JP2002337463A - 熱転写受像シート - Google Patents
熱転写受像シートInfo
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Abstract
塗布量でインクジェットプリンター及び各種筆記具によ
る筆記性が良好であり、且つ切手貼付性を満足し、また
プリンターにおけるや熱転写受像シートを提供する。 【解決手段】 熱転写受像シートは、基材シートの少な
くとも一方の面に染料受容層を備え、染料受容層を形成
した面とは反対側の基材シートの面に熱可塑性樹脂と親
水性多孔質粒子を主成分とする親水性多孔質層が設けら
れており、更にその上にポリビニルアセタール樹脂、シ
リコーン変性アクリル樹脂及びナイロン樹脂粒子を含有
した裏面塗工層が設けられている。
Description
に関する。
銀塩写真に匹敵する高画質、高精細の画像が簡単に得ら
れるようになった。このような昇華転写画像を葉書サイ
ズにすることで、絵葉書の感覚で.これを郵送すること
も広く行われるようになってきた。郵便葉書として利用
する際には裏面に住所、宛名等の印字及び切手の貼付が
必要である。これまで、受像シートの裏面に筆記性を付
与するためには、例えば、特開平6−239036や特
開平9−175052及び特開平9−175048等に
開示されているように、熱転写受像シートの裏面に親水
性フィラーを用いて多孔質層を形成したり、硬質フィラ
ーや硬質樹脂によって微細凹凸を付与して筆記性を持た
せることが知られている。しかし、上記の従来の方法で
は、一般に筆記具による記入に関しては問題はないもの
の、インクジェットプリンターを用いて印字する場合に
は、印字がにじんだり、印字部分の乾燥が遅い等の問題
があった。また市販のインクジェットプリンタ用インク
を使用する場合、各メーカーによりインクの組成、溶剤
組成が異なっており、そのため印字後の滲み程度がイン
クによって異なり一様な印字品質を得ることは難しい。
含有させインクの吸収や、滲みを調製する方法が知られ
ているが、これらの添加物は温度や湿度などの環境変化
に対する安定性が低いため、性能を維持するには不向き
であり、またブロッキングの原因ともなり得る。また、
一般的に、インクジェットのインク組成物を吸収するた
めには、インク受容層を基材上に非常に厚く塗布しなけ
ればならない。このため、グラビアコーターやバーコー
ターなど塗布量の少ないものに対して有利な生産設備で
はインクジェット印字を可能とする層を設けるのが困難
である。更に、筆記性を持たせるには微細凹凸を付与さ
せるため、凹凸の程度によっては熱転写受像シートの品
位を損なう場合がある。
能のほかに、受像面との摩擦をより小さくし安定した給
排紙特性を備えることが重要である。例えば、特開平7
−101163や特開平7−223384に開示されて
いるように特定のフィラーや樹脂を使用して摩擦を低減
する方法が知られている。しかし、これらの従来の方法
では、給排紙特性に優れていても、同時に十分な筆記
性、切手接着性を付与することは困難であった。
の凹凸による品位を損なうことなく、低塗布量でインク
ジェットプリンター及び各種筆記具による筆記性が良好
であり、且つ切手貼付性を満足し、またプリンターにお
ける搬送性に優れ、高温、高温多湿保存後も性能を安定
して発揮できる熱転写受像シートを提供することであ
る。
は、上記の課題を解決するもので、基材シートの少なく
とも一方の面に染料受容層を備える熱転写受像シートに
おいて、染料受容層を形成した面とは反対側の基材シー
トの面に第1層として熱可塑性樹脂と親水性多孔質粒子
を主成分とする親水性多孔質層を形成し、更にその上に
第2層としてポリビニルアセタール樹脂、シリコーン変
性アクリル樹脂及びナイロン樹脂粒子を含有した裏面塗
工層を形成したことを特徴とする。
樹脂の含有量が、第2層中の全固形分の5重量%〜35
重量%であることが好ましい。
粒径が5〜20μm であり、第2層中におけるナイロン
樹脂粒子/ 樹脂の重量比が0.25〜2.0であるのが
好ましい。
塑性樹脂がポリビニルブチラール樹脂またはポリビニル
アセタール樹脂とすることが好ましい。
