JP2014047462A - 建設機械の電装品取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】電装品の取付構造を工夫することで、メンテナンス性を損なうことなく、電装品が盗難されるリスクを軽減できるようにする。
【解決手段】機械室カバー20のメンテナンス孔20aはボンネット40で開閉自在に塞がれる。ボンネット40の開閉動作はロック部材41によってロックされる。カウンタウエイト21の内部には、監視カメラ50の配設位置からメンテナンス孔20aの開口位置まで連通するように筒状部材25が延びている。保持部材51は、監視カメラ50を保持する保持部52と、監視カメラ50の周囲を覆うカバー部53と、保持部52に取り付けられた軸部材54と、締結ナット55とを有している。軸部材54は、筒状部材25の筒内に挿通されてメンテナンス孔20aの開口位置まで突出して延び、その先端部に締結ナット55が締結固定されることで軸方向への移動が規制される。
【選択図】図3

Description

本発明は、建設機械の電装品取付構造に関するものである。
従来より、下部走行体と、下部走行体上に搭載された上部旋回体と、上部旋回体の後部に搭載されたカウンタウエイトとを備えた建設機械が知られている(例えば、特許文献1参照)。この建設機械では、上部旋回体の後方を監視するために、カウンタウエイトの上部にカメラが取り付けられている。ここで、メンテナンス性や組み立て易さを考慮すると、締結ボルト等によってカメラをカウンタウエイトに締結固定するのが一般的な取付構造である。
特開2010−198519号公報
しかしながら、従来の建設機械のカメラ取付構造では、締結ボルト等を取り外すだけで容易にカメラを着脱することができるため、工事現場に駐機中の建設機械から転売目的でカメラが盗難されてしまうという問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、電装品の取付構造を工夫することで、メンテナンス性を損なうことなく、電装品が盗難されるリスクを軽減できるようにすることにある。
本発明は、下部走行体と、該下部走行体に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の後部に搭載されたカウンタウエイトと、該カウンタウエイトよりも車両前方に配設されたエンジンと、該カウンタウエイトの後部に配設された電装品とを備えた建設機械の電装品取付構造を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明は、前記エンジンの周囲を覆うとともに、その上面に該エンジンを視認可能なメンテナンス孔が形成された機械室カバーと、
前記メンテナンス孔を開閉自在に塞ぐボンネットと、
前記ボンネットの開閉動作をロックするためのロック部材と、
前記電装品を保持する保持部材とを備え、
前記カウンタウエイトの内部には、前記電装品の配設位置から前記メンテナンス孔の開口位置まで連通するように延びる筒状部材が設けられ、
前記保持部材は、前記電装品を保持する保持部と、該保持部に取り付けられ且つ該電装品の周囲を覆うカバー部と、該保持部に取り付けられ且つ前記筒状部材の筒内に挿通されて前記メンテナンス孔の開口位置まで突出して延びる軸部材と、該軸部材の先端部に締結固定されて該軸部材の軸方向への移動を規制する締結部材とを有することを特徴とするものである。
第1の発明では、エンジンの周囲は機械室カバーで覆われており、機械室カバーのメンテナンス孔はボンネットで開閉自在に塞がれる。ボンネットの開閉動作はロック部材によってロックされる。カウンタウエイトの内部には、電装品の配設位置からメンテナンス孔の開口位置まで連通するように筒状部材が延びている。保持部材は、電装品を保持する保持部と、電装品の周囲を覆うカバー部と、保持部に取り付けられた軸部材と、締結部材とを有している。軸部材は、筒状部材の筒内に挿通されてメンテナンス孔の開口位置まで突出して延び、その先端部に締結部材が締結固定されることで軸方向への移動が規制される。
