JP5800848B2 - シリンダ格納装置、ブーム装置およびクローラクレーン - Google Patents

シリンダ格納装置、ブーム装置およびクローラクレーン Download PDF

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Description

本発明は、シリンダ格納装置、ブーム装置およびクローラクレーンに関する。
組立・分解時にクローラを自力で着脱するための自力着脱装置を備えたクローラクレーンが知られている(特許文献1参照)。特許文献1に記載の自力着脱装置では、下部ブームに設けられたシーブと、上部旋回体に備えられている巻上装置とを利用してクローラの自力着脱作業が行われる。
しかしながら、特許文献1に記載の自力着脱装置では、クローラの着脱作業の前に、下部ブームに設けられた各シーブや重量の大きいフックにロープを掛け回す作業が必要であり、段取り作業に手間がかかっていた。
そこで、予め下部ブームの腹面側に油圧シリンダを揺動可能に吊り下げておき、この油圧シリンダによりクローラを自力で着脱できるシリンダ式自力着脱装置が提案されている。シリンダ式自力着脱装置を備えたクローラクレーンでは、油圧シリンダを使用しない場合には、吊り下げられた油圧シリンダの下端に位置するロッド先端と下部ブームとをベルトスリングやロープスリングなどで繋ぎ、油圧シリンダのロッドを収縮させることで油圧シリンダを保持している。油圧シリンダを使用する場合には、ロッドを伸長させ、スリングを取り外す。
特開2006−56695号公報
シリンダ式自力着脱装置を備えたクローラクレーンでは、油圧シリンダを保持するスリングにある程度の緩みを持たせ、油圧シリンダの下端がある程度下部ブームから離隔した状態で、油圧シリンダを保持している。なお、スリングに緩みを持たせているのは、スリングに大きな張力を作用させて油圧シリンダを下部ブームの腹面に沿うように配置させると、油圧シリンダやスリング等に大きな負荷がかかり、下部ブームにおける油圧シリンダやスリングとの接続部等が損傷するおそれがあるためである。
このようにシリンダ式自力着脱装置を備えたクローラクレーンでは、下部ブームに吊り下げられた油圧シリンダの下端がある程度下部ブームから離隔して配置されているため、クレーンの作業姿勢によっては、クレーン作業時にフックやフックを吊る巻上ロープと、油圧シリンダとが干渉するおそれがあった。
請求項1に記載のシリンダ格納装置は、下部ブームの腹面側に揺動可能に吊り下げられたクローラサイドフレーム吊り上げ用の油圧シリンダを、下部ブームの腹面に沿って配置する収容姿勢と、鉛直方向に配置する使用姿勢との間で揺動させるシリンダ格納装置であって、基端が下部ブームの腹面側に取り付けられ、先端が下部ブームの腹面から離隔して配置され、油圧シリンダのロッド先端と係合して、油圧シリンダのロッドの伸縮動作に応じて、油圧シリンダのロッド先端を案内する案内部を備え、使用姿勢にある油圧シリンダのロッドが所定量収縮されると、油圧シリンダの先端が案内部によって案内されて油圧シリンダが収容姿勢となり、収容姿勢にある油圧シリンダが所定量伸長されると、油圧シリンダの先端と案内部との係合が解除されて油圧シリンダが使用姿勢となるように構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載のシリンダ格納装置は、請求項1に記載のシリンダ格納装置において、案内部は、基端が下部ブーム側で軸支され、先端が下部ブームに近接して配置される格納位置と、先端が下部ブームの腹面から離隔して配置される使用位置との間で、回動可能とされていることを特徴とする。
請求項3に記載のシリンダ格納装置は、請求項1または2に記載のシリンダ格納装置において、案内部は、ロッドを挟むように、所定間隔で一対設けられ、一対の案内部のそれぞれには、油圧シリンダのロッド先端に設けられた軸状部材が架け渡され、ロッドが収縮されると、軸状部材が一対の案内部に案内されながら油圧シリンダが下部ブームの腹面に向かって揺動するように、案内部が構成されていることを特徴とする。
請求項4に記載のブーム装置は、上部旋回体に回動可能に取り付けられた下部ブームと、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の油圧シリンダおよびシリンダ格納装置とを備えることを特徴とする。