形態を挙げて、本発明について詳細に説明する。本発明
の熱転写受像シートは、図1に示すように、基材シート
1の少なくとも一方の面に染料受容層2を備える熱転写
受像シートにおいて、染料受容層2を形成した面とは反
対側の基材シート1の面に熱可塑性樹脂と親水性多孔質
粒子を主成分とする親水性多孔質層3を形成し、更にそ
の上にポリビニルアセタール樹脂、シリコーン変性アク
リル樹脂及びナイロン樹脂粒子を含有した裏面塗工層4
を備える。また、図2に示すように、染料受容層2と基
材シート1の間に中間層5を設けることができる。
に関して説明する。 (1)基材シート1 本発明において、基材シート1に使用できる材料は紙類
では、各種紙単体もしくは加工紙等の何れも使用可能
で、例えば、上質紙、コート紙、アート紙、キャストコ
ート紙、板紙等の他、樹脂エマルジョンや合成ゴムラテ
ックス等の含浸紙、合成樹脂内添紙などが挙げられる。
また、更にこれらと各種プラスチックフィルムのラミネ
ート紙も使用できる。
合成紙やポリスチレン系合成紙を使用でき、プラスチッ
クフィルムでは、ポリオレフィン系樹脂フィルム、ポリ
エステル系樹脂フィルム、ポリスチレンフィルムなどが
使用できる。これらのプラスチックフィルムは、透明な
フィルムだけでなく、白色顔料や、充填剤を加えて成膜
した白色不透明のフィルム、或いは発泡させたフィルム
も使用でき、特に限定されない。
には、フィルムの剛性を調節するために必要に応じて可
塑剤等を添加してもよい。そして、これらの材料はそれ
ぞれ単独でも使用できるが、先に述べたように、プラス
チックフィルムを他の材料と組み合わせた積層体を使用
することもできる。またこれらの基材シート上に中間層
や染料受容層を形成する際、必要に応じてコロナ放電処
理、プラズマ放電処理等を施してもよい。この基材シー
トの厚さは、一般的には、1μm 〜400μm程度の範
囲であり、100μm 〜300μm 程度が好ましい。
は、昇華生熱転写方式に使用されている公知のものを使
用でき、特に限定はされないが、例えば、下記のような
材料が挙げられる。 (イ)エステル結合を有する樹脂 ポリエステル樹脂、ポリアクリル酸エステル樹脂、ポリ
カーボネート樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、スチレンアク
リレート樹脂など。 (ロ)ウレタン結合を有する樹脂 ポリウレタン樹脂など。 (ハ)アミド結合を有する樹脂 ポリアミド樹脂など。 (ニ)尿素結合を有する樹脂 尿素樹脂など。 (ホ)その他極性の高い結合を有する樹脂 ポリカプロラクトン樹脂、スチレン−無水マレイン酸樹
脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂な
ど。以上のような合成樹脂に加えて、これらの混合物或
いは共重合体なども使用できる。
像シートと合わせてサーマルヘッド等により加熱圧着さ
れるため、熱転写受像シートは粘着しやすく、通常、上
記のような樹脂に染料透過性の離型剤を含有させて形成
している。このような離型剤としては、固形ワックス
類、フッ素系或いは燐酸エステル系の界面活性剤、シリ
コーンオイル類では油状のものも用いることはできる
が、反応硬化型のものが好ましく、例えば、アミノ変性
シリコーンとエポキシ変性シリコーンの組み合わせ等が
好ましい。
の場合、前記樹脂中に樹脂の重量の0.5〜50重量
%、好ましくは0.5〜10重量%である。また硬化型
シリコーンオイルの場合は、べたつきがないため多量に
用いることも可能で、樹脂重量の0.5〜30重量%の
範囲で添加できる。何れの場合も少なすぎると離型効果
が不十分となり、多すぎると染料の受容性が低下し、十
分な記録濃度が得られない等の悪影響がでる。
としては、上述のように染料受容層に離型剤を含有させ
る方法以外に、染料受容層の上に離型層を別に積層する
ことも可能であり、何れの方法をとってもよい。更に染
料受容層には必要に応じて微粉末シリカ、酸化チタン等
の無機充填剤や酸化防止剤、紫外線吸収剤等を含有させ
る場合もある。
は、例えば、これらの材料を有機溶剤に溶解したり、或
いは有機溶剤や水に分散した液をグラビア印刷法、スク
