〜50重量部の割
    合で含む請求項1記載の水性印刷インキ用アンカーコー
    ト組成物。
  3. 【請求項3】 (B)スチレン系樹脂の重量平均分子量
    が1,000〜100,000である請求項1又は2記
    載の水性印刷インキ用アンカーコート組成物。
  4. 【請求項4】 熱収縮性フィルムの表面に請求項1〜3
    の何れかの項に記載の水性印刷インキ用アンカーコート
    組成物が塗布され、該塗布面に水性インキによる印刷が
    施されている熱収縮性ラベル。
  5. 【請求項5】 熱収縮性フィルムの全面又は一部に請求
    項1〜3の何れかの項に記載の水性印刷インキ用アンカ
    ーコート組成物が塗布され、該塗布層を介してセンター
    シールされて筒状に加工された請求項4記載の熱収縮性
    ラベル。
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