JP4422845B2 - カウンタウエイト取付け方法及び枠体支持手段 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はカウンタウエイト取付け方法及び枠体支持手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
クローラクレーン等の建設機械では、吊り荷とのバランスを取るため、ブームが起伏自在に取付けられた旋回台の後部にカウンタウエイトを搭載する必要がある。しかし、建設機械をトラック等により作業現場まで搬送する場合には、カウンタウエイトを搭載したままでは重量が過大になるため、カウンタウエイトは建設機械自体から降ろした状態で作業現場へ搬送し、作業現場でカウンタウエイトを建設機械の旋回台に搭載することが行なわれている。
【0003】
カウンタウエイトを作業現場で建設機械の旋回体に取付ける従来の方法の一例は、図17〜図23に示されており、図中、1は無端状のクローラ2を備えた自走可能な走行体、3は走行体1上に旋回可能に設置されると共に後部にカウンタウエイト支持枠4が取付けられた旋回体、5は旋回体3の前部に起伏可能に枢支した基端側ブーム、6は下端を旋回体3上に枢支されると共に上端を基端側ブーム5の先端上部に枢支されてテレスコープ式に伸縮し得られ、しかも伸縮しないようにする場合には固定ピン6aを介して固定し得るようにしたブームリミットストッパ部材、7はAフレームである。
【0004】
Aフレーム7は、下端を旋回体3の後部に枢支されてテレスコープ式に伸縮し得られ、しかも伸縮しないようにする場合には固定ピン7a’を介して固定し得るようにしたテンションメンバ7aと、下端を旋回体3のブームリミットストッパ部材6近傍に枢支されて上端をテンションメンバ7aの上端に枢支されたコンプレッションメンバ7bとを備えて側面形状が三角形状に形成されている。
【0005】
8はAフレーム7の頂部に枢支されると共にシーブを備えたシーブブロック、9はカウンタウエイト支持枠4にカウンタウエイト10を搭載する際に基端側ブーム5を起伏し得るよう、基端側ブーム5の先端上部に枢支された、シーブを備えたシーブブロック、11は端部を旋回体3に設置されたブーム起伏ドラム12に固定されると共にシーブブロック8のガイドシーブに巻掛けられ、シーブブロック9のシーブとシーブブロック8のシーブに巻掛けられたワイヤロープである。
【0006】
又、13は一端部を旋回体3に設置された巻上げドラム14に固定されると共に基端側ブーム5の先端に設置したシーブ15,16に巻掛けられ、シーブ16から垂下した下端にカウンタウエイト10を吊下げるためのフック17が接続されたワイヤロープ、18は図において巻上げドラム14の向う側に位置するよう旋回体3に載置されると共にカウンタウエイト10を吊り得るようにしたカウンタウエイト吊込み用ウインチ、19はカウンタウエイト吊込み用ウインチ18により巻取り、繰出し得るようにしたワイヤロープ、20はワイヤロープ19に取付けたシーブブロック、21はカウンタウエイト10引込み用のケーブル(図21参照)、22はカウンタウエイト10を運搬して来たトラックである。
【0007】
クローラクレーンを作業現場へ搬送する際には、カウンタウエイト10はカウンタウエイト支持枠4から降ろされている。又、クローラクレーンの基端側ブーム5及びブームリミットストッパ部材6並びにAフレーム7のコンプレッションメンバ7bは下方へ回動されて略水平状態に倒伏され、Aフレーム7のテンションメンバ7aは最も短い状態に縮小されており、斯かる状態でクローラクレーンはトレーラに積載されて作業現場へ搬送され、トレーラから降ろされる。更に、カウンタウエイト10もトラック22により作業現場へ搬送される。
【0008】
トレーラから降ろされたクローラクレーンでは、先ず、基端側ブーム5が上方へ回動させられて所定の角度まで起こされると共に、基端側ブーム5と一緒に起立したブームリミットストッパ部材6が伸縮しないよう固定ピン6aにより固定され、倒伏している状態のAフレーム7における固定ピン7a’が抜取られ、各シーブブロック8,9,20やフック17の台付けロープ等が取外される。
【0009】