リーン印刷法、グラビア版を用いたリバースロールコー
ト法、ダイコート法等により塗布、乾燥して形成でき
る。また、材料の種類によっては、有機溶剤や水を使わ
ず溶融押し出しコーティング法によって形成することも
可能である。以上のように形成される染料受容層は、任
意の厚さでよいが、一般的には1〜50μm の厚さに形
成される。
ル防止性等の付与を目的とし.従来公知のあらゆる中間
層を設けることができる。中間層に用いるバインダー樹
脂としてはポリウレタン系樹脂、ポリカーボネート系樹
脂、ポリアミド系樹脂、アクリル系樹脂、ポリスチレン
系樹脂、ポリスルフォン系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、
ポリ酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体
樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラー
ル樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、エポキシ樹脂、セ
ルロース系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、
ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂等が挙げら
れ、これらの樹脂のうち活性水素を有するものについて
はさらにそれらのイソシアネート硬化物を中間層とする
ことができる。
化チタン、酸化マグネシウム、炭酸カルシウム等のフィ
ラーを添加するのが好ましい。更に、白色度を高めるた
めにスチルベン系化合物、ベンゾイミダゾール系、ベン
ゾオキサゾール系化合物等を蛍光増白剤として添加した
り、印画物の耐光性を高めるためにヒンダートアミン系
化合物、ヒンダードフェノール系化合物、ベンゾトリア
ゾール系化合物、ベンゾフェノン系化合物を紫外線吸収
剤或いは酸化防止剤として添加したり、或いは帯電防止
性を付与するために、カチオン系アクリル樹脂、各種の
導電性フィラー等を添加することができる。
層3)は主として次に述べる3つの役割を果たす。その
1つ目は、基材シート及び第2層(裏面塗工層4)への
良好な接着性、2つ目は各種筆記具のインク及びインク
ジェットプリンタのインク吸収性、3つ目は鉛筆などの
筆記に必要な、ある程度の硬度と凹凸の付与である。
て、次に述べる3つの役割を果たす。その1つ目はイン
クジェットプリンターの印字の滲み防止とインクの定
着、2つ目は切手貼付性、3つの目は高い滑り性であ
る。
に対する良好な接着性を有する熱可塑性樹脂成分と、各
種筆記具のインク及びインクジェットプリンタ用のイン
ク組成物を速やかに吸収し、また硬度及び凹凸を付与す
るための親水性多孔質粒子を含んでなる。
ンダーとして有効な樹脂が使用され、ポリビニルアセタ
ール、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、
ポリビニルブチラール、セルロースアセテート、ニトリ
ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキ
シプロピルセルロース、メチルセルロース、澱粉、ゼラ
チンなどの樹脂や、水溶性アクリル系樹脂、水溶性ウレ
タン樹脂、またこれらの混合物、共重合体などが挙げら
れるが、材料の組み合わせを考慮した場合、中でもブチ
ラール樹脂或いはアセタール樹脂が、第2層との接着性
が高いので好ましい。
水性多孔質粒子としては、シリカ、アルミナ、タルク、
炭酸カルシウム、炭酸バリウム、酸化亜鉛、酸化チタン
などが用いられる。中でも吸収性の高いシリカ粒子が好
ましい。粒子の平均粒径は0.1〜20μm 、好ましく
は1〜15μm の範囲が望ましい。粒径が0.1μm未
満では鉛筆等の筆記に必要な凹凸を維持できず、また2
0μm を超えると、表面の手触りが悪くなるほか、塗膜
強度が弱くなり粒子が剥離する危険もある。
しい状態にするには、第1層における粒子/樹脂の重量
比は、1.0〜3.0、特に好ましくは、1.5〜2.
