JP2010082929A - 熱転写受像シート、及び、印字方法 - Google Patents

熱転写受像シート、及び、印字方法 Download PDF

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Abstract

【課題】裏面層のインクジェット方式により印字されたインクの吸収性、速乾性に優れ、他の印画物等にインクが移行することによる汚染を好適に防止することができ、水性、水性ゲル、油性インキ等の筆記具での筆記性にも優れる熱転写受像シートを提供する。
【解決手段】基材シートの一方の面側に裏面層を備える熱転写受像シートであって、上記裏面層は、平均粒子径が該裏面層の厚さの20〜40倍である樹脂微粒子を含有することを特徴とする熱転写受像シート。
【選択図】なし

Description

本発明は、熱転写受像シート、及び、該熱転写受像シートを用いた印字方法に関する。
熱転写を利用した画像の形成方法として、記録材としての熱拡散型染料(昇華型染料)をプラスチックフィルム等の基材シート上に担持させた熱転写シートと、紙やプラスチックフィルム等の別の基材シート上に該染料受容層を設けた熱転写受像シートとを互いに重ね合わせてフルカラー画像を形成する熱拡散型転写方式(昇華型熱転写方式)が知られている。
熱転写方式による画像形成は、近年、デジタルカメラ等のデジタルデータからカラー画像を作成する用途に用いられており、その需要は年々高まっている。
また、熱転写方式により形成された画像を葉書サイズにすることで、印画物を絵葉書として使用するようにもなってきている。このように熱転写方式による印画物を絵葉書として利用する場合、画像形成面と反対側の面(裏面)に宛名等を記載する必要があるため、裏面筆記性が要求される。
熱転写受像シートの裏面に筆記性を持たせる方法としては、例えば、特許文献1、2及び3等には、熱転写受像シートの裏面に親水性フィラーを用いて多孔質層を形成したり、硬質フィラーや硬質樹脂によって微細凹凸を付与したりする方法が開示されている。
しかしながら、これらの方法は、一般に筆記具による記入に関しては問題ないものの、インクジェットプリンターを用いて印字する場合には、印字がにじむといった問題や、印字部分のインクの乾燥が遅いため、裏面印字したインクが他の印画物等に移行することで汚染が生じるといった問題があった。
また、例えば、特許文献4には、シート状支持体にナイロン粒子を含有する裏面塗工層が形成された染料熱転写受容シートが開示されており、特許文献5には、基材シートの裏面に親水性多孔質層とナイロンフィラーを含有する裏面塗工層とからなる裏面層が形成された熱転写受像シートが開示されている。これらの文献に開示された受像シートによると、裏面の筆記具による筆記性に加えてインクジェットプリンターによる筆記性を持たすことができる。
しかしながら、これらの文献に記載の受像シートであっても、裏面塗工層のインクジェットプリンターにより印字した場合、インクの吸収性、速乾性が充分とは言い難く、裏面塗工層に印字したインクが他の印画物等へ移行することで汚染が生じるという問題を充分に防止できなかった。
特開平6−239036号公報 特開平9−175048号公報 特開平9−175052号公報 特開2000−335120号公報 特開2002−337463号公報
本発明の目的は、上記現状に鑑み、裏面層のインクジェット方式により印字されたインクの吸収性、速乾性に優れ、他の印画物等にインクが移行することによる汚染を好適に防止することができ、水性、水性ゲル、油性インキ等の筆記具での筆記性にも優れる熱転写受像シート、及び、該熱転写受像シートを用いた印字方法を提供することにある。
本発明は、基材シートの一方の面側に裏面層を備える熱転写受像シートであって、上記裏面層は、平均粒子径が該裏面層の厚さの20〜40倍である樹脂微粒子を含有することを特徴とする熱転写受像シートである。
上記裏面層は、バインダー樹脂100質量部に対して樹脂微粒子を50〜500質量部含有することが好ましい。
また、上記樹脂微粒子は、ナイロン系微粒子、(メタ)アクリレート系微粒子、ウレタン系微粒子、ポリエステル系微粒子、ポリカーボネート系微粒子、ポリエチレン系微粒子、ポリプロピレン系微粒子、シリコーン系微粒子、ポリスチレン系微粒子及びフェノール系微粒子からなる群より選択される少なくとも一種であることが好ましい。
