JP5765246B2 - 車両用フロントピラー構造 - Google Patents

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本発明は、車両用フロントピラー構造に関し、特に自動車の車室の骨格部材の一つであるフロントピラーの構造に関する。
下記特許文献1には、車体のロッカ先端部回り構造が開示されている。この車体のロッカ先端部回り構造では、ロッカインナパネル、ロッカアウタパネル、ロッカリインホースメント及びピラーロアリインホースメントがフロントタイヤのフェンダライナの内側に近接して延出されており、各先端部が閉断面になるように接合されている。更に、フロントピラーアウタパネル部及びフロントピラーリインホースメントがフロント側に末広がり状に形成されてロッカ部に接合されている。これにより、フェンダライナ内側に近接してフロントタイヤの移動を規制するロッカ先端フランジ部が形成されている。
このロッカ先端部回り構造においては、ロッカ先端フランジ部によりフロントタイヤの移動が阻止され、かつロッカ先端フランジ部の剛性が高められる。このため、オフセット衝突によるフロントタイヤの移動衝撃によるフロント側の室内空間回りの変形を防止することができる。
特開平11−139349号公報
ところで、上記車体のロッカ先端部回り構造では、フロントサイドメンバにラップしない衝突形態、所謂微小ラップ衝突時の配慮がなされていない。微小ラップ衝突時には、フロントサイドメンバによる衝突荷重の減衰が殆どないので、車両を減速することができないため、例えばフロントサスペンションに破断が生じることが考えられる。仮に、この破断が生じると、フロントタイヤがフロントサスペンションから離脱し、離脱したフロントタイヤがその車両後方側に位置するフロントピラー下部に衝突する。この衝突が生じた場合には、フロントピラー下部がフロントタイヤによって車両後方側に押し込まれてしまい変形することがある。
本発明は上記事実を考慮し、フロントピラーの剛性を確保しつつ、微小ラップ衝突時におけるフロントピラーの変形を効果的に抑制又は防止することができる車両用フロントピラー構造を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明に係る車両用フロントピラー構造は、車両幅方向及び車両上下方向に延在する第1前壁面並びに第1前壁面よりも車両幅方向の内側において車両前後方向及び車両上下方向に延在する側壁面を含みかつ平断面視において中空断面形状を有するフロントピラーと、フロントタイヤと対向する位置に配設されるとともに、第1前壁面に対して車両後方側に離間した位置に配置された傾斜面を有し、傾斜面の側壁面となす傾斜角度が、第1前壁面と側壁面とがなす傾斜角度に対して小さく、かつ傾斜面よりも車両上方側において傾斜面に一体に形成されて車両上下方向及び車両幅方向に延在する連結面と側壁面とがなす傾斜角度に対して小さく、衝突時にフロントタイヤを車両後方外側にガイドするガイド手段と、を備える。
請求項1に記載の発明に係る車両用フロントピラー構造では、車両幅方向及び車両上下方向に延在する第1前壁面並びに第1前壁面よりも車両幅方向の内側において車両前後方向及び車両上下方向に延在する側壁面を有し、かつ平断面視において中空断面形状を有するフロントピラーが配設されている。そして、フロントピラーの内部であってフロントタイヤと対向する位置には傾斜面を有し、衝突時にフロントタイヤを車両後方外側にガイドするガイド手段が配設されている。このガイド手段の傾斜面は第1前壁面に対して車両後方側に離間された位置に配置されている。更に、傾斜面の側壁面となす傾斜角度が、第1前壁面と側壁面とがなす傾斜角度に対して小さく、かつ傾斜面よりも車両上方側において傾斜面に一体に形成されて車両上下方向及び車両幅方向に延在する連結面と側壁面とがなす傾斜角度に対して小さい。
ここで、平断面視においてフロントピラーの第1前壁面を含む中空断面形状が維持されている。このため、フロントピラーの剛性を確保することができる。更に、フロントピラーのフロントタイヤの車両後方側において、フロントピラーの第1前壁面の傾斜角度、並びに連結面の傾斜角度よりも傾斜角度が小さくされた傾斜面を有するガイド手段が構成されている。このため、微小ラップ衝突時において、フロントピラーに衝突するようなフロントタイヤを車両幅方向の内側から車両幅方向の外側に向かってガイドして衝突荷重を車両幅方向外側に逃がすことができるので、フロントタイヤの衝突によるフロントピラーの変形を効果的に抑制又は防止することができる。
