JP2008265698A - 作業車両のモニタ装置取付構造 - Google Patents

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修司 宮坂
Osamu Yatsuda
修 矢津田
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Abstract

【課題】車体振動に起因するモニタ装置の故障等の発生を未然に防ぐことのできる作業車両のモニタ装置取付構造を提供する。
【解決手段】車体フレーム5に防振マウント装置21,23を介して運転席フロアフレーム12が取着され、この運転席フロアフレーム12によって支持される運転席2の前方にモニタ装置4が配され、このモニタ装置4の前方にエンジンルーム3が設けられてなるブルドーザ1のモニタ装置取付構造であって、エンジンルーム3の外装カバーを兼ねるモニタ装置取付ブラケット25を運転席フロアフレーム12に立設し、このモニタ装置取付ブラケット25にモニタ装置4を取り付ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、運転席の前方にモニタ装置が配され、このモニタ装置の前方にエンジンルームが設けられてなる作業車両のモニタ装置取付構造に関するものである。
図3に示されるように、例えばブルドーザ51において、運転席52の前方にモニタ装置53が配され、このモニタ装置53の前方にエンジンルーム54が設けられ、このエンジンルーム54の背面側の外装カバーを兼ねるモニタ装置取付ブラケット55にモニタ装置53を取り付けるようにしているものがある。
ここで、モニタ装置53は、各種作動機器類の作動状況等を表示する表示部56と、作動状況等を表示部に表示させるための制御器および各種スイッチ類を含むコントロール部57とを備えてなり、近時の高機能化に伴って多くの精密部品で構成されている。また、モニタ装置取付ブラケット55は、車体フレーム58に立設されてエンジンフード59を支持するエンジンフード支持ブラケット60に固定されている。
このため、この種の従来のモニタ装置取付構造では、走行時の車体振動が車体フレーム58からエンジンフード支持ブラケット60およびモニタ装置取付ブラケット55を経てモニタ装置53に直接的に伝達され、モニタ装置53の故障や損傷を招くという問題点がある。
本発明は、このような問題点を解消するためになされたもので、車体振動に起因するモニタ装置の故障等の発生を未然に防ぐことのできる作業車両のモニタ装置取付構造を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、本発明による作業車両のモニタ装置取付構造は、
車体フレームに防振マウント装置を介して運転席フロアフレームが取着され、この運転席フロアフレームによって支持される運転席の前方にモニタ装置が配され、このモニタ装置の前方にエンジンルームが設けられてなる作業車両のモニタ装置取付構造であって、
前記エンジンルームの外装カバーを兼ねるモニタ装置取付ブラケットを前記運転席フロアフレームに立設し、このモニタ装置取付ブラケットに前記モニタ装置を取り付けることを特徴とするものである(第1発明)。
本発明において、前記モニタ装置取付ブラケットは、前記エンジンルームの背面側の外装カバーを構成するブラケット本体部と、このブラケット本体部の両側縁から前方に張り出されて前記エンジンルームの両側の外装カバーを構成する補強フランジ部とよりなるものであるのが好ましい(第2発明)。
本発明によれば、車体フレームに防振マウント装置を介して取着される運転席フロアフレームにモニタ装置取付ブラケットが立設され、このモニタ装置取付ブラケットにモニタ装置が取り付けられているので、車体フレームから運転席フロアフレームおよびモニタ装置取付ブラケットを経てモニタ装置に伝播しようとする車体振動が防振マウント装置によって吸収・減衰される。したがって、車体振動に起因するモニタ装置の故障等の発生を未然に防ぐことができる。また、モニタ装置取付ブラケットがエンジンルームの外装カバーを兼ねる構成とされているので、エンジンルーム周りの構造の簡素化を図ることができる。
また、モニタ装置取付ブラケットは、エンジンルームの背面側の外装カバーを構成するブラケット本体部と、このブラケット本体部の両側縁から前方に張り出されてエンジンルームの両側の外装カバーを構成する補強フランジ部とよりなるものとすることにより、モニタ装置取付ブラケットの剛性を格段に高めることができ、車両の加減速力がモニタ装置に作用したとしても、モニタ装置取付ブラケットが前後に撓むことがなく、モニタ装置の表示画面が揺れて見えにくいといった不具合の発生を確実に防止することができる。
次に、本発明による作業車両のモニタ装置取付構造の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、作業車両としてブルドーザに本発明が適用された例であるが、これに限定されるものではなく、その他の作業車両として、例えば農業用トラクタに本発明を適用することが可能である。
図1には本発明の一実施形態に係るブルドーザの要部構造を説明する斜視図が、図2にはフロアフレーム周りを車体から分離した状態を表わす斜視図が、それぞれ示されている。なお、以下の説明において、前後左右方向は車両(ブルドーザ)の前後左右方向に一致させている。
本実施形態に係るブルドーザ1においては、車体の前後方向中間位置に運転席2が設置され、車体の前部に図示されないエンジンを収容するエンジンルーム3が設けられ、運転席2の前方でエンジンルーム3の手前側に位置するようにモニタ装置4が配設されている。
車体の骨組を構成する車体フレーム5は、箱型構造のフレームであって、前後方向中間位置において左右の側板6,6′を連結する連結部材7と、この連結部材7の後方に位置して左右それぞれの側板6,6′に立ち上がり状に固設される支持ブラケット8(左側のみ図示)を有している。
ここで、連結部材7には、エンジンルーム3の上側の外装カバーであるエンジンフード9の後端側を支持するエンジンフード支持ブラケット10が立設されている。また、このエンジンフード支持ブラケット10には、その上面から側面の一部を覆うように外装カバー11が装着されている。
