JP6565982B2 - 建設機械 - Google Patents

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Description

本発明は、本体部材と該本体部材に対して開閉する開閉カバーとを備える建設機械に関する。
建設機械の機械室に設けた開閉扉にロック装置を装着し、開閉扉を閉鎖状態でロックする構成が知られている。ロック装置は開閉扉側に設けたフック部材と、サポートに固着した取付板に固定されるラッチとを有する。ラッチが固定される取付板には、ボルトを挿通させるための長孔が形成されている。ボルトを緩い状態でナットに螺挿させておき、ラッチを出し入れすることによって、ラッチ係脱部の先端位置をフック部材の係止部に対して適正な係合関係となるように調整する(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−321651号公報
しかし、上記構成では、ロック装置を調整する際、開閉扉を開閉してラッチとフック部材との噛合わせを確認し、それに応じてラッチを出し入れする作業を繰り返すことになるため、噛合わせの調整に手間がかかる。
そこで本発明は、開閉カバーに設けられたロック装置の位置調整作業を迅速に精度良く行うことができる建設機械を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、本体部材と、前記本体部材に対して開閉する開閉カバーとを備える建設機械において、前記本体部材に対して前記開閉カバーを閉状態でロックするロック装置を備え、前記ロック装置は、前記開閉カバーに取り付けられるカバー側ロック部材と、前記本体部材に取り付けられ前記カバー側ロック部材と係合する本体側ロック部材とを備え、前記開閉カバーを閉じた状態で、前記本体部材と前記開閉カバーとの境界の一部にロック装置用開口が形成され、前記ロック装置用開口を覆う着脱式の保護カバーが前記本体部材に設けられており、前記保護カバーが装着されておらず且つ前記開閉カバーを閉じた状態で、前記カバー側ロック部材と前記本体側ロック部材との係合部位は、前記ロック装置用開口を通して外部から視認できる位置にあり、前記本体側ロック部材を前記本体部材に取り付けるための固定具が、前記ロック装置用開口を通して外部から締結できる位置に設けられている建設機械を提供している。
ここで、前記ロック装置用開口には、検出器が配置され、前記保護カバーには、前記検出器に対応する位置に検出器用開口が形成されているのが好ましい。
また、前記検出器を取り付ける検出器取付部材が、前記本体側ロック部材を構成するロック装置ベース板に固定されているのが好ましい。
更に、前記本体部材は、作業アタッチメントと重量バランスをとるために機体後部に設けられたカウンタウエイトであり、前記開閉カバーは、エンジンが配置されるエンジン室の後方に設けられ上下に開閉するエンジンボンネットであり、前記ロック装置は、前記エンジンボンネットと前記カウンタウエイトとが上下に隣接する隣接部分に設けられており、前記ロック装置用開口は、前記隣接部分における前記カウンタウエイトの上面後端部に形成された凹部によって構成されており、前記検出器は、前記本体側ロック部材の下側に設けられているのが好ましい。
或いは、前記本体部材は、作業アタッチメントと重量バランスをとるために機体後部に設けられたカウンタウエイトであり、前記開閉カバーは、エンジンが配置されるエンジン室の後方に設けられ上下に開閉するエンジンボンネットであり、前記ロック装置は、前記エンジンボンネットと前記カウンタウエイトとが上下に隣接する隣接部分に設けられており、前記隣接部分における前記カウンタウエイトの上面は平坦面として構成されており、前記ロック装置用開口は、前記エンジンボンネットの下端に形成された切り欠きによって構成されており、前記本体側ロック部材及び前記検出器は、前記平坦面上に、互いに側方に隣接するように設けられているのが好ましい。
