JP7011795B1 - マンコンベヤの構造体及びマンコンベヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】突出部が損傷することを抑制することができるマンコンベヤの構造体及びマンコンベヤを提供する。【解決手段】マンコンベヤの構造体は、複数の枠を有する構造部2と構造部2の下端部に取り付けられる液受け部3とを備え、液受け部3は構造部2を下方から覆う本体部3aと、構造部2の下端部の外側面よりも外方に配置され、構造部2の外側面に沿うように本体部3aから上方へ板状に突出する突出部3bとを備え、突出部3bは構造部2の外側面に支持される。【選択図】図4

Description

本出願は、マンコンベヤの構造体及びマンコンベヤに関する。
従来、例えば、マンコンベヤの構造体は、複数の枠を有する構造部と、構造部の下端部に取り付けられる液受け部とを備えている(例えば、特許文献1)。そして、液受け部は、構造部を下方から覆う本体部と、本体部から上方へ板状に突出し、構造部の下端部の外側面よりも外方に配置される突出部とを備えている。
ところで、突出部が、構造部の下端部の外側面から離れているため、例えば、衝撃等の力が突出部に加わることによって、突出部が損傷(変形・破損)する場合がある。斯かる場合には、突出部の損傷した部分から、液体が液受け部の外部へ漏出する虞がある。
特開平9-110353号公報
そこで、課題は、突出部が損傷することを抑制することができるマンコンベヤの構造体及びマンコンベヤを提供することである。
マンコンベヤの構造体は、複数の枠を有する構造部と、前記構造部の下端部に取り付けられる液受け部と、を備え、前記液受け部は、前記構造部を下方から覆う本体部と、前記構造部の下端部の外側面よりも外方に配置され、前記構造部の前記外側面に沿うように、前記本体部から上方へ板状に突出する突出部と、を備え、前記突出部は、前記構造部の前記外側面に支持される。
また、マンコンベヤの構造体は、前記構造部の前記外側面と前記突出部との間に配置され、前記構造部の前記外側面と前記突出部とにそれぞれ固定される接続部を備え、前記接続部は、前記本体部から上方へ離れるように、配置される、という構成でもよい。
また、マンコンベヤの構造体においては、前記接続部の上端は、前記突出部の上端よりも、上方に配置され、前記接続部の下端は、前記突出部の上端よりも、下方に配置される、という構成でもよい。
また、マンコンベヤの構造体においては、前記突出部は、前記接続部に接合される接合部を備え、前記接合部は、横方向で離れるように、複数並べられる、という構成でもよい。
また、マンコンベヤは、前記のマンコンベヤの構造体を備える。
図1は、一実施形態に係るマンコンベヤの概要図である。 図2は、同実施形態に係る構造体の要部図である。 図3は、図2のIII-III線断面図である。 図4は、図3のIV-IV線拡大断面図である。 図5は、図4の位置の断面図であって、構造体の下部の分解図である。 図6は、図4のVI領域拡大図である。 図7は、他の実施形態に係る構造体の要部断面図である。 図8は、さらに他の実施形態に係る構造体の要部断面図である。
以下、マンコンベヤ及びマンコンベヤの構造体における一実施形態について、図1~図6を参照しながら説明する。なお、各図(図7及び図8も同様)において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。
図1に示すように、本実施形態に係るマンコンベヤ10は、躯体に設置される構造体1と、人を搬送する搬送部11と、搬送部11を第1方向D1で挟むように配置される一対の欄干部12,12(図1においては、一つのみを図示している)とを備えている。また、マンコンベヤ10は、搬送部11及び欄干部12を駆動させる駆動部13を備えている。
図1において、第1方向D1は、水平方向と平行な方向である第1水平方向D1であり、第2方向D2は、水平方向と平行な方向であって、且つ、第1水平方向D1と直交する第2水平方向D2であり、第3方向D3は、第1水平方向D1及び第2水平方向D2と直交する鉛直方向D3である
本実施形態に係るマンコンベヤ10は、人を搬送するために、踏面が階段状になるエスカレータであるが、斯かる構成に限られない。例えば、マンコンベヤ10は、人を搬送するために、踏面が平面状となる移動歩道(動く歩道)であってもよい。
搬送部11は、駆動部13に駆動されることによって無端回転する環状の走行部(例えば、チェーン)11aと、走行部11aに対して回転可能に接続され、人が乗る踏面を有する複数のステップ11bとを備えている。走行部11aは、第1水平方向D1に離れて一対(図1においては、一つのみを図示している)設けられている。
