JP5755258B2 - 車体側部構造 - Google Patents
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Description
この車体側部構造によれば、リヤホイールハウスの近傍に車体側方から衝撃荷重が入力した場合に、入力した衝撃荷重がリヤホイールハウスを経て補強部材に伝えられる。補強部材に伝えられた荷重がリヤシートブラケットを経てシートバックプレートに伝えられ、伝えられた荷重がシートバックプレートで支えられる(例えば、特許文献1参照。)。
このため、衝撃荷重が入力した部位が車室側に大きく変形することが考えられ、この観点から改良の余地が残されていた。
請求項2に係る発明は、前記パネル部が前記リヤホイールハウスの前部に接続されることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、前記ハウス補強部材は、前記後接続部から前記前接続部まで略水平に延びるビードを有し、該ビードは、車室側へ向けて膨出されることにより頂部を有することを特徴とする。
ここで、リヤホイールハウスから離れた部位に車体側方から衝撃荷重が入力した場合に、衝撃荷重をドアビームに伝えることができる。さらに、ドアビームに伝えられた荷重をドアビームの後端部に伝え(分散させ)、後端部からストライカを経て前接続部に伝えることができる。
ハウス補強部材が引張方向や圧縮方向に変形することにより、ハウス補強部材に伝えられた荷重をハウス補強部材を経てリヤバルクヘッド(剛性の高い部材)に伝え、リヤバルクヘッドで支えることができる。
これにより、リヤホイールハウスが車室側に大きく変形することを抑えることができる。
すなわち、リヤホイールハウスから離れた部位に車体側方から衝撃荷重が入力した場合に、入力した衝撃荷重をリヤホイールハウス側に分散させることができる。
これにより、車体側方から入力した衝撃荷重でリヤホイールハウスから離れた部位が車室側に大きく変形することを抑えることができる。
請求項2に係る発明では、パネル部をリヤホイールハウスの前部に接続した。
請求項3に係る発明では、ハウス補強部材に、後接続部から前接続部まで略水平に延びるビードを有し、ビードを車室側へ向けて膨出することにより、ビードに頂部を有するようにした。
よって、ハウス補強部材の前接続部に車幅方向外側から荷重が入力した場合に、ハウス補強部材が後接続部を支点にして車幅方向内側に曲げ変形する。ハウス補強部材が曲げ変形することにより、パネル部が引張方向に変形し、頂部が圧縮方向に変形する。
ハウス補強部材を曲げ変形させることにより、伝えられた荷重の一部をハウス補強部材で吸収することができる。
加えて、パネル部が引張方向に変形し、頂部が圧縮方向に変形した状態に保たれる。よって、前接続部に入力した荷重をハウス補強部材を経てリヤバルクヘッドに伝えることができる。
さらに、一つのビードの下方に他のビードを形成し、他のビードを車体後方に向け上り勾配に傾斜させて一つのビードの中央部に合流させた。これにより、ハウス補強部材の形状を小さく抑えることができる。
このように、ハウス補強部材の形状を小さく抑えることによりハウス補強部材の軽量化を図ることができる。
よって、センタピラーの下部に車体側方から衝撃荷重が入力した場合に、センタピラーの下部を車室側に変形させ、かつ、ドアビームの前端部を車室側に移動させることができる。このように、センタピラーの下部を変形させ、さらに、ドアビームの前端部を移動させることにより衝撃荷重を吸収することができる。
よって、センタピラーの下部(脆弱部)に車体側方から衝撃荷重が入力した場合に、センタピラーの下部を車室側に変形させ、かつ、ドアビームの前端部を車室側に移動させることができる。
これにより、乗員の胸部に衝撃荷重の影響を与えないようにできる。
これにより、ドアビームの後端部に伝えられた(分散された)荷重を、ドアビームの後端部および係止部を経てハウス補強部材の前接続部に略直線上に伝えることができるので、荷重の伝達効率を向上させることができる。
よって、ストライカ取付ブラケットを前接続部およびドアビームの後端部を結ぶ直線上に配置することができる。
これにより、ドアビームの後端部に伝えられた(分散された)荷重を、ドアビームの後端部、ストライカおよびストライカ取付ブラケットを経てハウス補強部材の前接続部に略直線上に伝えることができるので、荷重の伝達効率を向上させることができる。
センタピラーの下部に車体側方から衝撃荷重が入力した場合に、入力した衝撃荷重を最下位のドアヒンジおよびビーム取付ブラケットを経てドアビームの前端部に伝えることができる。
図1に示すように、車体側部構造10は、車体11の側部に設けられて車体前後方向に延びるサイドシル12と、サイドシル12の前端部12aから立ち上げられたフロントピラー13と、サイドシル12の中央部12bから立ち上げられたセンタピラー14と、サイドシル12の後部12cに設けられたクロスメンバ15と、クロスメンバ15から車体後方に延びるリヤフレーム16とを含む(備えている)。