請求項1記載の建設機械によれば、ロック装置の係合部位がロック装置用開口を通して外部から視認できる位置にあり、本体側ロック部材を本体部材に取り付けるための固定具が、ロック装置用開口を通して外部から締結できる位置にある。このため、開閉カバーを閉じた状態で、ロック装置の係合具合(噛み具合)を直視しながら調整を行うことができる。従って、ロック装置の位置調整作業を迅速に精度良くできる。また、ロック装置用開口を覆う着脱式の保護カバーが設けられているため、ロック装置の調整が終われば、保護カバーを装着して当該開口内を保護することができる。
請求項2記載の建設機械によれば、ロック装置用開口に検出器が配置され、保護カバーに検出器用開口が形成されているため、ロック装置と検出器とを別の場所に設ける場合と比べて配置スペースが低減される。ロック装置の調整と検出器の調整とを同じ箇所で続けて行うことができ、組立作業性が良い。
請求項3記載の建設機械によれば、検出器取付部材の取付相手をロック装置の部材と共有するため、部品点数及びコストの削減が可能となる。また、検出器取付部材とロック装置とを別々に設ける構成と比較して、配置スペースを最小化することができる。
請求項4記載の建設機械によれば、ロック装置の本体側ロック部材と検出器とがカウンタウエイトに形成された凹部内に保護されるので物体が衝突しても損傷の可能性が低い。また、比較的低い高さに検出器が位置するため、機体直下が検出範囲に入りやすい。
請求項5記載の建設機械によれば、エンジンボンネットの下端に切り欠きを形成することによってロック装置用開口を構成するとともに、本体側ロック部材及び検出器を、カウンタウエイトの平坦面上に互いに側方に隣接するように設けた。このため、カウンタウエイトの後面に増量ウエイト(追加ウエイト)を取り付ける場合に、カウンタウエイトに凹部を形成して検出器を配置する構成と比較して、増量ウエイトを加工する量が少なくて済む。
本発明の実施形態による建設機械を示す側面図。 実施形態による建設機械を示す上面図。 第一実施形態による建設機械の後方カメラの位置及び撮像範囲を示す後面図。 第一実施形態によるカウンタウエイトの概略形状を示す斜視図。 第一実施形態によるエンジンボンネットロック装置及び後方カメラ取付構造を示す後面図(保護カバーが未装着の状態)。 第一実施形態によるエンジンボンネットロック装置及び後方カメラ取付構造を示す縦断面図(保護カバーが未装着の状態)。 第一実施形態によるエンジンボンネットロック装置及び後方カメラ取付構造を示す上面図(保護カバーが未装着の状態)。 第一実施形態によるエンジンボンネットロック装置及び後方カメラ取付構造を示す後面図(保護カバーを装着した状態)。 第一実施形態によるエンジンボンネットロック装置及び後方カメラ取付構造を示す縦断面図(保護カバーを装着した状態)。 第一実施形態によるエンジンボンネットロック装置及び後方カメラ取付構造を示す上面図(保護カバーを装着した状態)。 第二実施形態による建設機械の後方カメラの位置及び撮像範囲を示す後面図。 第二実施形態によるカウンタウエイトの概略形状を示す斜視図。 第二実施形態によるエンジンボンネットロック装置及び後方カメラ取付構造を示す後面図(保護カバーが未装着の状態)。 第二実施形態によるエンジンボンネットロック装置及び後方カメラ取付構造を示す縦断面図(保護カバーが未装着の状態)。 第二実施形態によるエンジンボンネットロック装置及び後方カメラ取付構造を示す上面図(保護カバーが未装着の状態)。 第二実施形態によるエンジンボンネットロック装置及び後方カメラ取付構造を示す後面図(保護カバーを装着した状態)。 第二実施形態によるエンジンボンネットロック装置及び後方カメラ取付構造を示す縦断面図(保護カバーを装着した状態)。 第二実施形態によるエンジンボンネットロック装置及び後方カメラ取付構造を示す上面図(保護カバーを装着した状態)。
本発明の第一実施形態による建設機械について図1から図10に基づき説明する。以下、本発明に係る建設機械の一例として図1に示す油圧ショベル1を例示する。なお、説明の便宜上、機械の前後、左右、上下方向を図1,図2のように定義する。
図1に示すように、油圧ショベル1は、クローラ式の下部走行体2及び上部旋回体3(機体の一例)を備えて構成される。上部旋回体3は、下部走行体2上に搭載されており、下部走行体2に対して鉛直軸まわりに旋回することが可能である。上部旋回体3には、ブーム、アーム及びバケットから構成される作業アタッチメント4が設けられている。
