JP2001205919A - インクジェット記録要素 - Google Patents

インクジェット記録要素

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JP2001205919A
JP2001205919A JP2000387714A JP2000387714A JP2001205919A JP 2001205919 A JP2001205919 A JP 2001205919A JP 2000387714 A JP2000387714 A JP 2000387714A JP 2000387714 A JP2000387714 A JP 2000387714A JP 2001205919 A JP2001205919 A JP 2001205919A
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hydrophilic
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ink
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JP2000387714A
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Lori J Shaw-Klein
ジェイ.ショー−クライン ロリ
Eric L Boyle
エル.ボイル エリック
Brian L Lindstrom
エル.リンドストローム ブライアン
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Eastman Kodak Co
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Eastman Kodak Co
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/52Macromolecular coatings
    • B41M5/5236Macromolecular coatings characterised by the use of natural gums, of proteins, e.g. gelatins, or of macromolecular carbohydrates, e.g. cellulose
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/502Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording characterised by structural details, e.g. multilayer materials
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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画質が優れ、光沢差が少なく、且つ耐光褪色
性がより良好なインクジェット記録要素を提供すること
である。 【解決手段】 以下の層:a)ゼラチン又はポリ(ビニ
ルアルコール)を含む親水性吸収層;b)ペクチン又は
アルギン酸塩を含む接着促進層;及びc)ヒドロキシエ
チルセルロースを含む親水性オーバーコート層;を前記
記載順にその上に有する支持体を含んでなるインクジェ
ット記録要素。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット画
像記録要素に関する。典型的なインクジェット記録方式
又は印刷方式では、インク液滴をノズルから高スピード
で記録要素又は記録媒体に向けて射出して媒体上に画像
を形成する。記録要素は、典型的にその少なくとも1表
面上にインク受容層又画像形成層を有する支持体又は支
持体材料を含む。このような画像記録要素上に高品質画
像を形成し且つ維持するためには、記録要素は以下の要
件を満たさなければならない:インク領域に、バンド、
ブリード、凝集又は亀裂を示さないこと;大量のインク
を吸収し且つブロッキングしないように迅速に乾燥でき
ること;印刷域の光学濃度が高いこと 光沢差がないこと 水との接触、又は日光、タングステン光もしくは蛍光の
照射による退色を防止するために、高レベルの画像堅牢
性を有すること。