また、本発明の熱転写受像シートは、上記基材シートと裏面層との間にプライマー層を有することが好ましい。
また、本発明は、本発明の熱転写受像シートの裏面層に、インクジェットプリント方式により印字することを特徴とする印字方法でもある。
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明者らは、鋭意検討の結果、基材シートの一方の面に染料受容層を有し、他方の面に樹脂微粒子を含有する裏面層を有する熱転写受像シートにおいて、上記樹脂微粒子を、従来の熱転写受像シートの裏面層に含まれる樹脂微粒子と比較して極めて大きく、かつ、裏面層の厚さに対して所定の範囲内となる平均粒子径を有するものとすることで、該裏面層にインクジェット方式による印字を行った場合に、印字したインクの吸収性、速乾性に優れ、印字したインクが他の熱転写受像シート等に移行して汚染することを好適に防止できることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明の熱転写受像シートは、基材シートの一方の面側に裏面層を備える。
上記基材シートとしては、一般に、紙類又はプラスチックフィルムから構成される。
上記紙類は、紙単体であってもよいし、加工紙であってもよく、例えば、上質紙、コート紙、アート紙、キャストコート紙、板紙、樹脂エマルジョンや合成ゴムラテックス等の含浸紙、合成樹脂内添紙が挙げられる。上記紙類は、各種プラスチックフィルムのラミネート紙であってもよいし、ポリスチレン系合成紙やポリオレフィン系合成紙等の合成紙であってもよい。
上記プラスチックフィルムとしては、ポリオレフィン系樹脂フィルム、硬質ポリ塩化ビニルフィルム、ポリエステル系樹脂フィルム、ポリスチレンフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリアクリロニトリルフィルム、ポリメタクリレートフィルム等が挙げられる。
上記プラスチックフィルムは、透明なフィルムであってもよいし、白色顔料や充填剤等を加えて成膜した白色不透明フィルムや、発泡フィルムであってもよい。
上記プラスチックフィルムは、単独で使用してもよいし、上述のように紙類や互いに異なるプラスチックフィルムと組み合わせた積層体として使用してもよい。
上記基材シートは、染料受容層や裏面層を形成する際、必要に応じてコロナ放電処理、プライマー層や中間層を該基材シート上に設けることができる。
基材シートの厚さは、一般に10〜400μmであり、好ましくは100〜300μmである。上記厚みが10μm未満であると、コシが不充分となることがあり、400μmを超えると紙詰まりの原因となることがある。
上記裏面層は、樹脂微粒子を含有するものである。
上記樹脂微粒子は、本発明の熱転写受像シートに熱転写装置やインクジェットプリント装置等のプリンター内での搬送性を付与するとともに、裏面層にインクジェットプリント方式により印字したインクの吸収性、速乾性を付与し、他の熱転写受像シート等に印字したインクが移行することを防止する役割を果たし、更に、水性、水性ゲル、油性インキ等の筆記具での筆記性を優れたものとする役割を果たすものである。
本発明の熱転写受像シートにおいて、上記樹脂微粒子は、平均粒子径が上記裏面層の厚さの20〜40倍である。20倍未満であると、裏面層にインクジェットプリント方式により印字したインクの吸収性、速乾性に劣り、他の熱転写受像シート等に印字したインクが移行することを充分に防止することができず、筆記具による筆記性も劣ることとなる。また、樹脂微粒子が複数個積層された状態で裏面層に配置されやすくなり、後述するような単層状とすることが困難となる。40倍を超えると、上記樹脂微粒子の裏面層からの脱落が生じ、また、熱転写受像シートの外観が低下してしまう。なお、本明細書において、上記樹脂微粒子の平均粒子径とは、レーザ回折式粒度分布測定法により測定された値である。
上記樹脂微粒子は、球状、非球状のいずれであってもよいが、本発明の熱転写受像シートのプリンター内での搬送性を考慮すると、球状であることが好ましい。なお、上記樹脂微粒子が非球状である場合、上記樹脂微粒子の平均粒子径とは、該非球状の樹脂微粒子を同体積の球状としたときの平均粒子径を意味する。