図1,図2に示すように、上部旋回体3の後部には、エンジン室の後方を開閉するためのエンジンボンネット5(以下、単に「ボンネット5」と呼ぶ。開閉カバーの一例。)が設けられている。本実施形態のボンネット5は、水平方向に延びる上面部51と上下方向に延びる後面部52とが一体的に構成されており、回動軸部53を中心として上方に回動可能である。ボンネット5を上方に回動させた開状態(図1に一点鎖線で示す)において、メンテナンス等のためエンジン室へのアクセスが可能である。なお、エンジン(図示せず)は、図2で見ると、上面部51及び回動軸部53の付近に配置されている。
また、図6,図9に示すように、ボンネット5の後面部52は下端付近で若干前方へ折り曲げられており、下端にはシール部材54が装着されている。シール部材54の下端は、後述の保護カバー7(図9)の上面と接して、下端合わせシール面54Aを形成する。
上部旋回体3の後部には、作業アタッチメント4と重量バランスをとるためのカウンタウエイト6(本体部材の一例)が設けられている。図4に示すように、本実施形態のカウンタウエイト6には、ボンネット5が配置される切り欠き部61と、サイドカバー(図示せず)が配置される左右の開口62とが形成されている。なお、言うまでもないが、カウンタウエイトの形状はこれに限られない。
更に本実施形態では、ボンネット5の後面部52の下端(即ち、開く側の端部)とカウンタウエイト6とが上下に隣接する部分(以下、「隣接部分」とも呼ぶ)におけるカウンタウエイト6の上面後端部に凹部63を形成し、この凹部63に後述の後方カメラ9(以下、単に「カメラ9」と呼ぶ。検出器の一例。)を配置している。なお、この隣接部分は、エンジンの後側に位置している。また、凹部63は、本発明のロック装置用開口の一例である。
図5から図10を参照して、ボンネット5のロック装置8及びカメラ9の取付構造について詳細に説明する。なお、図5,図8では、ボンネット5の図示を省略しているが、便宜上、ボンネット5に取り付けられるキャッチ81及び接続部材82(後述)のみ図示している。また、図5から図7は着脱式の保護カバー7を装着していない状態を示し、図8から図10は保護カバー7を装着した状態を示す。
カウンタウエイト6は、上面64と、保護カバー取付面65Aと、ベース板取付面65Bと、底面66とを有する。
保護カバー取付面65Aは、後述の保護カバー7の上面部71の厚みの分だけ上面64から下がった高さにある。また、保護カバー取付面65Aには、保護カバー7を取り付けるためのボルト穴651が形成されている。
ベース板取付面65Bは、後述のロック装置ベース板84を取り付けるための座面であり、保護カバー取付面65Aから更に下がった高さにある。図5,図7に示すように、ベース板取付面65Bは左右に2つ形成されている。
底面66は、凹部63の底部を形成する面である。図6に示すように、底面66は、カメラ9の中心軸方向が後方に向かって下に傾斜しているのに合わせて傾斜面となっている。
また、上記隣接部分には、カウンタウエイト6に対してボンネット5を閉状態でロックするロック装置8が設けられている。ロック装置8は、ボンネット5に取り付けられるキャッチ81(カバー側ロック部材の一例)と、カウンタウエイト6に取り付けられるとともにキャッチ81と係合するストライカ83(本体側ロック部材の一部)とを備える。キャッチ81は、接続部材82を介してボンネット5の後面部52に取り付けられている。
ロック装置ベース板84(本体側ロック部材の一部)は、図7に示すように、平面視で略台形状の平板である。ロック装置ベース板84の上面には、ストライカ83が溶接等により固定されている。また、ロック装置ベース板84は、2本のボルト844(固定具の一例)でカウンタウエイト6のベース板取付面65Bに固定されている。なお、ボルト844が挿入されるロック装置ベース板84の穴は、キャッチ81とストライカ83との噛み具合を見ながら位置を調整できるように、左右方向に長い長穴で構成されている。また、ストライカ83が設けられたロック装置ベース板84と後述のカメラ9とは、一体化された一つの部品(サブアッシー)として、カウンタウエイト6に組み付けられる。
