JP2630579B2 - 覆工版の連結構造 - Google Patents

覆工版の連結構造

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JP2630579B2
JP2630579B2 JP17532795A JP17532795A JP2630579B2 JP 2630579 B2 JP2630579 B2 JP 2630579B2 JP 17532795 A JP17532795 A JP 17532795A JP 17532795 A JP17532795 A JP 17532795A JP 2630579 B2 JP2630579 B2 JP 2630579B2
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弘名 赤名
律 中川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、路面の覆工版、排水路
の覆工版、橋梁用床版、空港の滑走路やエプロン、体育
館や倉庫や工場等の床版、鉄道の道床(特に踏切等)、
シェット、シールドエレメント、カーテンウォール等の
版構造物の全てに用いることができる覆工版の連結構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の覆工版としては、特公昭41−1
9863号公報に示されているように、平面4角形の覆
工版が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の覆工版の平
面形状は4角形であるので、その覆工版を支持する2本
の支持梁に水平度の狂いがあると、その覆工版が4点で
確実に支承されなくなり、そのため覆工版における4点
の被支承部のうち、支承されていない覆工版の1点の上
部に走行する車両が乗ると、その覆工版にがた付きが生
じるという欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記のような問題を有利
に解決するために、本発明の覆工版の連結構造において
は、座板1の上部中央に6角形の支承突起2を固定して
受具3を構成し、このように構成した複数の受具3を一
定間隔で平行に架設された各支持梁4に一定間隔で載置
し、各受具3の上に、6枚の3角形覆工版5の頂部付近
を放射状に配置して載置すると共に、各3角形覆工版5
の頂部付近の底部と前記座板1とにわたって挿通した結
合用ボルト6により、前記座板1と前記6枚の3角形覆
工版5の頂部付近とを締付け結合した覆工版の連結構造
としたものである。
【0005】
【実施例】図8は本発明の実施例において使用する3角
形覆工版を示す平面図、図9は3角形覆工版の頂部付近
を示す正面図、図10は3角形覆工版の側面図、図11
は図8のC−C線断面図であって、5は本発明を実施す
る場合に使用する3角形覆工版であり、それぞれ頂部
(隅部)を切断して対向する底辺と平行な頂面を有する
正3角形または2等辺3角形の周縁枠8が、鋼材等の金
属材料により構成され、その周縁枠8の厚さ方向の底部
に、鋼材等の金属材料からなる底板9が溶接により固着
され、その底板9の下面に、支持梁4と突き当たらない
位置において、覆工版外れ止め用係止突出部10が溶接
により固着されている。
【0006】前記周縁枠8の内面の周囲に多数のジベル
金具11が溶接により固着され、さらに、周縁枠8内に
コンクリートやアスファルト等の充填材12が充填され
ている。周縁枠8の各頂部に、ボルト挿通用透孔13を
有する下面板14および上面板15と垂直なガイドパイ
プ16とを一体に結合して構成した取付金具17が、溶
接により固着されている。
【0007】図12および図13は本発明を実施する場
合に使用する受具3を示すものであって、正6角形の座
板1の上面の中央部に、正6角形の支承突起2が一体に
形成され、さらに、前記支承突起2の各隅角部から放射
状に延長する垂直な仕切板7は、座板1および支承突起
2に対し溶接により固着され、前記座板1の仕切板7,
7に囲まれた位置には、前記正6角形の支承突起2の各
辺の中央部から一定間隔だけ離れた位置において、ボル
ト挿通用透孔18が設けられている。このように形成さ
れた受具3は、プラスチック製、硬質ゴム製、金属製、
または金属にプラスチックあるいは硬質ゴムを被覆した
ものとする。
【0008】図14は本発明の実施例において使用され
る緩衝用ゴム板19を示すものであって、硬度が60°
〜80°のゴム板に、前記受具3を形成する座板1に穿
設したボルト挿通用透孔18と合致する6個のボルト挿
通用透孔20が穿設されている。
【0009】図1ないし図7は前記3角形覆工版5を使
用した覆工版の連結順序を示すものであって、すなわ
ち、図1は一方の支持梁4にボルト挿通用透孔22を穿
設し、他方の支持梁4に緩衝用ゴム板19を載置した状
態を示す平面図、図2は一方の支持梁4に緩衝用ゴム板
19を載置し、他方の支持梁4に緩衝用ゴム板19を載
置したその上に受具3を載置した状態を示す平面図、図
3は一つの受具3の上に6枚の3角形覆工版5の頂部を
載置した状態を示す平面図、図4は図3のA−A線にお
ける断面図、図5は6枚の3角形覆工版5の頂部を連結
した状態を示す平面図、図6は連結された6枚の3角形
覆工版5の頂部を拡大して示す平面図、図7は図5のB
−B線における断面図である。まず、図1に示すよう
に、H形断面の多数の支持梁4が、ほぼ水平状態で平行
に架設され、かつ、前記支持梁4の上部フランジ21
に、前記緩衝用ゴム板19および受具3を形成する座板
1のボルト挿通用透孔20,18に合致するボルト挿通
用透孔22が穿設され、前記支持梁4の上部フランジ2
1に、各ボルト挿通用透孔22とボルト挿通用透孔20