請求項2に記載の発明に係る車両用フロントピラー構造は、請求項1において、フロントピラーの内部に配設され、フロントタイヤと対向する位置よりも車両上方側において車両幅方向及び車両上下方向に延在する第2前壁面を有し、フロントサイドドアのヒンジが固定されるヒンジリインホースメントを備え、ガイド手段は、ヒンジリインホースメントのフロントタイヤと対向する位置に配設され、第2前壁面と側壁面とがなす傾斜角度に対して側壁面とがなす傾斜角度が小さい傾斜面により構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明に係る車両用フロントピラー構造では、フロントピラーの内部にヒンジリインホースメントが配設されており、ヒンジリインホースメントのフロントタイヤと対向する位置よりも車両上方側に車両幅方向及び車両上下方向に延在する第2前壁面が設けられている。ヒンジリインホースメントのフロントタイヤと対向する位置にはガイド手段が配設されており、ガイド手段は第2前壁面と側壁面とがなす傾斜角度に対して側壁面とがなす傾斜角度が小さい傾斜面により構成されている。このため、ガイド手段の製作にヒンジリインホースメントの一部が使用されているので、部品点数の増加を抑制又は防止することができる。
請求項3に記載の発明に係る車両用フロントピラー構造は、請求項2において、フロントピラーは、車両前後方向及び車両上下方向に延在された側壁面を形成する板状のピラーインナパネルと、ピラーインナパネルよりも車両幅方向の外側に配設され、第1前壁面を形成するとともに平断面視において車両幅方向の内側が開口されたハット形断面形状を有するピラーアウタパネルと、を有し、ピラーインナパネルの車両前方側とピラーアウタパネルの車両前方側とが接合され、ガイド手段の傾斜面は接合の部位よりも車両後方側に配設されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明に係る車両用フロントピラー構造では、フロントピラーが板状のピラーインナパネルとハット形断面形状を有するピラーアウタパネルとを有しており、ピラーインナパネル及びピラーアウタパネルが車両前方側において接合されている。ガイド手段は、ピラーインナパネル及びピラーアウタパネルの車両前方側の接合の部位よりも車両後方側に配設された傾斜面により構成されている。このため、フロントピラーの第1前壁面とガイド手段の傾斜面との間に衝突荷重吸収領域を生成することができ、ピラーアウタパネルの第1前壁面にフロントタイヤが衝突してフロントタイヤがガイド手段の傾斜面に至る前に、ピラーアウタパネルが変形することよって、衝突荷重を吸収して減少することができる。
請求項4に記載の発明に係る車両用フロントピラー構造は、車両幅方向及び車両上下方向に延在する第1前壁面並びに第1前壁面よりも車両幅方向の内側において車両前後方向及び車両上下方向に延在する側壁面を含み、かつ平断面視において中空断面形状を有するフロントピラーと、フロントピラーの内部に配設され、車両幅方向及び車両上下方向に延在する第2前壁面を有するとともに、平断面視において車両幅方向の内側が開口されたハット形断面形状を有し、フロントサイドドアのヒンジが固定されるヒンジリインホースメントと、ヒンジリインホースメントの内部においてフロントタイヤと対向する位置に傾斜面を有するバルクヘッドにより構成され、傾斜面の側壁面となす傾斜角度が、第1前壁面と側壁面とがなす傾斜角度に対して小さく、かつ第2前壁面と側壁面とがなす傾斜角度に対して小さく、衝突時にフロントタイヤを車両後方外側にガイドするガイド手段と、を備える。
請求項4に記載の発明に係る車両用フロントピラー構造では、ガイド手段が傾斜面を有するバルクヘッドにより構成されており、このバルクヘッドがヒンジリインホースメントの内部に配設されている。このため、バルクヘッドを補強部材としても使用することができるので、ヒンジリインホースメントの剛性を高めてフロントピラーの全体の剛性を高めることができる。