ロック装置ベース板84が凹部63に設けられることにより、凹部63は、ロック装置ベース板84の下側のカメラ配置空間631と、ロック装置ベース板84の上側の固定具締め付け空間632とに分けられる(図5)。カメラ配置空間631には、後述のカメラ9が配置される。固定具締め付け空間632には、ロック装置ベース板84のボルト844を締め付ける際に工具が挿入される。
かかる構成により、ロック装置ベース板84をカウンタウエイト6に取り付けるためのボルト844が、ボンネット5とカウンタウエイト6の上面後端部との境界(下端合わせシール面54A)よりも下方に位置している。これにより、ボンネット5を閉じた状態でボルト844を締め付けることができる固定具締め付け空間632が形成される。
次に、カメラ9の取付構造について説明する。カメラ9は、筐体91、レンズ92及びカメラ取付部材94を備える。レンズ92は筐体91の後部から露出している。筐体91内にはカメラ部品が収容されており、筐体91の前部からはハーネス(図示せず)が引き出されてエンジン室の下部を通され、制御装置(図示せず)へ接続される。なお、図3,図6,図7,図9,図10では、カメラ9の撮像範囲Rを示している。
カメラ取付部材94は、ロック装置ベース板84の下面に固定されている。カメラ取付部材94は、ベース板取付部941とカメラ取付部942とを有する。ベース板取付部941は、左右一対設けられており、ネジ943及び裏ナット944によりロック装置ベース板84の下面に固定される。
カメラ取付部942は、左右のベース板取付部941の左右方向内側端から下方に約90度屈曲させ更に後方に延ばした部分である(図6)。カメラ取付部942には、カメラ9の筐体91が4本のネジにより固定されている。かかる構成により、ロック装置8の下方にカメラ9が配置される。また、カメラ9は、カウンタウエイト6の後面67よりも前側(つまり凹部63の内側)に位置している。
なお、ロック装置ベース板84の上面に設けられるネジ943は、カメラ9の位置を調整するためのカメラ位置調整ネジである。左右のネジ943が挿入されるベース板取付部941の穴は、例えば前後方向に長い長穴として形成されている。これにより、カメラ9を前後方向に微調整しながら前後位置を決めることができる。また、左右2箇所に長穴が形成されているため、例えばカメラ9の右側を前方に動かし左側を後方に動かす等によりカメラ9の撮像方向を微調整することもできる。
次に、保護カバー7の構成について説明する。図8から図10に示すように、保護カバー7は、上面部71と後面上部72と後面下部73とを有し、これらが一体的に形成されている。
図10に示すように、上面部71は、左右2本のボルト74でカウンタウエイト6の保護カバー取付面65Aに固定される。上面部71には、十字状の開口76が形成されている。十字状の開口76のうち前後方向に長い部分には、ストライカ83が配置されている。また、十字状の開口76のうち左右方向に長い部分は、ボンネット5が閉じられた状態でキャッチ81が配置される。
図9に示すように、後面上部72は、上面部71から下方に約90度に曲げられて後方に面する部分である。後面下部73は、後面上部72から下方に延びる部分であり、図8に示すように下方ほど左右の幅が狭くなっている。後面下部73の下端であってカメラ9のレンズ92に対応する部分には、切り欠き75(検出器用開口の一例)が形成されている。
後面下部73は、後面上部72に対して平行ではなく僅かに前方へ曲げられている。これは、切り欠き75をカメラ9のレンズ92に近づけることにより、カメラ9の撮像範囲を遮らないようにするためである。
また、保護カバー7の上面部71の上面は、カウンタウエイトの上面64と、ボンネット5の下端合わせシール面54Aとに一致する。即ち、保護カバー7の上面と、カウンタウエイトの上面64と、ボンネット5の下端合わせシール面54Aとの高さ位置が同じである。
