JP2002172979A - 車両のコンソールボックス取付構造 - Google Patents
車両のコンソールボックス取付構造Info
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Classifications
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/08—Superstructures; Supports for superstructures
- E02F9/0858—Arrangement of component parts installed on superstructures not otherwise provided for, e.g. electric components, fenders, air-conditioning units
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/08—Front or rear portions
- B62D25/14—Dashboards as superstructure sub-units
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D33/00—Superstructures for load-carrying vehicles
- B62D33/06—Drivers' cabs
- B62D33/0617—Drivers' cabs for tractors or off-the-road vehicles
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/16—Cabins, platforms, or the like, for drivers
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 運転室装備仕様と運転室非装備仕様との間で
共通のコンソールボックス及びその取付用部品を使用で
きるようにしたコンソールボックス取付構造を提供す
る。 【解決手段】 車両の電装計器や始動スイッチを備えた
インストルメントパネル(6)を設置したコンソールボッ
クス(25)の取付構造であって、車両のエンジン室(15)と
運転席とを仕切る隔壁(16)と、該車両に付属装備する運
転室(30)の前面壁(31)とに、共通のコンソールボックス
取付構造を設け、コンソールボックス(25)に、前記隔壁
(16)と前記運転室(30)の前面壁(31)とに共通にアドオン
取付可能としたアドオン取付部を設け、１つのコンソー
ルボックス(25)を選択的に前記隔壁(16)と前記運転室(3
0)の前面壁(31)とに取付可能とした。
共通のコンソールボックス及びその取付用部品を使用で
きるようにしたコンソールボックス取付構造を提供す
る。 【解決手段】 車両の電装計器や始動スイッチを備えた
インストルメントパネル(6)を設置したコンソールボッ
クス(25)の取付構造であって、車両のエンジン室(15)と
運転席とを仕切る隔壁(16)と、該車両に付属装備する運
転室(30)の前面壁(31)とに、共通のコンソールボックス
取付構造を設け、コンソールボックス(25)に、前記隔壁
(16)と前記運転室(30)の前面壁(31)とに共通にアドオン
取付可能としたアドオン取付部を設け、１つのコンソー
ルボックス(25)を選択的に前記隔壁(16)と前記運転室(3
0)の前面壁(31)とに取付可能とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブルドーザ等の建
設車両の、インストルメントパネルを設置したコンソー
ルボックスの取付構造に関する。
設車両の、インストルメントパネルを設置したコンソー
ルボックスの取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のブルドーザは、客先の要求仕様に
より、図３に示すようにキャビン（以後、運転室と言
う）を装備しない仕様（以下、運転室非装備仕様と言