【0002】離層が発生しないように優れた凝集力を有
すること。
【0003】
【従来の技術】米国特許第5,567,507号は、厚
いベース層及び高粘性のセルロースエーテル及びポリエ
チレンイミン塩を含む薄いオーバーコートを含有するイ
ンク受容シートに関する。米国特許第5,660,92
8号は、毛羽たち防止のための親水性層をはじめとする
各種層を含有するインクジェット印刷要素に関する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第5,56
7,507号には、受容体が耐光褪色性に乏しいという
課題がある。米国特許第5,660,928号の要素
は、光沢が低下し、かつ耐光褪色性が乏しいという課題
がある。本発明の目的は、従来要素より、画質が優れ、
光沢差が少なく、且つ耐光褪色性がより良好なインクジ
ェット記録要素を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】これらの及び他の目的
は、以下の層: a)ゼラチン又はポリ(ビニルアルコール)を含む親水
性吸収層; b)ペクチン又はアルギン酸塩を含む接着促進層;及び c)ヒドロキシエチルセルロースを含む親水性オーバー
コート層;を前記記載順にその上に有する支持体を含ん
でなるインクジェット記録要素である本発明により達成
される。
【0006】本発明の別の態様は、 a)前記インクジェット記録要素を用意し、そして b)液状インク液滴をその上に像様に施すことを含むイ
ンクジェット印刷方法に関する。本発明のインクジェッ
ト記録要素によれば、従来要素より、画質が優れ、光沢
差が少なく、且つ耐光褪色性がより良好なインクジェッ
ト記録要素が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明においては、各々特定材料
からなり且つ支持体上に特定順に配置された、特定な組
合わせの画像受容層により、広範囲の市販印刷装置で優
れたインクジェット画像を形成することができる。先述
のように、親水性吸収層は、ゼラチン又はポリ(ビニル
アルコール)(PVA)を含む。この層は、また他の親
水性材料、例えば、天然の親水性コロイド類及びガム
類、例えば、アルブミン、グア、キサンテン、アカシ
ア、キトサン、デンプン及びそれらの誘導体、機能化プ
ロテイン、機能化ガム及びデンプン、並びにセルロース
エーテル及びそれらの誘導体、ポリビニルオキサゾリ
ン、例えば、ポリ(2−エチルー2−オキサゾリン)
(PEOX)、ポリビニルメチルオキサゾリン、ポリオ
キシド、ポリエーテル、ポリ(エチレンイミン)、ポリ
(アクリル酸)、ポリ(メタクリル酸)、nービニルア
ミド、例えば、ポリアクリルアミド及びポリビニルピロ
リドン(PVP)、及びポリ(ビニルアルコール)誘導
体及びコポリマー、例えば、ポリエチレンオキシドとポ
リ(ビニルアルコール)のコポリマー(PEO−PV
A)をも含有してよい。
【0008】親水性吸収層は、インクジェット印刷イン
クに通常見出される水及び保湿剤の両者を吸収しなけれ
ばならない。本発明の好ましい態様において、2層の親
水性吸収層が存在し、1層はゼラチンを含み、他層はポ
リ(ビニルアルコール)を含む。画像記録層に用いられ
る親水性材料は、意図する目的にとって効果的な任意の
量存在することができる。一般に、前記の2層構造で
は、ゼラチンの好ましい量は、5g/m2〜15g/m2
であり、ポリ(ビニルアルコール)の好ましい量は、
0.5g/m2〜3.2g/m2である。
【0009】先述のように、親水性オーバーコートは、
ヒドロキシエチルセルロース(HEC)を含む。この層
は、他の親水性材料、例えば、セルロース誘導体、例え
ば、セルロースエーテル,例えば、メチルセルロース
(MC)、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース(HPC)、ナトリウムカルボキシメチルセルロ
ース(CMC)、カルシウムカルボキシメチルセルロー
ス(CMC)、メチルエチルセルロース、メチルヒドロ
キシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロース(HPMC)、ヒドロキシブチルメチルセルロー
ス、エチルヒドロキシエチルセルロース、ナトリウムカ
ルボキシメチル−ヒドロキシエチルセルロース、及びカ
ルボキシメチルエチルセルロース;並びにセルロースエ
