JP5809690B2 - 連結解除プーリー - Google Patents

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Description

本発明の主題は、ベルト伝動システムにおいて、機械的エネルギーを供給する駆動部品と被駆動部品との間に介装されている弾性構成部材の変形によるベルト張力の変化を軽減するために用いることができる連結解除プーリーである。
例えばオルタネータープーリーの場合、プーリーのリム(駆動部品)が、オルタネーター(被駆動部品)に確実に取り付けられているプーリーのベルト及びハブによって駆動される。フィルタリング弾性機能(ローパスフィルター)は一般的に、エラストマー体によって提供される。
非常に非周期的な(acyclic)伝動システム(かなりのエンジンの不規則性)又は非常に応力がかかる使用サイクルを有するシステム(例えばオルタネーター/スターター)の場合、振動の影響は、ゴム製のフィルタリング体が一般的には寿命とフィルタリング効率との間の満足のいくトレードオフを提供することを可能としないようなものである。実際、適切にフィルタリングするには、エラストマー体のねじり剛性は低くなければならず、一方で同時に、エラストマー体は、その寿命を延ばすのであれば、変形しすぎてはならない。したがって、その結果、平均的なフィルタリング効率を有する寿命は、非常に多くの場合に制限される。
連結解除プーリーが知られており、フィルタリングに必要なその弾性剛性はねじりばねによって提供される。自動車の補機(オルタネーター)を対象とした連結解除プーリーが、特に、特許出願である特許文献1、特許文献2及び特許文献3に記載されている。
これらのプーリーは、摩擦システムを介してばねの連結及び連結解除を提供し、摩擦システムは、ばねを開くように動作させることを課し、また特定の用途、特にオルタネーター/スターター(SAD)プーリーに適合しない連結解除動作モードの実施を強制的に課す。
摩擦連結/連結解除システムは、摩擦の発生源であり、したがって、経時的に性能レベルの安定性、並びに製品の信頼性及び寿命に影響を与える摩耗の発生源である。
同様に、連結及び連結解除、すなわちクラッチ及びクラッチ解除を提供するようにばねを交互に開閉させることは望ましくない。
米国特許出願公開第2006/264280号 米国特許出願公開第2008/108442号 国際公開第2009/47816号
本発明は、いかなる摩擦連結/連結解除システムも排除することと、ばねを専ら閉じさせる運動学を提供することとによって、これらの欠点を回避することを提案する。
したがって、本発明は、連結解除プーリーであって、第1の動力伝達要素に確実に取り付けられているリムと、第2の動力伝達要素に確実に取り付けられている受け部内に取り付けられているねじりばねとを備え、動力伝達要素のうちの一方は駆動し、動力伝達要素のうちの他方は駆動される、連結解除プーリーにおいて、受け部はベルであり、ベルの内部にばねがセンタリングされており、このばねは第1の端部領域と第2の端部領域とを有し、第1の端部領域及び第2の端部領域はそれぞれベルの当接面に当接し、リムは、リムとベルとの間の第1の相対回転方向への閉じる方向にばねを駆動するようにばねの第1の端部領域と協働する第1の面を有する少なくとも1つの第1の駆動当接部を有し、ベルは、少なくとも1つの第1のベル当接部を備え、この少なくとも1つの第1のベル当接部の角度位置が、上記第1の駆動当接部によって閉じるように駆動されるばねの第1の端部領域の移動の第1の所与の最大値αを画定することを特徴とする、連結解除プーリーに関する。
ねじりばねは、軸方向ピッチを有して巻回された複数の巻線を有するばね(例えばコイルばね又はテーパーばね)である。
第1の変形形態によると、プーリーは、上記第1の端部領域のみが、上記第1の駆動当接部の上記第1の面を介して協働し、それによってばねの第2の端部領域はその当接面に当接することを特徴とすることができる。
その場合、上記第1の回転方向とは反対の、リムとベルとの間の第2の相対回転方向のために、ベルの外周は、ばねの第1の端部と第2のベル当接部との間で角度移動αにわたって第1の駆動当接部を自由に回転させる角度付きセグメントを有することを特徴とすることができる。
好ましくは、第2のばね端部領域は、第1の駆動当接部から上記第2のベル当接部への通過を可能にするように角度付きセグメントから係脱する。
第2の変形形態によると、プーリーは、上記第1の端部領域及び上記第2の端部領域が、上記相対回転方向に従って上記第1の駆動当接部と交互に協働してばねを閉じるよう駆動することと、ベルが第3のベル当接部を有し、この第3のベル当接部の角度位置が、第1の駆動当接部の、第1の面とは反対の第2の面によって閉じるように駆動されるばねの第2の端部領域が移動する第2の所与の最大値αを画定することとを特徴とする。
ベルは有利には、ばねの第1の端部と第2の端部との間で第1の駆動当接部を一定のトルクで回転させる角度付きセグメントを有する。
一定のトルクを伴う回転の角度付きセグメントは、自由回転モードで動作することができるか、又はブレーキトルクを加えるように摩擦要素を含むことができる。
第3の変形形態によると、プーリーは、ばねが、第1の回転方向とは反対の第2の回転方向への閉じる方向にばねを駆動するように、上記第1の駆動当接部の上記第1の面と協働する1つの上記第1の端部領域と、第2の駆動当接部の第1の面と協働する1つの上記第2の端部領域とを有することと、ベルが1つの上記第3のベル当接部を有し、この第3のベル当接部の角度位置は、第2の駆動当接部によって閉じるように駆動されるばねの第2の端部領域が移動する第2の所与の最大値αを画定することとを特徴とする。
