JP5759436B2 - 乗客コンベア - Google Patents

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Description

本発明は、エスカレータや動く歩道などに代表される乗客コンベアに関する。
一般に、乗客コンベアの一例であるエスカレータは、複数のステップがステップチェーンにより無端状に連結されており、駆動装置による動力がステップチェーンに伝達されることにより、複数のステップが循環移動するようになっている。複数のステップはフレームによって支持されている。フレームは、上部フレームと、傾斜フレームと、下部フレームとで構成されているのが一般的である。
また、エスカレータには、ステップと同期して移動するハンドレールが設けられており、このハンドレールもハンドレールチェーンを介して駆動される。これら各種チェーン等には、定期的に潤滑油が供給される。その際、余分な潤滑油は滴下される。フレームの底部には油受が取り付けられていて、滴下した潤滑油は油受によって受け止められるようになっている。
油受をフレームの底部に取り付ける方法としては溶接が一般的であるが、溶接を行わずに油受をフレームの底部に取り付ける方法も考案されている。例えば、特許文献1には、フレームの左右の主部材をつなぐように断続的に支持部材を配置し、油受に設けられたフックを、この支持部材に嵌め込むようにして、油受をフレーム底部に固定する方法が開示されている。また、特許文献2には、油受に設けられた複数の切欠き部を、フレームに設けられた油受用ブラケットに係止するようにして、油受をフレームに固定する方法が開示されている。
特開平7−157273号公報 特開2008−50156号公報
エスカレータの傾斜フレームや下部フレームに取り付ける油受は、ステップチェーンから滴下した潤滑油だけを受ける構造であれば良いので、油受をフレームに取り付ける方法として、上記した特許文献1または特許文献2に記載の従来技術を用いたとしても油漏れの心配はない。
しかし、エスカレータの上部フレームには、モータや減速機などの駆動装置、ハンドレール駆動装置などが配置されているため、上部フレームの底部に設けられる油受は、チェーンから滴下した潤滑油だけでなく、フレーム側面に飛散する潤滑油をも外部に漏らさない構造にしなければならない。
ところで、現地での搬入制限等により、上部フレームを分割した状態で現地に送り、現地で分割された上部フレームを組み立てることが必要な場合がある。この場合、上部フレームに設ける油受も同じように分割された状態で現地に出荷され、現地で組み立てられることになる。この際、上部フレームに設ける油受の構造を特許文献1または特許文献2のようにすると、現地での油受の組み立て作業が簡単にはなるものの、油受の側面に隙間が生じてしまう。現地で溶接作業を行うことができれば、その隙間を溶接で塞ぐことができるので潤滑油が漏れる心配はない。しかしながら、現地で溶接作業を行うことができない場合も多く、そのような場合には、特許文献1または特許文献2に記載の技術では、上部フレームの底部に設けた油受の油漏れを防止できない。
本発明の目的は、乗客コンベアにおいて、分割して搬入された上部フレームを現地にて組み立てる際に、上部フレームの油受を溶接しなくても油漏れしない構造を実現することにある。
上記目的を解決するために、本発明は、ステップチェーンにより無端状に連結されて循環移動する複数のステップと、前記ステップチェーンを介して前記複数のステップを駆動する駆動装置と、前記複数のステップを支持するフレームと、前記フレームの底部に設けられた油受とを備え、前記フレームは、少なくとも、前記駆動装置が設置される上部フレームと、下部フレームとを有する乗客コンベアにおいて、前記上部フレームは、所定の分割位置にて、水平部から成る上部水平フレームと、傾斜部を有する上部傾斜フレームとに2分割される構造であり、前記油受は、前記上部フレームの底部に取り付けられる上部フレーム用油受を有し、前記上部フレーム用油