JP6307982B2 - 配管中継構造 - Google Patents

配管中継構造

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本発明は、配管中継構造に関するものである。
従来より、作業機械では、キャブ内の操作レバー等とパイロットバルブとを接続する配管や、パイロットバルブと作業アタッチメントとを接続する配管は、その全長が非常に長くなっている。そこで、配管を途中で分割するとともに、分割箇所に中継継手を設けることで、中継継手を介して配管同士を繋ぐようにした構成が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。中継継手は、互いに間隔をあけて複数配設されている。
特開2009−019397号公報 実開平06−071988号公報
ところで、特許文献1,2の発明では、中継継手や配管が作業アタッチメントの外面に沿って配設されており、中継継手の周辺には、レンチ等の工具で中継継手の締め付け作業を行う際に邪魔になるものがない。そのため、中継継手の間隔を大きくして、締め付け作業のための作業スペースを十分に確保することができる。
しかしながら、例えば、内部に収納空間を有する筐体に、中継継手や配管が収納されていた場合には、締め付け作業のための作業スペースを十分に確保できないという問題がある。
具体的に、筐体が大型化するのを避けるためには、隣接する中継継手の間隔を小さくする必要があるが、レンチ等の工具を差し込むための隙間を十分に確保できないという問題がある。
ここで、隣接する中継継手の間隔が小さい場合であっても、ワンタッチで接続可能なクイックカプラ等を用いることで中継継手に配管を接続できるが、部品点数やコストが増えてしまうため好ましくない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、中継継手に配管を接続するための作業スペースを十分に確保しつつ、中継継手が収納された筐体が大型化するのを抑えることにある。
本発明は、内部に収納空間を有し且つ側面にメンテナンス孔が形成された筐体と、該筐体の収納空間に収納された板状の固定ブラケットと、該固定ブラケットの板厚方向に貫通して延び且つ該固定ブラケットに固定された複数の中継継手とを備え、締結部によって該中継継手の両端部にそれぞれ配管を接続することで該配管同士を繋ぐための配管中継構造を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明は、前記固定ブラケットは、前記メンテナンス孔を横切るように延設されて前記収納空間に配設され、
前記複数の中継継手は、前記固定ブラケットの延設方向に間隔をあけて且つ隣接する該中継継手が互いに奥行方向にシフトするように配設され
前記固定ブラケットの延設方向に間隔をあけて配設された前記複数の中継継手の列は、該固定ブラケットの奥行方向に間隔をあけて複数列設けられ、
前記固定ブラケットの板面から突出する前記中継継手の高さは、前記メンテナンス孔から見て奥側の前記締結部が手前側の締結部に重なり合わないように、奥行方向の手前側の列から奥側の列に向かうほど高くなるように形成されていることを特徴とするものである。
第1の発明では、固定ブラケットの延設方向に間隔をあけて複数の中継継手が配設される。そして、隣接する中継継手が互いに奥行方向にシフトしているので、隣接する中継継手が板面側から見て斜めに配設されることとなる。これにより、中継継手に配管を接続するための作業スペースを十分に確保しつつ、中継継手が収納された筐体が大型化するのを抑えることができる。
具体的に、メンテナンス孔からレンチ等の工具を差し込んで中継継手の締め付け作業を行う場合には、工具の締め付け角度等を考慮すると、隣接する中継継手に対して工具が干渉しないように中継継手の間を所定の距離aだけ離間させておく必要がある。ここで、固定ブラケットの延設方向に沿って中継継手を一列に並べて配設した場合には、メンテナンス孔から見たときの隣接する中継継手間の距離がaとなる。
これに対し、本発明では、隣接する中継継手を板面側から見て斜めに配設しているから、隣接する中継継手間の距離をaとしつつ、メンテナンス孔から見たときの隣接する中継継手間の距離をb(b<a)とすることができる。これにより、固定ブラケットの延設方向の全長を短くしつつ、締め付け作業を行うために必要な作業スペースを確保することができる。