プーリーは、ベルが、ばねの第1の端部が第1の駆動当接部の第1の面によって閉じるように駆動されるときに第2の駆動当接部の1回の上記角度移動αを、また、ばねの第2の端部が第2の駆動当接部の第1の面によって閉じるように駆動されるときに第1の駆動当接部の1回の上記角度移動αをそれぞれ可能にする、第4のベル当接部と第5のベル当接部とを有することを特徴とすることができる。
角度αは、角度αと等しくても等しくなくてもよい。
プーリーは、少なくとも1つの上記ベル当接部が、1つの上記所与の最大値α及び/又はαを画定するように1つの上記駆動当接部の1つの上記面と協働する面を有することを特徴とすることができる。少なくとも1つの上記ベル当接面は、例えば弾性要素である少なくとも1つの減衰要素を備えることができる。
プーリーは、少なくとも1つの上記ベル当接部が、1つの上記所与の最大値α及び/又はαを画定するようにばねの端部領域の1つの上記面と協働する面を有することを特徴とすることができる。
プーリーは、第1の動力伝達要素と第2の動力伝達要素との間に一定のトルクを導入する摩擦要素を含むことができる。
上記第1の端部領域及び/又は上記第2の端部領域は、ベルの上記当接面と接触することができる。
代替的には、プーリーは、ベルに対してセンタリングされるとともにばねの第1の端部領域を受け入れるハウジングを有する環状部品を含むことを特徴とすることができ、このハウジングは、ベルの上記当接面と接触する少なくとも1つの接触面を有する。
環状部品は、衝撃に起因する騒音を軽減する、ポリアミド又はポリウレタン等の非金属材料で作製することができるか、又はエラストマー若しくは熱可塑性エラストマー材料等の衝撃減衰材料でコーティングされる少なくとも1つの接触面を有することができる。
プーリーは自動車の補機プーリー、例えばオルタネーターのプーリーであるものとすることができ、この場合、プーリーは駆動する第1の動力伝達要素であり、K型ベルトの歯を受け入れる歯を有し、第2の動力伝達要素は1つの上記補機に連結するための連結要素を有する。
プーリーは、クランクシャフトプーリーであるものとすることができ、この場合、第2の伝達要素は駆動し、第2の要素はクランクシャフトに連結するための連結要素を含み、第1の要素はK型ベルトの歯を受け入れる歯を有する。
プーリーは、オルタネーター/スタータープーリーであるものとすることができ、これについては、第1の伝達要素は動作モード(始動時又は始動後)に応じて駆動することができるか又は駆動されることができる。
本発明の他の特徴及び利点は、図面と併せて、非限定的な例として与えられる以下の説明を読めばより明らかとなるであろう。
単一の駆動当接部がばねの単一の端部領域と協働する本発明の第1の変形形態の、プーリーの斜視図である。 単一の駆動当接部がばねの単一の端部領域と協働する本発明の第1の変形形態の、ばねを示す図である。 単一の駆動当接部がばねの単一の端部領域と協働する本発明の第1の変形形態の、プーリーの正面図である。 単一の駆動当接部がばねの単一の端部領域と協働する本発明の第1の変形形態の、プーリーの斜視図である。 単一の駆動当接部がばねの単一の端部領域と協働する本発明の第1の変形形態の、プーリーの正面図である。 単一の駆動当接部がばねの単一の端部領域と協働する本発明の第1の変形形態の、角度(度)の関数としてのトルク(Nm)の特徴を示す図である。 単一の駆動当接部がばねの単一の端部領域と協働する本発明の第1の変形形態の、角度(度)の関数としてのトルク(Nm)の特徴を示す図である。 単一の駆動当接部がばねの一方又は他方の端部領域と交互に協働する本発明の第2の変形形態の、プーリーの斜視図である。 単一の駆動当接部がばねの一方又は他方の端部領域と交互に協働する本発明の第2の変形形態の、プーリーの正面図である。 単一の駆動当接部がばねの一方又は他方の端部領域と交互に協働する本発明の第2の変形形態の、プーリーの斜視図である。 単一の駆動当接部がばねの一方又は他方の端部領域と交互に協働する本発明の第2の変形形態の、プーリーの斜視図である。 単一の駆動当接部がばねの一方又は他方の端部領域と交互に協働する本発明の第2の変形形態の、プーリーの正面図である。 単一の駆動当接部がばねの一方又は他方の端部領域と交互に協働する本発明の第2の変形形態の、角度(度)の関数としてのトルク(Nm)の特徴を示す図である。 単一の駆動当接部がばねの一方又は他方の端部領域と交互に協働する本発明の第2の変形形態の、角度(度)の関数としてのトルク(Nm)の特徴を示す図である。 2つの駆動当接部がばねの2つの端部領域のうちの一方又は他方と交互に協働する本発明の他の変形形態を示し、この場合はオルタネータープーリーである補機プーリーに関する、一定抵抗トルクの付加を可能にする一変形形態の構造線図である。 2つの駆動当接部がばねの2つの端部領域のうちの一方又は他方と交互に協働する本発明の他の変形形態を示し、この場合はオルタネータープーリーである補機プーリーに関する、一定抵抗トルクの付加を可能にする一変形形態のプーリーの軸方向断面図である。 2つの駆動当接部がばねの2つの端部領域のうちの一方又は他方と交互に協働する本発明の他の変形形態を示し、この場合はオルタネータープーリーである補機プーリーに関する、一定抵抗トルクの付加を可能にする一変形形態のプーリーの部分切り取り斜視図である。 2つの駆動当接部がばねの2つの端部領域のうちの一方又は他方と交互に協働する本発明の他の変形形態を示し、この場合はオルタネータープーリーである補機プーリーに関する、一定抵抗トルクの付加を可能にする一変形形態の分解図である。 