JP3528046B2 - 駐車装置パレット - Google Patents

駐車装置パレット

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JP3528046B2 JP2000245795A JP2000245795A JP3528046B2 JP 3528046 B2 JP3528046 B2 JP 3528046B2 JP 2000245795 A JP2000245795 A JP 2000245795A JP 2000245795 A JP2000245795 A JP 2000245795A JP 3528046 B2 JP3528046 B2 JP 3528046B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、駐車装置パレッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、駐車装置パレットとしては、図7
の断面図に示すようなものがある。この駐車装置パレッ
トは、車の車輪を載置するための凹部101が金型プレ
スで成形された一対の載置プレート102,102を、
長手方向に延びる接合部104で、部分溶接によって接
合している。上記車輪を載置するための凹部101は、
底面が幅方向において水平をなしている。上記載置プレ
ート102,102の下側面には、この下側面の形状に
沿って幅方向に延びる横桁106を溶接している。この
駐車装置パレットを昇降自在かつ水平移動自在に吊り下
げて、鉛直位置および水平位置に車を収納する立体駐車
装置を形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の駐車装置パレットは、上記載置プレートの凹部10
1の底面が幅方向において水平に形成されているので、
車を載せた際に、駐車装置パレットが幅方向両端から中
央に向うほど多く撓んで、上記凹部101も幅方向中央
に向う程多く撓む。そうすると、この凹部101の撓ん
だ部分に雨水などが溜まって、その雨水などが、駐車装
置パレットが移動する際に落下して、この駐車装置パレ
ットの下方に位置する他の車を汚すといった問題があ
る。また、上記載置プレートは金型を用いてプレス成形
するので、大型で高価な金型が必要であるから、駐車装
置パレットの製造コストが高いという問題がある。
【0004】また、上記従来の駐車装置パレットは、上
記横桁106,106を、凹部101,101を有する
載置プレート102,102の下側面に沿う形状にする
ために、プレス金型を用いてプレス成形するので、高価
な金型が必要になって、駐車装置パレットの製造コスト
が高くなるという問題がある。
【0005】また、上記従来の駐車装置パレットは、上
記一対の載置プレート102,102を部分溶接によっ
て接合しているので、部分溶接されていない部分には隙
間があるから、この隙間から水などが漏れて、この駐車
装置パレットの下方の車を汚すという問題がある。この
問題を回避するために、上記一対の載置プレート10
2,102を連続溶接によって接合する、あるいは、上
記溶接されていない部分の隙間にシーリングを施すこと
が提案されているが、そのいずれも製造の手間の増大
と、製造コストの上昇を招いてしまう。
【0006】そこで、この発明の目的は、水などが溜ま
ることがなく、また、水などを下方に漏らすことがな
く、金型によるプレスが不要で、そのため安価に製造で
きる駐車装置パレットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の駐車装置パレットは、駐車する車
の車輪が載る載置部を有する駐車装置パレットにおい
て、上記載置部は、上記駐車装置パレットの幅方向にお
いて、左右の両外側端に向って下り勾配をなす一方、上
記駐車装置パレットの幅方向に延びて溝型形状をなす横
桁を有し、上記横桁は、断面において、ウェブの長さが
長手方向の各部で異なり、かつ、上記ウェブの長さと2
つのフランジの長さとの合計が、長手方向のどの部分に
おいても略一定であり、上記ウェブの長さが、上記駐車
装置パレットの幅方向中央に向うに従って長くなってい
ことを特徴としている。
【0008】請求項1の駐車装置パレットによれば、上
記載置部が幅方向において左右の両外側端に向って下り
勾配をなす一方、断面が溝型形状の横桁を有する。この
横桁は、断面におけるウェブの長さが長手方向の各部で
異なるので、この横桁の一方のフランジを水平方向に配
置すると、他方のフランジが水平方向に対して傾斜す