受は、前記上部水平フレーム側に取り付けられ、下り傾斜した第1底板と、一対の第1側板と、前記第1側板の外側に第1隙間を空けて立設する一対の第1立ち上がり部と、を有する箱型の構造体である上部水平フレーム側油受と、前記上部傾斜フレーム側に取り付けられ、下り傾斜した第2底板と、一対の第2側板と、前記第2側板の外側に第2隙間を空けて立設する一対の第2立ち上がり部と、を有する箱型の構造体である上部傾斜フレーム側油受とを有し、前記第2立ち上がり部は、前記第1立ち上がり部の高さを越える高さで形成され、前記分割位置では、前記第1底板が前記第2底板の上に重なり、前記第2立ち上がり部が前記第1立ち上がり部を外側から囲うようにして前記上部水平フレーム側油受と前記上部傾斜フレーム側油受とがオーバーラップすることを特徴とする
本発明によれば、分割された上部フレームを現地で組み立てる際に、上部フレームの油受を溶接しなくても油漏れを防ぐことができる。なお、上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態であるエスカレータの概略構成図である。 図1に示すフレームの側面図である。 図2に示す上部フレームの詳細を示す側面図である。 図3に示す上部フレーム用油受の全体斜視図である。 図4に示す上部水平フレーム側油受の斜視図である。 図5に示す上部水平フレーム側油受の要部拡大斜視図である。 図4に示す上部傾斜フレーム側油受の斜視図である。 図7に示す上部傾斜フレーム側油受の要部拡大斜視図である。 図4に示す上部フレーム用油受の要部を示す上面図である。 図9に示す上部フレーム用油受のA−A断面図である。 図9に示す上部フレーム用油受のB−B断面図である。 図4に示す上部フレーム用油受の主部材を取り除いた状態の要部拡大斜視図である。
以下、本発明に係る乗客コンベアの実施の形態例を図に基づき説明する。図1は、本発明の一実施形態であるエスカレータ1の概略構成図である。図1に示すように、エスカレータ1は、駆動スプロケット6と従動スプロケット7とに跨って無端状に巻き掛けられたステップチェーン8と、このステップチェーン8に連結されて循環移動する複数のステップ9と、ステップチェーン8を介してステップ9を駆動する駆動装置14と、ステップ9を支持するフレーム2と、フレーム2の幅方向の両側に立設された欄干パネル10と、この欄干パネル10の周縁に案内されて移動するハンドレール11と、を備えている。なお、図1に示していないが、フレーム2の底部には全体に亘って油受が取り付けられている。
図2は、フレーム2全体の側面を示している。図2に示すように、フレーム2は、上階床に設置される上部フレーム3と、下階床に設置される下部フレーム5と、上部フレーム3と下部フレーム5との間に配置される傾斜フレーム4とを備えている。上部フレーム3は、水平方向に延びた枠状の部材である上部水平フレーム3aと、水平方向に延びた枠状の部材を途中で下方に折り曲げた形状(への字形状)の上部傾斜フレーム3bとが、図2に示す分割位置で2分割される構成である。上部水平フレーム3aと上部傾斜フレーム3bとは、エスカレータ1を設置する場所まで分割された状態で搬送され、現地にて両者はボルトとナットにより接合される。なお、詳しくは後述するが、上部フレーム用油受20は、上部水平フレーム3aと上部傾斜フレーム3bとを接合するだけで、上部フレーム3への取り付けは完了する。
上部フレーム3には、ステップチェーン8およびハンドレール11を駆動するための各種装置が取り付けられる。各種装置が取り付けられた状態を示したものが図3である。図3に示すように、上部フレーム3には、ハンドレール11を駆動するハンドレール駆動装置12、ステップ9を駆動する駆動装置14、駆動輪13、制御盤15が設置されている。なお、符号16,17,18はチェーンである。チェーン16,17,18には図示しない潤滑油供給装置から定期的に潤滑油が供給される。チェーン16,17,18から滴下した余分な潤滑油や、チェーン16,17,18の回転によって飛散した潤滑油は、上部フレーム用油受20によって受け止められる。