かかる構成においてロック装置8及びカメラ9を調整する場合は、まず、保護カバー7が装着されておらず且つボンネット5を閉じた状態で、ロック装置ベース板84の位置を微調整することにより、ロック装置8(キャッチ81とストライカ83)の噛み具合の調整を行う。このとき、キャッチ81とストライカ83との係合部位(噛み部位)は、ロック装置用開口(凹部63)を通して外部から視認できる位置にあり、また、ボルト844が、ロック装置用開口(凹部63)を通して外部から締結できる位置に設けられている。このため、ボンネット5を閉じた状態でロック装置8の噛み具合を視認しながら調整及びボルト締めを行うことができる。
そして、ボルト844を本締めしてロック装置ベース板84をカウンタウエイト6に固定した後、カメラ9の位置及び方向を微調整することにより映り具合を調整してから、カメラ位置調整ネジ943を本締めする。これにより、カメラ9がロック装置ベース板84に対して固定される。
その後、ボンネット5を開けた状態で、カウンタウエイト6の保護カバー取付面65Aに対して、保護カバー7をボルト74により装着する。これにより、ロック装置8及びカメラ9を保護するとともに、ボルト844やネジ943等に外部からアクセスできないようにする。
上述した実施形態の建設機械によれば、ロック装置8の係合部位がロック装置用開口(凹部63)を通して外部から視認できる位置にある。また、ロック装置ベース板84をカウンタウエイト6に取り付けるためのボルト844が、ロック装置用開口(凹部63)を通して外部から締結できる位置にある。より具体的には、ボルト844が、ボンネット5とカウンタウエイト6の上面後端部との境界(下端合わせシール面54A)よりも下方に位置し、ボルト844を締め付けるための空間(固定具締め付け空間632)が形成されている。このため、ボンネット5を閉じた状態で、ロック装置8の係合具合(噛み具合)を直視しながら調整を行うことができる。即ち、ロック装置8の噛み具合を見るためにボンネット5の開閉を繰り返す必要がない。このため、ロック装置8の位置調整作業を迅速に精度良くできる。
また、凹部63を覆う着脱式の保護カバー7が設けられているため、ロック装置8の調整が終われば、保護カバー7を装着して凹部63内を保護することができる。
また、凹部63にカメラ9が配置され、保護カバー7に切り欠き75が形成されているため、ロック装置8とカメラ9とを別の場所に設ける場合と比べて配置スペースが低減される。ロック装置8の調整とカメラ9の調整とを同じ箇所で続けて行うことができ、組立作業性が良い。
更に、本実施形態では、カメラ取付部材94の取付相手をロック装置ベース板84と共有することができる(即ち、一つの部品とすることができる)ため、部品点数及びコストの削減が可能となる。また、カメラ取付部材94とロック装置8とを別々に設ける構成と比較して、配置スペースを最小化することができる。
また、カメラ9の設置部が頑強なカウンタウエイト6に形成された凹部63内にあるので物体が衝突してもカメラ損傷の可能性が低い。また、カメラ9がカウンタウエイト6に取り付けられるため、ボンネット5が変形しても画像が歪むこともない。更には、作業振動の影響も受け難い。
また、ロック装置8の下方であって且つカウンタウエイト6の上面後端部(即ち、上下に隣接するボンネット5とカウンタウエイト6との境目付近)という比較的低い高さにカメラ9が位置するため、機体後端直下がカメラ画像に映りやすい。例えば、図1に示すように、従来のようにボンネット上部の位置P1にカメラを設置した場合、クローラ後端から距離D1の範囲が死角となる。一方、本実施形態では、位置P1よりも低い位置P2にカメラを設置しているため、死角となる距離D2が短い。更に、比較的低い高さにあるため、カメラ9の調整作業がやり易い。
また、カメラ9のハーネスをエンジン室下部に通すことにより、最短経路で構成することができる。従来のようにボンネットにカメラを設置した場合、ボンネットの開閉に伴いハーネスに可動ストレスがかかるが、本実施形態ではカウンタウエイト6にカメラ9を設置しているためそのような可動ストレスがかからない。エンジン室上部は排気等で高温となるが、本実施形態ではエンジン室の下部にカメラ9が位置するため熱害も受けにくい。
