JP2020049998A - 車両ドア構造 - Google Patents

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晃圭 真田
Akiyoshi Sanada
晃圭 真田
志一 堀木
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志一 堀木
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【課題】ヒンジピッチが十分に確保できない場合でも、コストアップを抑えつつ、ドアの変形を効果的に防止できる車両ドア構造を提供する。【解決手段】車両に設けられ、略鉛直な面内で揺動して開閉するドア10は、前記ドア10の前後方向一端において、上下方向に間隔を開けて設けられた上側ヒンジ42および下側ヒンジ44と、前記ドア10を構成するドアアウタパネルおよびドアインナパネルの間に配され、車両前後方向に長尺なインパクトビーム30と、前記インパクトビーム30の一端部と前記インナパネルの一端部とを連結する前部エクステンション32と、を備え、前記下側ヒンジ44は、ピラーに取り付けられた固定部と、前記ドアインナパネルの一端部に取り付けられるとともに前記固定部に対して可動の可動部と、を有し、前記下側ヒンジ44の可動部は、前記前部エクステンション32と上方方向範囲が少なくとも部分的にラップする位置に設けられている。【選択図】図1

Description

本明細書は、車両に設けられ、上下一対のヒンジにより開閉されるドアの構造を開示する。
車両の側部には、上下一対のヒンジにより開閉するドアが設けられていることが多い。こうしたドアは、通常、ヒンジを介して保持される。側部のドアは、その上半分が窓となっているため、ヒンジは、この窓より下側に設けられる。また、ドアを安定して保持するために、通常、ヒンジは、上下に一つずつ、合計二つ設けられることが多い。
例えば、特許文献1には、車両のドアの下端近傍と、窓のすぐ下側と、の二箇所にヒンジを設けたドア構造が開示されている。このように、二つのヒンジを、上下に間隔を開けて配置することで、一つのヒンジにかかる負荷を軽減できる。
特開2017−149369号公報
ところで、ヒンジは、車両のピラーに取り付けられる固定部と、ドアに取り付けられる可動部と、に大別される。このヒンジの可動部とドアとの締結箇所には、ドアの自重による負荷がかかる。この負荷を受けて、ドアの一部が変形すると、ドアの自由端が下方に下がる、いわゆる「戸下がり」が生じる。こうした戸下がりが生じると、ドアの気密性が低下したり、ドアの一部が他部材と干渉したりするなど、種々の問題が生じる。
ここで、こうしたドアの変形を防止するためには、二つのヒンジの間隔(ヒンジピッチ)を大きくしたり、ドアのうちヒンジ可動部が締結される箇所周辺の強度を向上したりすればよい。しかし、ドアのデザインなどによっては、ヒンジピッチを大きくすることが難しい場合があった。また、ドアの強度を向上するために、可動部の締結部周辺に専用の補強部材を設けることも考えられるが、こうした専用部材を設けることは、コストアップや重量増加という別の問題を招く。
そこで、本明細書では、ヒンジピッチが十分に確保できない場合でも、コストアップを抑えつつ、ドアの変形を効果的に防止できる車両ドア構造を開示する。
本明細書で開示する車両ドア構造は、車両に設けられ、上下一対のヒンジにより開閉するドアの構造であって、前記ドアの前後方向一端において、上下方向に間隔を開けて設けられた上側ヒンジおよび下側ヒンジと、前記ドアを構成するドアアウタパネルおよびドアインナパネルの間に配され、車両前後方向に長尺なインパクトビームと、前記インパクトビームの一端部と前記インナパネルの一端部とを連結するエクステンションと、を備え、前記下側ヒンジは、ピラーに取り付けられた固定部と、前記ドアインナパネルの一端部に取り付けられるとともに前記固定部に対して可動の可動部と、を有し、前記下側ヒンジの可動部は、前記エクステンションと上方方向範囲が少なくとも部分的にラップする位置に設けられている、ことを特徴とする。