る。この傾斜したフランジに上記載置部を固定すると、
この載置部は、幅方向において左右の両外側端に向って
下り勾配をなすように傾斜する。
【0009】また、上記横桁は、断面におけるウェブの
長さが長手方向の各部で異なるので、この横桁におい
て、ウェブの長さが最も長い部分が、剛性が最も大きく
なる。この剛性が最も大きい部分を上記駐車装置パレッ
トの幅方向中央に位置させるから、駐車装置パレットが
車を載せた際の駐車装置パレットの撓みが小さくなる。
【0010】また、上記横桁は、断面におけるウェブの
長さが長手方向の各部で異なり、かつ、断面における上
記ウェブの長さと2つのフランジの長さとの合計が、長
手方向のどの部分においても略一定であり、上記ウェブ
の長さが、上記駐車装置パレットの幅方向中央に向うに
従って長くなっているので、例えば矩形の鋼鈑をプレス
ブレーキによって折り曲げるのみで横桁が成形される。
すなわち、鋼鈑材料をそのまま用いて無駄がない板取り
で、しかも、従来の高価な金型を用いるプレスによらな
いで形成されるので、横桁が非常に安価に製造される。
【0011】請求項2の発明の駐車装置パレットは、請
求項1による駐車装置パレットにおいて、上記載置部
は、上記駐車装置パレットの幅方向に間隔をおいて配置
された2つの載置プレートからなり、上記2つの載置プ
レートの間かつ上側に、上記2つの載置プレートの間の
間隔よりも大きい幅を有し、幅方向の左右両端に水切り
を設けられた中央パネルを配置したことを特徴としてい
る。
【0012】請求項2の駐車装置パレットによれば、こ
の駐車装置パレットに落ちた例えば水などは、上記2つ
の載置プレートの間の間隔よりも大きい幅を有して左右
両端に水切りを設けられた中央パネルから載置プレート
に流れて、この載置プレートがなす勾配によって左右両
外側端まで導かれる。すなわち、上記2つの載置プレー
トと中央パネルとの間に連続溶接やシーリングを施さな
くても、駐車パレットから水などが漏れることがない。
したがって、下方に水などを漏らさない駐車装置パレッ
トが安価に得られる。
【0013】また、上記2つの載置プレートと、左右両
端に水切りを設けた中央パネルと、上記横桁とは、従来
におけるような金型を用いたプレスによることなく製造
される。したがって、従来の大型で高価なプレス用金型
が不要であるから、駐車装置パレットが、さらに安価に
なる。
【0014】請求項3による駐車装置パレットは、請求
項1または2による駐車装置パレットにおいて、上記駐
車装置パレットの幅方向の左右両端に、サイドフレーム
を配置したことを特徴としている。
【0015】請求項3の駐車装置パレットによれば、上
記サイドフレームによって、駐車すべき車が駐車装置パ
レットに乗り込む際に、車が駐車装置パレットから脱す
ることが防止される。
【0016】また、上記サイドフレームは、勾配を有す
る載置プレートの最も低い位置である幅方向の左右両端
に設けられているので、この左右両端に向って載置プレ
ートを流下した水などは、駐車装置パレットの左右両端
から落下することなく、駐車装置パレットの長手方向に
導かれる。したがって、この導かれた水を適切に排水す
ることによって、駐車装置パレットの下方の車を汚すこ
とが確実に防止される。したがって、水などが溜まらな
くて、かつ、水などを下方に漏らすことがなく、安全
で、安価な駐車装置パレットが得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施形態
により詳細に説明する。
【0018】図1は、この発明の実施形態としての駐車
装置パレットの幅方向における断面図であり、図2は平
面図である。この駐車装置パレットは、幅方向に所定の
間隔をおいて配置されて、駐車すべき車の車輪を載置す
る一対の載置プレート1,1と、幅方向に延びて断面が
溝型形状をなす横桁2,2・・・と、上記一対の載置プ
レート1,1の間、かつ上側に設けられた中央パネル3
と、上記載置プレート1,1の幅方向左右両端に、この
載置プレート1,1と一体に形成されたサイドフレーム
部4,4とを有する。この駐車装置パレットには、駐車
すべき車が図2において左側から矢印Eで示すように乗
り込むようになっている。
【0019】上記載置プレート1,1は、鋼鈑からな
り、幅方向における駐車装置パレットの左右両側端に向
って下り勾配をなしている。また、この載置プレート
1,1は、中央パネル3側の端部に、図1に示すように
上方に向かって屈曲した屈曲部1a,1aを各々有す
る。そして、この屈曲部1a,1aの上端に、上記中央
パネル3が連結されている。この中央パネル3は、鋼鈑