ーテルエステル、例えば、ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロースフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースアセテートスクシネート、ヒドロキシプロピルセル
ロースアセテート、ヒドロキシエチルセルロースとジア
リルジメチルアンモニウムクロリドのエステル、ヒドロ
キシエチルセルロースと2−ヒドロキシプロピルトリメ
チルアンモニウムクロリドのエステル、ヒドロキシエチ
ルセルロースとラウリルジメチルアンモニウム置換エポ
キシドのエステル(HEC−LDME)、例えば、Qu
atrisoft(登録商標)LM200(Amerc
hol Corp.);並びにアルキルC12−C14鎖を
グラフトしたヒドロキシエチルセルロースも含んでよ
い。
【0010】本発明の好ましい態様において、親水性オ
ーバーコート層は、ヒドロキシエチルセルロース及びヒ
ドロキシプロピルメチルセルロースの混合物(重量比3
0:70〜70:30)を含む。オーバーコート層の好
ましい乾燥塗布量は0.5g/m2〜1.1g/m2である。
先述のように、ペクチン又はアルギン酸塩を含む接着促
進層が、親水性吸収層と親水性オーバーコート層の間に
ある。この層は、他の材料、例えば、ゼラチン、アルブ
ミン、グア、キサンテン、ラムザン、アカシア、キトサ
ン、デンプン及びそれらの誘導体、アルギン酸塩、並び
に樹脂、例えば、ポリ(ビニルピロリドン)、並びにス
ルホン化ポリエステルも含有してもよい。本発明の好ま
しい態様において、接着促進層に用いられるペクチン又
はアルギン酸塩は0.15g/m2〜0.5g/m2の量存在
する。
【0011】プリンターの移送性、耐インクオフセット
性を高めるために、又はインク受容層の外観をサテン又
はマット仕上げに変えるために、マット粒子を前記層の
いずれか又は全層に添加してもよい。更に、界面活性
剤、消泡剤、又は他の塗布性高揚材料を、選択された塗
布技術に応じて添加してもよい。典型的に、耐水性及び
耐湿性を向上させるために、色素媒染剤をインク受容層
に添加する。しかしながら、大部分の媒染剤材料は、色
素の光安定性に悪影響を与える。耐光褪色性に悪影響を
与えない限り、任意のポリマー媒染剤を、本発明の画像
記録層に用いることができる。例えば、カチオン性ポリ
マー、例えば、第四アンモニウムポリマー化合物、又は
塩基性ポリマー、例えば、ポリ(ジメチルアミノエチ
ル)メタクリレート、ポリアルキレンポリアミン、及び
ジシアノジアミドとの縮合生成物、アミンーエピクロロ
ヒドリン重縮合物;レシチン及びリン脂質化合物を用い
ることができる。本発明に有用な媒染剤の例として以下
が挙げられる:ビニルベンジルトリメチルアンモニウム
クロリド/エチレングリコールジメタクリレート;ビニ
ルベンジルトリメチルアンモニウムクロリド/ジビニル
ベンゼン;ポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリ
ド);pori(2−N,N,N−トリメチルアンモニ
ウム)エチルメタクリレート・メト硫酸塩;ポリ(3−
N,N,N−トリメチルアンモニウム)プロピルメタク
リレートクロリド;ビニルピロリジノンとビニル(N−
メチルイミダゾリウムクロリドのコポリマー、並びに
(3−N,N,N−トリメチルアンモニウム)プロピル
クロリドとのヒドロキシエチルセルロース誘導体。
【0012】任意の支持体又は基材を、本発明の記録要
素に用いることができる。例えば、平坦紙、カレンダー
ド紙、保護ポリオレフィン層被覆紙、ポリマーフィル
ム、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ンナフタレート、ポリ1,4−シクロヘキサンジメチレ
ンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポリイミド、ポリ
カーボネート、ポリスチレン、又はセルロースエステル
を用いることができる。特に、ポリエチレン被覆紙又は
ポリ(エチレンテレフタレート)が好ましい。
【0013】本発明の別の態様において、光散乱粒子、
例えば、チタニアを含有する充填層を、透明な支持体材
料と本明細書に記載のインク受容性多層体の間に配置し
てもよい。このような組み合わせは、signage用
のバックリット材として用いると効果的である。バック
リット表示用の適切な特性を有するインクジェット受容
体を形成する更に別の態様は、支持体材料として、部分
的に孔が開いた又は充填されたポリ(エチレンテレフタ