請求項1に記載の発明によれば、フロントピラーの剛性を確保することができ、かつ微小ラップ衝突時におけるフロントピラーの変形を効果的に抑制又は防止することができる車両用フロントピラー構造を得ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明により得られる効果に加えて、部品点数の増加を抑制又は防止することができるという優れた効果を得ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明により得られる効果に加えて、微小ラップ衝突時にフロントタイヤの衝突荷重を減少してから、フロントタイヤによる衝突荷重を車両幅方向外側に逃がすことができるという優れた効果を得ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明により得られる効果に加えて、フロントピラーの全体の剛性をより一層高めることができるという優れた効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係る車両用フロントピラー構造を車両幅方向の外側から車両幅方向の内側に見た要部斜視図である。 図1に示す車両用フロントピラー構造のフロントピラーの内部のヒンジリインホースメント及びガイド手段を車両幅方向の外側から車両幅方向の内側に見た要部斜視図である。 図1に示す車両用フロントピラー構造及びその周りの構造を平断面視で見た要部平面図(図1に示すF3−F3切断線で切った断面を含む平面図)である。 微小ラップ衝突後において図1に示す車両用フロントピラー構造及びその周りの構造を平断面視において見た要部平面図である。 本発明の実施の形態2に係る車両用フロントピラー構造のヒンジリインホースメント及びガイド手段を車両幅方向の外側から車両幅方向の内側に見た要部斜視図である。 (A)は図5に示す車両用フロントピラー構造を平断面視において見た要部平図(図5に示すF6−F6切断線で切った断面を含む平面図)であり、(B)はガイド手段を車両幅方向の外側から車両幅方向の内側に見た要部斜視図である。
以下、図面を参照し、本発明が適用された実施の形態に係る車両用フロントピラー構造を説明する。本実施の形態は、自動車のフロントピラー構造(Aピラー構造)に本発明を適用した例を説明するものである。なお、図面では、車両前方を矢印FRで示し、車幅方向外方を矢印OUTで示し、車両上方を矢印UPで示す。
(実施の形態1)
[車両用フロントピラー構造]
図1〜図3に示すように、本実施の形態1に係る車両用フロントピラー構造10は、フロントピラー12と、フロントヒンジリインホースメント(以下、単に「ヒンジリインホースメント」という。)14と、ガイド手段14Bとを備えている。ガイド手段14Bは、微小ラップ衝突時においてフロントタイヤ(図4中、符号22)が車両後方側に移動したときに、このフロントタイヤ22を車両後方外側にガイドする。本実施の形態1では、車両左側の車両用フロントピラー構造10を図示するとともに、この車両左側の構造の説明を行う。車両用フロントピラー構造10の車両右側の構造は、車両幅方向の中央を車両前後方向及び車両上下方向に横切る面(便宜上の仮想面)に対して、車両左側の構造と略面対称構造で構成されているので、ここでの説明を省略する。
フロントピラー12は、フロントピラーアウタパネル(以下、単に「ピラーアウタパネル」という。)12Aと、フロントピラーインナパネル(以下、単に「ピラーインナパネル」という。)12Bとを備えている。フロントピラー12は車室(キャビン)空間周りの車両前方側の1つの骨格部材を構成する。
図3に示すように、ピラーインナパネル12Bには、車両前後方向及び車両上下方向に延在する板状部材が使用されている。ピラーインナパネル12Bの車両前方側の一部はフランジ部12B5として使用されており、車両後方側の一部はフランジ部12B6として使用されている。ピラーインナパネル12Bはフロントピラー12の車両幅方向の内側の側壁面を形成する。
図1及び図3に示すように、ピラーアウタパネル12Aは、ピラーインナパネル12Bよりも車両幅方向の外側に配設されており、平断面視において車両幅方向の内側に開口されたハット形断面形状を有する。ピラーアウタパネル12Aのハット形断面形状は、車両前方側から車両後方側に順次配設された、フランジ部12A5、前壁面(第1前壁面)12A1、側壁面12A2、後壁面12A3及びフランジ部12A6によって構成されている。フランジ部12A5は、ピラーインナパネル12Bのフランジ部12B5に対向し、かつそれに略平行に配設されている。前壁面12A1は車両幅方向及び車両上下方向に延在する傾斜面である。詳細には、前壁面12A1は、フランジ部12A5の車両後方側から車両幅方向の外側に折り曲げられ、車両幅方向の内側から車両幅方向の外側に延び、車両幅方向の内側よりも車両幅方向の外側をやや車両後方側に傾斜させた傾斜面である。側壁面12A2は、前壁面12A1から車両後方側に折り曲げられて構成されており、ピラーインナパネル12Bに離間されかつピラーインナパネル12Bに対して略平行な平行面である。この側壁面12A2はフロントピラー12の車両幅方向の外側の側壁面を形成する。後壁面12A3は、側壁面12A2の車両後方側から車両幅方向内側に折り曲げられ、車両幅方向の外側から車両幅方向の内側に延び、車両幅方向の外側よりも車両幅方向の内側をやや車両後方側に傾斜させた傾斜面である。フランジ部12A6は、ピラーインナパネル12Bのフランジ部12B6に対応し、かつそれに略平行に配設されている。