からなり、上記プレート1,1の間の間隔よりも多少大
きい幅を有し、幅方向両端が下方に折曲して水切り3
a,3aを形成している。この中央パネルの水切り3
a,3aを、載置プレート1,1の屈曲部1a,1aよ
りも幅方向外側に位置させて、この屈曲部1a,1aの
上端と中央パネル3の下面とを、部分溶接によって固定
している。
【0020】上記横桁2は鋼鈑からなり、図1に示すよ
うに、駐車装置パレットの幅方向左側の横桁2と右側の
横桁2とが、幅方向中央で連結部材20によって連結さ
れている。この連結された横桁2,2は、図2に示すよ
うに、駐車装置パレットの車の乗り込み側縁端6と、長
手方向の左右両縁端に2個づつ設けられて駐車装置パレ
ットを支持する支持部7,7とに設けられている。
【0021】上記横桁2は、長手方向の各部で異なる断
面を有する。図3(a)は図2のA−A線における断面
図であり、図3(b)は図2のB−B線における断面図
であり、図3(c)は図2のC−C線における断面図で
ある。この横桁2は、ウェブの長さが、図3(a)にお
いてc,図3(b)においてc’,図3(c)において
c’’であるように、駐車装置パレットの幅方向中央に
向うに従って長くなっている。この横桁2の一方のウェ
ブを水平に配置することによって他方のウェブを傾斜さ
せて、この傾斜したウェブに、上記載置プレート1を部
分溶接によって固定している。こうして、上記駐車装置
パレットの幅方向中央に向うに従って長くなるウェブの
長さによって、上記載置プレート1に幅方向外側に向う
下り勾配をつけるようにしている。また、上記横桁2の
ウェブの長さを、駐車装置パレットの幅方向中央に向う
ほど長くすることによって、横桁2の剛性を駐車装置パ
レットの幅方向中央に向うほど大きくして、駐車装置パ
レットが車を載せた際に駐車装置パレットの撓みが少な
くなるようにしている。
【0022】また、この横桁2は、上記一方のウェブの
幅を、図3(a)でb,図3(b)でb’,図3(c)
でb’’であるように、駐車装置パレットの幅方向中央
に向うに従って狭くしている。一方、上記他方のウェブ
の幅を、図3(a)でa,図3(b)でa’,図3
(c)でa’’であるように、駐車装置パレットの幅方
向中央に向うに従って広くしている。こうして、この横
桁2のウェブの長さc,c’,c’’と、2つのフラン
ジの長さa,b;a’,b’;a’’,b’’との合計
a+b+c,a’+b’+c’,a’’+b’’+
c’’が、長手方向のどの部分においても略一定になる
ようにしている。図4は、この横桁2を成形する前の状
態である横桁材料22を示す平面図であり、図2のA−
A線と、B−B線と、C−C線とに略一致する位置を示
して、その位置におけるウェブとフランジに相当する部
分の寸法を記している。この横桁材料22は矩形の鋼鈑
であり、この横桁材料22を折れ線23,24で折り曲
げて、横桁2を製造する。すなわち、上記矩形の横桁材
料22から横桁2を最も効率が良い板取りで製造するよ
うにしている。その結果、この横桁は非常に安価に製造
できるのである。
【0023】この横桁2は、図5(a),(b),
(c)の断面を有してもよい。図5(a)は、図2のA
−A線における断面図であり、図5(b)は図2のB−
B線における断面図であり、図5(c)は図2のC−C
線における断面図である。図5(a),(b),(c)
から分かるように、この横桁2は、ウェブの長さが駐車
装置パレットの幅方向中央に向うに従って長くなってい
る。一方、2つのフランジの長さが駐車装置パレットの
幅方向中央に向うに従って短くなっていて、上記2つの
フランジの長さは、長手方向の各部で互いに同じになっ
ている。図6は、この横桁2を成形する前の状態である
横桁材料26を示す平面図であり、図2のA−A線と、
B−B線と、C−C線とに略一致する位置を示して、そ
の位置におけるウェブとフランジに相当する部分の寸法
を記している。この横桁材料26もまた、折れ線27,
28で折り曲げるのみで製造できる。すなわち、矩形の
横桁材料26から横桁2を最も効率が良い板取りで製造
できるので、この横桁は非常に安価に製造できる。
【0024】上記構成の駐車装置パレットを、長手方向
の左右両縁端に2個づつ設けた支持部7,7で支持し
て、この駐車装置パレットに載せた車を水平方向および
鉛直方向に移動させて、立体駐車装置の所定の場所に車
を収納するようにしている。
【0025】この駐車装置パレットは、上記載置プレー
ト1,1が幅方向において左右の両外側に向って下り勾
配をなすと共に、載置プレート1を支持する横桁2は駐