前ドア開口部31にフロントサイドドア23が開閉自在に支持されている。
また、サイドシル12の後半部12e、センタピラー14、リヤピラー21(リヤホイールハウス18を含む)およびルーフレール22の後半部22bで車体11の後側部に後ドア開口部(ドア開口部)32が形成されている。
後ドア開口部32にリヤサイドドア24が開閉自在に支持されている。
リヤサイドドア24の内部27にはドアビーム68が傾斜状に設けられ、ドアビーム68の後端部68b近傍にドアラッチ装置88(図7参照)が設けられている。
リトラクタ開口部39および脆弱部41は、それぞれ同じ高さに備えられている。
リトラクタ開口部39にリトラクタ43が収納され、収納されたリトラクタ43がボルト51(図2も参照)で内壁37に取り付けられている。
リトラクタ43はシートベルト44を巻き取る機能などを備えている。
この脆弱部41は、リトラクタ開口部39と同様に、サイドシル12の上端12fから乗員45の腰部46中心(図3参照)(シートクッション49より僅かに上方の位置)までの範囲E2に形成されている。
よって、衝撃荷重で脆弱部41(すなわち、下部)を車室34側に変形させることにより、乗員45の上半身(胸部)47側に位置するセンタピラー14の部位14aを乗員45の胸部47から離す(遠ざける)ことができる。
上ドアヒンジ53がセンタピラー14の中央に設けられ、下ドアヒンジ54がセンタピラー14の下部(すなわち、外壁38の下部38a)近傍に設けられている。よって、下ドアヒンジ54が上ドアヒンジ53の下方位置(最下位)に設けられている。
回動ブラケット59は、リヤサイドドア24のドア前壁64にボルト61・ナット62でビーム取付ブラケット67とともに締結されている。
よって、リヤサイドドア24(ドア前壁64)がセンタピラー14の外壁38に回動自在に支持されている。
このビーム取付ブラケット67にドアビーム68の前端部68aが接続されている。ビーム取付ブラケット67にドアビーム68の前端部68aが接続されることにより、ドアビーム68の前端部68aがリヤサイドドア24のドア前壁64にビーム取付ブラケット67を介して固定されている。
よって、センタピラー14(外壁38)の下部38a(図5参照)に車体側方から衝撃荷重が入力した場合に、入力した衝撃荷重を最下位の下ドアヒンジ54およびビーム取付ブラケット67を経てドアビーム68の前端部68aに伝えることができる。
このドアビーム68は、リヤサイドドア24の内部27に設けられ、前端部68aから後端部68bに向けて傾斜角度θ1の上り勾配で傾斜された補強用の部材である。
さらに、ドアビーム68は、脆弱部41より車幅方向外側で、かつ、脆弱部41に対峙するように前端部68aが配置されている。
このように、センタピラー14の下部37a,38aを変形させ、さらに、ドアビーム68の前端部68aを移動させることにより衝撃荷重を吸収することができる。
リヤホイールハウス18は、車室34側に対峙するインナホイールハウス71と、車外35側に対峙するアウタホイールハウス72とを有する。
インナホイールハウス71およびアウタホイールハウス72の各フランジ71a,72aが接続されることにより、リヤホイールハウス18の前フランジ18bが形成されている。
このハウス補強部材28は、インナホイールハウス71のフランジ71aに接続された前接続部74と、前接続部74から延出されたパネル部75と、パネル部75の後辺(後端部)75bから張り出された後接続部76と、補強用の上ビード77、中ビード78および下ビード79(複数のビード)を有する。
前辺75aが前接続部74に沿って車体前方に向けて下り勾配に傾斜され、後辺75bが後接続部76に沿って形成されている。
すなわち、パネル部75は、後接続部76から前接続部74までインナホイールハウス71の前上部71bに沿って車体前方で、かつ、車幅方向外側に向けて傾斜状に延出されている。
すなわち、リヤバルクヘッド25は、リヤホイールハウス18に接続された左脚部84と、左脚部84の上端部84aから車幅方向内側に向けて延ばされたアッパクロスメンバ85と、左脚部84の下端部84bから車幅方向内側に向けて延ばされたロアクロスメンバ86とを備えている。
このリヤバルクヘッド25は、車室34と荷室36とを仕切る部材であり、車体11の骨材を形成する剛性の高い部材である。
頂部77aは、パネル部75に対して高さH1の位置に形成されている。
頂部78aは、パネル部75に対して高さH1の位置に形成されている。
中ビード78は、「複数のビードのうち少なくとも一つのビード」に該当する。
頂部79aは、パネル部75に対して高さH1の位置に形成されている。
下ビード79が中ビード78の中央部78bに合流されることにより下ビード79の長さ寸法を小さく抑えることができる。
下ビード79は、「一つのビードの下方に形成された他のビード」に該当する。