ピラーアウタパネル12Aのフランジ部12A5とピラーインナパネル12Bのフランジ部12B5とが車両前方側において接合され、フランジ部12A6とフランジ部12B6とが車両後方側において接合されている。これによって、図3に示すように、平断面視においてフロントピラー12の断面形状は閉じた中空断面形状により構成される。
図1〜図3に示すように、ヒンジリインホースメント14は、フロントピラー12の内部に配設されており、フロントサイドドアの開閉を行う、図示しないヒンジを固定している。また、図示を省略するが、ヒンジリインホースメント14の内部のヒンジに対向する位置にはヒンジリテーナが配設されている。ヒンジリテーナはヒンジをヒンジリインホースメント14に取付ける保持具である。ヒンジリインホースメント14のフロントタイヤ22に対向する位置よりも車両上方側にヒンジ及びヒンジリテーナが配設されている。このヒンジリインホースメント14のフロントタイヤ22に対向する位置よりも車両上方側は平断面視において車両幅方向の内側に開口されたハット形断面形状を有する。同平断面視において、ヒンジリインホースメント14の断面の車両幅方向の寸法並びに車両前後方向の寸法はピラーアウタパネル12Aの断面の車両幅方向の寸法並びに車両前後方向の寸法よりも小さく設定されている。実施の形態1において、ヒンジリインホースメント14の車両上方側の断面形状(少なくともガイド手段14Bを除く断面形状)はピラーアウタパネル12Aの断面形状の略相似形により構成されている。
ヒンジリインホースメント14のハット形断面形状は、ピラーアウタパネル12Aのハット形断面形状と同様に、車両前方側から車両後方側に順次配設された、フランジ部14A5、前壁面(第2前壁面)14A1、側壁面14A2、後壁面14A3及びフランジ部14A6によって構成されている。
フランジ部14A5は、ピラーアウタパネル12Aのフランジ部12A5及びピラーインナパネル12Bのフランジ部12B5に対向し、かつそれらに略平行に配設されている。そして、フランジ部14A5は、フランジ部12A5とフランジ部12B5との間に介在され、それらに接合されている。接合には例えばスポット溶接が使用されており、ボルトナット等の締結手段の採用に比べて軽量化が図られている。前壁面14A1は車両幅方向及び車両上下方向に延在する傾斜面である。詳細には、前壁面14A1は、フランジ部14A5の車両後方側から車両幅方向外側に折り曲げられ、車両幅方向の内側から車両幅方向の外側に延び、車両幅方向の内側よりも車両幅方向の外側をやや車両後方側に傾斜させた傾斜面である。側壁面14A2は、前壁面14A1から車両後方側に折り曲げられて構成されており、ピラーインナパネル12Bから離間され、ピラーアウタパネル12Aに近接し、かつピラーインナパネル12Bに対して略平行な平行面である。換言すれば、側壁面14A2とピラーインナパネル12Bとの離間寸法が側壁面14A2とピラーアウタパネル12Aとの離間寸法に対して大きく設定されている。後壁面14A3は、側壁面14A2の車両後方側から車両幅方向の内側に折り曲げられ、車両幅方向の外側から車両幅方向の内側に延び、車両幅方向の外側よりも車両幅方向の内側をやや車両後方側に傾斜させた傾斜面である。フランジ部14A6は、ピラーアウタパネル12Aのフランジ部12A6及びピラーインナパネル12Bのフランジ部12B6に対向し、かつそれらに略平行に配設されている。そして、フランジ部14A6は、フランジ部12A6とフランジ部12B6との間に介在され、それらに接合されている。接合には前述と同様に例えばスポット溶接が使用されており、軽量化が図られている。