う）と、図４に示すように運転室を装備した仕様（以
下、運転室装備仕様と言う）とのいずれかで工場から出
荷されているが、車体計器及びエンジン始動スイッチ等
を配置したインストルメントパネルは両仕様によって取
付構造が異なっている。
より、図３に示すようにキャビン（以後、運転室と言
う）を装備しない仕様（以下、運転室非装備仕様と言
う）と、図４に示すように運転室を装備した仕様（以
下、運転室装備仕様と言う）とのいずれかで工場から出
荷されているが、車体計器及びエンジン始動スイッチ等
を配置したインストルメントパネルは両仕様によって取
付構造が異なっている。
【０００３】即ち、図３に示す運転室非装備仕様の建設
車両１０は、履帯等の走行体２を有する車体フレームの
上部前側に、エンジンを内蔵するエンジン室１を搭載
し、エンジン室１の後方の車体フレームに取付けたフロ
ア４上にオペシート５を装着している。エンジン室１の
後端部に設けた隔壁１６ａに、インストルメントパネル
６を設置したコンソールボックス９を装着している。ま
た図４に示す運転室装備仕様の建設車両１０において
は、運転室取付専用のフロア４ａ上に運転室７を搭載
し、運転室７の前面壁７ａに運転室取付専用のインスト
ルメントパネル６ａを設置したコンソールボックス９ａ
を取付けるか、または、運転室取付専用のフロア４ａに
インストルメントパネル６ｂを設置したコンソールパネ
ル取付台８を置いている。これ以外の符号をつけた部品
は図３と同一であり、説明は省略する。
車両１０は、履帯等の走行体２を有する車体フレームの
上部前側に、エンジンを内蔵するエンジン室１を搭載
し、エンジン室１の後方の車体フレームに取付けたフロ
ア４上にオペシート５を装着している。エンジン室１の
後端部に設けた隔壁１６ａに、インストルメントパネル
６を設置したコンソールボックス９を装着している。ま
た図４に示す運転室装備仕様の建設車両１０において
は、運転室取付専用のフロア４ａ上に運転室７を搭載
し、運転室７の前面壁７ａに運転室取付専用のインスト
ルメントパネル６ａを設置したコンソールボックス９ａ
を取付けるか、または、運転室取付専用のフロア４ａに
インストルメントパネル６ｂを設置したコンソールパネ
ル取付台８を置いている。これ以外の符号をつけた部品
は図３と同一であり、説明は省略する。
【０００４】また、運転室装備仕様のときの他の従来例
として、図５に示すように、運転室７の前面壁７ａの略
中央部を、エンジン室１の囲い壁１ａの周囲に沿う形状
に切り欠き、この切り欠き部７ｂをエンジン室１の外周
面に沿わせるように運転室７を上方から被せてフロア４
に取付ける場合もある。この場合には、インストルメン
トパネルを設置したコンソールボックス９は前記両仕様
で共通のものを使用している。
として、図５に示すように、運転室７の前面壁７ａの略
中央部を、エンジン室１の囲い壁１ａの周囲に沿う形状
に切り欠き、この切り欠き部７ｂをエンジン室１の外周
面に沿わせるように運転室７を上方から被せてフロア４
に取付ける場合もある。この場合には、インストルメン
トパネルを設置したコンソールボックス９は前記両仕様
で共通のものを使用している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコンソールボックスの取付構造においては、次のよ
うな問題が生じる。 （１）第１の従来例においては、建設車両の出荷後に客
先の要望により、運転室非装備仕様から運転室装備仕様
に変更する場合、又は運転室装備仕様から運転室非装備
仕様に変更する場合、一方の仕様のインストルメントパ
ネル６，６ａを取り外して、改造後の仕様に合ったイン
ストルメントパネル６ａ，６を付け換えなければならな
いので、部品のコストがかかると共に部品手配のための
時間もかかり、このため改造費用が嵩むという問題があ
る。 （２）また第１の従来例では、運転室装備仕様と運転室
非装備仕様との間で、インストルメントパネル６ａ，６
及びその取付構造が異なるので、該パネルやその取付用
部品の共通化ができず、製造コストが高くなるという問
題もある。
来のコンソールボックスの取付構造においては、次のよ