車装置パレットの幅方向中央に向うにつれて剛性が大き
くなるので、駐車装置パレットに車が載っても、従来に
おけるように、駐車装置パレットが撓んで幅方向中央が
左右両端よりも低くなることがない。したがって、雨水
が付着した車が駐車装置パレットに乗り込んで、上記雨
水が駐車装置パレット上に落ちても、その雨水は上記載
置プレート1,1の両外側端まで流れて、この両外側端
に設けられたサイドフレーム部4,4に沿って載置プレ
ート1,1の長手方向に排水される。したがって、従来
におけるように、駐車装置パレットの撓んだ部分に水な
どが溜まることがない。すなわち、上記溜まった水など
が、駐車装置パレットが移動したときに落下して、駐車
装置パレットの下方の車を汚すことがない。
【0026】また、上記載置プレート1には、従来にお
けるような凹部を設けないので、載置プレート1を金型
プレスを使わないでプレスブレーキによって製造でき
る。したがって、載置プレート1を安価に製造できるの
で、駐車装置パレットの製造コストを削減できる。ま
た、載置プレート1,1を溶接して勾配をつける横桁
2,2・・・も、金型プレスを使わずに安価に製造でき
て、さらに、上記横桁材料22,26の板取りが非常に
効率が良いので、非常に安価に製造できて、駐車装置パ
レットの製造コストを大幅に削減できる。
【0027】上記中央パネル2は、その上に落ちた水な
どを水切りによって載置プレート1,1に確実に流すの
で、中央パネル2と上記載置プレート1,1とは部分溶
接によって接続されているにもかかわらず、その間から
水が漏れることがない。したがって、水漏れしない駐車
装置パレットが、連続溶接やシーリングを施すことなく
安価に得られる。また、この中央パネルは、金型プレス
によらずに形成できるから、さらに安価になる。
【0028】上記駐車装置パレットは、幅方向の左右両
端に長手方向に設けられたサイドフレーム部4,4を有
するので、車が駐車装置パレットに乗り込む際に駐車装
置パレットから脱落することが防止される。また、上記
サイドフレーム部4,4は、載置プレート1,1の左右
両側端に流下した水などを長手方向に導くので、この水
などを排水することによって、駐車装置パレットの下方
の車に水などが落下することが確実に防止できる。
【0029】上記駐車装置パレットを備えた立体駐車装
置は、下方に水などを漏らさなくて、しかも安価に製造
できる駐車装置パレットを備えるので、収納する車を清
浄に保つことができ、かつ、安価に製造できる。
【0030】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の駐車装置パレットは、幅方向において左右の両外側
端に向って下り勾配をなす載置部を有する一方、駐車装
置パレットの幅方向に延びて溝型形状をなす横桁を有
し、上記横桁は、断面において、ウェブの長さが長手方
向の各部で異なるので、この横桁の一方のフランジを水
平方向に配置すると、他方のフランジが水平方向に対し
て傾斜するから、この傾斜したフランジに上記載置部を
固定するのみで、載置部を容易に傾斜させることができ
る。
【0031】また、上記横桁は、断面におけるウェブの
長さが長手方向の各部で異なるので、上記横桁を、ウェ
ブの長さが最も長い部分を上記駐車装置パレットの幅方
向中央に位置させて、駐車装置パレットの幅方向中央に
おいて横桁の剛性を最も大きくするから、駐車装置パレ
ットが車を載せた際の駐車装置パレットの撓みを小さく
できる。
【0032】また、上記横桁は、断面におけるウェブの
長さが長手方向の各部で異なり、かつ、断面における上
記ウェブの長さと2つのフランジの長さとの合計が、長
手方向のどの部分においても略一定であり、上記ウェブ
の長さが、上記駐車装置パレットの幅方向中央に向うに
従って長くなっているので、例えば矩形の鋼鈑をプレス
ブレーキによって折り曲げるのみで横桁が成形されるか
ら、従来の高価な金型を用いるプレスによらないで、か
つ、上記鋼鈑から無駄がない板取りで横桁を製造でき
る。したがって、非常に安価に横桁を製造できる。
【0033】請求項2の発明の駐車装置パレットは、上
記載置部は、上記駐車装置パレットの幅方向に間隔をお
いて配置された2つの載置プレートからなり、上記2つ
の載置プレートの間かつ上側に、上記2つの載置プレー
トの間の間隔よりも大きい幅を有し、幅方向の左右両端
に水切りを設けられた中央パネルを配置したので、この
駐車装置パレットに落ちた例えば水などは、上記中央パ
ネルから載置プレートに流れて、この載置プレートがな
す勾配によって左右両外側端まで導かれる。したがっ