2つの駆動当接部がばねの2つの端部領域のうちの一方又は他方と交互に協働する本発明の他の変形形態を示し、この場合はオルタネータープーリーである補機プーリーに関する、一定抵抗トルクの付加を可能にする一変形形態の断面詳細図である。 2つの駆動当接部がばねの2つの端部領域のうちの一方又は他方と交互に協働する本発明の他の変形形態の、クランクシャフトプーリーに関する図である。 2つの駆動当接部がばねの2つの端部領域のうちの一方又は他方と交互に協働する本発明の他の変形形態の、クランクシャフトプーリーに関する図である。 2つの駆動当接部がばねの2つの端部領域のうちの一方又は他方と交互に協働する本発明の他の変形形態の、オルタネーター/スターター(「SAD」)プーリーに関する図である。 2つの駆動当接部がばねの2つの端部領域のうちの一方又は他方と交互に協働する本発明の他の変形形態の、オルタネーター/スターター(「SAD」)プーリーに関する図である。 2つの駆動当接部がばねの2つの端部領域のうちの一方又は他方と交互に協働する本発明の他の変形形態の、オルタネーター/スターター(「SAD」)プーリーに関する図である。 2つの駆動当接部がばねの2つの端部領域のうちの一方又は他方と交互に協働する本発明の他の変形形態の、オルタネーター/スターター(「SAD」)プーリーに関する図である。 2つの駆動当接部がばねの2つの端部領域のうちの一方又は他方と交互に協働する本発明の他の変形形態の、オルタネーター/スターター(「SAD」)プーリーに関する図である。 ばねの変形形態を示す図である。 ばねの変形形態を示す図である。 ばねの変形形態を示す図である。 ばねの変形形態を示す図である。 ばねの変形形態を示す図である。 閉じるように応力がかけられるばねの端部が収容される環状部品を用いて騒音抑制機能をもたらす、本発明の一変形形態を示す図である。 閉じるように応力がかけられるばねの端部が収容される環状部品を用いて騒音抑制機能をもたらす、本発明の一変形形態を示す図である。 閉じるように応力がかけられるばねの端部が収容される環状部品を用いて騒音抑制機能をもたらす、本発明の一変形形態を示す図である。 ばねがベル内に収容される場合のばねの端部の変形実施形態を示す図である。
異なる変形形態の同様の要素には可能な限り同じ参照符号が付されていることを留意されたい。
図1a〜図1dでは、連結解除プーリーは、例えば矩形の巻線11又は円形の巻線を有するねじりばね(例えばコイルばね又はテーパーばね)1(図1b)を備える。2つの折り曲げられた端部領域12及び14(図1b)が、ばね1を、巻線11の外側縁15に隣接しているそれらの面17、17’を介して閉じるように駆動することを可能にする。巻線11の内側縁16に隣接しているとともにばね11を開く方向に駆動するのに用いることができる他方の面18、18’は、本発明に関連してばね1を駆動するのに用いられることはないが、閉じるように駆動されるばね1の角運動を制限する当接部の役割を果たすことができる。
ばね1は、ベル3内でセンタリングされており、ベル3内では、ばね1の端部領域12及び14はベル当接部32及び34と接触している。端部領域12は、ベル3の外側円筒輪郭部(contour)31を越えて径方向に延出してばね1を面17を介して閉じさせるように駆動することを可能にする端部19を有する。一方で、端部領域14は、ベル3の外側円筒輪郭部31から径方向に延出していない(又は実質的に延出していない)。
ベル3の円筒領域2が、ハブ5へのベル3の強制的な軸方向の取り付けを可能にする。
2つの軸受101及び102が、リム4及びハブ5の相対回転及び軸方向保持を確実にする。リム4は、リブ付きベルト(K型の自動車用ベルト)を受け入れるプーリー歯61を含む円筒延長部6を有することができる。
ばね1の、その外側縁15によるベル3内でのセンタリングは、ベル3の内側輪郭部33を介して直接的に、又は示されるように、図5dの分解図においても分かるスロット付きのセンタリングリング36(端部36及び36)によって行うことができる。センタリングリング36は、ばね1の取り付けを容易にするようにばねとベル3との間に位置決めされる。
面17は当接部32と接触しており、面17’は当接部34と接触しており、これらの2つの当接部は、ばね1の閉じる方向への僅かなプレストレス(例えばおよそ1度〜5度)を好ましくは可能にする角度だけ角度を付けて離間しており、このことは、ばねがその非荷重位置及び非プレストレス位置を決して通過しないことと、このプレトーション(pre-torsion)に基づいて閉じる方向に振れることとを可能にする。
ベル3と同軸であるリム4がこのベルを囲んでいる。リム4は、底部40と、外側円筒輪郭部41と、内側円筒輪郭部43とを有し、内側円筒輪郭部43から、2つの反対側にある面47及び48を有する当接フィンガー42が内部に向かって延びている。
ばね1の端部12の当接部32が設けられている幅広の上流領域32を有する場合がある開口32が、面47がベル当接部37と接触するまで端部領域19が角度αだけ角度変異することを可能にする。実際には、この当接効果が、端部12の面18を介するのではなく当接フィンガー42の面47を介して得られるのがより好ましい。
このベル当接部は、ベル3の、その外側円筒輪郭部31から突出している円形セグメント35の面37に形成されている。面37は少なくとも1つの弾性要素37’を有することができる。円形セグメント35の別の面38が別のベル当接部を形成しており、これの機能は以下で説明するが、少なくとも1つの弾性要素38’を有することができる。