0であることが好ましい。
添加剤を加え、適当な有機溶剤や水に溶解・分散した溶
液または分散系組成物を、例えば、グラビア印刷法、ス
クリーン印刷法、グラビア版を用いたリバースコーティ
ング法等の形成手段により塗布及び乾燥を行い、第1層
を基材シート1上に0.5〜20g/m2程度、更に好まし
くは1.0〜10g/m2程度の塗布量で形成するのが好ま
しい。
セタール樹脂、シリコーン変性アクリル樹脂及びナイロ
ン樹脂粒子を含む。ポリビニルアセタール樹脂はインク
ジェットプリンタ用のインク組成物を定着させる役目と
バインダーとしての役目を担う。シリコーン変性アクリ
ル樹脂は各種筆記具のインク及びインクジェットプリン
タ用インク組成物の滲みを防止し、且つ滑り性発現の役
割を担う。また、ナイロン樹脂粒子は第1層へ速やかに
インク組成物を移行させ且つ滑り性を発現させる役割を
担う。
度は、一般に2〜40モル%の範囲であり、好ましくは
3〜30モル%、更に好ましくは5〜20モル%の範囲
にある。アセタール化度が低い場合は、インクの定着性
が悪化する場合がある。
樹脂にポリオルガノシロキサンをグラフト共重合或いは
ブロック型共重合させたものが利用できる。また、水系
の場合は、シリコーン変性アクリル樹脂の水溶液及びエ
マルジョン分散型水溶液が利用できる。シリコーン変性
アクリル樹脂の第1層の熱可塑性樹脂と親和性の高いア
クリル主鎖が基材シートとの接着を保持し、逆に第1層
樹脂との親和性の低いシリコーン部は基材シートの反対
側、即ち熱転写受像シートの裏面の表面に存在し、撥水
性を伴った表面改質を行う作用をする。ある程度の撥水
性により、非常に滲みやすい筆記具のインク及びインク
ジェットのインクの浸透が調節が可能となり滲みを防止
することができる。また、シリコーン部が熱転写受像シ
ートの裏面表面に存在することにより、受像面と重ね合
わせた場合の滑り性が向上し、受像シートの安定した搬
送性が提供できる。
ジョン粒子径は40〜150nmが好ましく、更に好まし
くは60〜100nmが望ましい。40nm未満は、作製困
難なところがありコストも高くなる。一方150nmより
大きくなると、各種筆記具のインクの滲みが発生しやす
くなる。
第2層中の全固形分に対して、5〜35重量%が好まし
い。5重量%未満ではインクの滲み防止効果が発揮され
ず筆記性の低下につながる。一方、35重量%より多く
なるとインクの定着性が低下する。
で、球状であり、平均粒子径が0.01〜30μm のも
のが好ましく、特に、分子量が10万〜50万で、平均
粒子径が0.01〜30μm のものがより好ましい。ま
た、ナイロン樹脂粒子の種類ではナイロン6やナイロン
66と比較してナイロン12フィラーが耐水性に優れ、
吸収による特性変化もないためより好ましい。
ィラーが第2層中に隠れてしまい、インクジェット印字
の速乾性に乏しくなり、また.滑り性の機能を果たさな
い。一方、粒子径が30μm より大きすぎると裏面層か
らの突出が大きくなり、手触りが悪くなり品位が低下す
るほか、各種筆記具による筆記時に滲みが発生し筆記性
の低下につながる。
比は、0.25〜2.0、好ましくは0.5〜1.0の
範囲であることが望ましい。重量比が0.25未満では
インクジェット印字の速乾性に乏しくなり、また滑り性
の低下につながる。一方2.0を超えると皮膜強度が落
ち、インクジェット印字のインクの定着性が低下し、ま
た、各種筆記具の筆記時のインクの滲みが大きくなる。
て添加剤を加え、適当な有機溶剤や水に溶解・分散した
溶液または分散系組成物を、例えば、グラビア印刷法、
スクリーン印刷法、グラビア版を用いたリバースコーテ
ィング法等の形成手段により塗布及び乾燥を行い、第1
層上に0.3〜20g/m2程度、好ましくは0.5〜5.