かかる構成とすることで、ドアインナパネルのうち、下側ヒンジの可動部の取付箇所周辺には、エクステンションが連結されることになる。エクステンションは、通常、鋼等の高強度材料で構成されるため、かかるエクステンションの近傍に可動部を取り付けることで、当該可動部の取付箇所周辺の強度が向上する。そして、これにより、ヒンジピッチが十分に確保できない場合でも、コストアップを抑えつつ、ドアインナパネル、ひいては、ドアの変形を効果的に防止できる。
また、前記ドアのうち、前記インパクトビームの上側および下側の双方に窓が設けられており、前記下側ヒンジは、前記下側の窓より上方に設けられていてもよい。
インパクトビームの上側だけでなく、下側にも窓を設けることで、乗員足元の視認性や、車両の意匠性を向上できる。また、本例では、ヒンジピッチを小さくしても、ドアインナパネルの変形を防止できるため、下側ヒンジを、下側の窓より上方に設けることができる。
また、前記ドアインナパネルには、前記エクステンションの取付箇所および可動部の取付箇所の双方を含む範囲に跨る単一の補強プレートが固着されていてもよい。
かかる補強プレートを設けることで、ドアインナパネルの変形をより効果的に防止できる。
本明細書で開示する車両ドア構造によれば、ヒンジピッチが十分に確保できない場合でも、コストアップを抑えつつ、ドアの変形を効果的に防止できる。
車両後部ドアを車幅方向外側からみた図である。 図1のA−A端面図である。 図1のB−B端面図である。 前部エクステンション周辺の分解斜視図である。
以下、図面を参照して車両の側部ドア10の構造について説明する。図1は、車両の側部に設けられるドア10を車両側方からみた図である。また、図2は、図1のA−A端面図であり、図3は、図2のB−B端面図である。さらに、図4は、前部エクステンション32周辺の分解斜視図である。なお、以下の図面において、「Fr」、「Up」、「Out」は、それぞれ車両の前方、上方、および、車幅方向外側を指す。
車両の側部にサイドアウタパネル64(図1では図示せず、図3参照)が設けられており、このサイドアウタパネル64には、乗員が乗降するための前部開口および後部開口が前後に並んで形成されている。また、サイドアウタパネル64の内側において、前部開口および後部開口は、車両の骨格部材であるピラー60(図1では図示せず、図2、図3参照)、レールおよびロッカ(図示せず)で取り囲まれている。
図1に示すドア10は、後部開口を開閉自在に覆う後部側部ドアである。このドア10は、図1に示す通り、ドア10の上部と下部それぞれに、窓12,18を有している。すなわち、ドア10の上側には、比較的、大きな上側窓12が設けられている。この上側窓12は、窓用開口14と、当該窓用開口14内を昇降する窓ガラス16と、で構成される。また、ドア10の下端近傍かつ前端近傍には、略逆三角形状の下側窓18が設けられている。この下側窓18は、窓用開口20と、当該窓用開口20に嵌め殺しされる窓ガラス22と、で構成されている。かかる下側窓18を設けることで、乗員足元の視認性が向上する。また、上側窓12に加え、さらに、下側窓18を設けることで、車両の開放感が向上し、車両の意匠性や車室内の居住性を向上できる。
次に、こうしたドア10の構造、特に、ヒンジの取付構造について説明する。ドア10は、図2、図3に示すように、車幅方向外側に配されたドアアウタパネル24と、車幅方向内側に配されたドアインナパネル26と、を有している。本例において、ドアインナパネル26は、車幅方向外側に開口した略ハット状の断面を有している。そして、ドアアウタパネル24およびドアインナパネル26それぞれの前後方向両端を接合することで、両パネル24,26の間に閉断面が形成される。ただし、当然ながら、ドアアウタパネル24およびドアインナパネル26のうち、窓用開口14,20に対応する箇所には、貫通孔が形成されている。
また、ドアインナパネル26より車幅方向内側には、車室内の意匠面を構成するドアトリム28が設けられている。ドアトリム28は、樹脂等で構成される意匠パネルである。このドアトリム28には、ドアポケットや、ドア内側ハンドルなどが形成される。また、当然ながら、ドアトリム28のうち窓用開口14,20に対応する箇所にも、貫通孔が形成されている。