て、上記2つの載置プレートと中央パネルとの間に連続
溶接やシーリングを施すことなく、下方に水などを漏ら
さない駐車装置パレットを安価に得ることができる。
【0034】また、上記2つの載置プレートと、左右両
端に水切りを設けた中央パネルと、上記横桁とは、従来
の大型で高価な金型を用いたプレスによらないで製造で
きるから、さらに安価に駐車装置パレットを製造でき
る。
【0035】請求項3による駐車装置パレットは、上記
駐車装置パレットの幅方向の左右両端に、サイドフレー
ムを配置したので、駐車装置パレットに乗り込む車が駐
車装置パレットから脱することを防止できる。
【0036】また、上記サイドフレームによって、この
サイドフレームが位置する左右両端に向って載置プレー
トを流下した水などが、駐車装置パレットの長手方向に
導かれて排水されるから、水などが駐車装置パレットか
ら落下して下方の車を汚すことを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態における駐車装置パレッ
トの幅方向の断面図である。
【図2】 図1に示した駐車装置パレットの平面図であ
る。
【図3】 図3(a)は、図2のA−A線に沿う断面図
であり、図3(b)は、図2のB−B線に沿う断面図で
あり、図3(c)は、図2のC−C線に沿う断面図であ
り、各々の位置における横桁2の断面を示す図である。
【図4】 図3(a),(b),(c)に示した断面を
有する横桁2について、この横桁2を成形する前の横桁
材料22を示す平面図である。
【図5】 図5(a)は、図2のA−A線に沿う断面図
であり、図5(b)は、図2のB−B線に沿う断面図で
あり、図5(c)は、図2のC−C線に沿う断面図であ
り、図4および図5に示した横桁2と異なる断面を有す
る横桁2の断面を示す図である。
【図6】 図5(a),(b),(c)に示した断面を
有する横桁2について、この横桁2を成形する前の横桁
材料26を示す平面図である。
【図7】 従来の駐車装置パレットを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 載置プレート 2 横桁 3 中央パネル 4 サイドフレーム部 6 乗り込み側縁端 7 支持部 20 連結部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−24073(JP,A) 特開 平10−159373(JP,A) 特開 平8−158687(JP,A) 実開 平2−36567(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 6/06,6/12 E04H 6/18 601 B65D 19/00 - 19/44

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駐車する車の車輪が載る載置部(1)を
    有する駐車装置パレットにおいて、 上記載置部(1)は、上記駐車装置パレットの幅方向に
    おいて、左右の両外側端に向って下り勾配をなす一方、 上記駐車装置パレットの幅方向に延びて溝型形状をなす
    横桁(2)を有し、上記横桁(2)は、断面において、
    ウェブの長さ(c,c’,c’’)が長手方向の各部で
    異なり、かつ、上記ウェブの長さ(c,c’,c’’)
    と2つのフランジの長さa,b;a’,b’;a’’,
    b’’)との合計(a+b+c,a’+b’+c’,
    a’’+b’’+c’’)が、長手方向のどの部分にお
    いても略一定であり、 上記ウェブの長さ(c,c’,c’’)が、上記駐車装
    置パレットの幅方向中央に向うに従って長くなっている
    ことを特徴とする駐車装置パレット。
  2. 【請求項2】 請求項1による駐車装置パレットにおい
    て、 上記載置部は、上記駐車装置パレットの幅方向に間隔を
    おいて配置された2つの載置プレート(1)からなり、 上記2つの載置プレート(1)の間かつ上側に、上記2
    つの載置プレート(1)の間の間隔よりも大きい幅を有
    し、幅方向の左右両端に水切りを設けられた中央パネル
    (3)を配置したことを特徴とする駐車装置パレット。
  3. 【請求項3】 請求項1または2による駐車装置パレッ
    トにおいて、 上記駐車装置パレットの幅方向の左右両端に、サイドフ
    レーム(4)を配置したことを特徴とする駐車装置パレ
    ット。
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