また、中継継手の列は、固定ブラケットの奥行方向に間隔をあけて複数列設けられ、奥行方向の手前側の列から奥側の列に向かうほど中継継手の高さが高くなっている。これにより、奥側の列の中継継手の締め付け作業を行う場合に、手前側の列の中継継手に工具が干渉することがなく、作業効率が向上する。
第2の発明は、第1の発明において、
前記複数の中継継手は、前記固定ブラケットの延設方向の一端側から他端側にかけて、隣接する該中継継手が奥行方向の奥側に向かって徐々にシフトしていくように配設されていることを特徴とするものである。
第2の発明では、固定ブラケットの延設方向の一端側から他端側にかけて、隣接する中継継手が奥行方向の奥側に向かって徐々にシフトしている。これにより、固定ブラケットの延設方向の他端側に向かうほど、中継継手の手前側の作業スペースが広くなる
第3の発明は、内部に収納空間を有し且つ側面にメンテナンス孔が形成された筐体と、該筐体の収納空間に収納された板状の固定ブラケットと、該固定ブラケットの板厚方向に貫通して延び且つ該固定ブラケットに固定された複数の中継継手とを備え、該中継継手の両端部にそれぞれ配管を接続することで該配管同士を繋ぐための配管中継構造を対象とし、
前記固定ブラケットは、前記メンテナンス孔を横切るように延設されて前記収納空間に配設され、
前記複数の中継継手は、前記固定ブラケットの延設方向に間隔をあけて且つ隣接する該中継継手が互いに奥行方向にシフトするように配設され、
前記固定ブラケットの延設方向に間隔をあけて配設された前記複数の中継継手の列は、該固定ブラケットの奥行方向に間隔をあけて複数列設けられ、
前記固定ブラケットの板面から突出する前記中継継手の高さは、奥行方向の手前側の列から奥側の列に向かうほど高くなるように形成され、
前記中継継手の外径は、奥行方向の手前側の列から奥側の列に向かうほど大きくなるように形成されていることを特徴とするものである。
の発明では、中継継手の列は、奥行方向の手前側の列から奥側の列に向かうほど中継継手の外径が大きくなっている。これにより、奥側の列の中継継手の強度を確保しつつ、奥側の列の中継継手の高さを高くすることができる。
の発明は、内部に収納空間を有し且つ側面にメンテナンス孔が形成された筐体と、該筐体の収納空間に収納された板状の固定ブラケットと、該固定ブラケットの板厚方向に貫通して延び且つ該固定ブラケットに固定された複数の中継継手とを備え、該中継継手の両端部にそれぞれ配管を接続することで該配管同士を繋ぐための配管中継構造を対象とし、
前記固定ブラケットは、前記メンテナンス孔を横切るように延設されて前記収納空間に配設され、
前記複数の中継継手は、前記固定ブラケットの延設方向に間隔をあけて且つ隣接する該中継継手が互いに奥行方向にシフトするように配設され、
前記固定ブラケットの延設方向に間隔をあけて配設された前記複数の中継継手の列は、該固定ブラケットの奥行方向に間隔をあけて複数列設けられ、
前記メンテナンス孔は、前記筐体の奥行方向の両側面にそれぞれ形成され、
前記固定ブラケットは、奥行方向の手前側又は奥側の高さが低くなるように傾斜した姿勢で前記収納空間に配設されていることを特徴とするものである。
の発明では、筐体の奥行方向の両側面にメンテナンス孔が形成されているので、筐体の奥行方向の両側面から中継継手にアクセスすることができる。また、固定ブラケットは、奥行方向の手前側又は奥側の高さが低くなるように傾斜している。そのため、全ての中継継手の高さを共通化させた場合でも、奥行方向の手前側の列と奥側の列との間に段差を生じさせることができる。これにより、奥側の列の中継継手の締め付け作業を行う場合に、手前側の列の中継継手に工具が干渉することがない。また、中継継手を共通化したことによるコストダウンを図ることができる。
本発明によれば、隣接する中継継手が互いに奥行方向にシフトしているので、メンテナンス孔から見たときの隣接する中継継手間の距離を、固定ブラケットの延設方向に沿って中継継手を一列に並べて配設した場合に比べて短くすることができる。これにより、中継継手に配管を接続するための作業スペースを確保しつつ、固定ブラケットの延設方向の全長を短くして筐体の大型化を抑えることができる。