レート)フィルムを選択することにより得られ、そこで
は支持体材料中の孔又は充填材により、十分に光が拡散
されて画像後方に位置する光源を拡散する。
【0014】支持体の厚さは、50〜500μm、好ま
しくは75〜300μmが適切である。酸化防止剤、帯
電防止剤、可塑剤、色素、顔料及び他の既知添加物を、
必要に応じて支持体に添加してもよい。画像記録層の支
持体への接着性を向上させるために、画像記録層を施す
前に、支持体表面にコロナ放電処理を行ってもよい。
【0015】場合により、機械取り扱い特性及び記録要
素のカーリング性を改良し、その摩擦及び抵抗率等を制
御する目的で、追加の裏面層又は塗膜を支持体の裏側
(すなわち、画像記録層が塗布されている側とは反対の
支持体側)に施してもよい。典型的に、裏面層はバイン
ダーと充填材を含む。典型的な充填材としては、非結晶
性又は結晶性シリカ、ポリ(メチルメタクリレート)、
中空球ポリスチレンンビーズ、微結晶性セルロース、酸
化亜鉛、タルク等が挙げられる。裏面層に添加する充填
材は、一般にバインダー成分の5重量%未満であり、充
填材の平均粒径は5〜30μmの範囲である。裏面層に
用いる典型的なバインダーは、アクリレート、ゼラチ
ン、メタクリレート、ポリスチレン、アクリルアミド、
ポリ(塩化ビニル)−ポリ(酢酸ビニル)コポリマー、
ポリ(ビニルアルコール)、セルロース誘導体等のポリ
マーである。加えて、帯電防止剤もまた裏面層に添加し
て、記録要素の立体障害を防止することもできる。特
に、適切な帯電防止剤としては、ドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム塩、オクチルスルホン酸カリウム塩、
オリゴスチレンスルホン酸ナトリウム塩、ラウリルスル
ホ琥珀酸ナトリウムリム塩等である。帯電防止剤は、バ
インダー組成物に、バインダー重量に基づいて0.1〜
15重量%の量添加することができる。画像記録層を、
望ましい場合は裏面層上に塗布してもよい。
【0016】前記親水性材料層は架橋剤を含んでもよい
が、必須ではない。このような添加物は、インク受容層
の基材への接着性を改良し、同時に層の凝集力及び耐水
性に寄与する。架橋剤、例えば、カルボジイミド、多官
能性アジリジン、メラミンホルムアルデヒド、イソシア
ネート、エポキシド等を用いることができる。架橋剤を
添加する場合は、架橋剤が層の膨潤性を低下させて印刷
域の乾燥速度を低下させるので、過剰量を使用しないよ
うに注意しなければならない。
【0017】本発明に用いられる塗布組成物は、任意の
既知技法、例えば、含浸塗布、巻取り線ロッド塗布、ド
クターブレード塗布、グラビア及び反転ロール塗布、ス
ライド塗布、ビーズ塗布、押出し塗布、カーテン塗布等
により施してもよい。既知の塗布及び乾燥方法は、Re
search Disclosure No.3081
19,1989年12月刊行、1007〜1008頁に
さらに詳細に記載されている。ベース層とオーバーコー
トを同時に施すスライド塗布が好ましい。塗布後、簡単
な蒸発によりこれらの層を一般に乾燥するが、対流過熱
のような既知技法により促進化することもできる。
【0018】本発明の記録要素を画像化するために用い
られるインクジェットインクは、当該技術分野において
周知である。インクジェット印刷に用いられるインク組
成物は、典型的に溶剤もしくはキャリヤ液、色素もしく
は顔料、保湿剤、有機溶剤、解膠剤、増量剤、保恒剤等
を含む液状組成物である。溶剤又はキャリヤ液は、単に
水であることも、又は他の水混和性溶剤、例えば、多価
アルコールとの混合物であることもできる。有機材料、
例えば、多価アルコールが主なキャリヤもしくは溶剤液
であるインクも使用できる。水と多価アルコールの混合
溶剤が特に有用である。このような組成物に用いられる
色素は、典型的に水溶性の直接染料又は酸性染料であ
る。このような液状組成物は、従来技術、例えば、米国
特許第4,381,946号、米国特許第4,239,
543号及び米国特許第4,781,758号にさらに
詳細に記載されている。
【0019】本明細書に開示した記録要素は、インクジ
ェットプリンターに有用なものとして主に記載してきた
が、ペンプロッタアセンブリ用の記録媒体としても使用
することができる。ペンプロッタは、キャピラリ状チュ
ーブの束からなるペンをインクタンクと接触させた状態
で使用して、記録媒体表面上に直接書き込むことにより
作動する。
【0020】以下の例は、本発明を説明するために記載