請求項5に記載のクローラクレーンは、請求項4に記載のブーム装置と、クローラサイドフレーム吊り上げ用の油圧シリンダに圧油を供給する油圧回路を備えることを特徴とする。
本発明によれば、下部ブーム等を破損させることなく、油圧シリンダを下部ブームの腹面に沿うように配置させ、クレーン作業時にフックやフックを吊る巻上ロープと、油圧シリンダとが干渉することを防止できる。
本実施の形態に係るクローラクレーンの外観側面図。 クローラサイドフレーム着脱装置によるクローラサイドフレームの取り付け作業の一例を示す図。 油圧シリンダのロッドの先端を示す図。 ブーム装置の外観斜視図。 油圧シリンダのロッドの先端を示す図。 下部ブームに取り付けられたシリンダ格納装置(ガイド板は使用位置)を示す図。 ガイド板が使用位置にあるシリンダ格納装置を示す図。 ガイド板が格納位置にあるシリンダ格納装置を示す図。 下部ブームに取り付けられたシリンダ格納装置(ガイド板は格納位置)を示す図。 下部ブームをほぼ水平に配置した状態(ガイド板は格納位置)を示す図。 下部ブームをほぼ水平に配置した状態(ガイド板は使用位置)を示す図。 下部ブームをほぼ鉛直に配置した状態(油圧シリンダは収容姿勢)を示す図。 油圧シリンダのロッドを伸縮させる様子を示す図。 図13のブーム装置を示す斜視図。 油圧シリンダが使用姿勢とされた状態を示す図。 図15のブーム装置を示す斜視図。
以下、図面を参照して、本発明に係るクローラクレーンの一実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るクローラクレーンの外観側面図である。クローラクレーン(以下、単にクレーン100と記す)は、下部走行体101と、旋回ベアリングを介して下部走行体101上に旋回可能に設けられた上部旋回体103と、基端部が上部旋回体103に回動可能に取り付けられたブーム104とを有する。
下部走行体101は上部旋回体103に連結されるカーボディ111(図2参照)と、カーボディ111の両側部に着脱自在に取り付けられる一対のクローラとを有している。クローラは、クローラサイドフレーム112と、クローラサイドフレーム112の周囲に巻装される履帯(クローラベルト)113とを含んで構成される。
ブーム104は、下部ブーム140と上部ブーム141とを有している。下部ブーム140と上部ブーム141とは結合部142で結合され、結合部142を境に分割可能となっている。上部旋回体103には巻上ロープ105aの巻回された巻上ウインチ105と、起伏ロープ106aの巻回された起伏ウインチ106とが搭載されている。
巻上ロープ105aはブーム104の先端に設けられたシーブを介してフック110に接続され、巻上ウインチ105の駆動によってフック110が昇降する。ブーム104の先端にはペンダントロープ107の一端が接続され、ペンダントロープ107の他端は上部スプレッダ108に接続されている。
起伏ロープ106aはマスト102頂部の上部スプレッダ108と下部スプレッダ109との間に複数回掛け回され、起伏ウインチ106を駆動すると下部スプレッダ109と上部スプレッダ108との間隔が変化し、ブーム104が起伏する。
クレーン100には、各ウインチやクローラ駆動用の走行モータ、ならびに、後述するクローラサイドフレーム着脱装置を構成するクローラサイドフレーム吊り上げ用の油圧シリンダ160に圧油を供給する油圧回路を備えている。上部旋回体103には運転室が設けられ、作業者は、運転室内に配される複数の操作部材を操作することで、起伏ウインチ106や巻上ウインチ105、上部旋回体103、下部走行体101を動作させて、吊り荷の昇降などのクレーン作業を行う。なお、運転室内には、クローラサイドフレーム吊り上げ用の油圧シリンダ160を伸縮させる操作部材も設けられている。
クレーン100は、トレーラ等による輸送時の寸法制限や重量制限を満足させるために、クローラサイドフレーム112がカーボディ111に対して着脱可能となっている。本実施の形態に係るクレーン100は、自力でクローラサイドフレーム112を着脱可能とするクローラサイドフレーム着脱装置を備えている。クローラサイドフレーム着脱装置は、クローラサイドフレーム112を吊り上げるための油圧シリンダ160と、クローラサイドフレーム112の着脱作業前の段取り作業ならびにクローラサイドフレーム112の着脱作業後の油圧シリンダ160の格納作業に用いられるシリンダ格納装置170とを備えている。
