JP6428711B2 - 電装品支持構造及び建設機械 - Google Patents

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Description

本発明は、電装品支持構造及びそれに関連する技術に関する。
従来、建設機械において、後方の監視に用いるカメラが上部旋回体の後端部や後端部側面に取り付けられているものが存在する。
例えば、特許文献1では、図3に示されるように、カメラ収容部(17)内に第1のブラケット(19)が設けられ、第1のブラケット(19)に対して第2のブラケット(26)が内外方向に位置調整可能に取り付けられている。また、カメラ(16)は第2のブラケット(26)に取り付けられ、第2のブラケット(26)が最も外側に位置する状態では採光部(16a)がカメラ収容部(17)から外方に突出する。図4に示されるように、カメラ(16)を最も内側に位置させた状態ではカメラ(16)及び第2のブラケット(26)はカメラ収容部(17)に収容される。なお、各状態において、第1のブラケット(19)と第2のブラケット(26)とは取付けボルト(29)に締結される。
かかる特許文献1記載の発明によれば、カメラ収容部(17)に対してカメラ(16)が突没可能となり、輸送に伴うカメラ(16)の破損を回避し得る。
特開2011−241643号
ところで、建設機械では、上部旋回体に搭載されたSCR(Selective Catalytic Reduction)システム等の構成機器を保護するためにカバーが装着されている。カバーの近傍にカメラを設置する場合、撮影時はカメラの視界性を確保すべくカメラをカバーの外側に配置し、カバー脱着時はカメラとの干渉を防止すべくカメラをカバーの内側に配置するのが好ましい。この点、上記特許文献1に記載の発明を用いれば、カメラをカバーの外側と内側との間で移動させることは可能である。
しかし、上記特許文献1では、カメラ(16)を収容位置に移動させた後、取付けボルト(29)を用いて第1のブラケット(19)と第2のブラケット(26)とを締結しなければならず、必ずしも作業性が良いとはいえない。特に、カメラがカバーの内側に配置される場合は、カメラ等の電装品を締結する作業スペースが確保し難く、作業効率が大きく低下する。
そこで、本発明は、締結部材を用いることなく、建設機械に装着されるカバーの内側において電装品を容易に支持することが可能な支持構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、建設機械の機械本体に装着されるカバーに形成された開口の近傍に取り付けられる電装品を支持するための電装品支持構造であって、前記機械本体のうち前記開口の近傍に接続される取付部材と、前記電装品を載置するための部材であって前記取付部材に接続される載置部材と、を備え、前記載置部材は、前記取付部材から前記カバーの内部へ向かう第1方向に延伸する略水平な載置面と、前記第1方向における前記載置面の延伸先端部から上側に延びる二股の第1爪部材及び第2爪部材と、を有し、前記電装品を使用する場合には、前記電装品の少なくとも一部は前記カバーの外側に突出した第1位置に配置され、前記カバーの脱着時には、前記電装品は前記カバーの内側に収納した第2位置に配置され、前記第1爪部材と前記第2爪部材との間には、前記電装品のケーブルが配索されることを特徴とする電装品支持構造を提供している。
また、前記第1爪部材と前記第2爪部材との間に配置され、上下方向に長尺な固定用部材を更に備え、前記ケーブルの少なくとも一部は、前記固定用部材に固定された状態で配索されるのが好ましい。
また、前記電装品を支持する電装品支持部材を更に備え、前記固定用部材は、前記電装品支持部材に設けられており、前記第1位置において前記電装品支持部材は前記取付部材に固定され、前記第2位置において前記電装品支持部材は前記載置面に載置されるのが好ましい。
また、前記載置面のうち前記第1方向に直交する第2方向の端部には上側に延びる延伸部材が設けられているのが好ましい。
また、前記電装品支持部材は、底面と、前記底面から上側に延びる側面と、前記側面のうち前記カバーの内部の側の端部が外側に屈曲して構成される接続面とを有し、前記載置面のうち前記第1方向に直交する第2方向の端部には上側に延びる延伸部材が設けられており、前記取付部材は第1ボルト穴が形成された取付面を含み、前記電装品支持部材の前記接続面には第2ボルト穴が形成されており、前記延伸部材の上端前記接続面の下端を載置した場合に前記第1ボルト穴と前記第2ボルト穴とが上下方向において一致するのが好ましい。