うな問題が生じる。 （１）第１の従来例においては、建設車両の出荷後に客
先の要望により、運転室非装備仕様から運転室装備仕様
に変更する場合、又は運転室装備仕様から運転室非装備
仕様に変更する場合、一方の仕様のインストルメントパ
ネル６，６ａを取り外して、改造後の仕様に合ったイン
ストルメントパネル６ａ，６を付け換えなければならな
いので、部品のコストがかかると共に部品手配のための
時間もかかり、このため改造費用が嵩むという問題があ
る。 （２）また第１の従来例では、運転室装備仕様と運転室
非装備仕様との間で、インストルメントパネル６ａ，６
及びその取付構造が異なるので、該パネルやその取付用
部品の共通化ができず、製造コストが高くなるという問
題もある。
【０００６】（３）第２の従来例においては、運転室７
の前面壁７ａの切り欠き部とエンジン室１の外周面との
隙間にパッキン等のシール材を設けているが、このシー
ル性能が充分でないときや劣化したときには運転室内の
密閉性が低下して、エアコンによるエアコンディショニ
ング性能や防塵性の低下、騒音の侵入等による居住性の
問題が生じている。
の前面壁７ａの切り欠き部とエンジン室１の外周面との
隙間にパッキン等のシール材を設けているが、このシー
ル性能が充分でないときや劣化したときには運転室内の
密閉性が低下して、エアコンによるエアコンディショニ
ング性能や防塵性の低下、騒音の侵入等による居住性の
問題が生じている。
【０００７】本発明は上記従来の問題点に着目し、運転
室装備仕様と運転室非装備仕様との間で共通のコンソー
ルボックス及びその取付用部品を使用できるようにした
コンソールボックス取付構造を提供することを目的とす
る。
室装備仕様と運転室非装備仕様との間で共通のコンソー
ルボックス及びその取付用部品を使用できるようにした
コンソールボックス取付構造を提供することを目的とす
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記目的
を達成するために、本発明の第１発明は、車両の電装計
器や始動スイッチを備えたインストルメントパネルを設
置したコンソールボックスの取付構造であって、車両の
エンジン室と運転席とを仕切る隔壁と、該車両に付属装
備する運転室の前面壁とに、共通のコンソールボックス
取付構造を設け、コンソールボックスに、前記隔壁と前
記運転室の前面壁とに共通にアドオン取付可能としたア
ドオン取付部を設け、１つのコンソールボックスを選択
的に前記隔壁と前記運転室の前面壁とに取付可能とした
ことを特徴とする車両のコンソールボックス取付構造で
ある。そして第２の発明は、第１発明に基づき、前記コ
ンソールボックスの前記アドオン取付部が、コンソール
ボックスの取付面の周縁外側に設けた複数の締結部材結
合部からなり、車両の前記隔壁と、前記運転室の前面壁
とに設けた共通のコンソールボックス取付構造が、コン
ソールボックスの内部に電気配線のケーブルを挿通す
る、それぞれの壁に穿設した貫通孔と、コンソールボッ
クスの前記アドオン取付部に整合するそれぞれの壁位置
に設けた複数の締結部材結合部とからなり、コンソール
ボックスと、前記隔壁又は前記運転室の前面壁との前記
複数の締結部材結合部に締結部材を通して着脱自在に取
付可能とした構成としている。
を達成するために、本発明の第１発明は、車両の電装計
器や始動スイッチを備えたインストルメントパネルを設
置したコンソールボックスの取付構造であって、車両の
エンジン室と運転席とを仕切る隔壁と、該車両に付属装
備する運転室の前面壁とに、共通のコンソールボックス
取付構造を設け、コンソールボックスに、前記隔壁と前
記運転室の前面壁とに共通にアドオン取付可能としたア
ドオン取付部を設け、１つのコンソールボックスを選択
的に前記隔壁と前記運転室の前面壁とに取付可能とした
ことを特徴とする車両のコンソールボックス取付構造で
ある。そして第２の発明は、第１発明に基づき、前記コ
ンソールボックスの前記アドオン取付部が、コンソール
ボックスの取付面の周縁外側に設けた複数の締結部材結
合部からなり、車両の前記隔壁と、前記運転室の前面壁
とに設けた共通のコンソールボックス取付構造が、コン
ソールボックスの内部に電気配線のケーブルを挿通す