本実施形態に係る作業機械の構成を示す側面図である。 メンテナンス孔から固定ブラケット及び中継継手を見たときの側面図である。 筐体の内部における固定ブラケット及び中継継手の配置を示す平面断面図である。 筐体の内部における固定ブラケット及び中継継手の配置を示す背面断面図である。 本変形例1に係る中継継手の構成を示す背面図である。 本変形例2に係る筐体の内部における固定ブラケット及び中継継手の配置を示す背面断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。各図には、上下や前後左右の方向を矢印で示してある。特に言及しない限り、上下等の方向についてはこれら矢印で示す方向に従って説明する。
図1は、本実施形態に係る作業機械の構成を示す側面図である。図1に示すように、この作業機械10は、クローラ式の下部走行体11と、下部走行体11上に旋回可能に搭載された上部旋回体12とを備えた解体機である。
上部旋回体12の後側には、図示しないエンジン等を収容するためのエンジンルームが設けられ、エンジンカバー15で覆われている。上部旋回体12の前部右側には、解体作業等を行うためのアタッチメント13が起伏可能に支持されている。上部旋回体12の後部には、動作するアタッチメント13に対して前後のバランスを保持するために、高重量のカウンタウエイト16が設置されている。
上部旋回体12の前部左側には、運転座席、各種操作装置、及び計器類が装備されて作業者の操作スペースを区画するキャブ18が配設されている。ここで、キャブ18は、解体作業によって生じた解体ガラ等をトラックに積み込む際に、作業者がトラックの荷台を視認できるように、エレベータ装置20によって昇降可能となっている。
エレベータ装置20は、キャブ18を載置するエレベータ台座21と、キャブ18の後側に立設し且つ内部に収納空間Sを有する筐体22と、筐体22の前側に設けられてエレベータ台座21を昇降させる昇降機構(図示省略)とを備えている。
ここで、エレベータ式のキャブ18を有する作業機械10では、キャブ18内の操作レバーや走行ペダル等から配索された配管38の全長が、キャブ18の可動範囲の分だけ、固定式のキャブ18を有する作業機械に比べて長くなっている。そこで、配索作業性を考慮して、配管38を途中で分割するとともに、分割箇所に中継継手35を設けるようにしている。以下、中継継手35を介して配管38同士を繋ぐための配管中継構造について説明する。
図2及び図3にも示すように、筐体22は、上下方向に延びる筒状に形成されている。筐体22内部は、仕切板23によって上下に仕切られている。筐体22内部の四隅には、上下方向に延びる補強梁24がそれぞれ接合されている。
筐体22の左側壁には、メンテナンス孔25が開口している。メンテナンス孔25は、後述する固定ブラケット30及び中継継手35を臨むように開口しており、中継継手35に配管38を接続するための作業孔として利用される。メンテナンス孔25は、開閉蓋26によって開閉可能に閉じられている(図1参照)。
筐体22の収納空間Sには、板状の固定ブラケット30が収納されている。固定ブラケット30は、メンテナンス孔25の上下方向の略中央位置を前後方向に横切るように水平方向に延びて配設されている。固定ブラケット30の前後両端部は、筐体22の前側壁及び後側壁からそれぞれ収納空間S側に張り出した支持部27に支持されて締結ボルト28によって締結固定されている。
固定ブラケット30には、板厚方向に貫通する複数の取付孔31が形成されている。複数の取付孔31には、複数の中継継手35が板厚方向に貫通して延びるように挿通されている。中継継手35は、締結ナットや溶接等によって固定ブラケット30に固定されている。
中継継手35の上下両端部には、それぞれ配管38が接続されている。具体的に、配管38は、中継継手35の締結部36をレンチ等の工具40を用いて締め付けることで、中継継手35に接続されている。
ここで、本実施形態では、隣接する中継継手35間の距離を適切に設定することで、メンテナンス孔25から工具40を差し込んで中継継手35の締め付け作業を行う際に、隣接する中継継手35に対して工具40が干渉しないようにしつつ、固定ブラケット30の全長を短くするようにしている。以下、この点について説明する。
具体的に、メンテナンス孔25から工具40を差し込んで中継継手35の締め付け作業を行う場合に、工具40の締め付け角度等を考慮すると、隣接する中継継手35間を距離a[mm]だけ離間させておく必要がある。
