JP5806214B2 - タイヤと表面コースとの間の物理的相互作用効果を予測する方法 - Google Patents

タイヤと表面コースとの間の物理的相互作用効果を予測する方法 Download PDF

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Description

本発明は、タイヤと道路の舗装路面との間の物理的相互作用効果を予測する方法に関する。本発明は、舗装路面上におけるタイヤの転動ノイズの予測に利用されるが、これには限定されない。
道路舗装路面をモデル化する方法が先行技術において知られている。この方法では、舗装路面の3次元の真の輪郭形状を測定する。真の輪郭形状は、母材、例えばタール内に混ぜ込まれている小石又は砂利の削り屑により形成されるインデンタ(indenter:圧子状物体)を含む。
求めた真の輪郭形状の使用を単純化するため、真のインデンタの真の幾何学的記述子を求め、この真の幾何学的記述子は、例えば、インデンタの平均高さ、インデンタの平均密度等を含む。
各真のインデンタは、真の記述子に基づいて仮想インデンタ、例えば球体によってモデル化される。球体は、仮想記述子、例えば単位面積当たりの球体の個数、各球体の半径、各球体の位置等によって記述される。かくして、仮想記述子により、大きなサイズの真のインデンタが大きな半径を有する球体によって表され、小さなサイズの真のインデンタが小さな半径を有する球体によって表される仮想輪郭形状を得ることができる。かくして、仮想インデンタは、仮想インデンタを幾何学的に記述し、これら仮想インデンタは、これらの部分について、真のインデンタをモデル化する。かくして、仮想記述子は、真のインデンタの幾何学的記述子を単純化する。
しかしながら、このようにして求められた仮想記述子は、所与の物理的効果、例えば転動ノイズを説明する上で舗装路面とタイヤの相互作用の物理的現実性を考慮に入れていない。
かくして、物理的重要性が期間の大半について無視される補正係数により仮想記述子を補正することが必要である。例えば、PSI(供用性指数)記述子が計算され又は複雑な仕方で舗装路面の劣化を記述するDI(劣化指数)記述子が計算される。さらに、これら補正係数によっては、検討中の物理的効果を定量的に且つ正確な仕方で予測することができない。
本発明の目的は、タイヤと舗装路面の物理的相互作用を正確に記述することができるようにする予測方法を提供することにある。
この目的のため、本発明の要旨は、タイヤと舗装路面との間の少なくとも1つの物理的相互作用効果を予測する方法であって、
‐舗装路面の真の輪郭形状を図表で示すステップを有し、
‐真の輪郭形状を数個の層に区分するステップを有し、各層は、真の輪郭形状の高度に対応しており、
‐舗装路面の少なくとも1つの記述子の少なくとも1つの変化法則を真の輪郭形状に基づいて真の輪郭形状の可変パラメータの関数として求めるステップを有し、
‐各変化法則に関し、各記述子のいわゆる相互作用値をパラメータのいわゆる相互作用値で求めるステップを有し、
‐物理的相互作用効果の値を少なくとも1つの記述子の相互作用値に基づいて予測するステップを有することを特徴とする方法にある。
本発明の方法により、タイヤと舗装路面の物理的相互作用を正確に記述することができる。かくして、変化法則を求め、各記述子について相互作用値を見出すことにより、タイヤと舗装路面との物理的相互作用効果を正確に記述することができる。かくして、各仮想記述子は、舗装路面の物理的記述子であり、先行技術の方法の場合とは異なり、各真のインデンタの単純な幾何学的記述子ではない。高度の相互作用値は、輪郭形状の高度に対応しており、この高度におけるタイヤの潰れは、舗装路面上におけるタイヤの真の潰れを中実に表している。
本発明のオプションとしての特徴によれば、
‐1つ又は複数の記述子は、舗装路面の真のインデンタをモデル化する仮想インデンタの少なくとも1つのいわゆる仮想記述子を含み、
‐一方においてタイヤと舗装路面との間の相互作用法則に基づき、他方において仮想インデンタの各変化法則に基づいて各仮想記述子の相互作用値を求め、