欄干部12は、無端回転する環状の手摺ベルト12aと、手摺ベルト12aを支持する欄干本体部12bとを備えている。駆動部13は、ステップ11bが反転するように、走行部11aが巻き掛けられる回転部(例えば、スプロケット、鎖歯車)13a,13aと、走行部11aが無端回転してステップ11bが走行するように、回転部13aを回転させる駆動源(例えば、モータ)13bとを備えている。
構造体1は、各部11~13を支持している。そして、構造体1は、第2水平方向D2に沿って延びる一対の水平部1a,1aと、一対の水平部1a,1a間に配置され、第2水平方向D2に対して傾斜する方向D4に沿って延びる傾斜部1bとを備えている。なお、傾斜部1bが延びる第4方向D4は、傾斜方向D4といい、傾斜方向D4と直交する第5方向D5は、垂直方向D5という。
ここで、構造体1の構成について、図2~図6を参照しながら説明する。なお、図2~図6に係る構成は、例えば、構造体1の全域に亘って設けられていてもよく、また、例えば、構造体1の一部の領域に設けられていてもよい。
図2~図6(図7及び図8も同様)において、第6方向D6は、構造体1が延びる方向(以下、単に「延び方向」ともいう)D6であり、第7方向D7は、構造体1の幅方向(以下、単に「幅方向」ともいう)D7であり、第8方向D8は、構造体1の上下方向(以下、単に「上下方向」ともいう)D8である。
水平部1a(図1参照)においては、延び方向D6は、第2水平方向D2と平行であり、上下方向D8は、鉛直方向D3と平行である。また、傾斜部1b(図1参照)においては、延び方向D6は、傾斜方向D4と平行であり、上下方向D8は、垂直方向D5と平行である。なお、幅方向D7は、水平部1a及び傾斜部1bともに、第1水平方向D1と平行である。
図2~図5に示すように、構造体1は、複数の枠2a~2eを有する構造部2と、構造部2の下端部に取り付けられる液受け部3と、構造部2と液受け部3とを接続する接続部4と、液受け部3を補強する補強部5とを備えている。なお、特に限定されないが、構造体1の各部2~5は、例えば、金属(鉄鋼、ステンレス鋼等)で形成されていてもよい。
構造部2は、例えば、本実施形態のように、トラス構造としてもよく、また、例えば、ケタ構造としてもよい。また、構造部2は、本実施形態のように、上端に配置される上枠2aと、下端に配置される下枠2bと、上枠2a及び下枠2bを接続する縦枠2cと、縦枠2c,2c同士を接続する横枠2dと、上枠2a及び下枠2bを接続する斜枠2eとを備えていてもよい。
液受け部3は、構造部2を下方から覆う本体部3aと、本体部3aから上方へ板状に突出する突出部3bとを備えている。特に限定されないが、例えば、本体部3aは、本実施形態のように、板状に形成されていてもよく、そして、例えば、液受け部3は、油を受けるためのオイルパンとしての機能や、結露した水や雨水等を受けるためのドリップパンとしての機能を有している。
突出部3bは、構造部2の下端部の外側面(以下、「下端外側面」ともいう)2fよりも外方に配置されている。そして、突出部3bは、構造部2の下端外側面2fに沿うように、上方へ突出している。これにより、本体部3aは、例えば、油、雨水等の液体を受けることができ、そして、突出部3bが下端外側面2fよりも外方に配置されているため、突出部3bは、本体部3aで受けた液体を止めることができる。
なお、突出部3bは、本実施形態のように、本体部3aの端縁から上方へ突出し、延び方向D6に沿って延びていてもよい。また、特に限定されないが、本実施形態においては、構造部2の下端外側面2fは、下枠2bの外側面2fで構成されている。そして、下枠2bの断面形状は、例えば、本実施形態のように、L字状であってもよく、また、例えば、C字状であってもよく、また、例えば、四角形状(角筒状)であってもよい。
図4~図6に示すように、接続部4は、構造部2の下端外側面2fと突出部3bの内側面3cとの間に配置されている。特に限定されないが、接続部4は、本実施形態のように、板状に形成されており、延び方向D6に沿って延びていてもよい。そして、接続部4の内側面4aは、構造部2の下端外側面2fと固定されており、接続部4の外側面4bは、突出部3bの内側面3cと固定されている。
これにより、突出部3bは、接続部4を介して、構造部2の下端外側面2fに支持されている。したがって、突出部3bが補強されているため、例えば、マンコンベヤ10を設置したり保全したりするときに、衝撃等の力が突出部3bに加わった場合でも、突出部3bが損傷することを抑制することができる。