上記裏面層の厚さとは、上記裏面層の樹脂微粒子を除いた部分の厚さを意味し、具体的には、上記裏面層の基材シート側の表面から、該表面の反対側面までの最短距離の平均値を意味する。
上記裏面層の厚さとしては特に限定されないが、0.4〜4.0μm程度であることが好ましい。0.4μm未満であると、樹脂微粒子の脱落を起こしやすくなり、また、裏面層のインクジェット方式により印字したインクの吸収性、速乾性や、筆記具による筆記性が不充分となることがある。4.0μmを超えると、上述した樹脂微粒子の平均粒子径が極めて大きなものとなるため、本発明の熱転写受像シートの外観が低下することがある。より好ましい下限は0.7μm、より好ましい上限は3.0μmである。
なお、本発明の熱転写受像シートにおいて、上記裏面層の厚さとしては1μmであることが特に好ましく、このとき、上記樹脂微粒子の平均粒子径は20〜40μmとなる。
また、上記樹脂微粒子は、上記裏面層に単層状に配置されていることが好ましい。
上記単層状に配置されるとは、上記裏面層において、樹脂微粒子が裏面層の厚さ方向に重なっていない状態で配置されていることを意味する。上記樹脂微粒子が単層状に配置されていることで、上記樹脂微粒子の脱落が生じ難くなり、また、本発明の熱転写受像シートのプリンター内での搬送性に優れたものとなる。
なお、上記樹脂微粒子を単層状に配置する方法としては、例えば、裏面層中への樹脂微粒子の配合量を後述するような範囲に調整し、基材シートの一方の面に塗布する方法等が好適に挙げられる。
上記樹脂微粒子としては特に限定されないが、ナイロン系微粒子、(メタ)アクリレート系微粒子、ウレタン系微粒子、ポリエステル系微粒子、ポリカーボネート系微粒子、ポリエチレン系微粒子、ポリプロピレン系微粒子、シリコーン系微粒子、ポリスチレン系微粒子及びフェノール系微粒子からなる群より選択される少なくとも一種であることが好ましい。なかでも、ナイロン系微粒子及び/又は(メタ)アクリレート系微粒子が好適である。上記裏面層がこれらの樹脂微粒子を含有することで、本発明の熱転写受像シートは、速乾性だけでなく、受像紙としての滑らかな搬送性、他の印画シートに対しての傷つけ難さ、印画物の捌き性にも優れる。
なお、上記(メタ)アクリレートとは、アクリレート又はメタクリレートを意味する。
上記ナイロン系微粒子の原料としては特に限定されず、例えば、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン12、ナイロン46、ナイロン11、ナイロン610、ナイロン6T、ナイロン6I、ナイロン9T、ナイロンM5T等が挙げられる。なかでも、耐水性に優れ、吸水による特性変化もないことから、ナイロン12が好適である。
上記(メタ)アクリレート系微粒子の原料としては特に限定されず、例えば、ポリエチル(メタ)アクリレート、ポリブチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。なかでも、透明性に優れ、安価で入手が容易なことから、ポリメチルメタクリレート(PMMA)が好適であり、特に架橋PMMAが好適に用いられる。
上記裏面層は、後述するバインダー樹脂100質量部に対して上記樹脂微粒子を50〜500質量部含有することが好ましい。50質量部未満であると、裏面層にインクジェットプリント方式により印字したインクの吸収性、速乾性や、筆記具による筆記性が不充分となることがある。500質量部を超えると、上記裏面層から樹脂微粒子の脱落が生じやすくなり、また、樹脂微粒子を裏面層に単層構造で配置することができなくなることがある。より好ましい下限は100質量部、より好ましい上限は300質量部である。
上記裏面層は、バインダー樹脂を含有する。
上記バインダー樹脂としては特に限定されず、例えば、アクリル系樹脂、セルロース系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ハロゲン化ポリマー等の樹脂等が挙げられる。
上記バインダー樹脂としては、なかでも、ポリビニルアルコール樹脂、水溶性アクリル系樹脂、水溶性ポリエステル樹脂、水溶性ウレタン樹脂、が吸水性等の機能を発揮しやすく、好ましい。
更に、上記裏面層は、帯電防止性を付与するために、例えば、カチオン系アクリル樹脂、ポリアニリン樹脂、各種導電性フィラー等が添加されていてもよい。