また、カウンタウエイト6の上面後端部に形成された凹部63内にカメラ9を配置しているため、物体が衝突してもカメラ損傷の可能性が更に低くなる。
本実施形態の建設機械によれば、保護カバー7の取付部(具体的にはボルト74)がボンネット5内にあるのでカメラの盗難防止となる。
また、保護カバー7の上面がカウンタウエイト6の上面64と一致するため、カウンタウエイト6からの出っ張りが最小限で済む。また、保護カバー7の上面をボンネット5の下端合わせシール面54Aに一致させているため、エンジンボンネットの下端シール面が平面となり、シール性能が低下しない。
本発明の第二実施形態による建設機械について図11から図18に基づき説明する。なお、第一実施形態と同様の構成についてはその説明を省略する。
図11から図18を参照して、ボンネット5のロック装置8及びカメラ9の取付構造について詳細に説明する。なお、図13から図15は着脱式の保護カバー107を装着していない状態を示し、図16から図18は保護カバー107を装着した状態を示す。
ボンネット5の後面部52の下端には、カメラ9を配置するとともにロック装置8の調整を行うための切り欠き55(図11,図13)が形成されている。本実施形態では、ロック装置8とカメラ9とが左右方向(横方向)に隣接した状態で配置されるため、切り欠き55も左右方向に長い形状を有する。なお、切り欠き55は、本発明のロック装置用開口の一例である。
ボンネット5の後面部52の下端にはシール部材54が装着されている。シール部材54は柔軟な素材で形成されており、切り欠き55の部分では切り欠き55に沿った形状となっている。
シール部材54の下端は、後述の保護カバー107(図16,図17)及びカウンタウエイト6の上面64と接して、下端合わせシール面54A,54B,54Cを形成する。下端合わせシール面54Aは、保護カバー107の上面部171と接する部分である。下端合わせシール面54Bは、保護カバー107の側面部174と接する部分である。下端合わせシール面54Cは、カウンタウエイト6の上面64と接する部分である。
カウンタウエイト6の上面64は、平坦面である。上面64には、後述のロック装置ベース板84を取り付けるためのボルト844が挿入されるボルト穴(図示せず)と、保護カバー107を取り付けるためのボルト穴651(図15)とが形成されている。
また、ボンネット5の後面部52とカウンタウエイト6とが上下に隣接する部分におけるカウンタウエイト6の上面後端部163(図12)には、ロック装置8が設けられている。ロック装置8は、カウンタウエイト6に対して、ボンネット5を閉状態でロックする。ロック装置8は、ボンネット5に取り付けられるキャッチ81(カバー側ロック部材の一例)と、カウンタウエイト6に取り付けられるとともにキャッチ81と係合するストライカ83(本体側ロック部材の一部)とを備える。キャッチ81は、接続部材82を介してボンネット5の後面部52に取り付けられている。
本実施形態のロック装置ベース板184(本体側ロック部材の一部)は、図15に示すように、平面視で、略長方形からカメラ9が位置する部分(左後の角部)を取り除いた形状を有する平板である。ロック装置ベース板184の上面には、ストライカ83が溶接等により固定されている。また、ロック装置ベース板184は、2本のボルト844でカウンタウエイト6の上面64に固定されている。
図13に示すように、ボルト844は、下端合わせシール面54Aよりも下方に位置している。これにより、ボンネット5を閉じた状態でボルト844を締め付けることができる固定具締め付け空間632が形成されている。
次に、カメラ9の取付構造について説明する。カメラ9は、筐体91、レンズ92及びカメラ取付部材94を備える。レンズ92は筐体91の後部から露出している。筐体91内にはカメラ部品が収容されており、筐体91の前部からはハーネス(図示せず)が引き出されてエンジン室の下部を通され、制御装置(図示せず)へ接続される。なお、図11,図14,図15,図17,図18では、カメラ9の撮像範囲Rを示している。