する。
【0021】
【実施例】例1 本発明の受容要素1(HEC) ポリエチレン樹脂被覆紙にコロナ放電処理を施し、次い
で写真グレード石灰処理オセインゼラチン(Eastm
an Gelatine Co.)の10%ゼラチン水
溶液を、慣用のビーズ塗布により塗布し、その後乾燥し
て、乾燥塗布量10.8g/m2の連続ゼラチンフィル
ムを形成した。別のビーズ塗布工程で、接着促進材料、
ペクチン、Genu(登録商標)USP/200(Her
cules Inc.)、及びヒドロキシエチルセルロ
ース、CellosizeQP300(Union C
arbide Corporation)のオーバーコ
ート層を、前記ゼラチンの上に塗布した。ヒドロキシエ
チルセルロースは、1.75%固形分水溶液として塗布
して乾燥層塗布量0.9g/m2とし、ペクチン層は、
0.075%固形分溶液として塗布して乾燥層塗布量
0.3g/m2とした。ペクチン層とオーバーコート層
は、強制空気加熱により完全に乾燥させた。対照要素1(MC) この要素は、、親水性オーバーコート層がメチルセルロ
ース、Methocel(登録商標)A4C(Dow
Chemical Co.)であった以外は、本発明の
受容要素1と同一であった。対照要素2(HPC) この要素は、、親水性オーバーコート層がヒドロキシプ
ロピルセルロース、Klucel(登録商標)L(He
rcules Inc.)であった以外は、本発明の受
容要素1と同一であった。対照要素3(HPMC) この要素は、、親水性オーバーコート層がヒドロキシプ
ロピルメチルセルロース、Methocel(登録商
標)K100LV(Dow ChemicalCo.)
であった以外は、本発明の受容要素1と同一であった。対照要素4(HEC−LDME) この要素は、、親水性オーバーコート層がヒドロキシエ
チルセルロースとラウリルジメチルアンモニウム置換エ
ポキシド、Quatrisoft(登録商標)LM20
0(Amerchol Corp.)のエステルであっ
た以外は、本発明の受容要素1と同一であった。対照要素5(CMC) この要素は、、親水性オーバーコート層がカルボキシメ
チルセルロース、Celfix(登録商標)5(Met
sa Specialty ChemicalCo)で
あった以外は、本発明の受容要素1と同一であった。光沢差(differential gloss)の測
画像の各種着色域が、互いに又は非印刷域とはかなり異
なる光沢を示す場合は、光沢に乱れが生じることは明白
である。この効果を定量する目的で、100%充填パッ
チに、各原色(シアン、マゼンタ、イエロー及びブラッ
ク)、並びに各第二色(レッド、グリーン及びブルー)
を、色素ベースHPDesignJetCP Ink
Systems HPC1806A Black,HP
C1807A Cyan、HPC1808A Mage
nta及びHPC1809AYellowを用いて、H
ewlett−Packard DesignJet2
500 CP ワイド・フォーマット・プリンタで印刷
した。各パッチの光沢を、各着色パッチ及び非印刷域に
ついてBYK Gardner Microgloss
Meterを用いて、紙面に垂直方向から60度の角
度で測定した。所定の印刷試料について二つの読取り値
の最大差を、光沢差として表1に示した。光沢差の値が
低い程好ましい。インクの亀裂試験 HP大型ブラックインクジェット・カートリッジ516
45Aを用いる、Hewlett−Packard 7
22 インクジェットプリンターを用いて、純粋な着色
ブラックを生じるように駆動体設定を選択することによ
り、100%ブラック域を印刷した。各ブラックパッチ
を拡大器を用いて観察し、以下のようにランク付けし
た: 1.亀裂なし。
【0022】2.30倍に拡大して観察した場合のみ亀
裂が認められた。 3.拡大なしでも辛うじて亀裂が認められた。 4.拡大なしで亀裂が容易に認められた。 ランク1又は2は、インク亀裂について許容可能であ
る。以下の結果が得られた。
【0023】
【表1】
【0024】前記結果は、本発明要素は、対照要素より
光沢差がより良好であり、インク亀裂も許容可能である
ことを示している。例2 本発明の受容要素2(PVA) この要素は、、親水性吸収層がポリ(ビニルアルコー
ル)、Elvanol(登録商標)52−22、(Du
Pont Co.)であった以外は、本発明の受容要素
1と同一であった。対照要素6(PVP) この要素は、親水性吸収層がポリ(ビニルピロリド