上記裏面層を形成する方法としては特に限定されず、例えば、上記樹脂微粒子、バインダー樹脂や、硬化剤、その他必要に応じて添加される各種添加剤を加えたものを、適当な有機溶剤に溶解させた組成物、又は、イソプロピルアルコール等の有機溶剤と水との混合溶剤に分散させた分散体(以下、これらを裏面層用塗工液ともいう)を、例えば、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いたリバースコーティング法、バーコーターを用いた方法等の形成手段により基材シートの一方の面側に塗布及び乾燥させる方法等が挙げられる。
上記裏面層用塗工液に必要に応じて添加される添加剤としては特に限定されず、例えば、従来公知の消泡剤、分散剤、有色染料、蛍光染料、蛍光顔料、紫外線吸収剤等が挙げられる。
また、本発明の熱転写受像シートは、上記基材シートと裏面層との間にプライマー層を有することが好ましい。
上記プライマー層は、上記基材シートと裏面層との接着性の向上、本発明の熱転写受像シートのカール防止等の役割を果たす層である。
上記プライマー層に用いられるバインダー樹脂としては特に限定されず、従来公知の接着性樹脂を用いることができ、例えば、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、エポキシ樹脂、セルロース系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン系樹脂等が挙げられる。また、これらの樹脂のうち、活性水酸基を有するものについては、更に、それらのイソシアネート硬化物をバインダー樹脂とすることもできる。
上記プライマー層は、白色性、隠蔽性を付与するために、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム等のフィラーが添加されていることが好ましい。
また、上記プライマー層は、白色性を高めるために、例えば、スチルベン系化合物、ベンゾイミダゾール系化合物、ベンゾオキサゾール系化合物等を蛍光増白剤として添加されていてもよい。
また、上記プライマー層は、印画物の耐光性を高めるために、例えば、ヒンダードアミン系化合物、ヒンダードフェノール系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物、ベンゾフェノン系化合物等を紫外線吸収剤又は酸化防止剤として添加されていてもよい。
更に、上記プライマー層は、帯電防止性を付与するために、例えば、カチオン系アクリル樹脂、ポリアニリン樹脂、各種導電性フィラー等が添加されていてもよい。
上記プライマー層の塗工量としては、例えば、乾燥状態で0.5〜30g/m程度であることが好ましい。
本発明の熱転写受像シートは、上記基材シートの裏面層と反対側面に染料受容層を有する。
上記染料受容層は、バインダー樹脂を主な構成成分とするものである。
上記染料受容層におけるバインダー樹脂としては、従来公知の熱転写受像シートに使用されている公知のものであれば特に限定されず、例えば、以下の合成樹脂を使用することができる。
(イ)エステル結合を有する樹脂
ポリエステル樹脂、ポリアクリル酸エステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、スチレンアクリレート樹脂、ビニルトルエンアクリレート樹脂等。
(ロ)ウレタン結合を有する樹脂
ポリウレタン樹脂等。
(ハ)アミド結合を有する樹脂
ポリアミド樹脂等。
(ニ)尿素結合を有する樹脂
尿素樹脂等。
(ホ)その他極性の高い結合を有する樹脂
ポリカプロラクトン樹脂、スチレン−無水マレイン酸樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニリデン等のハロゲン化ポリマー、ポリ酢酸ビニル等。
なお、上記合成樹脂は、共重合体であってもよく、2種以上併用することもできる。
上記染料受容層は、転写の際に重ね合わせる熱転写シートとの離型性を確保する点で、上述のバインダー樹脂に加え、離型剤を含有させることが好ましい。
上記離型剤としては特に限定されず、例えば、シリコーンオイル、リン酸エステル系化合物、フッ素系化合物等公知のものが挙げられるが、特に、シリコーンオイルが好ましい。