る、それぞれの壁に穿設した貫通孔と、コンソールボッ
クスの前記アドオン取付部に整合するそれぞれの壁位置
に設けた複数の締結部材結合部とからなり、コンソール
ボックスと、前記隔壁又は前記運転室の前面壁との前記
複数の締結部材結合部に締結部材を通して着脱自在に取
付可能とした構成としている。
【０００９】上記構成によると、運転室を装備しない仕
様のときには、エンジン室の隔壁のオペシートと対向す
る面側に、又は運転室装備仕様のときには、運転室の前
面壁に、インストルメントパネルを設置した両仕様共通
のコンソールボックスを取付け可能としたため、コンソ
ールボックスの共通化を図ることができ、製造コストが
安価となる。又、工場出荷後に運転室非装備仕様と運転
室装備仕様との間で仕様変更する場合に、運転室のみを
手配すればよいので部品の無駄がなく、またインストル
メントパネルを設置したコンソールボックスを隔壁と運
転室の前面壁とで付け替えるだけでよいので付け換え作
業が容易であり、仕様変更コストを安価にできる。さら
に、従来のように運転室の前面壁にエンジン室を跨るた
めの切り欠き部を設ける必要がないので、運転室の密閉
性を確保し易くなり、運転室の居住性を確実に向上でき
る。
様のときには、エンジン室の隔壁のオペシートと対向す
る面側に、又は運転室装備仕様のときには、運転室の前
面壁に、インストルメントパネルを設置した両仕様共通
のコンソールボックスを取付け可能としたため、コンソ
ールボックスの共通化を図ることができ、製造コストが
安価となる。又、工場出荷後に運転室非装備仕様と運転
室装備仕様との間で仕様変更する場合に、運転室のみを
手配すればよいので部品の無駄がなく、またインストル
メントパネルを設置したコンソールボックスを隔壁と運
転室の前面壁とで付け替えるだけでよいので付け換え作
業が容易であり、仕様変更コストを安価にできる。さら
に、従来のように運転室の前面壁にエンジン室を跨るた
めの切り欠き部を設ける必要がないので、運転室の密閉
性を確保し易くなり、運転室の居住性を確実に向上でき
る。
【００１０】また、エンジン室の隔壁の貫通孔と運転室
の前面壁の貫通孔とを互いに整合する位置に穿設してお
り、運転室の装備／非装備に係らず同一のインストルメ
ントパネルを使用して同一の取付手段により取付け、イ
ンストルメントパネルからの配線ケーブルを前記エンジ
ン室の隔壁の共通の貫通孔と運転室の前面壁の貫通孔と
を経由して配線できるので、インストルメントパネルや
取付手段等の部品共通化が可能となり、製造コストを安
価にできると共に、仕様変更のときの作業性を向上し、
変更コストを低減できる。
の前面壁の貫通孔とを互いに整合する位置に穿設してお
り、運転室の装備／非装備に係らず同一のインストルメ
ントパネルを使用して同一の取付手段により取付け、イ
ンストルメントパネルからの配線ケーブルを前記エンジ
ン室の隔壁の共通の貫通孔と運転室の前面壁の貫通孔と
を経由して配線できるので、インストルメントパネルや
取付手段等の部品共通化が可能となり、製造コストを安
価にできると共に、仕様変更のときの作業性を向上し、
変更コストを低減できる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコンソールボ
ックスの取付構造の実施形態について、図３，図４を参
照して図１，図２により説明する。
ックスの取付構造の実施形態について、図３，図４を参
照して図１，図２により説明する。
【００１２】先ず図１により、運転室非装備仕様の建設
車両におけるコンソールボックス取付構造について説明
する。図１において、エンジン室１５の後端部には、隔
壁１６がボルトなどの締結手段１７により取付けられて
おり、該隔壁１６に電装計器や始動スイッチ２６等を備
えたインストルメントパネル６を設置したコンソールボ
ックス２５が取り付けられている。コンソールボックス
２５はブラケット１９を有しており、ブラケット１９を
介して隔壁１６にボルト等の取付手段２０，２１により
着脱自在に装着されている。また前記隔壁１６には貫通
孔２４が穿設されており、貫通孔２４にはグロメット２
