JP5803985B2 - 建設機械の配索構造 - Google Patents

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Description

本発明は、建設機械の配索構造に関するものである。
従来より、下部走行体と、下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体とを備えた建設機械が知られている。上部旋回体には、コントロールバルブ等の油圧機器や各種電気機器が配設されている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、油圧機器に接続された油圧配管や電気機器に接続された電気配線は、上部旋回体のアッパーフレームを構成している板状部材(例えば、縦板や横梁等)の鋭利な角部に干渉して傷付くおそれがあるため、油圧配管や電気配線が配索位置で動かないように固定する必要がある。
具体的には、アッパーフレームの複数箇所にナット部材やクリップ部材を溶接しておき、アッパーフレームに沿って油圧配管や電気配線を配索させて、ナット部材に締結させた保持具やクリップ部材で保持するようにしている。
特開2005−048495号公報
しかしながら、油圧配管や電気配線を縦板や横梁から離間した位置、例えば、縦板や横梁よりも上方に向かって配索する場合には、ナット部材やクリップ部材を溶接するための部材が、縦板や横梁の上方位置には存在しないため、油圧配管や電気配線を配索位置で固定できないという問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、比較的簡単な構成で、油圧配管や電気配線等の配索部材をアッパーフレームに対して固定できるようにすることにある。
本発明は、底板と該底板に立設された立設板とを有するアッパーフレームを備え、可撓性を有する長尺の配索部材を該アッパーフレーム上に配索させるための建設機械の配索構造を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明は、基端部が前記アッパーフレームに取り付けられ且つ先端部が該アッパーフレームから離間する方向に延びる一方、基端部から先端部にかけて外周面の一部がアッパーフレームに当接するように折り曲げられ且つ該当接部分が該アッパーフレームに固定された棒状のガイド部材と、
前記ガイド部材に沿って配索された前記配索部材を束ねて該ガイド部材に固定させる結束バンドとを備えたことを特徴とするものである。
第1の発明では、ガイド部材の先端部は、アッパーフレームから離間する方向に延びている。ガイド部材は、基端部から先端部にかけて延びる途中で折り曲げられ、外周面の一部がアッパーフレームに当接して固定されている。配索部材は、ガイド部材に沿って配索されており、結束バンドによって束ねられてガイド部材に固定される。
このような構成とすれば、比較的簡単な構成で、油圧配管や電気配線等の配索部材をアッパーフレームに対して固定することができる。具体的に、従来は、アッパーフレームの複数箇所にナット部材やクリップ部材を溶接しておき、ナット部材に締結させた保持具やクリップ部材によって配索部材を固定していた。しかしながら、配索部材をアッパーフレームから離間した位置、例えば、立設板よりも上方に向かって配索する場合には、ナット部材やクリップ部材を溶接するための部材が、立設板の上方位置には存在しないため、配索部材を配索位置で固定できないという問題があった。
これに対し、本発明では、棒状のガイド部材の先端部をアッパーフレームから離間する方向に延ばすようにしたから、ガイド部材に沿って配索させた配索部材を結束バンドによってアッパーフレームから離間した位置で固定することができる。
また、ガイド部材の外周面の一部をアッパーフレームに当接させているから、配索部材の本数が多くなっても、棒状のガイド部材が撓まないようにアッパーフレームで支持することができ、配索部材を配索位置で確実に固定することができる。
第2の発明は、第1の発明において、
前記ガイド部材の先端部が前記立設板よりも上方に突出していることを特徴とするものである。