ドアアウタパネル24およびドアインナパネル26の間の閉断面内には、車両前後方向に長尺なインパクトビーム30が配されている。インパクトビーム30は、車両が側面衝突した際の衝撃から乗員を保護するため、ドア10内部に設けられた梁材である。このインパクトビーム30は、例えば、断面円形のパイプ部材で、比較的高強度の材料、例えば、鋼等からなる。本例においてインパクトビーム30は、ドア10の後端近傍からドア10の前端近傍に延びるもので、車両前方に進むにつれて上方に進むように、前上がりに傾斜している。上述した下側窓18は、このインパクトビーム30のすぐ下側に配されている。
インパクトビーム30の軸方向両端は、エクステンション32,40を介してドアインナパネル26に連結されている。具体的には、インパクトビーム30の軸方向前端は、前部エクステンション32を介してドアインナパネル26に連結されている。前部エクステンション32は、鋼材等からなるブラケット部材である。この前部エクステンション32は、図4に示すように、インパクトビーム30が接合される第一接合部34と、ドアインナパネル26に接合される第二接合部36と、を有している。第一接合部34には、パイプ状のインパクトビーム30が嵌めこまれる断面半円状の凹部35が形成されている。この凹部35に、インパクトビーム30が車幅方向外側から嵌め込まれ、溶接等により接合される。第二接合部36は、第一接合部34の車両前後方向反対側に設けられており、第二接合部36は、第一接合部34より車幅方向外側にせり出している。この第二接合部36は、ドアインナパネル26に溶接等により接合される。
ここで、既述したとおり、また、図2に示す通り、ドアインナパネル26は、車幅方向外側に開口した略ハット状の断面を有している。換言すれば、ドアインナパネル26は、ハット形の天面に対応する主部26aと、ハット形の鍔に対応する鍔部26cと、主部26aおよび鍔部26cを接続する接続部26bと、を有している。前部エクステンション32の第二接合部36は、図2、図4に示すように、このドアインナパネル26の鍔部26cに接合されている。ただし、前部エクスパンションの第二接合部36と、ドアインナパネル26の鍔部26cとの間には、補強プレート27が介在している。補強プレート27は、ドアインナパネル26を補強するために設けられるプレート材で、例えば、鋼材等からなる。この補強プレート27は、鍔部26cから接続部26bにかけて延びる断面略L字状となっている。本例では、車幅方向外側から順に、第二接合部36、補強プレート27、鍔部26cを、厚み方向に重ねた状態で、これらが溶接等により接合されている。
図4におけるバツ印は、ドアインナパネル26、補強プレート27、前部エクスパンションのスポット溶接箇所を示している。図4に示すように、これらのスポット溶接は、上下方向に間隔を開けて複数個所で行なわれている。以下では、この前部エクステンション32をドアインナパネル26に接合するための複数の溶接箇所のうち、最上方の溶接箇所から最下方の溶接箇所までの高さ範囲を「エクステンション接合範囲Ec」と呼ぶ。
インパクトビーム30の軸方向後端は、後部エクステンション40を介してドアインナパネル26に連結されている。後部エクステンション40も、鋼材等からなるブラケット部材である。この後部エクステンション40の構成は、公知の技術を用いることができるため、ここでの詳説は省略する。
ドア10の前端は、上側ヒンジ42(図1参照)および下側ヒンジ44を介して、ピラー60に連結されている。上側ヒンジ42および下側ヒンジ44は、ほぼ同様であるため、以下では、下側ヒンジ44の構造を、図3を参照して説明する。下側ヒンジ44は、ピラー60に固定される固定部46と、ドア10に固定される可動部51と、に大別される。固定部46は、ピラー60の車幅方向外側端面から延びる固定側ブラケット48と当該固定側ブラケット48に取り付けられたヒンジピン50と、を有している。固定側ブラケット48は、例えば、ピラーアウタパネル62に螺合締結される。固定側ブラケット48の先端には、略鉛直方向に延びるヒンジピン50が取り付けられている。