ばね1は、摩擦を低減するためにグリースを含浸させることができる。代替的には、36等のセンタリング部片をばね1の外側に嵌めて(housed)、ばね1が常に同じ径方向位置に作用するとともに摩擦を低減することを可能にすることができる。センタリング部片36は、例えばピン又はフィンガーによってベル3に回転連結される。
ハブ5は、ばね1とベル3とからなるアセンブリと、適切な場合にはセンタリングリング36に対して回転するように確実に取り付けられる。
リム4を駆動要素(例えば補機プーリー)とし、この場合に被駆動要素をハブ5であるものとすることができるか、又はリム4を被駆動要素(例えばクランクシャフトプーリー)とし、この場合に駆動要素をハブ5であるものとすることができる。オルタネーター/スタータープーリーの場合、自動車のエンジン始動モードではハブ5は駆動側であり、始動後モードにおいては駆動するのはリム4である。
動作は以下のとおりである:休止位置(図1a)から、エンジンの回転方向でもある矢印Fの方向へのハブ5の速度よりも高いリム4の相対速度により、当接部42の面47が開口32に沿う回転駆動によって端部12の面17と接触し、これによってねじりばね1が閉じる方向に駆動され、一方で面17’は当接部34と接触したままである。この回転運動は、好ましくは面17から横に突出している当接部42の面47が当接部37に達するまで続くことができ、これは最大角度振幅α(図1c)に相当する。開口32内で回る端部12は、円形セグメント35の後ろに隠れる。
他方で、リム4の角速度がハブ5の角速度よりも低い場合、リム4の当接部42は、ベルの外側円筒輪郭部31とリムの内側円筒輪郭部43との間に存在する円形セグメント45内で自由に変位することができる。円形セグメント45は円筒セグメントの形態である。この逆回転運動は、当接フィンガー42の面48が当接部38に達するまで続くことができ、これは最大角度振幅α(図1c)に相当する。角度αの値を最大に高めるために、ばね1の端部14は、リム4のフィンガー42の自由な通過を可能にするように、ベル3の外側輪郭部31を越えて延出しない(又はほんの僅かだけ越えて延出する)。明らかに、ベル3の外側輪郭部31から突出する別の円形セグメント上に付加的な当接部38を位置決めすることによって、又は図1eに示されるように、反対側の側面47’及び48’を有する付加的な当接フィンガー42’をリム4上に位置決めすることによって、端部14のこの延出が生じないよう、αを選択することが可能である。この当接フィンガー42’は、αの所望の値に従って選択された角距離だけ当接フィンガー42から離間している。この値αは、図1cに示される休止位置と、当接部38の面48’の当接(図1cに破断線によって示される位置)との間の当接フィンガー42’の移動に相当する。αをなくす(cancel)ことも可能である。
しかし、好ましい解決策(図1a〜図1c)は、αの最大値を、円筒セグメント45内におけるリム4の当接フィンガー42の回転から得られるようにすることである。この回転は、例えばリム4とハブ5との間に摩擦要素を設けることによって、一定のトルク、すなわちゼロトルク(いかなる残留摩擦も無視する)で、又は所与の値のトルクで行われる。
図1f及び図1gは、上述したプーリーの特徴を示す。図1f(ゼロトルク)においては、いわゆる減速モードではα=200度までのゼロトルクが存在し、いわゆる加速方向には、ばね1によって与えられるα=−40度までの上昇トルクが存在する。これらの値を超えると、弾性当接部37’及び38’によって誘発されることによってトルクが上昇する。図1gは、一方の相対回転方向及び他方の相対回転方向への特徴である一定のオフセットを生じる摩擦トルクが付加された場合の特徴を示す。
したがって、上述した変形形態は2つのモードを有する:
37において当接が行われるまで、ばね1によって連結解除されるハブ5に対するリム4の加速モード、
38において当接が行われるまで、円筒セグメント45内における当接フィンガー42の振幅αの一定のトルクを有する回転によって連結解除されるハブ5に対するリム4の相対的な減速モード。特にオルタネーター/スタータープーリーの場合にαはゼロであってもよいことに留意されたい。
例えばエラストマー製の弾性要素37’及び38’は、移動終点の当接を弱めるのに用いられる。
当接フィンガー42は、その面47のみがばね1の端部12と接触してばね1を側面17を介して閉じさせることができるように位置決めされているため、駆動要素(又は被駆動要素)であるのがリム4であるか又はハブ5であるかに関係なく、動作は同じである。
図2a〜図2cは、当接フィンガー42が、ばね1を、休止時に32及び34において当接しているその端部12及び14のうちの一方又は他方から交互に閉じさせる、別の変形形態に関するものである。
この実施形態では、ベル当接部42は、ばね1を、図2aに示される休止位置から、(上述の変形形態におけるように)端部12の面17と接触するその面47を介して、又は外側輪郭部31を越えて延出する端部14の面17’と接触するその反対側の面48を介して、閉じる方向に駆動することができる。当接フィンガー42は、ばね1の端部12の面17と端部14の面17’との間で角度を付けて変位し、これによりばね1を閉じさせるため、動作は、リム4及びハブ5のうちのどちらが駆動するかに関係なくこれらの2つの要素の相対速度にのみ依存し、プーリーの回転方向によっては影響を受けない。
ばね1は、面47が(可能性としては弾性要素37’によって)37において当接する前に最大の角度移動αでその端部12を介して、又はその面48が(可能性としては弾性要素38’によって)38において当接する前に最大の角度移動αでその端部14を介して閉じるように駆動される。値α及びαは等しくてもよく(α=α)又は異なっていてもよい(α≠α)。