とが合致するようにして、緩衝用ゴム板19が載置され
る。
【0010】次に、図2に示すように、前記緩衝用ゴム
板19の上に、ボルト挿通用透孔20とボルト挿通用透
孔18とが合致するようにして、受具3が載置され、次
いで、図3および図4に示すように、1個の受具3に対
し、6枚の3角形覆工版5の頂部が挿込み嵌入され、次
に、図5ないし図7に示すように、3角形覆工版5の下
面板14と、受具3の座板1と、緩衝用ゴム板19と、
支持梁4の上部フランジ21とにわたって、結合用ボル
ト6が上方から挿通され、その結合用ボルト6の下部に
ナット23が螺合され、各結合用ボルト6およびこれに
螺合された各ナット23により、6枚の3角形覆工版5
と受具3と緩衝用ゴム板19とが,1本の支持梁4に固
定される。
【0011】3角形覆工版5を取外す場合は、前記結合
用ボルト6を取外すことにより、3角形覆工版5を迅速
に撤去することができる。
【0012】なを、本発明を実施する場合、3角形覆工
版5全体を鋼製にしてもよく、あるいは、鋼製の3角形
覆工版5を骨材とした鉄筋コンクリートにより構成して
もよい。また、本発明の覆工版の連結構造の応用は、路
面の覆工版、排水路の覆工版、橋梁用床版、空港の滑走
路やエプロン、体育館や倉庫や工場等の床版、鉄道の道
床(特に踏切等)、シェット、シールドエレメント、カ
ーテンウォール等の版構造物の全てに用いることができ
る。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、座板1の上部中央に6
角形の支承突起2を固定して受具3を構成し、このよう
に構成した複数の受具3を一定間隔で平行に架設された
各支持梁4に一定間隔で載置し、各受具3の上に、6枚
の3角形覆工版5の頂部付近を放射状に配置して載置す
ると共に、各3角形覆工版5の頂部付近の底部と前記座
板1とにわたって挿通した結合用ボルト6により、前記
座板1と前記6枚の3角形覆工版5の頂部付近とを締付
け結合した覆工版の連結構造としたので、各支持梁4の
上に載置した受具3の上に6枚の3角形覆工版5の頂部
付近を放射状に載置し、各3角形覆工版5の頂部付近の
底部と、前記受具3の座板1と、支持梁4とに結合用ボ
ルト6を貫通し締め付けて、6枚の3角形覆工版5の頂
部付近が支持梁4に連結され、そのため自動車等の車両
が3角形覆工版5の上に乗っても、その3角形覆工版5
が、がた付くことはなく、かつ、6枚の3角形覆工版5
の頂部を、結合用ボルト6のみによる簡単な構造の連結
部材を使用して、迅速に連結することができ、さらに3
角形覆工版5の一つの頂部を、共通の支承突起2に突き
合わせるか、または近接させることにより、3角形覆工
版5を強力に支承することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一方の支持梁にボルト挿通用透孔を穿設し、他
方の支持梁に緩衝用ゴム板を載置した状態を示す平面図
である。
【図2】一方の支持梁に緩衝用ゴム板を載置し、他方の
支持梁に緩衝用ゴム板を載置したその上に受具を載置し
た状態を示す平面図である。
【図3】一つの受具の上に6枚の3角形覆工版の頂部を
載置した状態を示す平面図である。
【図4】図3のA−A線における断面図である。
【図5】6枚の3角形覆工版の頂部を連結した状態を示
す平面図である。
【図6】連結された6枚の3角形覆工版の頂部を拡大し
て示す平面図である。
【図7】図5のB−B線における断面図である。
【図8】本発明の実施例において使用する3角形覆工版
を示す平面図である。
【図9】図8に示す3角形覆工版の頂部付近を示す正面
図である。
【図10】本発明の実施例において使用する3角形覆工
版を示す側面図である。
【図11】図8のC−C線断面図である。
【図12】本発明の実施例において使用する受具を示す
平面図である。
【図13】図12に示す受具の正面図である。
【図14】本発明の実施例において使用する緩衝用ゴム
板を示す平面図である。
【符号の説明】
1 座板 2 支承突起 3 受具 4 支持梁 5 3角形覆工版 6 結合用ボルト 7 仕切板 8 周縁枠 9 底板 10 覆工版外れ止め用係止突出部 11 ジベル金具 12 充填材 13 ボルト挿通用透孔 14 下面板 15 状面板 16 ガイドパイプ 17 取付金具 18 ボルト挿通用透孔 19 緩衝用ゴム板 20 ボルト挿通用透孔 21 上部フランジ 22 ボルト挿通用透孔 23 ナット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座板1の上部中央に6角形の支承突起2
    を固定して受具3を構成し、このように構成した複数の
    受具3を一定間隔で平行に架設された各支持梁4に一定
    間隔で載置し、各受具3の上に、6枚の3角形覆工版5
    の頂部付近を放射状に配置して載置すると共に、各3角
    形覆工版5の頂部付近の底部と前記座板1とにわたって
    挿通した結合用ボルト6により、前記座板1と前記6枚
    の3角形覆工版5の頂部付近とを締付け結合したことを
    特徴とする覆工版の連結構造。
JP17532795A 1995-06-08 1995-06-08 覆工版の連結構造 Expired - Lifetime JP2630579B2 (ja)

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US20160115652A1 (en) * 2013-05-30 2016-04-28 Mike WOLD Modular rig mat system

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