次に、ブーム起伏ドラム12によりワイヤロープ11を巻取ることによりAフレーム7が上方へ回動して所定の状態に起立させられ、次いでテンションメンバ7aが伸縮しないよう、固定ピン7a’により固定され、基端側ブーム5が起伏し得るよう、ブームリミットストッパ部材6から固定ピン6aが抜取られ、カウンタウエイト10をトラック22から降ろすための準備が完了する(図17参照)。このように準備が完了した時点では、基端側ブーム5及びフック17はトラック22に向いている。
【0010】
カウンタウエイト10をトラック22から降ろす準備が完了したら、図17に示すように角度θが約70度で起立していた基端側ブーム5を若干倒すと共に、巻上げドラム14から繰出されたワイヤロープ13に取付けられているフック17を下降させてトラック22に搭載されているカウンタウエイト10のうち最初の物を吊下げる(図18仮想線参照)。その後、旋回体3は約180度旋回させられ、しかる後、カウンタウエイト10は基端側ブーム5の倒伏及びフック17の下降により地上に降ろされ載置される(図18参照)。
【0011】
最初のカウンタウエイト10が降ろされると、旋回体3は反対方向へ旋回して、基端側ブーム5及びフック17はトラック22に向くため、前述と同様な手順で次のカウンタウエイト10がトラック22から地上に降ろされる。このようにして順次、全てのカウンタウエイト10はトラック22から降ろされて地上に載置される。
【0012】
全てのカウンタウエイト10が地上に載置されたら、地上に置かれたカウンタウエイト10に対し反対側へ向いた基端側ブーム5は、所定の角度θに起立されると共に、ブームリミットストッパ部材6に固定ピン6aが挿入されて基端側ブーム5が起倒しないような状態にされ、又、固定ピン7a’が抜かれてAフレーム7におけるテンションメンバ7aの固定が解除されAフレーム7は起倒可能な状態になる(図19参照)。而して、これでカウンタウエイト支持枠4にカウンタウエイト10を取付ける準備が完了する。
【0013】
カウンタウエイト支持枠4にカウンタウエイト10を取付ける準備が完了したら、ブーム起伏ドラム12からワイヤロープ11を繰り出すことによりAフレーム7は所定の角度まで倒され、カウンタウエイト吊込み用ウインチ18によりシーブブロック20が下降させられて最もクローラクレーン側に位置するカウンタウエイト10(以下、内側カウンタウエイト10’という。)の上部にシーブブロック20が取付けられ、カウンタウエイト吊込み用ウインチ18によりシーブブロック20が所定の高さまで吊上げられ、内側カウンタウエイト10’の吊込みが開始される(図20参照)。
【0014】
次に、Aフレーム7が起立させられると共にシーブブロック20の巻下げ操作により、内側カウンタウエイト10’がカウンタウエイト支持枠4の上部所定位置まで下降させられる。又、Aフレーム7のコンプレッションメンバ7bと内側カウンタウエイト10’の上部にケーブル21を接続する(図21参照)。
【0015】
而して、ケーブル21が内側カウンタウエイト10’に接続されたら、シーブブロック20を更に巻下げることにより、内側カウンタウエイト10’はケーブル21に作用する張力により旋回体3側に引込まれつつ巻下げられる。
【0016】
而して、内側カウンタウエイト10’の取付け座が旋回体3の後部に接触したら巻下げを停止し、Aフレーム7を倒して内側カウンタウエイト10’をボルトによりカウンタウエイト支持枠4に固定し、ケーブル21を取外す。
【0017】
内側カウンタウエイト10’がカウンタウエイト支持枠4に取付けられたら、次に駆動装置によりクローラクレーンを地上に置かれている他のカウンタウエイト10側へ移動させ、Aフレーム7の起伏及びシーブブロック20の巻上げ下げにより、順次残りのカウンタウエイト10をカウンタウエイト支持枠4上に取付ける(図22、23参照)。
【0018】
カウンタウエイトを作業現場で建設機械の旋回体に取付ける従来の方法の他の例は、図24、25に示されている。図中、23はAフレーム起倒用流体圧シリンダ、24はAフレーム7におけるコンプレッションメンバ7bの長手方向中途部に取付けられたカウンタウエイト吊下げ用リンクであり、又、図17〜図23に示すものと同一のものには同一の符号が付してある。
【0019】