図2は、クローラサイドフレーム着脱装置によるクローラサイドフレーム112の取り付け作業の一例を示す図である。図2に示すように、下部ブーム140の腹面側には、クローラサイドフレーム112を吊り上げるための油圧シリンダ160が揺動可能に吊り下げられている。油圧シリンダ160は、シリンダチューブ161と、ロッド162とを有し、シリンダチューブ161の上端が下部ブーム140の腹面側に取り付けられ、油圧シリンダ160の下端にロッド162の先端が位置している。
クローラサイドフレーム112をカーボディ111に組み付ける場合には、図2に示すように、カーボディ111に設けられたジャッキアップシリンダ114を伸長させて機体をジャッキアップするとともに、カーボディ111に対して上部旋回体103を90度旋回させた姿勢をとる。
油圧シリンダ160のロッド162を伸長させ、吊りロープ199をロッド162の先端に取り付ける。図3は、油圧シリンダ160のロッド162の先端を示す図である。図3に示すように、ロッド162の先端には、取付具163が設けられており、取付具163には貫通孔164が設けられている。作業者は、取付具163の貫通孔164とシャックル166にボルト165を通し、シャックル166を取付具163に取り付け、シャックル166に吊りロープ199を取り付ける。
図2に示すように、吊りロープ199をクローラサイドフレーム112に取り付け、油圧シリンダ160のロッド162を収縮させることでクローラサイドフレーム112を吊り上げる。ブーム104を起立させ、ロッド162を伸長させることでクローラサイドフレーム112をカーボディ111側に引き寄せ、クローラサイドフレーム112を所定の取り付け位置まで移動させる。ピンやボルトを介してクローラサイドフレーム112をカーボディ111に固定し、クローラサイドフレーム112の組み付けを終了する。反対側のクローラサイドフレーム112についても、同様の手順で組み付けを行い、ジャッキアップシリンダ114を収縮させ、履帯113を接地させて、クローラサイドフレーム112の取り付け作業を終了する。
その後、下部ブーム140に上部ブーム141を連結し、上部ブーム141の先端のシーブに巻上ロープ105aを掛け回し、巻上ロープ105aの先端にフック110を接続して、クレーン100を作業姿勢とする。図1に示すように、クレーン100が作業姿勢にあるときには、油圧シリンダ160は下部ブーム140の腹面側に沿って配置された収容姿勢とされている。これにより、クレーン作業時に、巻上ロープ105aやフック110との干渉が防止される。
本実施の形態では、油圧シリンダ160を収容姿勢(図1参照)と使用姿勢(図2参照)との間で揺動させるシリンダ格納装置170が下部ブーム140に取り付けられている。図4は、ブーム装置を下方(腹面側)から見た外観斜視図である。図4に示すように、ブーム装置は、下部ブーム140と、油圧シリンダ160と、シリンダ格納装置170とを備えている。
下部ブーム140は、複数のサポートパイプ146が4本のフレームパイプ145に格子状に溶接されたラチス構造をなしている。下部ブーム140の基端部には、上部旋回体103に軸支される連結部149が設けられ、下部ブーム140の先端部には、上部ブーム141との結合部142が設けられている。下部ブーム140の腹面側には、4つの脚部191が設けられており、下部ブーム140を地面に載置できるようになっている。下部ブーム140の基端側の脚部191は、後述のシリンダ格納装置170の取付板173に溶接されている。
下部ブーム140の先端部近傍における腹面側には、ブラケット147が固着されている。油圧シリンダ160のシリンダチューブ161の上端は、リンク148を介してブラケット147に連結されている。
図5は、油圧シリンダ160のロッド162の先端を示す図である。図5に示すように、油圧シリンダ160のロッド162の先端には、後述のシリンダ格納装置170のガイド板171に係合する円柱状のガイドピン167が設けられている。ガイドピン167は、上記した取付具163の貫通孔164に挿通され、ロッド162に直交するように配置される。
図6は下部ブーム140に取り付けられたシリンダ格納装置170(ガイド板171は使用位置)を示す図であり、図7はガイド板171が使用位置にあるシリンダ格納装置170を示す図である。図6および図7に示すように、シリンダ格納装置170は、下部ブーム140に固定される取付板173と、取付板173に固定される支持板172と、支持板172に軸支されるガイド板171とを含んで構成される。