‐物理的相互作用効果の値を少なくとも1つの仮想記述子の相互作用値に基づいて予測する。
操作されるべきデータの量は、多すぎるデータの量及び長すぎる計算時間を招く同一の物理的相互作用効果のデジタル処理作業に対して少ない。これは、パラメータの各値について、仮想インデンタがモデル化した真のインデンタが全て互いに異なる場合であっても、仮想インデンタは、全て同一だからである。また、パラメータの各値に関し、各真のインデンタは、先行技術の場合のように幾何学的現実性ではなく、タイヤと舗装路面の相互作用の物理的現実性を保持する仮想インデンタによってモデル化される。
この方法のオプションとしての特徴によれば、
‐少なくとも1つのいわゆる二次の仮想記述子の少なくとも1つの変化法則をいわゆる一次の仮想記述子のうちの少なくとも一方の関数として求める。
‐真のインデンタの少なくとも1つのいわゆる真の記述子の少なくとも1つの変化法則をパラメータの関数として求め、各一次の仮想記述子の値を各真の記述子の各変化法則及び各二次の仮想記述子の各変化法則に基づいてパラメータの各値について求める。
‐真の記述子及び二次の仮想記述子は、タイヤと真のインデンタとの間の相互作用及びタイヤと仮想インデンタとの間の相互作用の類似の物理量を記述する。
有利には、真の記述子は、
・真のインデンタによるタイヤの真の変形量、及び
・真のインデンタによりタイヤに付けられた凹みの真の容積を含み、
二次の仮想記述子は、
・真のインデンタによるタイヤの仮想変形量、及び
・仮想インデンタによりタイヤに付けられた凹みの仮想容積を含む。
有利には、可変パラメータの各値について、仮想インデンタは、同一の球体により表される。
球形の仮想インデンタにより、交通により引き起こされる平削り(planing )効果を受けて全体として丸い真のインデンタによって生じる拘束分野を忠実にモデル化することが可能である。さらに、球形の仮想インデンタの仮想記述子は、計算するのが容易である。これら記述子は、特に、球体又はレンズ形本体の体積、球体の半径等を含む。
本発明の方法のオプションとしての特徴によれば、舗装路面上のタイヤの転動ノイズを転動ノイズを予測する法則に基づいて少なくとも1つの記述子の相互作用値の関数として予測する。
各真の記述子の各相互作用値は、タイヤと舗装路面の相互作用を正確にモデル化しているので、かくして、舗装路面上におけるタイヤの転動ノイズをノイズの予測法則に基づいて正確且つ定量的に求めることができる。
かかる予測法則は、舗装路面の設計上、特に有利である。確かに、舗装路面で舗装された道路上の転動ノイズを実験的に、例えば、音響センサによって測定する代わりに、転動ノイズをほんの1メートル又は数メートルの道路のサンプルに基づいて予測することができる。これにより、道路の建設費及び実験費が節約される。
所与の条件下で転動する所与のタイヤの転動ノイズは、特に、舗装路面の凸凹で決まる。この凸凹により、ノイズを発生させるタイヤの振動が生じる。舗装路面は又、吸収及び反射特性を示す。転動ノイズは、これら特性の関数として変化する。物理的相互作用効果に対する物理的アプローチに注目した本発明の方法により、これら特性の各々が原因となる度合いを分離し、道路設計者のために、結果として舗装路面が多少なりともノイズを生じさせる1つ又は複数の特性を求めることができる。これとは逆に、ノイズ測定は、包括的であり、かかるノイズ測定によっては、ノイズの原因となる物理的仕組みを互いに区別することができない。ノイズ測定だけでは、これら特性と転動ノイズとの間に明確な関係を得ることができず、しかも、舗装路面の設計の習得が得られない。
有利には、記述子は、舗装路面の単位面積当たりの真のインデンタの真の個数であり、相互作用値は、舗装路面(12)の単位面積当たりの真のインデンタの個数の最大値である。
驚くべきこととして、単位面積当たりの真のインデンタの個数の最大値によりタイヤの転動ノイズを正確に予測することができるということが判明した。加うるに、舗装路面の単位面積当たりのインデンタの数は、数十個の記述子を必然的に計算しなければならない先行技術のノイズ予測法則とは対照的に、容易に計算できる。