可動部51は、可動側ブラケット52と挟持プレート54と、を有している。可動側ブラケット52は、ドアインナパネル26の鍔部26cから車両前方に延びるブラケットである。この可動側ブラケット52の先端には、上述したヒンジピン50が挿通されており、可動側ブラケット52は、当該ヒンジピン50を中心として回転できる。また、可動側ブラケット52の基端には、締結ボルト56が挿通される貫通孔(締結孔)が形成されている。
挟持プレート54は、鍔部26cを挟んで、この可動側ブラケット52の反対側に配されている。鍔部26cおよび挟持プレート54のうち、可動側ブラケット52の締結孔と対応する位置には、締結ボルト56が挿通される貫通孔(締結孔)が形成されている。挟持プレート54の裏面には、締結ボルト56と螺合するウェルドナット58が、この締結孔と同心に溶接等により固着されている。このウェルドナット58に締結ボルト56が螺合されることで、可動側ブラケット52が、ドア10に連結される。そして、これにより、ドア10が、可動側ブラケット52とともに、ヒンジピン50を中心として揺動できる。なお、後に詳説するように、本例において、下側ヒンジ44の挟持プレート54と、ドア10インナプレートの間には、補強プレート27が介在している。
以上のようなヒンジ42,44は、通常、上下方向に間隔を開けて二つ設けられる。この二つのヒンジ42,44の上下方向の間隔、すなわち、ヒンジピッチPは、可能な限り大きくすることが望ましい。これは、下側ヒンジ44にかかる負荷を軽減し、ひいては、ドアインナパネル26の変形を抑制するためである。すなわち、ヒンジピッチPが小さくなると、その分、ドア10には、車両前後方向後端が下方に下がるように、ドア10が回転しようとする。図1における矢印Fは、このドア10を回転させようとする力の向きを示している。この回転力Fは、ヒンジピッチPが小さいほど大きくなる。そして、ヒンジ、特に、下側ヒンジ44の可動部51周辺には、この回転力Fに抗する反力が発生する。そして、この反力が過大になると、下側ヒンジ44の可動部51が締結されるドアインナパネル26が変形し、ドア10全体が、後下がりに下がった、いわゆる「戸下がり」が発生するおそれがあった。戸下がりが生じると、ドア10の気密性が低下したり、ドア10の一部が他部材に干渉したり、種々の不具合を招く。
そこで、本来であれば、ヒンジピッチPは、極力大きくすることが望まれる。そのため、従来、上側ヒンジ42は、上側窓12のすぐ下側に、下側ヒンジ44は、ドア10の下端近傍に設けられることが多かった。しかし、本例では、上述したように、ドア10の下端近傍に下側窓18を設けている。この場合、下側ヒンジ44は、当該下側窓18を避けて、当該下側窓18より上方に設けなければならない。この場合、ヒンジピッチPを大きくとれず、下側ヒンジ44の締結箇所周辺にかかる負荷が大きいという問題があった。
ここで、下側ヒンジ44の締結箇所周辺にかかる負荷が大きくても、ドアインナパネル26が十分な強度を有していれば、当該ドアインナパネル26の変形は防止でき、上述した戸下がりを防止できる。そこで、下側ヒンジ44の締結箇所周辺のドアインナパネル26を補強するために、専用の補強部材を設けることが考えられる。しかし、こうした専用部材を設けることは、その分、コストの増加や部品点数の増加、重量の増加といった別の問題を招く。
そこで、本例では、下側ヒンジ44の可動部51を、その高さ範囲が前部エクステンション32と少なくとも一部ラップする高さに設置している。かかる構成とすることで、ドアインナパネル26のうち下側ヒンジ44の可動部51の締結箇所周辺が、前部エクステンション32や補強プレート27で補強されることになる。すなわち、上述したとおり、前部エクステンション32は、鋼等の比較的硬くて強度の高い材料で構成される。ドアインナパネル26のうち、かかる前部エクステンション32が接合された周辺は、当該前部エクステンション32で補強されるため、変形しにくくなる。この変形しにくい箇所に、下側ヒンジ44の可動部51を取り付けることで、可動部51から反力を受けても前部エクステンション32が変形しにくくなる。