取付板173は、矩形状の平板部と、平板部の両長辺部が屈曲されてなる屈曲部とを有している。取付板173は、下部ブーム140の腹面側の一対のフレームパイプ145のそれぞれに架け渡された状態で、Uボルトやナットなどの締結部材によりフレームパイプ145に固定されている。
支持板172は、油圧シリンダ160を両側のそれぞれに一対ずつ設けられている。油圧シリンダ160の両側のそれぞれに配置される一対の支持板172は互いに平行に配置され、一対の支持板172間にはガイド板171が挿入可能な間隙が形成されている。
図7に示すように、4枚の支持板172は、それぞれ同様の形状とされている。支持板172は、矩形平板状の部材であって、互いに平行な内側辺縁部172dおよび外側辺縁部172eと、内側辺縁部172dおよび外側辺縁部172eのそれぞれに直交する先端側辺縁部172fおよび基端側辺縁部172gとを有している。
支持板172の内側辺縁部172dは、取付板173の平板部に溶接されている。支持板172の基端側辺縁部172gと外側辺縁部172eとが交わる部分の近傍には、回動軸174が挿入される回動軸孔172cが設けられている。支持板172の内側辺縁部172dと先端側辺縁部172fとが交わる部分の近傍には、固定ピン175が挿入される第1ピン孔172aが設けられている。支持板172の外側辺縁部172eと先端側辺縁部172fとが交わる部分の近傍には、固定ピン175が挿入される第2ピン孔172bが設けられている。第1ピン孔172aと、第2ピン孔172bとは同一径とされている。
図6に示すように、一対のガイド板171は、油圧シリンダ160のロッド162を挟むように、所定間隔で設けられている。図7に示すように、一対のガイド板171は、それぞれ同様の形状とされている。ガイド板171は、長尺状の平板であって、基端側が一対の支持板172間に挿入され、基端から先端側に所定距離だけ離れた位置において回動軸174が挿通され、回動軸174を介して支持板172により支持されている。ガイド板171の基端近傍には図示しないピン孔が設けられており、このピン孔に固定ピン175が挿通されていないときには、回動軸174を回転中心としてガイド板171は回動可能である。
図8はガイド板171が格納位置にあるシリンダ格納装置170を示す図であり、図9は下部ブーム140に取り付けられたシリンダ格納装置170(ガイド板171は格納位置)を示す図である。図8および図9に示すように、第2ピン孔172bとガイド板171の基端近傍のピン孔(不図示)とのそれぞれに固定ピン175が挿通されると、回動軸174を回転中心としたガイド板171の回動が禁止される。このときのガイド板171の位置を格納位置と呼ぶ。クレーン作業を行う際に、ガイド板171は格納位置において固定される。図9に示すように、格納位置において、ガイド板171は下部ブーム140の腹面側のフレームパイプ145とほぼ平行となり、ガイド板171の先端が下部ブーム140の腹面に近接して配置されている。
図6および図7に示すように、第1ピン孔172aとガイド板171の基端近傍のピン孔(不図示)とのそれぞれに固定ピン175が挿通されると、回動軸174を回転中心としたガイド板171の回動が禁止される。このときのガイド板171の位置を使用位置と呼ぶ。クローラサイドフレーム112の着脱作業を行う際に、ガイド板171は使用位置において固定される。使用位置では、ガイド板171と下部ブーム140の腹面側のフレームパイプ145とのなす角が、30〜40度程度とされている(図2参照)。つまり、使用位置では、ガイド板171の先端が格納位置に比べて下部ブーム140の腹面から離隔して配置されている。図6に示すように、一対のガイド板171のそれぞれには、油圧シリンダ160のロッド先端のガイドピン167が架け渡される。
図7に示すように、一対のガイド板171間には、一対のロッド保持板177が設けられている。ロッド保持板177は、油圧シリンダ160のロッド162を最収縮させたときに、ガイドピン167が当接される受け部177aを有している。ロッド保持板177は、下部ブーム140が倒伏され(図10参照)、あるいは、下部ブーム140が地面に載置されるなどして下部ブーム140がほぼ水平に配置されたときに、油圧シリンダ160の荷重を受ける部材である。