図2bは、当接フィンガー42がその4つの異なる特徴位置、すなわち、一方では、実線によって示される休止位置と、他方では、点線によって示されるその面47の37における当接位置(角度移動α)と、次いでその面48とばねの端部14の面47’との間の接触位置(移動α)と、最後に、その面48の38における当接位置(移動α)とにあるところを示す。
端部12と端部14との間には、好ましくはできるだけ大きく選択されるべきである最大角度移動αが存在する。αの値を低くすることも可能であり、例えばばね1の端部12と端部14との間の角度差を調整することによってαをなくすことさえも可能である(例えば図6aに示されるばねを参照のこと)。
図2eは、角度αの値が、当接フィンガー42から角度を付けて離間している付加的な当接フィンガー42’の存在に起因して低くなる実施形態を示す。
この実施形態では、当接フィンガー42は、実線によって示される休止位置と、点線によって示される当接位置(面47の37における当接)との間で、角度振幅αで変位している(矢印F)。
リム4がハブ5に対して減速すると、当接フィンガー42の角度移動αは、当接フィンガー42’の面48’とばね1の端部14の面17’との接触によって制限され、その後、当接フィンガーは、その面48’を介して、最大値の角度移動αに従ってばね1の端部14を当接部38、38’に向かって駆動する。
換言すると、角度αは、所望の角度αを得るようにばね1の端部14から角度を付けて離間している第2の当接フィンガー42’の存在によって制限される。
図2f及び図2gは、例えば、一定トルクのエリアがゼロのトルクを有する場合、すなわちトルクが残留摩擦に制限される(図2f)か、又は一方の回転方向及び他方の回転方向への特徴である一定のオフセットをもたらす摩擦要素によって提供される所与の値のトルク(図2g)の場合の、図2a〜図2cのプーリーの特徴を示す。この例では、図2fに関してはα=−40度、α=20度及びα=150度であり、図2gについてはα=50度である。
図3a〜図3dは、取り付け位置においてばね1の端部12の面17と端部14の面17’と接触している(図3a)2つのリム当接部42及び42の実施態様によって、角度α及びαに従った移動のみが提供される一変形形態を示している(α=0)。
一例として示されるプーリーはオルタネータープーリーであり、オルタネータープーリーの場合、リム4は伝動ベルト100によって供給される原動エネルギーによる駆動要素であり、またハブ5はオルタネーター(図示せず)を駆動する被駆動要素である。
断面図3b、斜視図3c(カバー8は取り外してある)及び図3dの分解図によると、プーリーは以下のものを備える:
底部40と、円筒外側輪郭部41と、円筒内側輪郭部43と、この例では直径方向に対向している2つの当接フィンガー41及び42とを有するリム4であって、このリム4は、リブ付きベルト(K型の自動車用ベルト)を受け入れるようにプーリー歯61を含むより小さい直径の円筒延長部6を有する、リム4、
その内側輪郭部33がばね1をセンタリングする役割を果たすベル3。このベルは、ばね1の端部12及び14の角度移動のための2つの開口32及び32’を有し、端部12の面18及び端部14の面18’は開口32、32’の面118、118’とそれぞれ当接し(図3d)、当接部37及び38は示されていない(この変形形態は図示の実施形態のそれぞれに関して実施することができる)、
オルタネーターのシャフトに締め付けるのに用いられる六角形開口52が設けられているヘッドを有するとともに、中心円筒領域53と、中心領域53よりも小さい直径の端部円筒領域54とを備えるハブ5、
栓81が設けられているカバー8であって、その縁がリム4のハウジングに嵌まる、カバー8、
円筒軸受部品9とスペーサー96とを含むアセンブリであって、円筒軸受部品9は、スペーサー96を介装して(皿ばね92の圧縮によって)端部領域54の周囲と転がり軸受62の内側輪郭部との間に圧力嵌めされる、アセンブリ。
図3eは、オルタネーターのシャフトに確実に取り付けられている部品9(転がり軸受63の内側輪郭部への部品9の、及びハブ5の連続的な締め付けによるものであり、部品9は更に転がり軸受62の内側輪郭部上に締め付けられる)と、リム4の延長部65との間に一定の摩擦トルクが導入される一変形形態を示す。皿ばね92と、ワッシャー93と、例えばPTFE製である摩擦ワッシャー94とを含むアセンブリが、部品9の環状肩部91と、延長部61の環状肩部65との間に(皿ばね92の圧迫によって)挟まれている。
図4a及び図4bは、別の変形形態、すなわち角度α及びαに従った移動のみが提供されるクランクシャフトプーリーを示す。この場合はハブ5が駆動要素であり、リム4が被駆動要素である。
オルタネーター/スタータープーリー(SAD)を示す図5a〜図5gにも同じことが当てはまる。この場合、リム4及びハブ5は、その時点でのモードがスターターモードであるのか又はオルタネーターモードであるのかに応じて交互に駆動し、また駆動される。スターターモードでは、ハブ5が駆動しているのに対し、オルタネーターモードでは、駆動しているのはリム4である。
これらの例によって、本発明の概念が相対回転運動に依存するが、リム4又はハブ5が駆動側であるか又は被駆動側であるかに依存しないことと、ばね1の2つの端部12及び14を用いてばね1を閉じるように制御する場合に、駆動要素の回転方向に関しても依存しないこととが確認される。
図4a及び図4bに示されるクランクシャフトプーリーは、以下のものを備える:
外側円筒輪郭部41と、この例では直径方向に対向している2つの当接フィンガー42及び42が設けられている内側円筒輪郭部43と有するリム4であって、このリム4は、外側輪郭部41よりも大きい直径であるとともに、リブ付きベルト(K型の自動車用ベルト)を受け入れるようにプーリー歯61を含む主円筒領域6を有する。リム4は、円筒延長部66を介して主領域6の内側に延びる。
その内側輪郭部33がばね1をセンタリングするために直接的に用いられるベル3。36等の任意の内側センタリング部片はもはや設けられていない。ベル3は、ばね1の端部32及び34の角度移動を可能にする2つの開口32を有する。
転がり軸受62が、ベル3の円筒延長部362の外側輪郭部364と、円筒延長部66の内側輪郭部66’との間に収容されている。
延長部362の内側輪郭部363が、例えば、クランクシャフトに連結することを可能にするように固定ねじの通過を可能にする円筒形状を有する。
カバー8がリムの輪郭部41上に嵌められている。
他端では、フランジ110が外側輪郭部364上にセンタリングされて取り付けられている。
フランジ110の外側円筒輪郭部111は、圧力嵌めによって、ポリマータイプの円筒部品112と質量体113とを受け取り、これらの2つの部品は、既知の方法で、クランクシャフトの高周波振動のフィルタリング(ねじり振動の減衰、AVT)を提供することを可能にする。
図5a〜図5fは、オルタネーター/スタータープーリー(いわゆるSADシステム)に関するものである。
車両のエンジンは、例えば矢印Fの方向に旋回する。図5aでは、αはこの場合、オルタネーター(駆動リム)の電動トルクに起因する移動角度を示す。
図5aでは、αは、ハブ5が駆動しているとき(スターターモード)の移動角度を示す。
いわゆる休止位置Iは、リムとばね、及びベルとばねの二重の接触に相当する。
位置IIは、最大角度移動αの位置におけるリム4とばね1との接触に相当する。
位置IIIは、最大角度移動αの位置におけるリム4とばねとの接触に相当する。
図5b(底面図)は、(プーリーが取り付けられているときに)オルタネーター側に位置する面105近くに取り付けられているベルト100を示す。
図5c及び図5dは、プーリーのアセンブリを示す。この実施形態では、付加的なベル当接部(任意)35、37、38が設けられており、これらの機能は以下で説明する。
この実施形態は、角度α及びαのみに従った移動を可能にし、一定の角度トルクを有するエリアの存在はこの応用例では好ましくない。
オルタネーター/スタータープーリーは以下のものを備える(図5c及び図5dを参照のこと):
外側円筒輪郭部41と、この例では直径方向に対向している2つの当接フィンガー41及び42が設けられている内側円筒輪郭部43と有するリム4であって、このリム4は、円筒輪郭部41よりも小さい直径であるとともに、リブ付きベルト(K型の自動車用ベルト)を受け入れるように歯61が設けられている円筒領域6を有する、リム4、
その内側輪郭部33がスロット付きリング36を受け入れるベル3であって、スロット付きリング36の縁は36及び36で示され、スロット付きリング36は、ばね1の端部12及び14が回転するときにばね1の端部12及び14を通すように36及び36で終端している開口を有する、ベル3。スロット付きリング36は、その外径上で、ベル3の縁31に対してばね1をセンタリングするために用いられ、場合によってはそれぞれ減衰要素37’、38’及び37’、38’が設けられている、当接面、それぞれ37、38及び37、38がそれぞれ設けられている2つの円形セグメント35及び35がある、
オルタネーターのシャフトに連結するための六角形開口52が設けられているとともに、中心円筒領域53とより小さい直径の端部円筒領域54とを含む、カラー51を含むハブ5、
リム4とハブ5との間の相対回転を確実にする2部品の軸受101、102であって、軸受101及び102は、ハブ5の中心領域53上での回転のガイド(guidance)を可能にするようにリム4に嵌めこまれている、軸受。
ここで、図5e及び図5fに関連して動作を説明する。
リム4がハブ5に対して加速する段階において、ばねの端部12が、当接フィンガー42の面47が点線によって示される位置において37、37’で当接するまで、面47と接触するその面17によって閉じるように駆動される。
同時に、リム4の回転によって、当接フィンガー42を、その面48が点線によって示されるように38において当接するまで駆動し、これによって当接フィンガー42はその面47と端部14の面17’との間の接触から係脱する。したがって、振幅αの角運動後に、場合によっては要素37’及び38’による減衰を伴って二重の当接効果が37及び38’において得られる。
駆動ハブ5の振幅αの回転の場合、対称効果がもたらされる。
実際には、当接フィンガー42の面(face)47は、この面47が(点線によって示される位置において)38で当接するまで端部14をその面17’を介して駆動する。この場合、当接フィンガー42がその面48を介して当接部37において当接する。前述したように、場合によっては減衰要素38’及び37’の存在を伴って、二重の当接効果の利点がある。
本発明の他の実施形態において実施することもできるこの構成は、オルタネーター/スタータープーリーによって伝達される相当な力を理由に、本明細書において検討される特定の用途において特に興味深い。
図6a〜図6eはばねの変形形態を示す。
図6aでは、面17及び17’は同じ平面(又は互いの近く)に位置決めされており、このことは、ベル3に対する結果として生じる径方向力を制限する効果を有する。この実施形態では、当接部42はベル3の軸方向長さの全てを占めるわけではない。