第2の発明では、棒状のガイド部材の基端部をアッパーフレームに取り付け、先端部を立設板よりも上方に突出させるようにしたから、ガイド部材に沿って配索させた配索部材を結束バンドによって立設板よりも上方位置で固定することができる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、
前記ガイド部材の基端部は、前記立設板の一方の側壁面に取り付けられ、
前記ガイド部材は、外周面の一部が前記立設板の他方の側壁面に当接するように折り曲げられていることを特徴とするものである。
第3の発明では、立設板の一方の側壁面にガイド部材の基端部が取り付けられ、他方の側壁面にガイド部材の外周面の一部が当接しているので、ガイド部材の基端部と外周面の一部とで立設板を挟んだ状態となり、ガイド部材が立設板の板厚方向に撓むのを抑えることができる。
第4の発明は、第1乃至第3の発明のうち何れか1つにおいて、
前記ガイド部材の基端部は、前記立設板に形成された挿通孔に挿通されて該立設板の側壁面に取り付けられていることを特徴とするものである。
第4の発明では、ガイド部材の基端部が立設板の挿通孔に挿通されているので、ガイド部材が高さ方向に移動するのを規制して、ガイド部材の高さ方向の位置決めを行うことができる。また、アッパーフレームの組立製缶時に、治具を用いることなくガイド部材を位置決めすることができるので、組立作業性が向上する。
第5の発明は、第4の発明において、
前記立設板は、前後方向に延びる左右一対の縦板と、該縦板に直交して左右方向に延びる補強梁とを有し、
前記挿通孔は、前記縦板に形成されており、
前記ガイド部材は、外周面の一部が前記補強梁の側壁面に当接するように折り曲げられていることを特徴とするものである。
第5の発明では、ガイド部材の基端部が縦板の挿通孔に挿通され、ガイド部材の外周部の一部が補強梁の側壁面に当接している。このような構成とすれば、ガイド部材の基端部を挿通孔に挿通させた後で、補強梁の側壁面に沿ってガイド部材を摺動させることができるので、ガイド部材が前後方向に移動するのを規制しつつ、ガイド部材の左右方向の位置調整を行うことができる。
第6の発明は、底板と該底板に立設された立設板とを有するアッパーフレームを備え、可撓性を有する長尺の配索部材を該アッパーフレーム上に配索させるための建設機械の配索構造を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第6の発明は、外周面の一部が前記アッパーフレームに当接するように少なくとも2箇所折り曲げられ且つ該当接部分が該アッパーフレームに固定される一方、先端部が該アッパーフレームから離間する方向に延びる棒状のガイド部材と、
前記ガイド部材に沿って配索された前記配索部材を束ねて該ガイド部材に固定させる結束バンドとを備えたことを特徴とするものである。
第6の発明では、ガイド部材の外周面の一部を少なくとも2箇所折り曲げてアッパーフレームに当接させているから、配索部材の本数が多くなっても、棒状のガイド部材が撓まないようにアッパーフレームで支持することができ、配索部材を配索位置で確実に固定することができる。
本発明によれば、棒状のガイド部材の先端部をアッパーフレームから離間する方向に延ばすようにしたから、ガイド部材に沿って配索させた配索部材を結束バンドによってアッパーフレームから離間した位置で固定することができる。
また、ガイド部材の外周面の一部をアッパーフレームに当接させているから、配索部材の本数が多くなっても、棒状のガイド部材が撓まないようにアッパーフレームで支持することができ、配索部材を配索位置で確実に固定することができる。
本発明の実施形態に係る建設機械の構成を示す側面図である。 アッパーフレームの構成を示す平面図である。 アッパーフレームを左後方から見たときの斜視図である。 アッパーフレームを右後方から見たときの斜視図である。 配索部材の配索経路を示す平面図である。 その他の実施形態に係るアッパーフレームを右後方から見たときの斜視図である。 その他の実施形態に係るガイド部材の構成を示す平面図である。 その他の参考例に係るガイド部材の構成を示す平面図である。 その他の実施形態に係るガイド部材の構成を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。各図には、上下や前後左右の方向を矢印で示してある。特に言及しない限り、上下等の方向についてはこれら矢印で示す方向に従って説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る建設機械の構成を示す側面図である。図1に示すように、この建設機械10は、後方小旋回型の小型機種であり、クローラ式の下部走行体11と、下部走行体11上に旋回自在に搭載された上部旋回体12とを備えている。上部旋回体12のアッパーフレーム20は、円環状の旋回ベアリング28を介して下部走行体11に旋回可能に支持されている。