また、突出部3bにおいては、上端3dの周辺の強度が弱いため、突出部3bの上端3dの周辺が損傷し易い。それに対して、接続部4の上端4cは、突出部3bの上端3dよりも上方に配置されており、接続部4の下端4dは、突出部3bの上端3dよりも下方に配置されている。これにより、突出部3bの上端3dが接続部4に接して支持されるため、突出部3bが損傷することを効果的に抑制することができる。
ところで、図6に示すように、構造部2の下端外側面2f及び突出部3b間と、構造部2の下端外側面2f及び接続部4間と、突出部3b及び接続部4間とにおいて、僅かな隙間(例えば、1mm以下の隙間)が形成された場合に、当該隙間を毛細管現象により液体が浸入して上方へ流れる虞がある。そして、液体が液受け部3の外部へ漏出する虞がある。
それに対して、接続部4は、本体部3aから上方へ離れるように、配置されている。これにより、構造部2の下端外側面2fと突出部3bの内側面3cとの間で、且つ、接続部4の下端4dよりも下方に、空間6が形成される。したがって、当該空間6によって、構造部2の下端外側面2fと突出部3bの内側面3cとの間で、毛細管現象が生じることを抑制することができる。
その結果、本体部3aで受けた液体が、毛細管現象によって、接続部4の下端4dまで到達しないため、構造部2の下端外側面2fと接続部4の内側面4aとの隙間と、接続部4の外側面4bと突出部3bの内側面3cとの隙間とにおいて、毛細管現象により液体が浸入して上方へ流れることを抑制することができる。このように、液体が構造部2の下端外側面2fと突出部3bとの間から液受け部3の外部へ漏出することを抑制することができる。
なお、特に限定されないが、空間6の幅(幅方向D7の寸法)、即ち、構造部2の下端外側面2fと突出部3bの内側面3cとの間の距離、より具体的には、接続部4の厚み(幅方向D7の寸法)は、例えば、3mm以上とすることが好ましい。また、特に限定されないが、空間6の高さ(上下方向D8の寸法)、即ち、接続部4の下端4dと本体部3aの上面との距離は、例えば、25mm以上とすることが好ましい。
また、図2及び図6に示すように、突出部3bは、接続部4に接合される第1接合部3eを備えている。第1接合部3eは、例えば、本実施形態のように、突出部3bの上端3dに配置されていてもよい。また、特に限定されないが、第1接合部3eは、例えば、溶接又は接着等によって、接続部4に接合されていてもよい。
そして、空間6によって、接続部4の外側面4bと突出部3bの内側面3cとの隙間に、液体が浸入することを抑制することができているため、例えば、第1接合部3eで毛細管現象による液体の流れを阻止するために、第1接合部3eが延び方向(横方向)D6に連続して配置される必要はない。したがって、第1接合部3eは、延び方向(横方向)D6で離れるように、複数並べられている。これにより、突出部3bを接続部4に固定させる構造を簡素化することができる。
また、接続部4は、構造部2の下端外側面2fに接合される第2及び第3接合部4e,4fを備えている。第2接合部4eは、例えば、本実施形態のように、接続部4の上端4cに配置されていてもよく、また、第3接合部4fは、例えば、本実施形態のように、接続部4の下端4dに配置されていてもよい。また、特に限定されないが、第2及び第3接合部4e,4fは、例えば、溶接又は接着等によって、構造部2の下端外側面2fに接合されていてもよい。
そして、空間6によって、構造部2の下端外側面2fと接続部4の内側面4aとの隙間に、液体が浸入することを抑制することができているため、例えば、第2及び第3接合部4e,4fで毛細管現象による液体の流れを阻止するために、第2及び第3接合部4e,4fの少なくとも一方が延び方向(横方向)D6に連続して配置される必要はない。したがって、第2及び第3接合部4e,4fは、延び方向(横方向)D6で離れるように、複数並べられている。これにより、接続部4を構造部2の下端外側面2fに固定させる構造を簡素化することができる。
なお、補強部5は、例えば、図3~図5に示すように、延び方向D6に延びる第1補強材5aと、幅方向D7に延びる第2補強材5bとを備えていてもよい。そして、第1補強材5aは、例えば、本実施形態のように、本体部3aの上面に固定されていてもよく、また、第2補強材5bは、例えば、本実施形態のように、構造部2の下枠2bと第1補強材5aとに固定されていてもよい。