Aフレーム7は図24に示すように、Aフレーム起倒用流体圧シリンダ23により最も低い状態に倒され、上下方向に積まれて地上に載置されている複数のカウンタウエイト10は、カウンタウエイト吊下げ用リンク24に吊下げられる。次いで、Aフレーム起倒用流体圧シリンダ23が作動してAフレーム7が起立させられることにより、複数のカウンタウエイト10は上昇し、旋回体3後部のカウンタウエイト支持枠に搭載されてボルトにより固定される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
カウンタウエイトを作業現場で建設機械の旋回体に搭載する上記従来の方法のうち、図17〜図23に示す方法の場合には、カウンタウエイト10を1個ずつシーブブロック20を介してワイヤロープ19に吊下げ、作業を行うため、作業を慎重に行う必要があるうえ時間が掛かり能率が悪い。
【0021】
又、図23、24に示す方法の場合は、複数のカウンタウエイト10を同時に取付けることはできるが、カウンタウエイト10の重量はコンプレッションメンバ7bの長手方向中間部に掛かるため、コンプレッションメンバ7bの剛性を高くしなければならない。このため、クローラクレーンの大型化、重量アップ、延いては、走行動力や旋回動力のアップ等を招来し、価格や運転維持費が高くなり経済的に不利である。
【0022】
本発明は、上述の実情に鑑み、クローラクレーン本体に対するカウンタウエイトの取付けを容易且つ迅速に能率良く行うことができると共に、クローラクレーンの大型化や重量アップが生じないようにした、カウンタウエイト取付け方法及び枠体支持手段を提供することを目的としてなしたものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1におけるカウンタウエイト取付け方法は、支持枠体に上下方向へ回動し得るようにした枠体を設けると共に、前記支持枠体に該支持枠体に対し平面方向へ進退動し得るようにしたカウンタウエイト支持枠を設けた建設機械の前記カウンタウエイト支持枠にカウンタウエイトを取付ける際に、下方へ回動して所定の角度に傾斜させた前記枠体を、該枠体に枢支した支持部材を介して、前記支持枠体に固設した支持部材受け手段に支持させ、次いで、前記建設機械外の所定位置に置かれているカウンタウエイトに下端を接続した伸縮可能な吊上げ手段の上端を前記枠体に接続し、続いて、前記吊上げ手段を縮小させることによりカウンタウエイトを吊上げ、しかる後カウンタウエイト支持枠を前記支持枠体の一方へ張出させて前記吊上げ手段を伸長させることによりにカウンタウエイトを下降させ、該カウンタウエイトをカウンタウエイト支持枠に搭載するものである。
【0024】
本発明の請求項2におけるカウンタウエイト取付け方法においては、カウンタウエイトは複数段に積重ねられており、吊上げ手段の下端は下段カウンタウエイトに接続されている。
【0025】
本発明の請求項3におけるカウンタウエイト取付け方法においては、カウンタウエイト支持枠に搭載されたカウンタウエイトは固定手段により固定される。
【0026】
本発明の請求項4における枠体支持手段は、支持枠体に上下方向へ回動し得るようにした枠体を設けると共に、前記支持枠体に該支持枠体に対し平面方向へ進退動し得るようにしたカウンタウエイト支持枠を設け、下端をカウンタウエイトに接続され且つ上端を前記枠体に接続し得るようにした伸縮可能な吊上げ手段を設けた建設機械において、上端を前記枠体に接続した吊上げ手段を縮小してカウンタウエイトを吊上げ、前記カウンタウエイト支持枠に搭載させる際に、前記枠体に枢支した支持部材を支持し得るようにした支持部材受け手段を前記支持枠体に取付けたものである。
【0027】
本発明の請求項5における枠体支持手段は、枠体と支持部材とを、支持部材が枠体に対し所定の角度を保持し得るよう、支持部材角度規制手段により接続したものである。
【0028】
本発明では、カウンタウエイトを多段に組付けて一度に吊上げることができるため、クローラクレーン本体に対するカウンタウエイトの取付けを容易且つ迅速に能率良く行うことができ、又、カウンタウエイトを吊上げる際に使用する枠体は、支持部材を介して前記支持枠体に固設した支持部材受け手段に支持されているため、枠体の剛性を高める必要がなく、従って、クローラクレーンの大型化や重量アップが生じることがなく、走行動力や旋回動力が増大しないため、価格や運転維持費を節減できて経済的に有利である。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