上部旋回体12の後側には、図示しないエンジン等を収容するためのエンジンルーム15が設けられている。上部旋回体12の右側には、図示しない燃料タンクや作動油タンク等を収容するための側部機械室16が設けられている。上部旋回体12の左側には、運転シートや操作レバー等を備えた操作スペース17が配置され、上部旋回体12の上側には、操作スペース17の上方を覆うようにフード18が設置されている。
上部旋回体12の前側には、起伏自在で且つ左右方向に揺動自在に支持されたアタッチメント13が取り付けられている。アタッチメント13は、掘削作業等を行うためのものであり、基端部がスイングブラケット14を介して上部旋回体12のフロントブラケット29に回動可能に取り付けられたブーム13aと、ブーム13aの先端側に回動可能に取り付けられたアーム13bと、アーム13bの先端側に回動可能に取り付けられたバケット13cとを有する。
この建設機械10では、操作レバー等を操作することにより、ブーム13a、アーム13b、及びバケット13cにそれぞれ対応する油圧シリンダ13dを伸縮させることで、アタッチメント13を起伏自在に動かすことができる。また、図示しないスイングシリンダを伸縮させることで、アタッチメント13を左右方向に揺動自在に動かすことができる。
図2〜図5に示すように、アッパーフレーム20は、底板21と、底板21に立設されて前後方向に延びる左右一対の縦板22と、一対の縦板22同士を連結するように左右方向に延びる横梁23と、右側の縦板22の右側壁面に連結され且つ縦板22に直交するように左右方向に延びる補強梁24とを備えている。本実施形態では、縦板22及び補強梁24が、底板21に立設された立設板を構成している。
一対の縦板22は、アッパーフレーム20の左右方向における中央部位に配置されており、前後方向の強度及び剛性を強化している。縦板22の前部には、動作するアタッチメント13の荷重を受け止めるフロントブラケット29が取り付けられている。
補強梁24の前側壁面には、図示しないスイングシリンダを連結するシリンダブラケット25が溶接されている。シリンダブラケット25の左端部は、縦板22の右側壁面に溶接されている。補強梁24の後側壁面には、補強梁24と縦板22とに架設された補強リブ26が溶接されている。
アッパーフレーム20には、図示しない油圧機器や各種電気機器が配設されている。油圧機器に接続された油圧配管や電気機器に接続された電気配線(以下、これらの可撓性を有する長尺の配管や配線を配索部材30という)は、縦板22や補強梁24の鋭利な角部に干渉して傷付くおそれがあるため、配索位置で動かないように固定する必要がある。具体的に、配索部材30の配索経路上には、ガイド部材35が配設されている。
ガイド部材35は、配索部材30の配索方向に沿って延びる棒状の部材で形成されている。ガイド部材35の基端部は、補強梁24よりも後方位置で且つ右側の縦板22の右側壁面に取り付けられている。具体的に、図5に示すように、縦板22には、挿通孔22aが形成されており、ガイド部材35の基端部は挿通孔22aに差し込まれて溶接されている。
ガイド部材35は、基端部から先端部にかけて複数回折り曲げられることで形成されている。具体的に、ガイド部材35は、基端部が取り付けられた縦板22の右側壁面から補強梁24の後側壁面に向かって右斜め前方に傾斜するように折り曲げられている。
補強梁24の後側壁面の位置まで折り曲げられたガイド部材35は、さらに、補強梁24の後側壁面に沿って上方に向かって折り曲げられている。これにより、ガイド部材35の外周面の一部が補強梁24の後側壁面に当接する。ガイド部材35は、補強梁24との当接部分が溶接されて補強梁24に固定されている。なお、ガイド部材35の当接部分は、締結ボルト等によって補強梁24に固定するようにしてもよい。