２が嵌め込まれて取着されている。グロメット２２の中
にインストルメントパネル６に接続された複数の電気配
線を集約したケーブル２３を挿通し、このケーブル２３
は固定手段１８により動かないように隔壁１６のエンジ
ン室側に固定され、エンジン室１５内の下部に配設され
た接続コネクタ２７に接続するようになっている。尚、
接続コネクタ２７は、図示しないスタータモータや制御
器等に接続されている。
車両におけるコンソールボックス取付構造について説明
する。図１において、エンジン室１５の後端部には、隔
壁１６がボルトなどの締結手段１７により取付けられて
おり、該隔壁１６に電装計器や始動スイッチ２６等を備
えたインストルメントパネル６を設置したコンソールボ
ックス２５が取り付けられている。コンソールボックス
２５はブラケット１９を有しており、ブラケット１９を
介して隔壁１６にボルト等の取付手段２０，２１により
着脱自在に装着されている。また前記隔壁１６には貫通
孔２４が穿設されており、貫通孔２４にはグロメット２
２が嵌め込まれて取着されている。グロメット２２の中
にインストルメントパネル６に接続された複数の電気配
線を集約したケーブル２３を挿通し、このケーブル２３
は固定手段１８により動かないように隔壁１６のエンジ
ン室側に固定され、エンジン室１５内の下部に配設され
た接続コネクタ２７に接続するようになっている。尚、
接続コネクタ２７は、図示しないスタータモータや制御
器等に接続されている。
【００１３】次に図２により、運転室装備仕様の建設車
両におけるコンソールボックス取付構造について説明す
る。尚、図１と同一符号を付したものは同一部品であり
説明を省略する。図２において、エンジン室１５の隔壁
１６の貫通孔２４にグロメット２２を嵌着しているのは
同様である。運転室３０は隔壁１６の後方の車体フレー
ム３に防振マウント装置３２を介して取付けられ、運転
室３０の前面壁３１は隔壁１６に対向して所定距離の隙
間Ｌを有して配設されている。運転室３０の前面壁３１
には、前記運転室非装備仕様時と同一のインストルメン
トパネル６を設置したコンソールボックス２５が取付け
られている。尚、運転室３０の下面部には、前記運転室
非装備仕様時と同一のフロア４が取り付けられる。
両におけるコンソールボックス取付構造について説明す
る。尚、図１と同一符号を付したものは同一部品であり
説明を省略する。図２において、エンジン室１５の隔壁
１６の貫通孔２４にグロメット２２を嵌着しているのは
同様である。運転室３０は隔壁１６の後方の車体フレー
ム３に防振マウント装置３２を介して取付けられ、運転
室３０の前面壁３１は隔壁１６に対向して所定距離の隙
間Ｌを有して配設されている。運転室３０の前面壁３１
には、前記運転室非装備仕様時と同一のインストルメン
トパネル６を設置したコンソールボックス２５が取付け
られている。尚、運転室３０の下面部には、前記運転室
非装備仕様時と同一のフロア４が取り付けられる。
【００１４】運転室３０の前面壁３１には、前記貫通孔
２４と略同じ高さの位置に貫通孔２４ａが穿設されてい
る。また該貫通孔２４ａには、グロメット２２ａが嵌着
されている。そして、インストルメントパネル６の電気
配線を集約したケーブル２３は、前面壁３１のグロメッ
ト２２ａから隔壁１６のグロメット２２を経由してエン
ジン室１５内に挿通され、固定手段１８により動かない
ように隔壁１６のエンジン室側に固定され、前記運転室
非装備仕様時と同一の接続コネクタ２７に接続される。
２４と略同じ高さの位置に貫通孔２４ａが穿設されてい
る。また該貫通孔２４ａには、グロメット２２ａが嵌着
されている。そして、インストルメントパネル６の電気
配線を集約したケーブル２３は、前面壁３１のグロメッ
ト２２ａから隔壁１６のグロメット２２を経由してエン
ジン室１５内に挿通され、固定手段１８により動かない
ように隔壁１６のエンジン室側に固定され、前記運転室
非装備仕様時と同一の接続コネクタ２７に接続される。
【００１５】尚、隔壁１６及び運転室の前面壁３１のそ
れぞれの貫通孔２４，２４ａは、同一径にしてケーブル
２３が挿通し易くすることが望ましいが、それぞれの貫
通孔２４，２４ａの中心位置を略同一にしてケーブル２