また、本発明は、建設機械であって、機械本体と、前記機械本体に装着され開口が形成されたカバーと、前記開口の近傍に取り付けられる電装品と、前記電装品を支持するための電装品支持構造と、を備え、前記電装品支持構造は、前記機械本体のうち前記開口の近傍に接続される取付部材と、前記電装品を載置するための部材であって前記取付部材に接続される載置部材と、を有し、前記載置部材は、前記取付部材から前記カバーの内部へ向かう第1方向に延伸する略水平な載置面と、前記第1方向における前記載置面の延伸先端部から上側に延びる二股の第1爪部材及び第2爪部材と、を含み、前記電装品を使用する場合には、前記電装品の少なくとも一部は前記カバーの外側に突出した第1位置に配置され、前記カバーの脱着時には、前記電装品は前記カバーの内側に収納した第2位置に配置され、前記第1爪部材と前記第2爪部材との間には、前記電装品のケーブルが配索されることを特徴とする建設機械を更に提供している。
本発明によれば、第1爪部材と第2爪部材とが設けられているため、載置面に載置された電装品がカバーの内部の側に転倒せずに済む。また、第1爪部材と第2爪部材との間に電装品のケーブルが配索されるため、載置面に対する水平方向の位置ずれも低減される。その結果、締結部材を用いることなく、建設機械に装着されるカバーの内側において電装品を容易に支持することが可能である。
本発明の実施形態による油圧ショベルを示す側面図。 図1のII矢視図。 機械本体に装着されるカバーを示す斜視図。 カバーの側面に形成された開口から突出するカメラを示す図。 カメラがカバーの外側に配置されるカメラ使用位置を示す図。 カメラがカバーの内側に配置されるカメラ収納位置を示す図。 カメラ取付ブラケット及びメインブラケットを含むカメラ支持部材を示す斜視図。 カメラ取付ブラケットを構成する第1ブラケットを示す斜視図。 カメラ取付ブラケットを構成する第2ブラケットを示す斜視図。 メインブラケットを示す斜視図。 カメラの背面から出力されるケーブルの配索状況を示す図。 カメラ使用位置におけるカメラ支持部材を説明するための斜視図。 カメラ収納位置におけるカメラ支持部材を説明するための斜視図。 実施形態に係る延伸部材(A)及び変形例に係る延伸部材(B)を比較するための図。
<1.実施形態>
本発明の実施形態による建設機械について図1乃至図13に基づき説明する。以下、本発明に係る建設機械の一例として、図1に示す油圧ショベル1を例示する。なお、各図面では、機械の前後方向及び左右方向を必要に応じて適宜定義している。
図1に示すように、油圧ショベル1は、クローラ式の下部走行体2と上部旋回体3(本発明に係る機械本体の一例)とを備えて構成される。上部旋回体3は、下部走行体2上に搭載されており、下部走行体2に対して鉛直軸まわりに旋回することが可能である。
図2に示すように、上部旋回体3の右側後方にはSCRカバー4が装着されている。SCRカバー4は、不図示のSCRシステム(後処理装置とも称する)を保護するためのカバーであり、本発明に係るカバーの一例である。
図2に示すように、SCRカバー4は、上部旋回体3の右側方の形状に沿って前方から後方に延伸し、その後に左側に曲がった上面視L字状の部材である。また、図3に示すように、SCRカバー4は、上面41と側面43とを備えて構成される。側面43には、図4に示すカメラ5を突没するための開口43Hが形成されている。図4では、カメラ5が開口43Hを介してSCRカバー4の外側に突出している。なお、カメラ5は、本発明に係る電装品の一例である。
カメラ5を使用する場合、カメラ5の視界性を確保するため、図5に示すように、カメラ5は、SCRカバー4の側面43から外側(右側)に突出した位置(以下、カメラ使用位置PT1とも称する)に配置される。なお、カメラ使用位置PT1は、本発明に係る第1位置の一例である。
カメラ使用位置PT1においてSCRカバー4を脱着しようとすると、SCRカバー4とカメラ5とが干渉する。そのため、カメラ5がカメラ使用位置PT1に配置されるタイミングは、SCRカバー4の上部旋回体3への装着が完了した後である。なお、カメラ5は、カメラ支持部材10を用いてカメラ使用位置PT1に固定される。カメラ支持部材10については後に詳述する。
図6に示すように、SCRカバー4の脱着時(装着時及び取り外し時)には、カメラ5は、SCRカバー4の側面43の内側に収納した位置(以下、カメラ収納位置PT2とも称する)に配置される。カメラ収納位置PT2にカメラ5を退避させることにより、SCRカバー4の脱着時において、SCRカバー4とカメラ5とが干渉せずに済む。なお、カメラ5は、後述のカメラ支持部材10によりカメラ収納位置PT2に載置される。