有利には、記述子は、球体の仮想半径であり、相互作用値は、球体の半径の相互作用値である。
転動ノイズを正確に予測するのに適した値である球体の仮想半径の相互作用値を加算することによりノイズを予測する法則の精度を向上させることができるということが判明した。
本発明の要旨は又、上述したような方法がコンピュータ上で実施されるときにこの方法のステップの実施を制御することができるコード命令を有するコンピュータプログラムにある。
本発明の要旨は又、上述したようなプログラムを記録形態で有するデータの記録媒体にある。
本発明の要旨は又、上述したようなプログラムのダウンロードを目的とする通信ネットワーク上におけるプログラムの利用にある。
本発明の要旨は、最後に、舗装路面を造る方法であって、上述したような方法の予測ステップを有することを特徴とする方法にある。
本発明の内容は、図面を参照しながら非限定的な例として与えられているに過ぎない以下の説明を読むと、良好に理解されよう。
道路の舗装路面の真の輪郭形状及び舗装路面のフィルタリングされた真の輪郭形状を示す図である。 真の輪郭形状を層に区分するステップを示す図である。 高度zの関数としての真の輪郭形状の真のインデンタの個数の変化法則を説明する図である。 真のインデンタによるタイヤの真の変形量を求めるステップを示す図である。 真のインデンタによりタイヤに付けられた凹みの真の容積を求めるステップを示す図である。 本発明の方法により得られた仮想輪郭形状を示す図である。 タイヤと舗装路面のモデル化された相互作用を示す図である。 タイヤの仮想変形量及び仮想インデンタによりタイヤに付けられた凹みの仮想容積の決定のために参照される球体のレンズ形部分を示す図である。 高度zの関数としての仮想記述子の変化法則を説明する図である。 高度zの関数としての仮想記述子の変化法則を説明する図である。
道路の習慣的に用いられている長手方向の向き(X)、横方向の向き(Y)及び垂直方向の向き(Z)に対応した相互に直交する軸線X,Y,Zが記載されている。
タイヤと相互関係をなすようになった道路の舗装路面12が図1及び図2に示されている。舗装路面12は、様々なサイズの砂利削り屑を含有したタール、ビチューメン及び/又はセメントを含む母材から成る。グリットとも呼ばれるこれら砂利削り屑は、舗装路面12の表面に対するインデンタ(圧子状物体)14となる。インデンタ14は、タイヤと接触関係をなすようになっている。
舗装路面12は、以下に説明する予測方法に従って製作される。
舗装路面12のサンプルの2次元のいわゆる真の輪郭形状16を好ましくはレーザプロフィルメータによって図表で示す。この場合、真の輪郭形状16の深さを舗装路面の長さLにわたって測定する。2次元輪郭形状16を収集することにより、収集時間及び具体化されるべきハードウェアを3次元輪郭形状の図表作成に対して減少させる。真の輪郭形状16は、破線により図1に平面X,Z内に示されており、この真の輪郭形状は、山部18及び谷部20を呈している。各真の輪郭形状16は、舗装路面の厚さdyのスライスを表すと考えられる。
変形例として、数個の2次元輪郭形状16が3次元サンプルを構成するよう図表で示されている。
輪郭形状16は、図1に破線で表されていて、クレストラインと呼ばれるカットオフフィルタ(カットフィルタとも呼ばれる)22によってフィルタリングされる。クレストライン22は、高度zを示す山部18を選択してこれらを互いに結合し、その結果、輪郭形状16上を転動するタイヤが選択された山部22とのみ接触するようにする。最後に、選択した山部22の高度をゼロ高度に再初期化することにより輪郭形状16を修正する。次に、図1に連続した線で表されている修正された輪郭形状24を得る。
輪郭形状24は、図2に示してある。輪郭形状24の可変パラメータの関数として輪郭形状24を離散化する。この場合、可変パラメータは、輪郭形状24の高度zである。次に、輪郭形状24をZ軸に沿って数個の層26、例えば100個の層に区分し、各層は、高度zに対応している。層は、実質的に平面状であり、X,Y平面に平行である。