３が挿通可能であれば、貫通孔２４，２４ａの径は同一
でなくてもよい。
れぞれの貫通孔２４，２４ａは、同一径にしてケーブル
２３が挿通し易くすることが望ましいが、それぞれの貫
通孔２４，２４ａの中心位置を略同一にしてケーブル２
３が挿通可能であれば、貫通孔２４，２４ａの径は同一
でなくてもよい。
【００１６】上記図１，図２で説明した実施形態によれ
ば、エンジン室１５の隔壁１６及び運転室３０の前面壁
３１のいずれかに同一のインストルメントパネル６を設
置したコンソールボックス２５を取着可能としている。
これにより、ブラケット１９、インストルメントパネル
６の着脱自在な取付手段２０，２１、貫通孔２４、グロ
メット２２、ケーブル２３及びコンソールボックス２５
を共通部品化することができる。またエンジン室１５の
隔壁１６に設けた貫通孔２４と、運転室３０の前面壁３
１に設けた貫通孔２４ａとの位置及び径寸法を互いに整
合させているので、同一のコンソールボックス２５の配
線ケーブル２３を、運転室装備仕様及び運転室非装備仕
様の両仕様で共通化できる。従って、同一のコンソール
ボックス２５を使用できるので、製造コストが安価と成
る。
ば、エンジン室１５の隔壁１６及び運転室３０の前面壁
３１のいずれかに同一のインストルメントパネル６を設
置したコンソールボックス２５を取着可能としている。
これにより、ブラケット１９、インストルメントパネル
６の着脱自在な取付手段２０，２１、貫通孔２４、グロ
メット２２、ケーブル２３及びコンソールボックス２５
を共通部品化することができる。またエンジン室１５の
隔壁１６に設けた貫通孔２４と、運転室３０の前面壁３
１に設けた貫通孔２４ａとの位置及び径寸法を互いに整
合させているので、同一のコンソールボックス２５の配
線ケーブル２３を、運転室装備仕様及び運転室非装備仕
様の両仕様で共通化できる。従って、同一のコンソール
ボックス２５を使用できるので、製造コストが安価と成
る。
【００１７】また、建設車両の出荷後に客先の要望等に
より運転室装備仕様と運転室非装備仕様との間で仕様変
更を行なう際に、インストルメントパネル６を設置した
コンソールボックス２５を付け替えるだけでよく、部品
が無駄にならずに元の部品を使用できるから、仕様変更
コストを安価にできる。また、運転室装備仕様のとき、
従来技術のような運転室７の前面壁７ａの切り欠き部７
ｂが不要となるから、前面壁側を密閉構造にできるので
運転室３０の密閉性を向上できる。これにより、エアコ
ンによるエアコンディショニング性能、防塵性及び防音
性を向上でき、居住性が良くなる。
より運転室装備仕様と運転室非装備仕様との間で仕様変
更を行なう際に、インストルメントパネル６を設置した
コンソールボックス２５を付け替えるだけでよく、部品
が無駄にならずに元の部品を使用できるから、仕様変更
コストを安価にできる。また、運転室装備仕様のとき、
従来技術のような運転室７の前面壁７ａの切り欠き部７
ｂが不要となるから、前面壁側を密閉構造にできるので
運転室３０の密閉性を向上できる。これにより、エアコ
ンによるエアコンディショニング性能、防塵性及び防音
性を向上でき、居住性が良くなる。
【００１８】尚、本発明のコンソールボックス取付構造
の実施例をブルドーザにより説明したが、これ以外のド
ーザショベル等の建設車両や産業車両に適用できること
は言うまでもない。
の実施例をブルドーザにより説明したが、これ以外のド
ーザショベル等の建設車両や産業車両に適用できること
は言うまでもない。
【図１】運転室非装備仕様のコンソールボックス取付構
造の説明図である。
造の説明図である。
【図２】運転室装備仕様のコンソールボックス取付構造
の説明図である。
の説明図である。
【図３】従来の運転室非装備仕様のコンソールボックス
取付構造の説明図である。
取付構造の説明図である。
【図４】従来の運転室装備仕様のコンソールボックス取
付構造の説明図である。
付構造の説明図である。
【図５】従来の他例の運転室装備仕様のコンソールボッ
クス取付構造の説明図である。
クス取付構造の説明図である。
６，６ａ…インストルメントパネル、１５…エンジン
室、１６…隔壁、１７…締結手段、１８…固定手段、１