このような構成とすれば、メンテナンス性を損なうことなく、電装品が盗難されるリスクを軽減することができる。具体的に、電装品をカウンタウエイトから取り外す際には、ボンネットのロック状態を解除してボンネットを開いた後で、メンテナンス孔から締結部材を取り外す必要があるため、工事現場に駐機中に転売目的で電装品が盗難されるリスクを軽減することができる。また、電装品をカウンタウエイトに対して着脱する場合には、軸部材を筒状部材に挿通させてその先端部に締結部材を締結させるだけでよいため、メンテナンス性が損なわれることがない。
また、カウンタウエイトの内部に筒状部材を設けているので、カウンタウエイトの製造過程における剛性を確保することができる。具体的に、カウンタウエイトは、内部が空洞の箱体にコンクリート等を充填することで製造される。ここで、カウンタウエイトの前面パネル及び後面パネルに跨って筒状部材を連結させているので、筒状部材が補強梁として機能し、コンクリート等の充填作業時にカウンタウエイトの箱体が変形してしまうのを防止することができる。
第2の発明は、第1の発明において、
前記カウンタウエイトの後部には、前記保持部材を構成する前記カバー部の少なくとも一部が収容されるように窪んだ収容部が形成され、
前記カバー部は、側面視で前記収容部と重なり合う位置において締結部材によって前記保持部に締結固定されていることを特徴とするものである。
第2の発明では、カウンタウエイトの後部に形成された収容部には、保持部材を構成するカバー部の少なくとも一部が収容される。カバー部は、締結ネジによって保持部に締結固定される。締結ネジは、側面視で収容部と重なり合う位置に配置されている。
このような構成とすれば、カウンタウエイトに電装品が取り付けられた状態でカバー部のみを取り外そうとしても、カウンタウエイトの収容部が邪魔になって締結ネジをドライバ等で緩めることができない。これにより、電装品が盗難されるリスクを軽減することができる。また、カバー部の少なくとも一部が収容部に収容されているので、カバー部及び電装品のカウンタウエイトからの突出量を減らすことができ、上部旋回体を旋回させたときにカバー部及び電装品が周囲の構造物に干渉して破損するのを抑えることができる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、
前記電装品は、前記カウンタウエイトの上部寄りの位置に配設され且つ前記上部旋回体の後方を監視するための監視カメラで構成されていることを特徴とするものである。
第3の発明では、電装品は監視カメラであり、カウンタウエイトの上部寄りの位置に配設されることで上部旋回体の後方が監視される。
このような構成とすれば、後方監視用の監視カメラに対して本発明の電装品取付構造を適用することで、監視カメラの取り外しが困難となり、転売目的で監視カメラが盗難されるリスクを軽減することができる。
本発明によれば、メンテナンス性を損なうことなく、電装品が盗難されるリスクを軽減することができる。具体的に、電装品をカウンタウエイトから取り外す際には、ボンネットのロック状態を解除してボンネットを開いた後で、メンテナンス孔から締結部材を取り外す必要があるため、工事現場に駐機中に転売目的で電装品が盗難されるリスクを軽減することができる。また、電装品をカウンタウエイトに対して着脱する場合には、軸部材を筒状部材に挿通させてその先端部に締結部材を締結させるだけよいため、メンテナンス性が損なわれることがない。
本発明の実施形態に係る建設機械の全体構成を示す側面図である。 建設機械の全体構成を示す平面図である。 保持部材の構成を示す側面断面図である。 保持部材の構成を示す平面断面図である。 保持部材を取り外した状態を示す平面断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る建設機械の全体構成を示す側面図、図2は平面図である。図1及び図2に示すように、この建設機械10は、クローラ式の下部走行体11の上に、旋回可能な上部旋回体12が搭載された油圧ショベルである。
上部旋回体12は、旋回フレーム13と、旋回フレーム13の前端側に設けられて土砂等の掘削作業を行うアタッチメント14と、キャブ15と、機械室16と、旋回フレーム13の後端側に設けられてアタッチメント14との重量バランスを取るためのカウンタウエイト21とを備えている。