図7に示すように、取付板173における下部ブーム140の先端側には、取付板173から下部ブーム140の先端側に延在するように一対の係止板176が設けられている。係止板176は、下部ブーム140の背面側が開放された凹部176aを有するフック状とされている。係止板176には、後述のロックピン195を使用しないときに挿通させておくピン保持孔176bが設けられている。
図6に示すように、油圧シリンダ160のシリンダチューブ161における下部ブーム140の腹面側と反対側となる面に、油圧シリンダ160と直交するように取付部材168が設けられている。取付部材168の長手方向の両端のそれぞれには、固定板169が1枚ずつ設けられている。固定板169は、取付部材168から下部ブーム140側に突出して設けられ、先端近傍にロックピン195が挿通される孔(不図示)が設けられている。
クレーン作業を行う際、ロックピン195は、固定板169の先端近傍に設けられた孔(不図示)と、係止板176の凹部176a(図7参照)に挿通される。これにより、クレーン作業中等に、万一、油圧シリンダ160のロッド162を伸張させる誤操作がなされたとしても、油圧シリンダ160が振り出されることが防止される。
クローラサイドフレーム112の着脱作業を行う際、ロックピン195は、係止板176の凹部176aから取り外される。これにより、油圧シリンダ160が下部ブーム140に対して揺動可能な状態となる。ロックピン195を使用しないクローラサイドフレーム着脱作業時、ロックピン195は、一対の係止板176のそれぞれに架け渡されるように、各係止板176のピン保持孔176b(図7参照)に挿通される。ロックピン195を使用しないときには、ロックピン195を係止板176に保持させておくことができるため、ロックピン195の紛失を防止することができる。凹部176aの近傍にピン保持孔176bが設けられているため、ロックピン195の付け替え作業性もよい。
図10〜図16を参照して、クレーン100の組立作業の一連の動作を説明する。なお、各図において下部ブーム140を起伏させるための構成については図示を省略し、図10〜図13、図15では機体の外形を2点鎖線で模式的に示している。上部旋回体103と上部旋回体103に連結されたカーボディ111、下部ブーム140、上部ブーム141、および、クローラサイドフレーム112は、分解された状態で作業現場まで輸送される。
(1)作業現場において、図10に示すように、上部旋回体103とカーボディ111とは、カーボディ111のジャッキアップシリンダ114により支持される。上部旋回体103は、カーボディ111に対して90度旋回させた状態としておく。
(2)図10に示すように、上部旋回体103に下部ブーム140の連結部149を取り付ける。なお、輸送時、シリンダ格納装置170のガイド板171は格納位置(図8、図9参照)において固定され、ロックピン195は係止板176の凹部176a(図8参照)と固定板169の先端近傍に設けられた孔(不図示)とに挿通されている。
以下、クローラサイドフレーム112を取り付けるための段取り作業について説明する。
(3)図10に示すように、下部ブーム140をほぼ水平に配置する。
(4)固定ピン175をガイド板171の基端側近傍の孔(不図示)と第2ピン孔172bから取り外し(図8参照)、ガイド板171を回動軸174を回転中心として所定角度だけ回動させる。固定ピン175をガイド板171の基端側近傍の孔(不図示)と第1ピン孔172aに挿通させる(図7参照)。これにより、図11に示すように、ガイド板171が使用位置において固定される。
(5)ロックピン195を係止板176の凹部176a(図7参照)と固定板169の先端近傍に設けられた孔(不図示)とから取り外し、ロックピン195を係止板176のピン保持孔176bに挿通し、固定する。
(6)図12に示すように、下部ブーム140を上限角度まで起伏させ、下部ブーム140をほぼ鉛直に配置する。
(7)油圧シリンダ160のロッド162を伸長させると、図13および図14に示すように、ロッド先端がガイド板171により、ガイド板171の先端に向かって案内される(図13において、実線で示す直線矢印参照)。油圧シリンダ160の上端は下部ブーム140に揺動可能に取り付けられているため、ロッド162が伸長するにしたがって油圧シリンダ160は自重により下部ブーム140から離れるように揺動される(図13において、実線で示す曲線矢印参照)。なお、油圧シリンダ160の回動角度は、ロッド先端のガイドピン167とガイド板171との係合によって制限される。