ン)、K90(International Spec
ialty Products Technologi
es Inc.)であった以外は、本発明の受容要素1
と同一であった。対照要素7(PEO−PVA) この要素は、、親水性吸収層がポリエチレンオキシドー
ポリ(ビニルアルコール)コポリマー、WO−320
(Nippon Gohsei)であった以外は、本発
明の受容要素1と同一であった。対照要素8(PEOX) この要素は、、親水性吸収層がポリ(2−エチルー2−
オキサゾリン)、Aqazol(登録商標)200(P
olymer Chemistry Innovati
ons,Inc.)であった以外は、本発明の受容要素
1と同一であった。光褪色試験 耐光褪色性を、Hewlett−Packard 25
00 プリンター及び前記インクを用いて、レッド
(R)、グリーン(G)及びブルー(B)をべた印刷
し、その後50KLuxの高強度昼光照射に7日間曝す
ことにより測定した。照射前と照射後の各光学濃度の成
分比を100倍して、残留光学濃度%を得た。各チャン
ネルについての残留光学濃度を以下に表示した:例え
ば、GのCとは、グリーンパッチ中の残留シアン濃度%
であり、RのMとは、レッドパッチ中の残留マゼンタ濃
度%である。残留光学濃度数が高い程良好である。以下
の結果が得られた:
【0025】
【表2】
【0026】前記結果は、対照要素と比較して本発明要
素は光褪色に対する耐性が優れていることを示してい
る。例3 本発明の受容要素3(アルギン酸塩) この要素は、接着促進材料、すなわちペクチンを、アル
ギン酸塩、すなわちアルギン酸のナトリウム塩(中間分
子量)(Sigma−Aldrich Co.)と代え
た以外は、本発明の受容要素1と同一であった。対照要素9(なし) この要素は、、接着促進材料を含まないこと以外は、本
発明の受容要素1と同一であった。対照要素10(PVP) この要素は、接着促進材料、すなわちペクチンを、ポリ
(ビニルピロリドン)、K90(Internatio
nal Specialty Products Te
chnologies Inc.)と代えた以外は、本
発明の受容要素1と同一であった。対照要素11(PVA) この要素は、接着促進材料、すなわちペクチンを、ポリ
(ビニルアルコール)、Elvanol(登録商標)5
2−22、(DuPontCo.)と代えた以外は、本
発明の受容要素1と同一であった。接着性試験 各接着促進材料の接着効果を試験するために、レーザ刃
を用いて各試料の表面上に軽く網目状の線を付け、慣用
の接着テープを貼り付けてカット域から材料を剥がす試
みを行った。この試験を、低湿度(27%)及び高湿度
(80%)の試料について行った。テープ下の塗布材料
のうち、引っ張りによる剥離%を各試料について評価し
た。以下の結果が得られた:
【0027】
【表3】
【0028】前記結果は、ペクチン及びアルギン酸塩を
含む要素は、低相対湿度及び高相対湿度において対照要
素より良好であることを示している。
【0029】
【発明の効果】本発明のインクジェット記録要素は、対
照の記録要素と比較して、画質が優れ、光沢差が少な
く、しかも耐光褪色性がより本発明要素は良好な画像を
形成する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エリック エル.ボイル アメリカ合衆国,ニューヨーク 14526, ペンフィールド,オーク ヒル テラス 57 (72)発明者 ブライアン エル.リンドストローム アメリカ合衆国,ニューヨーク 14561, スタンレー,ステート ロード 5 アン ド 20 2921

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の層: a)ゼラチン又はポリ(ビニルアルコール)を含む親水
    性吸収層; b)ペクチン又はアルギン酸塩を含む接着促進層;及び c)ヒドロキシエチルセルロースを含む親水性オーバー
    コート層;を前記記載順にその上に有する支持体を含ん
    でなるインクジェット記録要素。
JP2000387714A 1999-12-20 2000-12-20 インクジェット記録要素 Pending JP2001205919A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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