0g/m2の塗布量で形成することが好ましい。
説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例の内容に限
定されるものではない。尚、実施例、比較例において特
に断らない限り、「部」は「重量%」及び「重量部」を
示す。 (実施例1)基材シート(厚さ150μm の合成紙(F
PG#150 ユポコーポレーション製)に下記の組成
の組成物からなる第1層を乾燥時1.5g/m2の塗布量に
なるように塗布及び乾燥を行い、その上に下記の組成の
組成物からなる第2層を乾燥時0.7g/m2になるように
塗布及び乾燥を行い、熱転写受像シートの裏面を形成し
実施例1の熱転写受像シートを作製した。第1層を構成する組成物の組成 ポリビニルブチラール樹脂 … 100 部 (電気化学工業(株)製、#3001−1) マイクロシリカ(平均粒子径3.0μm ) … 100 部 (富士シリシア(株)製、サイリシア730) マイクロシリカ(平均粒子径1.4μm ) … 80 部 (富士シリシア(株)製、サイリシア310) 水/イソプロピルアルコール=1/1 … 200 部 第2層を構成する組成物の組成 ポリビニルアセタール樹脂(積水化学工業(株)製、KX−5)… 100 部 ナイロンフィラー(平均粒子径7.5μm ) … 100 部 (神東塗料(株)製、MW330) シリコーン変性アクリル樹脂(JSR製) … 11 部 水/イソプロピルアルコール=1/1 …2000 部
写受像シートについて下記のような評価法で評価を行っ
た。評価法 1.インクジェットプリンター印字適性 作製した熱転写受像シートの裏面にインクジェットプリ
ンターで印字を行ったものについて、性能の評価を行っ
た。尚、使用したプリンターはセイコーエプソン(株)
製のPM770C及びCanon(株)製のBJF85
0を用い、インクは各メーカー指定の純正インクを使用
した。 (1) インクの滲み 任意の文字印字における滲みを下記の基準で目視評価し
た。 ○ 滲みなし △ 滲みが少々ある × 滲みが著しい (2) インク定着性 インク定着性は、熱転写受像シートの裏面に印字後、白
紙を印字を行った面上におき、34gf/cm2の圧力で5秒
押し付け、白紙に裏移りしなくなった時間を測定し、評
価した。 ○ 120秒以内でインク移り無し △ 300秒以内でインク移り無し × 300秒経ってもインク移り有り 2.筆記性 熱転写受像シートの裏面に代表的な筆記具として、油性
ペン、水性ペン、鉛筆、ボールペンを用いて文字を書
き、下記の基準で筆記性の評価を行った。 ○ 十分な濃度で滑らかに筆記でき、滲みも無く、定着
性もよい。 △ 文字がやや薄いもの。または若干の滲みの出るも
の。 × 指で軽く擦る程度で文字が読めなくなるもの。また
は筆記困難なもの。 3.プリンター搬送性 A6サイズにカットした熱転写受像シートを30枚重ね
て、黒べた画像の連続印刷を行った。これを5セット、
合計150枚実施し、紙詰まりなどの給紙エラーの発生
回数により、搬送性について評価を行った。プリンター
にはOLIMPUS製P−330を使用した。 ○ 給排紙トラブルなし × 給排紙トラブルがおこり、実用上問題がある。 4.表面ざらつき 裏面の凹凸具合を手による官能評価を行った。 ○ 凹凸が無く高品位と感じられる △ 凹凸が少々あり質感が低く感じられる × 凹凸が多く質感が損なわれている 5.切手貼付性 日本郵便切手の接着面の半分に水道水を塗り、熱転写受
像シートの裏面に貼りつけた。5時間放置後、水道水を
塗らなかった部分を手で持ち、切手を受像シートから剥
離し、以下の基準で評価した。 ○ 切手が剥がされた後、熱転写受像シートの裏面に切
手の一部が残存し痕跡が残る × 切手が熱転写受像シートの裏面から簡単に剥離し、
痕跡が残らない 6.環境安定性 受像シートは温度60度、湿度Free及び40度、湿
度90%の条件下で7日間保存した後、前記のインクジ