インデンタ14のいわゆる真の記述子NR,γR,VRを規定する。指数Rは、これら記述子が真の輪郭形状24に基づいて測定されていることを表している。Z軸に垂直な水平平面に対応すると共に高度zのところで延びる高度zの断面平面も又規定する。次に、各真の記述子NR,γR,VRに関し、可変パラメータzの関数として変化法則を計算する。
図2及び図3を参照すると、NRは、単位面積当たりの真のインデンタ14の個数を表している。各高度zに関し、高度zの各断面平面と交差する単位面積当たりの輪郭形状24のインデンタ14の個数を計算する。次に、変化法則NR(z)を可変パラメータzの関数として求める。次に、いわゆる相互作用値NR,Eを変化法則NR(z)に基づいて求める。相互作用値NR,Eは、舗装路面12の単位面積当たりの真のインデンタ14の個数の最大値である。図3において、NR,E=zR,Eに関しm2当たり115個のインデンタ=17mmである。
3次元輪郭形状の場合、タイヤと接触状態にある真のインデンタ14の個数を各高度zについて求める。舗装路面の同一のスライスdyに関し、タイヤと接触状態にある真のインデンタ14の個数は、山部18が考察対象のスライスdy内で同一平面内に位置していなければ変化する。
2次元輪郭形状の場合、真のインデンタ14の個数の最大値が各高度zに関して真のインデンタ14の個数の真の値であるという仮定をする。確かに、局所最大値は、一般に、山部18が検討対象のスライスdy内で横方向に沿って存在していることを表している。
図4を参照すると、γRは、各インデンタ14によるタイヤの真の局所変形を表している。各高度zに関し、γz,i=cotan(αi)により定められる各変形量γz,iを計算し、この式において、αiは、高度zに存在する各インデンタ14iの頂点のところの半角である。次に、各高度zに関し、変形量γz,iの平均値を計算する。かくして、変化法則γR(z)は、可変パラメータzの関数として求められる。
図5を参照すると、VRは、真のインデンタ14によりタイヤに付けられた凹みの単位面積当たりの真の容積を表している。各高度zに関し、ΔVz,i=Lcz,i・hm,i・dyによって定められる各インデンタ14iにより高度zのところで付けられた凹みの各容積ΔVz,iを計算し、この式において、Lcz,iは、高度zにおける各インデンタiの弦長であり、hm,iは、長さLcz,iにわたる各インデンタ14iの平均高さである。次に、容積ΔVz,i(z)を加算することにより各高度zについてVR(z)を計算する。かくして、変化法則VR(z)を可変パラメータzの関数、即ち、VR(z)=1/(L・dy)・ΣΔVz,iにより定められる関数として求め、この式において、Lは、輪郭形状24の長さを表している。
図6に表された仮想輪郭形状28により舗装路面12をモデル化する。仮想輪郭形状28は、真のインデンタ14をモデル化する仮想インデンタ30を含む。仮想インデンタ30のいわゆる仮想記述子を規定する。各仮想記述子は、変化法則に従って可変パラメータzの関数として変化する。
これら仮想記述子は、一次の仮想記述子av,Rv,hv及び二次の仮想記述子γV,VVを含む。指数Vは、記述子が仮(仮想)であることを表している。二次の仮想記述子γV,VV及び真の記述子γR,VRは、タイヤと仮想インデンタ30との相互作用及びタイヤと真のインデンタ14との相互作用の類似の物理量を表している。Z軸に垂直であり、高度zのところで延びる水平面に一致した高度zの断面平面を真の輪郭形状24と類似した仕方で仮想輪郭形状28について定める。
仮想インデンタ30は、球体32で表されている。変形例として、仮想インデンタ30は、円錐、円筒形のバー又はモデル化されるべき舗装路面の種類及び物理的相互作用の効果に適した他の形状によって表されても良い。
タイヤと半径Rvの仮想球体32との間の相互作用が図7に示してある。タイヤに加えられる荷重Zに関し、球体32は、深さ2hvの凹みを生じさせ、球体32は、最大半径av及び高さhvのタイヤと接触状態にあるレンズ形部分34を有する。タイヤと球体32の相互作用は、次のヘルツ(Hertz)の相互作用法則に従い、即ち、