図1〜図3に示すように、本実施の形態1に係るガイド手段14Bは、フロントピラー12の内部であって、車両下方側のフロントタイヤ22と対向する位置、すなわちフロントタイヤ22の車両後方側に少なくとも配設されている。このガイド手段14Bは、平断面視において、ピラーインナパネル(側壁面)12Bの車両幅方向の外側の表面を基点として車両幅方向の内側から車両幅方向の外側に延び、車両幅方向の外側をピラーアウタパネル12Aの前壁面(第1前壁面)12A1及びヒンジリインホースメント14の車両上方側の前壁面(第2前壁面)14A1の車両幅方向の外側よりも更に車両後方側に傾けた傾斜面により構成されている。本実施の形態1に係るガイド手段14Bは、ヒンジリインホースメント14を利用して構成されており、ヒンジリインホースメント14の車両下方側(フロントタイヤ22に対向する位置)に形成されている。ヒンジリインホースメント14の車両上方側には前述した図示しないヒンジ及びヒンジリテーナを用いてフロントサイドドアが取付けられている。従って、ガイド手段14Bは、車両上下方向において、図示しないヒンジ若しくはヒンジリテーナに対してずれた位置に配設されている。このガイド手段14Bは、微小ラップ衝突時においてフロントタイヤ22が車両後方側に移動したときに、このフロントタイヤ22を車両後方外側にガイドする(図4参照)。
図3に示すように、ガイド手段14Bの傾斜面の傾斜角度α1はフロントピラー12の前壁面(第1前壁面)12A1の傾斜角度α2に比べて小さく設定されている。本実施の形態1において、傾斜角度α1とは、ガイド手段(傾斜面)14Bと、それよりも車両幅方向の内側に配設されたピラーインナパネル12Bの車両幅方向の外側の側壁面とがなす角度である。換言すれば、傾斜角度α1は、ガイド手段14Bと、ピラーインナパネル12Bの、ガイド手段14Bが車両幅方向の内側に投影された表面とがなす角度である。また、傾斜角度α2とは、前壁面12A1と、ピラーインナパネル12Bの、前壁面12A1が車両幅方向の内側に投影された表面(ピラーインナパネル12Bの車両幅方向の外側の側壁面)とがなす角度である。
図3中、ヒンジリインホースメント14の車両上方側に配設された前壁面(第2前壁面)14A1の断面形状は、車両上方側から車両下方側(フロントタイヤ22に対向する位置)に便宜的に投影し、ガイド手段14Bに重ねて一点鎖線を用いて示す。本実施の形態1においては、前壁面14A1とピラーアウタパネル12Aの前壁面(第1前壁面)12A1とが略平行に設定されているので、ガイド手段14Bの傾斜面の傾斜角度α1は同様に前壁面14A1(の傾斜角度α2)に比べて小さく設定されている。
ガイド手段14Bは、ピラーアウタパネル12Aの車両前方側のフランジ部12A5とピラーインナパネル12Bの車両前方側のフランジ部12B5との接合の部位よりも車両後方側に離間した位置に配置されている。従って、ガイド手段14Bとその車両前方側に配置されたピラーアウタパネル12Aの前壁面12A1との間には、平断面視において車両幅方向の内側から車両幅方向の外側に向かって末広がりになる空間が形成されている。この空間は、例えば微小ラップ衝突時において、フロントピラー12の少なくとも前壁面12A1及び側壁面12A2の形状変形を許容して衝突荷重(衝突エネルギ)を吸収する荷重吸収領域として機能する。
ヒンジリインホースメント14の前壁面14A1とガイド手段14Bとの間には、車両上下方向及び車両幅方向に延在され、双方の間を連結する連結面14Cが配設されている。連結面14Cは、ここでは車両上方側では前壁面14A1に、車両下方側ではガイド手段14Bに車両後方側では側壁面14A2に一体に形成されている。この連結面14Cは、傾斜角度α2を有する前壁面14A1から傾斜角度α1を有するガイド手段14Bへの傾斜面の角度変化(形状変化)のスムーズな移行を行う。
フロントピラー12のピラーインナパネル12Bのフランジ部12B5にはダッシュパネル20のフランジ部(符号は省略する)が接合されている。ダッシュパネル20はそのフランジ部から車両幅方向の内側に折り曲げられ、車両幅方向の内側に延設されている。
[実施の形態1の作用効果]
実施の形態1に係る車両用フロントピラー構造10では、車両幅方向及び車両上下方向に延在する前壁面(第1前壁面)12A1並びにそれよりも車両幅方向の内側において車両前後方向及び車両上下方向に延在するピラーインナパネル(側壁面)12Bを含みかつ平断面視において中空断面形状を有するフロントピラー12が配設されている。そして、フロントピラー12の内部であってフロントタイヤ22と対向する位置には傾斜面を有し、衝突時にフロントタイヤ22を車両後方外側にガイドするガイド手段14Bが配設されている。このガイド手段14Bの傾斜面は前壁面12A1に対して車両後方側に離間した位置に配置されている。更に、前壁面12A1とそれよりも車両幅方向の内側のピラーインナパネル12Bとがなす傾斜角度α2に対して、ピラーインナパネル12Bとがなすガイド手段14Bの傾斜面の傾斜角度α1が小さい。このガイド手段14Bはヒンジリインホースメント14を利用して構成されている。