次に、上部フレーム用油受20の構造について、図4〜図12を参照しながら詳しく説明する。図4は、上部フレーム用油受20の全体斜視図である。図4に示すように、上部フレーム用油受20は、上部水平フレーム3aの底部に取り付けられる上部水平フレーム側油受30と、上部傾斜フレーム3bの底部に取り付けられる上部傾斜フレーム側油受40とを備えている。なお、図4に示すように、上部水平フレーム側油受30と上部傾斜フレーム側油受40とは、上部フレーム3の分割位置(図2参照)において、互いにオーバーラップする領域があるが、これについての詳細は後述する。
上部水平フレーム側油受30について、図5および図6を参照して説明する。図5は、上部水平フレーム側油受30の斜視図であり、図6は、上部水平フレーム側油受30の要部拡大斜視図である。なお、図5において一対の主部材31のうち一方の図示は省略している。図5および図6に示すように、上部水平フレーム側油受30は、四角形状の底板(第1底板)32と、底板32に対して下り傾斜するように取り付けられた四角形状の底板(第1底板)34と、底板34の両側部に設けられ、直角三角形状から成る一対の側板(第1側板)33と、アングル部材からなり、底板32と側板33とに跨って取り付けられた一対の主部材(第1側板)31と、を備え、断面が略U字状を成す箱型の構造体である。
底板34は、4辺のうち一辺が底板32と連続し、底板32と連続する辺と対向する一辺に、全体に亘って下方にやや折れ曲がった屈曲部35が形成され、残りの2辺に、上方にクランク状に折れ曲がった低立ち上がり部(第1立ち上がり部)36が形成されている。屈曲部35は、上部傾斜フレーム側油受40の底板45の上に配置される(図4参照)。
また、底板34の両側縁に形成された低立ち上がり部36は、図6に示すように、側板33の外側に位置しており、低立ち上がり部36と側板33との間に隙間(第1隙間)37が設けられている。この隙間37は、飛散または滴下した潤滑油が流れることができる程度の大きさとなっている。
上部傾斜フレーム側油受40について、図7および図8を参照して説明する。図7は、上部傾斜フレーム側油受40の斜視図であり、図8は、上部傾斜フレーム側油受40の要部拡大斜視図である。なお、図7では一対の主部材41a,41bのうち一方の図示は省略しており、図8では主部材41a,41bは図示していない。図7および図8に示すように、上部傾斜フレーム側油受40は、四角形状の底板(第2底板)45と、底板45と略同一平面上に取り付けられた四角形状の底板(第2底板)43と、底板43に対してやや下り傾斜するように取り付けられた四角形状の底板(第2底板)42と、底板43の側部と底板45の側部とに跨って設けられ、略三角形状に形成された一対の側板(第2側板)44と、アングル部材からなり、底板42と側板44とに跨って取り付けられた一対の主部材(第2側板)41a,41bと、を備え、断面が略U字状を成す箱型の構造体である。
底板45は、側板44が取り付けられる両側縁に、上方に折れ曲がった高立ち上がり部(第2立ち上がり部)46が形成されている。この高立ち上がり部46は、側板44の外側に位置しており、高立ち上がり部46と側板44との間には、図8に示すように、隙間(第2隙間)48が設けられている。この隙間48は、飛散または滴下した潤滑油が流れることができる程度の大きさとなっている。
さらに、高立ち上がり部46は、上部水平フレーム側油受30と反対側(図8の下側)の端部にストッパ部46aが形成されている。ストッパ部46aは側板44と隙間なく取り付けられており、潤滑油が隙間48を流れてきたとしても、このストッパ部46aで堰き止められるようになっている。また、側板44には、高立ち上がり部46に囲まれた部分に誘導孔(貫通孔)47が設けられている。この誘導孔47は、隙間48を流れてきた潤滑油を側板44の内側(図8の矢印Fの方向)へと導くためのものである。ストッパ部46aで堰き止められた潤滑油は、誘導孔47を通って側板44の内側へと導かれるため、潤滑油が高立ち上がり部46から溢れ出ることはない。