【0030】
図1〜図16は本発明を実施する形態の一例であって、クローラクレーン自体の基本的な構造は図17〜図23に示すものと略同一構造であり、図中、図17〜図23に示すものと同一の符号を付した部分は同一のものを示す。
【0031】
而して、本図示例においては、Aフレーム7におけるコンプレッションメンバ7bの長手方向上方側にブラケット25が固設されており、ブラケット25には、上下に回動し得ると共に格納ピン34によりコンプレッションメンバ7bに沿い平行に固定し得るようにした補助コンプレッションメンバ26が設けられている。
【0032】
旋回体3の後部側には、Aフレーム7が倒伏した際に補助コンプレッションメンバ26の下端を支持し得るようにした、上端が凹形状に形成された補助コンプレッションメンバ支持部材27が取付けられている(図10、14等参照)。又、旋回体3の後部下面には、流体圧シリンダ28により旋回体3の前後方向へ進退動し得るようにしたカウンタウエイト支持枠4’が配設されている(図10、16等参照)。
【0033】
本図示例においては、カウンタウエイト10は下段カウンタウエイト10aと上段カウンタウエイト10bから構成されて2段に重ね得るようになっていると共に、下段カウンタウエイト10aと上段カウンタウエイト10bには、図15に示すごとく、積み重ねた際に互いに連通するようにした上下に貫通する流体圧シリンダ取付け孔29,30が左右2箇所に位置するよう穿設されている。又、流体圧シリンダ取付け孔29,30には、カウンタウエイト10を吊上げるための流体圧シリンダ31を挿入し得るようになっている。
【0034】
而して、流体圧シリンダ31は、下端に配置した水平ピン32により下段カウンタウエイト10aにおける流体圧シリンダ取付け孔29の内周壁面に支持されるようになっており(図15等参照)、流体圧シリンダ31のピストンロッド31a上端は水平ピン33により、コンプレッションメンバ7bに取付けたブラケット25に接続し得るようになっている。而して、水平ピン33のブラケット25に対する取付け部は、補助コンプレッションメンバ26のブラケット25に対する枢着位置よりも上方に位置している。
【0035】
図中、8aはAフレーム7の頂部に設けられたガイドシーブ、35は旋回体3の後部上端面に固設されたボルト螺合ブラケット、36はカウンタウエイト支持枠4’に搭載されたカウンタウエイト10のうち下段カウンタウエイト10aに穿設されたボルト挿通孔37に挿通されると共に、ボルト螺合ブラケット35に螺合されてカウンタウエイト10をカウンタウエイト支持枠4’に対し動かないよう、旋回体3の後部に固定し得るようにした取付けボルトである。
【0036】
又、38は補助コンプレッションメンバ26を補助コンプレッションメンバ支持部材27にセットする際に、補助コンプレッションメンバ26をコンプレッションメンバ7bに対して所定の角度に保持し補助コンプレッションメンバ26の角度を規制するようにした位置決めチェーンであり、その上端はコンプレッションメンバ7bに接続され下端は補助コンプレッションメンバ26に接続されている。更に、39はブラケット25のピストンロッド31a接続用の孔に水平ピンを介して接続し得ると共に、流体圧シリンダ31のピストンロッド31aの上端に接続し得るようにしたペンダント、40はカウンタウエイト用油圧配管或いはホース、41は遠隔操作ボックスである。
【0037】
なお、本実施の形態例では、ブームリミット部材6はテレスコピック状に伸縮し得るようになっているが、従来のように固定ピン6aにより固定するようにはなっていない。
【0038】
次に、上記図示例の作動を説明する。
【0039】
クローラクレーンを作業現場へ搬送する際には、カウンタウエイト10はカウンタウエイト支持枠4’から降ろされると共に、カウンタウエイト支持枠4’は流体圧シリンダ28により旋回体3の下部に格納されている。
【0040】
又、基端側ブーム5及びブームリミットストッパ部材6並びにAフレーム7のコンプレッションメンバ7bは、従来の場合と同様、略水平状態に倒伏され、Aフレーム7のテンションメンバ7aは最も短い状態に縮小されており、クローラクレーンは斯かる状態でトレーラにより作業現場へ搬送され、トレーラから降ろされる。更に、カウンタウエイト10の下段カウンタウエイト10a及び上段カウンタウエイト10bもトラック22により作業現場へ搬送される。
