JP5593408B1 - 船舶居住区階段構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】船舶の上下のデッキ7,5間を所定の幅と傾斜で配置され、上下の前記デッキの所定位置に接合される予め陸上小組製作による両サイドフレーム及びこれらの両サイドフレーム間に接合される奥側の所定高さに屈曲する曲げ部11と手前側のセメント止めコーミングとを有する複数の踏み板(ステップ)4a〜4kと、からなる。
【選択図】図1
Description
当該実開平6-10097号公報の開示は、考案名称「船舶の居住区内鋼製階段」に係り、「ステップ部の構成を簡易化し、ステップ部両側のメンテナンスの可能な鋼製階段を提供しようとする」ことを目的とする発明解決課題において(同公報明細書段落番号0005参照)、「略直角に一段曲げした立ち上がり板と踏み板を形成する山形鋼、該山形鋼両端面に溶着する不等辺山形鋼製のサイドフレ−ム、上下鋼甲板間の階段部両側の鋼壁とサイドフレ−ム間の隙間調整用平板、踏み板の最前部に固設する滑り止めバ−及び該滑り止めバ−上に固設するステップガ−ドとから構成され、踏み板上面にモルタルセメント等のテックスを付設し、両側に手摺を固設してなる」構成とすることにより(同公報実用新案登録請求の範囲の記載参照)、「踏み板と立ち上がり板とは略90度に曲げられているので、山形鋼を形成するプレス機械の金型は一種類あればよい。また、サイドフレ−ム下部は開口を有しているので塗装等の補修が容易にできる。」等の効果を奏するものである(同公報明細書段落番号0014,0015参照)。
図5は、従来の船舶居住区階段構造の前記踏み板101と階段仕切板との接合概略を示す概略図であり、船舶居住区階段構造において、上下の階の間に配置される後背仕切板に直接前記踏み板101を溶接するようにしたものである。図5において、符号101は、踏み板であるステップであり、概略として、踏み板101aの上に、踏み板101bが、その上に踏み板101cが配置される概略を示している。また、図5において、符号111は、上下の階間に配置される階段仕切板であり、112は、前記踏み板101の上部溶接部、113は、同下部溶接部である。
さらに、船首壁、船尾壁間での比較的狭い場所での溶接作業のため作業性が悪いという問題があった。
また、本願請求項2に係る発明は、前記請求項1に記載の船舶居住区階段構造において、前記曲げ部と前記セメント止めコーミング鋼板の間に滑り止めセメントが形成されたことを特徴とする。
さらに、本願請求項3に係る発明は、前記請求項1に記載の船舶居住区階段構造において、前記奥側の所定高さの曲げ部に替え、前記踏み板の奥側端に立接する前記サイドフレームに接合される所定高さの鋼板が配置されたことを特徴とする。
そして、本願請求項4に係る発明は、前記請求項1に記載の船舶居住区階段構造において、前記サイドフレームの双方または片方の中間位置には、防振用の支持部材が設けられ、又は、強度補強用のステイフナが設けられることを特徴とする。
(1)溶接長の減少および歪量の減少により現場工数の削減という効果を有する。
(2)踏み板奥側のセメント止めコーミングの施工が省略することができるという効果も有する。
また、高いクリアハイトに設置する場合には、階段昇降に際し共振等による振動のおそれが生じるが、そのような場合には、前記サイドフレーム3a、3bの双方または片方の中間に共振止めの支持部材(図示外)を設けるようにしてもよく、強度補強のためのステイフナ(図示外)を設けるようにしてもよい。
また、本実施例1に係る船舶居住区階段1によれば、船舶内に設置する際にも、上下デッキ5、7間の所定の溶接位置の溶接部6、8a、8bのみの溶接接合で設置することができるので、この点でも溶接量を少なくすることができ、さらに、溶接量が少ないことから溶接熱による歪みの発生がなくなり、歪み取り作業の軽減等、従来に比し、極めて高い作業性を得ることができるものである。
3a、3b サイドフレーム
4 踏み板(ステップ)
5 下部デッキ
6 下部デッキ溶接部
7 上部デッキ
8a、8b 上部デッキ溶接部
9 船首壁
10 船尾壁
11 曲げ部
12a、12b 溶接部
13 セメント止めコーミング
14 セメント
101a、101b、101c、・・・ 踏み板
102 立ち上がり板
103 サイドフレ−ム
104 鋼壁
105 隙間調整用平板
106 滑り止めバ−
107 テックス
108 ステップガ−ド
109 手摺用支柱
110 トップレ−ル
111 階段仕切板
112 上部溶接部
113 下部溶接部
α、β 歪み
Claims (4)
- 船舶の上下のデッキ間を所定の幅と傾斜で配置され、上下の前記デッキの所定位置に接合される予め陸上小組製作による両サイドフレーム及びこれらの両サイドフレーム間に接合される複数の踏み板からなる船舶居住区階段構造であって、前記複数の踏み板は、奥側が所定高さに屈曲する曲げ部と、手前側上端にネジ止めされる所定厚さのセメント止めコーミング鋼板及びその間の滑り止めセメントとからなり、前記奥側の曲げ部の周囲に曲げ部に沿って上方に屈曲する溶接接合部及び前記踏み板の手前下端に沿った溶接接合部でのみ前記サイドフレームと溶接接合されることを特徴とする船舶居住区階段構造。
- 前記曲げ部と前記セメント止めコーミング鋼板の間に滑り止めセメントが形成されたことを特徴とする請求項1に記載の船舶居住区階段構造。
- 前記奥側の所定高さの曲げ部に替え、前記踏み板の奥側端に立接する前記サイドフレームに接合される所定高さの鋼板が配置されたことを特徴とする請求項1に記載の船舶居住区階段構造。
- 前記サイドフレームの双方または片方の中間位置には、防振用の支持部材が設けられ、又は、強度補強用のステイフナが設けられることを特徴とする請求項1に記載の船舶居住区階段構造。
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JP2013054624A JP5593408B1 (ja) | 2013-03-18 | 2013-03-18 | 船舶居住区階段構造 |
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