よって、ハウス補強部材28の前接続部74に車幅方向外側から荷重が入力した場合に、ハウス補強部材28が後接続部76を支点にして車幅方向内側に曲げ変形する。ハウス補強部材28が曲げ変形することにより、パネル部75が引張方向に変形し、各頂部77a,78a,79aが圧縮方向に変形する。
加えて、パネル部75が引張方向に変形し、各頂部77a,78a,79aが圧縮方向に変形した状態に保たれる。よって、前接続部74に入力した荷重をハウス補強部材28を経てリヤバルクヘッド25に伝えることができる。
そこで、ハウス補強部材28の各頂部77a,78a,79aの高さH1は、ハウス補強部材28が曲げ変形した際に、シートバックの外端部に干渉しないように設定されている。
このように、ハウス補強部材28の形状を小さく抑えることによりハウス補強部材28の軽量化を図ることができる。
すなわち、図5、図8に示すように、前接続部74は車体前方に向けて下り勾配に傾斜されている。よって、下ビード79の前端部(下前端部)79bは、中ビード78の前端部(中前端部)78cや上ビード77の前端部(上前端部)77bと比べてドアビーム68の前端部(ビーム前端部)68a(図5参照)に近い位置に配置されている。
これにより、補強用の下ビード79の長さ寸法L4を小さく抑えることが可能になり、ハウス補強部材28の軽量化を図ることができる。
サイドアウタパネル26は、後ドア開口部32の後部を形成する開口壁93と、開口壁93の車幅方向内側の内端93aから車体前方に向けて折り曲げられたパネルフランジ94とを有する。
パネル開口壁93は、パネルフランジ94に隣接して開口段部壁95が設けられている。
開口段部壁95は、リヤサイドドア24のドア後壁(後部)65に向けて膨出され、膨出された状態で車幅方向に向けてパネルフランジ94まで張り出されている。
また、パネルフランジ94がリヤホイールハウス18の前フランジ18bに接続されることにより、リヤホイールハウス18の前フランジ18bおよびパネルフランジ94で後ドア開口部32の開口フランジ101が形成されている。
開口フランジ101の車幅方向外側に開口段部壁95が設けられている。
ドア後壁65は、車体前後方向において開口段部壁95に対峙するラッチ壁103と、ラッチ壁103の車幅方向外側に設けられ、車体前後方向において開口段部壁95に対峙するドア段部壁104とを有する。
ドアラッチ装置88のドアラッチ89がストライカ82に係止されることにより、リヤサイドドア24が後ドア開口部32を閉じた状態に保持される。
また、ドア段部壁104にドアビーム68の後端部68bが接続されている。よって、ストライカ82の車幅方向外側にドアビーム68の後端部68bが設けられている。
さらに、ドアビーム68の後端部68b、ストライカ82および前接続部74が車外側から車幅方向内側に向けてこの順に重なるように設けられている。
よって、ドアビーム68の後端部68bに伝えられた荷重を、ドアビーム68の後端部68bから係止部91(ドアラッチ89およびストライカ82が係止する部位)を経て前接続部74に伝えることができる。
これにより、ドアビーム68の後端部68bに伝えられた(分散された)荷重を、ドアビーム68の後端部68b、ストライカ82およびストライカ取付ブラケット97を経てハウス補強部材28の前接続部74に略直線上に伝えることができるので、荷重の伝達効率を向上させることができる。
図12(a)に示すように、リヤホイールハウス18から離れた部位(具体的には、センタピラー14の下部37a,38a)に車体側方から衝撃荷重F1が入力する。
図12(b)に示すように、センタピラー14の下部37a,38aに衝撃荷重F1が入力することにより、衝撃荷重F1を下ドアヒンジ54およびビーム取付ブラケット67を経てドアビーム68の前端部68aに荷重F2として伝えられる。
図13(b)に示すように、荷重F3が前接続部74に伝えられることにより、ハウス補強部材28が後接続部76を支点にして車幅方向内側に矢印Aの如く曲げ変形する。
さらに、パネル部75に引張力Tが作用し、各頂部77a,78a,79aに圧縮力Cが作用する。この状態で、前接続部74に伝えられた荷重がハウス補強部材28を経てリヤバルクヘッド25の左脚部84に荷重F4として伝えられる。
ここで、リヤバルクヘッド25は車体11の骨格を構成する剛性の高い部材である。よって、アッパクロスメンバ85に伝えられた荷重F5や、ロアクロスメンバ86に伝えられた荷重F6をリヤバルクヘッド25で支えることができる。
これにより、リヤホイールハウス18が荷重F4で車室34側に大きく変形することを抑えることができる。
これにより、車体側方から入力した衝撃荷重F1でセンタピラー14が車室34側に大きく変形することを抑えることができる。
これにより、乗員45の胸部47に衝撃荷重F1の影響を与えないようにできる。