補強梁24よりも上方に突出するように折り曲げられたガイド部材35は、さらに、補強梁24及び縦板22の上方を跨ぐように左斜め前方に折り曲げられている。縦板22の上方を跨ぐように折り曲げられたガイド部材35は、縦板22の左側壁面に向かって右斜め前方に折り曲げられつつ、縦板22の左側壁面に当接するように斜め下方にも折り曲げられている。
縦板22の左側壁面の位置まで折り曲げられたガイド部材35は、さらに、縦板22の左側壁面に沿って上方に向かって前側に傾斜するように折り曲げられている。これにより、ガイド部材35の外周面の一部が縦板22の左側壁面に当接するとともに、先端部が縦板22よりも上方に突出して延びている。ガイド部材35は、縦板22との当接部分が溶接されて縦板22に固定されている。
配索部材30は、ガイド部材35に沿って配索されている。結束バンド32は、ガイド部材35の長手方向に間隔をあけて複数本配設されている。配索部材30は、複数の結束バンド32によって束ねられてガイド部材35に固定されている。なお、結束バンド32の本数や結束位置は、あくまでも一例であり、この形態に限定するものではない。また、ガイド部材35には、平面視で縦板22及び補強梁24に重なり合う位置に、配索部材30を受け止める保護板38が取り付けられている。
以上のように、本実施形態の建設機械10の配索構造によれば、比較的簡単な構成で、油圧配管や電気配線等の配索部材30をアッパーフレーム20に対して固定することができる。
具体的に、従来は、アッパーフレーム20の複数箇所にナット部材やクリップ部材を溶接しておき、ナット部材に締結させた保持具やクリップ部材によって配索部材30を固定していた。しかしながら、配索部材30を縦板22や補強梁24よりも上方に向かって配索する場合には、ナット部材やクリップ部材を溶接するための部材が、縦板22や補強梁24の上方位置には存在しないため、配索部材30を配索位置で固定できない。
これに対し、本実施形態では、棒状のガイド部材35の基端部を縦板22の右側壁面に取り付け、先端部を縦板22よりも上方に突出させるようにしたから、ガイド部材35に沿って配索させた配索部材30を結束バンド32によって縦板22よりも上方位置で固定することができる。
また、縦板22の右側壁面にガイド部材35の基端部が取り付けられ、縦板22の左側壁面にガイド部材35の外周面の一部が当接しているので、ガイド部材35の基端部と外周面の一部とで縦板22を挟んだ状態となる。そのため、配索部材30の本数が多くなっても、棒状のガイド部材35が縦板22の板厚方向に撓まないように縦板22で支持することができる。
また、ガイド部材35の基端部が縦板22の挿通孔22aに挿通されているので、ガイド部材35が高さ方向に移動するのを規制して、ガイド部材35の高さ方向の位置決めを行うことができる。
また、ガイド部材35の外周部の一部を補強梁24の後側壁面に当接させているので、ガイド部材35の基端部を挿通孔22aに挿通させた後で、補強梁24の後側壁面に沿ってガイド部材35を摺動させることができる。つまり、ガイド部材35が前後方向に移動するのを規制しつつ、ガイド部材35の左右方向の位置調整を行うことで、縦板22の左側壁面にガイド部材35の外周面の一部を当接させて左右方向の位置決めを行うことができる。
《その他の実施形態》
前記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
本実施形態では、縦板22の上方を跨ぐように折り曲げられたガイド部材35を、縦板22の左側壁面に向かって右斜め前方に折り曲げつつ、縦板22の左側壁面に当接するように斜め下方にも折り曲げるようにしたが、この形態に限定するものではない。
例えば、図6に示すように、縦板22の上方を跨ぐように折り曲げられたガイド部材35を、縦板22の左側壁面に向かって右斜め前方に折り曲げつつ、縦板22の上面に当接するように折り曲げてもよい。そして、この当接部分を溶接してガイド部材35を縦板22の上面に固定しつつ、ガイド部材35を、さらに上方に向かって前側に傾斜するように折り曲げることで、ガイド部材35の先端部を縦板22よりも上方に突出して延ばすようにしてもよい。