特に限定されないが、第1補強材5aは、本実施形態のように、例えば、断面形状が矩形状の長尺材としてもよく、また、第2補強材5bは、本実施形態のように、例えば、断面形状が矩形状の長尺材としてもよい。また、本体部3aは、例えば、本実施形態のように、構造部2(例えば、下枠2bの下面)と固定されていなくてもよい。
以上より、本実施形態に係るマンコンベヤ10は、前記のマンコンベヤ10の構造体1を備える。
そして、構造体1は、本実施形態のように、複数の枠2a~2eを有する構造部2と、前記構造部2の下端部に取り付けられる液受け部3と、を備え、前記液受け部3は、前記構造部2を下方から覆う本体部3aと、前記構造部2の下端部の外側面2fよりも外方に配置され、前記構造部2の前記外側面2fに沿うように、前記本体部3aから上方へ板状に突出する突出部3bと、を備え、前記突出部3bは、前記構造部2の前記外側面2fに支持される、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、突出部3bが構造部2の下端部の外側面2fに支持されているため、突出部3bは、補強されている。これにより、突出部3bが損傷することを抑制することができる。
また、構造体1は、本実施形態のように、前記構造部2の前記外側面2fと前記突出部3bとの間に配置され、前記構造部2の前記外側面2fと前記突出部3bとにそれぞれ固定される接続部4を備え、前記接続部4は、前記本体部3aから上方へ離れるように、配置される、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、接続部4が構造部2の下端部の外側面2fと突出部3bとの間に配置され、接続部4は、構造部2の下端部の外側面2fと突出部3bとにそれぞれ固定されている。これにより、突出部3bは、接続部4を介して、構造部2の下端部の外側面2fに支持されている。
また、接続部4が、本体部3aから上方へ離れるように配置されているため、構造部2の下端部の外側面2fと突出部3bとの間で、且つ、接続部4よりも下方に、空間6が形成される。そして、当該空間6によって、構造部2の下端部の外側面2fと突出部3bとの間において、毛細管現象が生じることを抑制することができるため、本体部3aで受けた液体が毛細管現象により接続部4まで到達することを抑制することができる。
また、構造体1においては、本実施形態のように、前記接続部4の上端4cは、前記突出部3bの上端3dよりも、上方に配置され、前記接続部4の下端4dは、前記突出部3bの上端3dよりも、下方に配置される、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、接続部4の上端4cが突出部3bの上端3dよりも上方に配置され、且つ、接続部4の下端4dが突出部3bの上端3dよりも下方に配置されているため、突出部3bの上端3dは、接続部4に接して支持されている。これにより、突出部3bが損傷することを効果的に抑制することができる。
また、構造体1においては、本実施形態のように、前記突出部3bは、前記接続部4に接合される接合部3eを備え、前記接合部3eは、横方向D6で離れるように、複数並べられる、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、接続部4と突出部3bとの隙間に、液体が浸入することを抑制することができているため、突出部3bの接合部3eを、横方向D6で離れるように複数並べることができる。これにより、突出部3bを接続部4に固定させる構造を簡素化することができる。
なお、マンコンベヤ10及び構造体1は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、マンコンベヤ10及び構造体1は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
(1)上記実施形態に係る構造体1においては、接続部4は、構造部2の下端外側面2fと突出部3bとの間に配置され、突出部3bは、接続部4を介して、構造部2の下端外側面2fに支持される、という構成である。しかしながら、構造体1は、斯かる構成に限られない。例えば、図7に示すように、接続部4が存在せず、突出部3bは、構造部2の下端外側面2fに接して支持される、という構成でもよい。
斯かる構成においては、構造部2の下端外側面2fと突出部3bの内側面3cとの隙間において、毛細管現象により液体が上方へ流れる虞がある。そこで、特に限定されないが、例えば、突出部3bは、構造部2の下端外側面2fと接合される接合部3eを備え、上方へ流れる液体を接合部3eで止めるために、接合部3eは、延び方向(横方向)D6に連続して配置されていてもよく、また、例えば、図7に示すように、突出部3bは、上方へ流れた液体を貯留可能な液貯留部3fを備えていてもよい。