【0041】
トレーラから降ろされたクローラクレーンでは、先ず、図示してない流体圧シリンダによりAフレーム7が上方へ回動することにより起こされ、次いで、テンションメンバ7aが伸縮しないよう、固定ピン7a’により固定される。
【0042】
次いでブーム起伏ドラム12によりワイヤロープ11が巻取られる。このため基端側ブーム5は上方へ回動させられて所定の角度まで起こされると共に、Aフレーム7における固定ピン7a’が抜取られ、各シーブブロック8,9やフック17の台付けロープ等が取外され、カウンタウエイト10をトラック22から降ろす準備が完了する。
【0043】
而して、カウンタウエイト10をトラック22から降ろす準備が終了した段階においては、クローラクレーンの姿は従来と同様、図17に示すようになり、基端側ブーム5及びフック17はトラック22側に向いている。
【0044】
カウンタウエイト10をトラック22から降ろす準備が完了したら、基端側ブーム5が下方へ回動されて倒されると共に巻上げドラム14から繰出されたワイヤロープ13に取付けられているフック17により、トラック22に搭載されているカウンタウエイト10のうち先ず、下段カウンタウエイト10aが吊下げられる(図1参照)。この際、下段カウンタウエイト10aの流体圧シリンダ取付け孔29には、流体圧シリンダ31が挿入されて下端が水平ピン32を介し流体圧シリンダ取付け孔29の内周壁に支持されている。
【0045】
次いで、基端側ブーム5が所定の角度まで起立すると共に、ワイヤロープ13が巻取られて下段カウンタウエイト10aが所定高さまで上昇し、この状態で旋回体3は約180度旋回させられて基端側ブーム5は後方へ向く。このため基端側ブーム5を倒し、フック17を巻下げることにより下段カウンタウエイト10aは地上に載置される。
【0046】
下段カウンタウエイト10aが地上に載置されると、基端側ブーム5は所定の角度まで起立すると共にワイヤロープ13が巻取られることによりフック17が上昇し、旋回体3が旋回して基端側ブーム5及びフック17はトラック22側に向く。このため下段カウンタウエイト10aがトラック22から降ろされる場合と同様にして、フック17には上段カウンタウエイト10bが吊下げられ、基端側ブーム5が所定の角度まで起立し、ワイヤロープ13が巻取られて上段カウンタウエイト10bは所定高さまで上昇させられる。
【0047】
そうすると、旋回体3は旋回して基端側ブーム5は後方へ向き、基端側ブーム5は下方へ回動すると共に、ワイヤロープ13が巻戻されることにより上段カウンタウエイト10bは下降させられ、地上に降ろされている下段カウンタウエイト10aの上面に搭載されて2段重ねに組付けられる(図2参照)。この際、下段カウンタウエイト10aにセットされている流体圧シリンダ31が上段カウンタウエイト10bの流体圧シリンダ取付け孔30に挿入されるよう、上段カウンタウエイト10bを下降させる。
【0048】
下段カウンタウエイト10a及び上段カウンタウエイト10bが地上に載置されたら、クローラクレーン本体を走行操作してクローラクレーン本体とカウンタウエイト10の中心が合わせられ、次いで、ブーム起伏ドラム12によりワイヤロープ11が繰り出され、基端側ブーム5が倒伏させられて、その先端がフック17と共に地上に支持され、続いてAフレーム7におけるテンションメンバ7aの固定ピン7a’が抜取られ、図示してない流体圧シリンダによりAフレーム7が下方へ回動させられる(図2参照)。
【0049】
又Aフレーム7が所定の角度だけ下方へ回動したら、補助コンプレッションメンバ26の格納ピン34(図10参照)を外す。そうすると、補助コンプレッションメンバ26はブラケット25の枢支点を基準として下方へ回動し、コンプレッションメンバ7bから吊下がった状態になる。この際、位置決めチェーン38は、コンプレッションメンバ7bに対する補助コンプレッションメンバ26の角度を所定の角度に保持し、補助コンプレッションメンバ26が倒れないよう保持する(図11参照)。
【0050】
従って、更にこの状態からAフレーム7を下方へ下限位置まで回動させて最も倒伏した状態になると、補助コンプレッションメンバ26の下端は、旋回体3に固設されている補助コンプレッションメンバ支持部材27の上面凹部に支持される(図2、11参照)。