ここで、中継継手35を車両前後方向に一列に並べて配設した場合には、メンテナンス孔25から見たときの隣接する中継継手35間の距離がa[mm]となり、固定ブラケット30の全長が長くなってしまう。
これに対し、本実施形態では、複数の中継継手35は、固定ブラケット30の前後方向(延設方向)に間隔をあけて且つ隣接する中継継手35が互いに左右方向(奥行方向)にシフトするように配設されている。
具体的に、固定ブラケット30の板面側から見て、車両前側から車両後側にかけて、隣接する中継継手35の位置が右斜め後方に徐々にシフトしていくように配設されている。このような複数の中継継手35の列は、固定ブラケット30の左右方向に間隔をあけて複数列設けられている(本実施形態では3列)。そして、中継継手35の配置に合わせて、固定ブラケット30は、車両前側から車両後側にかけて右斜め後方に傾斜して延びる形状に形成されている。
このような構成とすれば、隣接する中継継手35間の距離a[mm]を確保しつつ、メンテナンス孔25から見たときに隣接する中継継手35間の距離b[mm]を、b<aとすることができる。これにより、固定ブラケット30の前後方向の全長を短くして筐体22が大型化するのを抑えつつ、工具40による締結部36の締め付け作業を行うために必要な作業スペースを確保することができる。
また、図4に示すように、固定ブラケット30の板面から上下方向に突出する中継継手35の高さは、左側の列から右側の列に向かうほど高くなるように形成されている。つまり、メンテナンス孔25から遠い側の中継継手35の高さが高くなっている。これにより、右側の列の中継継手35の締め付け作業を行う場合に、左側の列の中継継手35に工具40が干渉することがなく、作業効率が向上する。
なお、中継継手35の数や配置はあくまでも一例であり、この形態に限定するものではない。
筐体22の仕切板23には、貫通孔が形成されている。貫通孔の内周縁には、筒状の保護材29が嵌め込まれている。中継継手35の上部に接続された配管38は、保護材29を挿通して配索されている。
筐体22の右側壁の下部寄りの位置には、貫通孔が形成されている。貫通孔の内周縁には、筒状の保護材29が嵌め込まれている。中継継手35の下部に接続された配管38は、保護材29を挿通して配索されている。
《変形例1》
図5は、本変形例1に係る中継継手の構成を示す背面図である。以下、前記実施形態と同じ部分については同じ符号を付し、相違点についてのみ説明する。
図5に示すように、複数の中継継手35は、固定ブラケット30の前後方向に間隔をあけて且つ隣接する中継継手35が互いに左右方向にシフトするように配設されている。このような複数の中継継手35の列は、固定ブラケット30の左右方向に間隔をあけて複数列設けられている。
そして、固定ブラケット30の板面から上下方向に突出する中継継手35の高さは、左側の列から右側の列に向かうほど高くなるように形成されている。さらに、中継継手35の外径は、左側の列から右側の列に向かうほど大きくなるように形成されている。
これにより、右側の列の中継継手35の強度を確保しつつ、右側の列の中継継手35の高さを高くすることができる。また、右側の列の中継継手35の締め付け作業を行う場合に、左側の列の中継継手35に工具40が干渉することがなく、作業効率が向上する。
《変形例2》
図6は、本変形例2に係る筐体の内部における固定ブラケット及び中継継手の配置を示す背面断面図である。図6に示すように、筐体22の左側壁及び右側壁には、メンテナンス孔25がそれぞれ開口している。つまり、本変形例2では、筐体22の左側及び右側から中継継手35にアクセスすることができるようになっている。
固定ブラケット30は、左縁側の高さが右縁側の高さよりも低くなるように傾斜した姿勢で収納空間Sに配設されている。固定ブラケット30には、高さや外径が同じ1種類の中継継手35が複数固定されている。
このように、全ての中継継手35の高さを共通化させた場合であっても、中継継手35における固定ブラケット30の上側に突出する部分については、左側の列から右側の列に向かって高さが高くなるように段差が生じている。また、中継継手35における固定ブラケット30の下側に突出する部分については、右側の列から左側の列に向かって高さが高くなるように段差が生じている。これにより、奥側の列の中継継手35の締め付け作業を行う場合に、手前側の列の中継継手35に工具40が干渉することがない。また、中継継手35を共通化したことによるコストダウンを図ることができる。