以下、図7から図13を参照しつつ、カメラ5を支持するカメラ支持部材10について詳細に説明する。カメラ支持部材10は、本発明に係る電装品支持構造の一例であり、カメラ使用位置PT1においてカメラ5を固定し、カメラ収納位置PT2においてカメラ5を載置する。
図7に示すように、カメラ支持部材10は、カメラ5を取り付けるカメラ取付ブラケット6と、カメラ取付ブラケット6を支持するメインブラケット7とを備えて構成される。
カメラ取付ブラケット6は、第1ブラケット61と第2ブラケット62とからなる。第1ブラケット61は、カメラ5を直接取り付けるためのブラケットである。第2ブラケット62は、カメラ5が取り付けられた第1ブラケット61を取り付けるためのブラケットである。
図8に示すように、第1ブラケット61は、底面611と、底面611の両端から上側に延びる側面612とを備える。側面612には、円弧状の長穴612hが2箇所に形成されている。これらの長穴612hは、カメラ5を第1ブラケット61に固定するボルトを挿脱するための穴である。長穴612hが円弧状に形成されているため、カメラ5を回動させながら所望の位置で固定することにより、カメラ5の採光部51の角度が調整される。
図9に示すように、第2ブラケット62は、底面621と、底面621の両端部から上側に延びる側面622と、側面622のうちSCRカバー4の内部の側の端部が外側に屈曲して構成される接続面623とを備える。
底面621は、第1ブラケットを第2ブラケットに取り付けた際、第1ブラケット61の底面611が載置される面である。
接続面623には、ボルト穴623hが形成されている。ボルト穴623hは、第2ブラケット62を図10に示すメインブラケット7に固定するボルトを挿脱するための穴である。
また、底面621の下側には、カメラ5の背面55から出力されるケーブル53(図11)を固定するための固定用部材625が設けられている。図7に示すように、固定用部材625は、底面621の略中央から下側に向けて延びる板状の部材であり、上下方向に長尺である。また、固定用部材625の延伸部分には、凹部625uが2箇所形成されている。
図11に示すように、カメラ5の背面55から出力されたケーブル53は、固定用部材625に対して固定用インシュロック9で共締めされる。このとき、固定用インシュロック9は、固定用部材625に形成された凹部625uに係合する。
カメラ取付ブラケット6の組立では、まず、カメラ5が第1ブラケット61に取り付けられ、その後、第1ブラケット61が第2ブラケット62に取り付けられ、図7に示す状態になる。
次に、メインブラケット7について説明する。図10に示すように、メインブラケット7は、取付面71と載置部材73とケーブルガイド部材75とを備えて構成される。
取付面71は、前後上下方向に平らで長尺な板部材で構成されている。取付面71の下部には、2つのボルト穴711hが形成されている。図11に示すように、取付面71は、2つのボルト穴711hを介してボルトで上部旋回体3の内壁に接続される。なお、取付面71が接続される上部旋回体3の内壁は、SCRカバー4の開口43Hの近傍である。
また、図10に示すように、取付面71は略中央及び右側端部が上側に突出しており、これらの突出部分にはボルト穴713hがそれぞれ形成されている。カメラ5をカメラ使用位置PT1に配置する場合、まず、第2ブラケット62のボルト穴623h(図9参照)が、取付面71のボルト穴731h(図10参照)に位置合わせされる。その上で、図12に示すように、第2ブラケット62がボルトで取付面71に固定される。これにより、図5に示すように、カメラ取付ブラケット6に取り付けられたカメラ5は、カメラ使用位置PT1、すなわち、SCRカバー4の外側に配置される。なお、取付面71は、本発明に係る取付部材の一例である。
再度図10を参照する。載置部材73は、カメラ収納位置PT2(図6)においてカメラ5を載置するための部材であり、取付面71に接続されている。載置部材73は、載置面731と二股の爪部材733と延伸部材735とを備えて構成される。
載置面731は、取付面71に対して直交する水平な面であり、取付面71からSCRカバー4の内部に向かう方向(ここでは左方向)に延伸する面である。ここでは、載置面731の一部は二股に分かれている。
また、本実施形態では、載置面731は、取付面71との接続部分に堰(段差)734が生じるように取付面71に接続されている。
二股の爪部材733は、載置面731の延伸先端部(SCRカバー4の内部の側の端部)から上側に延びる部材である。また、延伸部材735は、載置面731の前後方向の端部から上側に延びる部材である。二股の爪部材733は、本発明に係る第1爪部材及び第2爪部材の一例である。