Figure 0005806214
上式において、v及びEは、それぞれ、タイヤのゴムのポアソン比及び曲げ剛性率である。
半径Rvの球体32の連続アタック部分34が図8に示してある。各二次の仮想記述子γv,Vvに関し、次に、各変化法則を一次の仮想記述子av,Rvvのうちの少なくとも1つの関数として、この場合、avの関数として計算する。
γvは、各仮想インデンタ30、この場合、半球系部分34によるタイヤの仮想変形量を表している。真の変形例を2次元の真のインデンタ14の輪郭形状16に基づいて計算する。仮想変形量を3次元の球体32に基づいて計算する。したがって、仮想変形量は、あたかも球体32が仮想輪郭形状28に沿ってランダムに配置されているかのように、各球体32を通る1組のX,Z平面に従って各球体32により生じる変形量の平均値に一致していると考えられる。かくして、真の2次元輪郭形状に基づいて、本発明の方法により、仮想輪郭形状の3次元記述子を求めることができる。
平均の変形量は、各断面平面X,Z内において、中間接触点、即ち、座標X=(av・cosθ)/2、y=(av・sinθ)/2により生じる変形量に一致している。中間接触点のところの勾配は、次の関係式により与えられる。
Figure 0005806214
1組の断面平面X,Zにおけるタイヤの仮想変形量γVを得るため、次式を計算する。
Figure 0005806214
かくして、変化法則γv(z)は、av(z)及びRv(z)の関数として求められ、従って、次のzの関係式として求められる。
Figure 0005806214
Vは、タイヤ中の仮想インデンタ30、この場合、半球系部分34により付けられた凹みの仮想容積を表している。
かくして、変形量VV(z)は、av(z)及びRv(z)の関数として、従って、以下のようにzの関数として求められる。
Figure 0005806214
ただし、
Figure 0005806214
次に、各一次の仮想記述子av(z),Rv(z)の値を可変パラメータzの各値について、各真の記述子γR(z)、VR(z)の各変化法則及び各二次の仮想記述子γv(z),Vv(z)の各変化法則に基づいて求める。この場合、可変パラメータzの各値に関し、一方において凹みの真の容積VR(z)及び凹みの仮想容積Vv(z)と他方において真の変形量γR(z)及び仮想変形量γv(z)との間に等号が成り立つ。かくして、各一次の仮想記述子av(z),Rv(z)の変化法則は、可変パラメータzの関数として求められる。次に、変形量が与えられると共に容積が与えられたモデルについて説明する。
仮想球体32が可変パラメータzの各値に関し、互いに同一であり且つ全てが同一の一次の記述子av(z),Rv(z)により記述されることは注目されよう。
変形量が与えられると共に容積が与えられた一次の仮想記述子av(z),Rv(z)の変化法則が、それぞれ、図9A及び図9Bに与えられている。
次に、可変パラメータのいわゆる相互作用値、この場合、高度zの相互作用値zEを一方において上述したタイヤと舗装路面との間のヘルツの相互作用法則に基づき、他方において、一次の仮想記述子av(z),Rv(z)の各変化法則に基づいて求める。これら3つの法則により形成される系を数値的に解き、図示の例では、zE=0.9mmが得られる。また、相互作用値zEのところにおける各記述子av(z),Rv(z)の相互作用値を各変化法則について求める。av(zE)=1.85mm、Rv(zE)=5.14mmが得られる。
次に、タイヤと舗装路面との間の物理的相互作用効果を予測する。この場合、舗装路面12上におけるタイヤの転動ノイズBをB=g(V1,・・・,Vn)という形式のノイズBを予測する法則に基づいて予測し、この式において、V1,・・・,Vnは、舗装路面の記述子D1,・・・,Dnの値である。
この実施形態では、ノイズBは、次式により定められる転動ノイズBの予測方式に基づいて予測される。
Figure 0005806214
(方程式 1)