【0051】
Aフレーム7が下限位置まで回動して補助コンプレッションメンバ26を介し補助コンプレッションメンバ支持部材27に支持されたら、カウンタウエイト用油圧配管やホース40を下段カウンタウエイト10aに設けたポートに接続し、遠隔操作ボックス41のコネクタをクローラクレーン本体に接続する(図3参照)。これでカウンタウエイト10をカウンタウエイト支持枠4’に取付ける準備が完了する。
【0052】
カウンタウエイト10をカウンタウエイト支持枠4’に取付ける準備が完了したら、次に、カウンタウエイト10に組込まれている流体圧シリンダ31のピストンロッド31aを高さ方向中途部まで伸長させ、ピストンロッド31aの上端にペンダント39の下端を接続すると共にペンダント39の上端を、コンプレッションメンバ7bにおけるブラケット25のピストンロッド31aを接続し得るようにした孔に接続する(図4、11参照)。
【0053】
ピストンロッド31aとブラケット25にペンダント39が接続されたら、流体圧シリンダ31のピストンロッド31aをゆっくりと縮退させる。そうすると、ピストンロッド31aは下降できないため、流体圧シリンダ31の円筒部が上昇することになり、その結果、カウンタウエイト10が上昇し、カウンタウエイト10は流体圧シリンダ31及びペンダント39を介してコンプレッションメンバ7bに吊下げられた状態になる。
【0054】
このため、下段カウンタウエイト10aの下面が地上から離れて下段カウンタウエイト10aと地上との間に所定の隙間Cが形成され、カウンタウエイト10は、ペンダント39が垂直になるまで、旋回体3側へ水平移動し、その結果、カウンタウエイト10は以降の作業のために適正となる位置に来る(図5参照)。
【0055】
カウンタウエイト10が旋回体3に対し以降の作業のために適正な位置に来たら、流体圧シリンダ31によりピストンロッド31aを伸長させる。而して、この場合は流体圧シリンダ31の円筒部が下降することによりカウンタウエイト10が下降し、下段カウンタウエイト10aの下面は再び地上に接地させられる。
【0056】
次いで、ピストンロッド31a及びブラケット25からペンダント39を取外し、流体圧シリンダ31のピストンロッド31aを伸長させて上昇させ、その先端をコンプレッションメンバ7bに固設したブラケット25に水平ピン33を介し接続する(図6、12参照)。
【0057】
ピストンロッド31aがコンプレッションメンバ7bのブラケット25に接続されたら、ピストンロッド31aを縮退させる。そうすると、ピストンロッド31aの上端はブラケット25に接続されているため、流体圧シリンダ31の円筒部がピストンロッド31aに対し上昇することになり、カウンタウエイト10は流体圧シリンダ31の円筒部と共に一体的に上限位置まで上昇する(図7、13、15参照)。
【0058】
下段カウンタウエイト10aが上限位置まで上昇したら、流体圧シリンダ28のピストンロッド28aが伸長することによりカウンタウエイト支持枠4’が水平移動して旋回体3の後方へ張出す(図13、16参照)。又、次いで流体圧シリンダ31のピストンロッド31aを若干伸長させることにより、カウンタウエイト10を下降させ、下段カウンタウエイト10aの下面をカウンタウエイト支持枠4’のカウンタウエイト支持面に接地させてカウンタウエイト10をカウンタウエイト支持枠4’に搭載させる(図8、13参照)。
【0059】
カウンタウエイト10がカウンタウエイト支持枠4’に搭載されたら、下段カウンタウエイト10aのボルト挿通孔37に取付けボルト36を挿通させてその先端を取付けボルト螺合ブラケット35に螺合させてカウンタウエイト10をカウンタウエイト支持枠4’に対し移動しないよう、旋回体3の後部に固定し、しかる後、流体圧シリンダ31のピストンロッド31a上端をAフレーム7のコンプレッションメンバ7bから取外す。これでカウンタウエイト10のカウンタウエイト支持枠4’に対する取付けは終了する。
【0060】
本発明の図示例によれば、下段カウンタウエイト10aと上段カウンタウエイト10bとを一緒に吊上げることができるため、クローラクレーン本体に対するカウンタウエイト10の取付けを容易且つ迅速に能率良く行うことができる。