上記シリコーンオイルとしては、エポキシ変性シリコーンオイル、アルキル変性シリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、フッ素変性シリコーンオイル、フェニル変性シリコーンオイル、エポキシ・ポリエーテル変性シリコーンオイル、ビニル変性シリコーンオイル、ハイドロジェン変性シリコーンオイル等の変性シリコーンオイルが好ましい。
上記離型剤は、上述のバインダー樹脂100質量部に対して、0.5〜30質量部の範囲内となるように添加されることが好ましい。0.5質量部より少ない場合、離型効果が不充分となり、30質量部を超えると、染料受容性が低下し、印画濃度が不充分となることがある。
上記染料受容層は、本発明の効果を損なわない範囲で、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、フィラー、顔料、帯電防止剤、可塑剤、熱溶融性物質等、公知の添加剤を適宜配合してなるものであってもよい。
上記染料受容層を形成する方法としては、上述のバインダー樹脂、必要に応じ離型剤や添加剤を溶剤に添加し、混練することにより染料受容層用塗工液を製造する工程と、該染料受容層用塗工液を上述の基材シートの上に塗布し、乾燥する工程とを含む方法が挙げられる。
上記染料受容層用塗工液は、固形分濃度が、一般に5質量%以上である。該固形分濃度の上限は、高濃度になりすぎると保存安定性が低下し、粘度が上昇する場合があるので、一般に50質量%以下である。
上記溶剤としては、従来公知のものが使用でき、例えば、エタノール、プロパノール等のアルコール類;メチルセロソルブ、エチルセロソルブ等のセロソルブ類;トルエン、キシレン、クロルベンゼン等の芳香族類;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類;酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル系溶剤;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;クロロホルム、トリクロルエチレン等の塩素系溶剤;ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン等の含窒素系溶剤;ジメチルスルホキシド;メチルエチルケトン、トルエン、これらの混合物等の有機溶剤が挙げられる。
上記染料受容層用塗工液は、例えば、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いたリバースロールコーティング法、バーコーターを用いた方法等の従来公知の方法で塗布することができる。
上記染料受容層用塗工液は、一般に、乾燥状態で0.5〜50.0g/m程度、好ましくは2.0〜10.0g/mである。
上記染料受容層用塗工液の乾燥は、一般に50〜150℃の温度で行うことができる。
本発明の熱転写受像シートは、上記染料受容層と基材シートとの間に多孔質フィルムを有していてもよい。
上記多孔質フィルムとしては、表面光沢度が高いものが好ましく、例えば、その柔軟性のためにサーマルヘッドとの密着性に優れ、生産性も良好である、ベースとなる樹脂としてポリオレフィン、特にポリプロピレンを用いた、内部に微細空隙を有する多孔質フィルムが好ましい。
フィルム中に微細空隙を生じさせる方法としては、例えば、以下の方法が挙げられる。
すなわち、まず、フィルムのベースとなる樹脂に対して非相溶な有機微粒子又は無機微粒子の1種又は複数を混練したコンパウンドを作製する。
このコンパウンドは、微視的に見るとベースとなる樹脂とベースとなる樹脂に対して非相溶な微粒子とが微細な海島構造を形成している。
次に、このコンパウンドをフィルム化し、延伸する。
これにより、海島界面の剥離又は島を形成する領域の大きな変形によって、微細空隙を生じさせることができる。
また、微細空隙を形成する方法としては、例えば、ポリプロピレンを主体とし、それにポリプロピレンより高い融点を有するポリエステルやアクリル樹脂を加えて形成する方法も挙げられる。この場合、ポリエステルやアクリル樹脂が微細空隙を形成する核剤の役割をする。