なお、本実施形態では、図1において、図面左側のアタッチメント14が配置された側を車両前側、紙面手前側のキャブ15が配置された側を車両左側とし、以下の説明では前後左右等の方向は特に言及しない限り、これに従うものとする。また、図2では、下部走行体11及びアタッチメント14の記載を省略している。
アタッチメント14は、基端側が旋回フレーム13に設けられた一対の縦板13a(図2参照)に回動可能に取り付けられたブーム14aと、ブーム14aの先端側に回動可能に取り付けられたアーム14bと、アーム14bの先端側に回動可能に取り付けられたバケット14cとを備えている。
キャブ15は、その内部に運転シートや各種制御機器、操作機器等が装備された矩形箱型の運転室であり、アタッチメント14の左側に隣接して位置するように上部旋回体12の前部左側に配設されている。
機械室16は、その周囲が機械室カバー20によって覆われている。機械室16内におけるカウンタウエイト21よりも車両前方には、冷却器18やエンジン19が配設されている。
アタッチメント14の右側には、作動油を貯留する作動油タンク31が配設されている。作動油タンク31の前側には、燃料を貯留する燃料タンク32が配設されている。燃料タンク32の前側には、備品等の収納が可能なトランクルーム33が配設されている。トランクルーム33の前方下部に位置する旋回フレーム13の部分には、踏み台34が前方に突出するように設けられている。そして、作業者の昇降を補助するために、ハンドレール35が前後方向に延びるように設けられている。
機械室カバー20の上面には、エンジン19を視認可能な矩形状のメンテナンス孔20aが形成されている。メンテナンス孔20aは、ボンネット40によって開閉自在に塞がれている。ボンネット40は、周囲がメンテナンス孔20aよりも一回り大きく形成されたドーム状の部材である。ボンネット40は、ヒンジ40aを介して開閉自在に支持されている。また、ボンネット40には、その開閉動作をロックするためのロック部材41が設けられている。ボンネット40の下側周縁部には、シール部材40b(図3参照)が設けられている。
ここで、ボンネット40を開けることにより、メンテナンス孔20aが開放され、作業者は、メンテナンス孔20aを通じて、エンジン19の定期点検等の作業を行うことができる。メンテナンス孔20aの下側には、定期的に行われる点検部位が集約して配置されており、点検作業が効率的に行えるようになっている。
カウンタウエイト21の後部には、電装品としての監視カメラ50が配設されている。監視カメラ50は、カウンタウエイト21の上部寄りの位置に配設されて上部旋回体12の後方を監視している。監視カメラ50は、保持部材51によって保持されている。
図3は、保持部材の構成を示す側面断面図、図4は平面断面図である。図3及び図4に示すように、保持部材51は、監視カメラ50を保持する保持部52と、監視カメラ50の周囲を覆うカバー部53と、カウンタウエイト21の筒状部材25の筒内に挿通された軸部材54と、締結部材としての締結ナット55とを有している。
カウンタウエイト21の内部には、監視カメラ50の配設位置からメンテナンス孔20aの開口位置まで連通するように筒状部材25が延びている。つまり、カウンタウエイト21の前面パネル22と後面パネル23とに跨って筒状部材25が連結されている。
このような構成とすれば、カウンタウエイト21の製造過程における剛性を確保することができる。具体的に、カウンタウエイト21は、前面パネル22と後面パネル23とによって上方が開口した箱体に形成され、上方からコンクリート等を充填した後でその開口部を上面パネル24によって塞ぐことで製造される。ここで、カウンタウエイト21の前面パネル22及び後面パネル23に跨って筒状部材を連結させているので、筒状部材25が補強梁として機能し、コンクリート等の充填作業時にカウンタウエイト21の箱体が変形してしまうのを防止することができる。
カウンタウエイト21の後部には、保持部材51を構成するカバー部53の一部が収容されるように窪んだ収容部21aが形成されている。
保持部52は、筒状部材25の後端部に当接するカバー用ブラケット52aと、カバー用ブラケット52aに溶接されて監視カメラ50を保持するカメラ用ブラケット52bとを有する。