(8)ロッド162を所定量伸長させると、油圧シリンダ160が鉛直方向に平行に配置される。さらに、ロッド162を伸長させると、ガイド板171とガイドピン167との係合が解除され、図15および図16に示すように油圧シリンダ160は鉛直方向に配置された使用姿勢となる。油圧シリンダ160の取付具163の貫通孔164からガイドピン167を取り外し(図5参照)、取付具163にシャックル166を取り付ける(図3参照)。以上により、クローラサイドフレーム112を取り付けるための段取り作業が終了する。
(9)上記したように、吊りロープ199をシャックル166とクローラサイドフレーム112に取り付け(図2参照)、油圧シリンダ160および下部ブーム140を動作させて、クローラサイドフレーム112をカーボディ111の所定の取付位置まで移動させ、クローラサイドフレーム112をカーボディ111に取り付ける。両側のクローラサイドフレーム112を取り付けた後、ジャッキアップシリンダ114を収縮させ、履帯113を接地させて、クローラサイドフレーム112の取り付け作業を終了する。
以下、クローラサイドフレーム着脱装置の格納作業について説明する。
(10)油圧シリンダ160の取付具163の貫通孔164からボルト165を抜いてシャックル166を取り外し(図3参照)、取付具163にガイドピン167を取り付ける(図5参照)。
(11)図15および図16に示すように、下部ブーム140を上限角度まで起伏させ、下部ブーム140をほぼ鉛直に配置する。このように配置することで、ガイドピン167の真上、すなわち鉛直線上にガイド板171の先端部を位置させることができる(図15における一点鎖線参照)。
(12)油圧シリンダ160のロッド162を所定量収縮させると、ガイドピン167がガイド板171の先端部近傍に係合する。さらに、油圧シリンダ160のロッド162を収縮させると、図13および図14に示すように、ロッド先端のガイドピン167が一対のガイド板171により、ガイド板171の基端に向かって案内される(図13において、破線で示す直線矢印参照)。油圧シリンダ160の上端は下部ブーム140に揺動可能に取り付けられているため、ロッド162が収縮するにしたがって油圧シリンダ160は下部ブーム140の腹面に向かって、すなわち下部ブーム140に近づくように揺動される(図13において、破線で示す曲線矢印参照)。
(13)油圧シリンダ160のロッド162が最収縮されると、図12に示すように、ガイドピン167はロッド保持板177の受け部177a(図7参照)に至り、油圧シリンダ160が収容姿勢となる。
(14)図11に示すように、下部ブーム140を倒伏させ、下部ブーム140をほぼ水平に配置する。
(15)固定ピン175をガイド板171の基端側近傍の孔(不図示)と第1ピン孔172aから取り外し(図7参照)、ガイド板171を回動軸174を回転中心として所定角度だけ回動させる。固定ピン175をガイド板171の基端側近傍の孔(不図示)と第2ピン孔172bに挿通させる(図8参照)。これにより、図10に示すように、ガイド板171が格納位置において固定される(図9参照)。
(16)ロックピン195を係止板176のピン保持孔176b(図8参照)から取り外し、ロックピン195を係止板176の凹部176aと固定板169(図9参照)の先端近傍に設けられた孔(不図示)とに挿通する。以上により、クローラサイドフレーム着脱装置の格納作業が終了する。
(17)その後、上述したように、下部ブーム140に上部ブーム141を連結し、上部ブーム141の先端のシーブに巻上ロープ105aを掛け回し、巻上ロープ105aの先端にフック110を接続して、クレーン100を作業姿勢とする(図1参照)。
このように、本実施の形態に係るシリンダ格納装置170は、下部ブーム140の腹面側に揺動可能に吊り下げられたクローラサイドフレーム吊り上げ用の油圧シリンダ160を、下部ブーム140の腹面に沿って配置する収容姿勢(図10〜図12参照)と、鉛直方向に配置する使用姿勢(図15参照)との間で揺動させる装置である。シリンダ格納装置170は、基端が下部ブーム140の腹面側に取り付けられ、先端が下部ブーム140の腹面から離隔して配置されたガイド板171を備えている。ガイド板171は、油圧シリンダ160のロッド先端のガイドピン167と係合して、油圧シリンダ160の伸縮動作に応じて、油圧シリンダ160のロッド先端を案内する(図13参照)。