上記ポリエステル、アクリル樹脂の含有量は、いずれの場合もポリプロピレン100質量部に対して、2〜10質量部であることが好ましい。2質量部未満である場合、微細空隙の発生が不充分となり、充分な印画感度を得ることができないことがあり、10質量部を超えると、多孔質フィルムの耐熱性等が低下することがある。
また、ベースとする樹脂をポリプロピレンとする多孔質フィルムを作製する場合、更に微細で緻密な空隙を発生させるためには、更にポリイソプレンを加えることが好ましい。これにより、より高い印画感度を得ることができる。例えば、ポリプロピレンを主体とし、これにアクリル樹脂又はポリエステル、そしてポリイソプレンを配合したコンパウンドを作製し、フィルム化し、延伸することにより高い印画感度を有する多孔質フィルムを得ることができる。
上記多孔質フィルムの厚さの好ましい下限は30μmであり、好ましい上限は60μmである。30μm未満であると、画像を印画したときに多孔質フィルムが潰れてしまい、画像品質が損なわれることがある。60μmを超えると、画像は良好になるが、本発明の熱転写受像シートが必要以上に厚くなり、コスト的に好ましくない。
また、上記多孔質フィルムは、上記基材シートと接着剤層を介して貼り合わされていることが好ましい。
上記接着剤層としては特に限定されず、例えば、ドライラミネーション、ウェットラミネーション、貼着後電子線照射により接着させる方法等の貼合方法に応じて適宜選択することができる。
上記接着剤層に使用する接着剤としては特に限定されず、例えば、酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、酢酸ビニル−アクリル共重合体樹脂、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリアミド樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂等を成分としたものが挙げられる。
更に、上記多孔質フィルムと上記染料受容層との間には、染料受容層と多孔質フィルムとの接着性、白色度、クッション性、隠蔽性、帯電防止性、カール防止性等の性能の付与を目的とした、従来公知の中間層が設けられていてもよい。
上記中間層に用いるバインダー樹脂としては、例えば、上述したプライマー層におけるバインダー樹脂と同様のものが挙げられる。
本発明の熱転写受像シートは、熱移行性染料とバインダーとを含有する熱転写シートを上記染料受容層に重ね、上記熱移行性染料を熱移行させることにより画像を形成することができる。
上記熱転写シートは、上述の染料層を基材シート上に設けたものであり、従来公知のものを用いることができる。
上記熱転写シートは、必要に応じ、耐熱滑性層を設けたものであってもよい。
上記染料層における熱移行性染料は、従来公知のものであれば特に限定されず、例えば、ジアリールメタン系色素;トリアリールメタン系色素;チアゾール系色素;メロシアニン系色素;ピラゾロンメチン等のメチン系色素;インドアニリン系色素;アセトフェノンアゾメチン、ピラゾロアゾメチン、イミダゾルアゾメチン、イミダゾアゾメチン、ピリドンアゾメチン等のアゾメチン系色素;キサンテン系色素;オキサジン系色素;ジシアノスチレン、トリシアノスチレン等のシアノメチレン系色素;チアジン系色素;アジン系色素;アクリジン系色素;ベンゼンアゾ系色素;ピリドンアゾ、チオフェンアゾ、イソチアゾールアゾ、ピロールアゾ、ピラールアゾ、イミダゾールアゾ、チアジアゾールアゾ、トリアゾールアゾ、ジズアゾ等のアゾ系色素;スピロピラン系色素;インドリノスピロピラン系色素;フルオラン系色素;ローダミンラクタム系色素;ナフトキノン系色素;アントラキノン系色素;キノフタロン系色素等が挙げられる。
上記染料層におけるバインダーとしては、特に限定されず、従来公知の樹脂バインダーを使用することができる。
上記樹脂バインダーとしては、例えば、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、酢酸セルロース、酪酸セルロース等のセルロース系樹脂;ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド等のビニル系樹脂;ポリエステル系樹脂;フェノキシ樹脂;等が好ましい。
上記染料層は、イエロー、マゼンタ、シアンの何れか1色又は2色の染料の層のみであってもよいし、各色の層を全て備えたものであってもよいし、必要に応じブラックの層を追加したものであってもよい。