９…ブラケット、２０，２１…取付手段、２２，２２ａ
…グロメット、２３…ケーブル、２４，２４ａ…貫通
孔、２５…コンソールボックス、２６…始動スイッチ、
２７…接続コネクタ、３０…運転室、３１…前面壁。
室、１６…隔壁、１７…締結手段、１８…固定手段、１
９…ブラケット、２０，２１…取付手段、２２，２２ａ
…グロメット、２３…ケーブル、２４，２４ａ…貫通
孔、２５…コンソールボックス、２６…始動スイッチ、
２７…接続コネクタ、３０…運転室、３１…前面壁。
Claims (2)
- 【請求項１】 車両の電装計器や始動スイッチを備えた
インストルメントパネル(6)を設置したコンソールボッ
クス(25)の取付構造であって、 車両のエンジン室(15)と運転席とを仕切る隔壁(16)と、
該車両に付属装備する運転室(30)の前面壁(31)とに、共
通のコンソールボックス取付構造を設け、 コンソールボックス(25)に、前記隔壁(16)と前記運転室
(30)の前面壁(31)とに共通にアドオン取付可能としたア
ドオン取付部を設け、 １つのコンソールボックス(25)を選択的に前記隔壁(16)
と前記運転室(30)の前面壁(31)とに取付可能としたこと
を特徴とする車両のコンソールボックス取付構造。 - 【請求項２】 前記コンソールボックス(25)の前記アド
オン取付部が、コンソールボックス(25)の取付面の周縁
外側に設けた複数の締結部材結合部からなり、 車両の前記隔壁(16)と、前記運転室(30)の前面壁(31)と
に設けた共通のコンソールボックス取付構造が、コンソ
ールボックス(25)の内部に電気配線のケーブル(23)を挿
通する、それぞれの壁に穿設した貫通孔(24,24a)と、コ
ンソールボックス(25)の前記アドオン取付部に整合する
それぞれの壁位置に設けた複数の締結部材結合部とから
なり、 コンソールボックス(25)と、前記隔壁(16)又は前記運転
室(30)の前面壁(31)との前記複数の締結部材結合部に締
結部材を通して着脱自在に取付可能としたことを特徴と
する請求項１記載の車両のコンソールボックス取付構
造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000374208A JP2002172979A (ja) | 2000-12-08 | 2000-12-08 | 車両のコンソールボックス取付構造 |
| US09/990,271 US6494526B2 (en) | 2000-12-08 | 2001-11-23 | Console box mounting structure of vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000374208A JP2002172979A (ja) | 2000-12-08 | 2000-12-08 | 車両のコンソールボックス取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002172979A true JP2002172979A (ja) | 2002-06-18 |
Family
ID=18843439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000374208A Pending JP2002172979A (ja) | 2000-12-08 | 2000-12-08 | 車両のコンソールボックス取付構造 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6494526B2 (ja) |
| JP (1) | JP2002172979A (ja) |
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2001
- 2001-11-23 US US09/990,271 patent/US6494526B2/en not_active Expired - Fee Related
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