カメラ収納位置PT2において、上述のカメラ取付ブラケット6が載置部材73に載置されると、図13に示すような状態となる。図13に示すように、カメラ取付ブラケット6は、載置面731(図10)に載置される。このとき、二股の爪部材733の先端は、カメラ5の背面55の背後近傍に配置される。
また、図13では、図示を省略しているが、二股の爪部材733の間にはカメラ5のケーブル53(図11)が配索される。
さらに、延伸部材735がカメラ取付ブラケット6を構成する第2ブラケットの外側にそれぞれ配置される。
また、図10に示すように、ケーブルガイド部材75は、カメラ5のケーブル53の余りを束ねて保持するための部材であり、載置部材73の左側下方に配置されている。詳細には、図11に示すように、ケーブルガイド部材75は、固定用部材625に固定されつつ、二股の爪部材733の間を通って下側に延びるケーブル53を纏めて保持する。
以上、本実施形態によれば、メインブラケット7を構成する載置部材73が二股の爪部材733を備えている(図10参照)。そして、図13に示すように、カメラ収納位置PT2において、二股の爪部材733の先端はカメラ5の背面55の背後近傍に配置される。そのため、振動等によってカメラ取付ブラケット6が後方に傾いた場合、カメラ5の背面55が二股の爪部材733の当接し、カメラ取付ブラケット6の転倒及び脱落が阻止される。
また、載置面731は、取付面71との接続部分に堰734(図10参照)が生じるように取付面71に接続されている。また、二股の爪部材733の間には、カメラ5の背面55から出力されるケーブル53(図11参照)が配索される。さらに、延伸部材735は、カメラ取付ブラケット6を構成する第2ブラケット62の側面に沿って上側に延びている。よって、載置部材73に載置されたカメラ取付ブラケット6が水平方向に位置ずれしない。
特に、本実施形態では、カメラ収納位置PT2において、カメラ取付ブラケット6を締結部材等で締結することなく、カメラ取付ブラケット6を載置部材73に単に載置するといった簡易な構成によってカメラ5を支持できる。
また、本実施形態では、図7に示すように、固定用部材625が第2ブラケット62の底面621に設けられている。固定用部材625は、カメラ使用位置PT1(図12)及びカメラ収納位置PT2(図13)の双方において、二股の爪部材733の間に配置される。そして、図11に示されるように、カメラ5の背面55から出力されたケーブル53が固定用インシュロック9により固定用部材625に共締めされる。これにより、ケーブル53を下側に真っ直ぐ配索できる。その結果、ケーブル53が二股の爪部材733等と干渉せずに済む。
<2.変形例>
本発明による電装品支持構造及び建設機械は上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
例えば、上記実施形態では、カメラ5を電装品の一例として例示したが、これに限定されず、LEDライト等の他の電装品について本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態では、図14(A)に示すように、カメラ取付ブラケット6をメインブラケット7に取り付けた際、延伸部材735の上端が接続面623の下端に接しない場合を例示したが、これに限定されない。例えば、図14(B)に示すように、カメラ取付ブラケット6をメインブラケット7に取り付けた際、延伸部材735の上端が接続面623の下端に接するように構成してもよい。この場合、延伸部材735の上端に接続面623の下端を載置すると、接続面623に形成されたボルト穴623hと取付面71に形成されたボルト穴713hとの上下方向の位置が一致する。すなわち、延伸部材735の上端は、接続面623の下端を載置した場合にボルト穴623hとボルト穴713hとが上下方向において一致する位置にある。なお、当該変形例において、取付面71に形成されたボルト穴713hは、本発明に係る第1ボルト穴の一例である。また、接続面623に形成されたボルト穴623hは、本発明に係る第2ボルト穴の一例である。
当該変形例によれば、接続面623に形成されたボルト穴623hと取付面71に形成されたボルト穴713hとを容易に位置合わせすることが可能である。
また、上記実施形態では、建設機械の一例として油圧ショベル1を例示したが、これに限定されず、解体機やクレーン等の他の建設機械に本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態では、カバーの一例として上部旋回体3の右側後方に装着されるSCRカバー4を例示したが、これに限定されず、その他の部分に装着されるカバーについて本発明を適用してもよい。