また、既述したとおり、この前部エクステンション32の接合部周辺を補強するために、前部エクステンション32とドアインナパネル26との間には、補強プレート27が介在している。本例では、この補強プレート27を、ドアインナパネル26の鍔部26cから接続部26bにかけて延びる略L字形状とし、当該補強プレート27を、ドアインナパネル26と挟持プレート54の間にも介在させている。換言すれば、本例では、ドアインナパネル26のうち、前部エクステンション32の取付箇所および可動部51の取付箇所の双方を含む範囲に跨る単一の補強プレート27を設けている。これにより、ドアインナパネル26のうち、下側ヒンジ44の可動部51の締結箇所周辺がより強固に補強され、ドアインナパネル26の変形がより効果的に防止できる。また、補強プレート27は、もともと、前部エクステンション32の周辺の補強に用いられているものを共用しているため、部品点数やコストの増加を抑えつつ、可動部51周辺を補強できる。
なお、これまで説明した構成は一例であり、下側ヒンジ44の可動部51(可動側ブラケット52および挟持プレート54)を、前部エクステンション32と上方方向範囲が少なくとも部分的にラップする位置に設けるのであれば、その他の構成は、適宜、変更されてもよい。なお、ドアインナパネル26のうち、下側ヒンジ44からの反力を最も受けやすいのは、締結孔周辺であり、この締結孔周辺が補強されることが望ましい。また、前部エクステンション32による補強効果が得られやすいのは、当該前部エクステンション32の第二接合部36のうちドアインナパネル26に接合される高さ範囲(エクステンション接合範囲Ec)である。したがって、下側ヒンジ44の可動部51の締結孔が、この前部エクステンション32の接合範囲Ec内に位置することが特に望ましい。
また、上述の説明では、補強プレート27を設けているが、十分な強度が得られるのであれば、こうした補強プレート27は、省略されてもよい。また、本例では、ドア10の下部に下側窓18を設けているが、かかる下側窓18は無くてもよい。さらに、これまでは、後部側部ドアを例に挙げて説明したが、本例の技術は、前部側部ドアに適用されてもよい。また、これまでは、座席が前後に二列並んだ車両を例に挙げて説明したが、本明細書に開示の技術は、他の車両、例えば、側部ドアが左右に一つずつ設けられたクーペ型の車両や、運転席と荷室とが分離しているトラック等にも適用できる。
10 ドア、12 上側窓、14,20 窓用開口、16,22 窓ガラス、18 下側窓、24 ドアアウタパネル、26 ドアインナパネル、27 補強プレート、28 ドアトリム、30 インパクトビーム、32 前部エクステンション、34 第一接合部、35 凹部、36 第二接合部、40 後部エクステンション、42 上側ヒンジ、44 下側ヒンジ、46 固定部、48 固定側ブラケット、50 ヒンジピン、51 可動部、52 可動側ブラケット、54 挟持プレート、56 締結ボルト、58 ウェルドナット、60 ピラー、62 ピラーアウタパネル、64 サイドアウタパネル。

Claims (1)

  1. 車両に設けられ、略鉛直な面内で揺動して開閉するドアの構造であって、
    前記ドアの前後方向一端において、上下方向に間隔を開けて設けられた上側ヒンジおよび下側ヒンジと、
    前記ドアを構成するドアアウタパネルおよびドアインナパネルの間に配され、車両前後方向に長尺なインパクトビームと、
    前記インパクトビームの一端部と前記ドアインナパネルの一端部とを連結するエクステンションと、
    を備え、
    前記下側ヒンジは、ピラーに取り付けられた固定部と、前記ドアインナパネルの一端部に取り付けられるとともに前記固定部に対して可動の可動部と、を有し、
    前記下側ヒンジの可動部は、前記エクステンションと上方方向範囲が少なくとも部分的にラップする位置に設けられている、
    ことを特徴とする車両ドア構造。
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