次に、本実施形態に係る上部フレーム用油受20の油漏れ防止構造について図9〜図12を参照しながら説明する。図9は、上部フレーム用油受20の上面図のうち上部フレーム3の分割位置近傍を主に示した図、図10は、図9のA−A断面図、図11は、図9のB−B断面図、図12は、主部材31,41a,41bを取り除いた状態における上部フレーム用油受20の要部斜視図である。図9〜図12に示すように、上部水平フレーム側油受30と上部傾斜フレーム側油受40とは、上部フレーム3の分割位置において互いにオーバーラップするようにして組み付けられる。
具体的には、上部傾斜フレーム側油受40の底板45の上に、上部水平フレーム側油受30の底板34の一部が重なるように、かつ、上部水平フレーム側油受30の低立ち上がり部36を上部傾斜フレーム側油受40の高立ち上がり部46が外側から囲うようにして、上部水平フレーム側油受30の下方から上部傾斜フレーム側油受40を配置する。そうすると、図9および図10に示すように、上部水平フレーム側油受30の底板34および低立ち上がり部36の一部の領域が、上部傾斜フレーム側油受40の底板45および高立ち上がり部46の一部の領域とオーバーラップした状態となる。なお、図9ではオーバーラップしている箇所を×印で示している。
この状態において、図10に示すように、低立ち上がり部36の底板34から高さはH2であるのに対して、高立ち上がり部46底板34から高さはH2より高いH1である。よって、オーバーラップ領域において、万一、潤滑油が低立ち上がり部36を越えて溢れたとしても、高立ち上がり部46は低立ち上がり部36より高いため、潤滑油が外部に漏れることはない。
また、図12に示すように、上部水平フレーム側油受30と上部傾斜フレーム側油受40とがオーバーラップした状態において、隙間37と隙間48とは連通しているから、隙間37に入り込んだ潤滑油は、傾斜を下って隙間48へと流れ込み、ストッパ部46aによって堰き止められ、誘導孔47から上部傾斜フレーム側油受40の内側へと誘導される(図7の矢印E、図8の矢印F参照)。よって、隙間48に潤滑油が溜まっても、高立上がり部46から溢れて外部に漏れることはない。
また、図11に示すように、上部水平フレーム側油受30の底板34と上部傾斜フレーム側油受40の底板45とがオーバーラップしている領域は、底板34と底板45との間に隙間(第3隙間)50が形成されるようになっている。この隙間50は、底板34の一辺が折れ曲がっていることで形成される。つまり、隙間50の大きさは、底板34の屈曲部35の高さと略等しい。この隙間50は、潤滑油が毛細管現象により逆流することを防止するために設けられている。
このことについて詳しく説明すると、上部水平フレーム側油受30の底板34の先端に形成された屈曲部35は、上部傾斜フレーム側油受40の底板45の表面と当接しているが、製作誤差や取付け誤差により、僅かに隙間が生じている場合もある。仮に、屈曲部35がなく、底板34と底板45とが面接触しているとすると、底板34から流れてきた潤滑油が、底板34と底板45との間の僅かな隙間に入り込み、毛細管現象により逆流して外部に漏れる可能性がある。
ところが、本実施形態のように、隙間50を設けることにより、潤滑油が屈曲部35から底板45へと流れていき、屈曲部35と底板45との間の僅かな隙間に入り込んだとしても、隙間50があるので、潤滑油が隙間50を逆流して外部に漏れ出るという現象は生じない。なお、この隙間50は毛細管現象を防止するのに好適な大きさにしてあることは言うまでもない。そして、底板34、底板45、底板43、底板42は全体的に下り傾斜しているので、上部フレーム用油受20にて受け止めた潤滑油は、図7の矢印Dの方向に徐々に下っていき、最終的には、下部フレーム5に向かって流れていく。