上式において、Cは、タイヤの転動速度、vは、ゴムのポアソン比、Eは、ゴムの曲げ剛性率、Boは、基準の仮想記述子Ro,Noの基準舗装路面上を基準速度Coで転動している曲げ剛性率Eoの基準タイヤに関する基準転動ノイズであり、kは、区間[1.2‐2]に属する。好ましくは、k=1.6である。変形例として、k=1.2である。別の変形例では、k=2である。Boは、測定を実施する場所、即ち、タイヤを履いている車両内部、舗装路面の軌道のエッジ等で決まる。
第2の実施形態では、n、D1及びD2は、第1の実施形態の場合と同一である。ノイズBは、次式により定められる転動ノイズBの予測法則に基づいて予測される。
Figure 0005806214
(方程式 2)
基準タイヤを用いて数個の互いに異なる舗装路面を比較する場合、ゴムの曲げ剛性率E及びポアソン比vは、既知であり、基準定数Bo'に含まれる。kは、区間[1.2‐2]に属する。好ましくは、k=1.6である。変形例として、k=1.2である。別の変形例として、k=2である。
第3の実施形態では、或る特定の形式の舗装路面に関する他の記述子に対して記述子Rvの無視できるほどの影響を顧慮したうえで、所与のタイヤの転動ノイズBを次式により定められる転動ノイズBの予測法則に基づいて予測する。
Figure 0005806214
(方程式3)
この実施形態では、n=1であり、D1、即ち、舗装路面のインデンタの特性個数は、用いられる唯一の記述子である。kは、区間[1.2‐2]に属する。好ましくは、k=1.6である。変形例として、k=1.2である。別の変形例では、k=2である。方程式2,3により予測されるノイズBには一般に僅かな不一致が観察される。
第4の実施形態では、任意のタイヤの転動ノイズBを次式により定められる転動ノイズBの予測法則に基づいて予測する。
Figure 0005806214
(方程式 4)
この実施形態では、n=1であり、D1、即ち、舗装路面のインデンタの特性個数は、用いられる唯一の記述子である。kは、区間[1.2‐2]に属する。好ましくは、k=1.6である。変形例として、k=1.2である。別の変形例では、k=2である。
第5の実施形態では、所与のタイヤの転動ノイズBを次式により定められる転動ノイズBの予測法則に基づいて予測する。
Figure 0005806214
(方程式 5)
この関係式により、舗装路面の特性だけを考慮して良好な予測を得ることができる。確かに、この法則は、Rv(zE)を考慮に入れており、これは、NR,Eよりも低い数学的重みを示しているが、舗装路面を製作する方法の特性、例えば岩の性状、押し潰しモードの影響を間接的に説明することができる。また、この関係式により、舗装路面を製作する方法の特性の変更により、転動ノイズがどのように変更するかを理解することができる。
所与のトレッドパターン付きタイヤに関する転動ノイズBを予測する実施例
種々の舗装路面T1〜T4についてトレッドパターン付きタイヤを用いて試験を行った。これら舗装路面の各々に関する記述子NR,E及び記述子Rv(zE)を本発明の方法に従って求めた。舗装路面T1〜T4の各舗装路面T1〜T4の1mサンプルの真の輪郭形状をレーザプロフィルメータを用いて得たが、このレーザプロフィルメータの空間分解能は、X軸に沿ってdx=0.1mm、Z軸に沿ってdz=0.01mmである。第2の実施形態の予測法則(方程式2)を用い、値Bo'=45dBとした。Bo'のこの値は、車両の外部で乗用車用タイヤについて一般的に測定された実験平均値に対応している。
所与の車両を各舗装路面T1〜T4上で60km/hで運転した。次にノイズを3つの互いに異なる場所、即ち、タイヤの近く、車両の内部及び車両が通り過ぎる際の車両の外部(コーストバイ(coast-by)ノイズとも呼ばれる)で測定した。結果は、以下の表1に記載されている。
Figure 0005806214
タイヤの近くで測定されたノイズに関し、以下の相関式Bmeasured=0.73×Bpredicted+52が得られ、相関係数R2=0.8であった。
車両の外部で測定されたノイズに関し、以下の相関式Bmeasured=1.26×Bpredicted−21.40が得られ、相関係数R2=0.96であった。