また、本実施形態では、ガイド部材35の先端部を縦板22よりも上方に突出させるようにしたが、この形態に限定するものではなく、ガイド部材35の先端部を縦板22から離間した方向に延ばすようにしてもよい。図7に示す例では、ガイド部材35の基端部を縦板22の左側壁面に溶接し、基端部から先端部にかけて湾曲状に折り曲げることで、外周面の一部を縦板22の左側壁面に当接させて溶接している。そして、当接部分から左斜め前方に折り曲げることで、ガイド部材35の先端部を縦板22から離間する方向に延ばすようにしている。ガイド部材35の基端部が縦板22に溶接されているので、配索始点を正確に確保することができる。
また、図8に示す参考例のように、ガイド部材35をV字状に折り曲げ、その折り曲げ部分を縦板22の左側壁面に当接させて溶接することで、ガイド部材35の基端部及び先端部を縦板22から離間する方向に延ばすようにしてもよい。この場合には、ガイド部材35の両端部が開放された状態となることから、配索部材30を配索する際の自由度が確保できる。
また、図9に示すように、ガイド部材35の折り曲げ回数を増やすことで、ガイド部材35と縦板22との当接部分を2箇所にし、この当接部分を溶接するようにしてもよい。この場合には、ガイド部材35と縦板22との溶接箇所が増えることで、ガイド部材35を縦板22に対して確実に固定することができる。
以上説明したように、本発明は、比較的簡単な構成で、油圧配管や電気配線等の配索部材をアッパーフレームに対して固定できるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
10 建設機械
20 アッパーフレーム
21 底板
22 縦板(立設板)
22a 挿通孔
24 補強梁(立設板)
30 配索部材
32 結束バンド
35 ガイド部材

Claims (6)

  1. 底板と該底板に立設された立設板とを有するアッパーフレームを備え、可撓性を有する長尺の配索部材を該アッパーフレーム上に配索させるための建設機械の配索構造であって、
    基端部が前記アッパーフレームに取り付けられ且つ先端部が該アッパーフレームから離間する方向に延びる一方、基端部から先端部にかけて外周面の一部がアッパーフレームに当接するように折り曲げられ且つ該当接部分が該アッパーフレームに固定された棒状のガイド部材と、
    前記ガイド部材に沿って配索された前記配索部材を束ねて該ガイド部材に固定させる結束バンドとを備えたことを特徴とする建設機械の配索構造。
  2. 請求項1において、
    前記ガイド部材の先端部が前記立設板よりも上方に突出していることを特徴とする建設機械の配索構造。
  3. 請求項1又は2において、
    前記ガイド部材の基端部は、前記立設板の一方の側壁面に取り付けられ、
    前記ガイド部材は、外周面の一部が前記立設板の他方の側壁面に当接するように折り曲げられていることを特徴とする建設機械の配索構造。
  4. 請求項1乃至3のうち何れか1つにおいて、
    前記ガイド部材の基端部は、前記立設板に形成された挿通孔に挿通されて該立設板の側壁面に取り付けられていることを特徴とする建設機械の配索構造。
  5. 請求項4において、
    前記立設板は、前後方向に延びる左右一対の縦板と、該縦板に直交して左右方向に延びる補強梁とを有し、
    前記挿通孔は、前記縦板に形成されており、
    前記ガイド部材は、外周面の一部が前記補強梁の側壁面に当接するように折り曲げられていることを特徴とする建設機械の配索構造。
  6. 底板と該底板に立設された立設板とを有するアッパーフレームを備え、可撓性を有する長尺の配索部材を該アッパーフレーム上に配索させるための建設機械の配索構造であって、
    外周面の一部が前記アッパーフレームに当接するように少なくとも2箇所折り曲げられ且つ該当接部分が該アッパーフレームに固定される一方、先端部が該アッパーフレームから離間する方向に延びる棒状のガイド部材と、
    前記ガイド部材に沿って配索された前記配索部材を束ねて該ガイド部材に固定させる結束バンドとを備えたことを特徴とする建設機械の配索構造。
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