以上説明したように、本実施形態によれば、上部水平フレーム側油受30を上部水平フレーム3aに取付け、上部傾斜フレーム側油受40を上部傾斜フレーム3bに取付け、その後、上部水平フレーム3aと上部傾斜フレーム3bとを図2に示す分割位置で合せて固定すれば、上部水平フレーム側油受30と上部傾斜フレーム側油受40とがオーバーラップした状態となるから、油漏れの心配はない。そのうえ、現地において、溶接作業を行う必要がないから、上部フレーム用油受の組み立てが簡単である。
なお、上述した実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
1…エスカレータ(乗客コンベア)、2…フレーム、3…上部フレーム、3a…上部水平フレーム、3b…上部傾斜フレーム、4…傾斜フレーム、5…下部フレーム、8…ステップチェーン、9…ステップ、14…駆動装置、20…上部フレーム用油受、30…上部水平フレーム側油受、31…主部材(第1側板)、32…底板(第1底板)、33…側板(第1側板)、34…底板(第1底板)、35…屈曲部、36…低立ち上がり部(第1立ち上がり部)、37…隙間(第1隙間)、40…上部傾斜フレーム側油受、41a…主部材(第2側板)、41b…主部材(第2側板)、42…底板(第2底板)、43…底板(第2底板)、44…側板(第2側板)、45…底板(第2底板)、46…高立ち上がり部(第2立ち上がり部)、46a…ストッパ部、47…誘導孔(貫通孔)、48…隙間(第2隙間)、50…隙間(第3隙間)

Claims (3)

  1. ステップチェーンにより無端状に連結されて循環移動する複数のステップと、前記ステップチェーンを介して前記複数のステップを駆動する駆動装置と、前記複数のステップを支持するフレームと、前記フレームの底部に設けられた油受とを備え、前記フレームは、少なくとも、前記駆動装置が設置される上部フレームと、下部フレームとを有する乗客コンベアにおいて、
    前記上部フレームは、所定の分割位置にて、水平部から成る上部水平フレームと、傾斜部を有する上部傾斜フレームとに2分割される構造であり、
    前記油受は、前記上部フレームの底部に取り付けられる上部フレーム用油受を有し、
    前記上部フレーム用油受は、
    前記上部水平フレーム側に取り付けられ、下り傾斜した第1底板と、一対の第1側板と、前記第1側板の外側に第1隙間を空けて立設する一対の第1立ち上がり部と、を有する箱型の構造体である上部水平フレーム側油受と、
    前記上部傾斜フレーム側に取り付けられ、下り傾斜した第2底板と、一対の第2側板と、前記第2側板の外側に第2隙間を空けて立設する一対の第2立ち上がり部と、を有する箱型の構造体である上部傾斜フレーム側油受とを有し、
    前記第2立ち上がり部は、前記第1立ち上がり部の高さを越える高さで形成され、
    前記分割位置では、前記第1底板が前記第2底板の上に重なり、前記第2立ち上がり部が前記第1立ち上がり部を外側から囲うようにして前記上部水平フレーム側油受と前記上部傾斜フレーム側油受とがオーバーラップする
    ことを特徴とする乗客コンベア。
  2. 請求項1の記載において、
    前記第2立ち上がり部の前記下部フレーム側の端部を前記第2側板と接合し、
    前記第2側板の前記第2立ち上がり部に囲まれた部分に貫通孔を設け、
    前記上部水平フレーム側油受と前記上部傾斜フレーム側油受とがオーバーラップした状態で前記第1隙間と前記第2隙間とが連通するように形成し、
    前記第1隙間および前記第2隙間を流下した油を、前記貫通孔を介して前記第2底板へと誘導するようにした
    ことを特徴とする乗客コンベア。
  3. 請求項1または2の記載において、
    前記第1底板の縁部に下方へ折れ曲がる屈曲部を形成し、前記屈曲部を前記第2底板上に載せ、前記第1底板と前記第2底板との間に第3隙間を形成した状態で前記第1底板と前記第2底板とをオーバーラップさせる
    ことを特徴とする乗客コンベア。
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