例えば、前記実施例では、前接続部74をインナホイールハウス71(フランジ71a)に接続し、後接続部76をリヤバルクヘッド25(左脚部84)に接続した例について説明したが、これに限らないで、前接続部74や後接続部76の接続に加えてパネル部75をインナホイールハウス71(前上部71b)に接続させることも可能である。
この場合も実施例と同様の効果を得ることができる。
Claims (9)
- リヤホイールハウスの車幅方向内側にリヤバルクヘッドが設けられ、
該リヤバルクヘッドに、前記リヤホイールハウスに接続される脚部と、該脚部の上端部から車幅方向内側に延びるアッパクロスメンバと、前記脚部の下端部から車幅方向内側に延びるロアクロスメンバとを含み、
前記リヤホイールハウスの車幅方向外側にサイドアウタパネルが接続され、該サイドアウタパネルにサイドドアで開閉可能なドア開口部が形成され、
該ドア開口部の開口フランジが前記サイドアウタパネルのパネルフランジおよび前記リヤホイールハウスの前フランジで形成され、
前記ドア開口部の後部にストライカが設けられ、該ストライカに係止可能なドアラッチが前記サイドドアの内部に設けられ、
該サイドドアの内部に補強用のドアビームが設けられた車体側部構造において、
前記リヤホイールハウスの前部に取り付けられたハウス補強部材を備え、
前記ハウス補強部材は、
前記ドア開口部の開口フランジに接続されることにより前記ストライカの車幅方向内側に設けられた前接続部と、
前記前接続部から前記リヤホイールハウスの前部に沿って車体後方で、かつ、車幅方向内側に向けて傾斜状に延出されたパネル部と、
該パネル部の後端部から張り出され、前記リヤバルクヘッドの脚部に接続された後接続部と、を有し、
前記ストライカの車幅方向外側に前記ドアビームの後端部が設けられ、前記ドアビームの後端部、前記ストライカおよび前記前接続部が車外側から車幅方向内側に向けてこの順に重なるように設けられたことを特徴とする車体側部構造。 - 前記パネル部が前記リヤホイールハウスの前部に接続されることを特徴とする請求項1記載の車体側部構造。
- 前記ハウス補強部材は、前記後接続部から前記前接続部まで略水平に延びるビードを有し、
該ビードは、車室側へ向けて膨出されることにより頂部を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の車体側部構造。 - 前記ハウス補強部材の前接続部が車体前方に向けて下り勾配に傾斜され、
前記ハウス補強部材は、
上下方向に複数のビードを有し、
前記複数のビードのうち少なくとも一つのビードは、前記ドアラッチおよび前記ストライカが係止する係止部と同等の高さ位置に配置され、
前記一つのビードの下方に形成された他のビードが、前端部から車体後方に向け上り勾配に傾斜され、前記一つのビードの中央部に合流することを特徴とする請求項1または請求項2記載の車体側部構造。 - 前記サイドドアの前部が回動自在に支持され、下部にシートベルト用のリトラクタを収納するリトラクタ開口部が形成されたセンタピラーを備え、
前記ドアビームは、
前記リトラクタ開口部より車幅方向外側で、かつ、該リトラクタ開口部に対峙するように前端部が配置されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の車体側部構造。 - 前記サイドドアの前部が回動自在に支持され、下部に脆弱部が形成されたセンタピラーを備え、
前記ドアビームは、
前記脆弱部より車幅方向外側で、かつ、該脆弱部に対峙するように前端部が配置されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の車体側部構造。 - 前記開口フランジの車幅方向外側において、前記サイドアウタパネルのうち車幅方向に張り出された開口段部壁に、前記ドアラッチが係止する前記ストライカが設けられ、
前記開口段部壁に対峙するように前記前接続部、前記ドアビームの後端部が配置されたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の車体側部構造。 - 前記ストライカは、前記サイドアウタパネルの開口段部壁に配置されたストライカ取付ブラケットに固定され、
前記サイドドアは、前記サイドアウタパネルの開口段部壁に対峙するドア段部壁を有し、
前記ドア段部壁に前記ドアビームの後端部が接続されたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の車体側部構造。 - 前記ドアビームの前端部が前記サイドドアの前部にビーム取付ブラケットを介して固定され、
該ビーム取付ブラケットが、前記サイドドアを前記センタピラーに支持する複数のドアヒンジのうち、最下位に配置されたドアヒンジに固定されたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の車体側部構造。
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