上記熱転写シートにおける基材シートとしては、特に限定されず、例えば、ポリエステルフィルム等の樹脂フィルムが挙げられる。
上記画像形成は、上記範囲内の温度下で行うものであれば、特に限定されず、公知の熱拡散型転写方式(昇華型熱転写方式)にて行うことができる。
上述した構成からなる本発明の熱転写受像シートは、裏面層に粒子径が極めて大きく、その平均粒子径が裏面層の厚さに対して所定の範囲内となる樹脂微粒子を有するため、例えば、該裏面層にインクジェット方式により印字を行った場合、付与されたインクは樹脂微粒子間の隙間に迅速に吸収される。すなわち、裏面層にインクジェット方式により印字されたインクは、他の熱転写受像シート等と直接接することがない。
従って、本発明の熱転写受像シートは、裏面層にインクジェット方式による印字を行った後、他の熱転写受像シート等を重ねた場合であっても、インクの移行による汚染を防止できる。
また、裏面層に水性、水性ゲル、油性インキ等の筆記具で筆記を行った場合も同様に、これらのインキ等は樹脂微粒子の隙間に迅速に吸収され、他の熱転写受像シート等と直接接することがなく、上記インキ等の移行による汚染を防止できる。
すなわち、本発明の熱転写受像シートは、速乾性に優れたものとなる。
更に、本発明の熱転写受像シートは、裏面層に上述の粒子径を持つ樹脂微粒子を有するため、裏面層に未乾燥のバインダー樹脂が含まれていたとしても、他の熱転写受像シートと未乾燥のバインダー樹脂とが直接接触することがなく、該未乾燥のバインダー樹脂による汚染も防止することができる。
このような本発明の熱転写受像シートは、例えば、基材シートの一方の面上に上述した方法により裏面層を形成し、他方の面上に染料受容層を上述した方法により形成することにより製造することができる。
また、本発明の熱転写受像シートの裏面層に、インクジェット方式により印字することを特徴とする印字方法もまた、本発明の一つである。
上記インクジェット方式による印字において、使用するインクとしては特に限定されず、従来公知のインクジェットプリント用インクを用いることができる。具体的には、例えば、水性染料タイプ、水性顔料タイプ、油性染料タイプ、油性顔料タイプ等を用いることができる。
本発明の印字方法において、上記インクジェット方式による印字方法としては特に限定されず、例えば、従来公知のインクジェットプリンターを用いた方法が挙げられる。
本発明の熱転写受像シートは、上記構成よりなるので、裏面層にインクジェット方式による印字を行った際に、インクの吸収性、速乾性に優れるため、他の印画物等に対してインクが移行することによる汚染を好適に防止することができ、水性、水性ゲル、油性インキ等の筆記具での筆記性にも優れたものとすることができる。
以下に実施例及び比較例を掲げて本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例及び比較例のみに限定されるものではない。
なお、文中、部又は%とあるのは特に断りのない限り、質量基準である。
(実施例1)
厚さ125μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを基材シートとし、該基材シートの一方の面上に下記組成の染料受容層用塗工液をワイヤーバーコーティング方式で塗布量5.0g/m(固形分)となるように塗布し、110℃の温度下で2分間乾燥した。
(染料受容層用塗工液)
塩化ビニル・酢酸ビニル共重合樹脂〔VA ST−P SC、日信化学(株)製〕
100部
エポキシ変性シリコーンオイル〔X−22−3000T 信越化学工業(株)製〕 1部
主鎖両末端アルコール変性シリコーンオイル〔X−22−160AS 信越化学工業(株)製〕 0.1部
主鎖片末端アルコール変性シリコーンオイル〔X−22−176DX 信越化学工業(株)製〕 0.1部
XDIヴュレット体〔タケネートA−14 三井武田ケミカル(株)製〕 0.5部
溶剤(メチルエチルケトン/トルエン 質量比1:1) 17部
次に、基材シートの染料受容層を形成した面と反対側面に、下記組成のプライマー層用塗工液をワイヤーバーコーティング方式で塗布量1g/m(固形分)で塗布し、110℃、1分間乾燥させて、厚さ1μmのプライマー層を形成した。