ここで、平断面視においてフロントピラー12の前壁面12A1を形成する中空断面形状、特にハット形断面形状が維持されているので、フロントピラー12の剛性を確保することができる。更に、フロントピラー12のフロントタイヤ22の車両後方側において、フロントピラー12の前壁面12A1の傾斜角度α2よりも傾斜角度α1が小さくされた傾斜面を有するガイド手段14Bが構成されている。このため、図3及び図4に示すように、微小ラップ衝突時において、万が一、図示しないフロントサスペンションからフロントタイヤ22が離脱して、このフロントタイヤ22が衝突荷重Fを持ってフロントピラー12に衝突しても、ガイド手段14Bにより車両幅方向の内側から車両幅方向の外側に向かってフロントタイヤ22をガイドして衝突荷重Fを車両幅方向の外側に逃すことができる。この結果、フロントタイヤ22のフロントピラー12への衝突によるこのフロントピラー12の変形を効果的に抑制又は防止することができる。
従って、車両用フロントピラー構造10によれば、フロントピラー12の剛性を確保することができるとともに、微小ラップ衝突時におけるフロントピラー12の変形を効果的に抑制又は防止することができるという優れた作用効果を得ることができる。更に、この作用効果が得られる結果、フロントピラー12の車両下方側がフロントタイヤ22によって車両後方側に押し込まれて、図4に破線を用いて示すような、ピラーインナパネル12Bの車両幅方向の内側への変形を抑制又は防止することができる。すなわち、車室(キャビン)に変形が生じることを効果的に抑制又は防止することができる。
また、実施の形態1に係る車両用フロントピラー構造10では、フロントピラー12の内部にヒンジリインホースメント14が配設されている。ヒンジリインホースメント14にはフロントサイドドアのヒンジが固定される。このヒンジリインホースメント14のフロントタイヤ22と対向する位置よりも車両上方側に、車両上下方向及び車両幅方向に延在する前壁面(第2前壁面)14A1が設けられている。ヒンジリインホースメント14のフロントタイヤ22と対向する位置にはガイド手段14Bが配設されている。ガイド手段14Bは前壁面14A1とピラーインナパネル12Bとがなす傾斜角度α2に対してピラーインナパネル12Bとがなす傾斜角度α1が小さい傾斜面により構成されている。このため、ガイド手段14Bの製作にヒンジリインホースメント14の車両下方側が使用されているので、部品点数の増加を抑制又は防止することができる。
また、実施の形態1に係る車両用フロントピラー構造10では、フロントピラー12が板状のピラーインナパネル12Bと平断面視において車両幅方向の内側が開口されたハット形断面形状を有するピラーアウタパネル12Aとを有している。ピラーアウタパネル12Aのフランジ部12A5とピラーインナパネル12Bのフランジ部12B5とは車両前方側において接合されている。このフランジ部12A5とフランジ部12B5との接合の部位よりも車両後方側において車両幅方向の内側から車両幅方向の外側に向かって車両後方側に配置された傾斜面を有するガイド手段14Bが構成されている。ここで、フロントピラー12のピラーアウタパネル12Aの車両前方側の前壁面12A1とガイド手段14Bの傾斜面との間には衝突荷重吸収領域が形成されている。ピラーアウタパネル12Aの前壁面12A1にフロントタイヤ22が衝突してフロントタイヤ22がガイド手段14Bの傾斜面に至る前に、ピラーアウタパネル12Aが変形することよって、衝突荷重を吸収して減少することができる。従って、微小ラップ衝突時に、衝突荷重吸収領域においてフロントタイヤ22の衝突荷重を減少してから、ガイド手段14Bによって車両幅方向の内側から車両幅方向の外側に向かってフロントタイヤ22をガイドしてフロントタイヤ22による衝突荷重Fを車両幅方向の外側に逃がすことができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2は、実施の形態1に係る車両用フロントピラー構造10のガイド手段14Bの構成を代えた例を説明するものである。なお、実施の形態2の説明において、実施の形態1と同一機能を有する構成部品には同一符号を付し、同一符号を付した構成部品の説明は重複するので省略する。
[車両用フロントピラー構造]
図5、図6(A)及び図6(B)に示すように、実施の形態2に係る車両用フロントピラー構造10は、前述の実施の形態1に係る車両用フロントピラー構造10のガイド手段14Bに代えて、バルクヘッドにより構成されたガイド手段16及び18を備えている。