カバー用ブラケット52aは、平面視で車両後側が開口した断面凹状に折り曲げられた板材で形成され、その折り曲げ部分の内面側には、ウエルドナット56が溶接されている。ウエルドナット56は、側面視でカウンタウエイト21の収容部21aと重なり合う位置に設けられている。カバー用ブラケット52aには、軸部材54の後端部が溶接されている。
カメラ用ブラケット52bは、平面視で車両後側が開口した断面凹状に折り曲げられた板材で形成され、その凹部内に監視カメラ50が配設されている。監視カメラ50は、カメラ用ネジ57によってカメラ用ブラケット52bに締結固定されている。
カバー部53は、監視カメラ50の周囲を覆うとともに、車両前側が開口した形状とされている。カバー部53の開口縁には、シール部材53aが取り付けられている。シール部材53aは、保持部材51をカウンタウエイト21に取り付けたときに、カウンタウエイト21の後面パネル23に当接して、監視カメラ50が雨水等で濡れないようにシールしている。カバー部53には、監視カメラ50の視野を確保するための窓孔53bが斜め下向きに開口している。
カバー部53の一部は、カウンタウエイト21の収容部21aに収容されている。カバー部53における側面視で収容部21aと重なり合う部分は、締結ネジ58によって保持部52のカバー用ブラケット52aのウエルドナット56に締結されている。これにより、カバー部53と保持部52とが締結固定される。
ここで、締結ネジ58は、側面視でカウンタウエイト21の収容部21aに重なり合う位置に配置されているから、カウンタウエイト21の収容部21aが邪魔になって締結ネジ58をドライバ等で緩めることができない。これにより、監視カメラ50が盗難されるリスクを軽減することができる。
監視カメラ50には、電気配線50aが接続されている。電気配線50aは、軸部材54の軸方向に沿って配索されている。電気配線50aは、クリップ45によって軸部材54に取り付けられている。これにより、軸部材54を筒状部材25から引き抜いたときに、電気配線50aも一緒に引き抜くことができる。
筒状部材25の前側の端部には、下方に開口した配線孔25aが形成されている。軸部材54に沿って配索された電気配線50aは、配線孔25aを介して機械室16内に配索される。
筒状部材25の前端縁には、ワッシャ59が当接している。軸部材54の先端部は、ワッシャ59に挿通されてメンテナンス孔20aの開口位置まで突出して延びている。軸部材54の先端部には雄ネジ部54aが形成されている。軸部材54の雄ネジ部54aには、締結ナット55が締結固定されている。これにより、軸部材54の軸方向への移動が規制されている。
図5は、保持部材を取り外した状態を示す平面断面図である。図5に示すように、監視カメラ50の角度調整やメンテナンス等を行うために、カウンタウエイト21から保持部材51を取り外す必要がある。以下、保持部材51の取り外し手順について説明する。
まず、図2に示すように、ロック部材41のロックを解除してボンネット40を開き、メンテナンス孔20aを開放する。図3に示すように、メンテナンス孔20aからは、締結ナット55が見えているので、メンテナンス孔20aを介して締結ナット55を緩め、軸部材54を車両後方に移動させることによって、筒状部材25から軸部材54を引き抜く。このとき、カウンタウエイト21の収容部21aに収容されていたカバー部53が収容部21aから取り出される。
そして、図5に示すように、カバー部53の側面に締結固定されている締結ネジ58を緩めて取り外すことで、カバー部53を保持部52のカバー用ブラケット52aから取り外し、監視カメラ50を露出させる。これにより、監視カメラ50の角度調整やメンテナンス等を行うことができる。なお、保持部材51の取り付け手順については、上述した取り外し手順を逆に行えばよいため、その説明を省略する。
以上のように、本実施形態に係る建設機械10の電装品取付構造によれば、メンテナンス性を損なうことなく、監視カメラ50が盗難されるリスクを軽減することができる。具体的に、監視カメラ50をカウンタウエイト21から取り外す際には、ボンネット40のロック状態を解除してボンネット40を開いた後で、メンテナンス孔20aから締結ナット55を緩めて取り外す必要があるため、工事現場に駐機中に転売目的で監視カメラ50が盗難されるリスクを軽減することができる。また、監視カメラ50をカウンタウエイト21に対して着脱する場合には、軸部材54を筒状部材25に挿通させてその先端部に締結ナット55を締結させるだけでよいため、メンテナンス性が損なわれることがない。