図6b〜図6dでは、ばね1の端部120及び140が巻線11の延長部に位置し、折り曲げ領域はなく、それらの変位は、それらの面170及び170’に平坦に当接する平面的な面147及び147を有する楔形の当接フィンガー142及び142(図6c及び図6d)により面170及び170’によって閉じるように制御される。
図6eでは、巻線の延長部に位置するばね1の端部は、整数の巻線を有するようにほとんど又は全く角度を付けてオフセットされていない。
図7a〜図7cは、ばねの端部12が中間部品、すなわちベル3に対してセンタリングされるリング9内に収容される、本発明の一変形形態であり、リング9の機能は、ばね1を閉じるように駆動する、ばね1の端部12に対する衝突の衝撃を低減することである。このリング9はしたがって、好ましくは騒音を低減する非金属材料(例えばポリアミド若しくはポリウレタン)で作製されるか、又はエラストマー若しくは熱可塑性エラストマー材料(TPE)等の衝撃減衰材料でコーティングされる少なくとも1つの接触面92を有する。このリング9は、特に、面47及び48と当接部37及び38との間にそれぞれ介装される上述の弾性要素37’又は38’の機能を遂行するか又は補完することを可能にするが、これは本変形形態では実施することができる。
ベル3に対して回転するように確実に取り付けられている、ヘッド51及び円筒領域53が設けられている円筒ハブ5が、その六角形開口52を介して、例えばオルタネーターのシャフトへの取り付けを可能にする。
参照符号201及び202は、ベル3とリム4との間に介装される軸受を示し、参照符号203は可能な摩擦ワッシャーを示す。リム4は、例えば、アルミニウム又はプラスチック材料(ポリアミド、熱硬化性樹脂)で作製される。軸受201及び202はワッシャー203のようにオーバーモールドすることができる。ガスケット204が軸受ワッシャー205の回りの密封を確実にする。軸受ワッシャー205は場合によっては、ベル3の底部313の開口315内に入ってベル3をセンタリングするための延長部206を有する。
栓81が設けられているカバー8は、その縁82によってリム4の外側輪郭部41に嵌まる。
ばね1は、ベルに形成されているスロット314内に収容される軸方向分岐部41を有する。ばね1を閉じるように駆動する役割を果たす径方向分岐部12は、リム4の当接部42の面47と協働する当接部92によって両側の境界が定められている環状セグメント91に形成されている、リング9のスロット94内に収容されて、ばね1を閉じるように制御し、またベル3の当接部393によって、次いでばね1の角度移動を角度値αに制限する。したがって、リムの当接部の面47は、ばねを閉じるよう駆動するようにリング9の当接部92と接触し、αは、リング9の面93とベル3の面393との間の角度である。
リムの当接部420の面470’が、リング9の当接部93と接触し、αは、面470’が93において接触するまで面470’が移動する角度である。
リング9及びベル3の縁は、角度α及び場合によってはαを画定するために用いられる当接部を分割することを可能にする少なくとも1つの他の環状セグメント95、395を有することができる。
リング9の付加は、一方ではばね1とリム4との直接接触を、他方ではばね1とベル3との間の、金属と金属との接触による騒音を生成する接触を回避することを可能にする。この変形形態では、実際には、部品間の相対運動に起因する全ての接触は環状部品9上で生じ、ばねの分岐部12、14はリング9及び/又はベル3に密接に収容されている。角度α及び/又はαを採用する変形形態の場合、第2のリング9を実装することが可能である。
図8は、図7a及び図7bの変形形態であり、この場合、軸方向分岐部14の代わりに、ベル3のハウジング(固定溝320)内に受け入れられるばねの内方へ曲がった分岐部144を用いる。この変形形態は、リング9を含まない記載した他の実施形態の場合にも実施することができる。

Claims (20)

  1. 連結解除プーリーであって、
    第1の動力伝達要素に確実に取り付けられているリムと、
    第2の動力伝達要素に確実に取り付けられているベル(3)と、
    前記ベル(3)の内部に取り付けられてセンタリングされるねじりばね(1)とを備え、
    前記動力伝達要素のうちの一方は駆動し、前記動力伝達要素のうちの他方は駆動され、
    前記ばね(1)は第1の端部領域(12)と第2の端部領域(14)とを有し
    前記リム(4)は、前記第2の端部領域(14)が前記ベル(3)の当接面(34)に当接する一方で、前記リム(4)と前記ベル(3)との間の第1の相対回転方向への閉じる方向に前記ばね(1)を駆動するように該ばね(1)の前記第1の端部領域(12)と協働する第1の面(47)を有する少なくとも1つの第1の駆動当接部(42)を有し、
    前記ベル(3)は、少なくとも1つの第1のベル当接部(37、37’、118)を備え、該少なくとも1つの第1のベル当接部(37、37’、118)の角度位置が、前記第1の駆動当接部(42)によって閉じるように駆動される前記ばね(1)の前記第1の端部領域(12)の移動の第1の所与の最大値α1を画定する、連結解除プーリー。
  2. 前記ばね(1)の前記第1の端部領域(12)のみが、前記第1の面(47)を介して前記第1の駆動当接部(42)と協働し、それによって前記ばねの前記第2の端部領域はその当接面(34)に当接する、請求項1に記載のプーリー。