以上のように本発明にかかる電装品支持構造は、機械本体にカバーが装着され電装品が当該カバー近傍に設置される油圧ショベル等に適している。
1 油圧ショベル、2 下部走行体、3 上部旋回体、4 カバー、5 カメラ、
6 カメラ取付ブラケット、7 メインブラケット、9 固定用インシュロック、
10 カメラ支持部材、41 上面、43 側面、43H 開口、51 採光部、
53 ケーブル、55 背面、61 ブラケット、62 ブラケット、
71 取付面、73 載置部材、75 ケーブルガイド部材、611 底面、
612 側面、612h 長穴、621 底面、622 側面、623 接続面、
623h ボルト穴、625 固定用部材、625u 凹部、711h ボルト穴、
713h ボルト穴、731 載置面、731h ボルト穴、733 爪部材、
734 堰、735 延伸部材、PT1 カメラ使用位置、PT2 カメラ収納位置

Claims (6)

  1. 建設機械の機械本体に装着されるカバーに形成された開口の近傍に取り付けられる電装品を支持するための電装品支持構造であって、
    前記機械本体のうち前記開口の近傍に接続される取付部材と、
    前記電装品を載置するための部材であって前記取付部材に接続される載置部材と、
    を備え、
    前記載置部材は、
    前記取付部材から前記カバーの内部へ向かう第1方向に延伸する略水平な載置面と、
    前記第1方向における前記載置面の延伸先端部から上側に延びる二股の第1爪部材及び第2爪部材と、
    を有し、
    前記電装品を使用する場合には、前記電装品の少なくとも一部は前記カバーの外側に突出した第1位置に配置され、
    前記カバーの脱着時には、前記電装品は前記カバーの内側に収納した第2位置に配置され、
    前記第1爪部材と前記第2爪部材との間には、前記電装品のケーブルが配索されることを特徴とする電装品支持構造。
  2. 前記第1爪部材と前記第2爪部材との間に配置され、上下方向に長尺な固定用部材を更に備え、
    前記ケーブルの少なくとも一部は、前記固定用部材に固定された状態で配索されることを特徴とする請求項1に記載の電装品支持構造。
  3. 前記電装品を支持する電装品支持部材を更に備え、
    前記固定用部材は、前記電装品支持部材に設けられており、
    前記第1位置において前記電装品支持部材は前記取付部材に固定され、
    前記第2位置において前記電装品支持部材は前記載置面に載置されることを特徴とする請求項2に記載の電装品支持構造。
  4. 前記載置面のうち前記第1方向に直交する第2方向の端部には上側に延びる延伸部材が設けられていることを特徴とする請求項1から3のうち何れかに記載の電装品支持構造。
  5. 前記電装品支持部材は、底面と、前記底面から上側に延びる側面と、前記側面のうち前記カバーの内部の側の端部が外側に屈曲して構成される接続面とを有し、
    前記載置面のうち前記第1方向に直交する第2方向の端部には上側に延びる延伸部材が設けられており、
    前記取付部材は第1ボルト穴が形成された取付面を含み、
    前記電装品支持部材の前記接続面には第2ボルト穴が形成されており、
    前記延伸部材の上端前記接続面の下端を載置した場合に前記第1ボルト穴と前記第2ボルト穴とが上下方向において一致するこ特徴とする請求項に記載の電装品支持構造。
  6. 建設機械であって、
    機械本体と、
    前記機械本体に装着され開口が形成されたカバーと、
    前記開口の近傍に取り付けられる電装品と、
    前記電装品を支持するための電装品支持構造と、
    を備え、
    前記電装品支持構造は、
    前記機械本体のうち前記開口の近傍に接続される取付部材と、
    前記電装品を載置するための部材であって前記取付部材に接続される載置部材と、
    を有し、
    前記載置部材は、
    前記取付部材から前記カバーの内部へ向かう第1方向に延伸する略水平な載置面と、
    前記第1方向における前記載置面の延伸先端部から上側に延びる二股の第1爪部材及び第2爪部材と、
    を含み、
    前記電装品を使用する場合には、前記電装品の少なくとも一部は前記カバーの外側に突出した第1位置に配置され、
    前記カバーの脱着時には、前記電装品は前記カバーの内側に収納した第2位置に配置され、
    前記第1爪部材と前記第2爪部材との間には、前記電装品のケーブルが配索されることを特徴とする建設機械。
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