ェットプリンターによる印字評価及び筆記性の評価を行
った。○ 滲みの発生無し及び筆記具での筆記可能 × 滲みが発生または筆記具での筆記困難
ジェットプリンターによる印字テストの結果、PM77
0C及びBJF850の両機種について滲み及びインク
定着性とも問題はなく、筆記性は良好であり、プリンタ
ー搬送性は問題なく、表面のざらつきなく、切符貼付性
を有し、環境安定性を有することが分かった。
2層の構成材料を下記の組成物に替えて実施例2の熱転
写受像シートを作製した。第2層を構成する組成物の組成 ポリビニルアセタール樹脂(積水化学工業(株)製、KX−5)… 100 部 ナイロンフィラー(平均粒子径7.5μm ) … 100 部 (神東塗料(株)製、MW330) シリコーン変性アクリル樹脂(JSR製) … 107 部 水/イソプロピルアルコール=1/1 …2000 部
トについて実施例1で行ったのと同様な評価法で評価を
行った。その結果、インクジェットプリンターによる印
字テストの結果PM770C及びBJF850の両機種
について滲み及びインク定着性とも問題はなく、筆記性
は良好であり、プリンター搬送性は問題なく、表面のざ
らつきなく、切符貼付性を有し、環境安定性を有するこ
とが分かった。
2層の構成材料を下記の組成物に替えて実施例3の熱転
写受像シートを作製した。第2層を構成する組成物の組成 ポリビニルアセタール樹脂(積水化学工業(株)製、KX−5)… 100 部 ナイロンフィラー(平均粒子径7.5μm ) …27.75部 (神東塗料(株)製、MW330) シリコーン変性アクリル樹脂(JSR製) … 11 部 水/イソプロピルアルコール=1/1 …2000 部
トについて実施例1で行ったのと同様な評価法で評価を
行った。その結果、インクジェットプリンターによる印
字テストの結果PM770C及びBJF850の両機種
について滲み及びインク定着性とも問題はなく、筆記性
は良好であり、プリンター搬送性は問題なく、表面のざ
らつきなく、切符貼付性を有し、環境安定性を有するこ
とが分かった。
2層の構成材料を下記の組成物に替えて実施例4の熱転
写受像シートを作製した。第2層を構成する組成物の組成 ポリビニルアセタール樹脂(積水化学工業(株)製、KX−5)… 100 部 ナイロンフィラー(平均粒子径7.5μm ) ) … 240 部 (神東塗料(株)製、MW330) シリコーン変性アクリル樹脂(JSR製) … 20 部 水/イソプロピルアルコール=1/1 …2000 部
トについて実施例1で行ったのと同様な評価法で評価を
行った。その結果、インクジェットプリンターによる印
字テストの結果PM770C、及びBJF850の両機
種について滲み及びインク定着性とも問題はなく、筆記
性は良好であり、プリンター搬送性は問題なく、表面の
ざらつきなく、切符貼付性を有し、環境安定性を有する
ことが分かった。
1層の構成材料を下記の組成物に替えて実施例5の熱転
写受像シートを作製した。第1層を構成する組成物の組成 ポリビニルブチラール樹脂 … 100 部 (電気化学工業(株)製、#3001−1) マイクロシリカ(平均粒子径3.0μm ) … 50 部 (富士シリシア(株)製、サイリシア730) マイクロシリカ(平均粒子径1.4μm ) … 50 部 (富士シリシア(株)製、サイリシア310) 水/イソプロピルアルコール=1/1 … 300 部
トについて実施例1で行ったのと同様な評価法で評価を
行った。その結果、インクジェットプリンターによる印
字テストの結果PM770C及びBJF850の両機種
について滲み及びインク定着性とも問題はなく、筆記性
は良好であり、プリンター搬送性は問題なく、表面のざ
らつきなく、切符貼付性を有し、環境安定性を有するこ
とが分かった。
1層の構成材料を下記の組成物に替えて実施例6の熱転