カメラ取付部材94は、ロック装置ベース板184の上面に固定されている。カメラ取付部材94は、ベース板取付部941とカメラ取付部942とを有する。ベース板取付部941は、左右一対設けられており、ネジ943によりロック装置ベース板184の上面に固定される。
カメラ取付部942は、左右のベース板取付部941の左右方向内側端から上方に約90度屈曲させ更に後方に延ばした部分である(図14)。カメラ取付部942には、カメラ9の筐体91が4本のネジにより固定されている。かかる構成により、ロック装置8の側方に隣接する状態でカメラ9が配置される。また、カメラ9は、カウンタウエイト6の後面67よりも前側に位置している。
次に、保護カバー107の構成について説明する。図16から図18に示すように、保護カバー107は、上面部171、後面部172、前面部173、左右の側面部174及び左右の取付部175を有し、これらが一体的に形成され、全体として下面が開いた箱型形状をなしている。
図18に示すように、上面部171には、左右方向に長い開口711が形成されている。開口711には、ボンネット5が閉じられた状態でキャッチ81が配置される。図17に示すように、上面部171は、ストライカ83及びカメラ9が後ろ下がりに傾斜しているのに合わせて、後ろ下がりに傾斜している。
図16に示すように、後面部172の下端であってカメラ9のレンズ92に対応する部分には、切り欠き721(検出器用開口の一例)が形成されている。図17に示すように、後面部172は、上下方向に対してカメラ9のレンズ92に近づくように傾斜している。これにより、切り欠き721がレンズ92に近づくため、カメラ9の撮像範囲を遮らないようにすることができる。
左右の取付部175は、側面部174の下端に設けられている。各取付部175にはボルト穴(図示せず)が形成され、ボルト176でカウンタウエイト6の上面64に固定される。
なお、図16,図17に示すように、カウンタウエイト6の上面64と保護カバー107との間には、製造上の都合により隙間722,731が設けられているが、この隙間は無くてもよいし或いはシールをしてもよい。
第二実施形態においても、第一実施形態と同様の手順で、ロック装置8及びカメラ9を調整することができる。
ところで、カウンタウエイト6の後面に増量ウエイト(追加ウエイト)を取り付ける場合に、カメラの視界を確保するために増量ウエイトを加工しなければならない(即ち、増量ウエイトの一部を除去しなければならない)ことがある。上述した第二実施形態では、カウンタウエイト6の上面64に凹部を形成せず、平坦面上に、ロック装置8(ロック装置ベース板184、ストライカ83)及びカメラ9を設けるため、カウンタウエイト上面に凹部を形成して凹部内にロック装置及びカメラを設置する例と比較して、増量ウエイトを加工する量が少なくて済む。
本発明による建設機械は上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
例えば、上述した実施形態では、本体部材の一例としてカウンタウエイト6を説明し、開閉カバーの一例としてエンジンボンネット5を説明したが、本発明は建設機械のこれら以外の部分にも適用可能である。例えば、開閉カバーは機体側部の機械室に設けられるサイドカバーでもよく、本体部材はサイドカバーが取り付けられる支柱等でもよい。
また、上述した開閉カバーの一例としてのボンネット5は上下に開閉するが、横方向に開閉する開閉カバーに本発明を適用してもよい。
上述した実施形態では、検出器の一例として後方カメラ9を説明したが、検出器の位置は後方以外であってもよく、また、カメラ以外の距離センサ等であってもよい。
第一実施形態では保護カバー7の上面は、カウンタウエイトの上面64と、エンジンボンネットの下端合わせシール面54Aとに一致していたが、保護カバーの上面とカウンタウエイトの上面とが必ずしも一致していなくてもよい。
第二実施形態では、カメラ取付部材94をロック装置ベース板184の上面に固定していたが、カメラ取付部材94をカウンタウエイト上面に直接固定してもよい。
1 油圧ショベル、 2 下部走行体、 3 上部旋回体、
4 作業アタッチメント、 5 エンジンボンネット、 6 カウンタウエイト、