実施の形態2に係る車両用フロントピラー構造10のヒンジリインホースメント14は、平断面視において、フロントピラー12のピラーアウタパネル12Aのハット形断面形状と相似形状であってそれよりも断面の寸法が小さいハット形断面形状を有している。このハット形断面形状はヒンジリインホースメント14の車両上下方向の略全域にわたって形成されている。ヒンジリインホースメント14は、車両前方側から車両後方側に向かって、フランジ部14A5、前壁面14A1、側壁面14A2、後壁面14A3及びフランジ部14A6を備えている。実施の形態1に係るガイド手段14Bは配設されていない。
ガイド手段16及び18は、ヒンジリインホースメント14の内部において、フロントタイヤ22と対向する位置(フロントタイヤ22の車両後方側)に配設されている。この配設個数に限定されるものではないが、実施の形態2に係る車両用フロントピラー構造10は、2個のガイド手段16及び18を備えている。ガイド手段16及び18は、前述の実施の形態1に係るガイド手段14Bと同様に、図示を省略したヒンジ又はヒンジリテーナに対して車両上下方向にずれた位置に配設されている。また、ガイド手段16はガイド手段18よりも車両上方側に離間された位置に配置されている。
図6(A)及び図6(B)に示すように、ガイド手段16は、車両前方側から車両後方側に向かって反時計回りに順次配設された前壁面16A1、傾斜面16A2、側壁面(外壁面)16A3、後壁面16A4及び側壁面(内壁面)16A5を有し、更に上壁面(天板)16A6を有する。ガイド手段16は前述のようにバルクヘッドにより構成されている。
ガイド手段16の前壁面16A1は、ピラーアウタパネル12Aの前壁面12A1及びヒンジリインホースメント14の前壁面14A1の車両後方側に、それらに略平行に配置されており、車両幅方向の内側よりも車両幅方向の外側をやや車両後方側に傾斜させた傾斜面である。
傾斜面16A2は、本実施の形態2に係る車両用フロントピラー構造10のガイド手段16(及び18)の主要な構成である。傾斜面16A2は車両幅方向及び車両上下方向に延在する傾斜面を有する。詳細には、傾斜面16A2は、車両幅方向の内側から車両幅方向の外側に延び、車両幅方向の外側を車両後方側に傾斜させた傾斜面を有する。この傾斜面は、フロントピラー12の前壁面12A1とピラーインナパネル(側壁面)12Bとがなす傾斜角度α2に対して、ピラーインナパネル12Bとがなす傾斜角度α1を小さく設定している。
側壁面16A3は、ピラーインナパネル12Bから離間され、ピラーアウタパネル12Aに近接し、かつピラーインナパネル12Bに対して略平行な平行面である。後壁面16A4は、ピラーアウタパネル12Aの後壁面12A3及びヒンジリインホースメント14の後壁面14A3の車両前方側に、それらに略平行に配置されており、車両幅方向の内側よりも車両幅方向の外側をやや車両前方側に傾斜させた傾斜面である。側壁面16A5は、ピラーインナパネル12Bに近接又は当接し、ピラーアウタパネル12Aから離間され、かつピラーインナパネル12Bに対して略平行な平行面である。
上壁面16A6は、前壁面16A1、傾斜面16A2、側壁面16A3、後壁面16A4及び側壁面16A5の上辺に一体に構成されており、これらによって囲まれたここでは五角形状の筒状部材の上面を塞いでいる。つまり、ガイド手段16は、上壁面16A6の周囲を車両下方側にほぼ垂直に折り曲げて前壁面16A1、傾斜面16A2、側壁面16A3、後壁面16A4及び側壁面16A5を製作している。従って、ガイド手段16は中空であり、ガイド手段16の下面は開放されており、内部に空間を持たない中実部材に対して、ガイド手段16の軽量化が図られている。ガイド手段16の前壁面16A1、傾斜面16A2、側壁面16A3、後壁面16A4及び側壁面16A5の少なくともいずれか1つと、ピラーインナパネル12B及びヒンジリインホースメント14の少なくともいずれか1つとの間は接合されている。接合には前述のように、例えばスポット溶接が使用されている。
実施の形態2において、ガイド手段18はガイド手段16と同一構成により形成されているので、ガイド手段18の説明は省略する。なお、実施の形態2に係る車両用フロントピラー構造10は、ヒンジリインホースメント14の内部に2個のガイド手段16及び18を配設した例を説明したが、1個又は3個以上のガイド手段を備えてもよい。
[実施の形態2の作用効果]