写受像シートを作製した。第1層を構成する組成物の組成 ポリビニルブチラール樹脂 … 100 部 (電気化学工業(株)製、#3001−1) マイクロシリカ(平均粒子径3.0μm ) … 150 部 (富士シリシア(株)製、サイリシア730) マイクロシリカ(平均粒子径1.4μm ) … 150 部 (富士シリシア(株)製、サイリシア310) 水/イソプロピルアルコール=1/1 … 300 部
トについて実施例1で行ったのと同様な評価法で評価を
行った。その結果、インクジェットプリンターによる印
字テストの結果PM770C及びBJF850の両機種
について滲み及びインク定着性とも問題はなく、筆記性
は良好であり、プリンター搬送性は問題なく、表面のざ
らつきなく、切符貼付性を有し、環境安定性を有するこ
とが分かった。
1層のみを基材シートの裏面に塗工形成して比較例1の
熱転写受像シートを作製した。
写受像シートについて実施例1で行ったのと同様な評価
法で評価を行った。その結果、インクジェットプリンタ
ーによる印字テストの結果PM770C及びBJF85
0の両機種について滲みが著しく且つインク定着性がな
くインク移りが見られた。
2層のみを基材シートの裏面に塗工形成して比較例2の
熱転写受像シートを作製した。
写受像シートについて実施例1で行ったのと同様な評価
法で評価を行った。その結果、インクジェットプリンタ
ーによる印字テストの結果PM770C及びBJF85
0の両機種についてインク定着性が劣り、定着に時間を
要し.また水性ペンによる筆記性及び鉛筆による筆記性
に劣るところが見られた。
2層の構成材料を下記の組成物に替えて比較例3の熱転
写受像シートを作製した。第2層を構成する組成物の組成 ナイロンフィラー(平均粒子径7.5μm ) … 100 部 (神東塗料(株)製、MW330) シリコーン変性アクリル樹脂(JSR製) … 100 部 水/イソプロピルアルコール=1/1 …2000 部
写受像シートについて実施例1で行ったのと同様な評価
法で評価を行った。その結果、インクジェットプリンタ
ーによる印字テストの結果PM770C及びBJF85
0の両機種について滲みが著しく且つインク定着性がな
くインク移りが見られた。水性ペンによる筆記性に欠け
ることが分かった。
2層の構成材料を下記の組成物に替えて比較例4の熱転
写受像シートを作製した。第2層を構成する組成物の組成 ポリビニルアセタール樹脂(積水化学工業(株)製、KX−5)… 100 部 シリコーン変性アクリル樹脂(JSR製) … 11 部 水/イソプロピルアルコール=1/1 …2000 部
写受像シートについて実施例1で行ったのと同様な評価
法で評価を行った。その結果、給排紙トラブルがおこ
り、プリンター搬送性に関して実用上問題があることが
分かった。
2層の構成材料を下記の組成物に替えて比較例5の熱転
写受像シートを作製した。第2層を構成する組成物の組成 ポリビニルアセタール樹脂(積水化学工業(株)製、KX−5)… 100 部 ナイロンフィラー(平均粒子径30μm ) … 100 部 (日本リルサン(株)製、オルガソール2002 ES−3) シリコーン変性アクリル樹脂(JSR製) … 11 部 水/イソプロピルアルコール=1/1 …2000 部
写受像シートについて実施例1で行ったのと同様な評価
法で評価を行った。その結果、表面の凹凸が悪く質感が
劣ることが分かった。
2層の構成材料を下記の組成物に替えて比較例5の熱転
写受像シートを作製した。第2層を構成する組成物の組成 ポリビニルアセタール樹脂(積水化学工業(株)製、KX−5)… 100 部 ナイロンフィラー(平均粒子径7.5μm ) … 100 部 (神東塗料(株)製、MW330) 水/イソプロピルアルコール=1/1 …2000 部
写受像シートについて実施例1で行ったのと同様な評価
法で評価を行った。その結果、インクジェットプリンタ
ーによる印字テストの結果BJF850について著しい