以上説明した実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)シリンダ格納装置170は、使用姿勢にある油圧シリンダ160のロッド162が所定量収縮されると、油圧シリンダ160の先端がガイド板171によって案内されて油圧シリンダ160が収容姿勢となり、収容姿勢にある油圧シリンダ160が所定量伸長されると、油圧シリンダ160の先端とガイド板171との係合が解除されて油圧シリンダ160が使用姿勢となるように構成されている。このため、クローラサイドフレーム112をカーボディ111に取り付けるための段取り作業や、クローラサイドフレーム着脱装置の格納作業を容易に行うことができ、作業性がよい。
(2)従来、油圧シリンダ160のロッド162の先端と下部ブーム140とをベルトスリングやロープスリングで繋ぎ、ロッド162を収縮させることで、油圧シリンダ160を下部ブーム140に固定させていた(以下、従来技術と記す)。従来技術では、油圧シリンダ160が下部ブーム140からある程度離れた位置に配置されるため、クレーン100の作業姿勢によっては、クレーン作業時にフック110や巻上ロープ105aに、油圧シリンダ160が干渉するおそれがあった。このため、作業者は干渉を避けるべく注意を払う必要があり、作業効率が低下するという問題があった。本実施の形態では、油圧シリンダ160は収容姿勢において、下部ブーム140の腹面側のフレームパイプ145に沿うように、油圧シリンダ160の全体が下部ブーム140に近接して配置されるため、クレーン作業時にフック110や巻上ロープ105aに、油圧シリンダ160が干渉することが防止される。このため、クレーン作業時に作業者が油圧シリンダ160とフック110等との干渉を特段に注意する必要がなくなる。つまり、本実施の形態によれば、クレーン作業時における作業者の作業負担が減り、作業効率の向上を図ることができる。
(3)従来技術では、油圧シリンダ160をスリングを用いて下部ブーム140の腹面に近接させるために大きな張力が必要となる。そのため、従来技術において、油圧シリンダ160を下部ブーム140に近接させるようにロッド162を収縮させる際に、油圧シリンダ160やスリングに過大な負荷がかかって、下部ブーム140における油圧シリンダやスリングとの接続部等が損傷してしまうおそれがある。これに対して、本実施の形態では、油圧シリンダ160は、シリンダ格納装置170によって収容姿勢が保持されるため、下部ブーム140等が損傷してしまうことが防止されている。
(4)ガイド板171は、基端が下部ブーム140側で軸支され、先端が下部ブーム140に近接して配置される格納位置(図8参照)と、先端が下部ブーム140の腹面から離隔して配置される使用位置(図7参照)との間で、回動可能とされている。このため、クレーン作業時にはガイド板171を格納位置とすることで、ガイド板171にフック110や巻上ロープ105aが干渉することが防止されている。
(5)従来技術では、油圧シリンダ160のロッド先端に取り付けられたスリングを下部ブーム140に取り付ける作業あるいは取り外す作業が、高所での作業となる。これに対して、本実施の形態では、ガイド板171の格納位置と使用位置との切り換え作業は地上において行うことができ、油圧シリンダ160の収容姿勢と使用姿勢との切り換え作業は、運転席で行うことができるため、高所作業の必要がない。
(6)従来技術において、下部ブーム140の基端部近傍にリービングウインチを搭載したクレーンでは、巻上ロープ105aをリービングウインチにより、ブーム104の先端に設けられるシーブやフックシーブに掛け回すリービング作業の際、油圧シリンダ160とリービングウインチに巻回されたリービングロープとの干渉に注意を払う必要があった。これに対して、本実施の形態では、油圧シリンダ160が下部ブーム140に近接して配置されるため、リービングロープと油圧シリンダ160との干渉のおそれがなく、リービング作業性が向上している。
次のような変形も本発明の範囲内であり、変形例の一つ、もしくは複数を上述の実施形態と組み合わせることも可能である。
(1)使用位置において、ガイド板171と下部ブーム140の腹面とのなす角を30〜40度程度となるようにしたが、本発明はこれに限定されない。下部ブーム140を所定角度だけ起立させた状態で油圧シリンダ160のロッド162を収縮させたときに、油圧シリンダ160のロッド162の先端に設けられるガイドピン167がガイド板171と係合するように配置されていればよい。