【0061】
又、本発明の図示例によれば、Aフレーム7のコンプレッションメンバ7bは、その先端部を補助コンプレッションメンバ26を介して補助コンプレッションメンバ支持部材27に支持されるようになっているため、コンプレッションメンバ7bの剛性を過度に高くする必要がなく、従って、クローラクレーンの大型化や重量アップを防止できるため、走行動力や旋回動力が増大せず、その結果、価格や運転維持費を節減できて経済的に有利である。
【0062】
なお、本発明の図示例においては、建設機械としてクローラクレーンを用いる場合について説明したが、クローラクレーンに限らず種々のクレーンに対し適用することができること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること等は勿論である。
【0063】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の請求項1〜5記載のカウンタウエイト取付け方法及び枠体支持手段によれば、クローラクレーン本体に対するカウンタウエイトの取付けを容易且つ迅速に能率良く行うことができると共に、クローラクレーンの大型化や重量アップが生じることがなく、従って、走行動力や旋回動力が増大せず、購入価格や運転維持費を節減できて経済的に有利である、等種々の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカウンタウエイト取付け方法の実施の形態の一例で、カウンタウエイトをトラックから降ろす状態を示す側面図である。
【図2】本発明のカウンタウエイト取付け方法の実施の形態の一例で、カウンタウエイトを吊上げるためにAフレームを所定の位置にセットする状態を示す側面図である。
【図3】本発明のカウンタウエイト取付け方法の実施の形態の一例で、カウンタウエイト用油圧配管やホースをカウンタウエイトのポートに接続し、或いは、遠隔操作用ボックスのコネクタをクレーン本体に接続する状態を示す側面図である。
【図4】本発明のカウンタウエイト取付け方法の実施の形態の一例で、カウンタウエイトを位置決めするためにコンプレッションメンバと流体圧シリンダのピストンロッドにペンダントを接続した状態を示す側面図である。
【図5】本発明のカウンタウエイト取付け方法の実施の形態の一例で、流体圧シリンダによりカウンタウエイトを上昇させてその位置決めを行った状態を示す側面図である。
【図6】本発明のカウンタウエイト取付け方法の実施の形態の一例で、カウンタウエイトを吊上げるために流体圧シリンダのピストンロッドをAフレームにおけるブラケットに接続した状態を示す側面図である。
【図7】本発明のカウンタウエイト取付け方法の実施の形態の一例で、カウンタウエイトを上限位置まで吊上げた状態を示す側面図である。
【図8】本発明のカウンタウエイト取付け方法の実施の形態の一例で、カウンタウエイト支持枠を後方へ張出した状態を示す側面図である。
【図9】本発明のカウンタウエイト取付け方法の実施の形態の一例で、Aフレーム及び基端側ブームを起立させた状態を示す側面図である。
【図10】本発明のカウンタウエイト取付け方法を枠体支持手段と共に示す実施の形態の一例で、補助コンプレッションメンバを格納した状態で地上に降ろしたカウンタウエイトを組付けた様子を示す拡大側面図である。
【図11】本発明のカウンタウエイト取付け方法を枠体支持手段と共に示す実施の形態の一例で、補助コンプレッションメンバ支持部材により補助コンプレッションメンバを支持した状態で、カウンタウエイトを位置決めするためにコンプレッションメンバと流体圧シリンダのピストンロッドにペンダントを接続した様子を示す拡大側面図である。
【図12】本発明のカウンタウエイト取付け方法を枠体支持手段と共に示す実施の形態の一例で、補助コンプレッションメンバ支持部材により補助コンプレッションメンバを支持した状態で、カウンタウエイトを吊上げるために流体圧シリンダのピストンロッドをAフレームにおけるブラケットに接続した様子を示す拡大側面図である。
【図13】本発明のカウンタウエイト取付け方法を枠体支持手段と共に示す実施の形態の一例で、カウンタウエイトを上限位置まで吊上げると共にカウンタウエイト支持枠を後方へ張出した様子を示す拡大側面図である。
【図14】図13のXIV−XIV方向矢視図である。