7 保護カバー、 8 ロック装置、 9 後方カメラ、
51 上面部、 52 後面部、 53 回動軸部、 54 シール部材、
54A,54B,54C シール面、 61 切り欠き部、 62 開口、
63 凹部、 64 上面、 65A 保護カバー取付面、
65B ベース板取付面、 66 底面、 67 後面、
71 上面部、 72 後面上部、 73 後面下部、 74 ボルト、
75 切り欠き、 76 開口、 81 キャッチ、 82 接続部材、
83 ストライカ、 84 ロック装置ベース板、 91 筐体、
92 レンズ、 94 カメラ取付部材、 631 カメラ配置空間、
632 固定具締め付け空間、 651 ボルト穴、 844 ボルト、
941 ベース板取付部、 942 カメラ取付部、
943 カメラ位置調整ネジ、 944 裏ナット、
107 保護カバー、 184 ロック装置ベース板、
163 ボンネットの上面後端部、 171 上面部、 172 後面部、
173 前面部、 174 側面部、 175 取付部、 176 ボルト、
711 開口、 721 切り欠き、 722,731 隙間。

Claims (5)

  1. 本体部材と、前記本体部材に対して開閉する開閉カバーとを備える建設機械において、
    前記本体部材に対して前記開閉カバーを閉状態でロックするロック装置を備え、
    前記ロック装置は、前記開閉カバーに取り付けられるカバー側ロック部材と、前記本体部材に取り付けられ前記カバー側ロック部材と係合する本体側ロック部材とを備え、
    前記開閉カバーを閉じた状態で、前記本体部材と前記開閉カバーとの境界の一部にロック装置用開口が形成され、
    前記ロック装置用開口を覆う着脱式の保護カバーが前記本体部材に設けられており、
    前記保護カバーが装着されておらず且つ前記開閉カバーを閉じた状態で、
    前記カバー側ロック部材と前記本体側ロック部材との係合部位は、前記ロック装置用開口を通して外部から視認できる位置にあり、
    前記本体側ロック部材を前記本体部材に取り付けるための固定具が、前記ロック装置用開口を通して外部から締結できる位置に設けられていることを特徴とする建設機械。
  2. 前記ロック装置用開口には、検出器が配置され、
    前記保護カバーには、前記検出器に対応する位置に検出器用開口が形成されていることを特徴とする請求項1記載の建設機械。
  3. 前記検出器を取り付ける検出器取付部材が、前記本体側ロック部材を構成するロック装置ベース板に固定されていることを特徴とする請求項2記載の建設機械。
  4. 前記本体部材は、作業アタッチメントと重量バランスをとるために機体後部に設けられたカウンタウエイトであり、
    前記開閉カバーは、エンジンが配置されるエンジン室の後方に設けられ上下に開閉するエンジンボンネットであり、
    前記ロック装置は、前記エンジンボンネットと前記カウンタウエイトとが上下に隣接する隣接部分に設けられており、
    前記ロック装置用開口は、前記隣接部分における前記カウンタウエイトの上面後端部に形成された凹部によって構成されており、
    前記検出器は、前記本体側ロック部材の下側に設けられていることを特徴とする請求項2又は3記載の建設機械。
  5. 前記本体部材は、作業アタッチメントと重量バランスをとるために機体後部に設けられたカウンタウエイトであり、
    前記開閉カバーは、エンジンが配置されるエンジン室の後方に設けられ上下に開閉するエンジンボンネットであり、
    前記ロック装置は、前記エンジンボンネットと前記カウンタウエイトとが上下に隣接する隣接部分に設けられており、
    前記隣接部分における前記カウンタウエイトの上面は平坦面として構成されており、
    前記ロック装置用開口は、前記エンジンボンネットの下端に形成された切り欠きによって構成されており、
    前記本体側ロック部材及び前記検出器は、前記平坦面上に、互いに側方に隣接するように設けられていることを特徴とする請求項2又は3記載の建設機械。
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