運転席2を支持する運転席フロアフレーム12は、オペレータが運転席2に着座したときに足元側となる低床部13と、この低床部13に対し段差を持たせて連設され、運転席2が組み付けられる高床部14とより構成されている。この運転席フロアフレーム12には運転席2を取り囲むように前後左右に4本の支柱部材15,16,17,18が立設され、これら支柱部材15〜18の上端には天井部材19が固設され、これら支柱部材15〜18および天井部材19により、車両転倒時にオペレータを保護する所謂ROPSキャノピ20が構成されている。
運転席フロアフレーム12の前部両側には、防振マウント装置21(左側のみ図示)が組み付けられ、各防振マウント装置21は、継手部材22を介して車体フレーム5における連結部材7に取り付けられている。一方、運転席フロアフレーム12の後部両側にも、防振マウント装置23(左側のみ図示)が組み付けられ、各防振マウント装置23は、継手部材24を介して車体フレーム5における支持ブラケット8に取り付けられている。なお、本実施形態では、防振マウント装置21,23として、それ自体公知(例えば、特開平6−257638号公報参照)の液体封入型ゴムマウントが採用されている。
運転席フロアフレーム12の前端部には、モニタ装置取付ブラケット25が立設されている。このモニタ装置取付ブラケット25は、前後に板面を臨ませてやや前傾状態で上下方向に延び、エンジンルーム3の背面側の外装カバーを構成するブラケット本体部26と、ブラケット本体部26の両側縁から前方に張り出された補強フランジ部27(左側のみ図示)と、ブラケット本体部26の下端縁から後方に張り出され、フロアフレーム12に締着される取付フランジ部28と、モニタ装置4を挟むように左右両側に配され、ブラケット本体部26から取付フランジ部28に亘って固着されるリブ29とより構成されている。なお、リブ29は、主に、取付フランジ部28に対するブラケット本体部26の立ち上がり形状を保持する上での補強部材としての役割を担うものである。
ここで、モニタ装置取付ブラケット25とエンジンフード支持ブラケット10との間には、両者が互いに干渉しないように、所定の隙間が設けられている。また、モニタ装置取付ブラケット25における補強フランジ部27は、(1)エンジンフード支持ブラケット10の上部に装着される外装カバー11との外観上の連続性を有し、(2)防振マウント装置21,23による減衰動作の際にその外装カバー11と干渉せず、(3)エンジンフード支持ブラケット10の側面を覆い隠すことができる、といったこれら(1)〜(3)の条件を満足するようにその形状寸法が設定されている。また、このモニタ装置取付ブラケット25におけるブラケット本体部26の背面にはモニタ装置4を収容可能なモニタ装置収容ボックス30が固定されており、このモニタ装置収容ボックス30内にモニタ装置4が組み込まれている。
モニタ装置4は、各種作動機器類の作動状況等を表示する表示部31と、作動状況等を表示部に表示させるための制御器および各種スイッチ類を含むコントロール部32とを備えてなり、近時の高機能化に伴って多くの精密部品で構成され、砂塵地や悪天候の状況下での使用にも耐え得るように防塵・液密構造とされている。
以上に述べたような本実施形態のモニタ装置取付構造によれば、車体フレーム5から運転席フロアフレーム12およびモニタ装置取付ブラケット25を経てモニタ装置4に伝播しようとする車体振動が防振マウント装置21,23によって吸収・減衰されるので、車体振動に起因するモニタ装置4の故障等の発生を未然に防ぐことができる。
また、モニタ装置取付ブラケット25が、エンジンルーム3の背面側の外装カバーを兼ねるブラケット本体部26と、エンジンルーム3の両側の外装カバーを兼ねる補強フランジ部27とよりなるものとされているので、エンジンルーム3周りの構造の簡素化を図ることができるとともに、モニタ装置取付ブラケット25の剛性を格段に高めることができ、車両の加減速力がモニタ装置4に作用したとしても、モニタ装置取付ブラケット25が前後に撓むことがなく、モニタ装置4の表示画面が揺れて見えにくいといった不具合の発生を確実に防止することができる。
以上、本発明のモニタ装置取付構造について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施の形態に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明の一実施形態に係るブルドーザの要部構造を説明する斜視図 フロアフレーム周りを車体から分離した状態を表わす斜視図 従来のモニタ装置取付構造の説明図
符号の説明
1 ブルドーザ
2 運転席
3 エンジンルーム
4 モニタ装置
5 車体フレーム
12 運転席フロアフレーム
21,23 防振マウント装置
25 モニタ装置取付ブラケット
26 ブラケット本体部
27 補強フランジ部

Claims (2)

  1. 車体フレームに防振マウント装置を介して運転席フロアフレームが取着され、この運転席フロアフレームによって支持される運転席の前方にモニタ装置が配され、このモニタ装置の前方にエンジンルームが設けられてなる作業車両のモニタ装置取付構造であって、
    前記エンジンルームの外装カバーを兼ねるモニタ装置取付ブラケットを前記運転席フロアフレームに立設し、このモニタ装置取付ブラケットに前記モニタ装置を取り付けることを特徴とする作業車両のモニタ装置取付構造。
  2. 前記モニタ装置取付ブラケットは、前記エンジンルームの背面側の外装カバーを構成するブラケット本体部と、このブラケット本体部の両側縁から前方に張り出されて前記エンジンルームの両側の外装カバーを構成する補強フランジ部とよりなるものである請求項1に記載の作業車両のモニタ装置取付構造。
JP2007115230A 2007-04-25 2007-04-25 作業車両のモニタ装置取付構造 Withdrawn JP2008265698A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016140042A1 (ja) * 2015-03-02 2016-09-09 株式会社小松製作所 作業車両及びリッパ装置
JP2017008582A (ja) * 2015-06-22 2017-01-12 コベルコ建機株式会社 作業機械

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