また、カバー部53の一部が収容部21aに収容され、カバー部53の締結ネジ58が側面視で収容部21aに重なり合う位置に配置されているから、カウンタウエイト21に監視カメラ50が取り付けられた状態でカバー部53のみを取り外そうとしても、カウンタウエイト21の収容部21aが邪魔になって締結ネジ58をドライバ等で緩めることができない。これにより、監視カメラ50が盗難されるリスクを軽減することができる。また、カバー部53の一部が収容部21aに収容されているので、カバー部53及び監視カメラ50のカウンタウエイト21からの突出量を減らすことができ、上部旋回体12を旋回させたときにカバー部53及び監視カメラ50が周囲の構造物に干渉して破損するのを抑えることができる。
《その他の実施形態》
前記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
本実施形態では、保持部52とカバー部53とを別体の部品とし、締結ネジ58によって保持部52とカバー部53とを締結固定させた形態について説明したが、保持部52とカバー部53とを一体の部品としてもよい。このように、締結ネジ58を無くすことで、監視カメラ50が盗難されるリスクをさらに軽減することができる。
また、本実施形態では、保持部材51によって保持される電装品として、監視カメラ50を例示して説明したが、この形態に限定するものではない。例えば、転売目的の盗難が懸念されるライトやセンサ等の他の電装品に対しても適用可能である。
以上説明したように、本発明は、電装品の取付構造を工夫することで、メンテナンス性を損なうことなく、電装品が盗難されるリスクを軽減できるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
10 建設機械
11 下部走行体
12 上部旋回体
19 エンジン
20 機械室カバー
20a メンテナンス孔
21 カウンタウエイト
21a 収容部
25 筒状部材
40 ボンネット
41 ロック部材
50 監視カメラ(電装品)
51 保持部材
52 保持部
53 カバー部
54 軸部材
55 締結ナット
58 締結ネジ

Claims (3)

  1. 下部走行体と、該下部走行体に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の後部に搭載されたカウンタウエイトと、該カウンタウエイトよりも車両前方に配設されたエンジンと、該カウンタウエイトの後部に配設された電装品とを備えた建設機械の電装品取付構造であって、
    前記エンジンの周囲を覆うとともに、その上面に該エンジンを視認可能なメンテナンス孔が形成された機械室カバーと、
    前記メンテナンス孔を開閉自在に塞ぐボンネットと、
    前記ボンネットの開閉動作をロックするためのロック部材と、
    前記電装品を保持する保持部材とを備え、
    前記カウンタウエイトの内部には、前記電装品の配設位置から前記メンテナンス孔の開口位置まで連通するように延びる筒状部材が設けられ、
    前記保持部材は、前記電装品を保持する保持部と、該保持部に取り付けられ且つ該電装品の周囲を覆うカバー部と、該保持部に取り付けられ且つ前記筒状部材の筒内に挿通されて前記メンテナンス孔の開口位置まで突出して延びる軸部材と、該軸部材の先端部に締結固定されて該軸部材の軸方向への移動を規制する締結部材とを有することを特徴とする建設機械の電装品取付構造。
  2. 請求項1において、
    前記カウンタウエイトの後部には、前記保持部材を構成する前記カバー部の少なくとも一部が収容されるように窪んだ収容部が形成され、
    前記カバー部は、側面視で前記収容部と重なり合う位置において締結ネジによって前記保持部に締結固定されていることを特徴とする建設機械の電装品取付構造。
  3. 請求項1又は2において、
    前記電装品は、前記カウンタウエイトの上部寄りの位置に配設され且つ前記上部旋回体の後方を監視するための監視カメラで構成されていることを特徴とする建設機械の電装品取付構造。
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