(2)上記した実施の形態では、円柱状のガイドピン167を一対のガイド板171のそれぞれに架け渡すようにしたが、本発明はこれに限定されない。たとえば、1本のガイド板に、ロッド先端に設けたガイドピンを係合させるようにしてもよい。ガイドピン167の形状は、円柱状とする場合に限定されない。また、ガイドピン167に代えて、ロッド先端に突起部を設け、突起部をガイド板に係合させるようにしてもよい。案内部としてのガイド板171の形状も長尺状とする場合に限定されない。ロッド先端に係合する案内部は、軸状部材としてもよい。
本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
100 クレーン、101 下部走行体、102 マスト、103 上部旋回体、104 ブーム、105 巻上ウインチ、105a 巻上ロープ、106 起伏ウインチ、106a 起伏ロープ、107 ペンダントロープ、108 上部スプレッダ、109 下部スプレッダ、110 フック、111 カーボディ、112 クローラサイドフレーム、113 履帯、114 ジャッキアップシリンダ、140 下部ブーム、141 上部ブーム、142 結合部、145 フレームパイプ、146 サポートパイプ、147 ブラケット、148 リンク、149 連結部、160 油圧シリンダ、161 シリンダチューブ、162 ロッド、163 取付具、164 貫通孔、165 ボルト、166 シャックル、167 ガイドピン、168 取付部材、169 固定板、170 シリンダ格納装置、171 ガイド板、172 支持板、172a 第1ピン孔、172b 第2ピン孔、172c 回動軸孔、172d 内側辺縁部、172e 外側辺縁部、172f 先端側辺縁部、172g 基端側辺縁部、173 取付板、174 回動軸、175 固定ピン、176 係止板、176a 凹部、176b ピン保持孔、177 ロッド保持板、177a 受け部、191 脚部、195 ロックピン、199 吊りロープ

Claims (5)

  1. 下部ブームの腹面側に揺動可能に吊り下げられたクローラサイドフレーム吊り上げ用の油圧シリンダを、前記下部ブームの腹面に沿って配置する収容姿勢と、鉛直方向に配置する使用姿勢との間で揺動させるシリンダ格納装置であって、
    基端が前記下部ブームの腹面側に取り付けられ、先端が前記下部ブームの腹面から離隔して配置され、前記油圧シリンダのロッド先端と係合して、前記油圧シリンダのロッドの伸縮動作に応じて、前記油圧シリンダのロッド先端を案内する案内部を備え、
    前記使用姿勢にある前記油圧シリンダのロッドが所定量収縮されると、前記油圧シリンダの先端が前記案内部によって案内されて前記油圧シリンダが収容姿勢となり、前記収容姿勢にある前記油圧シリンダが所定量伸長されると、前記油圧シリンダの先端と前記案内部との係合が解除されて前記油圧シリンダが使用姿勢となるように構成されていることを特徴とするシリンダ格納装置。
  2. 請求項1に記載のシリンダ格納装置において、
    前記案内部は、基端が前記下部ブーム側で軸支され、先端が前記下部ブームに近接して配置される格納位置と、先端が前記下部ブームの腹面から離隔して配置される使用位置との間で、回動可能とされていることを特徴とするシリンダ格納装置。
  3. 請求項1または2に記載のシリンダ格納装置において、
    前記案内部は、前記ロッドを挟むように、所定間隔で一対設けられ、
    前記一対の案内部のそれぞれには、前記油圧シリンダのロッド先端に設けられた軸状部材が架け渡され、
    前記ロッドが収縮されると、前記軸状部材が前記一対の案内部に案内されながら前記油圧シリンダが前記下部ブームの腹面に向かって揺動するように、前記案内部が構成されていることを特徴とするシリンダ格納装置。
  4. 上部旋回体に回動可能に取り付けられた下部ブームと、
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の油圧シリンダおよびシリンダ格納装置とを備えることを特徴とするブーム装置。
  5. 請求項4に記載のブーム装置と、
    前記クローラサイドフレーム吊り上げ用の油圧シリンダに圧油を供給する油圧回路を備えることを特徴とするクローラクレーン。
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