  3. 前記第1の回転方向とは反対の、前記リム(4)と前記ベル(3)との間の前記第2の相対回転方向のために、前記ベル(3)の外周は、前記ばねの前記第1の端部(12)と第2のベル当接部(38、38’、118’)との間で角度移動α4にわたって前記第1の駆動当接部(42)を一定のトルクを伴って回転させる角度付きセグメント(45)を有する、請求項2に記載のプーリー。
  4. 前記ばねの前記第2の端部領域(14)は、前記第1の駆動当接部から前記第2のベル当接部(38、38’、118)への通過を可能にするように前記角度付きセグメント(45)に延出しない、請求項3に記載のプーリー。
  5. 前記相対回転が一方向のときには、前記第1の駆動当接部(42)の前記第1の面(47)が前記第1の端部領域(12)に当接することで、前記ばね(1)が閉じ、
    前記相対回転が他方向のときには、前記第1の駆動当接部(42)の前記第1の面(47)とは反対の第2の面(48)が前記第2の端部領域(14)に当接することで、前記ばね(1)が閉じ、
    前記ベルは第3のベル当接部(38、38’)を有し、該第3のベル当接部(38、38’)の角度位置は、前記第1の駆動当接部(42)の前記第2の面(48)によって閉じるように駆動される前記ばね(1)の前記第2の端部領域(14)が移動する第2の所与の最大値α2を画定する、請求項1に記載のプーリー。
  6. 前記ベル(3)は、前記ばね(1)の前記第1の端部(12)と前記第2の端部(14)との間で角度移動α3にわたって前記第1の駆動当接部(42)を自由に回転させる角度付きセグメント(45)を有する、請求項に記載のプーリー。
  7. 前記ばね(1)は、前記第1の回転方向とは反対の第2の回転方向への閉じる方向に前記ばね(1)を駆動するように、前記第1の駆動当接部(421)の前記第1の面(471)と協働する1つの前記第1の端部領域(12)と、第2の駆動当接部(422)の第1の面(472)と協働する1つの前記第2の端部領域(14)とを有し、前記ベル(3)は1つの前記第3のベル当接部(38、38’、118’)を有し、該第3のベル当接部(38、38’、118’)の角度位置は、前記第2の駆動当接部(14)によって閉じるように駆動される前記ばね(1)の前記第2の端部領域(14)が移動する第2の所与の最大値α2を画定する、請求項1に記載のプーリー。
  8. 前記ベルは、前記ばね(1)の前記第1の端部(12)が前記第1の駆動当接部(421)の前記第1の面(471)によって閉じるように駆動されるときに前記第2の駆動当接部(422)の1回の前記角度移動α1を、また、前記ばね(1)の前記第2の端部(14)が前記第2の駆動当接部(422)の前記第1の面(472)によって閉じるように駆動されるときに前記第1の駆動当接部(421)の1回の前記角度移動α2をそれぞれ可能にする、第4のベル当接部(381、38’1)と第5のベル当接部(371、37’1)とを有する、請求項に記載のプーリー。
  9. α1≠α2である、請求項のいずれか1項に記載のプーリー。
  10. α1=α2である、請求項のいずれか1項に記載のプーリー。
  11. 少なくとも1つの前記ベル当接部は、1つの前記所与の最大値α1及び/又はα2を画定するように1つの前記駆動当接部(42、421、422)の1つの前記面(47、471、472、48)と協働する面(37、38)を有する、請求項1〜10のいずれか1項に記載のプーリー。
  12. 少なくとも1つの前記ベル当接部(37、38)は、少なくとも1つの減衰要素(37’、38’)を備える、請求項1〜11のいずれか1項に記載のプーリー。
  13. 少なくとも1つの前記ベル当接部は、1つの前記所与の最大値α1及び/又はα2を画定するように前記ばね(1)の端部領域(12、14)の1つの前記面(18、18’)と協働する面(118、118’)を有する、請求項1〜12のいずれか1項に記載のプーリー。
  14. 前記第1の動力伝達要素と前記第2の動力伝達要素との間に一定のトルクを導入する摩擦要素(92、94)を含む、請求項1〜13のいずれか1項に記載のプーリー。
  15. 前記第1の端部領域(12)及び/又は前記第2の端部領域(14)は前記当接面(32、34)と接触する、請求項1〜14のいずれか1項に記載のプーリー。
  16. 前記プーリーは、前記ベル(3)に対してセンタリングされる環状部品(9)を含み、
    前記環状部品(9)は、前記ばね(1)の前記第1の端部領域(12)を受け入れるスロット(94)を有し、当該スロット(94)は、前記ベルの前記当接面(392)と接触する少なくとも1つの接触面(92)を有する、請求項1〜14のいずれか1項に記載のプーリー。
  17. 前記環状部品(9)は、衝撃に起因する騒音を軽減する、ポリアミド又はポリウレタン等の非金属材料で作製される、請求項16に記載のプーリー。
  18. 前記環状部品は、エラストマー又は熱可塑性エラストマー材料等の衝撃減衰材料でコーティングされる少なくとも1つの接触面を有する、請求項16に記載のプーリー。
  19. 前記プーリーは、自動車の補機プーリーであり、前記第1の動力伝達要素は、K型ベルトの歯を受け入れる歯(61)を有し、前記第2の動力伝達要素は、1つの前記補機に連結するための連結要素(52)を有する、請求項1〜18のいずれか1項に記載のプーリー。
  20. 前記プーリーは、クランクシャフトプーリーであり、前記第2の伝達要素は、クランクシャフトに連結するための連結要素を備え、前記第1の動力伝達要素はK型ベルトの歯を受け入れる歯(61)を有する、請求項1〜19のいずれか1項に記載のプーリー。
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