車両の内部で測定されたノイズに関し、以下の相関式Bmeasured=1.23×Bpredicted−22.10が得られ、相関係数R2=0.97であった。
Bo'の値を測定場所の関数として補正することにより実験値Bmeasuredを一層正確に近似させることができることが注目される。
測定場所がどこであれ、予想モデルと実施した測定との間の相関関係は、非常に満足の行くものであり、それにより、1つ又は2つ以上の舗装路面のサンプルに基づいて、所与のタイヤの転動に起因して生じるノイズBを比較すると共に予測することができる。
所与の坊主になった(トレッドパターンがすり減ってつるつるになった)タイヤに関する転動ノイズBを予測する実施例
タイヤのトレッドパターンとの相互作用のない道路の凸凹を特徴付けるため、坊主のタイヤを用いた。道路網の舗装路面の多様性を表す種々の舗装路面R1〜R6に対して試験を行った。これら舗装路面の各々に関する記述子NR,E及び記述子Rv(zE)を本発明の方法に従って求めた。所与の舗装路面の1.7mサンプルの真の輪郭形状をレーザプロフィルメータを用いて得たが、このレーザプロフィルメータの空間分解能は、X軸に沿ってdx=0.4mm、Z軸に沿ってdz=0.01mmである。第2及び第3の実施形態の予測法則(方程式2及び方程式3)を用い、値Bo'=Bo''=45dBとした。
所与の車両を各舗装路面R1〜R6上で60km/hで運転した。タイヤの近くにおけるノイズの数回の実験測定を実施し、各舗装路面R1〜R6に関する実験測定値を平均した。結果は、以下の表2に記載されている。
Figure 0005806214
一方において、1組の舗装路面R1〜R6に関する転動ノイズBの予測が優れており、それにより選択した記述子の妥当性だけでなく極めて異なる舗装路面についての転動ノイズB予測法則の適切さが確認されるということが注目される。
さらに、第3の実施形態の法則によって予測されたノイズBの値は、第2の実施形態の法則によって予測されたノイズBの値よりも大きいことが注目される。この実施例の枠組み内で、第3の実施形態の法則により、第2の実施形態の法則の場合よりも実験値により近いノイズBについての予測値を得ることができる。
最後に、予測ノイズBの正確さは、先の実施例の場合よりも高いことが注目される。
本発明の方法の全て又は一部は、本発明の方法がコンピュータ上で実行されるとき、この方法のステップの実行を制御することができるコード命令により具体化できる。これら命令は、例えばハードディスク若しくはフラッシュメモリ、CD又はDVD型のデータを記録する媒体上に記録されたコンピュータプログラムから得られるのが良い。通信ネットワーク、例えばインターネット(Internet(登録商標))ネットワーク又はワイヤレスネットワーク上へのかかるプログラムのダウンロードを目的としてかかるプログラムを利用できるようにする手立てを取ることができる。かくして、プログラムの更新をこのネットワーク経由でこのネットワークに接続されているコンピュータに送ることができる。

Claims (13)

  1. タイヤと舗装路面(12)との間の少なくとも1つの物理的相互作用効果を予測する方法であって、
    ‐前記舗装路面(12)の真の輪郭形状(16)を図示するステップを有し、
    ‐前記真の輪郭形状(16)を数個の層に区分するステップを有し、各層は、前記真の輪郭形状(16)の高度(z)に対応しており、
    ‐前記舗装路面(12)の少なくとも1つの記述子(av,Rv,NR)の少なくとも1つの変化法則(av(z),Rv(z),NR(z))を前記真の輪郭形状(16)に基づいて前記真の輪郭形状(16)の可変パラメータ(z)の関数として求めるステップを有し、
    ‐各変化法則に関し、各記述子(av,Rv,NR)のいわゆる相互作用値(av(zE),Rv(zE),NR,E)を前記パラメータのいわゆる相互作用値(zR,E,zE)で求めるステップを有し、
    ‐前記物理的相互作用効果の値(B)を少なくとも1つの記述子(Rv,NR)の相互作用値(Rv(zE),NR,E)に基づいて予測するステップを有し、