(プライマー層用塗工液)
ポリウレタン樹脂(日本ポリウレタン工業(株)製、ニッポラン5199) 5部
イソシアネート硬化剤(三井化学ポリウレタン(株)製、タケネートA−14)10部
メチルエチルケトン/トルエン/イソプロピルアルコール(質量比2:2:1)70部
そして、下記組成の裏面層用塗工液を、形成したプライマー層上に塗布し、100℃、1分の条件で乾燥させて厚さ1μmの裏面層を形成し、実施例1に係る熱転写受像シートを作製した。なお、溶媒は、水とイソプロピルアルコール(IPA)とを質量比1:1で混合した混合溶媒を用いた。
(裏面層用塗工液)
IJC403A(一方社油脂工業(株)製、PVA系樹脂、固形分16%)7.5質量部
樹脂微粒子(Orgasol 1002 D NAT1、平均粒子径20μm、6ナイロン、Arkema社製) 1.2質量部
溶媒 15.3質量部
(実施例2〜8、比較例1〜14)
裏面層用塗工液における樹脂微粒子を下記表1に示したものに変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例2〜8及び比較例1〜14の熱転写受像シートを作製した。
(評価)
実施例1〜8及び比較例1〜14で得られた熱転写受像シートを、A6サイズにカットして評価用サンプルを作製した。各評価用サンプルの裏面層に、Canon PIXUS iP8600を用いて、図1に示すIJ評価パターンの印刷を行った。なお、図1に示すIJ評価パターンは、上から黄色、紫色、黒色及び水色の各色で三段づつ印刷したものである。
なお、プリンター設定は以下の通りとした。
プリンター設定
用紙種類:はがき
印刷品質:きれい
用紙サイズ:はがき
印刷後、所定の時間経過後に、裏面層に対して荷重1kg、30秒(2×12cm)をかけた状態で普通紙を重ね、普通紙へのインクの転写の有無を確認し、以下の5段階の基準に従って評価した。下記結果を表1に示す。なお、評価が3以上のものは、実用上問題がないレベルのインクの吸収性、速乾性を有するものである。
(評価基準)
5:30秒後においてインクの転写が認められなかった
4:1分後においてインクの転写が認められなかった
3:2分後においてインクの転写が認められなかった
2:3分後においてインクの転写が認められなかった
1:4分後においてインクの転写が認められなかった
表1に示したように、実施例に係る熱転写受像シートは、裏面層に平均粒子径が20〜40μm(裏面層の厚さに対して20〜40倍)の樹脂微粒子を含有するため、該裏面層へのインクジェット方式により印字されたインクの吸収性、速乾性に優れたものであった。
一方、比較例に係る熱転写受像シートは、裏面層の樹脂微粒子の平均粒子径がいずれも裏面層の厚さの20倍未満であり、インクジェット方式により印字されたインクの吸収性、速乾性に劣るものであった。
本発明の熱転写受像シートは、裏面層のインクジェット方式により印字されたインクの吸収性、速乾性に優れ、他の印画物等にインクが移行することによる汚染を好適に防止することができる。
IJ評価パターンを示す図である。

Claims (5)

  1. 基材シートの一方の面側に裏面層を備え、前記基材シートの他方の面側に染料受容層を備える熱転写受像シートであって、
    前記裏面層は、平均粒子径が該裏面層の厚みの20〜40倍である樹脂微粒子を含有する
    ことを特徴とする熱転写受像シート。
  2. 裏面層は、バインダー樹脂100質量部に対して樹脂微粒子を50〜500質量部含有する請求項1記載の熱転写受像シート。
  3. 樹脂微粒子は、ナイロン系微粒子、(メタ)アクリレート系微粒子、ウレタン系微粒子、ポリエステル系微粒子、ポリカーボネート系微粒子、ポリエチレン系微粒子、ポリプロピレン系微粒子、シリコーン系微粒子、ポリスチレン系微粒子及びフェノール系微粒子からなる群より選択される少なくとも一種である請求項1又は2記載の熱転写受像シート。
  4. 基材シートと裏面層との間にプライマー層を有する請求項1、2又は3記載の熱転写受像シート。
  5. 請求項1、2、3又は4記載の熱転写受像シートの裏面層に、インクジェットプリント方式にて印字することを特徴とする印字方法。
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