【図15】図13のXV−XV方向矢視図である。
【図16】本発明のカウンタウエイト取付け方法の実施の形態の一例で、カウンタウエイト支持枠近傍の拡大側面図である。
【図17】従来のカウンタウエイト取付け方法の一例で、地上に降ろしたクローラクレーンのAフレームを起立させた状態を示す側面図である。
【図18】従来のカウンタウエイト取付け方法の一例で、トラックにより搬送して来たカウンタウエイトをトラックから降ろす状態を示す側面図である。
【図19】従来のカウンタウエイト取付け方法の一例で、カウンタウエイトを吊上げる準備をしている状態を示す側面図である。
【図20】従来のカウンタウエイト取付け方法の一例で、内側カウンタウエイトを吊上げる状態を示す側面図である。
【図21】従来のカウンタウエイト取付け方法の一例で、内側カウンタウエイトを旋回体側に吊込むために、Aフレームのコンプレッションメンバと内側カウンタウエイトとをケーブルにより接続した状態を示す側面図である。
【図22】従来のカウンタウエイト取付け方法の一例で、内側カウンタウエイト以外のカウンタウエイトを吊上げてカウンタウエイト支持枠に取付ける状態を示す側面図である。
【図23】従来のカウンタウエイト取付け方法の一例で、カウンタウエイトの組立てが完了した状態を示す側面図である。
【図24】従来のカウンタウエイト取付け方法の他の例で、下限まで倒伏されたAフレームに多段に組付けられたカウンタウエイトを吊下げる状態を示す側面図である。
【図25】従来のカウンタウエイト取付け方法の他の例で、Aフレームを上方へ回動させてカウンタウエイトを旋回体に取付けた状態を示す側面図である。
【符号の説明】
3 旋回体(支持枠体)
4’ カウンタウエイト支持枠
7 Aフレーム(枠体)
7a テンションメンバ(枠体)
7b コンプレッションメンバ(枠体)
10 カウンタウエイト
10a 下段カウンタウエイト
26 補助コンプレッションメンバ(支持部材)
27 補助コンプレッションメンバ支持部材(支持部材受け手段)
31 流体圧シリンダ(吊上げ手段)
31a ピストンロッド(吊上げ手段)
35 ボルト螺合ブラケット(固定手段)
36 取付けボルト(固定手段)
38 位置決めチェーン(支持部材角度規制手段)
Claims (5)
- 支持枠体に上下方向へ回動し得るようにした枠体を設けると共に、前記支持枠体に該支持枠体に対し平面方向へ進退動し得るようにしたカウンタウエイト支持枠を設けた建設機械の前記カウンタウエイト支持枠にカウンタウエイトを取付ける際に、下方へ回動して所定の角度に傾斜させた前記枠体を、該枠体に枢支した支持部材を介して、前記支持枠体に固設した支持部材受け手段に支持させ、次いで、前記建設機械外の所定位置に置かれているカウンタウエイトに下端を接続した伸縮可能な吊上げ手段の上端を前記枠体に接続し、続いて、前記吊上げ手段を縮小させることによりカウンタウエイトを吊上げ、しかる後カウンタウエイト支持枠を前記支持枠体の一方へ張出させて前記吊上げ手段を伸長させることによりにカウンタウエイトを下降させ、該カウンタウエイトをカウンタウエイト支持枠に搭載することを特徴とするカウンタウエイト取付け方法。
- カウンタウエイトは複数段に積重ねられており、吊上げ手段の下端は下段カウンタウエイトに接続されている請求項1記載のカウンタウエイト取付け方法。
- カウンタウエイト支持枠に搭載されたカウンタウエイトは固定手段により固定される請求項1又は2記載のカウンタウエイト取付け方法。
- 支持枠体に上下方向へ回動し得るようにした枠体を設けると共に、前記支持枠体に該支持枠体に対し平面方向へ進退動し得るようにしたカウンタウエイト支持枠を設け、下端をカウンタウエイトに接続され且つ上端を前記枠体に接続し得るようにした伸縮可能な吊上げ手段を設けた建設機械において、上端を前記枠体に接続した吊上げ手段を縮小してカウンタウエイトを吊上げ、前記カウンタウエイト支持枠に搭載させる際に、前記枠体に枢支した支持部材を支持し得るようにした支持部材受け手段を前記支持枠体に取付けたことを特徴とする枠体支持手段。
- 枠体と支持部材とを、支持部材が枠体に対し所定の角度を保持し得るよう、支持部材角度規制手段により接続した請求項4記載の枠体支持手段。
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