滲みが認められた。またPM770Cに関しても滲みが
少々認められた。
2層の構成材料を下記の組成物に替えて比較例5の熱転
写受像シートを作製した。第2層を構成する組成物の組成 ポリビニルアセタール樹脂(積水化学工業(株)製、KX−5)… 100 部 ナイロンフィラー(平均粒子径7.5μm ) … 100 部 (神東塗料(株)製、MW330) 界面活性剤(大日本インキ(株)製、メガファックF470) … 2 部 水/イソプロピルアルコール=1/1 …2000 部
写受像シートについて実施例1で行ったのと同様な評価
法で評価を行った。その結果、この熱転写助像シートは
インクジェットプリンター印字適性、筆記性、プリンタ
ー搬送性、裏面の表面状態、切手貼付性の何れも満足す
るが環境安定性に欠けることが分かった。
2層の構成材料を下記の組成物に替えて比較例8の熱転
写受像シートを作製した。第2層を構成する組成物の組成 ポリビニルアセタール樹脂(積水化学工業(株)製、KX−5)… 100 部 ナイロンフィラー(平均粒子径7.5μm ) … 100 部 (神東塗料(株)製、MW330) アクリル樹脂(ダイセル化学工業(株)製) … 11 部 水/イソプロピルアルコール=1/1 …2000 部
写受像シートについて実施例1で行ったのと同様な評価
法で評価を行った。その結果、インクジェットプリンタ
ーによる印字テストの結果、PM770Cについて滲み
が少々あり、またBFJF850については滲みが著し
いことが分かった。
転写受像シートに関する評価の結果を示す。
写受像シートは、基材シートの少なくとも一方の面に染
料受容層を備える熱転写受像シートにおいて、染料受容
層を形成した面とは反対側の基材シートの面に第1層と
して熱可塑性樹脂と親水性多孔質粒子を主成分とする親
水性多孔質層を形成し、更にその上に第2層としてポリ
ビニルアセタール樹脂、シリコーン変性アクリル樹脂及
びナイロン樹脂粒子を含有した裏面塗工層を形成したも
のであるので、通常の環境は勿論、高湿、高温多湿での
保存後も各種筆記具及びインクジェットプリンターでの
印字を可能にし、切手貼付性を有し、尚且つ表面のざら
つきはなく高品位に感じられる上、プリンター内での安
定した搬送性を発現することができる、非常に実用的価
値の高いという利点を有する。
断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 基材シートの少なくとも一方の面に染料
受容層を備える熱転写受像シートにおいて、染料受容層
を形成した面とは反対側の基材シートの面に第1層とし
て熱可塑性樹脂と親水性多孔質粒子を主成分とする親水
性多孔質層を形成し、更にその上に第2層としてポリビ
ニルアセタール樹脂、シリコーン変性アクリル樹脂及び
ナイロン樹脂粒子を含有した裏面塗工層を形成したこと
を特徴とする熱転写受像シート。 - 【請求項2】 シリコーン変性アクリル樹脂の含有量
が、第2層中の全固形分の5重量%〜35重量%である
ことを特徴とする請求項1に記載の熱転写受像シート。 - 【請求項3】 ナイロン樹脂粒子の平均粒径が5〜20
μm であり、第2層中におけるナイロン樹脂粒子/ 樹脂
の重量比が0.25〜2.0であることを特徴とする請
求項1または2に記載の熱転写受像シート。 - 【請求項4】 親水性多孔質層中の熱可塑性樹脂がポリ
ビニルブチラール樹脂またはポリビニルアセタール樹脂
であることを特徴とする熱転写受像シート。
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JP2010082913A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Dainippon Printing Co Ltd | 熱転写受像シート |
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