なお、固定ブラケット30を、右縁側の高さが左縁側の高さよりも低くなるように傾斜させても構わない。
以上説明したように、本発明は、中継継手に配管を接続するための作業スペースを十分に確保しつつ、中継継手が収納された筐体が大型化するのを抑えることができるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
22 筐体
25 メンテナンス孔
30 固定ブラケット
35 中継継手
38 配管
S 収納空間

Claims (4)

  1. 内部に収納空間を有し且つ側面にメンテナンス孔が形成された筐体と、該筐体の収納空間に収納された板状の固定ブラケットと、該固定ブラケットの板厚方向に貫通して延び且つ該固定ブラケットに固定された複数の中継継手とを備え、締結部によって該中継継手の両端部にそれぞれ配管を接続することで該配管同士を繋ぐための配管中継構造であって、
    前記固定ブラケットは、前記メンテナンス孔を横切るように延設されて前記収納空間に配設され、
    前記複数の中継継手は、前記固定ブラケットの延設方向に間隔をあけて且つ隣接する該中継継手が互いに奥行方向にシフトするように配設され
    前記固定ブラケットの延設方向に間隔をあけて配設された前記複数の中継継手の列は、該固定ブラケットの奥行方向に間隔をあけて複数列設けられ、
    前記固定ブラケットの板面から突出する前記中継継手の高さは、前記メンテナンス孔から見て奥側の前記締結部が手前側の締結部に重なり合わないように、奥行方向の手前側の列から奥側の列に向かうほど高くなるように形成されていることを特徴とする配管中継構造。
  2. 請求項1において、
    前記複数の中継継手は、前記固定ブラケットの延設方向の一端側から他端側にかけて、隣接する該中継継手が奥行方向の奥側に向かって徐々にシフトしていくように配設されていることを特徴とする配管中継構造。
  3. 内部に収納空間を有し且つ側面にメンテナンス孔が形成された筐体と、該筐体の収納空間に収納された板状の固定ブラケットと、該固定ブラケットの板厚方向に貫通して延び且つ該固定ブラケットに固定された複数の中継継手とを備え、該中継継手の両端部にそれぞれ配管を接続することで該配管同士を繋ぐための配管中継構造であって、
    前記固定ブラケットは、前記メンテナンス孔を横切るように延設されて前記収納空間に配設され、
    前記複数の中継継手は、前記固定ブラケットの延設方向に間隔をあけて且つ隣接する該中継継手が互いに奥行方向にシフトするように配設され、
    前記固定ブラケットの延設方向に間隔をあけて配設された前記複数の中継継手の列は、該固定ブラケットの奥行方向に間隔をあけて複数列設けられ、
    前記固定ブラケットの板面から突出する前記中継継手の高さは、奥行方向の手前側の列から奥側の列に向かうほど高くなるように形成され、
    前記中継継手の外径は、奥行方向の手前側の列から奥側の列に向かうほど大きくなるように形成されていることを特徴とする配管中継構造。
  4. 内部に収納空間を有し且つ側面にメンテナンス孔が形成された筐体と、該筐体の収納空間に収納された板状の固定ブラケットと、該固定ブラケットの板厚方向に貫通して延び且つ該固定ブラケットに固定された複数の中継継手とを備え、該中継継手の両端部にそれぞれ配管を接続することで該配管同士を繋ぐための配管中継構造であって、
    前記固定ブラケットは、前記メンテナンス孔を横切るように延設されて前記収納空間に配設され、
    前記複数の中継継手は、前記固定ブラケットの延設方向に間隔をあけて且つ隣接する該中継継手が互いに奥行方向にシフトするように配設され、
    前記固定ブラケットの延設方向に間隔をあけて配設された前記複数の中継継手の列は、該固定ブラケットの奥行方向に間隔をあけて複数列設けられ、
    前記メンテナンス孔は、前記筐体の奥行方向の両側面にそれぞれ形成され、
    前記固定ブラケットは、奥行方向の手前側又は奥側の高さが低くなるように傾斜した姿勢で前記収納空間に配設されていることを特徴とする配管中継構造。
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