実施の形態2に係る車両用フロントピラー構造10では、ガイド手段16(及び18)が傾斜面16A2を有するバルクヘッドにより構成されており、このバルクヘッドがヒンジリインホースメント14の内部に配設されている。このため、バルクヘッドを補強部材としても使用することができるので、ヒンジリインホースメント14の剛性を高めてフロントピラー12の全体の剛性を高めることができる。
(変形例)
前述の実施の形態2に係る車両用フロントピラー構造10は、フロントタイヤ22に対向する位置に配設された他の車体構造に適用可能である。例えば、フロントタイヤ22の車両後方側に配設された図示しないロッカ下部構造において、傾斜面を有するバルクヘッドから構成されるガイド手段を、ロッカ下部の内部に配設することができる。この場合には、ロッカ下部は、剛性を高めることができるとともに、微小ラップ衝突時にフロントタイヤ22を車両幅方向の内側から車両幅方向の外側に逃がしてロッカ下部の変形を効果的に抑制又は防止することができる。
10 車両用フロントピラー構造
12 フロントピラー
12A ピラーアウタパネル
12A1 前壁面(第1前壁面)
12A5、12A6、12B5、12B6 フランジ部
12B ピラーインナパネル(側壁面)
14 ヒンジリインホースメント
14A1 前壁面(第2前壁面)
14A5、14A6 フランジ部
14B、16、18 ガイド手段
16A2 傾斜面

Claims (4)

  1. 車両幅方向及び車両上下方向に延在する第1前壁面並びに当該第1前壁面よりも車両幅方向の内側において車両前後方向及び車両上下方向に延在する側壁面を含み、かつ平断面視において中空断面形状を有するフロントピラーと、
    前記フロントピラーの内部において、フロントタイヤと対向する位置に配設されるとともに、前記第1前壁面に対して車両後方側に離間した位置に配置された傾斜面を有し、当該傾斜面の前記側壁面となす傾斜角度が、前記第1前壁面と前記側壁面とがなす傾斜角度に対して小さく、かつ前記傾斜面よりも車両上方側において前記傾斜面に一体に形成されて車両上下方向及び車両幅方向に延在する連結面と前記側壁面とがなす傾斜角度に対して小さく、衝突時に前記フロントタイヤを車両後方外側にガイドするガイド手段と、
    を備えた車両用フロントピラー構造。
  2. 前記フロントピラーの内部に配設され、前記フロントタイヤと対向する位置よりも車両上方側において車両幅方向及び車両上下方向に延在する第2前壁面を有し、フロントサイドドアのヒンジが固定されるヒンジリインホースメントを備え、
    前記ガイド手段は、前記ヒンジリインホースメントの前記フロントタイヤと対向する位置に配設され、前記第2前壁面と前記側壁面とがなす傾斜角度に対して前記側壁面とがなす傾斜角度が小さい前記傾斜面により構成されている請求項1に記載の車両用フロントピラー構造。
  3. 前記フロントピラーは、車両前後方向及び車両上下方向に延在された前記側壁面を形成する板状のピラーインナパネルと、前記ピラーインナパネルよりも車両幅方向の外側に配設され、前記第1前壁面を形成するとともに平断面視において車両幅方向の内側が開口されたハット形断面形状を有するピラーアウタパネルと、を有し、
    前記ピラーインナパネルの車両前方側と前記ピラーアウタパネルの車両前方側とが接合され、
    前記ガイド手段の前記傾斜面は前記接合の部位よりも車両後方側に配設されている請求項2に記載の車両用フロントピラー構造。
  4. 車両幅方向及び車両上下方向に延在する第1前壁面並びに当該第1前壁面よりも車両幅方向の内側において車両前後方向及び車両上下方向に延在する側壁面を含み、かつ平断面視において中空断面形状を有するフロントピラーと、
    前記フロントピラーの内部に配設され、車両幅方向及び車両上下方向に延在する第2前壁面を有するとともに、平断面視において車両幅方向の内側が開口されたハット形断面形状を有し、フロントサイドドアのヒンジが固定されるヒンジリインホースメントと、
    記ヒンジリインホースメントの内部においてフロントタイヤと対向する位置に傾斜面を有するバルクヘッドにより構成され、前記傾斜面の前記側壁面となす傾斜角度が、前記第1前壁面と前記側壁面とがなす傾斜角度に対して小さく、かつ前記第2前壁面と前記側壁面とがなす傾斜角度に対して小さく、衝突時に前記フロントタイヤを車両後方外側にガイドするガイド手段と、
    を備えた車両用フロントピラー構造。
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