(2)また、上記実施形態に係る構造体1においては、接続部4は、本体部3aから上方へ離れるように、配置されている、という構成である。しかしながら、構造体1は、斯かる構成に限られない。例えば、接続部4の下端4dは、本体部3aの上面に接している、という構成でもよい。
(3)また、上記実施形態に係る構造体1においては、接続部4の上端4cは、突出部3bの上端3dよりも、上方に配置されている、という構成である。しかしながら、構造体1は、斯かる構成に限られない。例えば、接続部4の上端4cは、突出部3bの上端3dと同じ位置に配置されている、という構成でもよく、また、例えば、図8に示すように、接続部4の上端4cは、突出部3bの上端3dよりも、下方に配置されている、という構成でもよい。
(4)また、上記実施形態に係る構造体1においては、突出部3bの接合部3eは、横方向D6で離れるように、複数並べられている、という構成である。しかしながら、構造体1は、斯かる構成に限られない。
例えば、突出部3bの接合部3eは、横方向D6に連続するように配置されている、という構成でもよい。斯かる構成においては、突出部3bの接合部3eは、例えば、同じ接合方法(例えば、溶接のみ、接着のみ)によって、横方向D6に連続するように配置されていてもよく、また、例えば、異なる接合方法(例えば、溶接と、接着剤やコーキング剤による接着と)を組み合わせることによって、横方向D6に連続するように配置されていてもよい。
(5)また、上記実施形態に係る構造体1においては、接続部4の接合部4e,4fは、横方向D6で離れるように、複数並べられている、という構成である。しかしながら、構造体1は、斯かる構成に限られない。
例えば、接続部4の接合部4e,4fは、横方向D6に連続するように配置されている、という構成でもよい。斯かる構成においては、接続部4の接合部4e,4fは、例えば、同じ接合方法(例えば、溶接のみ、接着のみ)によって、横方向D6に連続するように配置されていてもよく、また、例えば、異なる接合方法(例えば、溶接と、接着剤やコーキング剤による接着と)を組み合わせることによって、横方向D6に連続するように配置されていてもよい。
1…構造体、1a…水平部、1b…傾斜部、2…構造部、2a…上枠、2b…下枠、2c…縦枠、2d…横枠、2e…斜枠、2f…下端外側面、3…液受け部、3a…本体部、3b…突出部、3c…内側面、3d…上端、3e…第1接合部、3f…液貯留部、4…接続部、4a…内側面、4b…外側面、4c…上端、4d…下端、4e…第2接合部、4f…第3接合部、5…補強部、5a…第1補強材、5b…第2補強材、6…空間、10…マンコンベヤ、11…搬送部、11a…走行部、11b…ステップ、12…欄干部、12a…手摺ベルト、12b…欄干本体部、13…駆動部、13a…回転部、13b…駆動源、D1…第1水平方向、D2…第2水平方向、D3…鉛直方向、D4…傾斜方向、D5…垂直方向、D6…延び方向、D7…幅方向、D8…上下方向

Claims (4)

  1. 複数の枠を有する構造部と、
    前記構造部の下端部に取り付けられる液受け部と、を備え、
    前記液受け部は、前記構造部を下方から覆う本体部と、前記構造部の下端部の外側面よりも外方に配置され、前記構造部の前記外側面に沿うように、前記本体部から上方へ板状に突出する突出部と、を備え、
    前記突出部は、前記構造部の前記外側面に支持される、マンコンベヤの構造体であって、
    前記構造部の前記外側面と前記突出部との間に配置され、前記構造部の前記外側面と前記突出部とにそれぞれ固定される接続部を備え、
    前記接続部は、前記本体部から上方へ離れるように、配置される、マンコンベヤの構造体
  2. 前記接続部の上端は、前記突出部の上端よりも、上方に配置され、
    前記接続部の下端は、前記突出部の上端よりも、下方に配置される、請求項に記載のマンコンベヤの構造体。
  3. 前記突出部は、前記接続部に接合される接合部を備え、
    前記接合部は、横方向で離れるように、複数並べられる、請求項1又は2に記載のマンコンベヤの構造体。
  4. 請求項1~の何れか1項に記載のマンコンベヤの構造体を備える、マンコンベヤ。
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