    ‐1つ又は複数の記述子(a v ,R v ,N R )は、前記舗装路面(12)の真のインデンタ(14)をモデル化する仮想インデンタ(24)の少なくとも1つのいわゆる仮想記述子(a v ,R v )を含み、
    ‐一方において前記タイヤと前記舗装路面(12)との間の相互作用法則に基づき、他方において前記仮想インデンタ(24)の各変化法則(a v (z),R v (z))に基づいて各仮想記述子(a v ,R v )の前記相互作用値(a v (z E ),R v (z E ))を求め、
    ‐前記物理的相互作用効果の値(B)を少なくとも1つの仮想記述子(R v )の前記相互作用値(R v (z E ))に基づいて予測する、方法。
  2. 少なくとも1つのいわゆる二次の仮想記述子(γv(z),Vv(z))の少なくとも1つの変化法則を前記いわゆる一次の仮想記述子(av,Rv)のうちの少なくとも一方の関数として求め、
    前記一次の仮想記述子は仮想球体の半径(R v )及びタイヤの最大半径(a v )を含み、前記二次仮想記述子は、前記タイヤの仮想変形量(γ v (z))及びタイヤ中の仮想インデンタ(30)により凹まされた仮想容積(V v (z))を含む、請求項記載の方法。
  3. 前記真のインデンタ(14)の少なくとも1つのいわゆる真の記述子(γR,VR)の少なくとも1つの変化法則を前記パラメータ(z)の関数として求め、各一次の仮想記述子(av,Rv)の値を各真の記述子(γR,VR)の各変化法則(γR(z),VR(z))及び各二次の仮想記述子(γv,Vv)の各変化法則(γv(z),Vv(z))に基づいて前記パラメータ(z)の各値について求める、請求項記載の方法。
  4. 前記真の記述子(γR,VR)及び前記二次の仮想記述子(γv、Vv)は、前記タイヤと前記真のインデンタ(14)との間の相互作用及び前記タイヤと前記仮想インデンタ(24)との間の相互作用の類似の物理量を記述する、請求項記載の方法。
  5. ‐前記真の記述子は、
    ・前記真のインデンタによるタイヤの真の変形量(γR)、及び
    ・前記真のインデンタにより前記タイヤに付けられた凹みの真の容積(VR)を含み、
    ‐前記二次の仮想記述子は、
    ・前記真のインデンタによる前記タイヤの仮想変形量(γv)、及び
    ・前記仮想インデンタにより前記タイヤに付けられた凹みの仮想容積(Vv)を含む、請求項3又は4記載の方法。
  6. 前記可変パラメータ(z)の各値について、前記仮想インデンタ(30)は、同一の球体(32)により表される、請求項1〜5のうちいずれか一に記載の方法。
  7. 前記舗装路面(12)上の前記タイヤの前記転動ノイズ(B)を前記転動ノイズ(B)を予測する法則に基づいて少なくとも1つの記述子(NR、Rv)の相互作用値(NR,E,Rv(zE))の関数として予測する、請求項1〜のうちいずれか一に記載の方法。
  8. 前記記述子は、前記舗装路面の単位面積当たりの真のインデンタの真の個数(NR)であり、前記相互作用値(NR,E)は、前記舗装路面(12)の単位面積当たりの真のインデンタの個数の最大値である、請求項記載の方法。
  9. 前記記述子は、前記球体(32)の仮想半径(Rv)であり、前記相互作用値(Rv(zE))は、前記球体(32)の前記半径の前記相互作用値である、請求項7又は8記載の方法。
  10. コンピュータプログラムであって、請求項1〜のうちいずれか一に記載の方法がコンピュータ上で実施されるときに該方法のステップの実施を制御することができるコード命令を有する、コンピュータプログラム。
  11. 請求項10記載のプログラムを記録形態で有するデータの記録媒体。
  12. 請求項10記載のプログラムのダウンロードを目的とする通信ネットワーク上における前記プログラムの利用。
  13. 舗装路面を造る方法であって、請求項1〜のうちいずれか一に記載の方法の予測ステップを有する、方法。
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